JP2009169134A - プロジェクタ、調整装置および投写方法 - Google Patents

プロジェクタ、調整装置および投写方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理負荷を軽減した状態で、選択可能な複数のカラーモードで対象画像を一覧表示することが可能なプロジェクタ等を提供すること。
【解決手段】プロジェクタ100が、区分領域ごとにカラーモードごとの対象画像を示す一覧プレビュー画像を生成する画像生成部150と、前記カラーモードに応じた複数種の調整部材を有する調整ユニット210と、調整ユニット210を駆動する駆動部230と、一覧プレビュー指示状態かどうかを判定する判定部140と、前記一覧プレビュー指示状態の場合、光源192からの光を、調整部材220を透過させることにより、前記一覧プレビュー画像を投写する投写部190を含んで構成され、駆動部230が、前記一覧プレビュー指示状態の場合、前記区分領域に対応した位置に当該区分領域に対応した調整部材220が位置するように、調整ユニット210を駆動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、カラーモードに応じたプレビュー画像を表示するプロジェクタ、調整装置および投写方法に関する。
プロジェクタは、シアター、ナチュラル等の設定カラーモードに応じて画像を投写する。特開2007−74347号公報に記載されているように、ユーザは、OSD(On Screen Display)画像が表示された状態で、キーを操作して所望のカラーモードを選択する。また、当該公報では、比較を容易にするため、プロジェクタが、現在使用中のパラメータセットに基づいて調整された画像と、登録済みのパラメータセットに基づいて調整された画像を同時に表示することが記載されている。
特開2007−74347号公報
しかし、上記公報の手法では、パラメータセットに基づいて各画像を調整する必要があるため、画像処理が複雑になる。また、上記公報の手法は、現在表示されていない複数の画像モードを比較する手法ではないため、ユーザは比較対象の選択、比較用画像の投写、比較を複数回行う必要がある。このため、ユーザが所望の画像モードを決定するまでの時間が長くなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、画像処理負荷を軽減した状態で、選択可能な複数のカラーモードで対象画像を一覧表示することが可能なプロジェクタ、調整装置および投写方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクタは、区分領域ごとにカラーモードごとの対象画像を示す一覧プレビュー画像を生成する画像生成部と、前記カラーモードに応じた複数種の調整部材を有する調整ユニットと、当該調整ユニットを駆動する駆動部と、一覧プレビュー指示状態かどうかを判定する判定部と、前記一覧プレビュー指示状態の場合、光源からの光を、前記調整部材を透過させ、あるいは、前記調整部材で反射させることにより、前記一覧プレビュー画像を投写する投写部と、を含み、前記駆動部は、前記一覧プレビュー指示状態の場合、前記区分領域に対応した位置に当該区分領域に対応した前記調整部材が位置するように、前記調整ユニットを駆動することを特徴とする。
また、本発明に係る調整装置は、所定の情報をプロジェクタと入出力する入出力部と、カラーモードに応じた複数種の調整部材を有する調整ユニットと、当該調整ユニットを駆動する駆動部と、を含む調整装置であって、前記入出力部は、プロジェクタから区分領域ごとにカラーモードごとの対象画像を示す一覧プレビュー画像を表示することを指示する一覧プレビュー指示情報を入力し、前記駆動部は、前記一覧プレビュー指示情報が入力された場合、前記区分領域に対応した位置に当該区分領域に対応した前記調整部材が位置するように、前記調整ユニットを駆動することを特徴とする。
また、本発明に係る投写方法は、カラーモードに応じた複数種の調整部材を有する調整ユニットを含むプロジェクタを用いた画像の投写方法であって、前記プロジェクタは、一覧プレビュー指示状態かどうかを判定し、一覧プレビュー指示状態である場合、区分領域ごとにカラーモードごとの対象画像を示す一覧プレビュー画像を生成し、前記区分領域に対応した位置に当該区分領域に対応した前記調整部材が位置するように、前記調整ユニットを駆動し、光源からの光を、前記調整部材を透過させ、あるいは、前記調整部材で反射させることにより、前記一覧プレビュー画像を投写することを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクタ等は、区分領域に対応した位置に当該区分領域に対応した調整部材が位置するように、調整ユニットを駆動することにより、カラーモードごとの画像処理を実行することなく、異なるカラーモードごとの対象画像を同時に表示するプレビュー画像を投写することができる。これにより、プロジェクタ等は、画像処理負荷を軽減した状態で、使用対象の画像モードをより短時間でユーザに決定させることができる。
