JP2009145168A - 目標追尾誘導装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】目標1に対しレーザビーム3を照射し、その反射光4を赤外線シーカ16で検出することにより、目標を捕捉し、目標方向に向けて飛翔体14を飛翔させる。飛翔体14は、赤外線シーカ16の前面に設けられた直線偏光子17(偏光フィルタ)と、直線偏光子17を透過可能な直線偏光の偏光方向を送信する送信装置18とを有する。さらに、レーザビーム照射装置12で発生するレーザビーム2の直線偏光の偏光方向をレーザビームのまわりの回転可能な偏光方向回転装置20と、回転後のレーザビーム3の偏光方向を飛翔体の偏光方向に一致させる偏光方向制御装置24とを備える。
【選択図】図1
Description
そのため、この発明では、図3に示すように、飛翔体50において、目標Tに向かって赤外線レーザ照射装置52から照射されているレーザビームLBの後方散乱光を赤外線センサにより検出し、システム制御部により赤外線センサによる検出結果からレーザビームLBの軌跡及び方向を求め、このレーザビームLBの軌跡及び方向と位置・速度センサにより検出される飛翔体50の飛翔位置・速度情報とを比較照合して、レーザビームLBに対する飛翔体50の飛翔位置及び飛翔方向を求め、このレーザビームLBの軌跡及び方向と飛翔位置及び飛翔方向とのずれに対応する誘導信号を生成して姿勢駆動部に与えることにより、飛翔体50をレーザビームLBに近づけ、飛翔方向とレーザビーム方向とを略一致させるものである。
そのため、図4に示すように、このシーカ角度分解能補正装置は、ビーム指向角に対するビーム幅を小さくするΣ−k*Δ処理を行なうk値及びビーム指向角、遮蔽物の影響で変るエコーパルスの利得を2値化するしきい値レベルを予め取得し、蓄積しておくテーブル、蓄積したk値及びしきい値レベルで、Σ−k*Δ処理を行いビーム幅の広がりを一定にし、2値化により遮蔽物の影響を除去し、ビーム幅をブロッキング状態によらず一定にする補正手段を設けたものである。
また、これを補うために、レーザの高出力化が必要となり、装置の寸法・質量が増加するため、運用を制限してしまう問題点があった。
目標による前記レーザビームの反射光を検出する赤外線シーカを搭載した飛翔体とを備え、
目標に対しレーザビームを照射し、その反射光を前記赤外線シーカで検出して目標を捕捉し、飛翔体を目標方向に向けて誘導する目標追尾誘導装置であって、
前記飛翔体は、赤外線シーカの前面に設けられた直線偏光子と、該直線偏光子の姿勢信号を送信する姿勢送信装置とを有しており、
さらに、前記レーザビーム照射装置で発生するレーザビームの直線偏光の偏光方向をレーザビームまわりに回転可能な偏光方向回転装置と、前記姿勢信号を受信し、回転後のレーザビームの偏光方向を飛翔体の直線偏光子の偏光方向と一致させる偏光方向制御装置とを備える、ことを特徴とする目標追尾誘導装置が提供される。
前記偏光回転素子は、2分の1波長遅相子又は偏光回転子である、ことが好ましい。
目標による前記レーザビームの反射光を飛翔体に搭載した赤外線シーカで検出して目標を捕捉し、飛翔体を目標方向に向けて誘導する目標追尾誘導方法であって、
前記飛翔体は、赤外線シーカの前面に設けられた直線偏光子の姿勢信号を送信し、
前記姿勢信号を受信し、前記レーザビーム照射装置で発生するレーザビームの直線偏光の偏光方向をレーザビームまわりに回転可能な2分の1波長遅相子を回転させて、照射されるレーザビームの偏光方向を飛翔体のシーカが検出可能な前記偏光方向に調整する、ことを特徴とする目標追尾誘導方法が提供される。
特にロールフリーのシーカにおいては、最大限の効果を得ることが可能となる。
図1において、本発明の目標追尾誘導装置10は、レーザビーム照射装置12、飛翔体14、偏光方向回転装置20および偏光方向制御装置24を備える。
