JP2009163485A - 診療支援プログラム、処理方法及び処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オーダの発行漏れを防止する。
【解決手段】所定のタイミングにてオーダDBに格納されるオーダ履歴に基づき所定の関係にある2以上のオーダの組み合わせにて構成されるオーダパターンを抽出する工程と、抽出した同一のオーダパターン毎に当該オーダパターンを構成する各オーダについて当該オーダが最も早く発行された回数を計数し、上記回数の最も多いオーダをトリガオーダとして特定し、オーダパターンとトリガオーダを表す情報とを含むレコードをマスタDBに格納する工程と、ユーザからオーダの入力を受け付け、オーダ履歴をオーダDBに格納する工程と、受け付けたオーダをトリガオーダとして含むレコードがマスタDBに格納されているか判断する工程と、受け付けたオーダをトリガオーダとして含むレコードがマスタDBに格納されている場合、当該レコードに含まれる、トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報としてユーザに提示する工程とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子カルテシステムに関し、より詳しくはオーダ入力を支援するための技術に関する。
近年、医療分野では、カルテの電子化が進み、先進的病院を中心に電子カルテシステムが導入されつつある。電子カルテシステムは、例えば、カルテの保存場所問題を解消したり、情報共有を容易にするなどの利点がある。また、カルテの電子化に伴い、検査指示の伝票についても電子化され、医師が処置や検査の指示を行う際には、電子カルテシステムにオーダを入力するようになっている。
ところで、例えば内視鏡検査を行う場合には、事前に感染症検査を行うケースが多い。この場合、医師は、内視鏡検査のオーダを発行すると共に感染症検査のオーダも発行し、事前に感染症検査を受けるよう指示しておく必要がある。しかし、内視鏡検査のオーダは発行したが、感染症検査のオーダを発行し忘れてしまう場合があり、内視鏡検査の検査当日に、感染症検査を受けていないことが発覚すると、内視鏡検査を延期しなければならないなどの問題が生じていた。電子カルテシステムには、予め登録されたマスタを基に、入力されたデータ(例えば、処方する薬等)に問題がないか等をチェックする機能が存在するが、事前にチェック用のマスタをユーザが準備しなければならない。マスタの準備には、手間がかかる上、全てのケースを網羅することは困難であり、やはり上記のような問題が生じる場合がある。なお、例えば内視鏡検査を行う場合には感染症検査を必要とするが、感染症検査を行うからといって、その後に内視鏡検査が行われるとは限らない。
また、例えば特開2003−331055号公報には、現実に即したクリニカルパスの作成及び修正、患者に適したクリニカルパスの選択並びにクリニカルパスに沿った診療を支援するクリニカルパス運用支援情報システムが開示されている。具体的には、診療プロセスを電子的に記録する手段と、記録された診療プロセスから症例分類とクリニカルパスを作成する手段と、作成した症例分類とクリニカルパスを記憶する手段と、記憶手段に記憶されたクリニカルパスの中から最適なクリニカルパスを選択する手段とを備えたものである。上記公報記載の技術によれば、記録された診療プロセスから症例分類とクリニカルパスを作成することはできるかもしれないが、例えば内視鏡検査のオーダと感染症検査のオーダとのように、同時に発行すべきオーダの組み合わせを抽出することはできない。
特開2003−331055号公報
以上のように、従来技術では、電子カルテシステムにおけるチェック機能用のマスタをユーザが準備しなくてはならないため、オーダの発行漏れを十分に防止することはできない。
従って、本発明の目的は、オーダの発行漏れを防止するための新規の技術を提供することである。
本発明の第1の態様に係る診療支援処理方法は、所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダの組み合わせにて構成されるオーダパターンを抽出する抽出ステップと、抽出ステップにより抽出された同一のオーダパターン毎に、当該オーダパターンを構成する各オーダについて、当該オーダがオーダパターンの中で最も早く発行された回数を計数し、回数の最も多いオーダをオーダパターンにおけるトリガオーダとして特定し、オーダパターンとトリガオーダを表すデータとを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するマスタ登録ステップと、ユーザからオーダの入力を受け付け、受け付けたオーダに関する履歴をオーダ格納部に格納する受け付けステップと、受け付けステップにおいて受け付けたオーダをトリガオーダとして含むレコードがリマインドマスタデータベースに格納されているか判断するステップと、受け付けステップにおいて受け付けたオーダをトリガオーダとして含むレコードがリマインドマスタデータベースに格納されていると判断された場合、当該レコードに含まれる、トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報としてユーザに提示する提示ステップとを含む。
このようにすれば、オーダの発行漏れがないかを確認するためのマスタ(リマインドマスタDB)をオーダ履歴から生成することができる。そして、オーダの入力を受け付けた際、関連するオーダの発行漏れの恐れがある場合には、リマインド情報(例えば、発行漏れの恐れがあるオーダの情報)がユーザに提示されるので、ユーザは、オーダの発行漏れをなくすことができる。なお、一般的に主オーダ(例えば内視鏡検査のオーダ)が先に発行されることが多いため、最も早く発行された回数が多いオーダをトリガオーダとしてマスタに登録する。これにより、主オーダのみをトリガとして、オーダの発行漏れがないかを確認することができるようになる。
また、本発明の第1の態様におけるマスタ登録ステップにおいて、トリガオーダに対応する回数をさらに含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するようにしてもよい。そして、提示ステップにおいて、トリガオーダに対応する回数が所定の基準以上の場合に、レコードに含まれる、トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報としてユーザに提示するようにしてもよい。
このようにすれば、オーダの発行漏れの可能性の高い場合(すなわち、過去に同時に発行された回数が一定値以上の場合)のみ、ユーザへ通知することができるようになる。
本発明の第2の態様に係る診療支援処理方法は、所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダを含み且つオーダ発行順を表すオーダパターンを抽出する抽出ステップと、抽出ステップにより抽出された同一のオーダパターン毎に、当該オーダパターンの件数を計数し、オーダパターンとオーダパターンの件数とを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するステップと、ユーザからオーダの入力を受け付け、受け付けたオーダに関する履歴をオーダ格納部に格納する受け付けステップと、受け付けステップにおいて受け付けたオーダをオーダパターンにおける先頭のオーダであるトリガオーダとして含むレコードがリマインドマスタデータベースに格納されているか判断するステップと、受け付けステップにおいて受け付けたオーダをトリガオーダとして含むレコードがリマインドマスタデータベースに格納されていると判断され、当該レコードに含まれる、オーダパターンの件数が所定の基準以上の場合、当該レコードに含まれる、トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報としてユーザに提示する提示ステップとを含む。