また、前記プロジェクタは、前記一覧プレビュー指示状態の場合、最高輝度で発光されるように前記光源を制御する制御部を含んでもよい。
これによれば、プロジェクタは、最高輝度で発光されるように光源を制御することにより、最も明るいカラーモードでの対象画像を適切に投写することができる。
また、前記プロジェクタは、ユーザによるカラーモードの選択を示す選択情報を入力する情報入力部を含み、前記駆動部は、前記選択情報に基づき、選択されたカラーモードに応じた前記調整部材が位置するように、前記調整ユニットを駆動してもよい。
これによれば、プロジェクタは、カラーモードに応じた画像処理を実行することなく、画像処理負荷を軽減した状態で、選択に応じたカラーモードで画像を投写することができる。
また、前記調整部材は、当該調整部材がどのカラーモードに対応しているかを示す識別情報を有し、前記調整ユニットは、各調整部材の配置および前記識別情報を示す配置情報を前記駆動部に出力し、前記駆動部は、前記配置情報と、前記選択情報とに基づき、前記調整ユニットを駆動してもよい。
これによれば、プロジェクタは、どの位置にどのカラーモードに対応した調整部材が配置されているかを把握することができるため、調整ユニットをより適切に駆動することができる。
また、前記調整部材は、前記調整ユニットに着脱自在に形成されていてもよい。
これによれば、プロジェクタは、あるカラーモードに対応した調整部材が別のカラーモードに対応した調整部材に変更された場合であっても、変更後の調整部材が対応しているカラーモードを把握することができ、カラーモードの変更や仕様の変更等にも適切に対応することができる。
また、前記プロジェクタは、選択可能なカラーモードと、前記調整ユニットにおける各調整部材の配置とを示す選択可能カラーモードデータを記憶する記憶部と、前記選択可能カラーモードデータを更新する更新部と、を含み、前記画像生成部は、前記選択可能カラーモードデータに基づき、前記一覧プレビュー画像を生成し、前記調整ユニットは、前記調整部材の着脱に応じて前記配置情報を前記更新部に出力し、前記更新部は、前記配置情報に基づき、前記選択可能カラーモードデータを更新してもよい。
これによれば、プロジェクタは、調整ユニットに設けられている調整部材のカラーモードを把握することができるため、調整ユニットの最新の状態を把握することができ、カラーモードの変更や仕様の変更等にも適切に対応することができる。
以下、本発明をプロジェクタに適用した実施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成のすべてが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施例)
図1(A)は、第1の実施例におけるプロジェクタ100のプレビュー時の正面図であり、図1(B)は、第1の実施例におけるプロジェクタ100の通常時の正面図である。また、図2(A)は、第1の実施例におけるプロジェクタ100のプレビュー時の側面図であり、図2(B)は、第1の実施例におけるプロジェクタ100の通常時の側面図である。また、図3(A)は、第1の実施例における生成時の一覧プレビュー画像300の一例を示す図であり、図3(B)は、第1の実施例における投写時の一覧プレビュー画像300の一例を示す図である。
プロジェクタ100は、カラーモードに応じた3種類の調整部材220−1〜220―3と、調整部材220を一体化した調整ユニット210を水平方向に移動させる駆動部230−1と、調整ユニット210を垂直方向に移動させる駆動部230−2を含んで構成されている。なお、駆動部230−2はプロジェクタ100本体に取り付けられている。
ここでは、カラーモードとして、プレゼンテーション、リビング、シアター、sRGBがあり、調整部材220−1がプレゼンテーション、調整部材220−2がリビング、調整部材220−3がシアター、調整部材220−4がsRGBに対応しているものとする。
例えば、プレビュー時の場合、図1(A)および図2(A)に示すように、調整部材220−1〜220−4の一部がプロジェクタ100のレンズの前に位置している。これにより、プロジェクタ100は、図3(A)に示す一覧プレビュー画像300をスクリーン等に投写すれば、図3(B)に示すように、調整部材220−1を透過した対象画像302−1、調整部材220−2を透過した対象画像302−2、調整部材220−3を透過した対象画像302−3、調整部材220−4を透過した対象画像302−4を表示することができる。
