JP6273936B2 - プラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、艦船などのプラットフォームに接近する飛翔体からプラットフォームを防御するプラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法に関する。
艦船などの、移動するプラットフォームを攻撃する飛翔体は、プラットフォームの移動に追従するため、誘導装置により誘導を行う。誘導装置には、遠距離からプラットフォームを探知し追尾することが可能なレーダ誘導が一般に使用される。しかし、高性能な誘導装置の中には、レーダ誘導が妨害電波により妨害されたときに、妨害電波に追尾し誘導を行うHOJ(Home On Jamming)や、プラットフォームの発熱による赤外線の放射に追尾し、プラットフォームから近距離での誘導精度を向上させる赤外線追尾誘導をレーダ誘導と組み合わせた複合誘導方式のものがある。
一般に、レーダ誘導方式の飛翔体からプラットフォームを防御するためには、レーダ誘導装置のレーダ機能を低下させるため、飛翔体のレーダ誘導装置がプラットフォームを探知するために使用するレーダ電波と同じ周波数の妨害電波を送信したり、チャフと呼ばれる電波反射体を発射して雲状のチャフ雲を生成し、飛翔体のレーダ誘導装置のレーダ電波をチャフ雲に反射させ誤誘導させたりするなどの手段が用いられる。
また、HOJによる誘導機能を備えた飛翔体からプラットフォームを防御する従来の技術としては、チャフ雲に妨害電波を送信し、チャフ雲で反射した妨害電波に飛翔体を誘導させる技術がある(例えば、特許文献1参照)。赤外線追尾誘導機能を備えた飛翔体からプラットフォームを防御する従来の技術としては、赤外線を放射する赤外線放射源を発射し、飛翔体を赤外線放射源に誘導させる技術がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−42895(図1、図6) 特開2011−220609(図1、図2)
従来の、飛翔体からプラットフォームを防御する技術は、飛翔体の誘導装置の誘導モードと、防御技術が対象とする誘導モードとが異なると、防御としての有効性が低下する恐れがあった。レーダ誘導に対して有効な妨害電波の送信は、HOJや赤外線追尾誘導により誘導されている飛翔体に対しては防御効果が無く、逆に飛翔体をプラットフォームに引き寄せる効果が発生する可能性が有ることもある。また、レーダ誘導に対して有効なチャフ雲の形成は、それのみでは、HOJや赤外線追尾誘導により誘導されている飛翔体に対しては、防御効果が無い。
また、HOJによる誘導を行う飛翔体に対し、チャフ雲に妨害電波を送信し、飛翔体をチャフ雲で反射した妨害電波に誘導させる従来の技術は、レーダ誘導に対しては、チャフ雲により反射することで強度が低下した妨害電波が到達することになり、妨害効果が低下する。また、赤外線を放射する赤外線放射源を発射する防御方法は、電波を使用しているレーダ誘導や、HOJに対しては効果があまり無い。このため、飛翔体から効果的にプラットフォームを防御するためには、飛翔体の誘導モードを判定し、判定した飛翔体の誘導モードにあわせて防御技術を選択し、実行する必要があった。一方、防御に使用されるチャフ雲や赤外線放射源は、防御されるプラットフォームと同等の広がりを持つまでに展開する必要があり、展開に時間を要する。このため、飛翔体の誘導モードを判定することに時間を要したり、飛翔体が途中で誘導モードを変更したりする場合などは、防御に必要なチャフや赤外線放射源の展開に要する時間が確保できなくなる恐れがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためのもので、飛翔体の誘導モードに迅速に対応してプラットフォームを防御することができるプラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法を得るものである。
