JP2009166573A - 自動二輪車用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立性およびメンテナンス性を向上させる。
【解決手段】光源1とリフレクタ2とシェード3と投影レンズ4とランプハウジング5とを具備し、リフレクタ2とランプハウジング5との間に配置されたベアリング6によって、リフレクタ2およびシェード3がランプハウジング5に対して回転可能に構成された自動二輪車用前照灯において、リフレクタ2およびシェード3をランプハウジング5に対して回転駆動する歯車9をリフレクタ2に固定し、モータ10の出力軸に固定された歯車11と、歯車9および歯車11と歯合する歯車12とを有する駆動ユニット13をランプハウジング5に対して着脱可能に構成し、歯車9と歯車12とが歯合する部分および歯車11と歯車12とが歯合する部分を駆動ユニットハウジング14内に収容し、光源1とモータ10との間に駆動ユニットハウジング14を配置した。
【選択図】図9

Description

本発明は、光源とリフレクタとシェードと投影レンズとランプハウジングとを具備し、リフレクタとランプハウジングとの間に配置されたベアリングによって、リフレクタおよびリフレクタに固定されたシェードが、ランプハウジングに対して回転可能に構成された自動二輪車用前照灯に関する。
特に、本発明は、組立性およびメンテナンス性を向上させることができる自動二輪車用前照灯に関する。
更に、本発明は、リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するための歯車の削りかす、歯車に塗布されたグリス等が飛散してしまうおそれを低減することができ、歯車と歯車とが歯合する部分に異物が侵入してしまうおそれを低減することができる自動二輪車用前照灯に関する。
また、本発明は、リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するためのモータが光源からの熱によって昇温してしまうおそれを低減することができる自動二輪車用前照灯に関する。
従来から、光源(バルブ)と、光源(バルブ)から放射された光を集光させるためのリフレクタと、リフレクタからの反射光の一部を遮るために、リフレクタからの反射光が集光せしめられる位置の近傍に配置されたシェードと、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズ(凸レンズ)と、リフレクタおよびシェードを収容するためのランプハウジング(ブラケット)とを具備し、リフレクタとランプハウジング(ブラケット)との間に配置されたベアリングによって、リフレクタおよびリフレクタに固定されたシェードが、ランプハウジング(ブラケット)に対して回転可能に構成された自動二輪車用前照灯が知られている。この種の自動二輪車用前照灯の例としては、例えば特許第2672842号公報の図9に記載されたものがある。
特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯では、リフレクタおよびシェードがランプハウジング(ブラケット)に対して回転可能に支持されている。更に、リフレクタおよびシェードをランプハウジング(ブラケット)に対して回転駆動するためのリング状の歯車が、リフレクタに対して固定されている。また、その歯車とモータの出力軸に固定された歯車とが歯合せしめられている。
詳細には、特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯では、モータが、制御装置からの信号に基づいて駆動され、その結果、リフレクタおよびシェードがランプハウジング(ブラケット)に対して一体的に回転せしめられる。
更に詳細には、特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯では、自動二輪車の車体の傾斜時(コーナリング時)に、リフレクタおよびシェードが、車体の傾斜方向とは反対方向に回転せしめられる。その結果、自動二輪車の車体の傾斜時(コーナリング時)においても、自動二輪車の車体が傾斜していない時(直進時)と同様の路面配光が得られる。
ところで、特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯では、モータおよびモータの出力軸に固定された歯車が駆動ユニット化されていない。
そのため、特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯では、モータおよびモータの出力軸に固定された歯車が駆動ユニット化されている場合よりも、自動二輪車用前照灯の製造時の組立性、ならびに、モータおよびモータの出力軸に固定された歯車のメンテナンス性が悪化してしまうおそれがある。
また、特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯では、リフレクタおよびシェードをランプハウジング(ブラケット)に対して回転駆動するためのリング状の歯車とモータの出力軸に固定された歯車とが歯合する部分が露出せしめられている。
そのため、特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯では、リング状の歯車とモータの出力軸に固定された歯車とが歯合する部分が駆動ユニットハウジング内に収容されている場合よりも、歯車の削りかす、歯車に塗布されたグリス等が飛散してしまうおそれがあり、歯車と歯車とが歯合する部分に異物が侵入してしまうおそれがある。
更に、特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯では、光源とモータとの間に駆動ユニットハウジングが配置されていない。そのため、特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯では、光源とモータとの間に駆動ユニットハウジングが配置されている場合よりも、光源が発生した熱によってモータが昇温してしまうおそれがある。
特許第2672842号公報の図9
前記問題点に鑑み、本発明は、組立性およびメンテナンス性を向上させることができる自動二輪車用前照灯を提供することを目的とする。
また、本発明は、リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するための歯車の削りかす、歯車に塗布されたグリス等が飛散してしまうおそれを低減することができ、歯車と歯車とが歯合する部分に異物が侵入してしまうおそれを低減することができる自動二輪車用前照灯を提供することを目的とする。
