JP2009162620A - 検査装置及びその方法 - Google Patents

検査装置及びその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009162620A
JP2009162620A JP2008000598A JP2008000598A JP2009162620A JP 2009162620 A JP2009162620 A JP 2009162620A JP 2008000598 A JP2008000598 A JP 2008000598A JP 2008000598 A JP2008000598 A JP 2008000598A JP 2009162620 A JP2009162620 A JP 2009162620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
light beam
image
optical element
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008000598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Momoi
芳晴 桃井
Kazuki Taira
和樹 平
Tatsuo Saishu
達夫 最首
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008000598A priority Critical patent/JP2009162620A/ja
Priority to US12/347,106 priority patent/US7834996B2/en
Publication of JP2009162620A publication Critical patent/JP2009162620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/327Calibration thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/302Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays
    • H04N13/305Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays using lenticular lenses, e.g. arrangements of cylindrical lenses
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/302Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays
    • H04N13/31Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays using parallax barriers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】三次元画像再生装置の各部材の三次元的な相対的な位置ずれや部品精度を検査するための検査装置を提供する。
【解決手段】二次元的に複数の画素が配列された液晶ディスプレイ101と、ピンホールアレイ109を有した三次元画像再生装置100にテストパターンを表示させる信号発生装置22と、テストパターンが表示された画像上の検査位置からの光を透過するレンズ14と、結像レンズ16と、カメラ20と、カメラ20で撮像した画像の輝度分布の周期と位置と、レンズ14から液晶ディスプレイ101までの距離に基づいて、前記検査位置におけるピンホールアレイ109と液晶ディスプレイ101の三次元的な相対位置を解析する解析装置13とを有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、三次元画像再生装置を検査するための検査装置及びその方法に関する。
従来、指向性の異なる画像を表示させるためにホログラムやレンズアレイを用いて実現させる方法があり、近年、電子ディスプレイを用いた三次元画像再生装置が提案されている。
これらの異なる指向性の画像の検査やその材料となるレンチキュラーシートなどのレンズアレイの検査装置が提案されている。