この発明に係るプラットフォーム防御装置は、レーダ装置および電波探知装置の探知データから、プラットフォームに接近する飛翔体を検出する飛翔体検出部と、前記飛翔体検出部が前記飛翔体を検出すると、デコイ発射装置にチャフの発射を指示し、発射された前記チャフが展開してチャフ雲を形成する展開時刻と展開位置とを算出するチャフ発射制御部と、前記レーダ装置および前記電波探知装置の探知データから、前記飛翔体の誘導モードを判定する誘導モード判定部と、前記展開時刻以後に前記誘導モードの判定結果に従い、電波送信部に電波送信を指示する送信制御部とを備え、前記送信制御部が前記電波送信部に指示する電波送信は、前記誘導モードの判定結果がレーダ誘導モードの場合、前記飛翔体に向けた、妨害電波の送信であることを特徴とするものである。
この発明に係るプラットフォーム防御方法は、レーダ装置および電波探知装置の探知データから、プラットフォームに接近する飛翔体を検出するステップと、前記飛翔体が検出されると、デコイ発射装置にチャフの発射を指示するステップと、発射された前記チャフが展開してチャフ雲を形成する展開時刻と展開位置とを算出するステップと、前記レーダ装置および前記電波探知装置の探知データから前記飛翔体の誘導モードを判定するステップと、前記展開時刻以後に前記誘導モードの判定結果に従い、前記電波送信部に電波送信を指示するステップとを備え、前記誘導モードの判定結果に従い前記電波送信部に指示する電波送信は、前記誘導モードの判定結果がレーダ誘導モードの場合、前記飛翔体に向けた、妨害電波の送信であることを特徴とするものである。

この発明は、飛翔体が検出されるとデコイ発射装置にチャフの発射を指示し、発射したチャフが展開する展開時刻以後に飛翔体の誘導モードの判定結果に従い、電波送信部に電波送信を指示するようにするため、飛翔体の誘導モードに迅速に対応してプラットフォームを防御することができる。
この発明のプラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法の構成を示す図である。 この発明のプラットフォーム防御装置の飛翔体に対する防御の原理を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるプラットフォーム防御装置の動作を表す図である。 この発明の実施の形態1におけるプラットフォーム防御装置の動作を表す図である。 この発明の実施の形態1におけるプラットフォーム防御装置の動作を表す図である。 この発明の実施の形態2におけるプラットフォーム防御装置の動作を表す図である。 この発明の実施の形態2におけるプラットフォーム防御装置の動作を表す図である。 この発明の実施の形態2におけるプラットフォーム防御装置の動作を表す図である。 この発明の実施の形態3におけるプラットフォーム防御装置の飛翔体に対する防御の原理を示す図である。 この発明の実施の形態3におけるプラットフォーム防御装置の動作を表す図である。 この発明の実施の形態3におけるプラットフォーム防御装置の動作を表す図である。 この発明の実施の形態4におけるプラットフォーム防御装置の動作を表す図である。 この発明の実施の形態4におけるプラットフォーム防御装置の動作を表す図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るプラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法の構成を示す図である。図1において、1は防御対象である艦船等のプラットフォーム、2はプラットフォーム1に向けて誘導され、接近する飛翔体であり、プラットフォーム1に対する脅威である。3は、プラットフォームに備えられたプラットフォーム防御装置である。プラットフォーム防御装置3は、プラットフォーム1に備えられたデコイ発射装置4からチャフを発射させてチャフ雲5を形成したり、プラットフォーム1や電波デコイ6が備える電波送信部7から、飛翔体2やチャフ雲5に向けて妨害電波を送信させたりすることで、飛翔体2の誘導装置が飛翔体2をプラットフォーム1に誘導することを妨害し、プラットフォームを防御する。
8は、プラットフォーム1に備えられた、飛翔体2を探知するレーダ装置である。9は、飛翔体2がレーダ誘導モードの場合などに送信する電波を受信することで、飛翔体2の接近を探知し、飛翔体2の種類を判定するデータを取得する電波探知装置である。レーダ装置8および電波探知装置9は、プラットフォーム防御装置3に対して、脅威である飛翔体2の情報を提供する。プラットフォーム防御装置3は、レーダ装置8および電波探知装置9の探知データをもとに、デコイランチャ4および電波送信部7を制御し、プラットフォーム1を接近する飛翔体2から防御する。
