JP2015079194A - 表示装置 - Google Patents

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Kajiro Ushio
嘉次郎 潮
三宅 信行
Nobuyuki Miyake
信行 三宅
裕 市原
Yutaka Ichihara
裕 市原
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Abstract

【課題】立体画像を表示する表示装置において、照明パターンの垂直方向の繰り返し成分に由来するラインが画像に重なって表示され、画像の表示品質を低下させることがあった。【解決手段】バックライト部と、表示領域毎に複数の視点に対応する複数の開口を有するシャッター部と、表示領域毎の複数の視点に対応する光を各視点に向かう光に分離するレンズおよび開口の少なくとも一方が画像の垂直方向に対して斜め方向に配列された視点分離部と、画像を表示する表示部とを備え、シャッター部における複数の開口は、垂直方向に配列された2以上の表示領域を含む表示領域群毎に視点分離部の配列方向に合わせて水平方向の位置をずらして配置され、シャッター部は、水平方向の位置をずらす表示領域群の境界において、シャッター部を通過する光の光量を低減する表示装置を提供する。【選択図】図5

Description

本発明は、表示装置に関する。
透過型表示モニタおよびレンズを用いて立体画像を視認させる技術として、透過型表示モニタの裏面側から右眼用光源および左眼用光源で照射して、右眼用光源からの光および左眼用光源からの光をレンズによりそれぞれ観視者の右眼上および左眼上に結像させる技術が知られている。例えば、下記特許文献には立体視に関連する技術が記載されている。
特許文献1 特開2009−98589号公報
ところで、立体視用の表示装置の光源となる照明パターンを液晶シャッター等により形成することが知られている。しかし、照明パターンの垂直方向の繰り返し成分等に由来するラインが画像に重なって表示され、画像の品質を低下させることがあった。
本発明の第1の態様においては、画像を表示する表示装置であって、バックライト用の光を出射するバックライト部と、バックライト部より視点側に設けられ、表示領域毎に複数の視点に対応する複数の開口を有するシャッター部と、表示する画像における表示領域毎の複数の視点に対応する光を各視点に向かう光に分離するレンズおよび開口の少なくとも一方が画像の垂直方向に対して斜め方向に配列された視点分離部と、光路上に設けられ、光を選択的に透過させることにより画像を表示する表示部と、を備え、シャッター部における複数の開口は、垂直方向に配列された2以上の表示領域を含む表示領域群毎に視点分離部の配列方向に合わせて水平方向の位置をずらして配置され、シャッター部は、水平方向の位置をずらす表示領域群の境界において、シャッター部を通過する光の光量を低減する表示装置を提供する。
なお、上記の発明の概要は、発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る表示装置10の構成の一例を示す。 本実施形態に係るバックライト光源110の構成の一例を示す。 本実施形態に係る表示装置10による光路の一例を示す。 本実施形態に係るシャッター部200及び視点分離部300の構成の一例を示す。 本実施形態に係る表示装置10による立体表示の一例を示す。 本実施形態の第1変形例に係るシャッター部200のパターンの一例を示す。 本実施形態の第2変形例に係る、観視者が前後に移動した場合におけるシャッター部200の動作の一例を示す。 本実施形態の第3変形例に係る、観視者が左右に移動した場合におけるシャッター部200の動作の一例を示す。 本実施形態の第4変形例に係る視点分離部300の構成を示す。 本実施形態の第5変形例に係る視点分離部300の構成を示す。 本実施形態の第6変形例に係る検査用の表示部500の画像を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る表示装置10の構成の一例を示す。表示装置10は、観視者の左眼及び右眼を含む複数の観視位置に向けて視差のある複数の画像を表示する。例えば、表示装置10は、観視者の右眼の位置に対して右眼用画像を表示し、観視者の左眼の位置に対して左眼用画像を表示する。このような表示装置10は、画像分離用の専用メガネを装着しない裸眼の観視者に対して立体画像を提供することができる。
表示装置10は、バックライト部100と、シャッター部200と、視点分離部300と、垂直方向拡散板400と、表示部500と、垂直方向拡散板600と、光出力制御部710と、シャッター制御部720と、調整部730とを備え、左眼用画像及び右眼用画像を図1の右側に位置する観視者に与える。本実施形態の説明において、図1のy方向の側を視点側といい、図1のy方向と反対側を光源側ともいう。
