JP2009160390A - 医用画像診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長さの長い撮影部に置かれる被検者の閉塞感、不安感を内部を照明することによって取り除くこと。
【解決手段】X線CT装置20とPET装置30とが長手方向に配置され、寝台天板61に載置した被検者Pを位置づけて画像データを収集するための筒状の撮影部を有する医用画像診断装置において、筒状の撮影部13に各撮影位置を避けて被検者へ情報を提供するための表示部40や撮影部を程よい明るさにするための照明部50を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、X線CT装置と核医学診断装置(例えばPET装置)とを組合せて構成した医用画像診断装置に関する。
医用画像診断装置の進展は目覚しく、疾病の早期発見、病巣の位置や形状・大きさの確認、治療経過の観察などに用いられ、医療福祉の向上に貢献している。これら医用画像診断装置としては、例えばX線診断装置、超音波診断装置、X線CT装置、磁気共鳴イメージング装置、核医学診断装置など診断目的に応じて多種類のものが使用されている。
これら各医用画像診断装置は、夫々に異なった機能的な特徴を有しており、近頃では、同一の患者(被検者)に対して複数の医用画像診断装置による診断画像を得ることによって、より確実な診断を行うようになってきている。例えば、X線CT装置により断層画像や三次元画像として得られる人体内部の形態的な情報と、核医学診断装置によって放射性同位体の線量分布を画像化することによって得られる、人体組織の生理的機能や生化学的代謝機能の情報とを総合的に観察することが行われている。
この場合、X線CT装置と核医学診断装置とは、同一医療施設であっても、通常は別の撮影室に設置されており、被検者は夫々の撮影室を移動して撮影に望まなければならず、被検者にとっての負担が大きかった。また、歩行が困難な被検者については、移動用の寝台に載せた状態で医療スタッフがそれぞれの撮影室へ運ぶことになり、医療スタッフの負担も無視できなかった。
そこで、このような被検者や医療スタッフの負担を軽減させながら、診断効果を上げるために、X線CT装置の架台と核医学診断装置の架台とを同じ撮影室内に並べて配置し、撮影用寝台を共用してこの天板に載せた被検者について、X線CT装置と核医学診断装置とによる撮影を順次継続して実施できるようにした複合装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。なお、この特許文献1に記載された複合装置は、X線CT装置の架台と核医学診断装置(例えば、PET装置:Positron Emission Tomograpy)の架台とは夫々独立したものとして構成されているが、最近では1つの架台にX線CT装置の撮影部とPET装置の撮影部とを収容したものも提案されている。
特開2005−348841号公報
ところで、X線CT装置やPET装置は、中空筒状(ドーム状)に形成された撮影部に、寝台天板に寝かせた被検者を送り込んで画像データを収集することになるが、X線CT装置とPET装置とを組合せて一体的に構成した医用画像診断装置では、被検者を配置して画像データを収集するための撮影部の長さ(奥行き)が長くなる。殊に、昨今のX線CT装置は例えば256スライスの同時撮影を可能とする多列検出器が搭載されるようになってきており、そのため撮影部の長さが飛躍的に長くなり、X線CT装置とPET装置とを一体化した医用画像診断装置の架台の前面カバーと後面カバーとの間に形成される中空筒状の撮影部の長さも長くなる。
この中空筒状の撮影部の長さが長くなると、ここに外部(すなわち撮影室内)からの照明光が入り難くなるので、撮影部内が暗くなってしまい、撮影室の照明を明るくしても撮影部内を十分明るくすることは難しかった。そして、撮影の開始位置から終了位置に到達するまでの間、この暗い撮影部が被検者の視界の大部分を占めることになるので、被検者に大きな不安感をもたせてしまうという問題があった。また、PET装置による画像データの収集(以下、PET撮影という。)には、通常30分程度の時間がかかり、その間被検者は撮影部に置かれたままじっとしていなければならないので、被検者により不安感、閉塞感を与えてしまうことになっていた。
また、従来のX線CT装置では、撮影部の端部すなわち架台の前面や後面のカバーに、表示機構が備えられていて、被検者はこの表示を見て、撮影の進行状況や息止めの開始や停止あるいは息止めの継続時間などを認識することができたが、X線CT装置とPET装置とが一体的に構成された医用画像診断装置では、撮影部の長さが飛躍的に長くなり、撮影部内からその端部の表示機構を視認することができず、撮影を実施する側としても被検者側としても、表示機構の持つ機能を十分利用することができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものである。