プラットフォーム防御装置3は、レーダ装置8および電波探知装置9の探知データから、プラットフォーム1に接近する飛翔体2を検出する飛翔体検出部31、飛翔体検出部31が飛翔体2を検出すると、デコイ発射装置4にチャフの発射を指示し、発射したチャフにより形成されるチャフ雲5の位置を算出するチャフ発射制御部32、飛翔体2について、レーダ装置8および電波探知装置9に探知される探知データの特徴と飛翔体2の誘導装置の誘導方式の関係を記憶するデータベース33、飛翔体検出部31が検出した飛翔体2についてのレーダ装置8および電波探知装置9の探知データをデータベース33と照合し、飛翔体2の誘導方式を判定する誘導方式判定部34、誘導方式が判定された飛翔体2についてのレーダ装置8および電波探知装置9の探知データから、飛翔体2の誘導モードを判定する誘導モード判定部35、および誘導モード判定部35が判定した誘導モードの判定結果に従い、プラットフォーム1上または電波デコイ上の電波送信部7に電波送信を指示する送信制御部36を備えている。電波送信部7は、プラットフォーム1上のものは送信制御部36から直接制御され、電波デコイ6上のものは、無線電波などによる遠隔制御により制御される。なお、飛翔体2の誘導モードとは、それぞれの時点で、飛翔体がレーダ誘導、HOJ、赤外線追尾誘導などのいずれの方法で誘導を行っているかを示すものであり、具体的には、レーダ誘導モード、HOJモード、赤外線追尾誘導モードなどがある。また、飛翔体2の誘導方式は、飛翔体2の誘導装置の取りうる誘導モードの組み合わせを表す。
図2は、この発明のプラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法の飛翔体に対する防御の原理を示す図である。図2(a)は、飛翔体2の誘導装置の誘導モードがレーダ誘導モードのときの防御の原理を示す。飛翔体2は、搭載しているレーダ誘導装置が送信するレーダ電波の反射電波の方向に誘導される。このため、プラットフォーム防御装置3は、チャフ雲5を形成して、チャフ雲5が飛翔体2からのレーダを反射した反射電波の方向に飛翔体2が誘導されるようにしたり、電波送信部7に、飛翔体2のレーダ誘導装置のレーダ電波と同じ周波数の妨害電波を飛翔体2に向けて送信させ、飛翔体2のレーダ誘導装置がプラットフォーム1を探知し誘導する性能を低下させるようにしたりするなどによりプラットフォーム1を飛翔体2から防御する。
なお、一般的にチャフはアルミ箔やガラス繊維にアルミ蒸着が行われた針状の細かな小片などの電波反射物によって構成され、電波反射物の長さによって電波を反射させる周波数を制御する。チャフ雲5は、さまざまな長さの電波反射物を組み合わせたチャフにより形成されることにより、広い範囲の周波数に対して電波を反射することが出来る。飛翔体2が搭載するレーダ装置のレーダ電波の周波数が、チャフを構成する電波反射物が反射する周波数の範囲内にあるとき、チャフ雲5は飛翔体2のレーダ電波を反射し、欺まんが可能となる。
図2(b)は、飛翔体2の誘導装置の誘導モードがHOJモードのときの防御の原理を示す。HOJモードでは、飛翔体2は、妨害電波の方向に誘導される。このため、プラットフォーム防御装置3は、電波送信部7に、飛翔体2ではなく、チャフ雲5に向けて妨害電波を送信させる。この様にして、飛翔体2が、電波送信部7ではなくチャフ雲5からの妨害電波の反射電波の方向に誘導されるようにすることにより、プラットフォーム2を飛翔体2から防御する。
図3は、プラットフォーム防御装置3の動作を表す図である。レーダ装置8および電波探知装置9の探知データをもとに、飛翔体検出部31が、プラットフォーム1に接近する飛翔体2を検出する(ST−1)と、チャフ発射制御部32は、飛翔体2を検出した情報のみから、デコイ発射装置4を制御してチャフを発射させる(ST−2)。チャフは、チャフ雲5を形成した段階で、飛翔体2の誘導モードに対応してどのような妨害技法に用いるかが決定される。このため、ST−2の段階で、プラットフォーム防御装置3では、飛翔体2の誘導装置の誘導モードが明確になっている必要は無い。チャフ発射制御部32は、チャフを発射させると、プラットフォーム1の位置、チャフの発射方向と速度、風向、風速をもとに、発射したチャフが展開する展開時刻と、チャフが展開してチャフ雲を形成する展開位置を算出する(ST−3)。
