JP6778819B2 - 投射型映像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投射型映像表示装置に関し、特に、画像のアスペクト比を変更するレンズを取り付けた際の操作性の向上に有効な技術に関する。
近年、スクリーンなどに映像を投射する投影型映像表示装置、すなわちプロジェクタなどでは、画像のアスペクト比を変更して表示する要求がある。例えば、縦長の画像などをより大きく表示する場合や投影する画像が途切れてしまう場合などである。
横長のアスペクト比の画像を縦長のアスペクト比の画像に変更して表示する技術としては、例えばコンバータレンズを取り付けるものがある。このコンバータレンズは、プロジェクタ本体から投射された照明光を例えば90°程度回転させて出射するレンズなどからなり、プロジェクタ本体と該プロジェクタ本体に取り付けられている本体レンズとの間に取り付けられる。
上述したプロジェクタ本体には、レンズシフト機構が設けられている。このレンズシフト機構は、投射レンズを光軸に直行する2軸方向、すなわち水平方向および垂直方向に移動させる機構である。これにより、スクリーン上に投射される映像表示位置を移動して調整することができる。
また、コンバータレンズが取り付けられた際には、表示画像が90°程度回転するためにプロジェクタ本体が有するレンズシフト機能による画像位置の調整は困難である。よって、コンバータレンズにも、画像位置を調整するためには同様にレンズシフト機構を設ける必要がある。この種のレンズシフト機能は、例えばユーザがプロジェクタに付属されるリモコンなどを操作することによって動作させることが広く行われている。
しかしながら、プロジェクタ本体は、コンバータレンズが取り付けられたことを認識することができない。そのために、コンバータレンズが取り付けられた状態にて、ユーザがリモコンによって画像位置の調整を行う操作を行うと、プロジェクタ本体が有するレンズシフト機構およびコンバータレンズが有するレンズシフト機構の両方が稼働してしまい、画像調整ができなくなってしまったり、表示装置本体とコンバータレンズ部が別々に動作してしまい、ユーザの本意と異なった操作をしてしまうなどの問題がある。
本発明の目的は、表示画像のアスペクト比を変更するコンバータレンズを取り付けた際においても画像位置の調整を可能とすることのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的な投射型映像表示装置は、映像表示部、第1のレンズ部、および第2のレンズ部を有する。映像表示部は、外部から入力される映像に対して映像処理を行い、映像を形成する。
第1のレンズ部は、映像表示部に取り付けられ、該映像表示部が形成した映像を投射する。第2のレンズ部は、映像表示部が形成した映像のアスペクト比を変更する際に映像表示部と第1のレンズ部との間に取り付けられる。
また、映像表示部は、第1のレンズ部が投射する映像を調整する第1の映像調整部を有する。第2のレンズ部は、該第2のレンズ部が投射する映像を調整する第2の映像調整部を有する。第1の映像調整部は、第2のレンズ部が取り付けられた際に映像の調整を行わない。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
投射型映像表示装置における操作性を向上させることができる。
実施の形態1による投射型映像表示装置における概観の斜視図である。 図1の投射型映像表示装置によるコンバータレンズ部を取り付けた際の一例を示す概観の斜視図である。 図2の投射型映像表示装置における構成の一例を示すブロック図である。 図2の投射型映像表示装置における動作の一例を示すフローチャートである。 図4に続く投射型映像表示装置における動作の一例を示すフローチャートである。 図5に続く投射型映像表示装置における動作の一例を示すフローチャートである。 図6に続く投射型映像表示装置における動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2によるコンバータレンズ部における構成の一例を示すブロック図である。
実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
以下、実施の形態を詳細に説明する。
〈投射型映像表示装置の外観構成例1〉
図1は、本実施の形態1による投射型映像表示装置100における概観の斜視図である。
投射型映像表示装置100は、スクリーンなどに映像を投射する映像表示装置であり、表示装置本体101および投射レンズ部102などを有する。
映像表示部である表示装置本体101は、例えば直方体形状の筐体からなり、該筐体のある1つの側面である前面には、投射レンズ部102または後述するコンバータレンズ部103のいずれかを取り付けるマウント部101aが設けられている。第1のレンズである投射レンズ部102の一端側は、表示装置本体101のマウント部101aに嵌合する形状からなる。
