JP2009168139A - 転がり軸受装置 - Google Patents

転がり軸受装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009168139A
JP2009168139A JP2008006737A JP2008006737A JP2009168139A JP 2009168139 A JP2009168139 A JP 2009168139A JP 2008006737 A JP2008006737 A JP 2008006737A JP 2008006737 A JP2008006737 A JP 2008006737A JP 2009168139 A JP2009168139 A JP 2009168139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grease
supply container
grease supply
ring member
raceway
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008006737A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakamura
武史 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2008006737A priority Critical patent/JP2009168139A/ja
Priority to US12/318,724 priority patent/US20090180723A1/en
Priority to EP09000450A priority patent/EP2080921A2/en
Publication of JP2009168139A publication Critical patent/JP2009168139A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/66Special parts or details in view of lubrication
    • F16C33/6603Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
    • F16C33/6622Details of supply and/or removal of the grease, e.g. purging grease
    • F16C33/6625Controlling or conditioning the grease supply
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/66Special parts or details in view of lubrication
    • F16C33/6603Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
    • F16C33/6607Retaining the grease in or near the bearing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】転がり軸受の転動体に潤滑性を付与する潤滑剤を軸受内部からその外部に流出させずに転動体の近傍に供給し、転動体の潤滑性を長期間にわたって維持することができる転がり軸受装置を提供すること。
【解決手段】第1軌道1aを有する第1軌道輪部材1と、第2軌道2aを有する第2軌道輪部材2と、第1軌道1aと第2軌道2aとの間に介在する複数の転動体3とを有する転がり軸受装置。第1軌道輪部材1と第2軌道輪部材2との間に、グリースを第1軌道1aと第2軌道2aとの少なくとも一方に向けて供給するためのノズル5を有し、伸長させたときに元の形状に戻る復元性を有する伸縮性のグリース供給容器6が配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、転がり軸受装置に関する。さらに詳しくは、例えば、工作機械の主軸などに好適に使用し得る転がり軸受装置に関する。
一般に、工作機械などに用いられる高速回転する軸には、潤滑油を供給するために潤滑油が貯留されたタンクを備えた転がり軸受装置が使用されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、この転がり軸受装置は、供給された潤滑油が軸受内部から外部に流出するため、転がり軸受の転動体の潤滑性を長期間にわたって維持することができなくなるおそれがある。
そこで、転がり軸受の転動体の潤滑性を長期間にわたって維持するために、転がり軸受に配設された固定側軌道輪に接して設けられたグリース溜まりから固定側軌道輪の軌道面の付近まで連通する隙間が、グリース溜まり内のグリースの基油が固定側軌道輪の軌道面付近まで供給される程度の僅かなギャップ量となるように制御された転がり軸受が提案されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、この転がり軸受においても、前記転がり軸受装置と同様に、グリースの基油が軸受内部から外部に流出するため、転がり軸受における潤滑性を長期間にわたって維持することができなくなるおそれがある。