このようにすれば、オーダの発行漏れがないかを確認するためのマスタ(リマインドマスタDB)をオーダ履歴から生成することができる。そして、オーダの入力を受け付けた際、関連するオーダの発行漏れの恐れがある場合には、リマインド情報(例えば、発行漏れの恐れがあるオーダの情報)がユーザに提示されるので、ユーザは、オーダの発行漏れをなくすことができる。また、オーダの発行漏れの可能性の高い場合(すなわち、過去に同時に発行された回数が一定値以上の場合)のみ、ユーザへ通知することができるようになる。
また、本発明の第1又は第2の態様における提示ステップにおいて、トリガオーダ以外のオーダの入力を所定期間内に受け付けているか判断し、トリガオーダ以外のオーダの入力を所定期間内に受け付けていないと判断された場合に、トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報としてユーザに提示するようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザ(例えば医師等)が、オーダを発行し忘れている場合のみ、ユーザに通知することができるようになる。
さらに、本発明の第1又は第2の態様において、所定の関係が、オーダに係る患者、オーダ発行日及び診療科が同一という関係である場合もある。
また、本発明の第1又は第2の態様において、抽出ステップが、オーダに係る患者、オーダ実施日及び診療科が同一である2以上のオーダの組み合わせにて構成される同一実施日オーダパターンを抽出する同一実施日オーダパターン抽出ステップを含む場合もある。そして、同一実施日オーダパターン抽出ステップにより抽出された同一の同一実施日オーダパターン毎に、当該同一実施日オーダパターンの件数を計数し、同一実施日オーダパターンと同一実施日オーダパターンの件数とを含む同一実施日レコードをリマインドマスタデータベースに格納するステップと、受け付けステップにおいて受け付けたオーダを同一実施日オーダパターンに含む同一実施日レコードがリマインドマスタデータベースに格納されているか判断するステップと、受け付けステップにおいて受け付けたオーダを実施日同一オーダパターンに含む同一実施日レコードがリマインドマスタデータベースに格納されていると判断され、当該同一実施日レコードに含まれる、同一実施日オーダパターンの件数が所定の基準以上の場合、当該同一実施日レコードに含まれる、受け付けステップにおいて受け付けたオーダ以外のオーダをリマインド情報としてユーザに提示するステップとをさらに含むようにしてもよい。
このようにすれば、実施日が同一のオーダについてもマスタに登録することができる。例えば、手術前に、手術部位に関するレントゲン撮影のオーダを発行するようなケースもあり、このようなケースもマスタに登録することができるようになる。
なお、本発明に係る診療支援処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してディジタル信号にて頒布される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、オーダの発行漏れを防止することができる。
[実施の形態1]
図1乃至図18を用いて本発明の第1の実施の形態を説明する。まず、図1に本発明の実施の形態に係るシステム概要を示す。例えば、病院内のLAN(Local Area Network)であるネットワーク1には、医師等により操作されるパーソナルコンピュータ(PC)である複数のユーザ端末3(図1では3a及び3b)と、本実施の形態における主要な処理を実施する診療支援システム5とが接続されている。なお、ユーザ端末3には、例えばウェブ(Web)ブラウザ又は専用のクライアント・アプリケーションがインストールされており、当該Webブラウザ又は専用のクライアント・アプリケーションにて診療支援システム5と通信を行うようになっている。
図2に診療支援システム5の機能ブロック図を示す。診療支援システム5は、発行されたオーダのデータを格納しているオーダDB51と、オーダDB51に格納されたデータに基づき、後で説明する対象患者ワークテーブルを生成し、ワークメモリ53に格納する対象患者抽出部52と、オーダDB51に格納されたデータ及びワークメモリ53に格納された対象患者ワークテーブルに基づき、後で説明するリマインドパターンワークテーブルを生成してワークメモリ53に格納し、オーダの組み合わせにて構成されるリマインドパターン(オーダパターンと呼ぶ場合もある)の各々の件数を計数するリマインドパターン抽出部54と、リマインドパターン及びリマインドパターン抽出部54により計数された件数を格納するリマインドマスタDB55と、リマインドパターンの件数についての閾値を格納している閾値マスタDB57と、リマインドマスタDB55及び閾値マスタDB57に格納されたデータに基づき、後で説明するリマインド対象判断処理を実施するリマインド対象判断処理部56と、リマインドマスタDB55に格納されたデータに基づき、発行漏れの恐れのあるオーダを特定し、当該オーダをユーザに提示するリマインド処理部58とを有する。なお、ワークメモリ53は、診療支援システム5内のメインメモリなどに確保される。また、図示しないが、診療支援システム5は、従来の電子カルテシステムの機能も備えている。
図3にオーダDB51に格納されるデータの一例を示す。図3の例では、オーダDB51には、患者IDの列と、患者名の列と、オーダ種別の列と、オーダ日時の列と、オーダ番号の列と、オーダ実施日の列と、オーダ内容の列と、依頼科の列とが含まれる。オーダ日時の列には、当該オーダの発行された日時が設定される。また、オーダ番号の列には、オーダを特定可能なユニークな番号が設定される。さらに、オーダ実施日の列には、当該オーダに係る検査又は処置が行われた日付が設定される。また、依頼科の列には、外科や内科などの診療科が設定される。
図4及び図5にワークメモリ53に格納されるデータの一例を示す。図4は、対象患者ワークテーブルの一例であり、対象患者ワークテーブルには、対象患者IDの列と、区分の列と、依頼科の列とが含まれる。なお、本実施の形態では、区分の列には、「同一依頼日」又は「同一実施日」が設定される。なお、詳細については、後で説明する。また、図5は、リマインドパターンワークテーブルの一例であり、リマインドパターンワークテーブルには、区分の列と、リマインドパターンの列と、依頼科の列とが含まれる。リマインドパターンの列には、後で説明するリマインドパターン抽出処理にて抽出されたリマインドパターンが設定される。
図6にリマインドマスタDB55に格納されるデータの一例を示す。図6の例では、リマインドマスタDB55には、リマインド対象フラグ(ON:有効/OFF:無効)の列と、区分の列と、リマインドパターンの列と、出現回数の列と、依頼科の列とが含まれる。リマインドパターンの列は、さらにトリガオーダの列とリマインドオーダの列とに分かれている。なお、区分の列に「同一依頼日」が設定されているレコードにおいて、トリガオーダの列には、リマインドオーダの列に登録されたオーダのうち、出現カウントフラグ数が最も多いオーダが設定され、出現回数の列には何も設定されない。また、区分の列に「同一実施日」が設定されているレコードにおいて、トリガオーダの列には何も設定されず、出現回数の列には当該リマインドパターンの件数が設定される。
図7に閾値マスタDB57に格納されるデータの一例を示す。図7の例では、閾値マスタDB57には、区分の列と、出現回数閾値の列とが含まれる。なお、出現回数閾値の列には、予め医師などのユーザにより定められた値が設定される。
次に、図8乃至図15を用いて、オーダDB51からリマインドパターンを抽出し、抽出したリマインドパターンに基づき、リマインドマスタDB55を更新する処理を説明する。診療支援システム5は、定期的に又は任意のタイミングで図8に示すような処理を実施する。まず、対象患者抽出部52は、処理対象となる日付を特定する(図8:ステップS1)。例えば、夜間などに、その日に発行されたオーダを対象として処理を実施する場合には、その日の日付を処理対象として特定する。そして、対象患者抽出部52は、特定の日付とオーダDB51に格納されたデータとに基づき、対象患者抽出処理を実施する(ステップS3)。なお、対象患者抽出処理については、図9及び図10を用いて説明する。