例えば、ホログラムの欠陥を抽出するために、ホログラムに落射照明を当て、反射光をテレセントリック光学系で画像を取得する検査装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、モアレによるレンチキュラーシートの精度を検査するために、精度よくパターニングされた基準ピッチ画像とレンチキュラーシートを重ね観察される画像を解析することによってレンチキュラーシートの精度検査をする検査装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、三次元像を取得するために、特殊光学系を用いてスキャンする検査装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−112991公報 特開平07−140041号公報 特開2007−102201公報
しかしながら、上記した特許文献1では、回転させて全ての指向性を取得するため測定時間や検査装置の大きさが問題点となる。また、自発光する三次元画像再生装置の場合、照明は不要であり画像表示手段が必要となる。
また、特許文献2では、部品そのものの精度を相対的に得ることができるが、三次元画像表示装置として組み上がったときの三次元的な位置ずれは検査できないという問題点がある。
さらに、特許文献3では、検査する解析手段とそのための表示手段が現実的には開示されていないという問題点がある。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、三次元画像再生装置の光線制御素子の三次元的な相対的な位置ずれや部品精度を検査するための検査装置及びその方法を提供することを目的とする。
本発明は、二次元的に複数の画素が配列された表示部と、前記表示部の前面に配されると共に、任意の周期で配置された開口部アレイ、または、レンズアレイを持つ光線制御素子とを有した三次元画像再生装置に、前記光線制御素子と同じ間隔で前記画素を点灯させようとするテストパターンを表示させる信号発生部と、前記テストパターンが表示された前記表示部上の一つの検査位置からの光を透過する第1光学素子と、前記第1光学素子の光軸上に配置され、前記第1光学素子からの光線を結像する第2光学素子と、前記第2光学素子により結像された光線を検査画像として取得する撮像部と、前記検査画像の輝度分布の周期と位置と、前記第1光学素子から前記光線制御素子までの距離に基づいて、前記検査位置における前記光線制御素子と前記表示部の三次元的な相対位置、または、前記光線制御素子の前記周期を算出し、前記検査位置における前記相対位置、または、前記周期が基準範囲内にあるか否かを検査する解析部と、有する検査装置である。
また、本発明は、二次元的に複数の画素が配列された表示部と、前記表示部の前面に配されると共に、任意の周期で配置された開口部アレイ、または、レンズアレイを持つ光線制御素子とを有した三次元画像再生装置に、前記任意の周期で前記画素を点灯させようとするテストパターンを表示させる信号発生ステップと、前記テストパターンが表示された前記表示部上の一つの検査位置からの光を透過する第1光学素子と、前記第1光学素子の光軸上に配置され、前記第1光学素子からの光線を結像する第2光学素子と、前記第2光学素子により結像された光線を検査画像として取得する撮像部を有する撮像光学系装置によって前記検査画像を取得する撮像ステップと、前記検査画像の輝度分布の周期と位置と、前記第1光学素子から前記光線制御素子までの距離に基づいて、前記検査位置における前記光線制御素子と前記表示部の三次元的な相対位置、または、前記光線制御素子の前記周期を算出し、前記検査位置における前記相対位置、または、前記周期が基準範囲内にあるか否かを検査する解析ステップと、有する検査方法である。
本発明によれば、三次元画像再生装置における光線制御素子と表示部との三次元的な相対的な位置ずれや光線制御素子の周期を検査できる。
以下に、本発明の一実施形態の検査装置10について図面に基づいて説明する。
本実施形態の検査装置10は、三次元画像再生装置(以下、単に「再生装置」という)100によって三次元画像を再生したときに、その再生に必要な三次元の光線情報(以下、「光線情報」という)を取得して、その再生装置100を検査する。
そこで、本実施形態の検査装置10を説明する前に、再生装置100について説明する。
[A]再生装置100
まず、三次元画像を再生して表示する再生装置100の実施形態について図1〜図4に基づいて説明する。
(1)再生装置100の第1の実施形態
再生装置100の第1の実施形態について図1と図2と図4に基づいて説明する。
(1−1)再生装置100の構成
図1は、再生装置100の構成を示す図である。
液晶ディスプレイ101は、RGB3原色のサブピクセルが後述のようにマトリクス平面状に配置されたカラー液晶表示画面を有する。この液晶ディスプレイ101は駆動装置105により電気的に駆動され、表示画面の各列に視差情報が表示される。
液晶ディスプレイ101の背面側にはバックライト103が配置されており、バックライト用電源104から供給される駆動電力により、このバックライト103から発せられた光は液晶ディスプレイ101の表示画面を照明する。