一方、誘導方式判定部34は、飛翔体2のレーダ装置8および電波探知装置9の探知データをデータベース33のデータに照合して飛翔体2の誘導方式を判定する(ST−4)。誘導方式は、誘導装置の取りうる誘導モードの組み合わせを示す。誘導モード判定部35は、誘導方式判定部34が判定した飛翔体2の誘導方式で取りうる誘導モードから、レーダ装置8および電波探知装置9の探知データをもとに、飛翔体2の誘導モードを判定する(ST−5)。
送信制御部36は、デコイ発射装置4が発射したチャフが展開し、十分な広がりを持ったチャフ雲5が形成される展開時刻を過ぎたか判断する(ST−6)。展開時刻後であると(ST−6でYesの場合)、ST−7以下の、飛翔体2の誘導装置の誘導モードに基づく、チャフ雲5を使用した妨害を行う。展開時刻より前である場合(ST−6でNoの場合)は、チャフ雲5を使用した妨害を開始せずにST−9に進む。
展開時刻後の送信制御部36の処理は、誘導モード判定部35が判定した飛翔体の誘導モードにより分岐する(ST−7)。飛翔体2の誘導モードが、妨害電波の方向に向かって誘導するHOJの場合、送信制御部36は、チャフ雲5に向けて妨害電波を送信し(ST−8)、飛翔体2が、チャフ雲5で反射した妨害電波に誘導されるようにする。プラットフォーム防御装置3は、プラットフォーム1が飛翔体2の接近を回避し、レーダ装置8および電波探知装置9が飛翔体2を失探するまで、ST−3〜ST−8を繰り返す(ST−9)。
図4および、図5は、図2および図3のように構成したプラットフォーム防御装置3の動作を、時間の経過とともに示した例である。図4は、飛翔体2の誘導モードがレーダ誘導モードの場合、図5は、飛翔体2の誘導モードが、レーダ誘導モードからHOJモードに変化する場合のプラットフォーム防御装置3の動作を表す。
図4において、飛翔体検出部31は、レーダ装置8および電波探知装置9の探知データをもとに飛翔体2を検出する。飛翔体検出部31が飛翔体2を検出すると、チャフ発射制御部32は、デコイ発射装置4にチャフの発射を指示し、デコイ発射装置4が発射したチャフが展開してチャフ雲を形成する展開時刻と展開位置とを算出する。デコイ発射装置から発射されたチャフは、展開時刻後に展開してチャフ雲5を形成する。一方、誘導方式判定部34は、データベース33を用いて飛翔体2の誘導方式を判定し、誘導モード判定部は、誘導方式とレーダ装置8および電波探知装置9の探知データをもとに、飛翔体2の誘導モードを判定する。
チャフ発射制御部32が算出した展開時刻以後となると、送信制御部36は、誘導モード判定部35から誘導モードを取得するが、図4では、取得した誘導モードは、レーダ誘導モードであるため、送信制御部36は、チャフ雲5に送信するなどの指示は行わない。
図5では、飛翔体2の誘導モードがレーダ誘導モードである間のプラットフォーム防御装置3の動作は、図4と同様である。飛翔体2の誘導モードがHOJモードのときは、飛翔体検出部31が飛翔体2を検出すると、誘導モード判定部35は、レーダ装置8および電波探知装置9の探知データをもとに飛翔体2の誘導モードをHOJモードと判定する。このため、送信制御部36は、誘導モード判定部35から誘導モードがHOJモードであるとの判定結果を取得し、電波送信部7に、チャフ発射制御部32から取得したチャフ雲5の位置に向けて妨害電波を送信するよう指示する。
以上の様に、本発明の実施の形態1に係るプラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法は、飛翔体2を検出すると、デコイ発射装置4にチャフの発射を指示し、チャフが展開しチャフ雲5を形成する展開時刻以後に飛翔体2の誘導モードの判定結果に従い、電波送信部7に電波送信を指示するため、飛翔体2の誘導モードに応じた飛翔体2の誘導装置への妨害を迅速に実施することができ、効果的にプラットフォーム1を防御することができる。
実施の形態2.
