JP2009161206A - テープ結束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広幅のテープをループ形成機構にスリップ等を生じることなく良好に供給することができ且つ耐久性に優れたテープ結束装置を提供すること。
【解決手段】テープロールからのテープTをループ形成機構に供給するための供給機構9が、搬送ローラ31と、搬送ベルト32とを含む。搬送ベルト32は、搬送ローラ31の周面31aの所定領域C1に沿って湾曲状をなす領域D1を含み、搬送方向に関してテープTとの接触面積を広く確保する。搬送ローラ31および搬送ベルト32の間にテープTが挟持されて搬送される。
【選択図】図10

Description

本発明は、テープを用いて被結束物を結束するテープ結束装置に関する。
この種のテープ結束装置では、ループ形成用の空間において、テープによるループを形成した後、このループを引締めることにより、被結束物を結束している。
従来、テープロールから繰り出されたテープを上記ループ形成用空間へ供給するには、テープを挟持する一対の搬送ローラが用いられている。これら一対の搬送ローラの回転に伴って、テープが送られ、ループ形成用の空間に供給されるようになっている(例えば特許文献1)。
特開2003−20006号公報
ところで、テープとして広幅のテープ(例えば幅100mm〜300mmのテープ)が用いられる場合がある。特に、ループ形成用空間でループを形成するためのループ形成機構として、空気吸引によってテープを搬送ベルトに吸着して搬送する機構が採用される場合に、上記のような広幅のテープが用いられる傾向にある。
このように広幅のテープを用いた場合、上記一対の搬送ローラとテープとの間に滑りが発生するおそれがある。
滑り発生を防止するために、一対の搬送ローラの押し付け圧を高めることが考えられるが、そうした場合、フィルム製のテープでは、テープが切れたり、テープにスジがついたりする。また、紙製のテープでは、搬送ローラの摩耗が激しくなり、テープ結束装置の耐久性が低下する。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、広幅のテープをループ形成機構にスリップ等を生じることなく良好に供給することができ且つ耐久性に優れたテープ結束装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、テープの端部に被結束物巻回用のループを形成するためのループ形成機構と、テープロールからのテープをループ形成機構に供給するための供給機構と、を備え、この供給機構は、搬送ローラと、搬送ローラの周面の所定領域に沿って湾曲状をなす領域を含む搬送ベルトと、を含み、搬送ローラおよび搬送ベルトの間にテープが挟持されて搬送されるようにしてあることを特徴とするものである。
本発明では、搬送ベルトが、搬送ローラの周面の所定領域に沿って湾曲状をなす領域を含んでいるので、搬送方向に関しての、搬送ベルトおよび搬送ローラとテープとの接触面積を広く確保することができる。したがって、搬送力が要求される広幅のテープに対して、テープに対する押圧力を強くせずとも、搬送ローラおよび搬送ベルト間にテープを確実に挟持して、テープを滑りなく良好に搬送することができる。テープに対する押圧力を強くする必要がないので、テープの傷みの発生を防止することができる。また、搬送ローラや搬送ベルトに、摩耗等の劣化が生じ難いので、耐久性を向上することができる。
また、上記搬送ベルトは、当該搬送ベルト自身の張力によって搬送ローラの周面に押圧されている場合がある(請求項2)。この場合、搬送ベルトによってテープを搬送ローラの周面の周方向の広範な領域に、均一に押圧することができる。
上記搬送ベルトに張力を付与するためのテンショナ機構を備え、このテンショナ機構は、搬送ベルトに係合するテンショナプーリと、テンショナプーリを付勢する付勢部材とを含む場合がある(請求項3)。この場合、テンショナ機構によって搬送ベルトの張力が一定に調節されるので、テープの搬送力を長期にわたって一定に維持することができる。
