JP2009158812A - 半導体発光装置 - Google Patents

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Mitsuhiko Sakai
光彦 酒井
Shunji Nakada
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Abstract

【課題】1チップで、平坦化され、高輝度、多色発光可能な半導体発光装置を提供する。
【解決手段】半導体基板20と、半導体基板20上に配置された第1の半導体発光素子50と、第1の半導体発光素子50上に配置された第1のアノード電極34と、半導体基板20に形成された溝の内部に配置された基板10と、基板10上に配置された第2の半導体発光素子40と、第2の半導体発光素子40上に配置された第2のアノード電極100と、第1のアノード電極34および第2のアノード電極100が配置された側と反対側の半導体基板20上に配置されたカソード電極400とを備えることを特徴とする半導体発光装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体発光装置に関し、特に、多色発光可能な半導体発光装置に関する。
複数の異なる色の光を発光することのできる発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などの多波長半導体発光素子が開発されている。
例えば、1つの半導体基板上に異なる半導体材料により発光層形成部が少なくとも2個形成される1チップ型の半導体発光素子の製法に関しては、既に開示されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1の半導体発光素子においては、少なくとも2個形成される発光層形成部の一方は、AlGaInPの4元系化合物半導体層で形成され、他方はGaPからなる化合物半導体層で形成されている。
一方、例えば、一つの基板上に2波長の発光素子を実現して、白色または多様な混合色を形成できかつ、簡単な工程で製作することのできる白色発光ダイオード及びその製造方法についても、既に開示されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2の白色発光ダイオードにおいては、第1の発光部を構成する活性層は、AlGaInPの4元系化合物半導体層で形成され、第2の発光部を構成する活性層は、II―VI族の化合物半導体層で形成されている。結果として、基板上に635〜780nmの波長領域を有するIII−V族の化合物半導体と、450〜550nmの波長領域を有するII―VI族の化合物半導体とを成長させることで、白色及び多様な可視光領域の波長帯を実現している。
さらに、例えば、InAlGaNが積層されてなる窒化ガリウム系化合物半導体発光素子において、特に1チップで多色発光可能にできる発光素子についても、既に開示されている(例えば、特許文献3参照。)。特許文献3の発光素子においては、InAlGaNからなる活性層にドーピングを実施することによって、多色発光を実現している。
従来は2色以上の発光には、エピタキシャル成長を2回行うか、1度のエピタキシャル成長で発光波長の違う活性層を作りこむ必要があった。
図20(a)は、第1の半導体発光素子50と第2の半導体発光素子40を形成する際、エピタキシャル成長を2回行うことによって、発光波長の違う活性層を作りこむ従来構造例を模式的に示し、図20(b)は、第1の半導体発光素子50と第2の半導体発光素子40を形成する際、連続したエピタキシャル成長を行い、1度のエピタキシャル成長で発光波長の違う活性層を作りこむ従来構造例を模式的に示す。
しかしながら、青色〜緑色発光のLEDは窒化ガリウム系半導体材料で形成し、黄緑色〜赤色発光のLEDはInGaAlP系半導体材料で形成する必要があり、材料系が違うため、高効率なエピタキシャル成長層を使うことが難しかった。
特許第3817323号 特開2002−43624号公報 特許番号第2910023号
本発明の目的は、リセス構造を利用して平坦化され、1チップ化され、高輝度、多色発光可能な半導体発光装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の一態様によれば、半導体基板と、前記半導体基板上に配置された第1の半導体発光素子と、前記第1の半導体発光素子上に配置された第1のアノード電極と、前記第1の半導体基板に形成された溝の内部に配置され基板と、前記基板上に配置された第2の半導体発光素子と、前記第2の半導体発光素子上に配置された第2のアノード電極と、前記第1のアノード電極および前記第2のアノード電極が配置された側と反対側の前記半導体基板上に配置されたカソード電極とを備えることを特徴とする半導体発光装置が提供される。