特開2006−194406号公報 特開2005−180629号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、転がり軸受の軌道と転動体との転がり接触部を潤滑する潤滑剤を軸受内部からその外部に流出することを抑制しかつ軌道に向けて供給し、軌道と転動体との転がり接触部を長期間にわたって潤滑することができる転がり軸受装置を提供することを課題とする。
本発明の転がり軸受装置は、第1軌道を有する第1軌道輪部材と、第2軌道を有する第2軌道輪部材と、第1軌道と第2軌道との間に介在する複数の転動体とを有する転がり軸受装置であって、前記第1軌道輪部材と前記第2軌道輪部材との間に、潤滑剤としてグリースを第1軌道と第2軌道との少なくとも一方に向けて供給するためのノズルを有し、伸長させたときに元の形状に戻る復元性を有する伸縮性のグリース供給容器が配設されていることを特徴とする。本発明の転がり軸受装置は、前記構成を有するので、潤滑剤として使用される劣化していない微量のグリースを転動体と軌道との転がり接触部に供給することができる。また、グリースは潤滑油や基油に比べて流動しにくいため、軸受内部からその外部に流出しにくくかつ転動体と軌道との近傍に保持することができ、当該転動体と軌道との潤滑を長期間にわたって維持することができる。
本発明の転がり軸受装置はまた、第1軌道を有する第1軌道輪部材と、第2軌道を有する第2軌道輪部材と、第1軌道と第2軌道との間に介在する複数の転動体とを有する転がり軸受装置であって、前記第1軌道輪部材と前記第2軌道輪部材との間に、潤滑剤としてグリースを第1軌道と第2軌道との少なくとも一方に向けて供給するためのノズルを有する伸縮可能なグリース供給容器が配設されており、このグリース供給容器の内部又は外部に、伸長されたグリース供給容器を縮小させるための弾性部材が設けられていることを特徴とする。本発明の転がり軸受は、グリース供給容器の内部又は外部に、伸長されたグリース供給容器を縮小させるための弾性部材が設けられているので、グリース供給容器自体が伸縮性を有しなくても当該弾性部材により、グリース供給容器に伸縮性を付与することができる。よって、本発明の転がり軸受装置は、この構成を有するので、潤滑剤として使用される劣化していない微量のグリースを転動体と軌道との転がり接触部に供給することができる。また、グリースは潤滑油や基油に比べて流動しにくいため、軸受内部からその外部に流出しにくくかつ転動体と軌道との近傍に保持することができ、当該転動体と軌道との潤滑を長期間にわたって維持することができる。
本発明の転がり軸受装置において、グリース供給容器を伸長させた状態で当該グリース供給容器内にグリースが充填されている場合、グリースは軸受内部からその外部に流出しにくく微量のグリースを継続的に転動体と軌道との近傍に供給し、保持させることができるので、転動体と軌道との潤滑を長期間にわたって維持することができる。
本発明の転がり軸受装置において、グリース供給容器が可撓性樹脂からなり、蛇腹形状を呈している場合、当該グリース供給容器自体が伸縮性を有するので、グリース供給容器を伸縮させるための弾性部材の使用を不要とすることができる。
本発明の転がり軸受装置において、ノズルにオリフィスが配設されている場合、ノズルから排出される微量のグリースの流量変化を小さくすることができる。
本発明の転がり軸受装置によれば、転がり軸受の転動体と軌道との転がり接触部を潤滑する微量の潤滑剤が軸受内部からその外部に流出しにくくかつ転動体と軌道との近傍に保持して、転動体と軌道との転がり接触部の潤滑を長期間にわたって維持することができるという効果が奏される。
以下、本発明の転がり軸受装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、本発明は、かかる図面に記載の実施の形態のみに限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施の形態に係る転がり軸受装置Bの軸方向における断面説明図である。転がり軸受装置Bは、第1軌道輪部材1及び第2軌道輪部材2を有しており、図1に示された実施の形態では、第1軌道輪部材1は内輪として、第2軌道輪部材2は外輪として機能する。第1軌道輪部材1は、環状に形成されており、その外周に第1軌道1aを有している。第2軌道輪部材2は、第1軌道輪部材1と同様に環状に形成されており、その内周に第2軌道2aを有している。第1軌道輪部材1と第2軌道輪部材2とは、同心に配置されており、第1軌道輪部材1には、図示しない軸が内嵌される。
第1軌道輪部材1の第1軌道1aと第2軌道輪部材2の第2軌道2aとの間には、複数の転動体(玉)3が介在しており、これらの転動体3は、環状の保持器4で保持されている。保持器4は、例えば、フェノール樹脂などの合成樹脂で作製されており、周方向に所定間隔に複数の転動体3を保持するためのポケット4aを有する。保持器4は、第1軌道輪部材1の外周面1bと第2軌道輪部材2の内周面2bとの間で第1軌道輪部材1及び第2軌道輪部材2とほぼ同心となるように配置されている。転動体3は、保持器4の各ポケット4aに収容されることによって周方向において所定間隔に保持されており、第1軌道輪部材1の第1軌道1aと第2軌道輪部材2の第2軌道2aとの間を転動する。
第1軌道輪部材1と第2軌道輪部材2との間には、第1軌道1aに向かって潤滑剤としてグリースを供給するためのノズル5を有し、伸長させたときに元の形状に戻る復元性を有する伸縮性のグリース供給容器6が配設されている。