更に、本発明は、リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するためのモータが光源からの熱によって昇温してしまうおそれを低減することができる自動二輪車用前照灯を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、光源と、光源から放射された光を集光させるためのリフレクタと、リフレクタからの反射光の一部を遮るために、リフレクタからの反射光が集光せしめられる位置の近傍に配置されたシェードと、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズと、リフレクタおよびシェードを収容するためのランプハウジングとを具備し、リフレクタとランプハウジングとの間に配置されたベアリングによって、リフレクタおよびリフレクタに固定されたシェードが、ランプハウジングに対して回転可能に構成された自動二輪車用前照灯において、リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するためのリング状の第1歯車をリフレクタに対して固定し、モータの出力軸に固定された第2歯車と、第1歯車および第2歯車と歯合する第3歯車とを有する駆動ユニットを設け、駆動ユニットをランプハウジングに対して着脱可能に構成し、第1歯車と第3歯車とが歯合する部分、および、第2歯車と第3歯車とが歯合する部分を、駆動ユニットハウジング内に収容し、光源とモータとの間に駆動ユニットハウジングを配置したことを特徴とする自動二輪車用前照灯が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、光源と、光源から放射された光を集光させるためのリフレクタと、リフレクタからの反射光の一部を遮るために、リフレクタからの反射光が集光せしめられる位置の近傍に配置されたシェードと、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズと、リフレクタおよびシェードを収容するためのランプハウジングとを具備し、リフレクタとランプハウジングとの間に配置されたベアリングによって、リフレクタおよびリフレクタに固定されたシェードが、ランプハウジングに対して回転可能に構成された自動二輪車用前照灯において、リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するためのリング状の第1歯車をリフレクタに対して固定し、モータの出力軸に固定された第2歯車と、第2歯車から第1歯車への駆動伝達を行うための中間歯車列とを有する駆動ユニットを設け、駆動ユニットをランプハウジングに対して着脱可能に構成し、第1歯車と中間歯車列とが歯合する部分、第2歯車と中間歯車列とが歯合する部分、および、中間歯車列を構成する歯車同士が歯合する部分を、駆動ユニットハウジング内に収容し、光源とモータとの間に駆動ユニットハウジングを配置したことを特徴とする自動二輪車用前照灯が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、光源と、光源から放射された光を集光させるためのリフレクタと、リフレクタからの反射光の一部を遮るために、リフレクタからの反射光が集光せしめられる位置の近傍に配置されたシェードと、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズと、リフレクタおよびシェードを収容するためのランプハウジングとを具備し、リフレクタとランプハウジングとの間に配置されたベアリングによって、リフレクタおよびリフレクタに固定されたシェードが、ランプハウジングに対して回転可能に構成された自動二輪車用前照灯において、リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するためのリング状の第1歯車をリフレクタに対して固定し、モータの出力軸に固定された第2歯車を有する駆動ユニットを設け、駆動ユニットをランプハウジングに対して着脱可能に構成し、第1歯車と第2歯車とが歯合する部分を、駆動ユニットハウジング内に収容し、光源とモータとの間に駆動ユニットハウジングを配置したことを特徴とする自動二輪車用前照灯が提供される。
請求項1に記載の自動二輪車用前照灯では、光源と、光源から放射された光を集光させるためのリフレクタと、リフレクタからの反射光の一部を遮るために、リフレクタからの反射光が集光せしめられる位置の近傍に配置されたシェードと、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズと、リフレクタおよびシェードを収容するためのランプハウジングとが、設けられている。また、リフレクタとランプハウジングとの間に配置されたベアリングによって、リフレクタおよびリフレクタに固定されたシェードが、ランプハウジングに対して回転可能に構成されている。
更に、請求項1に記載の自動二輪車用前照灯では、リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するためのリング状の第1歯車が、リフレクタに対して固定されている。また、モータの出力軸に固定された第2歯車と、第1歯車および第2歯車と歯合する第3歯車とを有する駆動ユニットが設けられている。更に、駆動ユニットがランプハウジングに対して着脱可能に構成されている。
そのため、請求項1に記載の自動二輪車用前照灯によれば、着脱可能に駆動ユニット化されていない特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯よりも、自動二輪車用前照灯の製造時の組立性、ならびに、モータ、モータの出力軸に固定された第2歯車および第3歯車のメンテナンス性を向上させることができる。
また、請求項1に記載の自動二輪車用前照灯では、第1歯車と第3歯車とが歯合する部分、および、第2歯車と第3歯車とが歯合する部分が、駆動ユニットハウジング内に収容されている。そのため、請求項1に記載の自動二輪車用前照灯によれば、歯車と歯車とが歯合する部分が駆動ユニットハウジング内に収容されていない特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯よりも、歯車の削りかす、歯車に塗布されたグリス等が飛散してしまうおそれを低減することができ、歯車と歯車とが歯合する部分に異物が侵入してしまうおそれを低減することができる。
更に、請求項1に記載の自動二輪車用前照灯では、駆動ユニットハウジングが光源とモータとの間に配置されている。そのため、請求項1に記載の自動二輪車用前照灯によれば、駆動ユニットハウジングが光源とモータとの間に配置されていない特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯よりも、光源が発生した熱によってモータが昇温してしまうおそれを低減することができる。
請求項2に記載の自動二輪車用前照灯では、光源と、光源から放射された光を集光させるためのリフレクタと、リフレクタからの反射光の一部を遮るために、リフレクタからの反射光が集光せしめられる位置の近傍に配置されたシェードと、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズと、リフレクタおよびシェードを収容するためのランプハウジングとが、設けられている。また、リフレクタとランプハウジングとの間に配置されたベアリングによって、リフレクタおよびリフレクタに固定されたシェードが、ランプハウジングに対して回転可能に構成されている。