本発明の実施の形態に係る半導体発光装置においては、窒化ガリウム系のLEDとInGaAlP系のLEDを、リセス構造を利用して1チップ化し、2色以上の半導体発光装置を実現することができる。
基板電極を共通カソード電極とすることで、カソードコモン構成で、窒化ガリウム系のLEDとInGaAlP系のLEDの光を上側に取り出すことが可能である。
本発明によれば、リセス構造を利用して平坦化され、1チップ化され、高効率のLEDを使うことで輝度が向上し、多色発光可能な半導体発光装置を提供するができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置などを下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
以下の本発明の実施の形態に係る半導体発光装置において、「透明」とは、透過率が約50%以上であるものと定義する。「透明」とは、本発明の実施の形態に係る半導体発光装置において、可視光線に対して、無色透明という意味で使用する。可視光線は波長約360nm〜830nm程度、エネルギー約3.4eV〜1.5eV程度に相当し、この領域で吸収および反射,散乱を起こさなければ、透明である。
透明性はバンドギャップEgとプラズマ周波数ωpによって決定される。バンドギャップEgが約3.1eV以上である場合、可視光線では電子のバンド間遷移が起こらないため、可視光線を吸収せずに透過する。一方、プラズマ周波数ωpよりも低エネルギーの光は、プラズマ内部に進入できないため、プラズマとみなせるキャリアによって、反射される。プラズマ周波数ωpは、キャリア密度をn、電荷をq、誘電率をε、有効質量をm*とすると、ωp=(nq2/εm*1/2で表され、キャリア密度の関数である。
[第1の実施の形態]
(素子構造)
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置は、図1(a)に示すように、半導体基板20と、半導体基板20上に配置された第1の半導体発光素子50と、第1の半導体発光素子50上に配置された第1のアノード電極34と、半導体基板20に形成された溝の内部に配置され基板10と、基板10上に配置された第2の半導体発光素子40と、第2の半導体発光素子40上に配置された第2のアノード電極100と、第1のアノード電極34および第2のアノード電極100が配置された側と反対側の半導体基板20上に配置されたカソード電極(半導体基板電極)400とを備える。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置は、図1(a)に示すように、溝の内部に配置された電極19をさらに備える。
また、基板10は、半導体基板20と溝内において、電極19を介して接続される。
また、基板10は、SiC基板若しくはGaN基板からなる。
また、半導体基板20は、GaAs基板若しくはGaP基板からなる。
また、第1の半導体発光素子50および第2の半導体発光素子40は、発光ピークの波長が1波長、若しくは2波長の半導体発光素子で構成されていても良い。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置においては、例えば第1の半導体発光素子50として、InGaAlP系のLED(赤色若しくは黄緑色)を適用し、第2の半導体発光素子40として、窒化ガリウム系のLED(青色)を適用し、2色以上の半導体発光装置を実現することができる。
ここで、第2の半導体発光素子40は、図4に示すように、窒化ガリウム系のLED(青色)を適用する場合、基板10上に配置されており、第2の半導体発光素子40上には、第2のアノード電極100が配置される。このような第2の半導体発光素子40は、基板10の形状を、例えば図1(a)に示すように、逆テーパ形状を有する台形状に加工することで、半導体基板20に形成された溝内に、安定的に載置することができる。
ここで、半導体基板20として、GaAs基板を用いた場合には、半導体基板20は、InGaAlP系のLED(赤色若しくは黄緑色)からの光に対して透明ではなく、InGaAlP系のLED(赤色若しくは黄緑色)からの光は、半導体基板20で吸収される。
一方、半導体基板20として、GaP基板を用いた場合には、GaP基板20は、InGaAlP系のLED(赤色若しくは黄緑色)からの光に対して透明である。
第2の半導体発光素子40として、窒化ガリウム系のLED(青色)を適用する場合、基板10として、導電性の基板を使用する必要がある。基板10として、導電性の基板を使用することで、窒化ガリウム系のLED(青色)のカソード電極を基板10側から取り出すためである。