ピンホールアレイ板102は、バックライト103とは反対側、つまり液晶ディスプレイ101の表示画面と観察者108との間の位置に配置されている。このピンホールアレイ板102の各ピンホールアレイ109から射出される光線群により三次元実像106が再生され、観察眼108により認識される。また、ピンホールアレイ板102から実像106とは逆方向に光線を辿っていくことにより、三次元虚像107を再生することもできる。さらに、ピンホールアレイ板102の前後に連続的に三次元像を再生させることも可能である。
なお、ピンホールアレイ109に代えてマイクロレンズアレイ112としてもよい。
(1−2)再生装置100の再生方法
次に、図1と図2と図4に基づいて、再生装置100の再生方法を説明する。
再生装置100は、RGBの混色において色割れのない、自然で高精細な立体像を再生することができるように以下の構成を有している。
図2は、再生装置100と三次元画像106との位置関係を上から見た図である。観察者108から見てピンホールアレイ板102の後ろ側に配置される液晶ディスプレイ101は、角度に応じて微妙に見え方の違う視差画像群、すなわち多視点画像を表示する。この多視点画像から発せられた光は、いずれかのピンホールアレイ109を通って多数の視差画像光線群となり、これらが集光されて三次元実像(立体像)106が再生される。
多視点画像を平面的に表示する液晶ディスプレイ101において、図4に示すようにその最小の表示単位はR(赤)、G(緑)、B(青)の各サブピクセルである。R、G、Bの3つのサブピクセルによって色を再現することができる。各サブピクセルは、各々からピンホールアレイ109の中心を通る直線が、表示空間上の立体像と交わる点の輝度及び色の情報を表示する。ここで、同一のピンホールアレイ109を通る同一サブピクセルからの直線が「立体像と交わる点」は一般には複数あるが、表示点は観察者側に最も近い点とする。例えば図2において、P2よりも観察眼108に近い点P1を表示点とする。
(2)再生装置100の第2の実施形態
再生装置100の第2の実施形態について図3と図4に基づいて説明する。
図3は、図1のピンホールアレイ板102に代えてスリットアレイ板110を配置した場合を示す図である。ここで、スリットアレイ板110は、垂直方向(または水平方向)にかけて形成された複数の孔部(スリット111)にを有している。なお、図4は、スリットアレイ板110を正面から見た概略図を示している。
スリットアレイ板110を用いる場合、垂直方向の屈折率は微少であるため垂直方向の視差は放棄される。スリットアレイ板110はピンホールアレイ板102よりも製作が容易であり、ピンホールアレイ板102と同様に色分離のない自然で高精細な立体像を再生できる。
なお、スリットアレイ板110に代えて、水平方向または垂直方向に曲率を有した複数のシリンドリカルレンズから構成されるレンチキュラーシート113を用いることとしてもよい。
[B]検査装置10
次に、検査装置10について図5〜図20に基づいて説明する。
(1)検査装置10の意義
上記した再生装置100では、光線情報に準じた配置の画素を、光線情報をピンホールアレイ板102の背面に表示することで、光線情報の再生を行う。
このような再生を行う再生装置100ではピンホールアレイやスリットアレイなどの開口部アレイ、または、レンチキュラーシートなどレンズアレイの光線制御素子109,110、111,112、113と、2次元画像表示装置である液晶ディスプレイ101との3次元的な相対位置と周期によって光線方向を決定している。
そのため、一義的な画素配列を行うためには、光線制御素子109〜113と2次元画像表示装置(液晶ディスプレイ)101との3次元的な相対位置と光線制御素子109〜113の周期精度が重要となる。
そこで、検査装置10では、例えば、図5に示すように信号発生装置22から表示させたテストパターンの指向性を持った表示を角度に対応した画像として取得し、その画像を解析することによって光線制御素子109〜113と2次元画像表示装置(液晶ディスプレイ)101の三次元的な相対位置と、光線制御素子109〜113の周期精度を測定する。
(2)検査装置10の第1の実施形態
本発明の第1の実施形態の検査装置10の構成について図5に基づいて説明する。
(2−1)検査装置10の構成
検査装置10は、撮像光学系12と、この撮像光学系12によって撮影された再生装置100からの三次元画像である検査画像を解析する解析装置13から構成されている。
解析装置13としては、画像処理回路、再生装置100にテストパターンを表示させる信号発生装置22を有している。
なお、画像処理回路は、コンピュータと画像処理プログラムで置き換えることもでき、信号発生装置22もコンピュータと画像作成プログラムによる画像信号の発信に置き換えることもできる。
