JP2009168445A - 氷蓄熱方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】氷蓄熱槽9から供給される冷水の温度を冷水予熱装置3で調整し、温度調整された冷水を過冷却器5により過冷却状態とし、過冷却状態を解除することにより氷を生成する氷蓄熱方法において、冷水の温度を検出し、冷水予熱装置3による予熱がなされている状態で、過冷却解除前の冷水の温度が過冷却解除不足温度域に達した場合に、過冷却解除不足温度域を脱するまで冷水予熱装置3による冷水の予熱を停止する。
【選択図】図1
Description
また本発明は氷蓄熱方法において、氷水生成時に冷水の予熱を制御することにより、冷水流路及び氷水流路の氷結を防止することを第二の課題とする。
本発明は少なくとも前記第一の課題を解決するための手段として、水を過冷却状態に冷却する過冷却器と、過冷却水の過冷却状態を解除して生成する氷及び水を貯える氷蓄熱槽と、この氷蓄熱槽から前記過冷却器に供給される冷水の温度を調整する冷水予熱装置と、前記冷水の温度を検出する温度検出手段とを有する氷蓄熱装置において、冷水予熱装置は、冷媒を収容しこの冷媒と冷水との間で熱交換させる予熱器と、冷媒を膨張させて冷媒の圧力を下げる減圧装置と、減圧状態の冷媒を蒸発させる蒸発器と、蒸気状態の冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させ予熱器に収容される冷媒を生成する凝縮器と、予熱器が液状の冷媒で満たされるように予熱器における液状冷媒の量を制御する冷媒量制御手段とを有し、過冷却器は、蒸発器で冷却されたブラインにより冷水を過冷却状態に冷却することを特徴とする氷蓄熱装置を提供する。
以下、本発明で用いられる冷水予熱装置について説明する。
本発明は少なくとも前記第二の課題を解決するための手段として、水及び氷を貯える氷蓄熱槽から供給される冷水の温度を冷水予熱装置で調整し、温度調整された冷水を過冷却器により過冷却状態に冷却し、冷却された冷水の過冷却状態を解除することにより氷を生成する氷蓄熱方法において、温度検出手段により冷水の温度を検出し、冷水予熱装置による予熱時において過冷却解除前の冷水の温度が過冷却解除不足温度域に達した場合に前記冷水の温度が過冷却器による冷却により過冷却解除不足温度域を脱するまで冷水予熱装置による冷水の予熱を停止することを特徴とする氷蓄熱方法を提供する。
する冷媒バイパス流路と、凝縮された冷媒を前記予熱器及び冷媒バイパス流路に分配する冷媒分配手段とを有する構成とすると、液状冷媒の量を自在に制御する上でより効果的である。
本実施の形態における氷蓄熱装置は図1に示すように、冷水15及び氷13を貯える氷蓄熱槽9と、氷蓄熱槽9から供給された冷水の温度を調整する冷水予熱装置3と、温度調整された冷水を過冷却状態に冷却する過冷却器5と、落下エネルギーにより過冷却水の過冷却状態を解除するための過冷却解除槽7とを有する。氷蓄熱槽9と冷水予熱装置3及び冷水予熱装置3と過冷却器5は冷水流路62で接続されており、過冷却解除槽7と氷蓄熱槽
9は氷水流路64で接続されている。また冷水流路62には氷蓄熱槽9から冷水予熱装置3を介さずに過冷却器5へ通ずる冷水バイパス流路67が設けられている。
張弁27、28は冷水の温度、冷却水の温度及び液状冷媒の量によって冷媒の減圧及び冷媒の分配を行う。
冷媒液タンク26に収容されている冷媒は、起動時を除く定常運転時では、冷媒液タンク26から冷媒流路61を通って予熱器19に送られる。冷媒液タンク26が予熱器19及び冷媒バイパス流路66よりも上方に位置すること、及び第一及び第二の膨張弁27、28が設けられていることから、冷媒液タンク26に冷媒が収容されている場合では、予熱器19及び冷媒液タンク26から第一及び第二膨張弁27、28までの冷媒流路(冷媒バイパス流路66を含む)は冷媒で満たされている。
高いため、気体状体の冷媒は比較的高い温度でも凝縮して液状になる。
冷媒によって予熱される冷水の温度(過冷却器入口温度)を0.5℃とし、冷水予熱ポンプ17及び冷水循環ポンプ18の運転条件により予熱器19への冷水の流量を冷水全流量の1/10とした場合を例に説明する。冷水予熱装置3における冷媒の循環量は冷水予熱装置3の出力によって決まるが、本実施の形態では予熱器19の出口における冷媒温度は5℃となるように第一の膨張弁27の開度を調整するものとする。また過冷却器5前後における冷水の温度差は2.5℃と一定である。なお冷水温度が0℃以上である場合では冷水中に氷がないことから冷水の予熱を行わないこととし、冷水の予熱を行う場合について説明する。