また、第2の半導体発光素子40のカソード電極を共通のカソード電極400とすることで、図1(b)に示すように、コモンカソード構成の回路構成とすることができ、後述するように、平面パターン構成も、上部表面上、電極パッドが第1のアノード電極34と、第2のアノード電極100の2個のみとなり、平面パターン構成が簡単化されるとともに
パッケージ全体も縮小化可能である。
前述の通り、基板10としては、SiC基板若しくはGaN基板を適用することができる。基板10は、例えばAgペーストなどからなる電極19を介して、半導体基板20と電気的に接続され、第2の半導体発光素子40のカソード領域(n型半導体層12)を共通のカソード電極400に接続することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置においては、例えば第1の半導体発光素子50として、InGaAlP系のLED(赤色若しくは黄緑色)を適用し、第2の半導体発光素子40として、窒化ガリウム系のLED(青色)を適用し、第1の半導体発光素子50および第2の半導体発光素子40のいずれからも、半導体基板20とは反対側の上部方向に光を取り出すことができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置においては、例えば第1のアノード電極34および第2のアノード電極100の配置幅を狭く形成して、上部表面側からの外部発光効率を高めることも可能である。
(変形例1)
本発明の第1の実施の形態の変形例1に係る半導体発光装置は、図2(a)に示すように、半導体基板20と、半導体基板20上に配置された第1の半導体発光素子50と、第1の半導体発光素子50上に配置された第1のアノード電極34と、半導体基板20に形成された溝の内部に配置され基板10と、基板10上に配置された第2の半導体発光素子40と、第2の半導体発光素子40上に配置された第2のアノード電極100と、第1のアノード電極34および第2のアノード電極100が配置された側と反対側の半導体基板20上に配置されたカソード電極400とを備える。
第1の半導体発光素子50は、例えば図5に示すように、半導体基板20上に配置された反射積層膜24と、反射積層膜24上に配置され,AlInPからなるn型クラッド層26と、n型クラッド層26上に配置された活性層28と、活性層28上に配置され, AlInPからなるp型クラッド層30と、p型クラッド層30上に配置されたGaPウィンドウ層32とを備える。
反射積層膜24は、例えばAl0.5In0.5P層/(Al0.5Ga0.5)0.5In0.5P層の積層構造からなる赤色光用のDBR(Distributed Bragg Reflector)膜を用いることができる。ここで、活性層28からの発光波長をλとすると、Al0.5In0.5P層の厚さd1および(Al0.5Ga0.5)0.5In0.5P層の厚さd2は、d1=λ/4n1、d2=λ/4n2となるように形成する。ここで、n1はAl0.5In0.5P層の屈折率であり、n2は(Al0.5Ga0.5)0.5In0.5P層の屈折率である。活性層28からの発光波長が黄緑色の場合においても、反射積層膜24は、例えばAl0.5In0.5P層/(Al0.5Ga0.5)0.5In0.5P層の積層構造からなる黄緑色光用のDBR膜を用いることができる。各層の厚さ、発光波長、屈折率の関係は、上記と同様に設定することができる。
積層構造を形成するための他の材料としては、TiO2,Al23などを用いることもできる。さらにまた、積層構造を形成するための他の材料としては、アルミニウム(Al)、銀(Ag)を用いることもできる。
本発明の第1の実施の形態の変形例1に係る半導体発光装置は、図2(a)に示すように、溝の内部に配置された電極19をさらに備える。
また、基板10は、半導体基板20と溝内において、電極19を介して接続される。
また、基板10は、SiC基板若しくはGaN基板からなる。
また、半導体基板20は、GaAs基板若しくはGaP基板からなる。
また、第1の半導体発光素子50および第2の半導体発光素子40は、発光ピークの波長が1波長、若しくは2波長の半導体発光素子で構成されていても良い。
本発明の第1の実施の形態の変形例1に係る半導体発光装置においても、その他の構成は本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置と同様であるため、説明を省略する。
(変形例2)
本発明の第1の実施の形態の変形例2に係る半導体発光装置は、図3(a)に示すように、半導体基板20と、半導体基板20上に配置された第1の半導体発光素子50と、第1の半導体発光素子50上に配置された第1のアノード電極34と、半導体基板20に形成された溝の内部に配置され基板10と、基板10上に配置された第2の半導体発光素子40と、第2の半導体発光素子40上に配置された第2のアノード電極100と、第1のアノード電極34および第2のアノード電極100が配置された側と反対側の半導体基板20上に配置されたカソード電極400とを備える。