投射レンズ部102は、該投射レンズ部102の一端が表示装置本体101に設けられたマウント部101aに嵌合するように取り付けられる。この投射レンズ部102は、表示装置本体101から出射された映像を図示しないスクリーンなどに投射する。
また、投射型映像表示装置100は、図2に示すコンバータレンズ部103を取りけることができる。第2のレンズ部であるコンバータレンズ部103は、表示装置本体101から投射された照明光を例えば90°程度回転させて出射する。
これにより、例えば横長のアスペクト比の画像を縦長のアスペクト比の画像に変更して表示することが可能となり、特に、縦長の画像の表示をより大きく表示することなどができる。
このコンバータレンズ部103は、例えば投射型映像表示装置100のオプション品として取り扱われる。あるいは投射型映像表示装置100に予め付属される付属品であってもよい。
〈投射型映像表示装置の外観構成例2〉
図2は、図1の投射型映像表示装置100によるコンバータレンズ部103を取り付けた際の一例を示す概観の斜視図である。
コンバータレンズ部103の一端側は、図2に示すように、表示装置本体101が有するマウント部101aに嵌合する形状からなり、該コンバータレンズ部103の他端側は、投射レンズ部102を取り付けるマウント部103aが形成されている。マウント部103aは、投射レンズ部102の一端に嵌合する形状からなる。
コンバータレンズ部103の一端側は、表示装置本体101に設けられたマウント部101aに嵌合するように取り付けられ、投射レンズ部102の一端は、該コンバータレンズ部103のマウント部103aに嵌合するように取り付けられる。すなわち、コンバータレンズ部103は、表示装置本体101と投射レンズ部102との間に取り付けられる構成となる。
〈投射型映像表示装置の構成〉
図3は、図2の投射型映像表示装置100における構成の一例を示すブロック図である。
表示装置本体101は、信号受信部120、本体電源部121、本体制御部122、光源駆動部123、レンズシフト駆動部124、表示素子125、照明光学系126、および光源部127を有する。
照明光学系126は、光源部127にて発生した照明光を集光し、より均一化して表示素子125に照射する光学系である。光源部127は、投射用の照明光を発生するものであり、例えば図示しない3つのLED(Light Emitting Diode)を有する。3つのLEDは、例えば赤色を発光する発光ダイオード、緑色を発光する発光ダイオード、および青色を発光する発光ダイオードである。
表示素子125は、投射する映像を生成する素子であり、例えばDMD(Digital Micromirror Device)(登録商標)パネルなどが用いられる。投射型映像表示装置100が有する図示しない表示素子駆動部には、外部から映像信号が入力される。
表示素子駆動部は、入力される映像信号に応じて駆動信号を生成して出力する。表示素子102は、図示しない表示素子駆動部から出力される駆動信号に基づいて、投射する映像を生成する。
なお、表示素子125については、DMDパネルに限定されるものではなく、例えば透過型液晶パネルあるいは反射型液晶パネルなどであってもよい。
光源駆動部123は、第1の制御部である本体制御部122の制御信号に基づいて、光源部127の発光出力、点灯、あるいは消灯などを制御する。
電源部である本体電源部121は、外部電源からの電力の供給を受けて、投射型映像表示装置100における動作用の電源電圧を生成する。電源部12が生成する電源電圧は、表示装置本体101および投射レンズ部102の各機能ブロックに供給する。
第1の映像位置調整部であるレンズシフト駆動部124は、図示しないスクリーン上の映像表示位置を調整する機構である。このレンズシフト駆動部124は、本体制御部122から出力されるシフト制御信号に基づいて、投射レンズ部102の投射光学系140が有する投射レンズを光軸に対して直交する2方向、すなわち水平方向と垂直方向に移動させる。
また、本体制御部122は、コンバータレンズ部103が表示装置本体101に取り付けられると、レンズシフト駆動部124に対する投射レンズシフト制御信号を出力しないように制御する。これら本体制御部122およびレンズシフト駆動部124により、第1の映像調整部が構成される。
信号受信部120は、投射型映像表示装置100に付属される図示しないリモコンからの操作信号を受信する受信部である。信号受信部120が受信した操作信号は、本体制御部122に出力される。
リモコンからは、上述した光源部127の発光出力の調整、光源部127の点灯/消灯やスクリーン上の映像表示位置を調整する信号などの様々な操作信号が出力される。本体制御部122は、投射型映像表示装置100における全体の制御を司ると共に、リモコンから送信された操作信号に基づいて、上述した制御信号や投射レンズシフト制御信号などを生成して出力する。