更に、請求項2に記載の自動二輪車用前照灯では、リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するためのリング状の第1歯車が、リフレクタに対して固定されている。また、モータの出力軸に固定された第2歯車と、第2歯車から第1歯車への駆動伝達を行うための中間歯車列とを有する駆動ユニットが設けられている。更に、駆動ユニットがランプハウジングに対して着脱可能に構成されている。
そのため、請求項2に記載の自動二輪車用前照灯によれば、着脱可能に駆動ユニット化されていない特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯よりも、自動二輪車用前照灯の製造時の組立性、ならびに、モータ、モータの出力軸に固定された第2歯車および中間歯車列のメンテナンス性を向上させることができる。
また、請求項2に記載の自動二輪車用前照灯では、第1歯車と中間歯車列とが歯合する部分、第2歯車と中間歯車列とが歯合する部分、および、中間歯車列を構成する歯車同士が歯合する部分が、駆動ユニットハウジング内に収容されている。そのため、請求項2に記載の自動二輪車用前照灯によれば、歯車と歯車とが歯合する部分が駆動ユニットハウジング内に収容されていない特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯よりも、歯車の削りかす、歯車に塗布されたグリス等が飛散してしまうおそれを低減することができ、歯車と歯車とが歯合する部分に異物が侵入してしまうおそれを低減することができる。
更に、請求項2に記載の自動二輪車用前照灯では、駆動ユニットハウジングが光源とモータとの間に配置されている。そのため、請求項2に記載の自動二輪車用前照灯によれば、駆動ユニットハウジングが光源とモータとの間に配置されていない特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯よりも、光源が発生した熱によってモータが昇温してしまうおそれを低減することができる。
請求項3に記載の自動二輪車用前照灯では、光源と、光源から放射された光を集光させるためのリフレクタと、リフレクタからの反射光の一部を遮るために、リフレクタからの反射光が集光せしめられる位置の近傍に配置されたシェードと、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズと、リフレクタおよびシェードを収容するためのランプハウジングとが、設けられている。また、リフレクタとランプハウジングとの間に配置されたベアリングによって、リフレクタおよびリフレクタに固定されたシェードが、ランプハウジングに対して回転可能に構成されている。
更に、請求項3に記載の自動二輪車用前照灯では、リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するためのリング状の第1歯車が、リフレクタに対して固定されている。また、モータの出力軸に固定された第2歯車を有する駆動ユニットが設けられている。更に、駆動ユニットがランプハウジングに対して着脱可能に構成されている。
そのため、請求項3に記載の自動二輪車用前照灯によれば、着脱可能に駆動ユニット化されていない特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯よりも、自動二輪車用前照灯の製造時の組立性、ならびに、モータ、モータの出力軸に固定された第2歯車のメンテナンス性を向上させることができる。
また、請求項3に記載の自動二輪車用前照灯では、第1歯車と第2歯車とが歯合する部分が、駆動ユニットハウジング内に収容されている。そのため、請求項3に記載の自動二輪車用前照灯によれば、歯車と歯車とが歯合する部分が駆動ユニットハウジング内に収容されていない特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯よりも、歯車の削りかす、歯車に塗布されたグリス等が飛散してしまうおそれを低減することができ、歯車と歯車とが歯合する部分に異物が侵入してしまうおそれを低減することができる。
更に、請求項3に記載の自動二輪車用前照灯では、駆動ユニットハウジングが光源とモータとの間に配置されている。そのため、請求項3に記載の自動二輪車用前照灯によれば、駆動ユニットハウジングが光源とモータとの間に配置されていない特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯よりも、光源が発生した熱によってモータが昇温してしまうおそれを低減することができる。
以下、本発明の自動二輪車用前照灯の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の自動二輪車用前照灯を右側から見た断面図、図2は第1の実施形態の自動二輪車用前照灯の一部を切り欠いた状態を自動二輪車用前照灯の左前側かつ上側から見た斜視図である。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1および図2に示すように、例えばHIDのような光源1から放射された光が、リフレクタ2の反射面2aによって反射され、集光せしめられる。このリフレクタ2は、樹脂材料の成形によって形成されている。第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、光源1としてHIDが用いられているが、第2の実施形態の自動二輪車用前照灯では、代わりに、例えばハロゲンランプ、LEDなどのようなHID以外のものを光源1として用いることが可能である。また、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、リフレクタ2が樹脂材料の成形によって形成されているが、第3の実施形態の自動二輪車用前照灯では、代わりに、例えば金属などのような樹脂材料以外の材料によってリフレクタ2を形成することも可能である。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1および図2に示すように、リフレクタ2の反射面2aからの反射光が集光せしめられる位置の近傍に、リフレクタ2の反射面2aからの反射光の一部を遮るためのシェード3が配置されている。詳細には、シェード3はリフレクタ2に固定されている。リフレクタ2の反射面2aからの反射光のうち、シェード3によって遮られなかった光は、投影レンズ4を介して自動二輪車用前照灯の照射方向(図1の左側、図2の右側)に照射される。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1および図2に示すように、リフレクタ2およびシェード3が、例えば樹脂材料の成形によって形成されたランプハウジング5に収容されている。このランプハウジング5は、前側部材5aと後側部材5bとに分割して構成されており、前側部材5aと後側部材5bとは、例えばねじ止めによって相互に固定されている。第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、ランプハウジング5が、樹脂材料の成形によって形成され、前側部材5aと後側部材5bとに分割して構成されているが、第4の実施形態の自動二輪車用前照灯では、代わりに、樹脂材料以外の材料によってランプハウジング5を形成することも可能である。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1および図2に示すように、投影レンズ4が前側部材5aの開口5a1に取り付けられており、光源1(詳細には、バルブのソケット部分)が、後側部材5bの光源取り付け穴5b1に取り付けられている。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1および図2に示すように、リフレクタ2とランプハウジング5の後側部材5bとの間に配置されたベアリング6によって、リフレクタ2およびシェード3がランプハウジング5の後側部材5bに対して回転可能に構成されている。詳細には、リフレクタ2およびシェード3が自動二輪車用前照灯の主光軸線Lを中心に回転可能に構成されている。