第1の半導体発光素子50は、図5に示すように、半導体基板20上に配置された反射積層膜24と、反射積層膜24上に配置され,AlInPからなるn型クラッド層26と、n型クラッド層26上に配置された活性層28と、活性層28上に配置され, AlInPからなるp型クラッド層30と、p型クラッド層30上に配置されたGaPウィンドウ層32とを備える。
反射積層膜24は、変形例1と同様に構成することができる。
第2の半導体発光素子40は、図3(a)に示すように、基板10上に配置されたバッファ層16と、バッファ層16上に配置され、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層12と、n型半導体層12上に配置された活性層13と、活性層13上に配置されたp型半導体層14とを備える。
また、図3(a)に示すように、p型半導体層14上には、透明電極15をさらに備えていても良い。
また、図3(a)に示すように、透明電極15上には、反射積層膜18を配置しても良い。
透明電極15は、例えば厚さ約0.1μm〜10μm程度のZnO膜で形成する。さらに、望ましくは、透明電極15は、約1μm程度のZnO膜で形成すると良い。他の透明電極15の材料としては、ITO、酸化インジウムなどを適用することができる。
反射積層膜18は、反射積層膜24と同様に、λ/4n1とλ/4n2の積層構造(n1,n2は積層する層の屈折率)を有するDBR膜で構成することができる。積層構造に用いる材料としては、例えばλ=450nmの青色光に対して、ZrO2(n=2.12)とSiO2(n=1.46)からなる積層構造を用いることができる。この場合の各層の厚さは、ZrO2を、例えば約53nm、SiO2を、例えば約77nmとしている。積層構造を形成するための他の材料としては、TiO2,Al23などを用いることもできる。
本発明の第1の実施の形態の変形例2に係る半導体発光装置は、図3(a)に示すように、溝の内部に配置された電極19をさらに備える。
また、基板10は、半導体基板20と溝内において、電極19を介して接続される。
また、基板10は、SiC基板若しくはGaN基板からなる。
また、半導体基板20は、GaAs基板若しくはGaP基板からなる。
また、第1の半導体発光素子50および第2の半導体発光素子40は、発光ピークの波長が1波長、若しくは2波長の半導体発光素子で構成されていても良い。
本発明の第1の実施の形態の変形例2に係る半導体発光装置においても、その他の構成は本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置と同様であるため、説明を省略する。
(具体的構成例)
―赤色LED―
本発明の第1の実施の形態およびその変形例1、2に係る半導体発光装置に適用可能な赤色LEDは、図6に示すように、GaAsからなる半導体基板20と、半導体基板20上に配置されたGaAsバッファ層22と、GaAsバッファ層22上に配置されたAlInP/(AlGa)InPの積層構造からなる反射積層膜(DBR)24と、反射積層膜24上に配置され,例えばAlInPからなるn型クラッド層26と、n型クラッド層26上に配置され,例えば(Al0Ga1.0)0.5In0.5Pウェル層と(Al0.5Ga0.5)0.5In0.5Pバリア層の多重量子井戸構造の活性層28と、活性層28上に配置され,例えばAlInPからなるp型クラッド層30と、p型クラッド層30上に配置されたInGaAlP層31と、InGaAlP層31上に配置されたGaPウィンドウ層32と、GaPウィンドウ層32上に配置され,エッチングストップ層となる(AlGa)InP層36と、(AlGa)InP層36上に配置されたGaAs層(エッチングストップ層)38とを備える。エピタキシャル成長層500は、連続した結晶成長によって形成される。
―黄緑色LED―
本発明の第1の実施の形態およびその変形例1、2に係る半導体発光装置に適用可能な黄緑色LEDは、図6の構造と同様に構成可能である。ただし、活性層28の構造を、例えば(Al0.20Ga0.80)0.5In0.5Pウェル層と(Al0.85Ga0.15)0.5In0.5Pバリア層の多重量子井戸構造とすれば良い。その他の構造は図6と同様であるため、説明を省略する。
―青色LED―
本発明の本発明の第1の実施の形態およびその変形例1、2に係る半導体発光装置に適用可能な青色LEDは、図7(a)に示すように、基板10と、基板10上に配置されたバッファ層16と、バッファ層16上に配置され、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層12と、n型半導体層12上に配置され、n型半導体層12より低い濃度でn型不純物が不純物添加されたブロック層17と、ブロック層17上に配置された活性層13と、活性層13上に配置されたp型半導体層14と、p型半導体層14上に配置された透明電極15とを備える。