バックライト部100は、表示装置10の最も光源側の光路上に設けられ、バックライト用の光を出射する。一例として、バックライト部100は、視点側に向けて少なくとも水平方向において略平行な光を出力し、表示装置10の光源を提供する。バックライト部100は、バックライト光源110と、水平方向拡散板120と、バックライトレンズ部130とを有する。
バックライト光源110は、バックライト部100の最も光源側の光路上に設けられ、表示装置10のバックライト用の光を出射する。バックライト光源110は、一例として直線偏光を出射する液晶プロジェクターであってよい。
水平方向拡散板120は、バックライト光源110に対して視点側の光路上に設けられ、バックライト光源110から入射した光を水平方向に拡散する。なお、本明細書において「水平方向」は、図面における「x方向及びx方向の反対方向」であってよく、「垂直方向」は、図面における「z方向及びz方向と反対方向」であってよい。
水平方向拡散板120は、厚み方向複屈折量が可視光の1/10波長以下であってよい。例えば、水平方向拡散板120は、アクリル樹脂を含んでよい。これにより、水平方向拡散板120は、バックライト光源110の出力する直線偏光の位相が乱れることを防ぐ。
バックライトレンズ部130は、水平方向拡散板120に対して視点側の光路上に設けられ、光水平方向拡散板120で拡散されたバックライト光源110からの光を屈折してシャッター部200に向けて集光させる。バックライトレンズ部130は、2次元集光部132と、水平方向集光部134と、垂直方向集光部136とを含む。
2次元集光部132は、バックライトレンズ部130の最も光源側の光路上に設けられ、通過する光を水平方向及び垂直方向において視点方向に集光する。2次元集光部132は、例えば、2次元フレネルレンズであってよい。2次元集光部132は、厚み方向複屈折量が可視光の1/10波長以下であってよい。例えば、2次元集光部132は、アクリル樹脂を含んでよい。これにより、2次元集光部132は、バックライト光源110の出力する直線偏光の位相が乱れることを防ぐ。
水平方向集光部134は、2次元集光部132に対して視点側の光路上に設けられ、通過する光を水平方向において視点方向に集光する。水平方向集光部134は、例えば、1次元フレネルレンズであってよい。水平方向集光部134は、2次元集光部132の端部から出力される光の色収差を低減するように設計されてよい。
また、水平方向集光部134は、厚み方向複屈折量が可視光の1/10波長以下であってよい。例えば、水平方向集光部134は、アクリル樹脂を含んでよい。これにより、水平方向集光部134は、バックライト光源110の出力する直線偏光の位相が乱れることを防ぐ。
垂直方向集光部136は、水平方向集光部134に対して視点側の光路上に設けられ、通過する光を垂直方向において視点方向に集光する。垂直方向集光部136は、例えば、1次元フレネルレンズであってよい。
また、垂直方向集光部136は、厚み方向複屈折量が可視光の1/10波長以下であってよい。例えば、垂直方向集光部136は、アクリル樹脂を含んでよい。これにより、垂直方向集光部136は、バックライト光源110の出力する直線偏光の位相が乱れることを防ぐ。
シャッター部200は、バックライト部100より視点側の光路上に設けられる液晶素子であってよい。シャッター部200は、液晶素子の画素においてバックライト部100から入射した略平行な光を遮光又は透過して、複数の視点に対応する光を視点分離部300へと出力する。より具体的には、シャッター部200は、バックライト部100から略平行な光を受け取り、観視者の右眼及び左眼に対応する光を透過する。
また、シャッター部200は、遅相軸方向が異なるようにパターニングされた位相差板(例えば、1/4波長板)を一面に有する。これにより、シャッター部200は、偏光状態が異なる右眼用の光源光及び左眼用の光源光を出力する。
視点分離部300は、シャッター部200より視点側の光路上に設けられ、シャッター部200からの複数の視点に対応する光を各視点に向かう光に分離する。例えば、視点分離部300は、予め定められた観視位置における右眼の視点に向かう光と、左眼の視点に向かう光とを分離する。
視点分離部300は、複数の開口が配列されたパララックスバリア、複数のレンズが配列されたレンチキュラーレンズ、又は、パララックスバリア及びレンチキュラーレンズの組合せであってよい。なお、図1は視点分離部300がパララックスバリアである例を示し、本実施形態では視点分離部300がパララックスバリアである場合の一例について説明する。視点分離部300がレンチキュラーレンズを含む場合、パララックスバリアの開口に対応する位置にレンチキュラーレンズのレンズが配置される。