コンバータレンズ部103は、信号受信部130、制御部131、レンズID切り替え部132、シフトレンズ駆動部133、光学系134、および電源部135を有する。
信号受信部130は、上述した信号受信部120と同様に、リモコンからの操作信号を受信する。第2の制御部である制御部131は、信号受信部130から受け取った操作信号に基づいて、コンバータレンズシフト制御信号を生成してレンズシフト駆動部133を制御する。制御部131およびレンズシフト駆動部133により、第2の映像調整部が構成される。
この図3では、コンバータレンズ部103にも信号受信部130を有する構成としたが、この信号受信部130は省略することもできる。その場合、表示装置本体101の信号受信部120が受信した操作信号が本体制御部122だけでなく、コンバータレンズ部103の制御部131にも送信されるようにすればよい。
格納部であるレンズID切り替え部132は、メニュー操作用IDおよびレンズシフト用IDを格納する。第2の情報であるメニュー操作用IDは、メニュー操作モードを示す情報である。第2のモードであるメニュー操作モードは、例えばリモコンなどによって操作メニューの指示を受け付けるモードである。
操作メニューモードでは、例えば音量調整、入力チャンネル設定、表示画面のオン/オフ、画像のフォーカス調整、あるいは画像の明るさ調整などの投射型映像表示装置100に関する詳細な設定や調整などが行われる。上述したように、操作メニューは、リモコンなどによって操作が行われる。
第1の情報となるレンズシフト用IDは、レンズシフト動作モードを示す情報である。第1のモードであるレンズシフト動作モードは、コンバータレンズ部103のレンズシフト駆動部133によってスクリーン上の映像表示位置を調整するモードである。この場合も、リモコンの操作により映像表示位置の調整が行われる。
制御部131は、信号受信部130がリモコンから受信した操作信号に基づいて、レンズID切り替え部132からメニュー操作用IDまたはレンズシフト用IDを取り出し、メニュー操作用IDまたはレンズシフト用IDのいずれであるかを認識する。また、制御部131は、メニュー操作用IDを表示装置本体101の本体制御部122に送信する。
本体制御部122は、受け取ったメニュー操作用IDを認識することによって、操作メニューモードによる動作を実行する。例えば操作メニューモードでは、リモコンによって投射型映像表示装置100に関する詳細な設定や調整などが行われる。レンズシフト動作モードでは、リモコンによりスクリーン上の映像表示位置が調整される。
第2の映像位置調整部であるレンズシフト駆動部133は、レンズシフト駆動部124と同様に、図示しないスクリーン上の映像表示位置を調整する機構であり、制御部131から出力されるコンバータレンズシフト制御信号に基づいて、光学系134が有する投射レンズを光軸に対して直交する2方向、すなわち水平方向と垂直方向に移動させる。
光学系134は、表示装置本体101から投射された照明光を例えば90°程度回転させて出射する光学系であり、例えば投射レンズやミラーなどを有する。電源部135は、外部電源からの電力の供給を受けて動作用の電源電圧を生成して、コンバータレンズ103の各機能ブロックに供給する。
なお、コンバータレンズ部103の各機能ブロックに供給する動作用の電源電圧は、例えば本体電源部121が生成した電源電圧を供給する構成としてもよい。その場合、電源部135は、不要となる。
投射レンズ部102は、投射光学系140、フォーカス調整機構駆動部141、画面サイズ調整機構駆動部142、および投射レンズID部143を有する。
投射光学系140は、映像を図示しないスクリーンに投射する光学系であり、例えば投射レンズなどを有する。第1のフォーカス調整部であるフォーカス調整機構駆動部141は、本体制御部122の制御信号に基づいて、投射光学系140に設けられる図示しないフォーカスモータを駆動する。画面サイズ調整機構駆動部142は、本体制御部122の制御信号に基づいて、投射光学系140に設けられる図示しないズームモータを駆動する。
フォーカスモータおよびズームモータは、投射光学系140が有する投射レンズを駆動して図示しないスクリーン上の映像のピント合わせや画面サイズなどをそれぞれ調整する。
投射レンズID部143は、投射レンズ部102の仕様毎に割り付けられる固有の情報である投射レンズIDを格納する。表示装置本体101の本体制御部122は、投射レンズID部143に格納される投射レンズIDから取り付けられた投射レンズ部102の仕様を認識して該投射レンズ部102に見合ったズームやフォーカスなどの調整を行う。
〈投射型映像表示装置の動作例〉
続いて、投射型映像表示装置100の動作について説明する。
図4は、図2の投射型映像表示装置100における動作の一例を示すフローチャートである。この図3は、表示装置本体101に投射レンズ部102およびコンバータレンズ部103を取り付けてからメニュー操作用IDまたはレンズシフト用IDが設定されるまで処理の一例を示したものである。
