JP2009168883A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常の原因を特定しやすくすることができる画像表示装置を提供すること。
【解決手段】所定の画像を表示する画像表示装置1は、画像に係る表示画像データを形成する画像形成手段26と、表示画像データに基づいて画像を表示する表示手段3と、画像表示装置1を制御する主制御手段25を備える。主制御手段25は、画像表示装置1の検査を実行する検査実行部252と、検査の結果に基づいて、検査における異常の有無を判定する結果判定部253と、結果判定部253により、異常があったと判定されると、検査結果に基づく幾何模様(バーコード)を生成する模様生成部(コード生成部)254と、生成された幾何模様(バーコード)を含む結果画像に係る結果画像データを画像形成手段26に形成させる結果表示部255とを備える。そして、画像形成手段26は、結果画像データに係る結果画像を表示手段3に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定の画像を表示する画像表示装置に関する。
従来、パチンコ機及びパチスロ機等の遊技機が知られている。近年、このような遊技機には、遊技性の向上のために、遊技内容に応じた画像を表示する画像表示装置が用いられることが多い。このような画像表示装置は、液晶パネル及び有機EL(Electroluminescence)パネルを備えた構成とすることができ、遊技機の動作を制御する制御装置から入力されたコマンドに応じた画像を形成及び表示する。
ところで、画像表示装置においては、出荷時に様々な検査が行われる。このような検査として、例えば、表示画像を構成する部分画像データ等が記憶されたCGROM(Character Generator Read Only Memory)及び制御プログラム等が記憶されたファームROMの記憶内容が正しいか否かの検査(チェックサム)や、ワークRAM(Random Access Memory)及びVRAM(Video RAM)の書込及び読出が適切に行われるか否かの検査(ベリファイ)が挙げられるほか、前述のパネルの駆動状態、ひいては、画像の表示状態の検査等が挙げられる。この画像の表示状態を検査する方法としては、画像表示装置(図形表示装置)にR、G、Bの各信号を所定時間の遅れを持って順に出力して、R(赤)、G(緑)及びB(青)の各単色画像を表示させ、当該各画像の表示状態を観察する検査方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、文字パターンを予め記憶しておき、検査結果に応じた文字パターンを選択して表示することで、異常があった場合に検査者が原因を迅速に特定できるように構成した画像表示装置が知られている。
特開2003−111944号公報
しかしながら、特許文献1に記載の検査方法では、画像の表示状態しか検査することができず、前述のメモリ等の記憶内容及び動作に対する検査を行うことができないという問題がある。また、単色画像にて検査結果を表示するため、異常の原因を特定することが容易でないという問題がある。
一方、検査結果に応じた文字パターンを表示する前述の方法では、文字を判読可能であれば異常の原因の特定も容易であるが、異常が生じている状態で表示された文字パターンを文字として判読できない可能性があるという問題がある。
本発明の目的は、異常の原因を特定しやすくすることができる画像表示装置を提供することである。
前記した目的を達成するために、本発明の画像表示装置は、所定の画像を表示する画像表示装置であって、前記画像に係る表示画像データを形成する画像形成手段と、前記表示画像データに基づいて、前記画像を表示する表示手段と、当該画像表示装置を制御する主制御手段とを備え、前記主制御手段は、当該画像表示装置の検査を実行する検査実行部と、前記検査の結果に基づいて、当該検査における異常の有無を判定する結果判定部と、前記結果判定部により、異常があったと判定されると、前記検査結果に基づく幾何模様を生成する模様生成部と、生成された前記幾何模様を含む結果画像に係る結果画像データを前記画像形成手段に形成させる結果表示部とを備え、前記画像形成手段は、前記結果画像データに係る前記結果画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、検査実行部により実行された検査において異常があったと結果判定部により判定されると、模様生成部が、当該検査の結果に基づく幾何模様を生成する。そして、結果表示部が、当該幾何模様を含む結果画像に係る画像データを形成させ、当該結果画像が表示手段により表示される。