活性層13は、図7(b)に示すように、バリア層311〜31n、310とそのバリア層311〜31n、310よりバンドギャップが小さい井戸層321〜32nが交互に配置された積層構造を有する。以下において、活性層13に含まれる第1バリア層311〜第nバリア層31nを総称して「バリア層」という。また、活性層13に含まれるすべての井戸層321〜32nを総称して「井戸層」という。
上記の積層構造の最上層の最終バリア層310の膜厚は、その最終バリア層310以外の積層構造に含まれる他のバリア層(第1バリア層311〜第nバリア層31n)の厚さより厚く形成されていてもよい。
図7に示した半導体発光素子では、最終バリア層310のp型ドーパンドの濃度が、p型半導体層14に接する最終バリア層310の第1主面から最終バリア層310の膜厚方向に沿って漸減し、第1主面に対向する第2主面においてp型ドーパンドが存在しない。
基板10には、例えば、SiC基板、GaN基板、c面(0001),0.25°オフのサファイア基板などが採用可能である。
n型半導体層12、活性層13及びp型半導体層14はそれぞれIII族窒化物系半導体からなり、基板10上にバッファ層16、n型半導体層12、ブロック層17、活性層13及びp型半導体層14が順次積層される。
p型半導体層14は、図7(a)に示すように、活性層13の上部に配置され,p型不純物を含む第1窒化物系半導体層41と、第1窒化物系半導体層41上に配置され,第1窒化物系半導体層41のp型不純物よりも低濃度のp型不純物を含む第2窒化物系半導体層42と、第2窒化物系半導体層42上に配置され,第2窒化物系半導体層42のp型不純物よりも高濃度のp型不純物を含む第3窒化物系半導体層43と、第3窒化物系半導体層43上に配置され,第3窒化物系半導体層43のp型不純物よりも低濃度のp型不純物を含む第4窒化物系半導体層44とを備える。
第2窒化物系半導体層42の厚さは、第1窒化物系半導体層41、或いは第3窒化物系半導体層43乃至第4窒化物系半導体層44の厚さよりも厚く形成される。
活性層13は、図7(b)に示すように、第1バリア層311〜第nバリア層31n及び最終バリア層310でそれぞれ挟まれた第1井戸層321〜第n井戸層32nを有する多重量子井戸(MQW)構造である(n:自然数)。つまり、活性層13は、井戸層を井戸層よりもバンドギャップの大きなバリア層でサンドイッチ状に挟んだ量子井戸構造を単位ペア構造とし、この単位ペア構造をn回積層したnペア構造を有する。
具体的には、第1井戸層321は第1バリア層311と第2バリア層312の間に配置され、第2井戸層322は第2バリア層312と第3バリア層313の間に配置される。そして、第n井戸層32nは第nバリア層31nと最終バリア層310の間に配置される。活性層13の第1バリア層311は、n型半導体層12上にブロック層17を介して配置され、活性層13の最終バリア層310上にはp型半導体層14(41〜44)が配置される。
井戸層321〜32nは、例えばInxGa1-xN(0<x<1)層によって形成され、バリア層311〜31n,310は、例えばGaN層によって形成される。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置およびその変形例1、2に適用可能な別の青色LEDは、図8に示すように、p型半導体層14が、活性層13の上部に配置されたp型不純物を含む第3窒化物系半導体層43と、第3窒化物系半導体層43上に配置され、第3窒化物系半導体層43のp型不純物よりも低濃度のp型不純物を含む第4窒化物系半導体層44とからなる2層構造で形成されている点に特徴を有する。その他の構造は図7と同様であるため、説明を省略する。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置およびその変形例1、2に適用可能な青色LEDは、図9に示すように、p型半導体層14に電圧を印加するp側電極(第2のアノード電極)100を更に備える。n型半導体層12には電圧を印加するn側電極は特に設けられてはいない。
n型半導体層12は、図1に示すように、基板10および半導体基板20に形成された溝の内壁に配置される電極19を介して、カソード電極400に接続される。
図1および図9に示す構造においては、基板10には、例えば、導電性のSiC基板、GaN基板などが採用可能である。
p側電極(第2のアノード電極)100は、p型半導体層14上に透明電極15を介して配置される。或いはまた、p側電極(第2のアノード電極)100は、p型半導体層14上に直接配置されていても良い。第4窒化物系半導体層44上に配置される透明電極15は、例えば、ZnO、ITO若しくはインジウムを含有するZnOのいずれかを含む。