グリース供給容器6は、第2軌道輪部材2の内周面に固定された環状保持部材8の凹部8a内に配設されている。環状保持部材8は、環状に形成され、第2軌道輪部材2の軸方向(以下、特記のない限り単に軸方向という)の転動体とは反対側から軸方向の転動体側に窪む凹部8aを備える。環状保持部材8は、外周部8bの外周面が第2軌道輪部材2の内周面に固定され、軸方向の転動体側の側部8cの側面が第2軌道輪部材2の段部に当接している。環状保持部材8の凹部8aより第2軌道輪部材2の径方向(以下、特記のない限り単に径方向という)の内方には内周部8dが形成されている。側部8cは、伸縮性を有するグリース供給容器6が第1軌道輪部材1の段面に接触することを防いでいる。内周部8dは、伸縮性を有するグリース供給容器6が第1軌道輪部材1の内周面に接触することを防いでいる。
環状保持部材8の凹部8aの軸方向の転動体とは反対側の開口は、蓋部材9が嵌め込まれ、ふさがれている。蓋部材9は軸方向の転動体側における径方向の内方側と外方側とにそれぞれ環状の内方突出部9aと環状の外方突出部9bとを有する。内方突出部9aの内周面は環状保持部材8の内周部8dの外周面に当接し、外方突出部9bの外周面は環状保持部材8の外周部8bの内周面に当接することで、蓋部材9は環状保持部材8の凹部8aの開口に嵌め合わされている。
ノズル5は円筒形状であり、一端の内径部分が第1軌道輪部材1の第1軌道1aに向けて保持器4と第1軌道輪部材1との径方向に重なる範囲における保持器4の径方向の内方側かつ第1軌道輪部材1の径方向の外方側で開口しているとともに、他端の内径部分が開口してグリース供給容器6の内部空間に連通することで、グリース供給容器6の内部空間と外部とを連通している。グリース供給容器6の内部空間のグリースは、ノズル5の内径部分を通過してノズル5の一端の内径部分の開口から出てくるようになっている。ノズル5は、第1軌道輪部材1、保持器4及び転動体3に非接触である。
ノズル5の外周面には一端から所定距離の位置に突出部5aが形成されている。突出部5aは環状に形成されているが、環状の突出部に限定されるものではない。円弧状の突出部であっても、複数の円弧状の突出部であってもよい。環状保持部材8の側部8cには凹部8aと環状保持部材8の側部8cよりも軸方向の転動体側の空間とを貫通する孔が形成されている。孔の大きさはノズル5の外周面を通すが突出部5aを通さないよう形成されている。突出部5aの軸方向の転動体側の面は環状保持部材8の側面に面接触する。このことでノズル5は環状保持部材8に対して位置決めされ、転がり軸受装置Bにおいて、ノズル5の一端の内径部分の開口の位置は位置決めされている。蓋部材9の軸方向の転動体側にはノズル5の突出部5aを環状保持部材8の側部8cに押し付けるよう、グリース供給容器6を付勢する蓋部材9の付勢突出部9cが形成されている。付勢突出部9cは突出部5aと軸方向に重なるよう形成されている。付勢突出部9cは内方突出部9aの周方向の一部の外周面が径方向の外方に突出するように形成されているが、ノズル5の突出部5aを環状保持部材8の側部8cに押し付けることで転がり軸受装置Bにおけるノズル5の一端の内径部分の開口の位置を位置決めできるよう形成すればよく、突出部5aと付勢突出部9cとは軸方向に重ならなくてもよいし、内方突出部9aとは独立して形成してもよい。なお、環状保持部材8の側部8cと第2軌道輪部材2の段面との間にシム等を介在させて、転がり軸受装置Bにおけるノズル5の一端の内径部分の開口の位置を調整してもよい。
また、環状保持部材8と蓋部材9とはノズル5の突出部5aを環状保持部材8の側部8cに押し付ける部分を除いてグリース供給容器6を締め付けないよう形成されている。グリース供給容器6は環状保持部材8の凹部8aと蓋部材9とが形成する空間内で、ノズル5の突出部5aを環状保持部材8の側部8cに押し付ける部分を除いて環状保持部材8の周方向に摺動することができる。摺動を容易にするため、環状保持部材8の凹部8aと蓋部材9とが形成する空間に面する面やグリース供給容器6の外面に潤滑剤(グリース、潤滑油、固体潤滑剤等)を塗布又は被膜しておくことが好ましい。本実施形態においては、グリース供給容器6の内部に充填するグリースと同じグリースを環状保持部材8の凹部8aと蓋部材9とが形成する空間に面する表面に薄く塗布している。
本発明では、第1軌道1aと転動体3との転がり接触部、転動体の転動に伴い移動するグリースによる第2軌道2aと転動体3との転がり接触部、保持器4のポケット4aと転動体3との滑り接触部、保持器4の外周面と第2軌道輪部材2の内周面(肩部)2bとの滑り接触部の潤滑のための潤滑剤としてグリースが用いられており、このグリースが第1軌道1aに向けて第1軌道1aと転動体3との近傍に直接供給される。このグリースは、従来の潤滑油やグリースの基油に比べて流動性が小さく、当該潤滑油などのように軸受内部7から外部に流出することが抑制されることから、第1軌道1aと転動体3との潤滑を長期間にわたって維持することができる。
転がり軸受装置Bでは、グリース供給容器6を元の形状より伸長させた状態で当該グリース供給容器6の内部空間にグリースが充填されている。このようにグリースを充填した場合、伸長させたグリース供給容器6は、元の形状に戻ろうとする復元力を有するので、その復元力によってグリース供給容器6の内部空間に充填されているグリースがノズル5を介してグリース供給容器6から排出される。この排出されたグリースは、軸受内部7からその外部にすぐに流出せずに継続的に第1軌道1aと転動体3との近傍に保持されるので、第1軌道1aと転動体3との転がり接触部、転動体の転動に伴い移動するグリースによる第2軌道2aと転動体3との転がり接触部、保持器4のポケット4aと転動体3との滑り接触部、保持器4の外周面と第2軌道輪部材2の内周面(肩部)2bとの滑り接触部の潤滑を長期間にわたって維持することができる。