これによれば、模様生成部が、検査結果に応じた幾何模様、例えば、異常が生じた検査工程の種別、及び、当該異常の内容等の情報を含む幾何模様を生成し、当該幾何模様が、結果画像に含まれて表示されることにより、当該幾何模様から、当該異常に関する情報を取得することができる。従って、表示された幾何模様を確認及び解析することにより、画像表示装置の検査にて生じた異常の原因を特定しやすくすることができる。
また、検査結果を幾何模様として表示することにより、前述の文字パターンを表示する場合のように、検査結果を文字として正確に表す必要がない。すなわち、幾何模様が正確に表示されなくても、当該幾何模様が識別可能な程度に表示されてさえいれば、当該検査結果を把握することができる。従って、検査での異常の原因を確実に特定しやすくすることができる。
本発明では、前記幾何模様は、バーコードであることが好ましく、特に、誤り訂正機能を有するバーコードであることがより好ましい。
このようなバーコードとして、一次元及び二次元のバーコードを挙げることができ、誤り訂正機能を有するバーコードとして、二次元バーコード(特にQRコード)を挙げることができる。
本発明によれば、模様生成部が、検査結果に応じたバーコードを生成することで、当該検査結果に係る情報を容易に取得することができる。また、誤り訂正機能を有するバーコードである場合には、結果画像の形成及び表示の際に、異常によってバーコードの一部が適切に生成及び表示されない場合でも、誤り訂正機能を用いて、本来表示されるはずのバーコードが有する情報を復元することができ、これにより一層確実に検査結果を取得することができる。更に、上記のような誤り訂正の割合を高く設定しておけば、バーコードの復元を一層確実に行うことができる。
本発明では、前記主制御手段による制御に係る情報を記憶する第1記憶手段と、前記主制御手段による制御に際して前記情報の少なくとも一部を一時的に記憶する第2記憶手段と、前記画像を形成するための部分画像データを記憶する第3記憶手段と、前記画像形成手段により形成される前記表示画像データを記憶する第4記憶手段とを備え、前記検査実行部は、前記各記憶手段及び前記画像形成手段の少なくともいずれかの検査を実行することが好ましい。
本発明によれば、検査実行部が、画像表示装置の動作に必要な各記憶手段及び画像形成手段の少なくともいずれかの検査を実行することにより、当該画像表示装置に異常が生じている場合に、当該異常を確実に検出することができる。
本発明では、前記結果表示部は、前記結果判定部により、異常があったと判定されると、前記幾何模様が位置する領域とは異なる少なくとも一部の領域の色を、異常がなかったと判定された際の色とは異なる色に設定した前記結果画像に係る前記結果画像データを形成させることが好ましい。
本発明によれば、結果判定部により、前述の検査にて異常があったと判定された場合に、異常がなかった場合とは異なる色の結果画像が表示されるので、異常があった場合と、異常がなかった場合とを迅速に区別することができる。従って、複数の画像表示装置に対して検査を同時に実行させた場合でも、異常があった画像表示装置を即座に見分けることができ、検査の効率化を図ることができる。
本発明では、前記模様生成部は、複数の前記幾何模様を生成し、前記結果表示部は、前記複数の幾何模様が配置された前記結果画像に係る前記結果画像データを形成させることが好ましい。
本発明によれば、結果画像が複数の幾何模様を含んで表示されるので、当該結果画像の一部が適切に表示されない場合でも、適切に表示された幾何模様から、検査結果を把握することができる。従って、検査にて異常があった場合に、一層確実に当該異常の原因を特定しやすくすることができる。
本発明では、前記模様生成部は、サイズの異なる複数の前記幾何模様を生成することが好ましい。
本発明によれば、結果画像データにサイズの異なる複数の幾何模様が含まれることとなるので、結果画像の一部が適切に表示されない場合、例えば、大きなサイズの幾何模様が適切に表示されない場合には、小さなサイズの幾何模様から、また、小さなサイズの幾何模様が適切に表示されない場合には、大きなサイズの幾何模様から、確実に検査結果を取得することができる。また、幾何模様のサイズが小さいほど、幾何模様の表示領域に対する異常の影響を低減することができる一方で、大きなサイズの幾何模様の一部が欠損した場合でも、当該幾何模様のサイズ及び欠損の程度によっては、当該大きなサイズの幾何模様からの検査結果の取得を行うことも可能となる。
本発明では、前記模様生成部は、前記複数の幾何模様のうち、少なくともいずれかを、他の前記幾何模様とは異なる配色で生成することが好ましい。