図3はベアリング6のインナーレース6aがリフレクタ2に対して固定される様子を示した図である。詳細には、図3は第1の実施形態の自動二輪車用前照灯のリフレクタ2、ベアリング6およびインナーレース固定部材7a,7bを自動二輪車用前照灯の左後側かつ上側から見た斜視図である。
図4は図3に示したインナーレース固定部材7a,7bの部品図、図5はベアリング6を透視して第1の実施形態の自動二輪車用前照灯のリフレクタ2およびインナーレース固定部材7a,7bを自動二輪車用前照灯の左後側かつ上側から見た斜視図である。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、組立時に、図3に示すように、例えば金属、樹脂、セラミックなどの材料により形成されたインナーレース固定部材7a,7bによってベアリング6を掛止することにより、ベアリング6のインナーレース6aがリフレクタ2に対して固定される。
詳細には、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、組立時に、図3および図4(A)に示すように、ベアリング6のインナーレース6aの内周面のうち、ベアリング6の中心軸線よりも右側の部分に対して、インナーレース固定部材7aの当接面7a1が対向せしめられる。次いで、図3および図4(B)に示すように、ベアリング6に対してインナーレース固定部材7aが右側(図4(B)の左側)に移動せしめられる。その結果、図3に示すように、ベアリング6のインナーレース6aの内周面のうちベアリング6の中心軸線よりも右側の部分が、インナーレース固定部材7aの当接面7a1に当接せしめられると共に、ベアリング6のインナーレース6aの後側端面のうちベアリング6の中心軸線よりも右側の部分の2箇所が、インナーレース固定部材7aの2個のオーバーハング部7a2に当接せしめられる。次いで、図5に示すように、後側(図5の左側)に向かって開口するリフレクタ2の雌ねじ部2b1に対してインナーレース固定部材7aのねじ穴7a3をねじ止めすることにより、ベアリング6のインナーレース6aがインナーレース固定部材7aにひっかけられた状態(図3参照)で、インナーレース固定部材7aがリフレクタ2に対して固定される。
同様に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、組立時に、図3および図4(A)に示すように、ベアリング6のインナーレース6aの内周面のうち、ベアリング6の中心軸線よりも左側の部分に対して、インナーレース固定部材7bの当接面7b1が対向せしめられる。次いで、図3および図4(B)に示すように、ベアリング6に対してインナーレース固定部材7bが左側(図4(B)の右側)に移動せしめられる。その結果、図3に示すように、ベアリング6のインナーレース6aの内周面のうちベアリング6の中心軸線よりも左側の部分が、インナーレース固定部材7bの当接面7b1に当接せしめられると共に、ベアリング6のインナーレース6aの後側端面のうちベアリング6の中心軸線よりも左側の部分の2箇所が、インナーレース固定部材7bの2個のオーバーハング部7b2に当接せしめられる。次いで、図5に示すように、後側(図5の左側)に向かって開口するリフレクタ2の雌ねじ部2b2に対してインナーレース固定部材7bのねじ穴7b3をねじ止めすることにより、ベアリング6のインナーレース6aがインナーレース固定部材7bにひっかけられた状態(図3参照)で、インナーレース固定部材7bがリフレクタ2に対して固定される。
つまり、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図3〜図5に示すように、インナーレース固定部材7aの当接面7a1およびインナーレース固定部材7bの当接面7b1がベアリング6のインナーレース6aの内周面と概略相補形状に形成されている。更に、インナーレース固定部材7aの当接面7a1およびインナーレース固定部材7bの当接面7b1がベアリング6のインナーレース6aの内周面に当接することにより、ベアリング6が上下左右方向に移動することが防止される。また、インナーレース固定部材7aのオーバーハング部7a2およびインナーレース固定部材7bのオーバーハング部7b2がベアリング6のインナーレース6aの後側端面に当接することにより、ベアリング6が後側(図3および図5の左側)に移動することが防止される。
図6および図7はベアリング6のアウターレース6bがランプハウジング5の後側部材5bに対して固定される様子などを示した図である。詳細には、図6は第1の実施形態の自動二輪車用前照灯の一部を切り欠いた状態を自動二輪車用前照灯の右後側かつ上側から見た斜視図である。図7は図6のA−A線(水平面)に沿った概略的な断面図である。
図8は図6および図7に示したアウターレース固定部材8a(8b)の部品図である。詳細には、図8(A)はアウターレース固定部材8aの平面図(アウターレース固定部材8bの底面図)、図8(B)はアウターレース固定部材8aの正面図(アウターレース固定部材8bの正面図、ただし、図8(B)の上側がアウターレース固定部材8bの底側であって、図8(B)の下側がアウターレース固定部材8bの上側)である。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、組立時に、図6および図7に示すように、例えば金属、樹脂、セラミックなどの材料によって形成されたアウターレース固定部材8a,8bによってベアリング6を押圧することにより、ベアリング6のアウターレース6bがランプハウジング5の後側部材5bに対して固定される。
詳細には、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、組立時に、図6〜図8に示すように、ランプハウジング5の後側部材5bの右側面に形成された貫通穴5b2に、アウターレース固定部材8aの一部が挿入される。次いで、図7および図8に詳細に示すように、アウターレース固定部材8aの当接部8a1がベアリング6のアウターレース6bの外周面6b1に当接せしめられ、アウターレース固定部材8aの当接部8a2がベアリング6のアウターレース6bの前側端面6b2に当接せしめられるように、後側(図6の右側、図7の手前側)に向かって開口するランプハウジング5の後側部材5bの雌ねじ部5b3に対してアウターレース固定部材8aのねじ穴8a3がねじ止めされる。
