JP2009162632A - レーザセミアクティブ誘導方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シーカによる目標の検出精度を向上でき、レーザ照射器に人員を配置する必要がなく、感度が良いシーカをミサイル等の飛翔体に搭載でき、レーザ照射器の小型化・軽量化ができるレーザセミアクティブ誘導方法を提供する。
【解決手段】レーザ照射器3が、飛翔体1の発射時刻(T0)から第1設定時間(T1)経過後に、シーカ1aにおけるレーザ反射光6の強度がシーカ1aの光検出感度範囲内となるようにレーザ出力を段階的もしくは連続的に下げていく。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ照射器から目標に照射したレーザ光に基づくレーザ反射光を飛翔体に搭載されたシーカで検出して飛翔体を誘導するレーザセミアクティブ誘導方法に関する。
レーザセミアクティブ誘導方法は、目標に対してレーザ光を照射し、ミサイル等の飛翔体を発射し、飛翔体に備えられたシーカにより目標からのレーザ反射光を捕えて、目標に飛翔体を誘導するというものである(例えば下記特許文献1参照)。
特開2002−341032
レーザセミアクティブ誘導方法にあっては、飛翔体が目標に近づくにつれ、シーカにおけるレーザ反射光の強度が大きくなるため、従来では、シーカの光検出感度範囲(ダイナミックレンジ)を超えないように光検出感度範囲が広いシーカを飛翔体に搭載する必要があった。光検出感度範囲が広いシーカは、感度範囲が広い反面、感度が劣る傾向がある。そこで、このような問題に対処するため、レーザ照射器を操作する人員を配備し、人的操作によってレーザ照射器のレーザ出力を飛翔体と目標との距離に応じて調整するという手段が取られることがあるが、レーザ照射器は高出力のエネルギーを発するため敵に発見されやすく、操作員をレーザ照射器近くに配置するのは危険である。また、レーザ照射器からのレーザ出力が一定である場合、レーザ照射器の熱的負荷が大きくなって冷却装置が大きくなる問題や電力的負荷が大きくなってバッテリーサイズが大きくなる。
本発明は、上記の問題を解決すべく発明されたもので、シーカによる目標の検出精度を向上でき、レーザ照射器に人員を配置する必要がなく、感度が良いシーカをミサイル等の飛翔体に搭載でき、レーザ照射器の小型化・軽量化ができるレーザセミアクティブ誘導方法を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明のレーザセミアクティブ誘導方法は、以下の技術的手段を採用する。
(1)本願の第1発明は、レーザ照射器から目標に照射したレーザ光に基づくレーザ反射光を飛翔体に搭載されたシーカで検出して飛翔体を誘導するレーザセミアクティブ誘導方法において、前記レーザ照射器は、前記飛翔体の発射時刻から第1設定時間(T1)経過後に、前記シーカにおけるレーザ反射光の強度が当該シーカの光検出感度範囲内となるようにレーザ出力を段階的もしくは連続的に下げていく、ことを特徴とする。
(2)また、上記(1)のレーザセミアクティブ誘導方法において、前記レーザ照射器は、予めの時刻設定により、または、遠隔操作信号、人工衛星から伝送される信号、前記飛翔体の発射機からの信号その他の外部信号により、前記飛翔体の発射時刻を得る。
(3)また、上記(1)又は(2)のレーザセミアクティブ誘導方法において、前記レーザ照射器は、前記飛翔体の発射時刻から第2設定時間(T2(但しT2<T1))経過したときに、レーザ光の照射を開始する。
(4)また、上記(3)のレーザセミアクティブ誘導方法において、前記第2設定時間は、予めの時刻設定により、または、遠隔操作信号、人工衛星から伝送される信号、前記飛翔体の発射機からの信号その他の外部信号により、前記レーザ照射器に設定される。
(5)また、上記(1)のレーザセミアクティブ誘導方法において、前記レーザ照射器は、予めの時刻設定により、または、遠隔操作信号、人工衛星から伝送される信号、前記飛翔体の発射機からの信号その他の外部信号により、レーザ光の照射を開始する。