本発明の一形態は、内部に被検体を入れて撮影するための筒状の空間を有する医用画像診断装置である。この医用画像診断装置は、前記筒状の空間の長手方向の一部領域であって、該筒状の空間の断面となる円周方向に沿った位置に配置され、前記被検体から放出されるX線を検出するX線検出部と、前記筒状の空間の前記X線検出部と異なる領域であって、該筒状の空間の断面となる円周方向に沿った位置に配置され、前記被検体から放出される放射線を検出する放射線検出部と、前記筒状の空間の長手方向の一部領域であって、前記X線検出部および前記放射線検出部の外部を光の照射範囲とする位置に配置され、前記被検体への情報を表示する表示部または前記筒状の空間を照明する照明部を形成する発光部と、を備える。
本発明の一形態によれば、狭く、そして視界も限られる撮影部内に置かれる被検者に対して、撮影部内を明るくし、撮影の進行状況などに関する情報を提供するようにしたことにより、被検者を閉塞感から解放するとともに安心感を持って医用画像の撮影に望んでもらうことができ、被検者の立場に立った医用画像診断装置が提供される。
また、X線CT装置とPET装置との撮影部が共通となり、寝台天板に載置された被検者をX線CT装置とPET装置の各撮影位置に順次位置づけることができるので、CT撮影とPET撮影とを効率的に実施することができ、被検者や医療スタッフの負担を軽減できる。
また、X線CT装置とPET装置との各撮影位置を避けて照明部および/または表示部を設けることになるので、両装置での画像データの収集に支障を及ぼすことを確実に防止できる。
また、X線CT装置とPET装置との各撮影位置を含めて撮影部の壁面をスクリーンとして利用するので、両装置での画像データの収集に支障を及ぼすことなく表示範囲を広くとることができる。
また、被検者に息止めの開始、終了などを容易に指示することができ、撮影の失敗を防止できる。また、撮影終了までの時間を知らせて、被検者に安心感を与えることができる。さらに、短編映画などの動画を表示すれば、撮影時間が長くなる場合でも被検者を退屈させることなく、よりリラックスして撮影に望んでもらうことができる。
また、照明が直接被検者の目に差し込まないので、眩しさがなく、被検者は長時間の撮影でも安静を保つことができる。
以下、本発明に係る医用画像診断装置の一実施例を説明する。なおこれらの図において、同一部分には同一符号を付して示してある。
図1は、本発明に係る医用画像診断装置の一実施例の全体的な構成を示した系統図である。医用画像診断装置10は、架台を共通にしてX線CT装置20とPET装置30とを備えている。また後述するが、医用画像診断装置10は、X線CT装置20とPET装置30とを共通にする撮影部を備えており、この撮影部には表示部40と照明部50が設けられている。そして、医用画像診断装置は、その撮影部へ被検者を送り込むための寝台60を備えている。なお、X線CT装置20、PET装置30および寝台60を制御するためのスキャン制御部70と、このスキャン制御部70の制御のもとで表示部40と照明部50を制御するナビゲーション制御部80およびスキャン制御部70に対して操作者が適宜指示や設定値などを入力する操作部90なども備えている。
次に、本発明に係る医用画像診断装置の一実施例のより具体的な構成を、図2を参照して説明する。
図2は、本発明に係る医用画像診断装置の一実施例の側面側から見た縦断面図であり、医用画像診断装置10の内部に配置されるX線CT装置20とPET装置30の位置関係および撮影部13との関係を概略的に示したものである。
すなわち、医用画像診断装置10は床に据付られており、内部にX線CT装置20とPET装置30とが、撮影部13を共通にして長手方向に直列に配置されている。医用画像診断装置10の表面はカバーで覆われていて、前面カバー11と後面カバー12の間を貫通するようにして、中空筒状の撮影部13が医用画像診断装置10の略中央部に形成されている。この撮影部13には、被検者Pを載置した寝台60の天板61が、矢印62で示すように前面カバー11の外側から進退自在に挿入されるようになっている。なお、撮影部13は、マイラーなどを材料としたカバー14(以下、ドームカバーと称する。)で囲まれて中空筒状に形成され、このドームカバー14によって、医用画像診断装置10の内部と撮影部13とが仕切られている。
医用画像診断装置10は、X線CT装置20とPET装置30とに分けられている。図2では、寝台60が左側に配置され、X線CT装置20、PET装置30の順に並んでいる。このような配置になることで、被検者Pは、寝台60から送り込まれ、X線CT装置20により撮影され、その後PET装置30により撮影される。
図2では後面カバー12側を頭側とし、前面カバー11側を足側としたので、このときPET装置30による撮影の時には主に表示部45の画面を被検者Pは見ることになる。一方、被検者Pは逆向きに送り込まれることもある。このときにはPET装置30による撮影の時には表示部40の方が頭に近くなるので、被検者Pは表示部40の画面を見ることになる。したがって、ナビゲーション制御部80は、被検者Pの向きにしたがって、表示部40に画面表示するか、表示部45に画面表示するかを決めて指示する。被検者Pの向きは操作部90から指示してもよく、検査の進行状態からナビゲーション制御部80が判断しても良い。または被検者Pの向きに関わらず、表示部40と表示部45の両方の画面に表示しても良い。