まず、対象患者抽出部52は、特定の日付を依頼日として含む、未処理のレコードがオーダDB51内に存在するか判断する(図9:ステップS11)。なお、依頼日とは、オーダDB51におけるオーダ日時の日付の部分を指す。特定の日付を依頼日として含む、未処理のレコードがオーダDB51内に存在すると判断された場合(ステップS11:Yesルート)、対象患者抽出部52は、オーダDB51から特定の日付を含む、未処理のレコードを1つ読み出す(ステップS13)。そして、対象患者抽出部52は、読み出したレコードから患者ID及び依頼科を抽出する(ステップS15)。そして、対象患者抽出部52は、抽出した患者IDと依頼科とを含み且つ区分が「同一依頼日」であるレコードが対象患者ワークテーブル内に既に存在するか判断する(ステップS17)。該当するレコードが対象患者ワークテーブル内に既に存在すると判断された場合(ステップS17:Yesルート)、ステップS11の処理に戻る。一方、該当するレコードが対象患者ワークテーブル内に存在しないと判断された場合(ステップS17:Noルート)、対象患者抽出部52は、抽出した患者IDと依頼科とを含むレコードを対象患者ワークテーブルに追加し、当該レコードの区分に「同一依頼日」を設定する(ステップS19)。そして、ステップS11の処理に戻る。
一方、ステップS11において、特定の日付を依頼日として含む、未処理のレコードがオーダDB51内に存在しないと判断された場合(ステップS11:Noルート)、端子Aを介してステップS21(図10)の処理に移行する。
図10の説明に移行して、端子Aの後、対象患者抽出部52は、特定の日付を実施日として含む、未処理のレコードがオーダDB51内に存在するか判断する(図10:ステップS21)。なお、実施日とは、オーダDB51におけるオーダ実施日を指す。特定の日付を実施日として含む、未処理のレコードがオーダDB51内に存在すると判断された場合(ステップS21:Yesルート)、対象患者抽出部52は、特定の日付を実施日として含む、未処理のレコードを1つ読み出す(ステップS23)。そして、対象患者抽出部52は、読み出したレコードから患者ID及び依頼科を抽出する(ステップS25)。そして、抽出した患者IDと依頼科とを含み且つ区分が「同一実施日」であるレコードが対象患者ワークテーブル内に既に存在するか判断する(ステップS27)。該当するレコードが対象患者ワークテーブル内に既に存在すると判断された場合(ステップS27:Yesルート)、ステップS21の処理に戻る。一方、該当するレコードが対象患者ワークテーブル内に存在しないと判断された場合(ステップS27:Noルート)、対象患者抽出部52は、抽出した患者IDと依頼科とを含むレコードを対象患者ワークテーブルに追加し、当該レコードの区分に「同一実施日」を設定する(ステップS29)。そして、ステップS21の処理に戻る。
一方、ステップS21において、特定の日付を実施日として含む、未処理のレコードがオーダDB51内に存在しないと判断された場合(ステップS21:Noルート)、対象患者抽出処理を終了し、元の処理に戻る。
例えば、処理対象の日付として「2007年10月1日」が特定され、図3に示したようなデータがオーダDB51に格納されている場合に、上で説明した対象患者抽出処理を実施すると、図4に示したようなデータが対象患者ワークテーブルに格納される。
図8の説明に戻って、対象患者抽出処理を実施した後、リマインドパターン抽出部54が、オーダDB51に格納されたデータ及びワークメモリ53に格納された対象患者ワークテーブルに基づき、同一依頼日リマインドパターン抽出処理を実施する(ステップS5)。なお、同一依頼日リマインドパターン抽出処理については、図11及び図12を用いて説明する。
まず、リマインドパターン抽出部54は、区分に「同一依頼日」が設定されている、未処理のレコードが対象患者ワークテーブル内に存在するか判断する(図11:ステップS31)。区分に「同一依頼日」が設定されている、未処理のレコードが対象患者ワークテーブル内に存在すると判断された場合(ステップS31:Yesルート)、リマインドパターン抽出部54は、区分に「同一依頼日」が設定されている、未処理のレコードを対象患者ワークテーブルから1つ読み出す(ステップS33)。そして、リマインドパターン抽出部54は、読み出したレコードに含まれる患者ID及び依頼科を含み且つ特定の日付を依頼日として含むレコードがオーダDB51内に存在するか判断する(ステップS35)。読み出したレコードに含まれる患者ID及び依頼科を含み且つ特定の日付を依頼日として含むレコードがオーダDB51内に存在しないと判断された場合(ステップS35:Noルート)、ステップS31の処理に戻る。
一方、読み出したレコードに含まれる患者ID及び依頼科を含み且つ特定の日付を依頼日として含むレコードがオーダDB51内に存在すると判断された場合(ステップS35:Yesルート)、リマインドパターン抽出部54は、該当するレコードをオーダDB51から読み出し、一旦記憶装置に格納する(ステップS37)。
また、リマインドパターン抽出部54は、ステップS37において抽出したレコードの数が2以上であるか判断する(ステップS39)。抽出したレコードの数が1であると判断された場合(ステップS39:Noルート)、ステップS31の処理に戻る。
一方、抽出したレコードの数が2以上であると判断された場合(ステップS39:Yesルート)、リマインドパターン抽出部54は、抽出したレコードを基にリマインドパターンを特定し、リマインドパターンを含むレコードをリマインドパターンワークテーブルに追加する(ステップS41)。また、各リマインドパターンについて、当該リマインドパターンを構成するオーダのうち最も早く発行されたオーダを特定し、当該オーダに対応付けて出現カウントフラグを設定する。例えば、オーダAに関するレコードA、オーダBに関するレコードB及びオーダCに関するレコードCの3つのレコードが抽出された場合(オーダ発行順は、オーダA、オーダB及びオーダCの順とする)、「オーダA(出現カウントフラグ)−オーダB−オーダC」、「オーダA(出現カウントフラグ)−オーダB」、「オーダA(出現カウントフラグ)−オーダC」及び「オーダB(出現カウントフラグ)−オーダC」の4通りのパターンがリマインドパターンとして特定される。そして、ステップS31の処理に戻る。
一方、ステップS31において、区分に「同一依頼日」が設定されている、未処理のレコードが対象患者ワークテーブル内に存在しないと判断された場合(ステップS31:Noルート)、端子Bを介してステップS43(図12)の処理に移行する。
図12の説明に移行して、端子Bの後、リマインドパターン抽出部54は、リマインドパターンワークテーブルに未処理のレコードが存在するか判断する(図12:ステップS43)。リマインドパターンワークテーブルに未処理のレコードが存在すると判断された場合(ステップS43:Yesルート)、リマインドパターン抽出部54は、リマインドパターンワークテーブルから未処理のレコードを1つ読み出し、リマインドパターンを抽出する(ステップS45)。そして、リマインドパターン抽出部54は、抽出したリマインドパターンがリマインドマスタDB55に既に登録されているか判断する(ステップS47)。すなわち、リマインドマスタDB55のリマインドオーダの列に、抽出したリマインドパターンと同一のリマインドパターンが登録されているか否か判断する。なお、本実施の形態では、例えば、「オーダA(出現カウントフラグ)−オーダB」と「オーダB(出現カウントフラグ)−オーダA」という2つのリマインドパターンは、同一のリマインドパターンとみなす。
抽出したリマインドパターンがリマインドマスタDB55に既に登録されていると判断された場合(ステップS47:Yesルート)、ステップS49の処理をスキップし、ステップS51の処理に移行する。
一方、抽出したリマインドパターンがリマインドマスタDB55に登録されていないと判断された場合(ステップS47:Noルート)、リマインドパターン抽出部54は、当該リマインドパターンを含むレコードをリマインドマスタDB55に追加する(ステップS49)。なお、リマインドパターンは、リマインドオーダの列に登録する。