このような配色としては、一方に対して他方を補色反転(例えば、白黒反転)させた幾何模様とすることができる。
本発明によれば、結果画像データの生成における不具合や、結果画像の表示時の不具合等により、画像が反転表示されてしまう場合でも、補色反転された幾何模様から、適切に表示された幾何模様を取得することができる。従って、検査において生じた異常の内容等を一層確実に特定しやすくすることができる。
本発明では、前記表示手段は、複数の列及び複数の行を有する格子状に配列された複数のピクセルを有し、かつ、前記複数のピクセルが前記列ごと及び前記行ごとに駆動して前記画像を表示する略矩形の表示部を備え、前記各幾何模様は、前記表示部の対角線上に配置されることが好ましい。
本発明によれば、各幾何模様が表示部の対角線上に配置されるので、表示部の各列及び各行に、幾何模様を配置することができる。これによれば、画像表示に際してロールオーバーやラップアラウンド等の不具合が生じている場合に、幾何模様が適切に表示されないこととなるので、当該不具合を検出することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔画像表示装置の全体構成〕
図1は、本実施形態に係る画像表示装置1の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る画像表示装置1は、接続された制御装置8から入力される制御コマンドに応じた画像を表示する画像表示装置であり、遊技機等の電子機器の表示デバイスとして用いられる。この画像表示装置1は、制御装置8とは別に接続された検査装置9から、画像表示装置1の検査を実行する旨の検査コマンドが入力した場合には、当該検査コマンドに応じて検査を実行し、当該検査の結果に係る結果画像を表示する。このような画像表示装置1は、図1に示すように、制御手段2と、表示手段3とを備えている。
〔表示手段の構成〕
表示手段3は、液晶パネル31と、当該液晶パネル31を背面側から照らすバックライト32と、液晶パネル31を駆動するドライバ33とを備えている。そして、当該表示手段3においては、ドライバ33が、制御手段2から入力される駆動信号に応じて液晶パネル31を駆動し、当該液晶パネル31がバックライト32から照射された光束を変調することにより、当該駆動信号に応じた画像が形成及び表示される。なお、本実施形態では、液晶パネル31は、各ピクセルが複数の行及び複数の列を有する格子状に配列されたアスペクト比「16:9」の表示領域A(図2参照)を有するが、これに限らず、例えば、アスペクト比「4:3」の表示領域を有する構成としてもよい。このような液晶パネル31は、本発明の表示部に相当する。
〔制御手段の構成〕
制御手段2は、制御装置8及び検査装置9から入力されるコマンドを処理し、当該コマンドに応じた処理を実行する。この制御手段2は、第1記憶手段21、第2記憶手段22、第3記憶手段23、第4記憶手段24、主制御手段25及び画像形成手段26を備えている。
第1記憶手段21は、主制御手段25で実行されるプログラムや、各種データを記憶したファームROM(Read Only Memory)で構成されている。
第2記憶手段22は、ワークRAM(Random Access Memory)で構成され、主制御手段25が第1記憶手段21に記憶されたプログラムを実行する際に、当該プログラム及びデータの一部又は全部を一時的に記憶する。
第3記憶手段23は、画像形成手段26により形成される表示画像の素材となる部分画像データ(背景データ及びキャラクタデータ等)が記憶されており、CGROM(Character Generator ROM)で構成されている。
第4記憶手段24は、画像形成手段26により形成される表示画像に係る表示画像データを記憶するVRAM(Video RAM)で構成されている。
画像形成手段26は、主制御手段25の制御下で、第3記憶手段23に記憶された部分画像データを利用して、第4記憶手段24上で1画面分に相当する表示画像データを形成する。そして、画像形成手段26は、当該表示画像データに係る駆動信号を表示手段3に出力する。このような画像形成手段26は、VDP(Video Display Processor)及びGPU(Graphics Processing Unit)等により構成することができる。
〔主制御手段の構成〕