X線CT装置20は、斜線を施した部分に、撮影部13の周りを回転するX線管とX線検出器からなるX線部25を備えており、符号21を付して示した周状の範囲がX線の照射と検出を行う位置となり、X線部25が回転することになる。以下、この位置21をCT撮影位置21と称する。このCT撮影位置21およびX線部25は、X線CT装置20の中心領域に位置している。そして、このX線CT装置20は、寝台60から進行方向62に沿って、医用画像診断装置10に入ったところに配置されている。
一方、PET装置30は、符号31を付して示した周状の範囲が、予め被検者Pに投与した放射性薬剤に基づき被検者Pから放出されるガンマー線を検出する位置となり、この位置31の斜線を施した部分に、撮影部13の周りを囲むようにガンマー線を検出する検出器を含むPET検出部35が配列されている。以下、この位置31をPET撮影位置31と称する。このPET撮影位置31およびPET検出部35は、PET装置30の中心領域に位置している。そして、このPET装置30は、寝台60から進行方向62に沿って、X線CT装置20からさらに入ったところに配置されている。
なお、撮影部13の内周面に設けたドームカバー14には、CT撮影位置21とPET撮影位置31との部分だけ、他と異なるように着色したり模様を付けたりして、CT撮影位置21とPET撮影位置31とが、撮影部13内から被検者Pまたは医療スタッフが目視で確認できるようになっている。
また、撮影部13には、CT撮影位置21とPET撮影位置31とを避けるようにして、表示部40,45と照明部50,55とが設けられている。すなわち、表示部40と照明部50は、CT撮影位置21とPET撮影位置31間に設けられる。表示部40と照明部50は、X線CT装置20とPET装置30にまたがって配置されている。表示部40は、医用画像診断装置10内部のドームの、上側の壁に沿って、この上側の壁の下部に配置されている。照明部50は、医用画像診断装置10内部のドームの、下側の壁に沿って、この下側の壁に載せて配置されている。
一方、表示部45と照明部55は、CT撮影位置21から前面カバー11寄りの空間部或いはPET撮影位置31から後面カバー12よりの空間部に適宜設けられる。表示部45は、医用画像診断装置10内部のドームの、上側の壁に沿って、この上側の壁の下部に配置されている。照明部55は、医用画像診断装置10内部のドームの、下側の壁に沿って、この下側の壁に載せて配置されている。
ところで表示部40は、被検者Pに対して撮影の進行状況などの情報を提供して、撮影時の被検者Pの不安感を低減することを目的としており、或いは撮影を実施する医療スタッフが、被検者に息止めを指示したり、息止めの終了を伝えたりするために設けたものである。そのため、例えば現在X線CT装置20での撮影を実施中であるとか、PET装置30での撮影中であるとかを表示したり、比較的長い時間を要するPET装置30による撮影中には、撮影終了までの残り時間を表示したりする。さらに、短編映画などの動画の表示も可能であり、被検者の好みに応じた動画を選択的に表示することにより、撮影中の被検者にリラクゼーションを提供することもできる。
この表示部40としては、例えばELディスプレイ、液晶表示器、電子インクシートなど各種の公知の表示装置を採用することができる。またその形状も平板状のものや、円筒状のドームカバー14の壁面に沿った曲面状のものなど適宜のものを採用することができる。さらに、撮影部13のドームカバー14の表面をスクリーンとして利用することも可能であり、この場合は、前面カバー11または後面カバー12の外側にプロジェクタを配置しておき、撮影部13の外側から撮影部13内へ必要な情報を投影してドームカバー14の表面に表示させるようにする。また表示部45にも、表示部40と同様のものを採用する。
なお、図2には表示部40を2箇所に設けた様子を示したが、これに限らず1箇所でも3箇所以上に設けても良い。
一方照明部50は、撮影部13の長さが1メートルほどにもなると、外部からの光が入り難くなって撮影部13が暗くなることにより、被検者Pが不安に感じたり閉塞感を感じたりすることにつながるので、それら不安感や閉塞感を低減するために設けたものである。そのため、撮影部13を程よい明るさにし、かつ被検者Pが眩しさを感じないように、例えば挿入される天板61の下から撮影部13内に光が洩れるような間接照明となるようにしている。この照明部50としては、明るさを適宜調節できる調光可能なものであることが好ましい。