垂直方向拡散板400は、シャッター部200および表示部500の間のいずれかの位置の光路上に設けられ、入射した光を垂直方向に光を拡散する。例えば、垂直方向拡散板400は、視点分離部300及び表示部500の間の光路上に設けられる。
垂直方向拡散板400は、水平方向に延伸する微小レンズが配列されたレンチキュラーレンズであってよい。これにより、垂直方向拡散板400は、シャッター部200及び視点分離部300により形成される周期構造に由来して表示画面に現れるラインパターンを消去し、表示装置10の表示品質を向上させる。
垂直方向拡散板400は、厚み方向複屈折量が可視光の1/10波長以下であってよい。例えば、垂直方向拡散板400は、アクリル樹脂を含んでよい。これにより、垂直方向拡散板400は、シャッター部200の出力する偏光の位相が乱れることを防ぐ。
表示部500は、垂直方向拡散板400より視点側の光路上に設けられ、光を選択的に透過させることにより画像を表示する。例えば、表示部500は、光源側から照射された光を透過させることにより、表示した画像を観視者に与える透過型液晶パネルである。
表示部500は、シャッター部200に設けられた位相差板と対応して遅相軸方向が異なるようにパターニングされた位相差板(例えば、1/4波長板)を一面に有し、当該位相差板のパターニングに対応してインターレースされた右眼用画像及び左眼用画像を表示する。これにより、表示部500は、視点分離部300から出力された右眼の視点に向かう光が通過する領域に右眼用画像を表示し、左眼の視点に向かう光が通過する領域に左眼用画像を表示する。
垂直方向拡散板600は、表示部500よりも視点側の光路上に設けられ、入射した光を垂直方向に光を拡散する。例えば、垂直方向拡散板600は、水平方向に延伸する微小レンズが配列されたレンチキュラーレンズであってよい。これにより、垂直方向拡散板600は、シャッター部200及び視点分離部300により形成される周期構造に由来して表示画面に現れるラインパターンを消去し、表示装置10の表示品質を向上させる。
光出力制御部710は、バックライト部100における光の点灯および消灯、光を出力する位置、光の出力強度、及び/又は、光を出力するタイミング等を制御する。
シャッター制御部720は、シャッター部200における画素ごとの光の透光及び遮光を制御する。例えば、シャッター部200における画素ごとの光の透光及び遮光の切り替えタイミング、及び/又は、画素ごとの透光率を制御する。
調整部730は、表示部500による画像表示を制御する。例えば、調整部730は、表示部500に視差のある右目用画像及び左眼用画像を表示させる。一例として、調整部730は、表示部500に、同一の2次元画像を左右に相対的にシフトして生成した1組の画像を右眼用画像及び左眼用画像として表示させてよい。
調整部730は、右眼用画像および左眼用画像における領域毎のクロストークの大きさに応じて、右眼用画像および左眼用画像の視差量を調整してよい。例えば、調整部730は、右眼用画像および左眼用画像におけるクロストークがより大きい一部の領域の視差量を、クロストークがより小さい一部の領域の視差量よりも減少させる。一例として、調整部730は、右眼用画像の一部の領域及び左眼用画像の一部の領域を水平方向に相対的にシフトして、右眼用画像および左眼用画像におけるクロストークが基準以上となる当該一部の領域の視差量を、予め定められた基準値以下に抑える。
調整部730は、右眼用画像及び左眼用画像における水平方向の位置に応じて領域ごとのクロストークが大きさを決定し、決定したクロストークの大きさに応じて2次元画像のシフト量を変更してよい。例えば、調整部730は、右眼用画像及び左眼用画像における左右端部をクロストークの大きい領域と決定し、中央部分をクロストークの小さい領域と決定してよい。これにより、調整部730は、右眼用画像及び左眼用画像の左右端部の視差量を、中心部の視差量と比較して低減してよい。
また、調整部730は、領域ごとのクロストークが大きさを右眼用画像及び左眼用画像における中心部からの位置に応じて決定してよい。例えば、調整部730は、右眼用画像及び左眼用画像における中心部付近の画像をクロストークが小さい領域と決定し、周辺部の画像を中心部からの距離に応じてクロストークが増大する領域と決定してよい。これにより、調整部730は、右眼用画像及び左眼用画像の周辺部の視差量を、中心部の視差量と比較して低減してよい。
このように調整部730がクロストークの大きさに応じて立体画像の視差量を決定することで、表示装置10はクロストークが立体画像に与える影響を小さくすることができる。