まず、ユーザは、表示装置本体101に投射レンズ部102およびコンバータレンズ部103を取り付ける(ステップS101)。ここでは、投射型映像表示装置100の電源投入時には、メニュー操作用IDが選択されるものとする。
投射型映像表示装置100の電源が投入され、コンバータレンズ部103の電源部135から電源電圧が制御部131などに供給されると、該制御部131は、レンズID切り替え部132からメニュー操作用IDを読み出し、制御部131に該メニュー操作用IDを出力する(ステップS102)。
続いて、ユーザは、操作メニューモードまたはレンズシフト動作モードを選択する処理を行う(ステップS103)。上述したように、操作メニューモードは、操作メニューを用いた投射型映像表示装置100の調整を実行するモードである。レンズシフト動作モードは、コンバータレンズ部103を取り付けた際に、該コンバータレンズ部103のレンズシフト駆動部133によるスクリーン上の映像表示位置の調整を実行するモードである。
ステップS103の処理において、ユーザが操作メニューモードを選択する場合、制御部131は、レンズID切り替え部132から読み出したメニュー操作用IDを表示装置本体101の本体制御部122に出力する(ステップS113)。これにより、表示装置本体101の本体制御部122は、メニュー操作用IDを認識する(ステップS114)。
ここで、ステップS113の処理は、ユーザがリモコンなどによって操作ボタンを選択することによって行ってもよいし、あるいは、後述するレンズシフト動作モードを選択する操作を行わなかった際に行うようにしてもよい。
ステップS103の処理において、ユーザがレンズシフト動作モードを選択した場合、ユーザは、操作メニューモードからレンズシフト動作モードに切り替える操作を行う(ステップS104)。ここでは、例えばユーザがリモコンの操作ボタンなどを操作することによって、レンズシフト動作モードを選択する。
リモコンの操作ボタンなどによってレンズシフト動作モードが選択されると、リモコンから送信された該操作信号が、表示装置本体101の信号受信部120およびコンバータレンズ部103の信号受信部130によってそれぞれ受信される(ステップS105,S106)。
表示装置本体101において、信号受信部120が受信した操作信号は、本体制御部122に出力される(ステップS107)。この信号受信部120が受信した操作信号は、レンズシフト動作モードに切り替える信号であるので、コンバータレンズ部103が対応する操作信号となる。よって、表示装置本体101の本体制御部122は、信号受信部120が受信した信号を処理しない(ステップS108)。
また、コンバータレンズ部103において、信号受信部130が受信した操作信号は、制御部131に出力される(ステップS109)。制御部131は、信号受信部130が受信したレンズシフト動作モードに切り替える操作信号が入力されると、レンズID切り替え部132からレンズシフト用IDを読み出す(ステップS110)。
制御部131は、レンズID切り替え部132から読み出したレンズシフト用IDを表示装置本体101の本体制御部122に出力する(ステップS111)。レンズシフト用IDを受け取った表示装置本体101の本体制御部122は、該レンズシフト用IDを認識する(ステップS112)。これによって、メニュー操作モードからレンズシフト動作モードに移行する。
以上によって、メニュー操作用IDおよびレンズシフト用IDの認識処理が終了となり、投射型映像表示装置100は、メニュー操作モードまたはレンズシフト動作モードのいずれかのモードになる。
図5は、図4に続く投射型映像表示装置100における動作の一例を示すフローチャートである。
この図5では、図4のフローチャートのステップS112の処理にて表示装置本体101の本体制御部122にレンズシフト用IDが認識され、コンバータレンズ部103によるレンズシフト動作モードに移行した際の処理を示したものである。
レンズシフト動作モードの移行した場合、本体制御部122は、信号受信部120を通じて入力された操作信号を受け付けない状態となるが、以下に説明するように、唯一投射型映像表示装置100の電源をオフする操作信号のみは受け付ける状態となっている。
まず、レンズシフト動作モードによるスクリーン上の映像表示位置の調整は、例えばユーザがリモコンなどによって操作することによって行われる(ステップS201)。リモコンから送信された操作信号は、表示装置本体101の信号受信部120およびコンバータレンズ部103の信号受信部130によってそれぞれ受信される(ステップS202,S203)。
表示装置本体101において、信号受信部120は、受信した操作信号を本体制御部122に出力する(ステップS204)。本体制御部122は、入力された操作信号が投射型映像表示装置100の電源をオフする操作信号であるか否かを判定する(ステップS205)。