このように本実施の形態の転がり軸受装置Bによれば、グリース供給容器6を元の形状より伸長させた状態でグリースがグリース供給容器6内に充填されるので、グリース供給容器6内に充填されるグリースを排出させるための特別の動力源を使用しなくても、グリース供給容器6自身が有する復元力によってノズル5を介してグリース供給容器6からグリースを排出させることができる。したがって、グリース供給のための機構を簡素化して低コスト化を図ることができる。
なお、グリース供給容器6を配設するためのスペースは、例えば、図1に示されるように、第1軌道輪部材1及び第2軌道輪部材2の軸方向一端側に、それぞれ延伸部1c及び延伸部2cを設けることによって形成することができる。詳細には、延伸部1cは第1軌道輪部材(内輪)1の第1軌道1aの軸方向の一方側に隣接する肩部よりも軸方向一方側に形成され、延伸部1cの外周面は第1軌道輪部材1の肩部よりも窪むよう(小径に)形成されている。また、延伸部2cは第2軌道輪部材(外輪)2の第2軌道2aの軸方向の一方側に隣接する肩部よりも軸方向一方側に形成され、延伸部2cの内周面は第2軌道輪部材2の肩部よりも窪むよう(大径に)形成されている。このように形成することで、グリース供給容器6を配設する空間を大きくすることができ、グリース供給容器6の内部の容量を大きくすることができ、グリース供給容器6の内部に充填されるグリースの充填量を多くし、転がり軸受装置Bの潤滑を長期にわたって維持することができる。
なお、図示しないが、第1軌道輪部材は延伸部1cを有する第1軌道輪部材1に換えて、転がり軸受の内輪と、その内輪に隣接する内輪間座とから形成してもよいし、第2軌道輪部材は延伸部2cを有する第2軌道輪部材2に換えて、転がり軸受の外輪と、その外輪に隣接する外輪間座とから形成してもよい。また、この場合、内輪と内輪間座との間、及び/又は、外輪と外輪間座との間には、シム等を介在させて、転がり軸受装置Bにおけるノズル5の一端の内径部分の開口の位置を調整してもよい。
ノズル5は、グリース供給容器6の内部とその外部とが連通するように、グリース供給容器6と一体化されており、その先端は、第1軌道輪部材1の外周面1bとわずかな距離を隔てた位置に開口している。ノズル5の長さ及び太さ、ならびにグリース供給容器6に設けられる位置は、特に限定されず、グリース供給容器6の内部のグリースを所望量ずつ第1軌道1a又は/及び第2軌道2aに向けて供給することができるように設定される。本実施形態においては、転がり軸受装置Bにグリース供給容器6は1個だけ配設され、このグリース供給容器6に取り付けられるノズル5は1本であるが、複数のグリース供給容器を転がり軸受装置Bに配設してもよく、さらには、グリース供給容器6に設けられるノズル5の本数にも特に限定がなく、1本だけであってもよく、2〜6本程度の複数本であってもよい。1個のグリース供給容器6に複数本のノズルを設ける場合、複数のノズル間の位置が変化しないよう、グリース供給容器6の元の形状より伸長する部分を複数のノズル間を避けて設ける必要がある。
ノズル5から排出されるグリースの流量は、例えばノズル5の内径部分の内径及び長さを調整することによって制御することができる。なお、ノズル5内又はノズル5に隣接してオリフィス(図示せず)を設けてもよい。ノズル5内又はノズル5に隣接してオリフィスを設ける場合、最狭路において所望の内径を有するオリフィスを用いることにより、ノズル5から排出されるグリースの流量が所定量となるように制御することができる。
本実施形態の転がり軸受装置Bは、グリース供給容器6を第1軌道輪部材1と第2軌道輪部材2との間に配設することで、グリース供給容器6を第1軌道輪部材1と第2軌道輪部材2との間の空間より外に配設した場合と比べて、ノズル5の内径部分の長さを短くすることができる。ノズル5の内径部分の長さを短くすることができるため、ノズル5の内径部分の断面積を小さくしても、グリース供給容器6の復元性によるグリース供給容器6からグリースを押し出そうとする力によって、ノズル5からグリースを第1軌道1aに向けて供給することができる。ノズル5の内径部分の断面積を小さくすることができるため、微量のグリースを第1軌道1aに向けて供給することができ、潤滑可能な時間を長くし、多量のグリースを第1軌道1aに向けて供給する場合と比較して、転がり軸受装置Bの回転トルクが大きくなること、回転トルクの上昇による転がり軸受装置Bの温度上昇、温度上昇による軸受の寸法変化や転がり接触部、滑り接触部、グリース供給容器6内のグリースの劣化を抑制することができる。特に、転がり軸受装置を工作機械の主軸に用いる場合には、軸受の寸法変化により、加工精度が変化するため、温度上昇の抑制は重要である。これに対して、ノズル5の内径部分の長さが長いと、グリースがノズル5の内径部分を流れにくく、内径部分の断面積を大きくする必要がある。断面積が大きい場合には、転がり軸受装置Bの潤滑に必要な量以上のグリースを転動体と軌道とに向けて供給することで、グリース供給容器6の内部に充填されたグリースが減少する速度が速くなり、潤滑可能な時間が短くなったり、過剰なグリースが転動体と軌道とに付着することにより転がり軸受装置Bのグリース攪拌抵抗が大きくなり、転がり軸受装置Bの回転トルクが大きくなったり昇温が大きくなったりする。