図2は、本実施形態に係るバックライト光源110の構成の一例を示す。図示するようにバックライト光源110は、横長の発光領域112、即ち、水平方向の長さが垂直方向の長さよりも長い発光領域112を有する。これにより、バックライト部100は、予め定められた明るさの光量をシャッター部200等に供給する場合に、垂直方向においてより平行光に近い光をシャッター部200に対して出射することができる。
図3は、本実施形態に係る表示装置10による光路の一例を示す。図3(a)は表示装置10をxy平面から観察した光路を示し、図3(b)は表示装置10をyz平面から観察した光路を示す。
図3(a)に示すように、水平方向拡散板120はバックライト光源110から出射した光を水平方向に拡散し、バックライトレンズ部130はバックライト光源110からの光を屈折して略平行な光とする。具体的には、2次元集光部132及び水平方向集光部134は、共にバックライト光源110からの光を水平方向に集光して、水平方向に略平行な光を出射する。その後、シャッター部200及び視点分離部300が、バックライトレンズ部130からの光を、観視者の右眼方向、及び、左眼方向にそれぞれに向かう光に分離する。
また、図3(b)に示すように、2次元集光部132は、バックライト光源110からの光を垂直方向に集光して出射する。更に垂直方向集光部136が、2次元集光部132からの光を垂直方向に集光する。これにより、垂直方向集光部136は、垂直方向拡散板400及び垂直方向拡散板600による光量ロスの影響を低減する。従って、表示装置10は、観視者に向けて垂直方向に平行な光を出射した場合と比べて、観視者に明るい画像を供給することができる。
図4は、本実施形態に係るシャッター部200及び視点分離部300の構成の一例を示す。シャッター部200は、周期的に繰り返される表示領域群210を複数有する。表示領域群210は、水平方向に繰り返し配列され、また、水平方向の位置をずらして垂直方向に繰り返し配列される。これにより、シャッター部200は、千鳥状に配置された複数の表示領域群210を有する。
視点分離部300は、周期的に繰り返され、垂直方向に延伸する開口を含む繰り返し領域310を複数有する。繰り返し領域310は、水平方向に繰り返し配列され、また、水平方向の位置をずらして垂直方向に繰り返し配列される。これにより、視点分離部300は、複数の開口が画像の垂直方向に対して斜め方向にずれた位置に配列され、シャッター部200を通過した光を開口312から通過させて視点方向に向かわせるパララックスバリアを形成する。例えば、視点分離部300は、垂直方向に対して5°ずれた方向に繰り返し領域310を繰り返し配列してよい。これにより、視点分離部300は、千鳥状に配置された複数の繰り返し領域310を有する。
ここで、繰り返し領域310は、表示領域群210毎に対応するように配置される。例えば、図4において、複数の表示領域群のうち点線で囲まれた表示領域群210と、点線で囲まれた繰り返し領域310は対応関係にある。
図5に本実施形態に係る表示装置10による立体表示の一例を示す。図5に示すように、シャッター部200の1つの表示領域群210は、垂直方向に配列された2以上の表示領域212等を含む。例えば、表示領域群210は、垂直方向に互いにインターレースされた、右眼用の表示領域212、表示領域216、表示領域220、表示領域224、表示領域228、及び、表示領域232と、左眼用の表示領域214、表示領域218、表示領域222、表示領域226、表示領域230、及び、表示領域234とを含む。
表示領域212等の各々は、複数の視点に対応する複数の開口から構成される。例えば、表示領域212の最も左側の開口(R1行及び1列目に対応する開口)は、表示装置10を観る観視者に対して最も右側の視点に対応し、表示領域212の最も右側の開口(R1行及び6列目に対応する開口)は、観視者に対して最も左側の視点に対応する。表示領域212等に含まれる開口の各々は、シャッター部200を構成する液晶素子の画素に対応し、シャッター制御部720によりそれぞれの透光及び遮光が制御される。
図5に示す右眼用の表示領域212等においては、観視者の右眼位置に対応する2列目の開口が透光状態に制御され、他の開口は遮光状態にされる。これにより、表示領域212等を通過した光は観視者の右眼の位置に到達するが左眼の位置に到達しない。また、左眼用の表示領域214等においては、観視者の左眼位置に対応する5列目の開口が透光状態に制御され、他の開口は遮光状態にされる。これにより、表示領域212等を通過した光は観視者の左眼の位置に到達するが右眼の位置に到達しない。