また、上記搬送ベルトは、一対のプーリ間に掛け渡される領域を含み、その一対のプーリ間に掛け渡される領域の一部に、上記湾曲状をなす領域が形成されており、上記一対のプーリの中心軸線を含む平面が上記搬送ローラと交差している場合がある(請求項4)。この場合、搬送ベルトを支持する一対のプーリと、搬送ローラとの位置関係を上記のように設定することにより、搬送ベルトに上記湾曲状の領域を設ける構成や、搬送ベルト自身の張力によって搬送ベルトが搬送ローラの周面に押圧される構成を容易に実現することができる。
また、上記供給機構の搬送ローラおよび搬送ベルトは、上記ループを引き絞るために逆回転可能であれば好ましい。広幅のテープであっても、ループを強固に引き絞ることができ点で、結束が確実となるからである。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施形態としてのテープ結束装置1の模式的正面図であり、図2は テープ結束装置1の概略斜視図である。図1を参照して、テープ結束装置1は、装置本体2と、装置本体2の高さ方向の中央部に設けられ、被結束物Aを載置するためのテーブル3とを備えている。図2に示すように、テーブル3には、被結束物結束用のテープTがテーブル3の上下に通過するテープ通過溝4が形成されている。テーブル3は、テープ通過溝4を前後に挟む前部3aおよび後部3bを有している。また、テーブル3から下方に延びる周壁部3cが設けられている。
図1に示すように、装置本体2において、テーブル3の上方には、テープTの端部にループを形成するためのループ形成空間5が設けられている。そのループ形成空間5においてループを形成するためのループ形成機構6は、四角環状に配置された負圧溝形成枠7と、第1〜第4の4つのベルト搬送機構11〜14と、これらのベルト搬送機構11〜14の各搬送ベルトにテープ4を吸着して搬送するために、負圧溝形成枠7を介してテープ4を空気吸引する空気吸引ポンプ8とを備えている。
具体的には、負圧溝形成枠7は、図1および図2に示すように、下枠21、縦枠22、上枠23および縦枠24を有している。下枠21、縦枠22、上枠23および縦枠24が、この順で四角環状に並べられている。下枠21が一対の縦枠22,24の下端間を接続しており、上枠23が一対の縦枠22,24の上端間を接続している。
一対の縦枠22,24および上枠23が、テーブル3の上方に配置されており、下枠21は、テーブル3の下方に配置されている。図1および図3に示すように、第1のベルト搬送機構11が下枠21内に収容され、第2のベルト搬送機構12が右側の縦枠22内に収容され、第3のベルト搬送機構13が上枠23内に収容され、第4のベルト搬送機構14が左側の縦枠24内に収容されている。
図3を参照して、各ベルト搬送機構11〜14は、複数の併設された搬送ベルト19を含んでいる。第1のベルト搬送機構11の搬送ベルト19は、第1のプーリ41および第2のプーリ42間に巻き回されている。第2のベルト搬送機構12の搬送ベルト19は、第2のプーリ42および第3のプーリ43間に巻き回されている。第3のベルト搬送機構13の搬送ベルト19は、第3のプーリ43および第4のプーリ44間に巻き回されている。第4のベルト搬送機構14の搬送ベルト19は、第4のプーリ44および第5のプーリ45間に巻き回されている。
このように、隣接する第1および第2のベルト搬送機構11,12の搬送ベルト19が、共通の第2のプーリ42に巻き掛けられている。また、隣接する第2および第3のベルト搬送機構12,13の搬送ベルト19が、共通の第3のプーリ43に巻き掛けられている。また、隣接する第3および第4のベルト搬送機構13,14の搬送ベルト19が、共通の第4のプーリ44に巻き掛けられている。
図1および図2を参照して、テープ結束装置1は、ループ形成機構6にテープTを供給するための供給機構9を備えている。その供給機構9は、装置本体2によって回転可能に支持されたテープロール10を備えている。
また、図1および図3を参照して、供給機構9は、テープロール10から繰り出されるテープTをループ形成機構6へ供給するために互いの間にテープTを挟持して搬送する、正逆回転可能な搬送ローラ31および搬送ベルト32を備えている。
また、図1および図2を参照して、供給機構9は、テープロール10と搬送ベルト32との間に介在し、所定長さのテープTをプールしておくことができるアキュームレータ機構33を備えている。