グリースは、グリース供給容器6を伸長させた状態で当該グリース供給容器6内に充填される。グリースは、例えば、グリース供給容器6を常態又は圧縮させた状態で、グリース供給容器6が所望の長さに伸長するまでグリース供給容器6内に充填することができる。グリースのグリース供給容器6内への充填は、例えば、グリース供給容器6に配設されているノズル5を介して行なってもよく、あるいはグリース供給容器6にグリース供給口(図示せず)を設けておき、このグリース供給口から行なってもよい。
なお、グリース供給容器6にグリース供給口を設けた場合、グリースの供給後には、そのグリース供給口からグリースが漏出することを防止するために、当該グリース供給口を封止しておくか、グリース供給口に雄ねじ又は雌ねじの一方を形成するとともに、雄ねじ又は雌ねじの他方を形成した蓋を螺合しておくか、あるいはグリースをグリース供給容器6内に供給することはできるが、グリース供給容器6内のグリースを外部に漏出させない逆止弁(図示せず)を設ける等の対策を講じる必要がある。グリース供給容器6のグリース供給口を蓋で閉じるか、グリース供給容器6のグリース供給口に逆止弁が設けられている場合、使用済みのグリース供給容器6内にグリース供給口を介してグリースを再充填することもできる。グリース供給口を介してグリースを再充填する場合や、ノズル5からグリースを再充填する場合には、このグリース供給容器6を再使用することができるという利点がある。
本発明の転がり軸受装置に使用されるグリースは、特に限定されず、一般に転がり軸受に使用されているものであればよい。例えば、グリースに用いられる増ちょう剤としては、リチウムステアレート、リチウム12−ヒドロキシステアレート等のリチウム石けん、リチウム複合石けん、ナトリウム石けん、カリウム石けん、バリウム石けん、アルミニウム石けん、アルミニウム複合石けん、ジウレア、ポリウレア、ベントン、ポリテトラフルオロエチレン等の各種増ちょう剤成分を1種類又は複数組み合わせて用いることができる。グリースに用いられる基油としては、パラフィン系鉱油、ナフテン系鉱油、ポリアルファオレフィン、ジエステル、ポリオールエステル、アルキルジフェニルエーテル、シリコーン油、パーフルオロポリエーテル等の各種基油を1種類又は複数組み合わせて用いることができる。また、グリースには、防錆剤、酸化防止剤、焼き付き防止剤、極圧添加剤、油性剤、樹脂等の添加剤を添加してもよい。グリースは、転がり軸受装置Bに要求される特性により選ばれる、また、グリースの各成分は、グリース供給容器6やノズル5を劣化させないものを使用することが好ましい。または、グリースの成分によって、グリース供給容器6やノズル5の材質は選定されるべきである。また、グリース供給容器6の内部空間に充填されるグリースの充填量についても特に限定がなく、グリース供給容器6の内部空間に満量でグリースを充填してもよく、あるいはグリース供給容器6の内部空間にやや空間が生じる量で充填してもよいが、なるべく空気が混入しないように充填することが好ましい。空気が多量に混入した場合に、ノズル5の一端の内径部分の開口からグリースが出てこないことが生じる可能性を抑制するためである。
図2は、図1に示されるグリース供給容器6であって、伸長させていない(元の形状)かつ環状保持部材8に配置する前の概略斜視図である。このグリース供給容器6は、可撓性樹脂からなり、蛇腹形状を呈している。このグリース供給容器6は、伸縮可能な蛇腹状であることから、伸縮させたときに元の形状に戻ろうとする復元性(復元力)を有する。グリース供給容器6は、例えば、ブロー成形などによって成形することができる。
グリース供給容器6を構成する可撓性樹脂は、伸縮させたときに元の形状に戻る復元性を有するのであれば特に限定されないが、通常、グリース供給容器6の成形性及びその形状の復元性の観点から、ポリエチレン、ポリアミド、ポリフェニルサルファイド、ポリフェニルスルホン、軟質塩化ビニル樹脂などの合成樹脂であることが好ましく、さらに耐熱性や耐油性の観点から、ポリアミド、ポリフェニルサルファイド又はポリフェニルスルホンであることがより好ましい。
図2に示されるグリース供給容器6は、元の形状から伸長させることでそれ自身が復元力を有するので、当該グリース供給容器6を伸縮させるための弾性部材をあえて配設しなくてもよいが、より強力な復元力を付与する観点から弾性部材を配設してもよい。
グリース供給容器を伸縮させるための弾性部材は、当該グリース供給容器の内部又は外部に設けることができる。このように、弾性部材をグリース供給容器に設けた場合には、グリース供給容器が復元性を有しない、復元性が小さい、グリースの性状やノズル5の内径部分の内径や長さの影響でノズル5の内径部分をグリースが流動する際にグリースの流動抵抗が大きいなど、転がり軸受装置Bの転がり接触部、滑り接触部に所望の量のグリースの供給が難しい場合であっても、当該グリース供給容器に復元性を付与することができる。さらには、グリースを転がり軸受装置Bの転がり接触部、滑り接触部に多く供給したい場合にも有効である。なお、弾性部材は、グリース供給容器が復元性を有しない場合のみならず、復元性を有する場合にも配設することができる。
弾性部材としては、例えば、金属製バネ、樹脂製又はゴム製バネなどが挙げられる。樹脂製又はゴム製バネは、例えば、樹脂又はゴムを螺旋状に成形することによって製造することができる。
弾性部材は、グリース供給容器の内部又は外部に配設される。内部に弾性部材が配設されたグリース供給容器は、例えば、ブロー成形などによって所望の形状を有するグリース供給容器を成形し、その端部に弾性部材を挿入するための挿入口を設けておき、この挿入口から弾性部材を挿入した後、当該挿入口を閉止することによって作製することができる。また、外部に弾性部材が配設されたグリース供給容器は、例えば、前記と同様にブロー成形などによって所望の形状を有するグリース供給容器を成形し、そのグリース供給容器の外周に弾性部材を捲回することによって製造することができる。