ステップS205の処理において、操作信号が電源をオフする操作信号である場合、レンズシフト用IDを認識した状態の本体制御部122は、本体電源部121の動作を停止させて(ステップS206)、投射型映像表示装置100を停止させる。
また、操作信号が電源をオフする操作信号でない場合、本体制御部122は、レンズシフト用IDを認識しているので該操作信号の処理を実行せずに(ステップS207)、待機状態とする。本体制御部122は、メニュー操作用IDを認識していない場合、投射型映像表示装置100の電源をオフする操作信号以外を受け付けない。
また、ステップS203の処理が終了すると、表示装置本体101において、信号受信部130は、受信した操作信号を制御部131に出力する(ステップS208)。制御部131は、入力された操作信号がコンバータレンズ部103によるレンズシフト動作モードの動作指示であるか否かを判定する(ステップS209)。
レンズシフト動作モードの指示の場合、制御部131は、リモコンから送信されるスクリーン上の映像表示位置を調整する操作信号からコンバータレンズシフト制御信号を生成してレンズシフト駆動部133の動作を制御する(ステップS210)。
レンズシフト駆動部133は、制御部131から出力されるコンバータレンズシフト制御信号に基づいて、光学系134が有する投射レンズを光軸に対して直交する2方向、すなわち水平方向と垂直方向に移動させることにより、映像表示位置を調整する(ステップS211)。
ステップS209の処理において、操作信号がレンズシフト動作モードの動作指示でない場合、制御部131は、該操作信号の処理を実行せずに(ステップS212)、待機状態とする。制御部131がレンズシフト用IDを認識している際には、レンズシフト動作モードの操作信号以外の受け付けはされない。
以上により、コンバータレンズ部によるレンズシフト動作モードの処理が終了となる。
このように、コンバータレンズ部103を取り付けて、リモコンなどによって映像の表示位置を調整する場合、コンバータレンズ部103のレンズシフト駆動部133は、リモコンからの操作信号に基づいて動作するが、表示装置本体101のレンズシフト駆動部124の動作は、停止した状態とすることができる。
これにより、コンバータレンズ部103のレンズシフト駆動部133と表示装置本体101のレンズシフト駆動部124とが同時に動作することがなくなり、映像位置の調整を容易に行うことができる。
図6は、図5に続く投射型映像表示装置100における動作の一例を示すフローチャートである。
この図6では、図5に示すレンズシフト動作モードの処理が終了した後、再びメニュー操作モードの処理に切り替える処理の一例を示したものである。すなわち、レンズシフト動作モードからメニュー操作モードに切り替わるまでの処理を示している。
まず、コンバータレンズ部103の制御部131は、レンズシフト動作モードによるリモコンなどによる最終操作から予め設定された切り替え設定時間を経過しているか否かを判定する(ステップS301)。この切り替え設定時間は、レンズシフト動作モードにおける操作がない場合に自動的にメニュー操作モードに切り替わるまでの時間である。
切り替え設定時間を経過している場合、制御部131は、レンズID切り替え部132からメニュー操作用IDを読み出す(ステップS302)。そして、制御部131は、読み出したメニュー操作用IDを表示装置本体101の本体制御部122に出力する(ステップS303)。
表示装置本体101の本体制御部122は、メニュー操作用IDを認識する(ステップS304)。これにより、メニュー操作モードの処理が実行可能な状態となる。
また、ステップS301の処理において、切り替え設定時間が経過していない場合に、ユーザがレンズシフト動作モードからメニュー操作モードに移行する処理を行ったとする(ステップS305)。
この移行の処理は、例えばリモコンなどの操作ボタンなどを操作することにより、レンズシフト動作モードとメニュー操作モードとを選択することができる。あるいはメニュー操作モードに移行せずに直接リモコンからメニュー操作を行う場合、例えばフォーカス調整操作など特定の操作でも以下の処理が実行されるように設定をしてもよい。
リモコンから送信された操作信号、すなわちレンズシフト動作モードからメニュー操作モードに移行する操作信号あるいはリモコンからのメニュー操作信号は、表示装置本体101の信号受信部120およびコンバータレンズ部103の信号受信部130によってそれぞれ受信される(ステップS306,S307)。
表示装置本体101において、信号受信部120は、受信した操作信号を本体制御部122に出力する(ステップS308)。この信号受信部120が受信した操作信号は、レンズシフト動作モードからメニュー操作モードに切り替える操作信号である。よって、コンバータレンズ部103に対応する信号であるので、本体制御部122は、信号受信部120が受信した操作信号を処理せずに終了となる(ステップS309)。
