JP2009161046A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】WET性能を低下させることなく偏摩耗を抑制することができる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】一対のセンター陸部2の各々が、タイヤ幅方向に対して傾斜して延び、タイヤ幅方向内側端のみが主溝1bに開口する第1横溝4と、第1横溝4と同方向に傾斜して延び、タイヤ幅方向外側端のみが主溝1a,1cに開口し、第1横溝4と互い違いに設けられた第2横溝5と、タイヤ周方向に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に隣り合う第1横溝4と第2横溝5とを連通させるセンター周方向細溝6と、によって2本のブロック列に区画されており、第1横溝4と第2横溝5とのタイヤ子午線への投影が互いに重なるとともに、第1横溝4及び第2横溝5の溝深さが主溝との開口端から遠ざかるにつれて漸減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トレッド面にタイヤ周方向に沿って延びる3本以上の主溝が設けられた空気入りタイヤに関する。
タイヤ周方向に沿って延びる複数本の主溝が設けられた空気入りタイヤにあっては、トラクション性能やWET性能(濡れた路面での走行性能)の向上を目的として、トレッド面に多数のブロックが区画形成されることがある。このような空気入りタイヤ、特にトラックやバス等に用いられる重荷重用空気入りタイヤでは、偏摩耗が発生し易いという問題がある。
偏摩耗としては種々の形態が知られているが、直進走行時や駆動時においては、センター領域での接地圧が比較的高くブロックの変形が大きくなることから、該センター領域が優先的に摩耗するセンター摩耗が問題視される場合も多い。また、センター摩耗だけでなく、ショルダー領域が優先的に摩耗するショルダー摩耗(肩落ち摩耗)をも抑制して、トレッド面全体において偏摩耗を発生させないことが肝要である。なお、上記のセンター領域及びショルダー領域は、タイヤ幅方向最外側の主溝を基準としたものである。
下記特許文献1〜3には、偏摩耗を抑制する手法が開示されている。しかしながら、下記特許文献1,2に記載の手法は、専らショルダー摩耗を抑制するためのものであり、センター摩耗を抑制する手法については何ら開示がない。また、下記特許文献3のように周方向溝に設けた溝底隆起部によって偏摩耗を抑制する手法では、周方向溝の溝深さの低減を招来するため、WET性能が低下する傾向にある。
特開2000−177326号公報 特開2007−99047号公報 特開2006−123786号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、WET性能を低下させることなく偏摩耗を抑制することができる空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド面に、タイヤ周方向に沿って延びる3本以上の主溝が設けられた空気入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向最外側の主溝よりもタイヤ幅方向内側に、タイヤ周方向に沿って延びる一対のセンター陸部がタイヤ赤道を挟んで設けられ、前記センター陸部の各々が、タイヤ幅方向に対して傾斜して延び、タイヤ幅方向内側端のみが主溝に開口する第1横溝と、前記第1横溝と同方向に傾斜して延び、タイヤ幅方向外側端のみが主溝に開口し、前記第1横溝と互い違いに設けられた第2横溝と、タイヤ周方向に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に隣り合う前記第1横溝と前記第2横溝とを連通させるセンター周方向細溝と、によって2本のブロック列に区画されており、前記第1横溝と前記第2横溝とのタイヤ子午線への投影が互いに重なるとともに、前記第1横溝及び前記第2横溝の溝深さが主溝との開口端から遠ざかるにつれて漸減するものである。