(6)本願の第2発明は、レーザ照射器から目標に照射したレーザ光に基づくレーザ反射光を飛翔体に搭載されたシーカで検出して飛翔体を誘導するレーザセミアクティブ誘導方法において、前記飛翔体はGPS測位により自らの位置情報を得て、該飛翔体位置情報を前記レーザ照射器に送信し、レーザ照射器は、GPS測位によって自らの位置情報を取得するとともに目標に対するレーザ測位を実施することにより目標位置情報を算出し、該目標位置情報と受信した前記飛翔体位置情報とから、前記飛翔体の飛翔中に当該飛翔体から目標までの距離を算出し、該距離の減少に応じて、前記シーカにおけるレーザ反射光の強度が当該シーカの光検出感度範囲内となるようにレーザ出力を段階的もしくは連続的に下げていく、ことを特徴とする。
(7)また、上記(6)のレーザセミアクティブ誘導方法において、前記レーザ照射器は、前記飛翔体発射前、前記飛翔体の発射と同時、もしくは前記飛翔体発射後所定時間内に、目標に対して一時的にレーザ照射を行うことにより前記レーザ測位を実行して前記目標位置情報を算出し、該目標位置情報と飛翔体から受信した前記飛翔体位置情報とから、飛翔体から目標までの距離を算出し、飛翔体から目標までの距離が所定の距離となったらレーザ光の照射を開始する。
(8)また、上記(6)のレーザセミアクティブ誘導方法において、前記レーザ照射器は、前記飛翔体の発射時刻から第3設定時間(T3)経過したときに、レーザ光の照射を開始する。
(9)また、上記(8)のレーザセミアクティブ誘導方法において、前記第3設定時間は、予めの時刻設定により、または、遠隔操作信号、人工衛星から伝送される信号、前記飛翔体の発射機からの信号その他の外部信号により、前記レーザ照射器に設定される。
(10)また、上記(7)乃至(9)のいずれかのレーザセミアクティブ誘導方法において、前記レーザ照射器は、予めの時刻設定により、または、遠隔操作信号、人工衛星から伝送される信号、前記飛翔体の発射機からの信号その他の外部信号により、前記飛翔体の発射時刻を得る。
本発明のレーザセミアクティブ誘導方法によると、飛翔体が目標に近づいても飛翔体のシーカにおけるレーザ反射光の強度を該シーカの光検出感度範囲内とすることができシーカによる目標の検出精度が向上する。また、光検出感度範囲(ダイナミックレンジ)が小さく、感度が良いシーカをミサイル等の飛翔体に搭載できる。また、レーザ照射器のレーザ出力が自動調整されるので、レーザ照射器に操作員を配置する必要がなく、安全である。さらには、レーザ照射時間を適正に少なくでき、さらにレーザ出力が自動的に効率良く調整されるので、熱負荷的・電力負荷的にレーザ照射器の小型化・軽量化が可能となる。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態にかかるレーザセミアクティブ誘導方法のシステム概要図である。図2は、レーザ照射機3のレーザ出力のタイムチャートである。
図1において、符号4は攻撃対象である目標、符号1は目標4に向けて発射される飛翔体(ミサイル)、符号2は飛翔体1を発射する発射機、符号3は目標4に対してレーザ光5を照射するレーザ照射器3、符号7は人工衛星である。
飛翔体1が発射機2から発射され、初期誘導及び中期誘導によって、図1において一点鎖線で示した飛翔経路に沿って弾道飛行する。飛翔体1の発射から所定時間経過後に飛翔体1に搭載されたシーカ1aが作動して終末誘導を開始する。一方、レーザ照射器3は、目標4に対してレーザ光5を照射する。すると、レーザ光5により目標4においてレーザ反射光6が出現するので、飛翔体1に搭載されたシーカ1aは、このレーザ反射光6を検出して、飛翔体1を目標4方向に誘導する。
レーザ照射器3は、図2に示すように、飛翔体1の発射時刻(T0)から第1設定時間(T1)経過後に、シーカ1aにおけるレーザ反射光6の強度が当該シーカ1aの光検出感度範囲内となるようにレーザ出力を段階的もしくは連続的に下げていく。