また、ステップS307の処理が終了すると、信号受信部130が受信した操作信号は、制御部131に出力される(ステップS310)。この操作信号を受けて、制御部131は、レンズID切り替え部132からメニュー操作用IDを読み出す(ステップS311)。
制御部131は、読み出したメニュー操作用IDを表示装置本体101の本体制御部122に出力する(ステップS312)。表示装置本体101の本体制御部122は、入力されたメニュー操作用IDを認識する(ステップS112)。これによって、レンズシフト動作モードからメニュー操作モードに切り替えが行われる。
以上によって、メニュー操作用IDの認識処理が終了となる。
図7は、図6に続く投射型映像表示装置100における動作の一例を示すフローチャートである。
この図7では、図6に示したレンズシフト動作モードからメニュー操作モードに移行した後、メニュー操作モードによる処理の一例を示したものである。
まず、リモコンから操作信号が送信されると(ステップS401)、該操作信号が表示装置本体101の信号受信部120およびコンバータレンズ部103の信号受信部130にそれぞれ受信される(ステップS402,S403)。
表示装置本体101において、信号受信部120が受信した操作信号は、本体制御部122に出力される(ステップS404)。本体制御部122は、受信した操作信号がレンズシフト動作モードによるスクリーン上の映像表示位置を調整する指示の操作信号であるか否かを判定する(ステップS405)。
ここでは、メニュー操作モードに移行しているので、スクリーン上の映像表示位置を調整する指示の操作信号であると判定した場合、本体制御部122は、操作信号を処理しない(ステップS406)。よって、表示装置本体101のレンズシフト駆動部124は、動作せず、投射レンズ部102による映像表示位置の調整は行われずに(ステップS407)終了となる。
スクリーン上の映像表示位置を調整する指示の操作信号でないと判定した場合、すなわちメニュー操作モードを指示する操作信号の場合、本体制御部122は、入力された操作信号を処理する(ステップS408)。
本体制御部122は、入力された操作信号に基づいて、操作メニューを例えばOSD(On-Screen Display)などによって表示し、スクリーン上に表示された音量、明るさ、あるいはコントラストなどの調整が実行される(ステップS409)。
また、コンバータレンズ部103において、ステップS403の処理にて受信した操作信号は、制御部131に出力される(ステップS410)。ここでも、制御部131は、メニュー操作モードに移行しているので、入力されたすべての操作信号の処理を実行せずに(ステップS411)待機状態となる。
このように、コンバータレンズ部103を取り付けた状態であっても、メニュー操作モードに移行した際には、投射レンズ部102の画面サイズ調整機構駆動部142やフォーカス調整機構駆動部141などによって、画像のピント調整やフォーカス調整などを容易に行うことができる。
以上により、投射型映像表示装置100の操作性を向上させることができる。それにより、投射型映像表示装置100の利便性を向上させることができる。
(実施の形態2)
〈コンバータレンズ部の構成例および動作例〉
本実施の形態2においては、コンバータレンズ部103の他の構成例について説明する。
図8は、本実施の形態2によるコンバータレンズ部103における構成の一例を示すブロック図である。
図8のコンバータレンズ部103が、前記実施の形態1の図3のコンバータレンズ部103と異なるところは、フォーカス調整機構駆動部136および画面サイズ調整機構駆動部137が新たに設けられた点である。なお、投射型映像表示装置100における表示装置本体101および投射レンズ部102の構成については、前記実施の形態1の図3と同様であるので、説明は省略する。
第2のフォーカス調整部であるフォーカス調整機構駆動部136は、制御部131から出力される制御信号に基づいて、光学系134に設けられる図示しないフォーカスモータを駆動する。画面サイズ調整機構駆動部137は、制御部131の制御信号に基づいて、光学系134に設けられる図示しないズームモータを駆動する。
前記実施の形態1では、コンバータレンズ部103が取り付けられた際にも、図3に示す投射レンズ部102が有するフォーカス調整機構駆動部141および画面サイズ調整機構駆動部142によって、フォーカスモータやズームモータなどを駆動させ、ピント合わせや画面サイズの調整などを行うことができる構成とした。
図8に示すように、コンバータレンズ部103にフォーカス調整機構駆動部136および画面サイズ調整機構駆動部137を設けたことにより、該コンバータレンズ部103においてピント合わせや画面サイズの調整などを行うことができる。