同様に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、組立時に、図6〜図8に示すように、ランプハウジング5の後側部材5bの左側面に形成された貫通穴5b4に、アウターレース固定部材8bの一部が挿入される。次いで、図7および図8に詳細に示すように、アウターレース固定部材8bの当接部8b1がベアリング6のアウターレース6bの外周面6b1に当接せしめられ、アウターレース固定部材8bの当接部8b2がベアリング6のアウターレース6bの前側端面6b2に当接せしめられるように、後側(図6の右側、図7の手前側)に向かって開口するランプハウジング5の後側部材5bの雌ねじ部5b5に対してアウターレース固定部材8bのねじ穴8b3がねじ止めされる。
つまり、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図6〜図8に示すように、アウターレース固定部材8aの当接部8a1およびアウターレース固定部材8bの当接部8b1がベアリング6のアウターレース6bの外周面6b1に当接することにより、ベアリング6が左右方向に移動することが防止される。更に、アウターレース固定部材8aの当接部8a2およびアウターレース固定部材8bの当接部8b2がベアリング6のアウターレース6bの前側端面6b2に当接することにより、ベアリング6が前側(図6の左側、図7の上側、図8(A)の下側)に移動することが防止される。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図8(A)に示すように、アウターレース固定部材8aの当接部8a1からベアリング6のアウターレース6bに対して、ベアリング6の径方向中心側(図8(A)の左側)に向かう力のみならず、ベアリング6の後側(図8(A)の上側)に向かう力、つまり、ベアリング6のインナーレース6aをインナーレース固定部材7a,7bのオーバーハング部7a2,7b2に押し付ける力がかかるように、アウターレース固定部材8aの当接部8a1が形成されている面と、ベアリング6のアウターレース6bの外周面6b1とが鋭角αをなしている。
同様に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図8(A)に示すように、アウターレース固定部材8bの当接部8b1からベアリング6のアウターレース6bに対して、ベアリング6の径方向中心側(図8(A)の左側)に向かう力のみならず、ベアリング6の後側(図8(A)の上側)に向かう力、つまり、ベアリング6のインナーレース6aをインナーレース固定部材7a,7bのオーバーハング部7a2,7b2に押し付ける力がかかるように、アウターレース固定部材8bの当接部8b1が形成されている面と、ベアリング6のアウターレース6bの外周面6b1とが鋭角αをなしている。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図8(A)に示すように、仮に、アウターレース固定部材8aが製造誤差を含む場合であっても、アウターレース固定部材8aの当接部8a2とベアリング6のアウターレース6bの前側端面6b2とが確実に線接触するように、アウターレース固定部材8aの当接部8a2が形成されている面と、アウターレース固定部材8aのうちランプハウジング5の後側部材5bの雌ねじ部5b3に当接する面とが、平行ではなく、鋭角βをなしている。
同様に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図8(A)に示すように、仮に、アウターレース固定部材8bが製造誤差を含む場合であっても、アウターレース固定部材8bの当接部8b2とベアリング6のアウターレース6bの前側端面6b2とが確実に線接触するように、アウターレース固定部材8bの当接部8b2が形成されている面と、アウターレース固定部材8bのうちランプハウジング5の後側部材5bの雌ねじ部5b5に当接する面とが、平行ではなく、鋭角βをなしている。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1、図7および図8に示すように、ベアリング6のアウターレース6bの後側端面がランプハウジング5の端面5b6に突き当たるまで、アウターレース固定部材8a,8bの当接部8a2,8b2がベアリング6のアウターレース6bの前側端面6b2を押圧することにより、ベアリング6が前後方向に移動できないように固定されている。つまり、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、ランプハウジング5の後側部材5bの雌ねじ部5b3にねじ止めされたアウターレース固定部材8aの当接部8a2、および、ランプハウジング5の後側部材5bの雌ねじ部5b5にねじ止めされたアウターレース固定部材8bの当接部8b2と、ランプハウジング5の後側部材5bの端面5b6とによってベアリング6のアウターレース6bを狭持することにより、ベアリング6が前後方向に移動できないように固定されている。
図9はリフレクタ2およびシェード3をランプハウジング5の後側部材5bに対して回転させるための駆動系を示した図である。詳細には、図9は駆動ユニット13がランプハウジング5の後側部材5bから取り外された状態を自動二輪車用前照灯の右側から見た断面図である。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1、図2および図9に示すように、リフレクタ2およびシェード3をランプハウジング5の後側部材5bに対して回転させるためのリング状の歯車9が設けられている。詳細には、組立時に、後側(図2の左側)に向かって開口するリフレクタ2の雌ねじ部2b3に対して歯車9のねじ穴(図示せず)をねじ止めすることにより、歯車9がリフレクタ2に対して固定される。
また、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1、図2および図9に示すように、モータ10の出力が、モータ10の出力軸上の歯車11を介して中間歯車12に伝達される。この中間歯車12は、大歯車部12aと小歯車部12bとを有する2段構造に構成されている。詳細には、モータ10の歯車11の駆動力が中間歯車12の大歯車部12aに伝達され、減速された駆動力が中間歯車12の小歯車部12bから歯車9の歯面9aに伝達される。
換言すれば、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯のようにリフレクタ2が樹脂材料の成形によって形成されている場合には、仮に、特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯のように、リフレクタ2のうちシェード3が固定される側(自動二輪車用前照灯の前側、図1の左側、図2の右側)の端部にもベアリングが固定されると、この前側(図1の左側、図2の右側)のベアリングおよび後側(図1の右側、図2の左側)のベアリング6の同軸度を確保することができず、その結果、リフレクタ2およびシェード3をランプハウジング5に対して円滑に回転させることができないおそれがある。