主制御手段25は、画像表示装置1全体を制御するものである。この主制御手段25は、本実施形態では、CPU(Central Processing Unit)により構成されている。このような主制御手段25は、具体的に、制御装置8から入力するコマンドに応じて第1記憶手段21に記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムに沿って画像形成手段26の動作を制御するとともに、表示手段3のバックライトの点灯を制御する。また、主制御手段25は、検査装置9から入力する検査コマンドに応じて当該画像表示装置1の検査を行い、検査結果に応じた結果画像を画像形成手段26に形成させ、当該結果画像を表示手段3に表示させる。このため、主制御手段25は、コマンド判定部251、検査実行部252、結果判定部253、コード生成部254及び結果表示部255を備えている。
コマンド判定部251は、画像表示装置1に入力されたコマンドが、検査装置9からの検査コマンドであるか否かを判定する。
検査実行部252は、コマンド判定部251により、入力されたコマンドが検査コマンドであると判定された場合に、画像表示装置1の検査を実行する。具体的に、検査実行部252は、第1及び第3記憶手段21,23に記憶された内容が正しいか否かを検査する検査工程(チェックサム)、第2及び第4記憶手段22,24におけるデータの書込及び読込が適切に行われるか否かを検査する検査工程(ベリファイ)、並びに、画像形成手段26が適切に動作するか否かを検査する検査工程を、それぞれ行う。
結果判定部253は、検査実行部252による検査の結果に基づいて、前述の検査工程の1つでも異常があったか否かを判定する。
コード生成部254は、本発明の模様生成部に相当し、結果判定部253による判定結果に応じて、前述の検査の結果に係る情報を有する幾何模様であるQRコードを生成する。すなわち、コード生成部254は、結果判定部253により、全検査工程にて異常がなかったと判定された場合には、異常が無い旨の情報を有するQRコードを生成し、また、少なくともいずれかの検査工程にて異常があったと判定された場合には、当該異常が見られた検査工程に応じたコード(番号)と、当該検査工程で見られた異常の内容とを示す情報を有するQRコードを生成する。
図2は、液晶パネル31の表示領域Aに表示された結果画像を示す図である。
ここで、コード生成部254により生成されるQRコードについて説明する。
コード生成部254は、前述の情報を有するQRコードを複数種類生成する。具体的に、コード生成部254は、図2に示すように、最小のQRコード(QR1とする)と、当該最小のQRコードに対してそれぞれ4倍、9倍、16倍及び25倍の面積を有する各QRコード(それぞれQR4、QR9、QR16及びQR25とする)とを、それぞれ2つ以上生成する。
そして、コード生成部254は、これら各サイズにおいて、一方を他方に対して補色反転させたQRコードを生成する。具体的に、一方のQRコード(図2では、各符号に「W」を付し、白でコード領域を示す)では、白で表示すべき部位を白とし、黒で表示すべき部位を黒とするのに対し、他方のQRコード(図2では、各符号に「B」を付し、黒でコード領域を示す)では、白で表示すべき部位を黒とし、黒で表示すべき部位を白として生成する。
結果表示部255は、生成された各QRコードが含まれる結果画像に係る結果画像データを、画像形成手段26に形成させる。具体的に、結果表示部255は、図2に示すように、液晶パネル31の表示領域Aにおいて、対角線L上に前述のQRコードが配置される結果画像データを形成させる。
ここで、各QRコードの周囲には、所定のマージン(図2における斜線部分M)がそれぞれ必要であるため、結果画像データにおいては、隣接する各QRコードのマージンMがそれぞれ重なり合うように配置される。このため、表示領域Aの対角線L上には、それぞれを認識可能な最小のマージンMを確保した上で、各QRコードが密に隣接して配置される。これにより、表示領域Aの各列及び各行の略全てにQRコードが位置することとなる。なお、QRコードにおける誤り訂正のレベルは、適宜設定してよい。
また、結果表示部255は、結果判定部253により、全検査工程で異常が見られなかったと判定された場合には、前述のQRコード及びマージン以外の領域Bを緑色とした結果画像データを、画像形成手段26に形成させる。また、結果表示部255は、結果判定部253により、全検査工程のうち少なくともいずれかで異常があったと判定された場合には、当該領域Bを赤色とした結果画像データを、画像形成手段26に形成させる。そして、このように形成された結果画像データに係る駆動信号が、画像形成手段26により表示手段3に出力され、当該結果画像が表示手段3により表示される。
〔検査処理〕
図3は、検査コマンドが入力された際に画像表示装置1にて実行される検査処理の処理工程を示すフローチャートである。