(2)撮像光学系12の説明
撮像光学系12は、図5に示すように、レンズ14、結像レンズ16、光電変換素子18などからなるカメラ20を有している。
カメラ20の光電変換素子18は、結像レンズ16の後段に配置され、CCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の光電変換素子を用いることも考えられる。ここでは仮にCCD18を用いて光電変換するとする。
図7は、撮像光学系12のみを抜き出した図である。この撮像光学系12はレンズ14越しに結像レンズ16とCCD18で画像を撮影する。レンズ14の焦点距離よりレンズ14と結像レンズ16の距離を長く設置し、結像レンズ16の像がレンズ14によって結像させる。この結像点に被写体を置き、撮影すれば、画像の位置に対応した被写体1点の角度分布が撮影される。
検査装置10では、この結像点に再生装置100を設置し、視差情報を一度に取得することによって検査を行う。
このとき、ピンホールアレイ109やマイクロレンズアレイ112などを用いた第1の実施形態の再生装置100の視差方向が、2次元方向視差を持つ場合、図5や図7のようにレンズ14を用いる。
なお、レンチキュラーシート113やスリットアレイ111などを用いた1次元方向に視差方向を持つ第2の実施形態の再生装置100の場合、図6や図8に示すように、レンズ14に代えて、視差方向のみに光学作用を持つシリンドリカルレンズ24を用いる。
(3)移動装置26
次に、再生装置100と撮像光学系12の相対位置を変えることによって、再生装置100の画像表示面の全面を検査する移動装置26を付加した構成について説明する。なお、このときには、カメラ20として、移動して撮影した動画像が記録できるビデオカメラ20を用いる。
(3−1)第1の構成
図9は、第1の構成の移動装置26を含む検査装置10の構成図を示す。
再生装置100と撮像光学系12の相対位置を変えるために、図に示すように移動装置26によって撮像光学系12を移動させる。
(3−2)第2の構成
図10は、第2の構成の移動装置26を含む検査装置10の構成図を示す。
再生装置100と撮像光学系12の相対位置を変えるために、図10に示すように再生装置100を移動させる。なお、この第2の構成は、図9に示す第1の構成と等価となる。
(3−3)第3の構成
第3の構成の移動装置26は、視差方向に再生装置100の移動を行い、撮像光学系12と再生装置100との距離の調整や視差がない方向の位置調整の移動を撮像光学系12で行う。
(3−4)第4の構成
第4の構成の移動装置26は、図11に示すように、画像表示を行う信号発生装置22を接続した再生装置100をベルトコンベア28で移動させながら走査して検査する。
(3−5)第5の構成
第5の構成の移動装置26は、図13に示すように3枚のミラーを用いて走査するものである。図13(a)は検査装置10の平面図であり、図13(b)は検査装置10の側面図である。
すなわち、ミラー2枚を組み合わせた180度反射ミラーユニット261と90度反射ミラー262があり、90度ミラー262はシリンドリカルレンズ24と一体的にスキャンヘッド263によって可動する。
180度ミラーユニット261は、90度ミラー262の移動速度の半分の移動速度で同方向に可動する。
このようにすることによって、走査による移動があってもレンズ14からの光路長は変化しない。
(3−6)第6の構成
移動装置26は用いないが、第6の構成として、図12に示すように複数位置の情報を一度に取得するために2台の撮像光学系12を用いて検査する方法もある。
(4)検査の解析方法
次に、検査装置10を用いて再生装置100を検査して解析する方法について説明する。なお、ここでは1次元視差を持った再生装置100を前提に説明する。しかし、2次元視差を有する再生装置100でも同様の検査が行える。
(4−1)法線方向の検査
レンチキュラーシート112と液晶ディスプレイ101との法線方向の位置ずれについて図14と図15と図16に基づいて説明する。
まず、再生装置100に表示する検査のためのテストパターンは、図14に示すような一定ピッチの画像表示を行う。すると、図15に示すようにレンチキュラーシート112のピッチとほぼ等しい画素ピッチでレンチキュラーシート112の谷の位置で点灯を行うと、レンチキュラーシート112の一つのレンズ1121で表示できる端の角度の光線を表示できる。
このようなテストパターンを表示したとき、取得できる画像は図16の上図に示すような画像となる。1つのレンズ1121の表示する端の角度の分布が画像の幅として測定できる。この画像幅をWとし、シリンドリカルレンズ24から再生装置100の距離をdとしたとき、表示角度2θは次の式(1)として表せる。