シャッター部200の位相差板は、右眼用の表示領域212等及び左眼用の表示領域214等に対応してパターニングされる。これにより、シャッター部200は、右眼用の表示領域212等において、バックライト部100から入射した直線偏光(例えば、斜め方向の直線偏光)を第1偏光(例えば、右回り円偏光)により偏光させて出力する。また、シャッター部200は、左眼用の表示領域214等において、バックライト部100から入射した直線偏光を第1の偏光と異なる第2偏光(例えば、左回り円偏光)により偏光させて出力する。
視点分離部300の開口は、表示する画像における表示領域毎の複数の視点に対応する光を受けて、これを各視点に向かう光に分離する。例えば、視点分離部300は、右眼用の表示領域212等の2列目の開口からの光を受けてこのうち観視者の右眼位置に向かう光のみを通過させ、左眼用の表示領域214等の5列目の開口からの光を受けてこのうち観視者の左眼位置に向かう光のみを透過させる。
表示部500は、シャッター部200の複数の表示領域212等に対応して複数の表示領域512等を有し、それぞれの表示領域に左眼用画像又は右眼用画像を表示する。例えば、表示部500は、右眼用の表示領域212等に対応する表示領域512等に右眼用画像を表示し、左眼用の表示領域214等に対応する表示領域514等に右眼用画像を表示する。
表示部500の位相差板は、右眼用の表示領域512等及び左眼用の表示領域514等に対応してパターニングされる。これにより、表示部500は、右眼用の表示領域512等において、第1偏光(例えば、右回り円偏光)の光を表示部500の透過軸の直線偏光に変換して通過させ、第2偏光(例えば、左回り円偏光)の光を表示部500の遮光軸の直線偏光に変換して遮断する。これにより、表示部500は、右眼用の表示領域512等において、シャッター部200の右眼用の表示領域212等からの光源光のみを透過し、左眼用の表示領域214等からの光源光を遮蔽する。
また、表示部500は、左眼用の表示領域514等において、第1偏光の光を表示部500の遮光軸の直線偏光に変換して遮断し、第2偏光の光を表示部500の透過軸の直線偏光に変換して通過させる。これにより、表示部500は、左眼用の表示領域514等において、シャッター部200の左眼用の表示領域214等からの光源光のみを透過し、右眼用の表示領域212等からの光源光を遮蔽する。
このようにして、シャッター部200の右眼用の表示領域212等を透過した光は、表示部500の右眼用画像を表示する表示領域512等を通過して、観視者の右眼位置に到達する。また、シャッター部200の左眼用の表示領域214等を通過する光は、表示部500の左眼用画像を表示する表示領域514等を通過して、観視者の左眼位置に到達する。これにより、観視者は、右眼用画像及び左眼用画像から構成される立体画像を観察することができる。
前述したように表示領域群210は水平方向の位置をずらして垂直方向に繰り返し配列されるので、シャッター部200における複数の開口は、表示領域群210毎に視点分離部300の複数の繰り返し領域310の配列方向に合わせて水平方向の位置をずらして配置される。これにより、シャッター部200及び視点分離部300の垂直方向の繰り返し成分が低減されるので、表示装置10は、表示画像に現れる垂直方向の垂直方向のラインパターンを低減することができる。
ここで、シャッター部200は、水平方向の位置をずらす表示領域群210の境界において、シャッター部200を通過する光の光量を低減する。例えば、シャッター部200は、本来透過状態とすべき、水平方向にずれた位置に配置される別の表示領域群210との境界に位置する表示領域212の開口(R1行及び2列目の開口)及び表示領域234の開口(L6行及び5列目の開口)を通過する光量を低減する。一例として、シャッター部200は、このような開口を完全な遮光状態としてもよく、一部の光を透過させる不完全な遮光状態としてもよい。
これにより、一の表示領域群210と垂直方向に隣接する別の表示領域群210との境界部分の表示領域212及び表示領域234から、一の表示領域群210に対応する繰り返し領域310に垂直方向に隣接する別の繰り返し領域310'の開口312'に向けて不適切な方向の光源光Iが出力され、クロストークが生じるのを防ぐことができる。
また、シャッター部200は、表示領域群210の境界において、複数の開口を有しない行を有してもよい。例えば、シャッター部200は、表示領域群210の境界領域に画素を形成する代わりにブラックマトリクス領域を形成してよい。
このように本実施形態の表示装置10によれば、シャッター部200及び視点分離部300の垂直方向の繰り返し成分に由来して表示画像に現れるラインパターンを低減することができる。また、本実施形態の表示装置10によれば、表示領域群210の垂直方向の境界部分から生じるクロストークを低減することができる。