実施の形態1に係るプラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法では、送信制御部36は、飛翔体2の誘導モードがHOJモードであるときのみ、電波送信部7にチャフ雲5への妨害電波の送信を指示するが、実施の形態2に係るプラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法では、飛翔体2の誘導モードがレーダ誘導モードの場合は、飛翔体2に対して直接妨害電波を送信するよう指示する。この様に、飛翔体2に対して直接妨害電波を送信するようにすると、誘導モードがレーダ誘導モードであるときは、誘導装置のプラットフォーム1に対する誘導性能が低下して、誘導先がチャフ雲5に転移し易くなり、チャフ雲5による防御の効果を高めることになる。
図6は、実施の形態2に係るプラットフォーム防御装置3の動作を表す図である。図6において、図3と同様の動作については、同じ符号を付し、説明を省略する。図6では、ST−1〜ST−6、ST−9の動作は図3と同様であり、ST−7以下の、飛翔体2の誘導装置の誘導モードに基づく、送信制御部36の動作が異なる。
ST−6で展開時刻以後となった場合、送信制御部36の処理は、誘導モード判定部35が判定した飛翔体2の誘導モードにより分岐する(ST−7A)。飛翔体2の誘導モードがレーダ誘導モードの場合、送信制御部36は、飛翔体2に向けて妨害電波を送信し(ST−8A)、飛翔体2の誘導装置の誘導機能を低下させ、誘導先がチャフ雲5に転移し易くなる様にする。飛翔体2の誘導モードがHOJモードの場合、送信制御部36は、チャフ雲5に向けて妨害電波を送信し(ST−8)、飛翔体2が、チャフ雲5で反射した妨害電波に誘導されるようにする。プラットフォーム防御装置3は、プラットフォーム1が飛翔体2の接近を回避し、レーダ装置8および電波探知装置9が飛翔体2を失探するまで、ST−3〜ST−8を繰り返す(ST−9)ことは、図3と同様である。
図7および、図8は、図6のように構成したプラットフォーム防御装置3の動作を、時間の経過とともに示した例である。図7は、飛翔体2の誘導モードがレーダ誘導モードの場合、図8は、飛翔体2の誘導モードが、レーダ誘導モードからHOJモードに変化する場合のプラットフォーム防御装置3の動作を表す。
図7において、飛翔体検出部31は、レーダ装置8および電波探知装置9の探知データをもとに飛翔体2を検出する。飛翔体検出部31が飛翔体2を検出すると、チャフ発射制御部32は、デコイ発射装置4にチャフの発射を指示し、デコイ発射装置4が発射したチャフが展開してチャフ雲5を形成する展開時刻と展開位置とを算出する。デコイ発射装置4から発射されたチャフは、展開時刻後になると展開してチャフ雲5を形成する。一方、誘導方式判定部34は、データベース33を用いて飛翔体2の誘導方式を判定し、誘導モード判定部35は、誘導方式とレーダ装置8および電波探知装置9の探知データをもとに、飛翔体2の誘導モードを判定する。
チャフ発射制御部32が算出した展開時刻以後となると、送信制御部36は、誘導モード判定部35から誘導モードを取得するが、図7では、取得した誘導モードは、レーダ誘導モードであるため、送信制御部36は、電波送信部7に対して、飛翔体2に対して妨害電波を送信するよう指示する。
図8では、図7からさらに、途中から飛翔体2の誘導モードがHOJモードに変化する例を示す。誘導モード判定部35は、レーダ装置8および電波探知装置9の探知データをもとに飛翔体2の誘導モードをHOJモードと判定する。飛翔体2の誘導モードがHOJモードとなると、HOJモードでは、妨害波に対して追尾し誘導を行うため、飛翔体2のレーダ電波を反射する様形成されたチャフ雲5のみでは、妨害効果がなくなっている。また、飛翔体2に向けて送信される妨害電波は、飛翔体2をプラットフォーム1に引き寄せる、防御とは逆の効果を生じる。このため、送信制御部36は、誘導モード判定部35から、HOJモードとの判定結果を取得すると、電波送信部7に、飛翔体2への妨害電波の送信を中止させ、チャフ発射制御部32から取得したチャフ雲5の位置に向けて妨害電波を送信するよう指示する。これにより、HOJモードの飛翔体2は、妨害電波を反射するチャフ雲5の方向に誘導される。
以上のように、本発明の実施の形態2に係るプラットフォーム防御装置3およびプラットフォーム防御方法では、飛翔体2の誘導モードがレーダ誘導モードの場合、送信制御部36は、飛翔体2に向けて妨害電波を送信するため、実施の形態2の効果に加え、飛翔体2がレーダ誘導モードの場合もプラットフォーム1をより確実に防御する効果がある。
実施の形態3.