図8のコンバータレンズ部103を取り付けた際には、リモコンからの操作信号によって投射レンズ部102が有するフォーカス調整機構駆動部141および画面サイズ調整機構駆動部142とコンバータレンズ部103にフォーカス調整機構駆動部136および画面サイズ調整機構駆動部137とがいずれも動作すると、フォーカス調整や画像サイズ調整などが困難となる。
よって、図8のコンバータレンズ部103を取り付けた際、図3に示す投射レンズ部102が有するフォーカス調整機構駆動部141および画面サイズ調整機構駆動部142は、いずれも動作させないもとする。
例えば前記実施の形態1の図4のステップS114の処理にてメニュー操作用IDが送信されて本体制御部122がメニュー操作用IDを認識した際、本体制御部122は、メニュー操作モードにおいてピント合わせや画面サイズの調整などの操作信号が入力されても、該操作信号を処理せずにフォーカス調整機構駆動部141および画面サイズ調整機構駆動部142を動作させない。
また、図8のコンバータレンズ部103の制御部131は、図4のステップS113の処理にてレンズID切り替え部132からメニュー操作用IDを読み出した際に、メニュー操作モードであることを認識する。
そして、ピント合わせや画面サイズの調整などの操作信号を信号受信部130が受信すると、コンバータレンズ部103の制御部131は、該操作信号に基づいて、フォーカス調整機構駆動部136および画面サイズ調整機構駆動部137の制御を行い、ピント合わせや画面サイズの調整を行う。
このように、コンバータレンズ部103にフォーカス調整機構駆動部136および画面サイズ調整機構駆動部137を設けることにより、フォーカス調整機構駆動部141および画面サイズ調整機構駆動部142を有しない投射レンズ部102が取り付けられていてもピント合わせや画面サイズの調整などを行うことができる。
なお、図8では、コンバータレンズ部103がフォーカス調整機構駆動部136および画面サイズ調整機構駆動部137を有する構成としたが、フォーカス調整機構駆動部136または画面サイズ調整機構駆動部137のいずれか一方のみを有する構成としてもよい。
例えばコンバータレンズ部103がフォーカス調整機構駆動部136のみを有する場合、画面サイズの調整には、投射レンズ部102が有する画面サイズ調整機構駆動部142によって行われる。
図4のステップS114の処理にて本体制御部122がメニュー操作用IDを認識すると、該本体制御部122は、メニュー操作モードにおいてフォーカス調整機構駆動部141を動作させず、画面サイズ調整機構駆動部142を動作させる制御を行う。
また、コンバータレンズ部103の制御部131は、図4のステップS113の処理にてレンズID切り替え部132からメニュー操作用IDを読み出した際に、メニュー操作モードであることを認識し、操作信号に基づいてフォーカス調整機構駆動部136を動作させる制御を行う。
上述したフォーカス調整機構駆動部136,141がそれぞれ設けられる際の動作制御については、表示装置本体101およびコンバータレンズ部103にレンズシフト駆動部124,133が設けられていない場合についても適用することができる。
これによっても、投射型映像表示装置100の操作性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
100 投射型映像表示装置
101 表示装置本体
101a マウント部
102 投射レンズ部
103 コンバータレンズ部
103a マウント部
120 信号受信部
121 本体電源部
122 本体制御部
123 光源駆動部
124 レンズシフト駆動部
125 表示素子
126 照明光学系
127 光源部
130 信号受信部
131 制御部
132 レンズID切り替え部
133 レンズシフト駆動部
134 光学系
135 電源部
136 フォーカス調整機構駆動部
137 画面サイズ調整機構駆動部
140 投射光学系
141 フォーカス調整機構駆動部
142 画面サイズ調整機構駆動部

Claims (6)

  1. 映像を投影する投射型映像表示装置であって、
    外部から入力される映像信号に対して映像処理を行い、映像を形成する映像表示部と、
    前記映像表示部に取り付けられ、前記映像表示部が形成した映像を投射する第1のレンズ部と、
    前記映像表示部が形成した映像のアスペクト比を変更する際に前記映像表示部と前記第1のレンズ部との間に取り付けられる第2のレンズ部と、
    を有し、
    前記映像表示部は、前記第1のレンズ部が投射する前記映像を調整する第1の映像調整部を有し、
    前記第2のレンズ部は、前記第2のレンズ部が投射する前記映像を調整する第2の映像調整部を有し、
    前記第1の映像調整部は、前記第2のレンズ部が取り付けられた際に前記映像の調整を行わず、
    前記第1の映像調整部は、
    前記第1のレンズ部が投射する前記映像の位置を調整する第1の映像位置調整部と、