ここで、レーザ出力を段階的もしくは連続的に下げていくには、レーザ照射器3において、動作開始の基準時刻である飛翔体1の発射時刻を取得することが必要である。この飛翔体1の発射時刻を得る手段としては、飛翔体1の発射時刻をレーザ照射器3に予め設定しておく方法を採用できる。この予めの時刻設定とは、例えば、飛翔体1の発射時刻が予め決まっていて、その発射時刻をレーザ照射器3に入力しておくものである。
また、飛翔体1の発射時刻を得る他の手段としては、遠隔操作信号、人工衛星7から伝送される信号、飛翔体1の発射機2からの信号その他の外部信号をレーザ照射器3が受信することによって取得する方法を採用できる。
このように、第1実施形態によれば、飛翔体が目標に近づいても飛翔体1のシーカ1aにおけるレーザ反射光6の強度を該シーカ1aの光検出感度範囲内とすることができシーカ1aによる目標の検出精度が向上する。また、レーザ出力を徐々に下げていくため、シーカ1aの光検出感度範囲が比較的狭くてもよいので、感度が良いシーカ1aを飛翔体に搭載できる。また、レーザ照射器3のレーザ出力が自動調整されるので、レーザ照射器3に操作員を配置する必要がなく、安全である。
レーザ照射器3は、飛翔体1の発射開始前や発射開始と同時にレーザ照射を開始してもよいが、飛翔体1の発射時刻(T0)から第2設定時間(T2(但しT2<T1))経過したときに、レーザ光5の照射を開始することが好ましい。ここで、第2設定時間は、予めの時刻設定により、または、遠隔操作信号、人工衛星から伝送される信号、飛翔体の発射機からの信号その他の外部信号により、レーザ照射器3に設定することができる。この予めの時刻設定とは、例えば、飛翔体1の発射時刻が予め決まっていて、その発射時刻に所定の時間を足した時刻をレーザ照射器3に設定するものである。
また、レーザ照射器3において上記第2設定時間が設定される代わりに、レーザ照射器3は、遠隔操作信号、人工衛星7から伝送される信号、飛翔体1の発射機2からの信号その他の外部信号により、レーザ光5の照射を開始するようにしてもよい。
このように、レーザ照射器3によるレーザ照射を飛翔体1の発射時から開始するのではなくて、飛翔体1の発射時刻から第2設定時間経過後に、あるいは外部信号によりレーザ照射を開始することで、レーザ照射器3のレーザ照射時間を少なくすることができる。このため、レーザ照射器3の熱的負荷・電力的負荷を低減できる。また、レーザ照射器3が発見され難くなることで、レーザ照射器3が破壊されにくくなる。
[第2実施形態]
図3は、本発明の第2実施形態にかかるレーザセミアクティブ誘導方法のシステム概要図である。
飛翔体1が発射機2から発射され、初期誘導及び中期誘導によって、図3において一点鎖線で示した飛翔経路に沿って弾道飛行する。発射から所定時間経過後に飛翔体1に搭載されたシーカ1aが作動して終末誘導を開始する。一方、レーザ照射器3は、目標4に対してレーザ光5を照射する。すると、レーザ光5により目標4においてレーザ反射光6が出現するので、飛翔体1に搭載されたシーカ1aは、このレーザ反射光6を検出して、飛翔体1を目標4方向に誘導する。
飛翔体1は、GPS受信機を搭載しており、人工衛星7からの電波9aを受信し、GPS測位により自らの位置情報を得る。また飛翔体1は、位置情報送信手段を搭載しており、この位置情報送信手段により飛翔体位置情報10をレーザ照射器3に送信する。ここで、上記のGPS受信機は、位置情報送信機能をも有するGPS送受信機であってもよく、この場合、GPS送受信機によって上記の位置情報送信手段を構成してもよい。また、位置情報送信手段は、例えばテレメータ送信機であってもよい。
レーザ照射器3は、GPS受信機を搭載しており、人工衛星7からの電波9bを受信し、GPS測位を行って自らの位置情報を得る。さらにレーザ照射器3は、レーザ測位を行って、目標4までの距離と目標4の自身に対する角度を取得し、自らの位置情報とレーザ測位で得た測位データ(レーザ照射器3から目標4までの距離、目標4のレーザ照射器3に対する角度)に基づいて目標位置情報を算出する。そして、レーザ照射器3は、目標位置情報と飛翔体1から受信した飛翔体位置情報10とから、飛翔体1の飛翔中に飛翔体1から目標4までの距離を時々刻々とリアルタイムで算出し、この距離の減少に応じて、飛翔体1のシーカ1aにおけるレーザ反射光6の強度がシーカ1aの光検出感度範囲内となるようにレーザ出力を段階的もしくは連続的に下げていく。なお、電波9aと電波9bを送信する人工衛星7は、特に同一の人工衛星でなくてもよい。