また、ユーザが、一覧プレビュー画像300が投写された状態で、カラーモードとしてシアターを選択した場合、図1(B)および図2(B)に示すように、シアターに対応した調整部材220−3のみがプロジェクタ100のレンズの前面に位置するように、駆動部230は調整ユニット210を移動させる。これにより、プロジェクタ100は、カラーモードに対応した画像を投写することができる。
次に、このような機能を有するプロジェクタ100の機能ブロックについて説明する。図4は、第1の実施例におけるプロジェクタ100の機能ブロック図である。
プロジェクタ100は、外部のPC(Personal Computer)等の画像供給装置から画像情報を入力する画像入力部110と、リモートコントローラ等からユーザの選択情報等を入力する情報入力部112と、記憶部130と、記憶部130内のデータを更新する更新部120と、種々の判定を行う判定部140を含んで構成されている。
また、プロジェクタ100は、画像を生成する画像生成部150と、光源192を有する投写部190と、光源192、駆動部230等を制御する制御部160と、調整部材220を有する調整ユニット210と、調整ユニット210を駆動する駆動部230を含んで構成されている。また、記憶部130は、選択可能なカラーモードを示す選択可能カラーモードデータ132、画像データ134等を記憶している。
なお、選択可能カラーモードデータ132は、例えば、カラーモードと、調整ユニット210における調整部材220の位置との対応付けを示すデータである。例えば、選択可能カラーモードデータ132は、左上の調整部材220−1がプレゼンテーションに対応し、右上の調整部材220−2がリビングに対応し、右下の調整部材220−3がシアターに対応し、左下の調整部材220−4がsRGBに対応していることを示す。
また、これらの各部の機能は、例えば、以下のハードウェアを用いてプロジェクタ100に実装されてもよい。例えば、画像入力部110としては画像信号入力端子等、情報入力部112としては赤外ポート等、更新部120、判定部140、制御部160としてはCPU等、記憶部130としてはRAM等、画像生成部150としては画像処理回路等、投写部190としてはランプ、液晶パネル、レンズ等、駆動部230としてはモータ等、調整部材220としては透過フィルタ(例えば、輝度や色を変更するフィルタ等)等が採用されてもよい。
次に、これらの各部を用いたカラーモード変更時の処理の流れについて説明する。図5は、第1の実施例におけるカラーモード変更時の処理の流れを示すフローチャートである。
画像入力部110は、画像情報(例えば、RGB信号等)を入力し、更新部120は、画像情報に基づき、画像データ134を更新し、画像生成部150は、画像データ134に基づき、通常画像を生成し、投写部190は、当該画像を投写する(ステップS1)。なお、ここでは、カラーモードとしてリビングが設定されており、プロジェクタ100のレンズの前に調整部材220−2が位置しているものとする。
判定部140は、情報入力部112からの情報に基づき、ユーザによるプレビュー指示があるかどうかを判定する(ステップS2)。なお、プレビュー指示はユーザによるものには限定されず、外部の画像供給装置等からによる指示であってもよい。
プレビュー指示があった場合、制御部160は、最高輝度で発光するように光源192を制御する(ステップS3)。ユーザ設定等によって輝度が調整されている場合等であっても、カラーモードに応じた適切な輝度で画像を投写するためである。なお、制御部160は、輝度変更前の制御値を内部または記憶部130に記憶してもよい。
また、この場合、制御部160は、選択可能カラーモードデータ132に基づき、駆動部230を制御することにより、すべての調整部材220を光が透過して一覧プレビュー画像300が投写されるように調整ユニット210を移動させる(ステップS4)。これにより、プロジェクタ100は、図1(A)および図2(A)に示す状態になる。
画像生成部150は、選択可能カラーモードデータ132と、画像データ134に基づき、図3(A)に示すように、現在表示されている画像(対象画像)を4つの区分領域にそれぞれ配置した一覧プレビュー画像300を生成する(ステップS5)。なお、一覧プレビュー画像300には、画像モードの名称(例えば、プレゼンテーション、シアター等)が含まれてもよい。
投写部190は、一覧プレビュー画像300を、調整部材220を介して投写する(ステップS6)。これにより、図3(B)に示す一覧プレビュー画像300が投写される。
ユーザは、リモートコントローラの数字キー等を操作して所望のカラーモードを選択する。判定部140は、情報入力部112からの選択情報に基づき、カラーモードの選択があったかどうかを判定する(ステップS7)。