基板10の裏面には、アルミニウム(Al)膜、Ti/Ni/AuまたはAl/Ti/Au,Al/Ni/Au,Al/Ti/Ni/Auの多層膜、或いは上層からAu-Sn/Ti/Au/Ni/Alの多層膜からなる電極構造を形成しても良い。上記電極構造は、バッファ層16を介して、n型半導体層12に、オーミック接続される。
また、p側電極(第2のアノード電極)100は、例えばAl膜、パラジウム(Pd)−金(Au)合金膜、Ni/Ti/Auの多層膜、或いは上層からAu-Sn/Ti/Auの多層膜からなる。p側電極(第2のアノード電極)100は、透明電極15を介してp型半導体層14に、それぞれオーミック接続される。
或いはまた、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置およびその変形例1、2に適用可能な青色LEDは、図8の構成において、図10に示すように、p型半導体層14に電圧を印加するp側電極(第2のアノード電極)100を更に備えていても良い。その他の構成は、図9と同様であるため、説明を省略する。
図11は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置およびその変形例1、2に適用可能な青色LEDを実装する際、p側電極(第2のアノード電極)100の配置幅を狭く形成して、上部表面側からの外部発光効率を高めた模式的断面構造を示す。図11の構造において、透明電極15としてZnOを形成している。
本発明の第1の実施の形態およびその変形例1、2に係る半導体発光装置は、200μm×300μmの寸法を有する。このような微細パターンを有する多色発光の半導体発光装置によって、赤色、黄緑色、青色の2色発光、3色発光などの多色発光が可能となった。
赤色、黄緑色、青色の素子を個別に小さく形成しても、それを搭載するパッケージ台座の分、パッケージ全体の大きさが小さくならない。しかし、本発明の第1の実施の形態およびその変形例1、2に係る半導体発光装置を用いることで、例えば約1.5mm×1.3mm角程度のパッケージを、例えば約1.0mm×1.0mm角程度まで小さくすることが可能となった。
本発明の第1の実施の形態およびその変形例1、2に係る半導体発光装置においては、第2の半導体発光素子40の活性層13を、例えばInxGa1-xN(0<x<1)/GaNのMQW構造によって形成し、第1の半導体発光素子50の活性層28を、(AlxGay)0.5In0.5P(0≦x≦0.85、0≦y≦1)4元系化合物半導体で形成することによって、青色LEDと赤色若しくは黄緑色LEDを、実装化することができる。
例えば第1の半導体発光素子50の活性層28を、(Al0.22Ga0.78)0.5In0.5Pウェル層と(Al0.85Ga0.15)0.5In0.5Pバリア層の多重量子井戸構造で形成することによって、黄緑色LEDを実装化可能となり、或いはまた、 (Al0Ga1.0)0.5In0.5Pウェル層と(Al0.5Ga0.5)0.5In0.5Pバリア層の多重量子井戸構造で形成することによって、赤色LEDを実装化可能となる。
組成比などを調整することによって、波長範囲約450nm〜700nm程度において、所望の発光波長ピークを有する2色発光、3色発光、多色発光の半導体発光装置を得ることができる。
(平面パターン構成例)
図12乃至図14は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の平面パターン構成例である。
図12(a)は、半円形パターンを有する構成例、図12(b)は、三角形パターンを有する構成例、図12(c)は、矩形パターンを有する構成例を示す。
半導体基板20上に赤色LEDと青色LEDが配置され、機械認識のために、電極パッドの形状、もしくは反射率を変えている。
図13(a)は、逆S字分離パターンを有する構成例、図13(b)は、鍵型分離パターンを有する構成例を示す。同様に、半導体基板20上に赤色LEDと青色LEDが配置され、機械認識のために、電極パッドの形状、もしくは反射率を変えている。
図14(a)は、凸凹パターンを有する構成例、図14(b)は、鋸歯状型分離パターンを有する構成例を示す。同様に、半導体基板20上に赤色LEDと青色LEDが配置され、機械認識のために、電極パッドの形状、もしくは反射率を変えている。
半導体基板20内に形成された溝の内部に青色LEDが配置されて2色発光の半導体発光装置を形成する場合、青色LEDでは、半導体基板20に対して、溝に相当する段差形状が形成される。このため、この段差分の電極パッドの高さを認識することで、2つの電極パッドの差を認識することも可能である。
本発明の第1の実施の形態およびその変形例1、2によれば、リセス構造を利用して平坦化され、1チップ化され、高効率のLEDを使うことで輝度が向上し、多色発光可能な半導体発光装置を提供するができる。