このように、第2実施形態によれば、飛翔体1が目標に近づいても飛翔体1のシーカ1aにおけるレーザ反射光6の強度を該シーカ1aの光検出感度範囲内とすることができシーカによる目標の検出精度が向上する。また、レーザ出力を徐々に下げていくため、シーカ1aの光検出感度範囲が比較的狭くてもよいので、感度が良いシーカ1aを飛翔体1に搭載できる。また、レーザ照射器3のレーザ出力が自動調整されるので、レーザ照射器3に操作員を配置する必要がなく、安全である。
第2実施形態のレーザセミアクティブ誘導方法において、レーザ照射器3は、飛翔体1の発射前、飛翔体1の発射と同時、もしくは飛翔体1の発射後所定時間内に、目標4に対して一時的にレーザ照射を行うことによりレーザ測位を実行して目標位置情報を算出し、この目標位置情報と飛翔体1から受信した飛翔体位置情報10とから、飛翔体1から目標4までの距離を算出し、飛翔体1から目標4までの距離が所定の距離となったらレーザ光5の照射を開始することが好ましい。
ここで、飛翔体1の発射後所定時間は、飛翔体1から目標4までの距離が所定の距離となる時間であることが好ましい。この所定の距離となる時間は、特に限定されないが、発射機2から目標4までのおおよその距離と飛翔体1の速度とから算出することができる。このように飛翔体1の発射前、飛翔体1の発射と同時、あるいは飛翔体1の発射後所定時間内、すなわち飛翔体1のシーカ1aが作動する時刻となる前に、予め目標4に対するレーザ測位を行って目標位置情報を取得することで、飛翔体1から目標4までの距離に基づいて飛翔体1の飛翔中に飛翔体1から目標4までの距離を時々刻々とリアルタイムで算出することができる。
上記において、レーザ照射器3が飛翔体1の発射時刻を得る手段としては、飛翔体1の発射時刻をレーザ照射器3に予め設定しておく方法を採用できる。この予めの時刻設定とは、例えば、飛翔体1の発射時刻が予め決まっていて、その発射時刻をレーザ照射器3に入力しておくものである。
また、レーザ照射器3が飛翔体1の発射時刻を得る他の手段としては、遠隔操作信号、人工衛星7から伝送される信号、飛翔体1の発射機2からの信号その他の外部信号をレーザ照射器3が受信することによって取得する方法を採用できる。
このように、飛翔体1から目標までの距離が所定の距離となったらレーザ光5の照射を開始することで、レーザ照射器3のレーザ照射時間を少なくすることができる。このため、レーザ照射器3の熱的負荷・電力的負荷を低減できる。また、レーザ照射器3が発見され難くなることで、レーザ照射器3が破壊されにくくなる。
飛翔体1から目標4までの距離が所定の距離となったらレーザ光5の照射を開始する上記の方法に代えて、レーザ照射器3は、飛翔体1の発射時刻(T0)から第3設定時間(T3)経過したときに、レーザ光5の照射を開始する、ようにしてもよい。この場合、飛翔体1の発射時刻を得る手段は、上述した手段を採用できる。また、上記の第3設定時間は、予めの時刻設定により、または、遠隔操作信号、人工衛星7から伝送される信号、飛翔体1の発射機2からの信号その他の外部信号により、レーザ照射器3に設定することができる。
このような第3設定時間を用いる方法によっても、レーザ照射器3のレーザ照射時間を少なくすることができる。
なお、上記において、本発明の実施形態について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の第1実施形態にかかるレーザセミアクティブ誘導方法のシステム概略図である。 本発明の第1実施形態にかかるレーザセミアクティブ誘導方法におけるレーザ照射器のレーザ出力のタイムチャートである。 本発明の第2実施形態にかかるレーザセミアクティブ誘導方法のシステム概略図である。