    前記第1の映像位置調整部の動作を制御する第1の制御部と、
    を有し、
    前記第2の映像調整部は、
    前記第2のレンズ部が投射する前記映像の位置を調整する第2の映像位置調整部と、
    外部から入力される操作信号に基づいて、前記第2の映像位置調整部の動作を制御する第2の制御部と、
    前記第2の映像位置調整部が前記映像の位置を調整する第1のモードであることを示す第1の情報を格納する格納部と、
    を有し、
    前記第1の制御部は、前記第2の制御部から前記第1の情報を受け取った際に前記第1の映像位置調整部の動作を停止させ、
    前記第2の制御部は、前記第1のモードに移行した際に前記格納部から前記第1の情報を読み出し、読み出した前記第1の情報を前記第1の制御部に出力する、投射型映像表示装置。
  2. 映像を投影する投射型映像表示装置であって、
    外部から入力される映像信号に対して映像処理を行い、映像を形成する映像表示部と、
    前記映像表示部に取り付けられ、前記映像表示部が形成した映像を投射する第1のレンズ部と、
    前記映像表示部が形成した映像のアスペクト比を変更する際に前記映像表示部と前記第1のレンズ部との間に取り付けられる第2のレンズ部と、
    を有し、
    前記映像表示部は、前記第1のレンズ部が投射する前記映像を調整する第1の映像調整部を有し、
    前記第2のレンズ部は、前記第2のレンズ部が投射する前記映像を調整する第2の映像調整部を有し、
    前記第1の映像調整部は、前記第2のレンズ部が取り付けられた際に前記映像の調整を行わず、
    前記映像表示部は、前記第1のレンズ部が投射する映像のフォーカスを調整する第1のフォーカス調整部を有し、
    前記第1の映像調整部は、
    前記第1のレンズ部が投射する前記映像の位置を調整する第1の映像位置調整部と、
    外部から入力される操作信号に基づいて、前記第1の映像位置調整部の動作を制御する第1の制御部と、
    を有し、
    前記第2の映像調整部は、
    前記第2のレンズ部が投射する前記映像の位置を調整する第2の映像位置調整部と、
    外部から入力される操作信号に基づいて、前記第2の映像位置調整部の動作を制御する第2の制御部と、
    前記第2の映像位置調整部によって前記映像の位置を調整する第1のモードであることを示す第1の情報と前記映像の位置調整以外の設定を行う第2のモードであることを示す第2の情報とを格納する格納部と、
    を有し、
    前記第1の制御部は、前記第2の制御部から前記第1の情報を受け取った際に前記第1の映像位置調整部の動作を停止させ、前記第2の制御部から前記第2の情報を受け取った際に前記操作信号に基づいて、前記第1のフォーカス調整部の動作を制御し、
    前記第2の制御部は、前記第2のモードに移行した際に前記格納部から前記第2の情報を読み出し、読み出した前記第2の情報を前記第1の制御部に出力し、前記第2のレンズ部が取り付けられて前記第1のモードに移行した際に前記格納部から前記第1の情報を読み出し、読み出した前記第1の情報を前記第1の制御部に出力する、投射型映像表示装置。
  3. 請求項記載の投射型映像表示装置において、
    前記第2の映像調整部は、前記第2のレンズ部が投射する映像のフォーカスを調整する第2のフォーカス調整部を有し、
    前記第2の制御部は、前記格納部から前記第2の情報を読み出した際に外部から入力される操作信号に基づいて、前記第2のフォーカス調整部の動作を制御する、投射型映像表示装置。
  4. 請求項記載の投射型映像表示装置において、
    前記第1のレンズ部は、前記第1のレンズ部が投射する映像の画面サイズを調整する第1の画面サイズ調整部を有し、
    前記第1の制御部は、前記第2の制御部から前記第2の情報を受け取った際に外部から入力される操作信号に基づいて、前記第1の画面サイズ調整部の動作を制御する、投射型映像表示装置。
  5. 請求項記載の投射型映像表示装置において、
    前記第2の映像調整部は、前記第2のレンズ部が投射する映像の画面サイズを調整する第2の画面サイズ調整部を有し、
    前記第2の制御部は、前記格納部から前記第2の情報を読み出した際に外部から入力される操作信号に基づいて、前記第2の画面サイズ調整部の動作を制御する、投射型映像表示装置。
  6. 請求項記載の投射型映像表示装置において、
    前記映像表示部は、動作用の電源電圧を生成する電源部を有し、
    前記第1の制御部は、前記第1のモードにおいて外部から前記投射型映像表示装置の電源を遮断する操作信号が入力されると、前記電源部の動作を停止させて前記投射型映像表示装置の電源を遮断する制御を行う、投射型映像表示装置。
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