そして、リマインドパターン抽出部54は、抽出したリマインドパターンに基づき、出現カウントフラグが設定されているオーダに係る出現カウントフラグ数を1インクリメントする(ステップS51)。そして、ステップS43の処理に戻る。
一方、ステップS43において、リマインドパターンワークテーブルに未処理のレコードが存在しないと判断された場合(ステップS43:Noルート)、同一依頼日リマインドパターン抽出処理を終了し、元の処理に戻る。
図8の説明に戻って、同一依頼日リマインドパターン抽出処理を実施した後、リマインドパターン抽出部54が、オーダDB51に格納されたデータ及びワークメモリ53に格納された対象患者ワークテーブルに基づき、同一実施日リマインドパターン抽出処理を実施する(ステップS7)。なお、同一依頼日リマインドパターン抽出処理については、図13及び図14を用いて説明する。
まず、リマインドパターン抽出部54は、区分に「同一実施日」が設定されている、未処理のレコードが対象患者ワークテーブル内に存在するか判断する(図13:ステップS53)。区分に「同一実施日」が設定されている、未処理のレコードが対象患者ワークテーブル内に存在すると判断された場合(ステップS53:Yesルート)、リマインドパターン抽出部54は、区分に「同一実施日」が設定されている、未処理のレコードを対象患者ワークテーブルから1つ読み出す(ステップS55)。そして、リマインドパターン抽出部54は、読み出したレコードに含まれる患者ID及び依頼科を含み且つ特定の日付を実施日として含むレコードがオーダDB51内に存在するか判断する(ステップS57)。読み出したレコードに含まれる患者ID及び依頼科を含み且つ特定の日付を実施日として含むレコードがオーダDB51内に存在しないと判断された場合(ステップS57:Noルート)、ステップS53の処理に戻る。
一方、読み出したレコードに含まれる患者ID及び依頼科を含み且つ特定の日付を実施日として含むレコードがオーダDB51内に存在すると判断された場合(ステップS57:Yesルート)、リマインドパターン抽出部54は、該当するレコードをオーダDB51から読み出し、一旦記憶装置に格納する(ステップS59)。
また、リマインドパターン抽出部54は、ステップS59において抽出したレコードの数が2以上であるか判断する(ステップS61)。抽出したレコードの数が1であると判断された場合(ステップS61:Noルート)、ステップS53の処理に戻る。
一方、抽出したレコードの数が2以上であると判断された場合(ステップS61:Yesルート)、リマインドパターン抽出部54は、抽出したレコードを基にリマインドパターンを特定し、リマインドパターンを含むレコードをリマインドパターンワークテーブルに追加する(ステップS63)。リマインドパターンを特定する処理については、上で説明した処理と同様である。なお、ステップS63の処理では、出現カウントフラグは設定しない。そして、ステップS53の処理に戻る。
一方、ステップS53において、区分に「同一実施日」が設定されている、未処理のレコードが対象患者ワークテーブル内に存在しないと判断された場合(ステップS53:Noルート)、端子Cを介してステップS65(図14)の処理に移行する。
図14の説明に移行して、端子Cの後、リマインドパターン抽出部54は、リマインドパターンワークテーブルに未処理のレコードが存在するか判断する(図14:ステップS65)。リマインドパターンワークテーブルに未処理のレコードが存在すると判断された場合(ステップS65:Yesルート)、リマインドパターン抽出部54は、リマインドパターンワークテーブルから未処理のレコードを1つ読み出し、リマインドパターンを抽出する(ステップS67)。そして、リマインドパターン抽出部54は、抽出したリマインドパターンがリマインドマスタDB55に既に登録されているか判断する(ステップS69)。すなわち、リマインドマスタDB55のリマインドオーダの列に、抽出したリマインドパターンと同一のリマインドパターンが登録されているか否か判断する。
抽出したリマインドパターンがリマインドマスタDB55に既に登録されていると判断された場合(ステップS69:Yesルート)、ステップS71の処理をスキップし、ステップS73の処理に移行する。
一方、抽出したリマインドパターンがリマインドマスタDB55に登録されていないと判断された場合(ステップS69:Noルート)、リマインドパターン抽出部54は、当該リマインドパターンを含むレコードをリマインドマスタDB55に追加する(ステップS71)。なお、リマインドパターンは、リマインドオーダの列に登録する。
そして、リマインドパターン抽出部54は、抽出したリマインドパターンを含むレコードにおける出現回数を1インクリメントする(ステップS73)。そして、ステップS65の処理に戻る。
一方、ステップS65において、リマインドパターンワークテーブルに未処理のレコードが存在しないと判断された場合(ステップS65:Noルート)、同一実施日リマインドパターン抽出処理を終了し、元の処理に戻る。
以上のような処理を実施することにより、患者ID、依頼日及び依頼科が同一又は患者ID、実施日又は依頼科が同一である2以上のオーダを含むリマインドパターンを抽出し、新規のリマインドパターンについてはリマインドマスタDB55に登録し、既存のリマインドパターンについては出現カウントフラグ数又は出現回数をカウントできる。
図8の説明に戻って、同一依頼日リマインドパターン抽出処理を実施した後、リマインド対象判断処理部56が、リマインドマスタDB55及び閾値マスタDB57に格納されたデータに基づき、リマインド対象判断処理を実施し(ステップS9)、リマインドマスタDB55を更新する処理(図8)を終了する。なお、リマインド対象判断処理については、図15を用いて説明する。
まず、リマインド対象判断処理部56は、閾値マスタDB57から同一依頼日及び同一実施日に関する閾値を取得し、一旦記憶装置に格納する(図15:ステップS75)。そして、リマインド対象判断処理部56は、リマインドマスタDB55から未処理のレコードを1つ読み出す(ステップS77)。そして、リマインド対象判断処理部56は、当該レコードの区分が「同一依頼日」であるか判断する(ステップS79)。当該レコードの区分が「同一依頼日」であると判断された場合(ステップS79:Yesルート)、リマインド対象判断処理部56は、当該レコードからリマインドパターンを抽出し、リマインドパターンに含まれるオーダのうち、出現カウントフラグ数が最も多いオーダを特定し、トリガオーダに設定する(ステップS81)。すなわち、出現カウントフラグ数が最も多いオーダをトリガオーダの列に登録する。
その後、リマインド対象判断処理部56は、トリガオーダに係る出現カウントフラグ数が閾値以上であるか判断する(ステップS83)。具体的には、トリガオーダに係る出現カウントフラグ数と、ステップS75において取得した同一依頼日に関する閾値とを比較して判断する。そして、トリガオーダに係る出現カウントフラグ数が閾値以上であると判断された場合(ステップS83:Yesルート)、リマインド対象判断処理部56は、当該レコードのリマインド対象フラグをONに設定する(ステップS85)。なお、詳細は後で述べるが、本実施の形態では、リマインド対象フラグがONに設定されているレコードに基づき、チェック処理を実施する。一方、トリガオーダに係る出現カウントフラグ数が閾値未満であると判断された場合(ステップS83:Noルート)、ステップS85の処理をスキップし、ステップS91の処理に移行する。
一方、ステップS79において、当該レコードの区分が「同一依頼日」でないと判断された場合(ステップS79:Noルート)、すなわち、当該レコードの区分が「同一実施日」である場合、リマインド対象判断処理部56は、当該レコードの出現回数が閾値以上であるか判断する(ステップS87)。具体的には、当該レコードの出現回数と、ステップS75において取得した同一実施日に関する閾値とを比較して判断する。そして、当該レコードの出現回数が閾値以上であると判断された場合(ステップS87:Yesルート)、リマインド対象判断処理部56は、当該レコードのリマインド対象フラグをONに設定する(ステップS89)。一方、当該レコードの出現回数が閾値未満であると判断された場合(ステップS87:Noルート)、ステップS89の処理をスキップし、ステップS91の処理に移行する。