アキュームレータ機構33は、複数のローラ34〜37を有しており、上方のローラ34、35は位置が固定されているのに対して、下方のローラ36、37は、昇降可能に装置本体2によって支持されている。具体的には、各ローラ36,37の支軸が、装置本体2に形成された案内溝38によって上下に移動可能に支持されている。また、各ローラ36,37は、例えば重り或いはばね等の付勢部材(図示せず)によって下方に付勢されている。
搬送ローラ31および搬送ベルト32が正転(図1において時計回りに回転)されて、アキュームレータ機構33のテープTの張力が増大すると、上記の付勢部材に抗して、ローラ36,37が図1に実線で示す上方位置に上昇し、これに伴って、アキュームレータ機構33にプールされていたテープTがループ形成機構6に潤沢に供給される。
一方、搬送ローラ31および搬送ベルト32が逆転(図1において反時計回りに回転)されて、アキュームレータ機構33のテープTの張力が減少すると、上記の付勢部材の働きで、ローラ36,37が図1に破線で示す下方位置に下降し、これに伴って、所定長のテープTがアキュームレータ機構33にプールされる。
図3を参照して、搬送ローラ31と第1のベルト搬送機構11の始端との間には、第1クランプ機構兼切断機構15、加熱機構16および第2クランプ機構17が配置されている。また、紙面後方(テーブル3の後部3bの下方位置)からテープ通過溝4内に進出して、これら第1クランプ機構兼切断機構15、加熱機構16および第2クランプ機構17の上方位置に配置される受け板18が設けられている。
また、第4のベルト搬送機構14の第5のプーリ45に近傍には、第4のベルト搬送機構14の搬送ベルト19によって搬送されたテープTを受け板18の下方に案内する案内部材25が配置されている。案内部材25の一部は、第4のベルト搬送機構14の隣接する搬送ベルト19間に入り込むように櫛状に形成されている。
図4に示すように、第3のベルト搬送機構13の搬送ベルト19は、互いの間に空気吸引用の隙間Sを設けて配置されている。図示していないが、他のベルト搬送機構11,12,14についても同じ構造である。搬送ベルト19の外周面19aには、図5に示すように、搬送ベルト19の搬送方向L1とは直交する幅方向W1に延びる溝20が形成されている。例えば、搬送ベルト19は、外周面19aに歯が設けられた歯付きベルト(コッグドベルト)として構成されている。
このため、図4に示すように、溝20を用いて、搬送ベルト19の幅方向W1の全域にわたって、テープTを吸着でき、しかも、図6に示すように、テープTが溝20内に、若干量、凸状に入り込むので、テープTに対する搬送ベルト19の搬送力を高めることができ、テープTを滑りなく、良好に搬送することができる。
図7を参照して、第2のベルト搬送機構12の複数の搬送ベルト19と第3のベルト搬送機構13の複数の搬送ベルト19が、第3のプーリ43に共通に巻き掛けられている。第3のプーリ43の支軸43aは負圧溝形成枠7に回転可能に支持されている。
また、第3のプーリ43の軸方向に関して、第2のベルト搬送機構12の複数の搬送ベルト19と第3のベルト搬送機構13の複数の搬送ベルト19とが、交互に巻き掛けられている。また、第3のプーリ43の外周面43bには、第3のプーリ43よりも大径をなす複数の環状部材としての環状板26が、第3のプーリ43と同行回転可能に設けられている。環状板26は、隣接する第2のベルト搬送機構12の搬送ベルト19と第3のベルト搬送機構13の搬送ベルト19との間に配置されている。
図8Aに示すように、第2のベルト搬送機構12の搬送ベルト19により搬送されてきたテープTの端部Taは、第3のプーリ43と同行回転する、第3のプーリ43よりも大径の環状板26の外周によって、第2のベルト搬送機構12の搬送ベルト19から引き剥がされて、進路を変更され、図8Bに示すように、第3のベルト搬送機構13の搬送ベルト19に受け渡されることになる。環状板26は、図3に示すように、第2のプーリ42および第4のプーリ44にも設けられている。
図9および図10を参照して、搬送ベルト32は、第1のプーリ51、第2のプーリ52およびテンショナプーリに巻き回されたエンドレスベルトからなる。搬送ベルト32は、第1のプーリ51および第2のプーリ52間に掛け渡された領域を含み、その領域内に、搬送ローラ31の周面31aの所定領域C1に沿って湾曲状をなす領域D1を含む。