この点に鑑み、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、2個のベアリングが用いられるのではなく、図1および図2に示すように、1個のベアリング6を介して、片持ち構造によってリフレクタ2およびシェード3がランプハウジング5に対して回転可能に支持されている。
詳細には、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図2および図3に示すように、インナーレース固定部材7a,7bによって、リフレクタ2のうちシェード3が固定される側とは反対側(自動二輪車用前照灯の後側)の端部に対してベアリング6のインナーレース6aが固定されている。更に、図6および図7に示すように、アウターレース固定部材8a,8bによって、ランプハウジング5に対してベアリング6のアウターレース6bが固定されている。一方、リフレクタ2のうちシェード3が固定される側(自動二輪車用前照灯の前側)の端部とランプハウジング5とは接続されていない。
そのため、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1〜図3、図6および図7に示すように、リフレクタ2およびシェード3が、インナーレース固定部材7a,7bとベアリング6とアウターレース固定部材8a,8bとを介して、ランプハウジング5に対して片持ち構造によって支持されることになる。その結果、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、リフレクタ2およびシェード3をランプハウジング5に対して円滑に回転させることができる。
それゆえ、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、例えば自動二輪車の車体の傾斜時(コーナリング時)に、リフレクタ2およびシェード3を車体の傾斜方向とは反対方向に回転させることにより、自動二輪車の車体の傾斜時(コーナリング時)においても自動二輪車の車体が傾斜していない時(直進時)と同様の路面配光を得ることができる。
また、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、例えば自動二輪車の車体の転倒時に、リフレクタ2およびシェード3を回転させることにより、自動二輪車用前照灯から照射される光が対向車にとってグレア光になってしまうのを回避することができる。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、インナーレース固定部材7aとインナーレース固定部材7bとが分割して構成されている。詳細には、図3および図4に示すように、ベアリング6のインナーレース6aがインナーレース固定部材7aから分離するのを防止するためのオーバーハング部7a2が、インナーレース固定部材7aに設けられている。更に、ベアリング6のインナーレース6aがインナーレース固定部材7bから分離するのを防止するためのオーバーハング部7b2が、インナーレース固定部材7bに設けられている。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、ベアリング6のインナーレース6aに対してインナーレース固定部材7a,7bを圧入する必要なく、インナーレース固定部材7a,7bによってベアリング6のインナーレース6aをリフレクタ2に対して固定することができる。
また、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図3および図5に示すように、自動二輪車用前照灯の後側に向かって開口する雌ねじ部2b1,2b2がリフレクタ2に形成されている。更に、ねじ止めによってインナーレース固定部材7a,7bがリフレクタ2に対して固定されている。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、特許第2672842号公報の図9に記載された自動二輪車用前照灯よりも、ベアリング6のインナーレース6aをリフレクタ2に対して固定するためのインナーレース固定部材7a,7bの製造コストを抑制することができ、インナーレース固定部材7a,7bをリフレクタ2に対して容易に固定することができる。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図6および図7に示すように、ランプハウジング5に対してベアリング6のアウターレース6bを固定するためのアウターレース固定部材8a,8bが分割して構成されている。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、ベアリング6のアウターレース6bを圧入する必要なく、アウターレース固定部材8a,8bによってベアリング6のアウターレース6bをランプハウジング5に対して固定することができる。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図6および図7に示すように、アウターレース固定部材8aを取り付けるための穴5b2が、概略筒状のランプハウジング5の内周面から外周面まで貫通して形成されている。また、アウターレース固定部材8bを取り付けるための穴5b4が、概略筒状のランプハウジング5の内周面から外周面まで貫通して形成されている。更に、図6および図7に示すように、自動二輪車用前照灯の後側に向かって開口する雌ねじ部5b3,5b5が概略筒状のランプハウジング5の外周面に形成されている。
つまり、ランプハウジング5の後側部材5bの後側端面の直径およびアウターレース固定部材8a,8bの直径が歯車9の直径よりも大きくされ、ランプハウジング5の後側部材5bの前側(自動二輪車用前照灯の前側、図1の左側)の開口から長い工具を挿入することによってアウターレース固定部材8a,8bがランプハウジング5の後側部材5bに対してねじ止めされるのではなく、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図6および図7に示すように、概略筒状のランプハウジング5の内周面から外周面まで貫通して形成された穴5b2を介して一部分が挿入されたアウターレース固定部材8aと、概略筒状のランプハウジング5の内周面から外周面まで貫通して形成された穴5b4を介して一部分が挿入されたアウターレース固定部材8bとが、概略筒状のランプハウジング5の外周面に形成された雌ねじ部5b3,5b5にねじ止めされる。
そのため、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、例えばランプハウジング5の後側部材5bの前側(図1の左側)の開口から長い工具を挿入することによってアウターレース固定部材8a,8bがランプハウジング5に対して取り付けられる場合よりも、アウターレース固定部材8a,8bをランプハウジング5に対して容易に取り付けることができる。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図2に示すように、リフレクタ2およびシェード3をランプハウジング5に対して回転駆動するためのリング状の歯車9が設けられ、自動二輪車用前照灯の後側(図2の左側)に向かって開口する雌ねじ部2b3がリフレクタ2に形成されている。更に、ねじ止めによって歯車9がリフレクタ2に対して固定されている。