本発明の空気入りタイヤは、一対のセンター陸部が、上記の如き第1横溝と第2横溝とセンター周方向細溝とによって2本のブロック列に区画されたものである。そして、互い違いに配置された第1横溝と第2横溝とが、それぞれタイヤ幅方向に対して傾斜して延び、片方の端部を主溝に開口させて他方の端部を陸部内で閉塞させることにより、横溝の稜線長さを確保して路面との滑りを抑制しながら、制駆動時などにおけるセンター陸部の変形を抑制できる。しかも、第1横溝と第2横溝とのタイヤ子午線への投影が互いに重なるとともに、第1横溝及び第2横溝の溝深さが主溝との開口端から遠ざかるにつれて漸減することにより、センター陸部の中央領域では横溝が浅くなるため、横溝が設けられたセンター陸部のブロック剛性を確保してセンター摩耗を抑制することができる。以上より、本発明によれば、WET性能を低下させることなく偏摩耗を抑制することができる。
また、ブロックに前後力や横力が作用した場合、そのブロックを区画する横溝の溝底エッジ部に応力が集中し易い傾向にあり、直進走行時や駆動時において接地圧が高くなりがちなセンター陸部では応力集中によるブロックの損傷が懸念されるところ、本発明によれば、第1横溝及び第2横溝の溝深さが主溝との開口端から遠ざかるにつれて漸減することにより、溝底エッジ部に作用する応力を分散させてブロックの損傷を防ぐことができる。
上記において、タイヤ幅方向最外側の主溝よりもタイヤ幅方向外側に、タイヤ周方向に沿って延びる一対のショルダー陸部が設けられ、前記ショルダー陸部の各々が、タイヤ幅方向に対して傾斜して延び、タイヤ幅方向内側端のみが主溝に開口する第3横溝と、前記第3横溝と同方向に傾斜して延び、タイヤ幅方向内側端が閉塞してタイヤ幅方向外側端が接地端に達し、前記第3横溝と互い違いに設けられた第4横溝と、タイヤ周方向に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に隣り合う前記第3横溝と前記第4横溝とを連通させるショルダー周方向細溝と、によって2本のブロック列に区画されており、前記第3横溝及び前記第4横溝が前記第1横溝及び前記第2横溝とは逆向きに傾斜するとともに、前記ショルダー周方向細溝が前記センター周方向細溝とは逆向きに傾斜するものが好ましい。
本発明の上記構成は、一対のセンター陸部の外側に一対のショルダー陸部が配置され、各々が2本のブロック列に区画されたものとなる。そして、第3横溝及び第4横溝が第1横溝及び第2横溝とは逆向きに傾斜するとともに、ショルダー周方向細溝がセンター周方向細溝とは逆向きに傾斜することから、センター陸部を構成するブロックが倒れ込み易い方向と、ショルダー陸部を構成するブロックが倒れ込み易い方向とが互いに逆向きになり、制駆動時及び旋回時にトレッド面全体においてブロックの過大な変形を抑えられる。この結果、トレッド面全体において制駆動時のブロックの変形を抑制して、偏摩耗抑制効果を高めることができる。
上記において、前記センター陸部の最大幅に対する前記ショルダー陸部の最大幅の比が0.8〜1.2であり、前記センター陸部及び前記ショルダー陸部を構成するブロック列のうち、前記ショルダー周方向細溝よりもタイヤ幅方向内側に位置する各ブロック列の最大幅は、それらの最小値に対する最大値の比が1.0〜1.4であり、前記ショルダー周方向細溝よりもタイヤ幅方向内側に位置する各ブロック列の最大幅に対する、前記ショルダー周方向細溝よりもタイヤ幅方向外側に位置するブロック列の最大幅の比が1.1以上であるものが好ましい。
上記構成によれば、センター陸部とショルダー陸部との剛性バランス、並びに、ショルダー周方向細溝よりもタイヤ幅方向内側に位置する各ブロック列の剛性バランスをとって、偏摩耗を効果的に抑制することができる。また、ショルダー周方向細溝よりもタイヤ幅方向外側に位置するブロック列の最大幅を、他のブロック列よりも大きく設定することにより、横力による負荷が大きくなりがちな箇所でのブロック剛性を高めて、ショルダー摩耗を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る空気入りタイヤのトレッドパターンの一例を示す平面図である。図2,3は、それぞれ図1のA−A,B−B矢視断面図である。本発明の空気入りタイヤでは、トレッド面に、タイヤ周方向に沿って延びる3本以上の主溝が設けられる。本実施形態では、図1に示すように、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びた3本の主溝1a〜1cが設けられた例を示す。