レーザビーム照射装置12は、図示しないレーダ装置と共に、例えば地上の固定位置、走行車両又は航空機に搭載される。レーダ装置は、レーダにより目標1を捕捉し、その結果に基づき、レーザビーム照射装置12により、目標1に対しレーザビーム3を照射するようになっている。
飛翔体14は、赤外線シーカ16の他に、図示しないアンテナ、位置・速度センサ、姿勢駆動装置、等を備え、飛翔体の位置・方向を演算し、飛翔体の位置・方向とレーザビーム3の軌跡及び方向とをほぼ一致させるように姿勢制御するようになっている。
姿勢送信装置18は、直線偏光子17の姿勢信号、すなわち直線偏光子17を透過可能な直線偏光(S波)の偏光方向を送信する。
なお飛翔体14は、飛翔中にローリングしても、しなくてもよいが、特にローリングしないロールフリーであるのが好ましい。
また、直線偏光子17(偏光フィルタ)を透過可能な直線偏光のみが赤外線シーカ16で検出されるので、太陽光67及び太陽クラッタ光67aに含まれる直線偏光子17と偏光方向が同一の偏光以外はすべて除去することができる。
さらに、送信装置18により直線偏光子17を透過可能な直線偏光(S波)の偏光方向を送信するので、飛翔体14の姿勢(偏光フィルタの向き)を遠隔位置で受信できる。
目標1によるレーザビーム3の反射光4を飛翔体14に搭載した赤外線シーカ16で検出することにより、目標1を捕捉し、目標方向に向けて飛翔体14を飛翔させる。
また飛翔体14は、赤外線シーカ16の前面に設けられた直線偏光子17(偏光フィルタ)を透過可能な直線偏光の偏光方向を送信する。
さらに、レーザビーム照射装置12で発生するレーザビーム2の直線偏光の偏光方向をレーザビームまわりに回転可能な偏光回転素子21を回転させて、照射されるレーザビーム3の偏光方向を飛翔体のシーカ16が検出可能な偏光方向に調整する。
特にロールフリーのシーカにおいては、最大限の効果を得ることが可能となる。
3 レーザビーム(直線偏光)、4 反射光、
10 目標追尾誘導装置、12 レーザビーム照射装置、
14 飛翔体、16 赤外線シーカ、
17 直線偏光子(偏光フィルタ)、18 送信装置、
20 偏光方向回転装置、21 2分の1波長遅相子(λ/2板)、
22 回転駆動装置、24 偏光方向制御装置(PC)
Claims (4)
- 目標に対しレーザビームを照射するレーザビーム照射装置と、
目標による前記レーザビームの反射光を検出する赤外線シーカを搭載した飛翔体とを備え、
目標に対しレーザビームを照射し、その反射光を前記赤外線シーカで検出して目標を捕捉し、飛翔体を目標方向に向けて誘導する目標追尾誘導装置であって、
前記飛翔体は、赤外線シーカの前面に設けられた直線偏光子と、該直線偏光子の姿勢信号を送信する姿勢送信装置とを有しており、
さらに、前記レーザビーム照射装置で発生するレーザビームの直線偏光の偏光方向をレーザビームまわりに回転可能な偏光方向回転装置と、前記姿勢信号を受信し、回転後のレーザビームの偏光方向を飛翔体の直線偏光子の偏光方向と一致させる偏光方向制御装置とを備える、ことを特徴とする目標追尾誘導装置。 - 前記偏光方向回転装置は、偏光回転素子と、該偏光回転素子をレーザビームまわりに回転駆動する回転駆動装置とからなる、ことを特徴とする請求項1に記載の目標追尾誘導装置。
- 前記偏光回転素子は、2分の1波長遅相子又は偏光回転子である、ことを特徴とする請求項2に記載の目標追尾誘導装置。
- 目標に対しレーザビームを照射し、
目標による前記レーザビームの反射光を飛翔体に搭載した赤外線シーカで検出して目標を捕捉し、飛翔体を目標方向に向けて誘導する目標追尾誘導方法であって、
前記飛翔体は、赤外線シーカの前面に設けられた直線偏光子の姿勢信号を送信し、
前記姿勢信号を受信し、前記レーザビーム照射装置で発生するレーザビームの直線偏光の偏光方向をレーザビームまわりに回転可能な2分の1波長遅相子を回転させて、照射されるレーザビームの偏光方向を飛翔体のシーカが検出可能な前記偏光方向に調整する、ことを特徴とする目標追尾誘導方法。
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