画像表示装置1は、前述のように、コマンド判定部251により、検査コマンドが入力されたと判定されると、以下に示す検査処理を実行する。
この検査処理では、図3に示すように、まず、検査実行部252が、前述の各検査工程を実行し、画像表示装置1の検査を行う(ステップS1)。この後、結果判定部253が、異常があった検査工程が1つでもあるか否かを判定する(ステップS2)。
ここで、結果判定部253が、全ての検査工程で異常がなかったと判定した場合には、コード生成部254が、全ての検査工程で異常がなかった旨の情報を有する前述の複数種類のQRコードを生成し、結果表示部255が、当該QRコードを含み、かつ、領域Bが緑色である結果画像データを、画像形成手段26に形成させる(ステップS3)。
一方、結果判定部253が、異常があった検査工程が1つでもあると判定した場合には、コード生成部254が、異常があった検査工程を示すコード、及び、当該異常の内容を示す情報を有する複数種類のQRコードを生成し、結果表示部255が、当該QRコードを含み、かつ、領域Bが赤色である結果画像データを、画像形成手段26に形成させる(ステップS4)。
そして、当該画像形成手段26が、形成された結果画像データに係る駆動信号を表示手段3に出力し、表示手段3が結果画像を表示する(ステップS5)。
以上により、画像表示装置1による検査処理が終了する。
このようにして表示された結果画像に基づいて、検査者は、画像表示装置1の検査結果を判定する。具体的に、検査者は、領域Bが赤色である結果画像のQRコードをCCD(Charge Coupled Device)等の撮像手段により撮像し、当該QRコードを図示しない解析装置に送ることで、当該画像表示装置1の異常の原因を特定することができる。
以上説明した本実施形態の画像表示装置1によれば、以下の効果がある。
結果判定部253が、検査実行部252により実行された各検査工程のうち、少なくとも1つにおいて異常があったと判定された場合には、コード生成部254が、当該異常に係る情報、すなわち、異常があったと判定された検査工程のコード及び異常の内容を示す情報を含むQRコードを生成する。そして、結果表示部255が、当該QRコードを含む結果画像に係る結果画像データを画像形成手段26に形成させ、当該結果画像を表示手段3にて表示させる。
これによれば、表示されたQRコードから、異常があった検査工程及び当該異常の内容等の当該異常に係る情報を取得することができる。この際、QRコードは、多くの情報を含ませることができるほか、誤り訂正機能を有しているので、当該QRコードが正確に表示されなくても、当該QRコードに含まれる情報を復元することができ、当該情報に基づいて、画像表示装置1の検査にて生じた異常の原因を特定しやすくすることができる。更に、QRコードは、全方向読取可能であるので、結果画像全体が反転されて表示された場合でも、当該QRコードに含まれる情報を読み取ることができる。
また、検査実行部252によって行われる各検査工程により、第1及び第3記憶手段21,23の記憶内容の良否と、第2及び第4記憶手段22,24の書込/読出の良否と、画像形成手段26の動作の良否とが判定される。これによれば、画像表示装置1の動作制御に係る制御手段2の検査が行われることとなるので、当該画像表示装置1での動作に重大な影響を及ぼす異常を確実に検出することができる。
また、結果判定部253により、少なくとも1つの検査工程にて異常があったと判定された場合には、結果表示部255により、表示領域A内の領域Bには、異常がなかった場合に設定される緑色ではなく、赤色が設定される。これによれば、結果画像を表示した際に、異常があった画像表示装置1を迅速に把握することができる。従って、複数の画像表示装置1を同時に検査する場合の検査効率を向上することができる。
また、表示手段3にて表示される結果画像には、それぞれ重ならないように配置された複数のQRコードが含まれる。これによれば、当該結果画像の一部が適切に表示されない場合でも、適切に表示された領域内に位置するQRコードから検査結果(異常があった場合の検査工程及び異常の内容)を取得することができる。従って、異常の原因を確実に特定しやすくすることができる。
また、結果画像には、サイズの異なる複数のQRコードが含まれる。これによれば、サイズの小さなQRコードにおいては、異常により当該QRコードが適切に表示されない確率、すなわち、当該QRコードが表示される領域内に異常が発生する確率を下げることができる。また、サイズの大きなQRコードの一部が適切に表示されない場合でも、当該QRコードに対して誤り訂正を行うことで、当該QRコードから前述の情報を取得することができる。従って、異常が生じている場合でも、当該異常の内容を示す情報を有するQRコードの読取を確実に行うことができる。