外部に弾性部材が配設されたグリース供給容器の一例の概略斜視図を図3に示す。図3には、伸長させていない常態(元の形状)におけるグリース供給容器16が示されている。
図3に示されるグリース供給容器16の外周には、当該グリース供給容器16を元の形状に圧縮させるためのバネ状の弾性部材18が配設されている。グリース供給容器16は、図2に示されるグリース供給容器6と同様に蛇腹形状を呈しているが、伸縮自在であれば他の形状を呈していてもよい。
弾性部材18の両端は、開放状態であってもよいし、あるいは図3に示されるように、グリース供給容器16の両端面に弾性部材18を固定するための固定部19を配設しておき、この固定部19で固定されるようにしてもよい。後者の場合、固定部19は、グリース供給容器16の端面を構成する部材と一体成形されていることが、機械的強度の観点から好ましい。
図1に示される転がり軸受装置において、グリース供給容器6に代えて図3に示されるグリース供給容器16を適用した場合のA−A線断面図を図4に示す。
第1軌道輪部材1と第2軌道輪部材2との間には、グリース10が充填され、転動体の近傍に供給するためのノズル5を有し、伸縮させたときに元の形状に戻る復元性を有する伸縮性のグリース供給容器16が配設されている。グリース供給容器16は環状保持部材8の凹部8aに円弧状に配設され、ノズル5は環状保持部材8の側部8cの孔に挿入され、蓋部材9が環状保持部材8の軸方向の転動体とは反対側の凹部8aの開口に嵌め込まれノズル5は環状保持部材8から突出している。グリース供給容器16は付勢突出部9cにより軸方向の転動体側に付勢され、ノズル5の環状の突出部5aが環状保持部材8の側部8cの凹部8a側の面に面接触している。ノズル5の一端の内径部分の開口は、第1軌道1aと保持器4との径方向に重なる範囲で第1軌道輪部材1の径方向の外方側かつ保持器4の径方向の内方側に位置する。ノズル5は、第1軌道輪部材1、保持器4及び転動体3に非接触である。グリース供給容器16内には、当該グリース供給容器16を伸長させた状態でグリース10が充填されている。また、グリース供給容器16の外周には、グリース供給容器16を伸縮させるための弾性部材8が設けられている。
図4に示される転がり軸受装置では、グリース供給容器16が伸長している状態でグリース10がグリース供給容器16内に充填されているので、グリース供給容器16は、元の形状に戻ろうとする復元力を有する。また、弾性部材8によって、グリース供給容器16を元の形状に戻そうとする力が当該グリース供給容器16に付与される。したがって、転がり軸受装置を使用している間にグリース供給容器16内のグリース10がノズル(図示せず)を介して第1軌道1a(図示せず)に向かって少しずつ供給される。このグリース10は、従来の潤滑油などとは異なり、その流動性が小さいので、軸受装置の内部から外部に流出しにくいことから、転がり軸受装置の転がり接触部や滑り接触部の潤滑を長期間にわたって維持することができる。
このように、本発明の転がり軸受装置では、潤滑油やグリースの基油ではなく流動性の小さいグリース10が用いられ、このグリース10をグリース供給容器自体の復元力及び/又は弾性部材の復元力を利用して第1軌道1aや転動体の近傍に供給している。グリース10は、流動性が小さいので軸受内部からその外部に流出しにくく第1軌道1aや転動体の近傍に長期にわたり保持することができる。
したがって、本発明の転がり軸受装置は、第1軌道1aと転動体3との転がり接触部、転動体の転動に伴い移動するグリースによる第2軌道2aと転動体3との転がり接触部、保持器4のポケット4aと転動体3との滑り接触部、保持器4の外周面と第2軌道輪部材2の内周面(肩部)2bとの滑り接触部の潤滑を長期間にわたって維持することができることから、例えば、工作機械の主軸などに好適に使用することができる。
なお、上記2つの実施形態では、ノズル5は、一端の内径部分の開口が第1軌道輪部材1の第1軌道1aに向けて保持器4と第1軌道輪部材1との径方向に重なる範囲における保持器4の径方向の内方側かつ第1軌道輪部材1の径方向の外方側に位置していたが、ノズルは、一端の内径部分の開口が第2軌道輪部材2の第2軌道2aに向けて保持器4と第2軌道輪部材2との径方向に重なる範囲における保持器4の径方向の外方側かつ第2軌道輪部材2の径方向の内方側に位置していてもよい。
また、上記2つの実施形態では、1個のグリース供給容器6を環状保持部材8の凹部8aに円弧状に配設し、グリース供給容器6の一端に取り付けられた1本のノズル5から転がり軸受装置Bの軌道(転がり接触部)に向けてグリースを供給したが、複数のグリース供給容器を環状保持部材8の凹部8aに円弧状に配設し、それぞれのグリース供給容器に取り付けられたそれぞれ1本のノズルから転がり軸受装置Bの軌道(転がり接触部)に向けてグリースを供給してもよい。この場合、それぞれのグリース供給容器の内部空間に充填されるグリースは同じ種類のグリースであることが望ましい。また、このような場合、ノズルは転がり軸受装置Bの軌道の周方向の所定間隔毎に配設されることになるが、この場合、ノズルの内径部分の内径及び/又は長さをそれぞれ異ならせ、潤滑条件の厳しい箇所(例えば、ラジアル荷重が負荷される箇所)のグリース供給量が多くなるようにしてもよい。また、複数のグリース供給容器の内部空間の容積はそれぞれ異なっていてもよく、特に、それぞれのグリース供給容器からのグリース供給量が異なる場合においては、供給量に応じてグリース供給容器の内部空間の容積を決めることが好ましい。