そして、リマインド対象判断処理部56は、リマインドマスタDB55内の全てのレコードについて処理が完了したか判断する(ステップS91)。リマインドマスタDB55内の全てのレコードについて処理が完了した場合(ステップS91:Yesルート)、リマインド対象判断処理を終了し、元の処理に戻る。一方、リマインドマスタDB55内の全てのレコードについて処理が完了していなければ(ステップS91:Noルート)、ステップS77の処理に戻る。
以上のような処理を実施することにより、過去に発行されたオーダに基づき、後で説明するチェック処理で用いるマスタを自動生成することができる。本システムを運用すればするほど、多くのオーダが蓄積されていき、より適切なマスタを生成できる。
次に、図16乃至図18を用いて、オーダの入力を受け付けた際の処理を説明する。まず、医師などのユーザは、ユーザ端末3を操作して、電子カルテに診断結果を入力すると共に、必要に応じてオーダを発行(入力)する。そして、診療支援システム5の入力部(図示せず)は、オーダ入力を受け付け、オーダDB51に格納する(図16:ステップS101)。その後、リマインド処理部58が、リマインドマスタDB55に格納されたデータに基づき、リマインドオーダ特定処理を実施する(ステップS103)。なお、リマインドオーダ特定処理については、図17及び図18を用いて説明する。
まず、リマインド処理部58は、オーダ入力に係るオーダを特定する(図17:ステップS109)。また、リマインド処理部58は、リマインド対象フラグがONに設定されているレコードをリマインドマスタDB55から抽出する(ステップS111)。さらに、リマインド処理部58は、抽出したレコードのうち未処理のレコードを特定する(ステップS113)。そして、リマインド処理部58は、特定レコードの区分が「同一依頼日」であるか判断する(ステップS115)。特定レコードの区分が「同一依頼日」であると判断された場合(ステップS115:Yesルート)、リマインド処理部58は、特定オーダが特定レコードのトリガオーダに設定されているか判断する(ステップS117)。特定オーダが特定レコードのトリガオーダに設定されている場合(ステップS117:Yesルート)、リマインド処理部58は、特定レコードのリマインドオーダに設定されている、特定オーダ以外のオーダが既に発行されているか判断する(ステップS119)。具体的には、オーダDB51を参照し、特定オーダ以外のオーダが所定期間内に発行されているか否かを判断する。特定レコードのリマインドオーダに設定されている、特定オーダ以外のオーダが発行されていなければ(ステップS119:Noルート)、リマインド処理部58は、特定レコードのリマインドオーダに設定されている、特定オーダ以外のオーダをリマインド対象として抽出し、記憶装置に格納する(ステップS121)。その後、端子Eを介してステップS129(図18)の処理に移行する。
一方、ステップS117において、特定オーダが特定レコードのトリガオーダに設定されていない場合(ステップS117:Noルート)、又は、ステップS119において、特定レコードのリマインドオーダに設定されている、特定オーダ以外のオーダが既に発行されている場合(ステップS119:Yesルート)、ステップS121の処理をスキップし、端子Eを介してステップS129(図18)の処理に移行する。
一方、ステップS115において、特定レコードの区分が「同一依頼日」でないと判断された場合(ステップS115:Noルート)、すなわち、特定レコードの区分が「同一実施日」である場合、端子Dを介してステップS123(図18)の処理に移行する。
図18の説明に移行して、端子Dの後、リマインド処理部58は、特定オーダが特定レコードのリマインドオーダに設定されているか判断する(図18:ステップS123)。特定オーダが特定レコードのリマインドオーダに設定されている場合(ステップS123:Yesルート)、リマインド処理部58は、特定レコードのリマインドオーダに設定されている、特定オーダ以外のオーダが既に発行されているか判断する(ステップS125)。特定レコードのリマインドオーダに設定されている、特定オーダ以外のオーダが発行されていなければ(ステップS125:Noルート)、リマインド処理部58は、特定レコードのリマインドオーダに設定されている、特定オーダ以外のオーダをリマインド対象として抽出し、記憶装置に格納する(ステップS127)。その後、ステップS129の処理に移行する。
一方、ステップS123において、特定オーダが特定レコードのリマインドオーダに設定されていない場合(ステップS123:Noルート)、又は、ステップS125において、特定レコードのリマインドオーダに設定されている、特定オーダ以外のオーダが既に発行されている場合(ステップS125:Yesルート)、ステップS127の処理をスキップし、ステップS129の処理に移行する。
そして、リマインド処理部58は、抽出した全てのレコードについて処理が完了したか判断する(ステップS129)。抽出した全てのレコードについて処理が完了していなければ(ステップS129:Noルート)、端子Fを介してステップS113(図17)の処理に戻る。一方、抽出した全てのレコードについて処理が完了した場合(ステップS129:Yesルート)、リマインドオーダ特定処理を終了し、元の処理に戻る。
図16の説明に戻って、リマインドオーダ特定処理を実施した後、リマインド処理部58は、リマインド対象として抽出されたオーダがあるか判断する(ステップS105)。リマインド対象として抽出されたオーダがあると判断された場合(ステップS105:Yesルート)、リマインド処理部58は、リマインド対象として抽出されたオーダを含むリマインド通知画面のデータを生成し、ユーザ端末3に出力する(ステップS107)。一方、リマインド対象として抽出されたオーダがないと判断された場合(ステップS105:Noルート)、ステップS107の処理をスキップする。そして、本処理を終了する。
以上のような処理を実施することにより、あるオーダの入力を受け付けた際に、リマインドマスタDB55に基づき、そのオーダと同時に発行すべきオーダがあるか否かが判断され、発行漏れの恐れがある場合には、発行漏れの恐れのあるオーダを医師などのユーザに提示するので、オーダの発行漏れを防止することができる。
なお、例えば電子カルテを閉じる指示を受け付けるまでは、上で説明したリマインドオーダ特定処理(ステップS103)の実施を保留し、電子カルテを閉じる指示を受け付けてから実施するようにしてもよい。
[実施の形態2]
上で述べた第1の実施の形態では、例えば「オーダA−オーダB(オーダAを先に発行)」と、「オーダB−オーダA(オーダBを先に発行)」という2つのリマインドパターンを同一のリマインドパターンとみなしたが、第2の実施の形態では、上記2つのリマインドパターンを異なるリマインドパターンとみなす。なお、第2の実施の形態におけるシステム構成は基本的には図1に示したものと同じであって、診療支援システム5の機能ブロック図も基本的には図2に示したものと同じである。
また、第2の実施の形態では、リマインドパターンワークテーブルには、図19に示すようなデータが格納される。具体的には、リマインドパターンワークテーブルには、区分の列と、リマインドパターンの列と、依頼科の列とが含まれる。リマインドパターンの列は、さらにトリガオーダの列とリマインドオーダの列とに分かれている。トリガオーダの列には、リマインドパターンを構成するオーダのうち最も早く発行されたオーダが設定され、リマインドオーダの列には、トリガオーダ以外のオーダが設定される。
さらに、第2の実施の形態では、リマインドマスタDB55には、図20に示すようなデータが格納される。具体的には、リマインド対象フラグの列と、区分の列と、リマインドパターンの列と、出現回数の列と、依頼科の列とが含まれる。リマインドオーダの列は、さらにトリガオーダの列とリマインドオーダの列とに分かれている。なお、リマインドパターンワークテーブルと同様に、トリガオーダの列には、リマインドパターンを構成するオーダのうち最も早く発行されたオーダが設定され、リマインドオーダの列には、トリガオーダ以外のオーダが設定される。