なお、照明部50も1箇所だけでなく複数個所に分散して設けても良く、天板61より上に位置するように設けても良い。また、照明部50をX線CT装置20側とPET装置30側とに分けて設け、X線CT装置20によるCT撮影中はX線CT装置20側の照明部50を点灯し、PET装置30によるPET撮影中はPET装置30側の照明部50を点灯する。このようにすれば、CT撮影位置21での撮影中か、PET撮影位置31での撮影中であるかを、被検者Pへ容易に認識してもらうことができ、照明部50を表示部40の機能としても利用することができる。
逆に、表示部40に各種情報が表示されているときは、表示部40の画面が撮影部13内を明るくすることにもなるので、この表示部40を作動させている場合には、照明部50の点灯を停止したり明るさを絞ったりして省エネを図るようにするのが良い。場合によっては、照明部50の設置を省略することも可能である。以上、照明部50について説明したが、照明部55にも同様のものを採用する。
図2は、医用画像診断装置10を被検者Pの進行方向横向きに示したものであるが、半径方向から見た場合についても後述する。半径方向の図として、断面100に沿って表示部40と照明部50を含む面、および断面110に沿ってPET検出部35を含む面、について後述する。
(各部の配置について)
以上のように、医用画像診断装置10の内部に表示部40,45および照明部50,55を配置して被検者Pに指示したり内部を明るくする場合について説明したが、これらの各部は、内部を明るくすればどこに配置してもかまわないというものではなく、被検者Pへの不安軽減を図るとともに、撮影に不都合が生じないよう配置することが望まれる。そこで次に、表示部40,45および照明部50,55の配置について説明する。
図3(A)は、表示部40を内部に配置する場合の一例である。表示部40をドーム上部に配置するとともに、被検者Pの進行方向に対して表示部40の位置とPET検出部35が重なる場合を示している。このように配置する場合、表示部40がPET検出部35と被検者Pの間に位置することで、表示部40が障害になることに加え、表示部40から発する光がPET検出部35に入ってしまうという問題が発生する。PET検出部35は光の照射に弱く、それにより検出にノイズが生じてしまったり、故障したりしてしまうという問題がある。したがって、図3(A)に示すような、表示部40によりノイズが生じるような配置は避けるようにすることが望ましい。
図3(B)は、表示部40を内部に配置する場合の他の一例である。この場合、表示部40をドームの内壁に配置するとともに、PET検出部35と並べた配置にしたものである。PET検出部35と並べているので、間に入って障害になるということは避けられるが、隣接しているので表示部40からの光がPET検出部35に入るという問題がある。
以上の問題は、放射線を検出して診断するという核医学診断装置に対して生ずるものであり、たとえばMRI装置のように磁気を用いて検出する装置の場合、特に問題とならない。したがって、たとえばMRI装置も同様にドーム内部が長くなってしまうという問題はあるが、こうしたMRI装置に対して内部を照明しようという場合は、図3(A)のように検出器下部に配置したり、図3(B)のように並べて配置したりされる。少なくとも表示部40,45および照明部50,55の配置を検討する必要性は生じない。
後述の実施の形態では、X線CT装置20とPET装置30をつなげることでドーム内部が大きくなり暗くなることから、内部に表示、照明をすることを意図している。さらにMRI装置と異なりPET装置では光に弱いという性質があることから、後述のように表示部40,45および照明部50,55の配置を工夫するものである。
図3(A)および3(B)では表示部40を用いて説明したが、表示光がノイズを生じる点では表示部45も同様であり、また光を発する点では照明部50,55も同様に配慮して配置することが求められる。そこで、以上の問題点を解決するための配置について、図2の構成に関連してさらに詳細に説明する。
(各部の配置に関する実施例)
図4は、医用画像診断装置のドーム内の配置を説明するブロック図である。図4の構成は図2と基本的には同じであるが、表示部40,45および照明部50,55の配置をさらに詳細に説明したものである。図3(A),図3(B)に関連して説明したように、表示部40,45はドーム上部の内壁下側に、PET検出部35から離れて配置される。同様に、照明部50,55も、ドーム下側の内壁上側に、PET検出部35から離れて配置される。
このように各部をPET検出部35から離して配置している一方、PET検出部35に近すぎると光を入れてしまうことになる。内部のスペースの都合上、極端に離れて配置するのもまた難しい。そこで、表示部40,45および照明部50,55の照射範囲をPET検出部35の外側とする。すなわち、図4の配置によれば、PET検出部35およびX線部25の外側を光の照射範囲とする位置に、表示部40,45および照明部50,55を配置する。それによりPET検出部35に光が照射されないので、光の入射によるノイズを回避することができる。