本発明の転がり軸受装置の一実施の形態の軸方向における断面説明図である。 図1に示されるグリース供給容器であって、伸長させていないかつ環状保持部材8に配置する前の概略斜視図である。 本発明の転がり軸受装置に使用されるグリース供給容器の他の一例を示す概略斜視図である。 図3に示されるグリース供給容器が用いられている図1に示される転がり軸受装置のA−A線断面図である。
符号の説明
1 第1軌道輪部材(内輪)
1a 第1軌道
2 第2軌道輪部材(外輪)
2a 第2軌道
3 転動体
4 ノズル
6 グリース供給容器
10 グリース
16 グリース供給容器
B 転がり軸受装置

Claims (5)

  1. 第1軌道を有する第1軌道輪部材と、第2軌道を有する第2軌道輪部材と、第1軌道と第2軌道との間に介在する複数の転動体とを有する転がり軸受装置であって、前記第1軌道輪部材と前記第2軌道輪部材との間に、潤滑剤としてグリースを第1軌道と第2軌道との少なくとも一方に向けて供給するためのノズルを有し、伸長させたときに元の形状に戻る復元性を有する伸縮性のグリース供給容器が配設されていることを特徴とする転がり軸受装置。
  2. 第1軌道を有する第1軌道輪部材と、第2軌道を有する第2軌道輪部材と、第1軌道と第2軌道との間に介在する複数の転動体とを有する転がり軸受装置であって、前記第1軌道輪部材と前記第2軌道輪部材との間に、潤滑剤としてグリースを第1軌道と第2軌道との少なくとも一方に向けて供給するためのノズルを有する伸縮可能なグリース供給容器が配設されており、このグリース供給容器の内部又は外部に、伸長されたグリース供給容器を縮小させるための弾性部材が設けられていることを特徴とする転がり軸受装置。
  3. グリース供給容器を伸長させた状態で当該グリース供給容器内にグリースが充填されている請求項1又は2に記載の転がり軸受装置。
  4. グリース供給容器が可撓性樹脂からなり、蛇腹形状を呈している請求項1〜3のいずれかに記載の転がり軸受装置。
  5. ノズルにオリフィスが配設されてなる請求項1〜4のいずれかに記載の転がり軸受装置。
JP2008006737A 2008-01-16 2008-01-16 転がり軸受装置 Pending JP2009168139A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008006737A JP2009168139A (ja) 2008-01-16 2008-01-16 転がり軸受装置
US12/318,724 US20090180723A1 (en) 2008-01-16 2009-01-07 Rolling bearing device
EP09000450A EP2080921A2 (en) 2008-01-16 2009-01-14 Lubricating device for a rolling bearing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008006737A JP2009168139A (ja) 2008-01-16 2008-01-16 転がり軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009168139A true JP2009168139A (ja) 2009-07-30

Family

ID=40513434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008006737A Pending JP2009168139A (ja) 2008-01-16 2008-01-16 転がり軸受装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20090180723A1 (ja)
EP (1) EP2080921A2 (ja)
JP (1) JP2009168139A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031810A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Ntn Corp 転がり軸受装置
JP2014037878A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Ntn Corp 転がり軸受装置
CN103797259A (zh) * 2011-09-13 2014-05-14 Ntn株式会社 轴承装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6160125B2 (ja) * 2013-03-01 2017-07-12 株式会社ジェイテクト 転がり軸受装置
JP2016023758A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 株式会社ジェイテクト 転がり軸受装置及び給油ユニット
WO2020034185A1 (zh) * 2018-08-17 2020-02-20 舍弗勒技术股份两合公司 可控引导刮片系统、脂润滑轴承及控制系统

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3206261A (en) * 1962-04-04 1965-09-14 Franklin Electric Co Inc Grease feed device