トレッド面の陸部は、主溝1a〜1cによって、一対のセンター陸部2と一対のショルダー陸部3とに区画されている。すなわち、タイヤ幅方向最外側となる主溝1a,1cよりもタイヤ幅方向内側に、タイヤ周方向に沿って延びる一対のセンター陸部2がタイヤ赤道Cを挟んで設けられ、主溝1a,1cよりもタイヤ幅方向外側に、タイヤ周方向に沿って延びる一対のショルダー陸部3が設けられている。後述するように、センター陸部2及びショルダー陸部3は、それぞれが2本のブロック列に区画されている。
接地端Eは、正規リムにリム組みして正規内圧を充填したタイヤを、平面路面に垂直に置いて正規荷重を加えたときの平面路面に接地するタイヤ軸方向の最外位置である。なお、正規荷重及び正規内圧とは、JATMA、TRA、ETRTO等の、タイヤの使用地や製造地によって対応した規格に規定されている最大荷重(乗用車用タイヤの場合は設計常用荷重)及びこれに見合った空気圧とし、正規リムとは、原則としてJATMA、TRA、ETRTO等に定められている標準リムとする。
一対のセンター陸部2は、第1横溝4、第2横溝5及びセンター周方向細溝6によって、各々が2本のブロック列21,22に区画されている。図1において、左側のブロック列21と右側のブロック列21とは互いに点対称であり、その対称の中心はタイヤ赤道C上に位置している。このことは、ブロック列22、並びに後述するブロック列31,32についても同様である。
第1横溝4は、タイヤ幅方向に対して傾斜して延び、タイヤ幅方向内側端のみが主溝1bに開口してタイヤ幅方向外側端が陸部内で閉塞している。第2横溝5は、第1横溝4と互い違いに設けられ、タイヤ幅方向に対して傾斜して延び、タイヤ幅方向外側端のみが主溝1a,1cに開口してタイヤ幅方向内側端が陸部内で閉塞している。第2横溝5は、第1横溝4と同方向(本実施形態では図1の右上がり方向)に傾斜していればよく、本実施形態では第1横溝4と第2横溝5とが同じ角度で傾斜しているが、これらは互いに異なっていても構わない。センター周方向細溝6は、タイヤ周方向に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に隣り合う第1横溝4と第2横溝5とを連通させている。かかる構成により、第1横溝4及び第2横溝5の稜線長さを確保して路面との滑りを抑制しながら、制駆動時などにおけるセンター陸部2の変形を抑制できる。
また、第1横溝4と第2横溝5とは、タイヤ子午線への投影が互いに重なるように延在している。図示はしないが、タイヤ子午線は、タイヤ赤道Cに直交して図1の左右方向に延びる仮想線である。そして、図2,3に示すように、第1横溝4及び第2横溝5の溝深さが、主溝との開口端4a,5aから遠ざかるにつれて漸減するように形成されている。本実施形態では、第1横溝4及び第2横溝5の溝底4b,5bがテーパ状に形成されている例を示す。かかる構成により、第1横溝4と第2横溝5とが設けられたセンター陸部2のブロック剛性を確保してセンター摩耗を抑制することができる。
また、第1横溝4及び第2横溝5の溝深さが開口端4a,5aから遠ざかるにつれて漸減することにより、第1横溝4及び第2横溝5の溝底エッジ部に作用する応力を分散させて、センター陸部2を構成するブロックの損傷を防ぐことができる。そのうえ、摩耗の進行に応じて溝底4b,5bが徐々に露出するため、溝深さを階段状に減少させた場合に比べて摩耗促進箇所が顕在化し難く、摩耗過程におけるトレッド面の外観が良好となる。
第1横溝4のタイヤ幅方向長さL4及び第2横溝5のタイヤ幅方向長さL5は、それぞれセンター陸部2の最大幅W1の50〜85%であることが好ましい。長さL4,L5が最大幅W1の50%未満であると、横溝の稜線長さが減少してエッジ効果が低減するため、WET性能が低下する傾向にある。一方、長さL4,L5が最大幅W1の85%を超えると、センター陸部2におけるブロック剛性が低下するため、偏摩耗抑制効果が小さくなる傾向にある。