図6は、本実施形態の第1変形例に係るシャッター部200のパターンの一例を示す。図示するように、シャッター部200は、表示領域212の各々において隣接する複数の開口を透光状態に制御してよい。例えば、シャッター部200は、右眼用の表示領域212等及び左眼用の表示領域214等の各々について2つの隣接する開口を透光状態としてよい。これにより、表示装置10は、立体画像を水平方向に大きい視域において表示することができる。
なお、シャッター部200は、右眼用の表示領域212等において透光状態の開口が水平方向に連続する数、左眼用の表示領域214等において透光状態の開口が水平方向に連続する数、及び、水平方向において表示領域212等の透光状態の開口と表示領域214等の透光状態の開口の間にある遮光状態の開口の数の和が、表示領域212等に含まれる一組の開口の数±1と一致しないように、表示領域212等の数を制御してよい。
例えば、図6において、表示領域212等に含まれる一組の開口の数−1は6となり、右眼用の表示領域212及び左眼用の表示領域214等において透光状態の開口が水平方向に連続する数はそれぞれ2であり、これらの間にある遮光状態の開口の数は1となるので、和は5となる。
シャッター部200がこのように表示領域212等を制御することで、右眼用の表示領域212等の透光状態の開口の周期、及び、左眼用の表示領域214の透光状態の開口の周期が干渉してムラが生じることを防ぐことができる。
図7に、本実施形態の第2変形例に係る、観視者が前後に移動した場合におけるシャッター部200の動作の一例を示す。本変形例に係る表示装置10は、距離センサ等により、表示部500から観視者までの距離を検出する。
シャッター制御部720は、検出した観視者の距離に応じて、表示領域212等に含まれる複数の開口の周期を制御することにより、右眼用の表示領域212等に含まれる透光状態の開口を、観視者の右眼位置に向かう光を通過する右眼対応の位置に移動させ、左眼用の表示領域214等に含まれる開口を、観視者の左眼位置に向かう光を通過する左眼対応の位置に移動させる。
例えば、観視者が標準距離(例えば、表示部500から予め定められた距離)から表示部500を観視する場合、シャッター制御部720は、複数の表示領域212等の各々が水平方向に隣接する6個の開口を有するようにシャッター部200の開口を制御する。
そして、観視者が標準距離から後側に移動した場合には、シャッター制御部720は、複数の表示領域212等の各々に含まれる開口の数を、観視者の移動量に応じて増加させる。また、観視者が標準距離から前側に移動した場合には、シャッター制御部720は、複数の表示領域212等の各々に含まれる開口の数を、観視者の移動量に応じて減少させる。
第2変形例に係る表示装置10は、観視者が前後に移動した場合であっても、複数の開口を透過した光をそれぞれ対応する観視位置に正確に集光することができる。これにより、表示装置10によれば、鮮明な立体像を観視させることができる。
図8に、本実施形態の第3変形例に係る、観視者が左右に移動した場合におけるシャッター部200の動作の一例を示す。本変形例に係る表示装置10は、カメラで撮像した画像等により、観視者の表示部500に対する水平方向の位置を検出する。
シャッター制御部720は、観視者の位置に応じて、表示領域212等に含まれる複数の開口の水平方向の位置を制御することにより、右眼用の表示領域212等に含まれる透光状態の開口を、観視者の右眼位置に向かう光を通過する右眼対応の位置に移動させ、左眼用の表示領域214等に含まれる開口を、観視者の左眼位置に向かう光を通過する左眼対応の位置に移動させる。
例えば、観視者が標準距離(例えば、表示部500から予め定められた距離)から表示部500を観視する場合、シャッター制御部720は、複数の表示領域212等の各々が水平方向に隣接する6個の開口を有するようにシャッター部200の開口を制御する。
そして、観視者が標準距離から一の方向(例えば、左側)に移動した場合には、シャッター制御部720は、複数の表示領域212等を、観視者の移動量に応じて一の方向の反対方向(例えば、右側)に移動させる。
第3変形例に係る表示装置10は、観視者が左右に移動した場合であっても、複数の開口を透過した光をそれぞれ対応する観視位置に正確に集光することができる。これにより、表示装置10によれば、鮮明な立体像を観視させることができる。
このように、第1〜3変形例に係る表示装置10によると、シャッター部200が表示領域212等の開口を制御することにより、立体画像の視域を拡大し、移動する観視者に対して適切な立体画像を表示することができる。
図9は、本実施形態の第4変形例に係る視点分離部300の構成を示す。図示するように、視点分離部300は、斜め方向に延伸する開口320を備えてよい。視点分離部300は、繰り返し領域310の各々において同一の位置に配置される開口320を備えてよい。