実施の形態1および実施の形態2では、飛翔体2の誘導モードとして、いずれもレーダ電波を用いる誘導方式である、レーダ誘導モードおよびHOJモードに対する防御方法および防御装置を示したが、実施の形態3では、赤外線追尾誘導モードである飛翔体2からプラットフォーム1を防御するプラットフォーム防御装置および、プラットフォーム防御方法装置を示す。
図9は、この発明の実施の形態3におけるプラットフォーム防御装置の飛翔体に対する防御の原理を示す図である。飛翔体2は、誘導装置の誘導モードが赤外線追尾誘導モードであるとき、プラットフォーム1などの発熱した物体が放射する赤外線に向けて誘導される。このため、プラットフォーム防御装置3は、電波送信部7にチャフ雲5を加熱する加熱電波13を送信させ、チャフ雲5を発熱させて赤外線を放射させる。
実施の形態3に係るプラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法では、チャフ雲5を構成するチャフを、電波反射物と、電波吸収発熱体により構成する。電波吸収発熱体は特定の周波数に対して電波を吸収し、発熱する物体である。一方、チャフを構成する電波反射物から、特定の周波数に対して反射する長さの電波反射物を除くことでチャフ雲5は、特定の周波数に対しては電波を反射しないようになる。チャフを構成する電波反射物の電波を反射しない周波数と電波吸収発熱体の吸収する周波数を一致させるように構成し、一致させた周波数を加熱電波の周波数とする。このようにすることで、チャフ雲5は加熱電波の周波数に対して電波を吸収して発熱し、妨害電波などのそれ以外の周波数では電波を反射するようになる。
図10は、実施の形態3に係るプラットフォーム防御装置3の動作を表す図である。図10において、図3と同様の動作については、同じ符号を付し、説明を省略する。図10では、ST−1〜ST−6、ST−9の動作は図3と同様であり、ST−7以下の、飛翔体2の誘導装置の誘導モードに基づく、送信制御部36の動作が異なる。
ST−6で展開時刻以後の場合、送信制御部36の処理は、誘導モード判定部35が判定した飛翔体の誘導モードにより分岐する(ST−7B)。飛翔体2の誘導モードが、HOJモードの場合、送信制御部36は、電波送信部7にチャフ雲5に向けて妨害電波を送信させ(ST−8)、飛翔体2が、チャフ雲5で反射した妨害電波に誘導されるようにする。飛翔体2の誘導モードが赤外線追尾誘導モードの場合、送信制御部36は、電波送信部7にチャフ雲5に向けて加熱電波を送信させ(ST−8B)、飛翔体2が、発熱したチャフ雲5から放射される赤外線に誘導されるようにする。プラットフォーム防御装置3は、プラットフォーム1が飛翔体2の接近を回避し、レーダ装置8および電波探知装置9が飛翔体2を失探するまで、ST−3〜ST−8を繰り返す(ST−9)ことは、図3と同様である。
図11は、図10のように構成したプラットフォーム防御装置3の動作を、時間の経過とともに示した例である。図11において、図4と同様に、送信制御部36は、チャフ発射制御部32が算出したチャフ雲5の展開時刻以後となると、誘導モード判定部35が判断した飛翔体2の誘導モードに従い電波送信部7の電波送信を指示する。誘導モードの判定結果がレーダ誘導モードの場合は、送信制御部36は、電波送信部7に電波送信を指示しないことは、図4と同様である。
飛翔体2の誘導モードが、レーダ誘導モードから赤外追尾誘導モードに変化すると、誘導モード判定部35は、レーダ装置8および電波探知装置9の探知データをもとに飛翔体2の誘導モードを赤外追尾誘導モードと判定する。飛翔体2の誘導モードが赤外追尾誘導モードなると、赤外追尾誘導は、発熱した物体が放射する赤外線に向かうよう誘導を行うため、飛翔体2のレーダ電波を反射する様形成されたチャフ雲5のみでは、欺瞞効果がなくなっている。送信制御部36は、誘導モード判定部35から、赤外追尾誘導モードとの判定結果を取得すると、電波送信部7に、チャフ発射制御部32から取得したチャフ雲5の位置に向けて加熱電波を送信するよう指示する。これにより、赤外線追尾誘導モードの飛翔体2は、発熱したチャフ雲5から放射される赤外線の方向に誘導される。
以上のように、本発明の実施の形態3に係るプラットフォーム防御装置3およびプラットフォーム防御方法では、チャフ雲5をレーダ反射体と電波吸収発熱体とにより構成し、飛翔体2の誘導モードが赤外線追尾誘導モードの場合、送信制御部36は、チャフ雲5に向けて加熱電波を送信するため、実施の形態1の効果に加え、飛翔体2が赤外線追尾誘導モードの場合もプラットフォーム1を効率的に防御する効果がある。
実施の形態4.