次に氷蓄熱装置の起動時における運転状況を説明し、あわせて本発明の氷蓄熱方法における一実施の形態を説明する。なお起動運転時には氷蓄熱槽9における氷は融解しているものとして説明する。
前述した通常運転における制御によっても冷媒の保有顕熱量が冷水予熱量に対して不足する場合では、第一の膨張弁27を開く方向で調整し、冷媒液タンク26における冷媒液面を第一の液面計35よりも低下させ、予熱器19に気体状の冷媒を導入する。予熱器19には液状冷媒の顕熱不足分を補う気体状の冷媒が入り、冷水予熱量を満足することができる。また、冷媒液タンク26の液面が第一の液面計35よりも下がっていることから第二の膨張弁28は全閉となり、液状冷媒が予熱器19をバイパスして蒸発器21に流れることがなく、液状冷媒の顕熱を予熱器19において優先して活用することができる。
3 冷水予熱装置
5 過冷却器
7 過冷却解除槽
9 氷蓄熱槽
11 冷却塔
13 氷
15 冷水
17 冷水予熱ポンプ(冷水分配手段)
18 冷水循環ポンプ(冷水分配手段)
19 予熱器
21 蒸発器
23 圧縮機
25 凝縮器
26 冷媒液タンク
27 第一の膨張弁(減圧装置)
28 第二の膨張弁(減圧装置)
30 ブライン循環ポンプ
33 冷却水循環ポンプ
35 第一の液面計(レベル検出手段)
36 第二の液面計(レベル検出手段)
37 第一の温度計(温度検出手段)
38 第二の温度計(温度検出手段)
39 第三の温度計
61 冷媒流路
62 冷水流路
63 ブライン流路
64 氷水流路
65 冷却水流路
66 冷媒バイパス流路
67 冷水バイパス流路
Claims (5)
- 水及び氷を貯える氷蓄熱槽から供給される冷水の温度を冷水予熱装置で調整し、温度調整された冷水を過冷却器により過冷却状態に冷却し、冷却された冷水の過冷却状態を解除することにより氷を生成する氷蓄熱方法において、
温度検出手段により冷水の温度を検出し、冷水予熱装置による予熱がなされている状態で、過冷却解除前の冷水の温度が、過冷却解除によっても過冷却状態の冷水が氷結せず徐々に過冷却状態が解除されて流路内で氷結するおそれのある過冷却解除不足温度域に達した場合に、前記冷水の温度が過冷却器による冷却により過冷却解除不足温度域を脱するまで、冷水予熱装置による冷水の予熱を停止することを特徴とする氷蓄熱方法。 - 前記過冷却解除不足温度域が−0.5〜0℃であることを特徴とする請求項1に記載の氷蓄熱方法。
- 冷水予熱装置による予熱がなされていない状態で、過冷却解除前の冷水の温度が、冷水中に核となり得る物体が存在することで氷が生成されるおそれのある冷水不安定温度域まで降下した場合に、前記冷水の温度が過冷却器による冷却により冷水不安定温度域を脱するまで、冷水予熱装置により冷水を予熱することを特徴とする請求項1に記載の氷蓄熱方法。
- 前記冷水不安定温度域が0〜0.5℃であることを特徴とする請求項3に記載の氷蓄熱方法。
- 水を過冷却状態に冷却する過冷却器と、過冷却水の過冷却状態を解除して生成する氷及び水を貯える氷蓄熱槽と、この氷蓄熱槽から前記過冷却器に供給される冷水の温度を調整する冷水予熱装置と、前記冷水の温度を検出する温度検出手段とを有する氷蓄熱装置であって、
前記冷水予熱装置は、冷媒を収容しこの冷媒と前記冷水との間で熱交換させる予熱器と、冷媒を膨張させて冷媒の圧力を下げる減圧装置と、減圧状態の冷媒を蒸発させる蒸発器と、蒸気状態の冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させ予熱器に収容される冷媒を生成する凝縮器と、前記予熱器が液状の冷媒で満たされるように予熱器における液状冷媒の量を制御する冷媒量制御手段とを有し、
前記過冷却器は、前記蒸発器で冷却されたブラインにより前記冷水を過冷却状態に冷却することを特徴とする氷蓄熱装置
を用いて実行されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の氷蓄熱方法。
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JP2016033444A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 高砂熱学工業株式会社 | シャーベット氷の製氷システム、及びシャーベット氷の製氷方法 |
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