2θ=2tan−1(W/2d) ・・・(1)

この2θと光線制御素子であるレンチキュラーシート112の主点位置と画素間距離gの関係は表示したテストパターンの点灯周期をPとしたとき次の式(2)で表せる。

2θ=2tan−1(P/2g) ・・・(2)

よってレンチキュラーシート112と液晶ディスプレイ101の画面に対する法線方向の位置としてgは次の式(3)で表すことができる。

g=dP/W ・・・(3)

(4−2)接線方向の位置ずれの検査
次に、レンチキュラーシート112と液晶ディスプレイ101との接線方向の位置ずれについて図16と図17と図18に基づいて説明する。
液晶ディスプレイ101の画面に対して接線方向のずれ量は、レンチキュラーシート112の周期構造の方向を基準として解析できる。
図17に示すように、レンチキュラーシート112とテストパターンがずれている場合、先ほど計測されたWの位置ずれが起きる。この位置ずれWが再生装置100の光線が法線方向にずれていることを示しており、このずれ位置Δcはレンチキュラーシート112とのずれ量Δxは次の式(4)で表すことができる。

Δx=Δc・g/d ・・・(4)

また、このずれ量Δxはレンチキュラーシート112の周期構造と画素ピッチのずれも表しており、測定位置に対する関数として観測できる。
図18にΔcと液晶ディスプレイ101の位置の関係を示しており、画面中央付近を検査すれば、相対位置ずれが観測できる。2点以上測定したときのΔcと液晶ディスプレイ101の位置の相関係数によって、周期ずれが測定できる。
また、周期構造の方向と視差方向とのずれもレンズ16越しの画像内における視差がない方向のずれによって計測できる。
これらΔcやWは実空間上のスケールの値であり、実際にはキャリブレーションなどによって画素値と実空間上のスケールを合わせる必要がある。
(5)検査位置10の調整
検査装置10では再生装置100と撮像光学系12のレンズ16との距離が正しくないと、正確な測定ができない。この調整方法としてマーカによる位置調整方法を図19と図20に基づいて説明する。
図19に示すように、レンズピッチより十分に広い部分に一面で表示を行い、指向性を持たない画像のマーカを、再生装置100に表示する。
この指向性を持たない画像をレンズ14越しに撮影したとき図20のように観測される。
距離があっていない場合には、図20(a)のように画像は視差あり方向に一部しか観測されない。
図20(b)のように距離があった場合は、視差有方向にマーカの画像が広がって見える。
そして、図20(b)のような状態で検査できるように位置を調整できる。
(6)変更例
本発明は上記各実施形態に限らず、その主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
本発明の第1の実施形態の再生装置の説明図である。 再生装置と三次元画像との位置関係を上から見た図である。 本発明の第2の実施形態の再生装置の説明図である。 液晶ディスプレイの画素を示す図である。 本発明の第1の実施形態の検査装置の説明図である。 本発明の第2の実施形態の検査装置の説明図である。 第1の実施形態の検査装置の撮像光学系の説明図である。 第2の実施形態の検査装置の撮像光学系の説明図である。 第1の実施形態の検査装置に第1の構成の移動装置を付加した説明図である。 第1の実施形態の検査装置に第2の構成の移動装置を付加した説明図である。 第1の実施形態の検査装置に第4の構成の移動装置を付加した説明図である。 第1の実施形態の検査装置に第6の構成の移動装置を付加した説明図である。 第1の実施形態の検査装置に第5の構成の移動装置を付加した説明図である。 テストパターンの図である。 ギャップと2θの関係を示す図である。 取得画像の説明図である。 レンズずれと2θの関係を示す図である。 Δcと液晶ディスプレイの位置関係を示す図である。 結像位置調整マーカの図である。 マーカによる液晶ディスプレイと撮像光学系との位置合わせを示す図である。
符号の説明
10 検査装置
12 撮像光学系
13 解析装置
14 レンズ
16 結像レンズ
18 CCD
20 カメラ
22 信号発生装置
100 再生装置
101 液晶ディスプレイ
109 ピンホールアレイ

Claims (6)