表示部40および照明部50は、X線部25とPET検出部35の間に、X線部25にもPET検出部35にも重ならないように配置する。さらに、X線部25およびPET検出部35と重なる位置からさらに離して配置し、表示部40および照射部50のそれぞれから発光する光の照射範囲を、X線部25およびPET検出部35の間の空間内とする。
表示部45および照明部55は、PET検出部35から後面カバー12側に、PET検出部35に重ならないように配置される。そしてさらに、X線部25およびPET検出部35と重なる位置からさらに離して配置し、表示部45および照射部55のそれぞれから発光する光の照射範囲を、PET検出部35から外までの間の空間内とする。
表示部40は、医用画像診断装置10のドーム上部であって、その照射範囲47がPET検出部35(下方)の外側となる位置に配置される。このときの表示部40の位置はPET検出部35(上方)から離れている。表示部40が情報を表示すると光を発するので、その光はドーム下部の照射範囲47に届く。この照射範囲47がX線部25およびPET検出部35と重ならないように、この照射範囲47は、PET検出部35の外側に形成される。照射範囲47がPET検出部35の外側に形成されるので、PET検出部35に光が入射されない。
また、表示部45についても表示部40と同様である。表示部45はドーム上部であって、その照射範囲46がPET検出部35の外側となる位置に配置されて発光するので、ドーム下部に照射範囲46を形成する。この照射範囲46がPET検出部35の外側とされるので、PET検出部35に光が入射されない。
また、照明部50についても同様で、ドーム下部であって、その照射範囲57がPET検出部35の外側となる位置に配置されて発光して、ドーム上部に照射範囲57を形成する。一方で照明部55もドーム下部であって、その照射範囲56がPET検出部35の外側となる位置に配置されて発光してドーム上部に照射範囲56を形成する。照射範囲56および57は、PET検出部35の外側とされ、PET検出部35に光が入射されない。
(遮蔽板)
以上、各部の配置によりその照射範囲をX線部25とPET検出部35の外側としたが、PET検出部35への光の入射を回避する構成は、他にも考えられる。たとえば、表示部40の側面に遮蔽板86を配置することが考えられる。遮蔽板86を設けることにより、光の照射範囲47は狭くなる。この狭くなった照射範囲47を、X線部25とPET検出部35の間とする。照射範囲47は狭くなるので、表示部40は、X線部25とPET検出部35の間で配置しやすくなり、たとえばX線部25寄り、またはPET検出部35寄りに配置することも出来る。表示部40の配置に自由度が増すので、表示部40を被検者Pにとって見やすい場所に配置することが出来る。
ここで、遮蔽板86は、表示部40の被検者Pの進行方向および逆方向に沿った側部をすべて覆うように配置される。したがって、ドーム断面から見て、表示部40がドーム内に半径方向に沿って曲線状に配置されている場合、この遮蔽板86も同様に半径方向に沿って曲線状に配置される。表示部40は曲線状でなく、平板の場合もあるが、このときは遮蔽板86も表示部40の平板に沿って直線状に配置される。しかしドーム内壁は曲線なので、遮蔽板86のすきまから光が漏れないように、遮蔽板86は、ドームの内壁に至るまで表示部40をふさぐ。このように、遮蔽板86を側面に配置することにより、光を外に漏れないようにふさぐ。光を遮蔽板86によりふさぐことにより、表示部40から光の広がりを一定範囲に抑えるので、照射範囲47の大きさを最小限にすることができ、PET検出部35に光が照射されるのを防ぐことが出来る。
表示部40には遮蔽板86を配置したが、表示部45には遮蔽板87、照明部50には遮蔽板88、照明部55には遮蔽板89を配置することが出来る。それによってそれぞれ照射範囲46,57,56を狭め、PET検出部35に光が照射されるのを防ぐことが出来る。遮蔽板87,88,89の配置は、遮蔽板86と同様である。
また、上述のように各部からの光の照射範囲が狭められるので、表示部40,45は、配置の自由度が増し、これにしたがって被検者Pから見えやすい位置に配置されるのが好ましい。そのために表示部40,45の2つが図4に示したように配置される。そして、被検者Pが後面カバー12向き、すなわち図4では右向きに進むときには、PET検出部35から後面カバー12側に離れて配置された表示部45を見ることができるので、表示部45は被検者Pの顔の前に位置し、被検者Pは表示部45の画面を見ることができる。一方、被検者Pが前面カバー11向き、すなわち図4では左向きに進むときには、PET検出部35から前面カバー11側に離れて配置された表示部40を見ることができるので、表示部40は被検者Pの顔の前に位置し、被検者Pは表示部40の画面を見ることができる。