実施の形態3に係るプラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法では、送信制御部36は、飛翔体2の誘導モードがHOJモードまたは赤外線追尾誘導モードであるときのみ、電波送信部7にチャフ雲5への妨害電波の送信を指示するが、実施の形態4に係るプラットフォーム防御装置およびプラットフォーム防御方法では、飛翔体2の誘導モードがレーダ誘導モードの場合は、飛翔体2に対して直接妨害電波を送信するよう指示する。この様に、飛翔体2に対して直接妨害電波を送信するようにすると、レーダ誘導モードの誘導装置は、プラットフォーム1に対する誘導性能が低下して、誘導先がチャフ雲5に転移し易くなり、チャフ雲5による防御の効果を高めることになる。
図12は、実施の形態4に係るプラットフォーム防御装置3の動作を表す図である。図12において、図10と同様の動作については、同じ符号を付し、説明を省略する。図12では、ST−1〜ST−6、ST−9の動作は図10と同様であり、ST−7以下の、飛翔体2の誘導装置の誘導モードに基づく、送信制御部36の動作が異なる。
ST−6で展開時刻以後の場合、送信制御部36の処理は、誘導モード判定部35が判定した飛翔体の誘導モードにより分岐する(ST−7C)。飛翔体2の誘導モードがレーダ誘導モードの場合、送信制御部36は、飛翔体2に向けて妨害電波を送信し(ST−8A)、飛翔体2の誘導装置の誘導機能を低下させ、誘導先がチャフ雲5に転移し易くなる様にする。飛翔体2の誘導モードがHOJモードの場合、送信制御部36は、チャフ雲5に向けて妨害電波を送信し(ST−8)、飛翔体2が、チャフ雲5で反射した妨害電波に誘導されるようにする。飛翔体2の誘導モードが赤外線追尾誘導モードの場合、送信制御部36は、電波送信部7にチャフ雲5に向けて加熱電波を送信させ(ST−8B)、飛翔体2が、発熱したチャフ雲5から放射される赤外線に誘導されるようにする。
図13は、図12のように構成したプラットフォーム防御装置3の動作を、時間の経過とともに示した例である。図13において、図4と同様に、送信制御部36は、チャフ発射制御部32が算出したチャフ雲5の展開時刻を過ぎると、誘導モード判定部35が判断した飛翔体2の誘導モードに従い電波送信部7の電波送信を指示する。取得した誘導モードは、レーダ誘導であるため、送信制御部36は、電波送信部7に対して、飛翔体2に対して妨害電波を送信するよう指示する。
飛翔体2の誘導モードが赤外追尾誘導モードに変化すると、誘導モード判定部35は、レーダ装置8および電波探知装置9の探知データをもとに飛翔体2の誘導モードを赤外追尾誘導モードと判定する。飛翔体2の誘導モードが赤外追尾誘導モードとなると、赤外追尾誘導は、発熱した物体が放射する赤外線に向かうよう誘導を行うため、飛翔体2のレーダ電波を反射する様形成されたチャフ雲5のみでは、欺瞞効果がなくなっている。送信制御部36は、誘導モード判定部35から、赤外追尾誘導モードとの判定結果を取得すると、電波送信部7に、チャフ発射制御部32から取得したチャフ雲5の位置に向けて加熱電波を送信するよう指示する。これにより、赤外線追尾誘導モードの飛翔体2は、発熱したチャフ雲5から放射される赤外線の方向に誘導される。
以上のように、本発明の実施の形態4に係るプラットフォーム防御装置3およびプラットフォーム防御方法では、飛翔体2の誘導モードがレーダ誘導モードの場合、送信制御部36は、飛翔体2に向けて妨害電波を送信するため、実施の形態3の効果に加え、飛翔体2がレーダ誘導モードの場合もプラットフォーム1をより確実に防御する効果がある。