カラーモードが選択された場合(ここでは、シアターが選択されたものとする。)、制御部160は、選択可能カラーモードデータ132に基づき、駆動部230を制御することにより、選択されたカラーモードに応じた調整部材220−2を光が透過して画像が投写されるように調整ユニット210を移動させる(ステップS8)。これにより、プロジェクタ100は、図1(B)および図2(B)に示す状態になる。
制御部160は、記憶済みの元の制御値を参照し、カラーモードの変更前の輝度で投写されるように光源192を制御する(ステップS9)。
画像生成部150は、画像データ134に基づき、カラーモードに基づかない通常画像を生成し、投写部190は、当該画像を投写する(ステップS10)。すなわち、調整部材220を介して画像を投写する場合、プロジェクタ100は、カラーモードに応じた画像処理を実行しなくてもよい。
図6(A)は、第1の実施例における変更前の投写時の通常画像310を示す図であり、図6(B)は、第1の実施例における変更後の投写時の通常画像312を示す図である。例えば、図1(B)および図2(B)に示すように、調整部材220−3がレンズの前に配置されることにより、投写時の通常画像312は、カラーモードがシアターの状態で投写される。
以上のように、本実施例によれば、プロジェクタ100は、複数種のカラーモードに応じた一覧プレビュー画像300を投写することにより、ユーザにカラーモード変更後の画像の状態を一目で確認させることができる。しかも、本実施例によれば、プロジェクタ100は、対象画像として現在表示されている画像を用いることにより、現在表示されている画像がカラーモードの変更によってどのように変わるかをユーザにわかりやすく提示することができる。これにより、ユーザは、カラーモードごとの対象画像302を比較しながらカラーモードを決定することができるため、所望のカラーモードを選択しやすい。
また、本実施例によれば、プロジェクタ100は、区分領域に対応した位置に当該区分領域に対応した調整部材220が位置するように、調整ユニット210を駆動することにより、カラーモードごとの画像処理を実行することなく、異なるカラーモードごとの対象画像302を同時に表示するプレビュー画像300を投写することができる。これにより、プロジェクタ100は、画像処理負荷を軽減した状態で、使用対象の画像モードをより短時間でユーザに決定させることができる。
また、本実施例によれば、プロジェクタ100は、最高輝度で発光されるように光源192を制御することにより、最も明るいカラーモードでの対象画像302を適切に投写することができる。
また、本実施例によれば、プロジェクタ100は、調整ユニット210を移動させることにより、カラーモードに応じた調整部材220をレンズの前に配置することができるため、カラーモードに応じた画像処理を実行することなく、画像処理負荷を軽減した状態で、選択に応じたカラーモードで画像を投写することができる。
(第2の実施例)
第1の実施例では調整部材220は固定されているが、調整部材220は着脱自在、すなわち、交換可能に形成されてもよい。また、調整ユニット210自体もプロジェクタ100から独立した調整装置として形成されてもよい。次に、このような調整装置とプロジェクタについて説明する。
図7は、第2の実施例における調整部材221と支持部229を示す図である。調整ユニット211は、十字状の支持部229と、支持部229に着脱自在に形成された調整部材221−1〜221−4を含んで構成されている。なお、着脱するための機構としては、凹凸の噛み合わせ機構、電磁気による機構等の一般的に用いられている種々の機構が該当する。
次に、プロジェクと調整装置の機能ブロックについて説明する。図8は、第2の実施例におけるプロジェクタ101の機能ブロック図である。プロジェクタ101は、図4に示すプロジェクタ100の構成に加えて情報出力部114を含み、調整ユニット210および駆動部230を含まない。
図9は、第2の実施例における調整装置200の機能ブロック図である。調整装置200は、調整ユニット211と、駆動部230と、情報入力部240と、更新部250と、記憶部260と、情報出力部270を含んで構成されている。
また、調整ユニット211は、調整部材221と、支持部229を含む。また、調整部材221は、識別情報225を記憶する記憶部224と、透過フィルタ226を含む。なお、識別情報225は、透過フィルタ226が対応しているカラーモードを示す情報である。
また、記憶部260は、各調整部材221の識別情報225および調整部材221が取り付けられている位置を示す配置情報262を記憶している。