図5は、医用画像診断装置のドーム内の配置の他の一例を説明するブロック図である。図5も、図4と同様に表示部40,45および照明部50,55の配置を説明するものであるが、図4で遮蔽板86−89を設けたのに代えて、図5では、遮蔽板96−97を設けてPET検出部35を光から遮断する。この遮蔽板96,97によって、表示部40,45および照明部50,55からの光を遮断する。図5では遮蔽板86−89を配置していないが、遮蔽板96−97とともに配置しても良い。図4と図5の両方の構成を採用することにより、PET検出部35への光の入射をより確実に防ぐことが出来る。しかし、図5では説明の便宜のために、遮蔽板96,97を採用する場合について説明する。さらに、その他の例として、図9ではカバー98,99を採用する場合についても後述するが、これも同様に併用してよい。
遮蔽板96は、X線部25およびPET検出部35に沿って円周方向に配置され、被検者Pの進行方向および逆方向に対してX線部25およびPET検出部35を覆っている。X線部25およびPET検出部35は、医用画像診断装置10のドーム内に、断面を形成する円周方向に沿って配置されている。したがってこのドーム断面の円周方向に沿って、遮蔽板96を配置することにより、X線部25と、PET検出部35を光から遮断している。このとき、遮蔽板96を単純にX線部25とPET検出部35の側部に形成しても良いが、図5に示されるように、ドーム内に出っ張る形にしても良い。内部に出っ張ることにより、その出っ張りの高さの分だけ光を遮断することができる。
なお、この遮蔽板96は、被検者Pの進行方向および逆方向に対して、PET検出部35の両側に配置される。両側に遮蔽板96が配置されるので、遮蔽板96のX線部25側で表示部40および照明部50からの光を遮断し、一方、遮蔽板96の後面カバー12側で表示部45および照明部55からの光を遮断する。X線部25には、遮蔽板96はPET検出部35側のみに配置すれば足りる。X線部25から外側には発光装置は配置されていないからである。
このように遮蔽板96を配置することにより、表示部40,45および照明部50,55からの光は、遮蔽板96の側部にまで光を照射させても、X線部25およびPET検出部35に光が照射させるのを防ぐことが出来る。すなわち、遮蔽板96がなければX線部25またはPET検出部35が光の照射範囲となる場合でも、遮蔽板96があることにより、照射範囲46,47,56,57は、X線部25およびPET検出部35の外側となる。遮蔽板96により、光の照射範囲に対するX線部25およびPET検出部35の外側となる範囲が広がるので、表示部40,45および照明部50,55の配置に自由度が増す。
図6は、医用画像診断装置10の断面図である。図6は具体的には、図4に示した断面100に沿った断面を示している。断面100は表示部40および照明部50を含むとともに、X線部25およびPET検出部35を含まない。したがって図6は、光が照射される領域を示す断面を示している。図5の中央で、被検者Pは天板61に載せられて医用画像診断装置10の中央に位置している。そしてこの被検者Pと天板61が入れられているドームの、上側に表示部40が配置され、下側に照明部50が配置される。図6は断面100に沿っているのでこうした配置になるが、表示部45および照明部55を含む断面で切った場合は、図6の表示部40は表示部45に、照明部50は照明部55に置き換えられる。
図7は、光の照射経路を含む領域の断面図である。図7が示す領域は図6と同じである。被検者Pは天板61を背に、表示部40に向かっているので、表示部40を直接見る位置になる。一方照明部50は被検者Pの背中側にあるので、直接照明部50を見ることにならない。しかし照明部50からの光は方向120に沿って、ドーム内の円周方向に光が伝わってドーム上部へと進んでいく。それによりドーム内が間接照明的に照らされるので、その過程で光の強度が落ちていくとともに内部が全体的に照らされる。それにより、ドーム内は真っ暗な落ち着かない雰囲気から、程よく照明された安心感のある環境へとなっていく。その一方で、図4および図5で説明したように、X線部25およびPET検出部35側への光は遮断するので、機器への悪影響も防いでいる。
図8は、PET検出部が配置される領域の断面図である。図6および7は、断面100に沿った医用画像診断装置10の断面図を示したが、図8は、断面110に沿った断面を示している。断面110は、PET検出部35を含む一方、表示部40,45と照明部50,55を含まない。したがって図8は、PET装置30によって検出がされる領域である一方、光が照射されない領域の断面を示している。図8の中央で、被検者Pは天板61に載せられて医用画像診断装置10の中央に位置している。そしてこの被検者Pと天板61が入れられているドームの円周方向に沿って、PET検出部35が配置されている。断面110は、PET検出部35が含まれるどの位置でも同じであり、PET検出部35が円周に沿って配置され、表示部40,45および照明部50,55は含まれない。