搬送ローラ31の周面31aの所定領域C1に対応する中心角E1としては、45°〜150°の範囲にあることが好ましい。より好ましくは、90°〜120°、さらに好ましくは、105°〜115°の範囲にあることが好ましい。
また、搬送ベルト32は、搬送ベルト32自身の張力によって搬送ローラ31の周面31aに押圧されているので、搬送ローラ31の周面31aを均一に押圧することが可能とてなる。
また、テンショナプーリ53は、搬送ベルト32に張力を負荷するように機能している。具体的には、装置本体2によって支点54の回りに回動可能に支持された支持部材55によって、テンショナプーリ53が、その支軸56の回りに回動可能に支持されている。テンショナプーリ53は、支点54から所定距離離隔した位置に配置されている。
また、支持部材55は、付勢部材としての例えば引っ張りコイルばね57によって、回動方向に付勢され、その結果、テンショナプーリ53が搬送ベルト32に張力を負荷する方向に付勢されている。引っ張りコイルばね57は、装置本体2に設けられた係合部としての例えば軸58と、支持部材55に設けられた係合部としての例えば軸59との間に介在している。
また、第1のプーリ51の中心軸線51aと第2のプーリ52の中心軸線52aとを含む平面P1が、搬送ローラ31と交差するようにされている。搬送ベルト32を支持する第1および第2のプーリ51,52と搬送ローラ31との位置関係をこのように設定することにより、搬送ベルト32に上記湾曲状の領域D1を設ける構成や、搬送ベルト32自身の張力によって搬送ベルト32が搬送ローラ31の周面31aに押圧される構成を容易に実現することができる。
図11を参照して、第1クランプ機構兼切断機構15、加熱機構16および第2クランプ機構17は、駆動部材としての電動モータ27の回転軸28に同行回転する第1、第2および第3のカム61,62,63によって、それぞれ、昇降駆動されるようになっている。
図12を参照して、第1クランプ機構兼切断機構15は、装置本体2に固定された一対のガイド64によって、上下動可能に支持された支持体65と、支持体65の下部に回転可能に支持され支持体65と上下に同行移動するカムフォロワ66と、支持体65を下方に付勢する例えば引っ張りコイルばねからなる付勢部材67と、支持体65によって上下に移動可能に支持され、受け板18の下面との間にテープTを挟持可能な第1クランプ68と、支持体65によって上下に移動可能に支持されカッタ支持部材69と、カッタ支持部材69の上部に固定され、第1クランプ68の下面68aに形成されたカッタ進入溝68b(図11も参照)に進入することによりテープTを切断するカッタ70とを備えている。
第1クランプ68と一体移動する軸71が、支持体65を貫通している。その軸71に設けられた大径部72が、例えば軸71に嵌められた圧縮コイルばねからなる付勢部材73によって、上方へ付勢されることにより、第1クランプ68が上方位置に付勢されている。軸71の下端には、支持体65からの軸71の離脱を防止するストッパ74が設けられている。
カッタ支持部材69と一体移動する軸75が、支持体65を貫通している。その軸75に設けられた大径部76が、例えば軸75に嵌められた圧縮コイルばねからなる付勢部材77によって、上方へ付勢されることにより、カッタ支持部材69が上方位置に付勢されている。軸75の下端には、支持体65からの軸75の離脱を防止するストッパ78が設けられている。
カム61による押し上げによって、付勢部材67に抗して支持体65、カッタ支持部材69および第1クランプ68が同行して上昇し、まず、第1クランプ68と受け板18の下面との間にテープTが挟持される。これにより、第1クランプ68が受け板18によって上昇位置に位置決めされ、第1クランプ68の上昇移動が規制される。受け板18の前端18aは、規制部材30によって受けられ、上方への移動が規制されている。
その後、カム61による更なる押し上げによって、支持体65およびカッタ支持部材69が上昇し、図12のように、カッタ支持部材69の上面のカッタ70と第1クランプ68の下面68aとの間に形成されるテープ挿通孔79に挿通されたテープTが、カッタ70によって第1クランプ68の下面68aのカッタ進入溝68b内に押し込まれて、図13に示すように切断される。