また、各サイズのQRコードのうち、一方は、他方に対して補色反転させた状態、すなわち、白黒反転させた状態で表示される。これによれば、結果画像等の表示画像に係る画像データが形成される第4記憶手段24の異常や、ドライバ33の異常、及び、液晶パネル31の異常等により、白と黒とが反転されて表示されてしまう場合でも、それぞれが白黒反転の関係にある複数のQRコードを表示することにより、いずれかのQRコードから異常に係る情報を取得することができる。従って、当該情報を一層確実に特定しやすくすることができる。
また、各QRコードは、表示領域Aの対角線L上、すなわち、結果画像の対角線上に配置される。これによれば、液晶パネル31の駆動に際して、ロールオーバーやラップアラウンド等の異常が発生している場合には、結果画像内のQRコードがずれて表示されることとなるので、これらの異常を容易に検出することができる。
〔実施形態の変形〕
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、結果表示部255は、検査結果に応じたQRコード及び背景色を含む結果画像を形成及び表示させるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、それぞれに意味付け可能な幾何模様であれば、図形等の他の幾何模様を有する結果画像としてもよい。また、QRコードではなく、マキシコード及びベリコード等の他の2次元バーコードでもよく、更には、1次元バーコードであってもよい。
また、当該バーコードが有する情報として、前記実施形態では、異常があった検査工程に係るコード及び異常の内容等を挙げたが、本発明はこれに限らず、検査結果に応じた情報であればよく、異常があった検査工程を識別可能な情報のみであってもよい。
前記実施形態では、コード生成部254が、検査結果に応じたQRコードを生成するとしたが、本発明はこれに限らず、第1記憶手段21が予め検査結果に対応するQRコードを記憶しておき、コード生成部254が、当該検査結果に応じたQRコードを第1記憶手段21から選択するようにしてもよい。
前記実施形態では、検査で異常がなかった場合には、領域Bを緑色とし、異常があった場合には、領域Bを赤色とする結果画像を表示するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、結果画像の色については、適宜設定してよい。
また、当該検査に含まれる検査工程としては、前記実施形態では、第1及び第3記憶手段21,23の記憶内容の良否(チェックサム)、第2及び第4記憶手段22,24の書込/読出の良否(ベリファイ)、並びに、画像形成手段26の動作の良否を検査するとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、これらのいずれかの検査工程のみを行ってもよく、他の検査工程を実施してもよい。
前記実施形態では、結果画像には、サイズ及び配色の異なるQRコードが含まれるとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、1つのQRコードを表示するようにしてもよく、複数のQRコードが含まれる場合でも、それぞれが同じサイズ及び配色であってもよい。更に、各QRコードは、液晶パネル31の表示領域Aの対角線L上になくてもよい。例えば、四隅にサイズの異なるQRコードを配置した結果画像としてもよく、また、中央に最も大きなサイズを有するQRコードを配置し、当該QRコードの周囲に他のサイズのQRコードを配置した結果画像としてもよい。すなわち、結果画像におけるQRコードのレイアウトは、適宜設定してよい。
前記実施形態では、互いに隣接するQRコードにおいては、それぞれのQRコードの周囲のマージンを互いに重ね合わせるように配置するとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、QRコードと当該QRコードの周囲のマージンとを1つの情報認識領域とし、それぞれの情報認識領域が互いに隙間無く隣接配置された結果画像を生成するようにしてもよい。また、当該各情報認識領域が、所定の隙間を介して配置されていてもよい。
前記実施形態では、表示手段3は、液晶パネル31及びバックライト32を備える構成としたが、本発明はこれに限らない。例えば、これらに代えて有機ELパネルを有する表示手段を画像表示装置が備える構成としてもよく、この他、プラズマパネル及びCRT(Cathode Ray Tube)を備える構成としてもよい。