図9は、PET検出部をカバーで覆った場合の断面図である。図9が示す領域は図8と同じである。図4および図5では、PET検出部35に入射される光を防ぐために、遮蔽板86−89を設けたり、遮蔽板96を設けたりしたが、これに対して図9ではカバー130を配置する。カバー130は医用画像診断装置10の断面の円周に沿って覆うように配置される。カバー130はPET検出部35の表面を重ねられるが、カバー130とPET検出部35の隙間から光が漏れないように、被検者Pに対する進行方向および逆方向へのカバー130の幅を、PET検出部35よりも広くしても良い。このカバー130の材料としては、プラスチックが考えられる。プラスチックを採用することにより、表示部40,45および照明部50,55からの光を遮断することが出来る一方、PET検出部35への放射線は透過される。光が遮断されるのでPET検出部35へのノイズおよび故障を防ぐことが出来る一方、ガンマ線などの放射線は透過するので、被検者Pの撮影は実行することが出来る。カバー130としては、光を遮断するとともに放射線を透過する材料であれば他のものも考えられるが、逆に金属などは適さない。
次に、このように構成された本発明に係る医用画像診断装置の一実施例の動作について説明する。
撮影を受ける被検者Pは、寝台60の天板61に寝かせて載せられる。次に、医師や放射線技師などの医療スタッフが、操作部90からスキャン制御部70へ、撮影に当たっての必要な指示を入力する。この指示を受けてスキャン制御部70は、寝台60を駆動して被検者Pの載っている天板61を医用画像診断装置10の撮影部13へ導き、所定の位置に停止させる。そして、引き続きスキャン制御部70の指示のもとで、例えばX線CT装置20によるCT撮影が開始される。なお、このときナビゲーション制御部80は、スキャン制御部70の動作信号を受けて、表示部40や照明部50をオンにする。
すなわち、ナビゲーション制御部80は、X線CT装置20による撮影時であれば、表示部40に例えば「CT撮影を開始します」とか「CT撮影を終了しました」などのメッセージを表示する。また、撮影のタイミングに合わせて、例えば「息を止めてください」、「しばらく動かないで下さい」、「息止め終了、楽にしてください」などのメッセージを表示する。
従って被検者Pは、この表示部40の表示を見ながらその指示に沿って撮影の終了を待つ。なお被検者Pは、撮影部13を囲んでいるドームカバー14に一部着色などによって識別されている部分から、CT撮影位置21を認識することができる。また、照明部50がX線CT装置20側とPET装置30側とに分けて設けられている場合には、X線CT装置20による撮影時に、ナビゲーション制御部80がX線CT装置20側の照明部50を点灯させるので、被検者Pはそのことからも現在X線CT装置20による撮影中であることを認識することができる。
X線CT装置20による撮影が終わると、スキャン制御部70は寝台60を駆動して、被検者Pの載っている天板61をPET装置30側へ移動させて所定の位置に停止させる。このとき、照明部50がX線CT装置20側とPET装置30側とに分けて設けられている場合には、ナビゲーション制御部80はX線CT装置20側の照明部50を消灯させるとともに、PET装置30側の照明部50を点灯させる。これによって、被検者PはX線CT装置20からPET装置30による撮影に切り替わったことを認識できる。
また、スキャン制御部70の制御に合わせて、ナビゲーション制御部80は、表示部40に必要なメッセージを表示する。そのメッセージとしては、撮影の進行に合わせて例えば「PET撮影を開始します」、「撮影には約30分かかります」、「撮影の残り時間は10分です」、「PET撮影を終了しました」などを表示する。従って被検者Pは、このメッセージを見ることによって、撮影の進行状況を認識できるので、不安感や閉塞感を持つことなく、撮影を受けることができる。なお時間の表示については、文字での表示に代えて、アナログ的、デジタル的なインジケータのような表示手法を用いてもよいことは言うまでもない。
さらに、撮影部13のドームカバー14の表面をスクリーンとして利用できるようにしたものにあっては、医用画像診断装置10の前面カバー11または後面カバー12の外側に配置したプロジェクタを、ナビゲーション制御部80で制御して、撮影の進行状況のほかに、被検者Pの要望に応じた動画などを投影することによって、長い時間におよぶ撮影中でも、被検者Pをリラックスさせて不安感を軽減し、さらに退屈させることも防止しながら撮影を継続することができる。
以上詳述したように本発明によれば、被検者Pの視界が筒状に延びた狭い撮影部13に限られる状況にあっても、被検者Pは撮影部13内の表示部40に表示される情報を見ることができるので、被検者Pの閉塞感や不安感の軽減に寄与することができる。
なお本発明は、上述の一実施例に限定されるとなく、要旨の範囲内で種々の態様で実施することができる。例えば、X線CT装置とPET装置を組合せたものに限らず、X線CT装置やPET装置単体の場合にも本発明を適用することができるし、医用画像診断装置が磁気共鳴イメージング装置であってもよい。ただし磁気共鳴イメージング装置の撮影部に設ける表示部や照明部は、非磁性材料で形成することが必要である。