  1. 二次元的に複数の画素が配列された表示部と、前記表示部の前面に配されると共に、任意の周期で配置された開口部アレイ、または、レンズアレイを持つ光線制御素子とを有した三次元画像再生装置に、前記任意の周期で前記画素を点灯させようとするテストパターンを表示させる信号発生部と、
    前記テストパターンが表示された前記表示部上の一つの検査位置からの光を透過する第1光学素子と、
    前記第1光学素子の光軸上に配置され、前記第1光学素子からの光線を結像する第2光学素子と、
    前記第2光学素子により結像された光線を検査画像として取得する撮像部と、
    前記検査画像の輝度分布の周期と位置と、前記第1光学素子から前記光線制御素子までの距離に基づいて、前記検査位置における前記光線制御素子と前記表示部の三次元的な相対位置、または、前記光線制御素子の前記周期を算出し、前記検査位置における前記相対位置、または、前記周期が基準範囲内にあるか否かを検査する解析部と、
    有する検査装置。
  2. 前記三次元画像再生装置、または、前記第1光学素子と前記第2光学素子と前記撮像部とを有する撮像光学系装置の少なくともどちらか一方を移動させる移動部とをさらに有し、
    前記解析部は、前記移動部によって前記三次元画像再生装置、または、前記撮像光学系装置の少なくともどちらか一方を移動させて、前記検査位置を移動させて検査する、
    請求項1記載の検査装置。
  3. 前記撮像光学系装置を複数有し、
    前記解析部は、複数の前記検査位置を検査する、
    請求項1記載の検査装置。
  4. 前記解析部は、複数の前記検査位置を検査することによって、前記光線制御素子と前記表示部の三次元的な相対位置、及び、前記光線制御素子の前記周期を算出する、
    請求項2または3記載の検査装置。
  5. 前記信号発生部が、前記表示部に画像マーカを表示し、
    前記解析部は、前記移動部によって前記三次元画像再生装置、または、前記撮像光学系装置の少なくともどちらか一方を移動させて、前記第1光学素子と前記表示部によって表示された前記画像マーカの表示面が、前記第1光学素子によって前記光線が前記第2光学素子に結像する位置に移動させる、
    請求項2記載の検査装置。
  6. 二次元的に複数の画素が配列された表示部と、前記表示部の前面に配されると共に、任意の周期で配置された開口部アレイ、または、レンズアレイを持つ光線制御素子とを有した三次元画像再生装置に、前記任意の周期で前記画素を点灯させようとするテストパターンを表示させる信号発生ステップと、
    前記テストパターンが表示された前記表示部上の一つの検査位置からの光を透過する第1光学素子と、前記第1光学素子の光軸上に配置され、前記第1光学素子からの光線を結像する第2光学素子と、前記第2光学素子により結像された光線を検査画像として取得する撮像部を有する撮像光学系装置によって前記検査画像を取得する撮像ステップと、
    前記検査画像の輝度分布の周期と位置と、前記第1光学素子から前記光線制御素子までの距離に基づいて、前記検査位置における前記光線制御素子と前記表示部の三次元的な相対位置、または、前記光線制御素子の前記周期を算出し、前記検査位置における前記相対位置、または、前記周期が基準範囲内にあるか否かを検査する解析ステップと、
    有する検査方法。
JP2008000598A 2008-01-07 2008-01-07 検査装置及びその方法 Pending JP2009162620A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000598A JP2009162620A (ja) 2008-01-07 2008-01-07 検査装置及びその方法
US12/347,106 US7834996B2 (en) 2008-01-07 2008-12-31 Inspection apparatus and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000598A JP2009162620A (ja) 2008-01-07 2008-01-07 検査装置及びその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009162620A true JP2009162620A (ja) 2009-07-23

Family

ID=40844298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008000598A Pending JP2009162620A (ja) 2008-01-07 2008-01-07 検査装置及びその方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7834996B2 (ja)
JP (1) JP2009162620A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012047882A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Nlt Technologies Ltd 実装精度検査方法及びその検査方法を用いる検査装置
WO2012169448A1 (ja) * 2011-06-08 2012-12-13 シャープ株式会社 検査装置
JP2013527932A (ja) * 2010-02-25 2013-07-04 エクスパート トロイハンド ゲーエムベーハー 自動立体ディスプレイおよびその製造方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012069071A1 (en) * 2010-11-24 2012-05-31 Fraunhofer-Gesellschaft zur Föderung der angewandten Forschung e.V. Method for compensating a misalignment between a subpixel array of a display and an optical grating and autostereoscopic display
DE102016003512A1 (de) * 2016-03-22 2017-09-28 Rodenstock Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung von 3D-Koordinaten zumindest eines vorbestimmten Punktes eines Objekts