US4335791A (en) * 1981-04-06 1982-06-22 Evans Robert F Pressure compensator and lubricating reservoir with improved response to substantial pressure changes and adverse environment
JPH071531Y2 (ja) * 1987-08-31 1995-01-18 キーパー株式会社 等速継手用フレキシブルブーツ
US4858478A (en) * 1988-08-16 1989-08-22 Mine Safety Appliances Company Bellows type hand-operated air sampling pump
US5584359A (en) * 1996-03-13 1996-12-17 Reinersman; Phillip N. Detachable wheel bearing lubricator
DE19834338A1 (de) * 1998-07-30 2000-02-03 Manfred E Wenner Geber zur kontinuierlichen Abgabe einer Flüssigkeit
FR2827019B1 (fr) * 2001-07-06 2003-09-26 Defontaine Sa Dispositf de graissage automatique de roulements a billes equipant notamment des eoliennes
KR20050054939A (ko) * 2002-09-13 2005-06-10 고요 세이코 가부시키가이샤 베어링장치
JP2005180629A (ja) 2003-12-22 2005-07-07 Ntn Corp 転がり軸受
JP3929440B2 (ja) * 2003-12-25 2007-06-13 ファナック株式会社 電動機
US7883271B2 (en) * 2005-01-17 2011-02-08 Jtekt Corporation Rolling bearing device and rotary apparatus
JP4525911B2 (ja) 2005-01-17 2010-08-18 株式会社ジェイテクト 転がり軸受装置
JP2006226311A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Jtekt Corp 転がり軸受装置
JP4424293B2 (ja) * 2005-09-29 2010-03-03 株式会社ジェイテクト 転がり軸受装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103797259A (zh) * 2011-09-13 2014-05-14 Ntn株式会社 轴承装置
US9624978B2 (en) 2011-09-13 2017-04-18 Ntn Corporation Bearing device
JP2014031810A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Ntn Corp 転がり軸受装置
JP2014037878A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Ntn Corp 転がり軸受装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2080921A2 (en) 2009-07-22
US20090180723A1 (en) 2009-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009168139A (ja) 転がり軸受装置
US8851758B2 (en) Bearing device
US20120328225A1 (en) Rolling bearing device
JP2011236998A (ja) 転がり軸受
JP4396037B2 (ja) 転がり軸受用潤滑装置
JP4346577B2 (ja) 貯油装置
JP2009047266A (ja) 転がり軸受装置
TWI580874B (zh) 滾珠螺桿裝置
JP4941134B2 (ja) 直動ねじ装置
JP2006349005A (ja) 圧力シリンダー機器
US9169873B2 (en) Rolling bearing unit
JP2013019441A (ja) 潤滑剤供給装置及びこれを用いた運動案内装置
KR102300420B1 (ko) 볼나사
JP6287503B2 (ja) 転がり軸受用保持器
JP5866821B2 (ja) 転がり軸受用保持器
WO2010125900A1 (ja) 転動体ねじ装置
JP2017180665A (ja) ボールねじ
JP2020045937A (ja) 軸受装置
JP5045409B2 (ja) 転がり軸受
JP2021095967A (ja) 保持器及び転がり軸受
JP2012037063A (ja) 直動ねじ装置
JP3202146U (ja) 直動案内装置
JP2008261484A (ja) ラジアル玉軸受用保持器及びラジアル玉軸受
CN216975520U (zh) 一种用于航天的直线运动滚子轴承
JP5120488B2 (ja) 直動ねじ装置