図10は、本実施形態の第5変形例に係る視点分離部300の構成を示す。図示するように、視点分離部300は、画像の垂直方向において隣同士となる表示領域群210間の境界に対応する部分に開口を設けない非開口領域を含むパララックスバリアを有してよい。これにより、本変形例の表示装置10によれば、表示領域群210の垂直方向の境界部分から生じるクロストークを更に低減することができる。
図11は、本実施形態の第6変形例に係る検査用の表示部500の画像を示す。表示装置10は、シャッター部200及び視点分離部300を水平方向及び垂直方向に移動して位置合わせする位置合わせ機構を備えてよい。これに代えて、表示装置10は、外部の位置合わせ装置によりシャッター部200及び視点分離部300の位置合わせを実行してよい。
表示部500は、位置合わせを実行する際に位置合わせ検査用の画像を表示してよい。例えば、表示部500は、右眼用の表示領域512等に予め定められた色(例えば、赤)一色のみで構成された画像を表示し、左眼用の表示領域514等に予め定められた別の色(例えば、緑)一色のみで構成された画像を表示してよい。また、例えば、表示部500は、右眼用の表示領域512等及び左眼用の表示領域514等の一方を黒画素とする画像を表示してよい。
観視者が環視位置において検査用の画像を観察して、右眼又は左眼の少なくとも一方に予め定められた色と異なる色が混色している場合は、シャッター部200及び/又は視点分離部300の位置が適切でないためにクロストークが生じていると判断できる。
これにより、本変形例の表示装置10によると、検査者が検査用の画像を観察しながら混色が生じない位置にシャッター部200及び/又は視点分離部300を移動することにより、シャッター部200及び視点分離部300の位置合わせを簡便に実行することができる。
本実施形態の表示装置10は、偏光方式を利用して立体画像を表示したが、これに代えて、第7変形例における表示装置10は、時分割方式を利用して立体画像を表示してよい。本変形例の表示装置10は、シャッター部200及び表示部500に位相差板を含めなくてよい。
本変形例において、シャッター部200は、1つの表示領域群210内に右眼用の表示領域212等及び左眼用の表示領域214等の両方を含める代わりに、1つの表示領域群210内に右眼用の表示領域212等及び左眼用の表示領域214等の一方のみを時分割で含むように制御してよい。
例えば、シャッター部200が右眼用の表示領域212等を表示するときに表示部500は右眼用画像を表示し、シャッター部200が左眼用の表示領域214等を表示するときに表示部500は左眼用画像を表示してよい。これにより、表示部500は全てのラインを1枚の画像の表示に用いることができるので、観視者に対してより解像度の高い立体画像を表示することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 表示装置、100 バックライト部、110 バックライト光源、112 発光領域、120 水平方向拡散板、130 バックライトレンズ部、132 2次元集光部、134 水平方向集光部、136 垂直方向集光部、200 シャッター部、210 表示領域群、212 表示領域、214 表示領域、216 表示領域、218 表示領域、220 表示領域、222 表示領域、224 表示領域、226 表示領域、228 表示領域、230 表示領域、232 表示領域、234 表示領域、300 視点分離部、310 繰り返し領域、312 開口、400 垂直方向拡散板、500 表示部、512 表示領域、514 表示領域、516 表示領域、518 表示領域、520 表示領域、522 表示領域、524 表示領域、526 表示領域、528 表示領域、530 表示領域、532 表示領域、534 表示領域、600 垂直方向拡散板、710 光出力制御部、720 シャッター制御部、730 調整部

Claims (17)

  1. 画像を表示する表示装置であって、
    バックライト用の光を出射するバックライト部と、
    前記バックライト部より視点側に設けられ、表示領域毎に複数の視点に対応する複数の開口を有するシャッター部と、
    表示する画像における表示領域毎の複数の視点に対応する光を各視点に向かう光に分離するレンズおよび開口の少なくとも一方が画像の垂直方向に対して斜め方向に配列された視点分離部と、
    光路上に設けられ、光を選択的に透過させることにより画像を表示する表示部と、
    を備え、
    前記シャッター部における前記複数の開口は、垂直方向に配列された2以上の表示領域を含む表示領域群毎に前記視点分離部の配列方向に合わせて水平方向の位置をずらして配置され、