なお、ハードウェア構成は第1の実施例と同様であるため、共通する部分についての説明は省略する。例えば、情報出力部114、情報入力部240、情報出力部270としては赤外ポート、USBインターフェイス等、記憶部224、記憶部260としてはRAM等、更新部250としてはCPU等が採用されてもよい。
次に、これらの各部を用いた調整部材221の着脱時の処理の流れについて説明する。図10は、第2の実施例における調整部材221の着脱時の処理の流れを示すフローチャートである。
情報入力部240は、支持部229に対する調整部材221の着脱があったかどうかを判定する(ステップS11)。なお、着脱を判定する具体的な手法としては、例えば、センサ等によって物理的な接触を検出する手法、電気的な接触を検出する手法等が採用されてもよい。
着脱があった場合、情報入力部240は、支持部229に取り付けられているすべての調整部材221の識別情報225を読み取る(ステップS12)。なお、情報入力部240は、支持部229への調整部材221の取り付け位置と関連付けて識別情報225を読み取ってもよい。
更新部250は、読み取られた識別情報225に基づき、配置情報262を更新する(ステップS13)。例えば、配置情報262は、左上がプレゼンテーション、右上がリビング、右下がシアター、左下がsRGB等の情報を示す。情報出力部270は、配置情報262をプロジェクタ101に出力する(ステップS14)。
プロジェクタ101の情報入力部112は、調整装置200から配置情報262を入力する(ステップS15)。更新部120は、配置情報262に基づき、選択可能カラーモードデータ132を更新する(ステップS16)。これにより、プロジェクタ101は、調整装置200に取り付けられている各調整部材221の位置と各調整部材221が対応しているカラーモードを把握することができる。
以上のように、本実施例によれば、プロジェクタ101は、どの位置にどのカラーモードに対応した調整部材221が配置されているかを把握することができるため、調整ユニット211をより適切に駆動することができる。
また、本実施例によれば、プロジェクタ101は、あるカラーモードに対応した調整部材221が別のカラーモードに対応した調整部材221に変更された場合であっても、変更後の調整部材221が対応しているカラーモードを把握することができ、カラーモードの変更や仕様の変更等にも適切に対応することができる。
また、本実施例によれば、プロジェクタ101は、調整ユニット211に設けられている調整部材221のカラーモードを把握することができるため、調整ユニット211の最新の状態を把握することができ、カラーモードの変更や仕様の変更等にも適切に対応することができる。
(第3の実施例)
第1および第2の実施例では調整部材220、221は透過型のものであるが、反射型の調整部材も採用可能である。また、第1および第2の実施例では前面投写型のプロジェクタ100、101が用いられているが、本発明はリアプロジェクタに適用されてもよい。図11は、第3の実施例におけるリアプロジェクタ400の模式図である。
リアプロジェクタ400は、プロジェクタ101と、リアプロジェクタ400の背面に設けられ、反射型の調整部材222−1、222−2を有する調整ユニット212と、調整ユニット212を垂直方向に駆動する駆動部231と、リアプロジェクタ400の前面に設けられた透過型スクリーン410を含んで構成されている。
例えば、図11に示す状態では、プロジェクタ101からの光が調整部材222−2で反射して透過型スクリーン410を透過しているが、駆動部231が調整ユニット212を下方向に移動させることにより、プロジェクタ101からの光が調整部材222−1で反射して透過型スクリーン410を透過するように調整することができる。
このように、本実施例によれば、リアプロジェクタ400は、反射型の調整部材222を用いて第1および第2の実施例と同様の作用効果を奏することができる。
(第4の実施例)
第1〜第3の実施例では、調整部材220〜222は矩形状であるが形状は任意であり、例えば、調整部材は円形状であってもよい。また、第1〜第3の実施例では、調整ユニット210〜212は、垂直方向、水平方向に駆動されたが、調整ユニットは回転駆動されてもよい。また、プレビュー専用の調整部材が設けられてもよい。
図12は、第4の実施例における調整ユニット213の正面図である。調整ユニット213は、プロジェクタ100の前面中央の最上部を回転軸として回転可能に形成されている。また、調整ユニット213は、プレビュー専用の3つの区分領域に区分された調整部材223−1と、第1のカラーモード(例えば、プレゼンテーション等)に応じた調整部材223−2と、第2のカラーモード(例えば、シアター等)に応じた調整部材223−3と、第4のカラーモード(例えば、sRGB等)に応じた調整部材223−4と、これらを支持する支持部228を含んで構成されている。