第1横溝4及び第2横溝5の溝深さは、長さL4,L5の半分より閉塞側の領域では主溝深さDの50%以下であることが好ましい。これにより、接地圧が高くなりがちなセンター陸部2のブロック剛性を確実に高めて、偏摩耗を効果的に抑制することができる。また、第1横溝4及び第2横溝5の最深部の溝深さは、主溝深さDの80〜100%であることが好ましい。
上述のように、第1横溝4と第2横溝5とはタイヤ子午線への投影が互いに重なるものであるが、その重なる領域のタイヤ幅方向長さは、長さL4と長さL5との平均値に対して5〜60%であることが好ましい。これが5%未満だと、横溝の稜線長さを確保し難くなるため、WET性能の向上効果が小さくなる傾向にある。一方、これが60%を超えると、センター陸部2におけるブロック剛性が低下するため、偏摩耗抑制効果が小さくなる傾向にある。
センター周方向細溝6の溝深さは、主溝深さDの10〜70%以上であることが好ましい。これが10%未満であると、排水性が低減してWET性能が低下する傾向にある。一方、これが70%を超えると、センター陸部2におけるブロック剛性が下がり、耐偏摩耗性能が低下する傾向にある。
本実施形態では、センター周方向細溝6が、第1横溝4及び第2横溝5を介して、幅広部6aと幅狭部6bとを交互に配列して構成されている。幅広部6aは、幅狭部6bよりも溝幅が広く、これによって特に摩耗初期段階での排雪性を確保することができる。このような幅広部6aを形成すると、旋回時のブロック変形が大きくなることが懸念されるが、幅狭部6bを併せて形成しているため、旋回時のブロック変形を抑制してブロック剛性を確保できる。
幅広部6aは、耐偏摩耗性能とWET性能との両立を図る観点から、幅狭部6bの1.2〜2.0倍の溝幅を有することが好ましい。すなわち、これが1.2倍未満であると、排雪性の向上効果が小さくなるだけでなく、ブロックの動きが抑制され過ぎてWET性能が低下する傾向にある。一方、これが2.0倍を超えると、幅広部6a近傍のブロックが動き過ぎるため、偏摩耗抑制効果が小さくなる傾向にある。
幅広部6aは、幅狭部6bよりも溝幅を広くしつつ、幅狭部6bよりも溝深さを浅くして設けられている。これによって、幅広部6aの周辺と幅狭部6bの周辺との剛性バランスが良好となり、偏摩耗の抑制に寄与しうる。幅広部6aの溝深さは主溝深さDの10〜30%、幅狭部6bの溝深さは主溝深さDの50〜70%であるものが例示される。
幅広部6aの溝底には、センター周方向細溝6の延在方向に沿って1本以上のサイプを形成することが好ましい。これにより、摩耗が進行して幅広部6aの溝底がトレッド面に現れた段階でトラクション性能を高めうるため、摩耗の中末期段階でのWET性能を確保することができる。なお、幅広部6aに形成されるサイプとしては、幅が0.7〜1.0mm、最大深さ位置がトレッド面から主溝深さDの75%以下となるものが例示される。
一対のショルダー陸部3は、第3横溝7、第4横溝8及びショルダー周方向細溝9によって、各々が2本のブロック列31,32に区画されている。第3横溝7は、タイヤ幅方向に対して傾斜して延び、タイヤ幅方向内側端のみが主溝1a,1cに開口してタイヤ幅方向外側端が陸部内で閉塞している。第4横溝8は、第3横溝7と互い違いに設けられ、タイヤ幅方向に対して傾斜して延び、タイヤ幅方向内側端が陸部内で閉塞してタイヤ幅方向外側端が接地端Eに達している。第4横溝8は、第3横溝7と同方向(図1の右下がり方向)に傾斜していればよく、本実施形態では第3横溝7と第4横溝8とが同じ角度で傾斜しているが、これらは互いに異なっていても構わない。ショルダー周方向細溝9は、タイヤ周方向に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に隣り合う第3横溝7と第4横溝8とを連通させている。