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07140041A (ja) 1993-11-17 1995-06-02 Toppan Printing Co Ltd モアレによるレンチキュラーシートの精度検査方法
JP3595645B2 (ja) * 1997-02-18 2004-12-02 キヤノン株式会社 立体画像表示装置
JP2006112991A (ja) 2004-10-18 2006-04-27 Toppan Printing Co Ltd 画像化用照明方法、ホログラム画像取得方法、およびホログラム欠陥抽出方法
JP4693727B2 (ja) 2005-09-09 2011-06-01 株式会社東芝 三次元光線入力装置
US7796246B2 (en) * 2005-12-26 2010-09-14 Gwangju Institute Of Science And Technology 3-D shape measuring method for auto-grinding equipment of LCD color filter and 3-D shape measuring apparatus for the same
JP4405525B2 (ja) * 2007-03-29 2010-01-27 株式会社東芝 三次元光線取得装置
JP5238429B2 (ja) * 2008-09-25 2013-07-17 株式会社東芝 立体映像撮影装置および立体映像撮影システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013527932A (ja) * 2010-02-25 2013-07-04 エクスパート トロイハンド ゲーエムベーハー 自動立体ディスプレイおよびその製造方法
JP2017078859A (ja) * 2010-02-25 2017-04-27 ピーエスホリックス エージー 自動立体ディスプレイおよびその製造方法
KR101852209B1 (ko) * 2010-02-25 2018-04-25 피에스홀릭스 아게 자동입체 디스플레이 및 그 제조방법
JP2012047882A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Nlt Technologies Ltd 実装精度検査方法及びその検査方法を用いる検査装置
US8797388B2 (en) 2010-08-25 2014-08-05 Nlt Technologies, Ltd. Mounting accuracy inspection method and inspection apparatus using the inspection method
WO2012169448A1 (ja) * 2011-06-08 2012-12-13 シャープ株式会社 検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20090174880A1 (en) 2009-07-09
US7834996B2 (en) 2010-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5656059B2 (ja) 実装精度検査方法及びその検査方法を用いる検査装置
US9025245B2 (en) Chromatic confocal microscope system and signal process method of the same
JP3937024B2 (ja) モアレ縞を用いたずれ、パタ−ンの回転、ゆがみ、位置ずれ検出方法
EP0827350A2 (en) Stereoscopic image display apparatus
JP6278323B2 (ja) 自動立体ディスプレイの製造方法
JP5110912B2 (ja) 画像投射システムおよび画像投射方法
US20130182083A1 (en) Calibration of an autostereoscopic display system
JP2010078768A (ja) 立体映像撮影装置および立体映像撮影システム
CN102404598B (zh) 用于体视三维显示图像生成系统及方法
JP2009162620A (ja) 検査装置及びその方法
JP2007010393A (ja) ねじ形状測定装置
JP2006162945A (ja) 立体視表示装置
JP4405525B2 (ja) 三次元光線取得装置
JP4693727B2 (ja) 三次元光線入力装置
CN101609284B (zh) 曝光影像偏差的校正方法和成像装置
GB2540922B (en) Full resolution plenoptic imaging
JP2015079194A (ja) 表示装置
CN111982025A (zh) 用于模具检测的点云数据获取方法及系统
JP2013213963A (ja) 裸眼立体視ディスプレイ、および裸眼立体視ディスプレイに用いる二次元映像の表示装置
JP2004085965A (ja) 立体撮像装置および立体表示装置
Arai et al. Integral three-dimensional television based on superhigh-definition video system
JP2014066539A (ja) 光学パラメータ測定装置、光学パラメータ測定方法、指向性表示装置
WO2012073981A1 (ja) 外観検査装置及び印刷半田検査装置
JP2006287274A (ja) 撮像装置及びそれを用いた立体視画像生成システム
US20080180434A1 (en) Plenoptic display with automated alignment

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120410

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120807