駆動部232が調整ユニット213を回転駆動することにより、調整部材223−1がプロジェクタ100のレンズを覆う状態になる。これにより、3つのカラーモードに応じた一覧プレビュー画像が投写される。
また、特定のカラーモード(ここでは、シアターとする。)が選択された場合、駆動部232が、調整ユニット213を回転駆動することにより、調整部材223−3をプロジェクタ100のレンズの位置に移動させることにより、選択されたカラーモードに応じた画像が投写される。
以上のように、調整部材223が円形状であり、調整ユニット213が回転駆動される場合であっても、第1〜第3の実施例と同様の作用効果が奏される。なお、調整部材223も支持部228に対して着脱自在に形成されてもよい。
(その他の実施例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、調整部材220〜223だけではカラーモードに応じた画像を投写できない場合、画像生成部150は、選択されたカラーモードに応じて色および明るさの少なくとも一方を補助的に調整して画像を生成してもよい。
また、対象画像は、現在表示されている画像には限定されず、例えば、プレビュー専用の画像、単一色の画像等であってもよい。また、上述した実施例では、プレビュー時と通常時で光源192の輝度が変更されているが、光源192の輝度は変更されなくてもよい。
また、調整部材220〜223を介さずに画像が投写されてもよい。また、複数の調整部材220〜223を介して(例えば、2つの調整部材221を画像の光が透過して)画像が投写されてもよい。
また、上述した実施例では、調整部材220〜223は、プロジェクタ本体の外部に設けられているが、プロジェクタ本体の内部に設けられてもよい。具体的には、例えば、投写用の光が投写用のレンズに入射する直前の位置に調整部材が設けられてもよい。
また、第2の実施例では、調整部材221は、識別情報225を記憶する記憶部224を有しているが、例えば、識別情報が2次元バーコード等であってもよい。この場合、情報入力部240は、調整部材221に印字された2次元バーコードを読み取ることにより、識別情報を入力してもよい。
また、プロジェクタ100、101は、液晶プロジェクタには限定されず、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ等であってもよい。なお、DMDは米国テキサス・インスツルメンツ社の商標である。また、プロジェクタ100の機能を複数の装置(例えば、PCとプロジェクタ等)に分散して実装してもよい。
図1(A)は、第1の実施例におけるプロジェクタのプレビュー時の正面図であり、図1(B)は、第1の実施例におけるプロジェクタの通常時の正面図である。 図2(A)は、第1の実施例におけるプロジェクタのプレビュー時の側面図であり、図2(B)は、第1の実施例におけるプロジェクタの通常時の側面図である。 図3(A)は、第1の実施例における生成時の一覧プレビュー画像の一例を示す図であり、図3(B)は、第1の実施例における投写時の一覧プレビュー画像の一例を示す図である。 第1の実施例におけるプロジェクタの機能ブロック図である。 第1の実施例におけるカラーモード変更時の処理の流れを示すフローチャートである。 図6(A)は、第1の実施例における変更前の投写時の通常画像を示す図であり、図6(B)は、第1の実施例における変更後の投写時の通常画像を示す図である。 第2の実施例における調整部材と支持部を示す図である。 第2の実施例におけるプロジェクタの機能ブロック図である。 第2の実施例における調整装置の機能ブロック図である。 第2の実施例における調整部材の着脱時の処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施例におけるリアプロジェクタの模式図である。 第4の実施例における調整ユニットの正面図である。
符号の説明
100、101 プロジェクタ、110 画像入力部、112 情報入力部、114 情報出力部、120 更新部、130 記憶部、132 選択可能カラーモードデータ、134 画像データ、140 判定部、150 画像生成部、160 制御部、190 投写部、192 光源、200 調整装置、210〜213 調整ユニット、220〜223 調整部材、224 記憶部、225 識別情報、226 透過フィルタ、228、229 支持部、230〜232 駆動部、240 情報入力部、250 更新部、260 記憶部、262 識別情報、264 配置情報、270 情報出力部、300 一覧プレビュー画像、302 対象画像、310、312 通常画像、400 リアプロジェクタ、410 透過型スクリーン