次に、本実施の形態における処理内容を説明する。なお、第1の実施の形態で説明したメインの処理フロー(図8及び図16)、対象患者抽出処理の処理フロー(図9及び図10)、並びに、同一実施日リマインドパターン抽出処理の処理フロー(図13及び図14)は、本実施の形態でも同じである。また、第1の実施の形態で説明した同一依頼日リマインドパターン抽出処理の処理フロー(図11及び図12)は、基本的には本実施の形態でも同じであるが、本実施の形態では、ステップ41(図11)並びにステップS47乃至ステップS51(いずれも図12)において、以下のような処理を実施する。
具体的には、本実施の形態では、ステップS41において、リマインドパターンを構成するオーダのうち最も早く発行されたオーダを特定し、特定したオーダをレコードのトリガオーダの列に設定し、特定したオーダ以外のオーダをレコードのリマインドオーダの列に設定し、当該レコードをリマインドパターンワークテーブルに追加するようにする。また、ステップS47において、リマインドパターンを構成するオーダが同一であり、オーダ発行順も同一である場合に、同一のリマインドパターンと判断するようにする。さらに、ステップS49において、リマインドパターンワークテーブルのリマインドパターンの列(トリガオーダ及びリマインドオーダの列)の内容を、レコードのリマインドパターンの列に設定し、当該レコードをリマインドマスタDB55に追加するようにする。また、ステップS51において、抽出したリマインドパターンを含むレコードにおける出現回数を1インクリメントするようにする。
さらに、第1の実施の形態で説明したリマインド対象判断処理の処理フロー(図15)は、基本的には本実施の形態でも同じであるが、本実施の形態では、ステップS81の処理はスキップし、ステップS83において、当該レコードの出現回数が閾値以上であるか判断するようにする。
また、第1の実施の形態で説明したリマインドオーダ特定処理の処理フロー(図17及び図18)は、基本的には本実施の形態でも同じであるが、本実施の形態では、ステップS119及びステップS121(いずれも図17)において、以下のような処理を実施する。
具体的には、本実施の形態では、ステップS119において、特定レコードのリマインドオーダに設定されているオーダが既に発行されているか判断するようにする。また、ステップS121において、特定レコードのリマインドオーダに設定されているオーダをリマインド対象として抽出するようにする。
これにより、例えば「オーダA−オーダB(オーダAを先に発行)」と、「オーダB−オーダA(オーダBを先に発行)」という2つのリマインドパターンを異なるリマインドパターンとみなすようにしても、オーダの発行漏れを防止することができる。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上で説明した機能ブロック図は必ずしも実際のプログラムモジュール構成に対応するものではない。また、上で説明した各テーブルの構成は一例であって、必ずしも上記のような構成でなければならないわけではない。
また、処理フローにおいて、処理結果が変らなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
また、診療支援システム5は、1台のコンピュータではなく複数台のコンピュータで実現するようにしても良い。また、診療支援システム5の機能を、ASP(Application Service Provider)によってサービス提供する場合もある。
なお、図1に示したユーザ端末3及び診療支援システム5は、図21のようなコンピュータ装置であって、メモリ2501(記憶装置)とCPU2503(処理装置)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施の形態における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本発明の実施の形態では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
(付記1)
所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダの組み合わせにて構成されるオーダパターンを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された同一の前記オーダパターン毎に、当該オーダパターンを構成する各前記オーダについて、当該オーダが前記オーダパターンの中で最も早く発行された回数を計数し、前記回数の最も多い前記オーダを前記オーダパターンにおけるトリガオーダとして特定し、前記オーダパターンと前記トリガオーダを表すデータとを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するマスタ登録ステップと、
ユーザから前記オーダの入力を受け付け、受け付けた前記オーダに関する履歴を前記オーダ格納部に格納する受け付けステップと、
前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されているか判断するステップと、
前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されていると判断された場合、当該レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する提示ステップと、
をコンピュータに実行させるための診療支援プログラム。
(付記2)
所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダを含み且つオーダ発行順を表すオーダパターンを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された同一の前記オーダパターン毎に、当該オーダパターンの件数を計数し、前記オーダパターンと前記オーダパターンの件数とを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するステップと、
ユーザから前記オーダの入力を受け付け、受け付けた前記オーダに関する履歴を前記オーダ格納部に格納する受け付けステップと、
前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記オーダパターンにおける先頭の前記オーダであるトリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されているか判断するステップと、
前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されていると判断され、当該レコードに含まれる、前記オーダパターンの件数が所定の基準以上の場合、当該レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する提示ステップと、
をコンピュータに実行させるための診療支援プログラム。
(付記3)
前記マスタ登録ステップにおいて、
前記トリガオーダに対応する前記回数をさらに含む前記レコードを前記リマインドマスタデータベースに格納し、
前記提示ステップにおいて、
前記トリガオーダに対応する前記回数が所定の基準以上の場合に、前記レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する
ことを特徴とする付記1記載の診療支援プログラム。
(付記4)
前記提示ステップにおいて、
前記トリガオーダ以外のオーダの入力を所定期間内に受け付けているか判断し、前記トリガオーダ以外のオーダの入力を所定期間内に受け付けていないと判断された場合に、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する
ことを特徴とする付記1又は2記載の診療支援プログラム。
(付記5)
前記所定の関係が、前記オーダに係る患者、オーダ発行日及び診療科が同一という関係である
ことを特徴とする付記1又は2記載の診療支援プログラム。