符号の説明
L 飛翔体から目標までの距離
1 飛翔体
2 発射機
3 レーザ照射器
4 目標
5 レーザ光
6 レーザ反射光
7 人工衛星
8 人工衛星から伝送される信号
9a、9b GPS電波
10 飛翔体位置情報

Claims (10)

  1. レーザ照射器から目標に照射したレーザ光に基づくレーザ反射光を飛翔体に搭載されたシーカで検出して飛翔体を誘導するレーザセミアクティブ誘導方法において、
    前記レーザ照射器は、前記飛翔体の発射時刻から第1設定時間(T1)経過後に、前記シーカにおけるレーザ反射光の強度が当該シーカの光検出感度範囲内となるようにレーザ出力を段階的もしくは連続的に下げていく、ことを特徴とするレーザセミアクティブ誘導方法。
  2. 前記レーザ照射器は、予めの時刻設定により、または、遠隔操作信号、人工衛星から伝送される信号、前記飛翔体の発射機からの信号その他の外部信号により、前記飛翔体の発射時刻を得ることを特徴とする請求項1記載のレーザセミアクティブ誘導方法。
  3. 前記レーザ照射器は、前記飛翔体の発射時刻から第2設定時間(T2(但しT2<T1))経過したときに、レーザ光の照射を開始することを特徴とする請求項1又は2記載のレーザセミアクティブ誘導方法。
  4. 前記第2設定時間は、予めの時刻設定により、または、遠隔操作信号、人工衛星から伝送される信号、前記飛翔体の発射機からの信号その他の外部信号により、前記レーザ照射器に設定されることを特徴とする請求項3記載のレーザセミアクティブ誘導方法。
  5. 前記レーザ照射器は、遠隔操作信号、人工衛星から伝送される信号、前記飛翔体の発射機からの信号その他の外部信号により、レーザ光の照射を開始することを特徴とする請求項1記載のレーザセミアクティブ誘導方法。
  6. レーザ照射器から目標に照射したレーザ光に基づくレーザ反射光を飛翔体に搭載されたシーカで検出して飛翔体を誘導するレーザセミアクティブ誘導方法において、
    前記飛翔体はGPS測位により自らの位置情報を得て、該飛翔体位置情報を前記レーザ照射器に送信し、
    レーザ照射器は、GPS測位によって自らの位置情報を取得するとともに目標に対するレーザ測位を実施することにより目標位置情報を算出し、該目標位置情報と受信した前記飛翔体位置情報とから、前記飛翔体の飛翔中に当該飛翔体から目標までの距離を算出し、該距離の減少に応じて、前記シーカにおけるレーザ反射光の強度が当該シーカの光検出感度範囲内となるようにレーザ出力を段階的もしくは連続的に下げていく、ことを特徴とするレーザセミアクティブ誘導方法。
  7. 前記レーザ照射器は、前記飛翔体発射前、前記飛翔体の発射と同時、もしくは前記飛翔体発射後所定時間内に、目標に対して一時的にレーザ照射を行うことにより前記レーザ測位を実行して前記目標位置情報を算出し、該目標位置情報と飛翔体から受信した前記飛翔体位置情報とから、飛翔体から目標までの距離を算出し、飛翔体から目標までの距離が所定の距離となったらレーザ光の照射を開始することを特徴とする請求項6記載のレーザセミアクティブ誘導方法。
  8. 前記レーザ照射器は、前記飛翔体の発射時刻から第3設定時間(T3)経過したときに、レーザ光の照射を開始することを特徴とする請求項6記載のレーザセミアクティブ誘導方法。
  9. 前記第3設定時間は、予めの時刻設定により、または、遠隔操作信号、人工衛星から伝送される信号、前記飛翔体の発射機からの信号その他の外部信号により、前記レーザ照射器に設定される、ことを特徴とする請求項8記載のレーザセミアクティブ誘導方法。
  10. 前記レーザ照射器は、予めの時刻設定により、または、遠隔操作信号、人工衛星から伝送される信号、前記飛翔体の発射機からの信号その他の外部信号により、前記飛翔体の発射時刻を得る、請求項7乃至9のいずれか記載のレーザセミアクティブ誘導方法。
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