図1に示すように、第3横溝7及び第4横溝8は、第1横溝4及び第2横溝5とは逆向きに傾斜している。また、ショルダー周方向細溝9とセンター周方向細溝6とが、タイヤ周方向に関して互いに逆向きに傾斜している。かかる構成により、センター陸部2を構成するブロックが倒れ込み易い方向と、ショルダー陸部3を構成するブロックが倒れ込み易い方向とが互いに逆向きになるため、トレッド面全体において制駆動時のブロックの変形を抑制して、偏摩耗抑制効果を高めることができる。
本実施形態では、センター陸部2の最大幅W1に対するショルダー陸部3の最大幅W2の比W2/W1が0.8〜1.2である。また、ショルダー周方向細溝9よりもタイヤ幅方向内側に位置する各ブロック列21,22,31の最大幅W21,W22,W31は、それらの最小値に対する最大値の比が1.0〜1.4であり、例えばW21<W31<W22であれば比W22/W21が上記範囲内となる。これにより、センター陸部2とショルダー陸部3との剛性バランス、並びに、ブロック列21,22,31の剛性バランスをとって、偏摩耗を効果的に抑制することができる。
更に、本実施形態では、各ブロック列21,22,31の最大幅W21,W22,W31に対するブロック列32の最大幅W32の比が1.1以上である。すなわち、比W32/W21,比W32/W22及び比W32/W31の何れもが1.1以上に設定されている。このようにして、ブロック列32の最大幅W32を他のブロック列21,22,31よりも大きく設定することで、横力による負荷が大きくなりがちなブロック列32の剛性を高めて、ショルダー摩耗を効果的に抑制することができる。なお、最大幅W2及び最大幅W32は接地端Eを基準にしている。
第3横溝7のタイヤ幅方向長さL7は、ショルダー陸部3の最大幅W2の30〜50%であることが好ましい。長さL7が最大幅W2の30%未満であると、横溝の稜線長さが減少してエッジ効果が低減するためにWET性能が低下する傾向にある。一方、長さL7が最大幅W2の50%を超えると、ショルダー陸部3におけるブロック剛性が低下するため、偏摩耗抑制効果が小さくなる傾向にある。
接地端Eを基準とした第4横溝8のタイヤ幅方向長さL8は、ショルダー陸部3の最大幅W2の50〜85%であることが好ましい。長さL8が最大幅W2の50%未満であると、横溝の稜線長さが減少してエッジ効果が低減するためにWET性能が低下する傾向にある。一方、長さL8が最大幅W2の85%を超えると、ショルダー陸部3におけるブロック剛性が低下するため、偏摩耗抑制効果が小さくなる傾向にある。
センター陸部2における第1横溝4及び第2横溝5の溝幅は、ショルダー陸部3における第3横溝7及び第4横溝8の何れか広い方の溝幅の30〜90%であることが好ましい。これが30%未満であると、センター陸部2とショルダー陸部3との剛性差が大きくなるため偏摩耗抑制効果が小さくなる傾向にある。一方、これが90%を超えると、センター陸部2の剛性が低下するため、接地圧が高くなりがちなセンター領域での偏摩耗抑制効果が小さくなる傾向にある。
本実施形態では、センター周方向細溝6を構成する幅広部6a,幅狭部6bの延在方向に沿った長さL6a,L6bが、同方向に沿ったブロック長さL21,L22の略1/2であり、ショルダー周方向細溝9の延在方向に沿った長さL9が、センター周方向細溝6の長さL6a,L6bの1.5〜2.5倍である。これが1.5倍未満であると、ショルダー陸部3にてヒールアンドトゥ摩耗が発生し易くなるとともに、操縦安定性が低下する傾向にある。一方、これが2.5倍を超えると、WET性能が低下する傾向にある。
また、センター周方向細溝6の溝幅は、センター陸部2の最大幅W1の15%以下であることが好ましく、ショルダー周方向細溝9の溝幅は、ショルダー陸部3の最大幅W2の15%以下であることが好ましい。これらが最大幅W2の15%を超えると、各陸部に対する溝の割合が大きくなるため、陸部剛性が低下して偏摩耗抑制効果が小さくなる傾向にある。
ショルダー陸部3を構成するブロックの最大長さL31,L32は、センター陸部2を構成するブロックの最大長さL21,L22に対して、それぞれ0.80〜0.95であることが好ましい。これが0.80未満であると、ショルダー陸部3におけるブロック剛性が低下するため、肩落ち摩耗やトゥアンドヒール摩耗が発生し易くなる傾向にある。一方、これが0.95を超えると、接地圧が高くなりがちなセンター陸部2での偏摩耗抑制効果が低下する。なお、長さL21,L22はセンター周方向細溝6の延在方向に沿った長さであり、長さL31,L32はショルダー周方向細溝9の延在方向に沿った長さである。