図14を参照して、加熱機構16は、装置本体2に固定された一対のガイド80によって上下動可能に支持されたT字形形状をなす支持体81と、支持体81の下部に回転可能に支持され支持体81と上下に同行移動するカムフォロワ82と、支持体81を下方に付勢する例えば引っ張りコイルばねからなる付勢部材83と、支持体81の上部のヒータ支持部81aの少なくとも上面81bに設けられた例えば面状ヒータからなるヒータ84と、ヒータ84に給電するための電線85とを備えている。
カム62による押し上げによって、付勢部材83に抗して支持体81およびヒータ84が同行して上昇され、ヒータ84によって、テープTの重合部分が受け板18の下面に押圧されて加熱され、その結果、テープTの重合部分が熱融着されるようになっている。
図15を参照して、第2クランプ機構17は、装置本体2に固定された一対のガイド86によって上下動可能に支持された支持体87と、支持体87の下部に回転可能に支持され支持体87と上下に同行移動するカムフォロワ88と、支持体87を下方に付勢する例えば引っ張りコイルばねからなる付勢部材89と、支持体87の上部に固定され、受け板18の下面に当接可能な横長棒状の第2クランプ90とを備えている。
カム63による押し上げによって、付勢部材89に抗して支持体87およびヒータ84が同行して上昇され、第2クランプ90と受け板18の下面との間にテープTの端部が挟持されるようになっている。
図16Aを参照して、受け板18は、前後方向に延びており、駆動機構91によって前後に駆動される。その駆動機構91は、装置本体2に固定された支持ブロック92に一端が固定され、前後に延びる案内軸93が備えている。その案内軸93によって案内軸93の軸方向に移動可能な可動体94に、受け板18の後端18bが固定されている。可動体94は案内軸93を相対摺動可能に挿通する挿通孔94aを有している。案内軸93の後端には、当該案内軸93からの可動体94の抜脱を防止するストッパ101が設けられている。
また、支持ブロック92は、受け板18を前後にスライド移動可能に支持する受け板挿通溝95を有している。受け板18の前端18aは受け板挿通溝95を通して前方へ進出する。
駆動機構91は、装置本体2によって支持された駆動部材としての電動モータ96と、その電動モータ96の回転軸96aと同行して回動する回動部材97と、回動部材97と上記可動体94とを連結する連結アーム98とを備えている。連結アーム98の一端98aは、可動体94と枢軸99を介して回動可能に連結され、連結アーム98の他端98bは、回動部材97と枢軸100を介して回動可能に連結されている。枢軸100は、回動部材97において、電動モータ96の回転軸96aから所定距離離隔した位置に配置されている。
回動部材97と連結アーム98を用いるクランク機構によって、電動モータ96の回転運動を受け板18の直線運動に変換し、広幅のテープTを用いる場合に対応できるように、受け板18の前後の移動量を大きく確保している。
受け板18は、被結束物Aを受けるべく、図16Bに示すようにテープ通過溝4に進出する進出位置と、図16Aに示すようにテープ通過溝4から退避する後退位置とに進退されるようになっている。
次いで、テープ結束装置の1のテープ結束動作について説明する。まず、供給機構9の搬送ローラ31および搬送ベルト32が正転して、テープTがループ形成機構6に供給される。これに伴って、空気吸引ポンプ8が駆動されて、負圧溝形成枠7の各枠21〜24内に負圧が発生される。供給機構9の搬送ローラ31、第1のベルト搬送機構11の第1のプーリ41および第4のベルト搬送機構14の第5のプーリ45は、同じ駆動機構110によって駆動されるようになっている。
具体的には、図17に示すように、搬送ローラ31とは同軸上に同行回転可能なプーリ111と、第1のベルト搬送機構11の第1のプーリ41とは同軸上に同行回転可能なプーリ112と、第4のベルト搬送機構14の第5のプーリ45とは同軸上に同行回転可能なプーリ113とが設けられ、これらのプーリ111,112,113に共通の無端のベルト114が巻き掛けられている。