1 プラットフォーム
2 飛翔体
3 プラットフォーム防御装置
4 デコイ発射装置
5 チャフ雲
6 電波デコイ
7 電波送信部
8 レーダ装置
9 電波探知装置
31 飛翔体検出部
32 チャフ発射制御部
33 データベース
34 誘導方式判定部
35 誘導モード判定部
36 送信制御部

Claims (6)

  1. レーダ装置および電波探知装置の探知データから、プラットフォームに接近する飛翔体を検出する飛翔体検出部と、
    前記飛翔体検出部が前記飛翔体を検出すると、デコイ発射装置にチャフの発射を指示し、発射された前記チャフが展開してチャフ雲を形成する展開時刻と展開位置とを算出するチャフ発射制御部と、
    前記レーダ装置および前記電波探知装置の探知データから、前記飛翔体の誘導モードを判定する誘導モード判定部と、
    前記展開時刻以後に前記誘導モードの判定結果に従い、電波送信部に電波送信を指示する送信制御部とを備え
    前記送信制御部が前記電波送信部に指示する電波送信は、前記誘導モードの判定結果がレーダ誘導モードの場合、前記飛翔体に向けた、妨害電波の送信であることを特徴とする
    プラットフォーム防御装置。
  2. 前記送信制御部が前記電波送信部に指示する電波送信は、前記誘導モードの判定結果がHOJモードの場合、前記チャフ雲の展開位置に向けた、妨害電波の送信であることを特徴とする
    請求項1に記載のプラットフォーム防御装置。
  3. 前記送信制御部が前記電波送信部に指示する電波送信は、前記誘導モードの判定結果が赤外線追尾誘導モードの場合、前記チャフ雲の展開位置に向けた、前記チャフ雲に吸収させ発熱させる加熱電波の送信であることを特徴とする
    請求項1または2に記載のプラットフォーム防御装置。
  4. レーダ装置および電波探知装置の探知データから、プラットフォームに接近する飛翔体を検出するステップと、
    前記飛翔体が検出されると、デコイ発射装置にチャフの発射を指示するステップと、
    発射された前記チャフが展開してチャフ雲を形成する展開時刻と展開位置とを算出するステップと、
    前記レーダ装置および前記電波探知装置の探知データから前記飛翔体の誘導モードを判定するステップと、
    前記展開時刻以後に前記誘導モードの判定結果に従い、電波送信部に電波送信を指示するステップとを備え、
    前記誘導モードの判定結果に従い前記電波送信部に指示する電波送信は、前記誘導モードの判定結果がレーダ誘導モードの場合、前記飛翔体に向けた、妨害電波の送信であることを特徴とするプラットフォーム防御方法。
  5. 前記誘導モードの判定結果に従い前記電波送信部に指示する電波送信は、前記誘導モードの判定結果がHOJモードの場合、前記チャフ雲の展開位置に向けた、妨害電波の送信であることを特徴とする
    請求項4に記載のプラットフォーム防御方法。
  6. 前記誘導モードの判定結果に従い前記電波送信部に指示する電波送信は、前記誘導モードの判定結果が赤外線追尾誘導モードの場合、前記チャフ雲の展開位置に向けた、前記チャフ雲に吸収させ発熱させる加熱電波の送信であることを特徴とする請求項4または5に記載のプラットフォーム防御方法。
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