既述のように、ブロック列21,22,31よりもブロック列32の最大幅を大きく設定することが好ましく、それによって横力による負荷が大きくなりがちなブロック列32の剛性を高めて、ショルダー摩耗を抑制できる。これに対して、上記では、センター陸部2を構成するブロックの最大長さL21,L22を、ショルダー陸部3を構成するブロックの最大長さL31,L32よりも大きくすることで、前後力による負荷が大きくなりがちなセンター陸部2の剛性を高めて、センター摩耗を抑制することができる。
本実施形態では、ショルダー周方向細溝9が第3横溝7とT字形をなすように交差している。これにより、横力による負荷が大きくなりがちなブロック列32の剛性を高めて、特にショルダー摩耗の抑制に寄与しうる。
本発明の空気入りタイヤは、上記の如きトレッドパターンを備えること以外は、通常の空気入りタイヤと同等であり、従来公知の空気入りタイヤの材料、形状、構造、製法などが何れも本発明に採用することができる。
本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。したがって、例えば図4に示すような4本の主溝11a〜11dを設けて、トレッド面の陸部を、タイヤ赤道C上で延びるリブ10と、一対のセンター陸部20と、一対のショルダー陸部30とに区画するものでもよい。この場合、センター陸部20の最大幅W4に対するリブ10の最大幅W3の比W3/W4は、0.3〜0.8であることが好ましい。
また、前述の実施形態では、主溝がタイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる例を示したが、本発明では主溝がタイヤ周方向に沿ってストレート状に延びるものでも構わない。更に、前述の実施形態では、図2,3のように第1横溝4及び第2横溝5が溝深さを一律に変化させる例を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、溝底の勾配を途中で変化させたり、溝底に曲率を持たせたりしても構わない。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例について説明する。なお、タイヤの各性能評価は、次のようにして行った。
(1)WET性能
濡れた路面上で走行速度40km/hからロック制動させ、車両停止に至るまでの制動距離につき、実施例1を100として指数評価した。指数が大きいほど制動距離が短く、WET性能に優れていることを示す。
(2)耐偏摩耗性能
50,000km走行後のショルダー陸部のブロックの踏み込み側部と蹴り出し側部との摩耗量の差につき、実施例1を100として指数評価した。指数が大きいほど高低差が小さく、ヒールアンドトゥ摩耗に関して耐偏摩耗性能に優れていることを示す。また、上記距離を走行後のセンター領域の摩耗量(溝深さの減少量)と、ショルダー領域の摩耗量につき、それぞれ実施例1を100として指数評価した。指数が大きいほど摩耗量が少なく、センター摩耗、ショルダー摩耗に関して耐偏摩耗性能に優れていることを示す。
(3)操縦安定性能
実車の操縦安定性能に関する官能試験につき、実施例1を100として指数評価した。指数が大きいほど操縦安定性に優れていることを示す。
比較例及び実施例1〜8
図1に示すトレッドパターンを備えたサイズ11R22.5のタイヤにおいて、W21=W22=W31とすると共に、W2/W1、W32/W21、L9/L6aをそれぞれ表1に示す値にし、比較例及び実施例1〜8とした。なお、比較例では、第1横溝及び第2横溝の溝深さを変化させず一律に主溝深さと同等とした。タイヤ諸元としては、トレッド幅が228mm、主溝深さが14.5mm、センター主溝幅が11.5mm、ショルダー主溝幅が12.5mm、横溝幅が10.5mmである。結果を表1に示す。
Figure 2009161046