(付記6)
前記抽出ステップが、
前記オーダに係る患者、オーダ実施日及び診療科が同一である2以上の前記オーダの組み合わせにて構成される同一実施日オーダパターンを抽出する同一実施日オーダパターン抽出ステップ
を含み、
前記同一実施日オーダパターン抽出ステップにより抽出された同一の前記同一実施日オーダパターン毎に、当該同一実施日オーダパターンの件数を計数し、前記同一実施日オーダパターンと前記同一実施日オーダパターンの件数とを含む同一実施日レコードを前記リマインドマスタデータベースに格納するステップと、
前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記同一実施日オーダパターンに含む前記同一実施日レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されているか判断するステップと、
前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記実施日同一オーダパターンに含む前記同一実施日レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されていると判断され、当該同一実施日レコードに含まれる、前記同一実施日オーダパターンの件数が所定の基準以上の場合、当該同一実施日レコードに含まれる、前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示するステップと、
をさらに含む付記5記載の診療支援プログラム。
(付記7)
所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダの組み合わせにて構成されるオーダパターンを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された同一の前記オーダパターン毎に、当該オーダパターンを構成する各前記オーダについて、当該オーダが前記オーダパターンの中で最も早く発行された回数を計数し、前記回数の最も多い前記オーダを前記オーダパターンにおけるトリガオーダとして特定し、前記オーダパターンと前記トリガオーダを表すデータとを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するマスタ登録ステップと、
ユーザから前記オーダの入力を受け付け、受け付けた前記オーダに関する履歴を前記オーダ格納部に格納する受け付けステップと、
前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されているか判断するステップと、
前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されていると判断された場合、当該レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する提示ステップと、
を含み、コンピュータにより実行される診療支援処理方法。
(付記8)
所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダを含み且つオーダ発行順を表すオーダパターンを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された同一の前記オーダパターン毎に、当該オーダパターンの件数を計数し、前記オーダパターンと前記オーダパターンの件数とを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するステップと、
ユーザから前記オーダの入力を受け付け、受け付けた前記オーダに関する履歴を前記オーダ格納部に格納する受け付けステップと、
前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記オーダパターンにおける先頭の前記オーダであるトリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されているか判断するステップと、
前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されていると判断され、当該レコードに含まれる、前記オーダパターンの件数が所定の基準以上の場合、当該レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する提示ステップと、
を含み、コンピュータにより実行される診療支援処理方法。
(付記9)
所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダの組み合わせにて構成されるオーダパターンを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された同一の前記オーダパターン毎に、当該オーダパターンを構成する各前記オーダについて、当該オーダが前記オーダパターンの中で最も早く発行された回数を計数し、前記回数の最も多い前記オーダを前記オーダパターンにおけるトリガオーダとして特定し、前記オーダパターンと前記トリガオーダを表すデータとを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するマスタ登録手段と、
ユーザから前記オーダの入力を受け付け、受け付けた前記オーダに関する履歴を前記オーダ格納部に格納する受け付け手段と、
前記受け付け手段において受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されているか判断する手段と、
前記受け付け手段において受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されていると判断された場合、当該レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する提示手段と、
を有する診療支援処理装置。
(付記10)
所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダを含み且つオーダ発行順を表すオーダパターンを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された同一の前記オーダパターン毎に、当該オーダパターンの件数を計数し、前記オーダパターンと前記オーダパターンの件数とを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納する手段と、
ユーザから前記オーダの入力を受け付け、受け付けた前記オーダに関する履歴を前記オーダ格納部に格納する受け付け手段と、
前記受け付け手段において受け付けた前記オーダを前記オーダパターンにおける先頭の前記オーダであるトリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されているか判断する手段と、
前記受け付け手段において受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されていると判断され、当該レコードに含まれる、前記オーダパターンの件数が所定の基準以上の場合、当該レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する提示手段と、
を有する診療支援処理装置。