つまり、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、リフレクタ2およびシェード3をランプハウジング5に対して回転駆動するためのリング状の歯車9が、圧入によってリフレクタ2に対して固定されるのではなく、ねじ止めによってリフレクタ2に対して固定されている。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、リフレクタ2およびシェード3をランプハウジング5に対して回転駆動するためのリング状の歯車9が圧入によってリフレクタ2に対して固定される場合よりも、自動二輪車用前照灯全体の製造コストを抑制することができる。
また、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1に示すように、自動二輪車用前照灯の主光軸線Lの方向(図1の左右方向)におけるリフレクタ2およびシェード3の重心Gの位置と、リフレクタ2およびシェード3をランプハウジング5に対して回転駆動するためのリング状の歯車9の重心Gの位置とが、ほぼ一致せしめられている。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、ランプハウジング5に対するリフレクタ2およびシェード3の回転駆動時に、リフレクタ2およびシェード3と歯車9とを一体化させて安定して回転させることができる。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、例えば歯車9に隣接して設けられたフランジ(図示せず)と、歯車9と歯合する中間歯車12の小歯車部12bに隣接して設けられたフランジ(図示せず)とを当接させることによって、歯車9の中心軸線Lと中間歯車12の中心軸線との軸間距離が一定に維持されているが、第5の実施形態の自動二輪車用前照灯では、代わりに、歯車9の中心軸線Lと中間歯車12の中心軸線との軸間距離を一定に維持する手段を省略し、歯車9と歯合する中間歯車12の小歯車部12bによって、リフレクタ2、シェード3および歯車9を支持することも可能である。第5の実施形態の自動二輪車用前照灯では、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯と同様に、図1に示すように、自動二輪車用前照灯の主光軸線Lの方向(図1の左右方向)におけるリフレクタ2およびシェード3の重心Gの位置と歯車9の重心Gの位置とがほぼ一致せしめられているため、小歯車部12bによってリフレクタ2、シェード3および歯車9を安定して支持することができる。
また、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図9に示すように、リフレクタ2およびシェード3をランプハウジング5に対して回転駆動するためのリング状の歯車9が、リフレクタ2に対して固定されている。また、モータ10の出力軸に固定された歯車11と、歯車9および歯車11と歯合する歯車12とを有する駆動ユニット13が設けられている。更に、駆動ユニット13がランプハウジング5の後側部分5bに対して着脱可能に構成されている。
そのため、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、着脱可能に駆動ユニット化されていない場合よりも、自動二輪車用前照灯の製造時の組立性、ならびに、モータ10、モータ10の出力軸に固定された歯車11および歯車12のメンテナンス性を向上させることができる。
また、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1および図9に示すように、歯車9と12歯車とが歯合する部分、および、歯車11と歯車12とが歯合する部分が、駆動ユニットハウジング14の前側部分14aおよび後側部分14bの内側に収容されている。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、歯車9と歯車12とが歯合する部分、および、歯車11と歯車12とが歯合する部分が駆動ユニットハウジング14内に収容されていない場合よりも、歯車9,11,12の削りかす、歯車9,11,12に塗布されたグリス等が飛散してしまうおそれを低減することができ、歯車9と歯車12とが歯合する部分、および、歯車11と歯車12とが歯合する部分に自動二輪車用前照灯の外部から異物が侵入してしまうおそれを低減することができる。詳細には、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、駆動ユニットハウジング14内を浮遊・飛散しているグリス等がランプハウジング5内まで移動してしまうのを駆動ユニットハウジング14の前側部分14aおよび後側部分14bによって抑制することができる。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1および図9に示すように、駆動ユニットハウジング14の後側部分14bが光源1とモータ10との間に配置されている。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、駆動ユニットハウジング14が光源1とモータ10との間に配置されていない場合よりも、光源1が発生した熱によってモータ10が昇温してしまうおそれを低減することができる。
また、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図1および図9に示すように、歯車11と歯車12との軸間距離の微調整が、比較的小さい部品である駆動ユニットハウジング14の前側部分14aおよび後側部分14bによって行われる。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯によれば、歯車11および歯車12が比較的大きい部品であるランプハウジング5の後側部分5bに回転可能に支持されている場合よりも、歯車11と歯車12との軸間距離の微調整を容易に行うことができる。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図9に示すように、駆動ユニット13がランプハウジング5の後側部分5bに対して着脱可能に構成されているため、もし、リフレクタ2およびシェード3がランプハウジング5に対して回転した状態でモータ10が故障した場合であっても、自動二輪車の運転者等が駆動ユニット13を取り外すことにより、リフレクタ2およびシェード3を手動で回転させて元の状態に戻すことができる。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯では、図9に示すように、歯車11から歯車9への駆動伝達を行うための駆動伝達機構として、単一の中間歯車12が、駆動ユニット13に設けられているが、第6の実施形態の自動二輪車用前照灯では、代わりに、歯車11から歯車9への駆動伝達を行うための駆動伝達機構として、複数の歯車によって構成される中間歯車列を、駆動ユニット13に設けることも可能である。詳細には、第6の実施形態の自動二輪車用前照灯では、歯車9と中間歯車列とが歯合する部分、歯車11と中間歯車列とが歯合する部分、および、中間歯車列を構成する歯車同士が歯合する部分が、駆動ユニットハウジング14内に収容されている。