表1より、比較例に比べて、実施例1〜8では何れもWET性能を確保しながら偏摩耗を抑制できている。また、実施例1〜3に比べて、実施例4ではショルダー摩耗の傾向があり、実施例5ではセンター摩耗の傾向があることから、W2/W1は0.8〜1.2が好ましいことが分かる。更に、実施例1〜3に比べて、実施例6ではショルダー摩耗の傾向があることから、W21、W22及びW31に対するW32の比は1.1以上が好ましいことが分かる。そして、実施例1〜3に比べて、実施例7ではヒールアンドトゥ摩耗の傾向があると共に操縦安定性が低下しており、実施例8ではWET性能が低下していることから、L9/L6aは1.5〜2.5が好ましいことが分かる。
本発明に係る空気入りタイヤのトレッドパターンの一例を示す平面図 図1のA−A矢視断面図 図1のB−B矢視断面図 本発明に係る空気入りタイヤのトレッドパターンの変形例を示す平面図
符号の説明
1a〜1c 主溝
2 センター陸部
21,22 ブロック列
3 ショルダー陸部
31,32 ブロック列
4 第1横溝
4a 主溝との開口端
5 第2横溝
5a 主溝との開口端
6 センター周方向細溝
6a 幅広部
6b 幅狭部
7 第3横溝
8 第4横溝
9 ショルダー周方向細溝

Claims (3)

  1. トレッド面に、タイヤ周方向に沿って延びる3本以上の主溝が設けられた空気入りタイヤにおいて、
    タイヤ幅方向最外側の主溝よりもタイヤ幅方向内側に、タイヤ周方向に沿って延びる一対のセンター陸部がタイヤ赤道を挟んで設けられ、
    前記センター陸部の各々が、タイヤ幅方向に対して傾斜して延び、タイヤ幅方向内側端のみが主溝に開口する第1横溝と、前記第1横溝と同方向に傾斜して延び、タイヤ幅方向外側端のみが主溝に開口し、前記第1横溝と互い違いに設けられた第2横溝と、タイヤ周方向に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に隣り合う前記第1横溝と前記第2横溝とを連通させるセンター周方向細溝と、によって2本のブロック列に区画されており、
    前記第1横溝と前記第2横溝とのタイヤ子午線への投影が互いに重なるとともに、前記第1横溝及び前記第2横溝の溝深さが主溝との開口端から遠ざかるにつれて漸減することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ幅方向最外側の主溝よりもタイヤ幅方向外側に、タイヤ周方向に沿って延びる一対のショルダー陸部が設けられ、
    前記ショルダー陸部の各々が、タイヤ幅方向に対して傾斜して延び、タイヤ幅方向内側端のみが主溝に開口する第3横溝と、前記第3横溝と同方向に傾斜して延び、タイヤ幅方向内側端が閉塞してタイヤ幅方向外側端が接地端に達し、前記第3横溝と互い違いに設けられた第4横溝と、タイヤ周方向に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に隣り合う前記第3横溝と前記第4横溝とを連通させるショルダー周方向細溝と、によって2本のブロック列に区画されており、
    前記第3横溝及び前記第4横溝が前記第1横溝及び前記第2横溝とは逆向きに傾斜するとともに、前記ショルダー周方向細溝が前記センター周方向細溝とは逆向きに傾斜する請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記センター陸部の最大幅に対する前記ショルダー陸部の最大幅の比が0.8〜1.2であり、
    前記センター陸部及び前記ショルダー陸部を構成するブロック列のうち、前記ショルダー周方向細溝よりもタイヤ幅方向内側に位置する各ブロック列の最大幅は、それらの最小値に対する最大値の比が1.0〜1.4であり、
    前記ショルダー周方向細溝よりもタイヤ幅方向内側に位置する各ブロック列の最大幅に対する、前記ショルダー周方向細溝よりもタイヤ幅方向外側に位置するブロック列の最大幅の比が1.1以上である請求項2に記載の空気入りタイヤ。
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