医用画像診断装置の一実施例の全体的な構成を示した系統図である。 医用画像診断装置の一実施例の側面側から見た縦断面図である。 表示部を内部に配置する場合の一例である。 医用画像診断装置のドーム内の配置を説明するブロック図である。 医用画像診断装置のドーム内の配置の他の一例を説明するブロック図である。 医用画像診断装置の断面図である。 光の照射経路を含む領域の断面図である。 PET検出部が配置される領域の断面図である。 PET検出部をカバーで覆った場合の断面図である。
符号の説明
10 医用画像診断装置
13 撮影部
14 ドームカバー
20 X線CT装置
21 CT撮影位置
30 PET装置
31 PET撮影位置
40 表示部
50 照明部
60 寝台
61 天板
70 スキャン制御部
80 ナビゲーション制御部
90 操作部
P 被検者

Claims (11)

  1. 内部に被検体を入れて撮影するための筒状の空間を有する医用画像診断装置において、
    前記筒状の空間の長手方向の一部領域であって、該筒状の空間の断面となる円周方向に沿った位置に配置され、前記被検体から放出されるX線を検出するX線検出部と、
    前記筒状の空間の前記X線検出部と異なる領域であって、該筒状の空間の断面となる円周方向に沿った位置に配置され、前記被検体から放出される放射線を検出する放射線検出部と、
    前記筒状の空間の長手方向の一部領域であって、前記X線検出部および前記放射線検出部の外部を光の照射範囲とする位置に配置され、前記被検体への情報を表示する表示部または前記筒状の空間を照明する照明部を形成する発光部と、
    を備えることを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 前記発光部は前記表示部であり、前記医用画像診断装置を据え付けたときの配置において、該表示部は前記筒状の空間の断面となる円周の上部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記表示部は、前記筒状の空間の断面となる円周の上部のうち、前記放射線検出部から前記医用画像診断装置の外側までの間、または前記放射線検出部と前記X線検出部の間に配置されることを特徴とする請求項2に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記表示部は、前記筒状の空間の断面となる円周の上部のうち、前記放射線検出部から前記医用画像診断装置の外側までの位置に配置される第1表示部と、前記放射線検出部と前記X線検出部の間に配置される第2表示部により構成されることを特徴とする請求項2に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記発光部は前記照明部であり、前記医用画像診断装置を据え付けたときの配置において、該照明部は前記筒状の空間の断面となる円周の下部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  6. 前記照明部は、前記筒状の空間の断面となる円周の下部のうち、前記放射線検出部から前記医用画像診断装置の外側までの間、または前記放射線検出部と前記X線検出部の間に配置されることを特徴とする請求項5に記載の医用画像診断装置。
  7. 前記照明部は、前記筒状の空間の断面となる円周の下部のうち、前記放射線検出部から前記医用画像診断装置の外側までの位置に配置される第1照明部と、前記放射線検出部と前記X線検出部の間に配置される第2照明部により構成されることを特徴とする請求項5に記載の医用画像診断装置。
  8. 前記発光部は、前記筒状の空間の長手方向の両側に遮蔽部を備え、該遮蔽部によって前記発光部からの光を、前記X線検出部および前記放射線検出部の外部に誘導することを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  9. 前記放射線検出部は、前記筒状の空間の長手方向の両側に遮蔽部を備え、該遮蔽部によって前記発光部からの光から、前記放射線検出部を遮ることを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  10. 前記放射線検出部は、前記筒状の空間の断面となる円周方向に沿って配置される複数の検出器によって構成され、前記筒状の空間側から前記複数の検出器を覆うカバーをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  11. 前記表示部は、前記医用画像診断装置の動作の進行順序に沿って、前記医用画像診断装置からの指示または進行状況を示す情報を、変更して表示することを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
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