また、駆動部材としての電動モータ115により駆動される駆動プーリ116と、上記プーリ111と同行回転するプーリ117との間にベルト118が巻き回されており、電動モータ115によって、ベルト118を介して、プーリ111が駆動され、これに伴って、ベルト114を介してプーリ112,113が駆動されるようになっている。
上記プーリ111が駆動されることにより、供給機構9の搬送ローラ31が駆動され、また、搬送ローラ31に従動して搬送ベルト32が駆動される。プーリ112,113が駆動されることにより、第1のベルト搬送機構11の第1のプーリ41および第4のベルト搬送機構14の第5のプーリ45が駆動される。すなわち、ベルト搬送機構11〜14の始端のプーリである第1のプーリ41と終端のプーリである第5のプーリ45が駆動され、これにより、ベルト搬送機構11〜14の全体が駆動されるようになっている。
これにより、テープTの端部が第1のベルト搬送機構11、第2のベルト搬送機構12、第3のベルト搬送機構13および第4のベルト搬送機構14へと順次に搬送され、図18Aに示すように、テープTのループTLが形成される。
次いで、図18Bに示すように、テープTの端部Taが、第1クランプ機構兼切断機構15の上昇された第1クランプ68と受け板18との間に挟持される。
次いで、図19Aに示すように、受け板18上に、被結束物Aを載置する。
次いで、空気吸引ポンプ8の駆動が停止されて、各ベルト搬送機構11〜14の搬送ベルト19への吸着が解除されるとともに、搬送ローラ31およひ搬送ベルト32が逆転されることにより、ループTLが引き絞られて、テープTが被結束物Aの周囲に沿う形状となる。
次いで、図19Bに示すように、第2クランプ機構17の上昇した第2クランプ90と受け板18の下面との間で、テープTの重合部分Tbが挟持される。次いで、図19Cに示すように、加熱機構16の上昇したヒータ84がテープTの重合部分Tbを受け板18の下面に押圧しつつ加熱し、テープTの重合部分Tbを加熱融着する。
図示していないが、ヒータ84の動作とほとんど同じタイミングまたは少し遅れたタイミングで、第1クランプ機構兼切断機構15の上昇したカッタ70がテープTの余長部分を切断し、結束が完了する。
本実施の形態によれば、図10に示したように、搬送ベルト32が、搬送ローラ31の周面31aに沿って湾曲状をなす領域D1を含んでいるので、テープTの搬送方向に関しての、搬送ベルト32および搬送ローラ31とテープTとの接触面積を広く確保することができる。
したがって、搬送力が要求される広幅のテープTに対して、テープTに対する押圧力を強くせずとも、搬送ローラ31および搬送ベルト32間にテープTを確実に挟持して、テープTを滑りなく良好に搬送することができる。テープTに対する押圧力を強くする必要がないので、テープTの傷みの発生を防止することができる。また、搬送ローラ31や搬送ベルト32に、摩耗等の劣化が生じ難いので、耐久性を向上することができる。
また、搬送ベルト32は、搬送ベルト32自身の張力によって搬送ローラ31の周面31aに押圧されているので、搬送ローラ31の周面31aを均一に押圧することが可能とてなる。
特に、テンショナプーリ53によって搬送ベルト32に張力を負荷することができるので、経時的に搬送ベルト32に伸びを生じたとしても、それを吸収できる。したがって、長期にわたって、搬送ベルト32の押圧力を安定して維持でき、安定した搬送力を確保することができる。
また、第1のプーリ51の中心軸線51aと第2のプーリ52の中心軸線52aとを含む平面P1が、搬送ローラ31と交差するようにされている。搬送ベルト32を支持する第1および第2のプーリ51,52と搬送ローラ31との位置関係をこのように設定することにより、搬送ベルト32に上記湾曲状の領域D1を設ける構成や、搬送ベルト32自身の張力によって搬送ベルト32が搬送ローラ31の周面31aに押圧される構成を容易に実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