Claims (8)

  1. 区分領域ごとにカラーモードごとの対象画像を示す一覧プレビュー画像を生成する画像生成部と、
    前記カラーモードに応じた複数種の調整部材を有する調整ユニットと、
    当該調整ユニットを駆動する駆動部と、
    一覧プレビュー指示状態かどうかを判定する判定部と、
    前記一覧プレビュー指示状態の場合、光源からの光を、前記調整部材を透過させ、あるいは、前記調整部材で反射させることにより、前記一覧プレビュー画像を投写する投写部と、
    を含み、
    前記駆動部は、前記一覧プレビュー指示状態の場合、前記区分領域に対応した位置に当該区分領域に対応した前記調整部材が位置するように、前記調整ユニットを駆動することを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
    前記一覧プレビュー指示状態の場合、最高輝度で発光されるように前記光源を制御する制御部を含むことを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1、2のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    ユーザによるカラーモードの選択を示す選択情報を入力する情報入力部を含み、
    前記駆動部は、前記選択情報に基づき、選択されたカラーモードに応じた前記調整部材が位置するように、前記調整ユニットを駆動することを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項3に記載のプロジェクタにおいて、
    前記調整部材は、当該調整部材がどのカラーモードに対応しているかを示す識別情報を有し、
    前記調整ユニットは、各調整部材の配置および前記識別情報を示す配置情報を前記駆動部に出力し、
    前記駆動部は、前記配置情報と、前記選択情報とに基づき、前記調整ユニットを駆動することを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項4に記載のプロジェクタにおいて、
    前記調整部材は、前記調整ユニットに着脱自在に形成されていることを特徴とするプロジェクタ。
  6. 請求項5に記載のプロジェクタにおいて、
    選択可能なカラーモードと、前記調整ユニットにおける各調整部材の配置とを示す選択可能カラーモードデータを記憶する記憶部と、
    前記選択可能カラーモードデータを更新する更新部と、
    を含み、
    前記画像生成部は、前記選択可能カラーモードデータに基づき、前記一覧プレビュー画像を生成し、
    前記調整ユニットは、前記調整部材の着脱に応じて前記配置情報を前記更新部に出力し、
    前記更新部は、前記配置情報に基づき、前記選択可能カラーモードデータを更新することを特徴とするプロジェクタ。
  7. 所定の情報をプロジェクタと入出力する入出力部と、
    カラーモードに応じた複数種の調整部材を有する調整ユニットと、
    当該調整ユニットを駆動する駆動部と、
    を含む調整装置であって、
    前記入出力部は、プロジェクタから区分領域ごとにカラーモードごとの対象画像を示す一覧プレビュー画像を表示することを指示する一覧プレビュー指示情報を入力し、
    前記駆動部は、前記一覧プレビュー指示情報が入力された場合、前記区分領域に対応した位置に当該区分領域に対応した前記調整部材が位置するように、前記調整ユニットを駆動することを特徴とする調整装置。
  8. カラーモードに応じた複数種の調整部材を有する調整ユニットを含むプロジェクタを用いた画像の投写方法であって、
    前記プロジェクタは、
    一覧プレビュー指示状態かどうかを判定し、
    一覧プレビュー指示状態である場合、
    区分領域ごとにカラーモードごとの対象画像を示す一覧プレビュー画像を生成し、
    前記区分領域に対応した位置に当該区分領域に対応した前記調整部材が位置するように、前記調整ユニットを駆動し、
    光源からの光を、前記調整部材を透過させ、あるいは、前記調整部材で反射させることにより、前記一覧プレビュー画像を投写することを特徴とする投写方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012003041A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Seiko Epson Corp マルチプロジェクションシステム、プロジェクター、及び、画像投射制御方法

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