JP2009162665A5 - - Google Patents

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Claims (13)

  1. 第1ガスの成分を判定するガス分析方法であって、
    電子衝撃イオン化処理によって前記第1ガスから得られたイオンの強度を測定する第1質量分析工程と、
    前記第1ガスと同じ成分濃度を有する第2ガスからソフトイオン化処理によって得られたイオンの強度を測定する第2質量分析工程と、
    第2質量分析工程で得られたデータから分子量を親イオンによって判定する分子量判定工程と、
    電子衝撃イオン化法によって励起した場合の化合物のマススペクトルを化合物別に記憶してなる参照用データベースに基づいて、前記分子量判定工程において判定された分子成分に対応するマススペクトルを読出す参照データ読出し工程と、
    前記第1質量分析工程で得られたイオン強度データと、前記参照データ読出し工程で読み出されたデータとを比較する比較工程と、を有し、
    前記比較工程における比較結果に基づいて前記第1ガスの成分を判定する
    ことを特徴とするガス分析方法。
  2. 請求項1記載のガス分析方法において、前記第1ガス及び前記第2ガスは、
    1つの試料から異なる時点で発生したガスか、
    1つの試料から所定時間内の異なる時点で交互に発生したガスか、
    1つの試料を分割して得られた別々の試料から発生したガスか、あるいは
    分子構造が同じである別々の試料から発生したガス、
    のいずれかであることを特徴とするガス分析方法。
  3. 請求項1又は請求項2記載のガス分析方法において、
    前記分子量判定工程によって複数の親イオンの分子量が判定され、
    前記参照データ読出し工程によって複数の親イオンの分子量の個々に対応するマススペクトルが読み出され、
    前記比較工程では、
    それら複数のマススペクトルを合成して合成マススペクトルを求め、
    第1質量分析工程で得られたイオン強度データと前記合成マススペクトルとが比較される
    ことを特徴とするガス分析方法。
  4. 請求項1又は請求項2記載のガス分析方法において、
    前記分子量判定工程によって複数の親イオンの分子量が判定され、
    前記参照データ読出し工程によって複数の親イオンの分子量の個々に対応するマススペクトルが読み出され、
    前記比較工程では、
    読み出されたマススペクトルが第1質量分析工程で得られたイオン強度データと1つづつ比較される
    ことを特徴とするガス分析方法。
  5. 請求項4記載のガス分析方法において、
    複数のマススペクトルは分子量の小さいものから順に比較され、
    個々の比較後に当該分子に対応するマススペクトルを比較前のイオン強度データから減算する
    ことを特徴とするガス分析方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載のガス分析方法において、
    複数の親イオン間の強度比を求め、参照用データベースから読み出したマススペクトルにイオン強度比を掛ける
    ことを特徴とするガス分析方法。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載のガス分析方法において、
    前記判定された分子成分に対応する化合物のイオン化率を化合物の分子量別にイオン化率を記憶してなるイオン化率データベースから読出し、前記参照用データベースから読み出された分子成分ごとのマススペクトルに当該分子量に対応するイオン化率を掛ける
    ことを特徴とするガス分析方法。
  8. 第1ガスの成分を判定するガス分析装置であって、
    電子衝撃イオン化処理によって前記第1ガスをイオン化し、そのイオンをm/zごとに分離し、m/zごとのイオンの強度を測定する第1質量分析手段と、
    前記第1ガスと同じ成分濃度を有する第2ガスをソフトイオン化処理によってイオン化し、そのイオンをm/zごとに分離し、m/zごとのイオンの強度を測定する第2質量分析手段と、
    第2質量分析手段によって得られたデータから分子量を親イオンによって判定する分子量判定手段と、
    電子衝撃イオン化処理によって励起した場合の単一成分の化合物のマススペクトルを化合物の分子量別に記憶してなる参照用データベースに基づいて、前記分子量判定手段によって判定された分子量に対応するマススペクトルを読出す参照データ読出し手段と、
    前記第1質量分析手段によって得られたイオン強度データと、前記参照データ読出し手段によって読み出されたデータとを比較することにより、前記第1ガスの成分を判定するする判定手段と、
    を有することを特徴とするガス分析装置。
  9. 請求項8記載のガス分析装置において、
    前記分子量判定手段は複数の親イオンの分子量を判定し、
    前記参照データ読出し手段は、判定された前記複数の親イオンの分子量の個々に対応するマススペクトルを読み出し、
    前記判定手段は、
    それら複数のマススペクトルを合成して合成マススペクトルを求め、
    第1質量分析手段によって測定されたイオン強度データと前記合成マススペクトルとを比較する
    ことを特徴とするガス分析装置。
  10. 請求項8記載のガス分析装置において、
    前記分子量判定手段は複数の親イオンの分子量を判定し、
    前記参照データ読出し手段は、判定された前記複数の親イオンの分子量の個々に対応するマススペクトルを読み出し、
    前記判定手段は、
    読み出されたマススペクトルを1つずつ、前記第1質量分析手段によって測定されたイオン強度データと比較する
    ことを特徴とするガス分析装置。
  11. 請求項10記載のガス分析装置において、
    前記判定手段は、
    読み出されたマススペクトルを分子量の小さいものから順に比較し、
    個々の比較後に当該分子量に対応するマススペクトルを比較前のイオン強度データから減算する
    ことを特徴とするガス分析装置。
  12. 請求項8から請求項11のいずれか1つに記載のガス分析装置において、
    前記判定手段は、
    質量分析手段によって測定した前記複数の親イオン間の強度比を求め、前記参照用データベースから読み出したマススペクトルにイオン強度比を掛ける
    ことを特徴とするガス分析装置。
  13. 請求項8から請求項12のいずれか1つに記載のガス分析装置において、
    化合物のイオン化率を化合物の分子成分別に記憶してなるイオン化率データベースをさらに有し、
    前記判定手段は、
    前記判定された分子成分に対応するイオン化率を前記イオン化率データベースから読出し、前記参照用データベースから読み出された分子成分ごとのマススペクトルに当該分子成分に対応するイオン化率を掛ける
    ことを特徴とするガス分析装置。
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