前記実施形態では、本発明の画像表示装置を、パチンコ機及びパチスロ機等の遊技機に用いられる画像表示装置1として構成したが、本発明はこれに限らない。例えば、自動券売機等の電子機器に用いられる画像表示装置にも適用可能である。
本発明は、画像表示装置に利用できる。
本発明の一実施形態に係る画像表示装置の構成を示すブロック図。 前記実施形態における結果画像を示す図。 前記実施形態における検査処理の処理工程を示すフローチャート。
符号の説明
1…画像表示装置、3…表示手段、21…第1記憶手段、22…第2記憶手段、23…第3記憶手段、24…第4記憶手段、25…主制御手段、26…画像形成手段、31…液晶パネル(表示部)、252…検査実行部、253…結果判定部、254…コード生成部、255…結果表示部、L…対角線、QR1(QR1B,QR1W),QR4(QR4B,QR4W),QR9(QR9B,QR9W),QR16(QR16B,QR16W),QR25(QR25B,QR25W)…バーコード(幾何模様)。

Claims (8)

  1. 所定の画像を表示する画像表示装置であって、
    前記画像に係る表示画像データを形成する画像形成手段と、
    前記表示画像データに基づいて、前記画像を表示する表示手段と、
    当該画像表示装置を制御する主制御手段とを備え、
    前記主制御手段は、
    当該画像表示装置の検査を実行する検査実行部と、
    前記検査の結果に基づいて、当該検査における異常の有無を判定する結果判定部と、
    前記結果判定部により、異常があったと判定されると、前記検査結果に基づく幾何模様を生成する模様生成部と、
    生成された前記幾何模様を含む結果画像に係る結果画像データを前記画像形成手段に形成させる結果表示部とを備え、
    前記画像形成手段は、前記結果画像データに係る前記結果画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記幾何模様は、バーコードであることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記主制御手段による制御に係る情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記主制御手段による制御に際して前記情報の少なくとも一部を一時的に記憶する第2記憶手段と、
    前記画像を形成するための部分画像データを記憶する第3記憶手段と、
    前記画像形成手段により形成される前記表示画像データを記憶する第4記憶手段とを備え、
    前記検査実行部は、前記各記憶手段及び前記画像形成手段の少なくともいずれかの検査を実行することを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記結果表示部は、
    前記結果判定部により、異常があったと判定されると、前記幾何模様が位置する領域とは異なる少なくとも一部の領域の色を、異常がなかったと判定された際の色とは異なる色に設定した前記結果画像に係る前記結果画像データを形成させることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記模様生成部は、複数の前記幾何模様を生成し、
    前記結果表示部は、前記複数の幾何模様が配置された前記結果画像に係る前記結果画像データを形成させることを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項5に記載の画像表示装置において、
    前記模様生成部は、サイズの異なる複数の前記幾何模様を生成することを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の画像表示装置において、
    前記模様生成部は、前記複数の幾何模様のうち、少なくともいずれかを、他の前記幾何模様とは異なる配色で生成することを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項5から請求項7のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記表示手段は、
    複数の列及び複数の行を有する格子状に配列された複数のピクセルを有し、かつ、前記複数のピクセルが前記列ごと及び前記行ごとに駆動して前記画像を表示する略矩形の表示部を備え、
    前記各幾何模様は、前記表示部の対角線上に配置されることを特徴とする画像表示装置。
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