    前記シャッター部は、水平方向の位置をずらす表示領域群の境界において、前記シャッター部を通過する光の光量を低減する
    表示装置。
  2. 前記シャッター部は、水平方向の位置をずらす前記表示領域群の境界において、前記複数の開口を有しない行を有する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記視点分離部は、前記表示領域群に対応して垂直方向に延伸する開口を含み、前記シャッター部を通過した光を前記開口から通過させて視点方向に向かわせるパララックスバリアを有し、
    前記パララックスバリアの前記表示領域群毎の開口は、画像の垂直方向に対して斜め方向にずれた位置に配置される
    請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記パララックスバリアは、画像の垂直方向において隣同士となる前記表示領域群間に開口を設けない非開口領域を含む請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記バックライト部は、
    発光領域が横長のバックライト光源と、
    前記バックライト光源からの光を前記シャッター部に向けて屈折させるバックライトレンズ部と、
    を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記バックライトレンズ部は、前記バックライト光源からの光を屈折して略平行な光とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記バックライトレンズ部は、光路上に設けられ、通過する光を垂直方向において視点方向に集光する垂直方向集光部を含む請求項5又は6に記載の表示装置。
  8. 光路上に設けられ、垂直方向に光を拡散する第1の垂直方向拡散板を更に備える請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1の垂直方向拡散板は、前記表示部よりも視点側に設けられる請求項8に記載の表示装置。
  10. 光路上に設けられ、垂直方向に光を拡散する第2の垂直方向拡散板を更に備える請求項8または9に記載の表示装置。
  11. 前記第2の垂直方向拡散板は、前記シャッター部および前記表示部の間のいずれかの位置に設けられる請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記第2の垂直方向拡散板は、前記表示部および前記視点分離部の間に設けられる請求項11に記載の表示装置。
  13. 前記視点分離部は、予め定められた観視位置における右眼の視点に向かう光と、左眼の視点に向かう光とを分離し、
    前記表示部は、前記右眼の視点に向かう光が通過する領域に右眼用画像を表示し、左眼の視点に向かう光が通過する領域に左眼用画像を表示し、
    当該表示装置は、前記右眼用画像および前記左眼用画像における領域毎のクロストークの大きさに応じて、前記右眼用画像および前記左眼用画像の視差量を調整する調整部を更に備える請求項1から12のいずれか一項に記載の表示装置。
  14. 前記調整部は、前記右眼用画像および前記左眼用画像におけるクロストークがより大きい領域の視差量を、クロストークがより小さい領域の視差量よりも減少させる請求項13に記載の表示装置。
  15. 前記調整部は、前記右眼用画像および前記左眼用画像を水平方向に相対的にシフトして、前記右眼用画像および前記左眼用画像におけるクロストークが基準以上の領域の視差量を、予め定められた基準値以下に抑える請求項13または14に記載の表示装置。
  16. 前記右眼用画像および前記左眼用画像は、同一の2次元画像を左右に相対的にシフトして生成した画像であり、
    前記調整部は、前記右眼用画像および前記左眼用画像における水平方向の位置に応じて、前記2次元画像のシフト量を変更する請求項13から15のいずれか一項に記載の表示装置。
  17. 前記調整部は、前記右眼用画像および前記左眼用画像の周辺部の視差量を、中心部の視差量と比較して低減する請求項13から16のいずれか一項に記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11917121B2 (en) 2019-06-28 2024-02-27 Interdigital Madison Patent Holdings, Sas Optical method and system for light field (LF) displays based on tunable liquid crystal (LC) diffusers

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