あるいは、第7の実施形態の自動二輪車用前照灯では、代わりに、歯車11から歯車9への駆動伝達を行う駆動伝達機構としての中間歯車12を省略し、歯車11と歯車9とを直接歯合させることも可能である。詳細には、第7の実施形態の自動二輪車用前照灯では、歯車9と歯車11とが歯合する部分が、駆動ユニットハウジング14内に収容されている。
第8の実施形態では、上述した第1から第7の実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
第1の実施形態の自動二輪車用前照灯を右側から見た断面図である。 第1の実施形態の自動二輪車用前照灯の一部を切り欠いた状態を自動二輪車用前照灯の左前側かつ上側から見た斜視図である。 ベアリング6のインナーレース6aがリフレクタ2に対して固定される様子を示した図である。 図3に示したインナーレース固定部材7a,7bの部品図である。 ベアリング6を透視して第1の実施形態の自動二輪車用前照灯のリフレクタ2およびインナーレース固定部材7a,7bを自動二輪車用前照灯の左後側かつ上側から見た斜視図である。 第1の実施形態の自動二輪車用前照灯の一部を切り欠いた状態を自動二輪車用前照灯の右後側かつ上側から見た斜視図である。 図6のA−A線(水平面)に沿った概略的な断面図である。 図6および図7に示したアウターレース固定部材8a(8b)の部品図である。 駆動ユニット13がランプハウジング5の後側部材5bから取り外された状態を自動二輪車用前照灯の右側から見た断面図である。
符号の説明
1 光源
2 リフレクタ
2a 反射面
2b1,2b2,2b3 雌ねじ部
3 シェード
4 投影レンズ
5 ランプハウジング
5a 前側部分
5a1 開口
5b 後側部分
5b1,5b2,5b4 穴
5b3,5b5 雌ねじ部
5b6 端面
6 ベアリング
6a インナーレース
6b アウターレース
6b1 外周面
6b2 端面
7a インナーレース固定部材
7a1 当接面
7a2 オーバーハング部
7a3 ねじ穴
7b インナーレース固定部材
7b1 当接面
7b2 オーバーハング部
7b3 ねじ穴
8a アウターレース固定部材
8a1,8a2 当接部
8a3 ねじ穴
8b アウターレース固定部材
8b1,8b2 当接部
8b3 ねじ穴
9 歯車
9a 歯面
10 モータ
11 歯車
12 中間歯車
12a 大歯車部
12b 小歯車部
13 駆動ユニット
14 駆動ユニットハウジング
14a 前側部分
14b 後側部分

Claims (3)

  1. 光源と、
    光源から放射された光を集光させるためのリフレクタと、
    リフレクタからの反射光の一部を遮るために、リフレクタからの反射光が集光せしめられる位置の近傍に配置されたシェードと、
    シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズと、
    リフレクタおよびシェードを収容するためのランプハウジングとを具備し、
    リフレクタとランプハウジングとの間に配置されたベアリングによって、リフレクタおよびリフレクタに固定されたシェードが、ランプハウジングに対して回転可能に構成された自動二輪車用前照灯において、
    リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するためのリング状の第1歯車をリフレクタに対して固定し、
    モータの出力軸に固定された第2歯車と、第1歯車および第2歯車と歯合する第3歯車とを有する駆動ユニットを設け、
    駆動ユニットをランプハウジングに対して着脱可能に構成し、
    第1歯車と第3歯車とが歯合する部分、および、第2歯車と第3歯車とが歯合する部分を、駆動ユニットハウジング内に収容し、
    光源とモータとの間に駆動ユニットハウジングを配置したことを特徴とする自動二輪車用前照灯。
  2. 光源と、
    光源から放射された光を集光させるためのリフレクタと、
    リフレクタからの反射光の一部を遮るために、リフレクタからの反射光が集光せしめられる位置の近傍に配置されたシェードと、
    シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズと、
    リフレクタおよびシェードを収容するためのランプハウジングとを具備し、
    リフレクタとランプハウジングとの間に配置されたベアリングによって、リフレクタおよびリフレクタに固定されたシェードが、ランプハウジングに対して回転可能に構成された自動二輪車用前照灯において、
    リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するためのリング状の第1歯車をリフレクタに対して固定し、
    モータの出力軸に固定された第2歯車と、第2歯車から第1歯車への駆動伝達を行うための中間歯車列とを有する駆動ユニットを設け、
    駆動ユニットをランプハウジングに対して着脱可能に構成し、
    第1歯車と中間歯車列とが歯合する部分、第2歯車と中間歯車列とが歯合する部分、および、中間歯車列を構成する歯車同士が歯合する部分を、駆動ユニットハウジング内に収容し、
    光源とモータとの間に駆動ユニットハウジングを配置したことを特徴とする自動二輪車用前照灯。
  3. 光源と、
    光源から放射された光を集光させるためのリフレクタと、
    リフレクタからの反射光の一部を遮るために、リフレクタからの反射光が集光せしめられる位置の近傍に配置されたシェードと、
    シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズと、
    リフレクタおよびシェードを収容するためのランプハウジングとを具備し、
    リフレクタとランプハウジングとの間に配置されたベアリングによって、リフレクタおよびリフレクタに固定されたシェードが、ランプハウジングに対して回転可能に構成された自動二輪車用前照灯において、
    リフレクタおよびシェードをランプハウジングに対して回転駆動するためのリング状の第1歯車をリフレクタに対して固定し、
    モータの出力軸に固定された第2歯車を有する駆動ユニットを設け、
    駆動ユニットをランプハウジングに対して着脱可能に構成し、
    第1歯車と第2歯車とが歯合する部分を、駆動ユニットハウジング内に収容し、
    光源とモータとの間に駆動ユニットハウジングを配置したことを特徴とする自動二輪車用前照灯。
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