本発明の一実施形態のテープ結束装置の概略正面図である。 テープ結束装置の概略斜視図である。 テープ結束装置の上部の模式的断面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 搬送ベルトの一部破断斜視図である。 テープを搬送する搬送ベルトの断面図である。 図3のVII −VII 線に沿う断面図である。 第2のベルト搬送機構および第3のベルト搬送機構の連結部分の模式図であり、第2のベルト搬送機構から第3のベルト搬送機構にテープが受け渡される直前の状態を示している。 第2のベルト搬送機構および第3のベルト搬送機構の連結部分の模式図であり、第2のベルト搬送機構から第3のベルト搬送機構にテープが受け渡された直後の状態を示している。 供給機構の搬送ローラおよび搬送ベルトとその周辺の構造を示す概略図である。 供給機構の搬送ローラおよび搬送ベルトとその周辺の構造を示す概略図であり、搬送ローラおよび搬送ベルトによって挟持されてテープTが搬送される状態を示している。 切断機構、加熱機構およびクランプ機構とそれらを駆動するカムを含む駆動機構の一部破断側面図である。 切断機構の概略正面図であり、切断前の状態を示している。 切断機構の概略正面図であり、切断後の状態を示している。 加熱機構の概略正面図である。 クランプ機構の概略正面図である。 受け板とその駆動機構の模式図であり、受け板がテープ通過溝から後退した状態を示している。 受け板とその駆動機構の模式図であり、受け板がテープ通過溝内に進出した状態を示している。 ループ形成機構および供給機構の駆動機構の模式図である。 テープによるループが形成された状態を示すテープ結束装置の模式的工程図である。 ループが形成されたテープの端部を第1のクランプと受け板との間に挟持した状態を示すテープ結束装置の模式的工程図である。 ループが被結束物の周囲に引き絞られた状態を示すテープ結束装置の模式的工程図である。 テープの重合部分を第2クランプと受け板との間に挟持する状態を示すテープ結束装置の模式的工程図である。 テープの重合部分にヒータを押圧して加熱融着する状態を示すテープ結束装置の模式的工程図である。
符号の説明
1 テープ結束装置
2 装置本体
3 テーブル
4 テープ通過溝
5 ループ形成空間
6 ループ形成機構
7 負圧溝形成枠
8 空気吸引ポンプ
9 供給機構
T テープ
TL ループ
Ta 端部
Tb 重合部分
A 被結束物
10 テープロール
11〜14 ベルト搬送機構
15 第1クランプ機構兼切断機構
16 加熱機構
17 第2クランプ機構
18 受け板
19 搬送ベルト
20 溝
26 環状板(環状部材)
31 搬送ローラ
31a 周面
C1 (周面の)所定領域
32 搬送ベルト
D1 湾曲状をなす領域
51 第1のプーリ
51a 中心軸線
52 第2のプーリ
52a 中心軸線
P1 (一対のプーリの中心軸線を含む)平面
53 テンショナプーリ
54 支点
55 支持部材
56 支軸
57 引っ張りコイルばね(付勢部材)
68 第1クランプ
70 カッタ
84 ヒータ
90 第2クランプ

Claims (4)

  1. テープの端部に被結束物巻回用のループを形成するためのループ形成機構と、
    テープロールからのテープをループ形成機構に供給するための供給機構と、を備え、
    この供給機構は、搬送ローラと、搬送ローラの周面の所定領域に沿って湾曲状をなす領域を含む搬送ベルトと、を含み、
    搬送ローラおよび搬送ベルトの間にテープが挟持されて搬送されるようにしてあることを特徴とするテープ結束装置。
  2. 請求項1において、上記搬送ベルトは、当該搬送ベルト自身の張力によって搬送ローラの周面に押圧されていることを特徴とするテープ結束装置。
  3. 請求項2において、上記搬送ベルトに張力を付与するためのテンショナ機構を備え、このテンショナ機構は、搬送ベルトに係合するテンショナプーリと、テンショナプーリを付勢する付勢部材とを含むことを特徴とするテープ結束装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか1項において、上記搬送ベルトは、一対のプーリ間に掛け渡される領域を含み、その一対のプーリ間に掛け渡される領域の一部に、上記湾曲状をなす領域が形成されており、
    上記一対のプーリの中心軸線を含む平面が上記搬送ローラと交差していることを特徴とするテープ結束装置。
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