本発明の実施の形態に係るシステム構成図である。 本発明の実施の形態における診療支援システムの機能ブロック図である。 オーダDBに格納されるデータの一例を示す図である。 対象患者ワークテーブルの一例を示す図である。 第1の実施の形態におけるリマインドパターンワークテーブルの一例を示す図である。 第1の実施の形態におけるリマインドマスタDBに格納されるデータの一例を示す図である。 閾値マスタDBに格納されるデータの一例を示す図である。 リマインドマスタDBを更新する際の処理フローを示す図である。 対象患者抽出処理の処理フロー(第1の部分)を示す図である。 対象患者抽出処理の処理フロー(第2の部分)を示す図である。 同一依頼日リマインドパターン抽出処理の処理フロー(第1の部分)を示す図である。 同一依頼日リマインドパターン抽出処理の処理フロー(第2の部分)を示す図である。 同一実施日リマインドパターン抽出処理の処理フロー(第1の部分)を示す図である。 同一実施日リマインドパターン抽出処理の処理フロー(第2の部分)を示す図である。 リマインド対象判断処理の処理フローを示す図である。 オーダの入力を受け付けた際の処理フローを示す図である。 リマインドオーダ特定処理の処理フロー(第1の部分)を示す図である。 リマインドオーダ特定処理の処理フロー(第2の部分)を示す図である。 第2の実施の形態におけるリマインドパターンワークテーブルの一例を示す図である。 第2の実施の形態におけるリマインドマスタDBに格納されるデータの一例を示す図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
1 ネットワーク
3,3a,3b ユーザ端末
5 診療支援システム
51 オーダDB 52 対象患者抽出部
53 ワークメモリ 54 リマインドパターン抽出部
55 リマインドマスタDB 56 リマインド対象判断処理部
57 閾値マスタDB 58 リマインド処理部

Claims (6)

  1. 所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダの組み合わせにて構成されるオーダパターンを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された同一の前記オーダパターン毎に、当該オーダパターンを構成する各前記オーダについて、当該オーダが前記オーダパターンの中で最も早く発行された回数を計数し、前記回数の最も多い前記オーダを前記オーダパターンにおけるトリガオーダとして特定し、前記オーダパターンと前記トリガオーダを表すデータとを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するマスタ登録ステップと、
    ユーザから前記オーダの入力を受け付け、受け付けた前記オーダに関する履歴を前記オーダ格納部に格納する受け付けステップと、
    前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されているか判断するステップと、
    前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されていると判断された場合、当該レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する提示ステップと、
    をコンピュータに実行させるための診療支援プログラム。
  2. 所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダを含み且つオーダ発行順を表すオーダパターンを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された同一の前記オーダパターン毎に、当該オーダパターンの件数を計数し、前記オーダパターンと前記オーダパターンの件数とを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するステップと、
    ユーザから前記オーダの入力を受け付け、受け付けた前記オーダに関する履歴を前記オーダ格納部に格納する受け付けステップと、
    前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記オーダパターンにおける先頭の前記オーダであるトリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されているか判断するステップと、
    前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されていると判断され、当該レコードに含まれる、前記オーダパターンの件数が所定の基準以上の場合、当該レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する提示ステップと、
    をコンピュータに実行させるための診療支援プログラム。
  3. 前記マスタ登録ステップにおいて、
    前記トリガオーダに対応する前記回数をさらに含む前記レコードを前記リマインドマスタデータベースに格納し、
    前記提示ステップにおいて、
    前記トリガオーダに対応する前記回数が所定の基準以上の場合に、前記レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する
    ことを特徴とする請求項1記載の診療支援プログラム。
  4. 前記提示ステップにおいて、
    前記トリガオーダ以外のオーダの入力を所定期間内に受け付けているか判断し、前記トリガオーダ以外のオーダの入力を所定期間内に受け付けていないと判断された場合に、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の診療支援プログラム。
  5. 所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダの組み合わせにて構成されるオーダパターンを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された同一の前記オーダパターン毎に、当該オーダパターンを構成する各前記オーダについて、当該オーダが前記オーダパターンの中で最も早く発行された回数を計数し、前記回数の最も多い前記オーダを前記オーダパターンにおけるトリガオーダとして特定し、前記オーダパターンと前記トリガオーダを表すデータとを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するマスタ登録ステップと、
    ユーザから前記オーダの入力を受け付け、受け付けた前記オーダに関する履歴を前記オーダ格納部に格納する受け付けステップと、
    前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されているか判断するステップと、
    前記受け付けステップにおいて受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されていると判断された場合、当該レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する提示ステップと、
    を含み、コンピュータにより実行される診療支援処理方法。
  6. 所定のタイミングにて、オーダ履歴を格納しているオーダ格納部に格納されているデータに基づき、所定の関係にある2以上のオーダの組み合わせにて構成されるオーダパターンを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された同一の前記オーダパターン毎に、当該オーダパターンを構成する各前記オーダについて、当該オーダが前記オーダパターンの中で最も早く発行された回数を計数し、前記回数の最も多い前記オーダを前記オーダパターンにおけるトリガオーダとして特定し、前記オーダパターンと前記トリガオーダを表すデータとを含むレコードをリマインドマスタデータベースに格納するマスタ登録手段と、
    ユーザから前記オーダの入力を受け付け、受け付けた前記オーダに関する履歴を前記オーダ格納部に格納する受け付け手段と、
    前記受け付け手段において受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されているか判断する手段と、
    前記受け付け手段において受け付けた前記オーダを前記トリガオーダとして含む前記レコードが前記リマインドマスタデータベースに格納されていると判断された場合、当該レコードに含まれる、前記トリガオーダ以外のオーダをリマインド情報として前記ユーザに提示する提示手段と、
    を有する診療支援処理装置。
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