[第2の実施の形態]
(素子構造)
本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光装置は、図1(a)と同様に、半導体基板20と、半導体基板20上に配置された第1の半導体発光素子50と、第1の半導体発光素子50上に配置された第1のアノード電極34と、半導体基板20に形成された溝の内部に配置され基板10と、基板10上に配置された第2の半導体発光素子40と、第2の半導体発光素子40上に配置された第2のアノード電極100と、第1のアノード電極34および第2のアノード電極100が配置された側と反対側の半導体基板20上に配置されたカソード電極400とを備える。
本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光装置は、基板10をサファイア基板により構成したことを特徴とする。基板10をサファイア基板とすることで、カソード電極は基板10側から、共通のカソード電極400として取り出すことはできない。
本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光装置においては、カソード電極を第2の半導体発光素子40側から取る必要がある。したがって、後述する図15乃至図16に示すように、カソード電極200或いは300を第2の半導体発光素子40のn型半導体層12上に配置する。
第2の実施の形態に係る半導体発光装置においても、第1の半導体発光素子50として、図5乃至図6の構造を適用することができる。
また、第2の実施の形態に係る半導体発光装置においても、第2の半導体発光素子40として、図7乃至図11の構造を適用することができる。
その他の構造は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置と同様であり、説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態の変形例1,2に係る半導体発光装置も、図2(a)、図3(a)と同様に構成することができる。
(具体的構成例)
本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光装置に適用可能な青色LEDは、図15に示すように、n型半導体層12に電圧を印加するn側電極200と、p型半導体層14に電圧を印加するp側電極(第2のアノード電極)100を更に備える。図15に示すように、p型半導体層14、活性層13、ブロック層17、及びn型半導体層12の一部領域をメサエッチングして露出させたn型半導体層12の表面に、n側電極(カソード電極)200が配置される。
p側電極(第2のアノード電極)100は、p型半導体層14上に透明電極15を介して配置される。或いはまた、p側電極(第2のアノード電極)100は、p型半導体層14上に直接配置されていても良い。第4窒化物系半導体層44上に配置される透明電極15は、例えば、ZnO、ITO若しくはインジウムを含有するZnOのいずれかを含む。
n側電極(カソード電極)200は、例えばアルミニウム(Al)膜、Ti/Ni/AuまたはAl/Ti/Au,Al/Ni/Au,Al/Ti/Ni/Auの多層膜、或いは上層からAu-Sn/Ti/Au/Ni/Alの多層膜からなり、p側電極(第2のアノード電極)100は、例えばAl膜、パラジウム(Pd)−金(Au)合金膜、Ni/Ti/Auの多層膜、或いは上層からAu-Sn/Ti/Auの多層膜からなる。そして、n側電極200はn型半導体層12に、p側電極(第2のアノード電極)100は、透明電極15を介してp型半導体層14に、それぞれオーミック接続される。
図16は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光装置に適用可能な青色LEDを実装する際、p側電極(第2のアノード電極)100の配置幅を狭く形成して、上部表面側からの外部発光効率を高めるとともに、p側電極(第2のアノード電極)100の表面とn側電極(カソード電極)300の表面を、基板10から測った高さが略同じ高さとなるように形成している。n側電極(カソード電極)300は、n側電極(カソード電極)200と同様に、例えばアルミニウム(Al)膜、Ti/Ni/Auの多層膜、或いは上層からAu-Sn/Ti/Au/Ni/Alの多層膜からなる。
本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光装置は、200μm×300μmの寸法を有する。このような微細パターンを有する多色発光の半導体発光装置によって、赤色、黄緑色、青色の2色発光、3色発光などの多色発光が可能となった。
赤色、黄緑色、青色の素子を個別に小さく形成しても、それを搭載するパッケージ台座の分、パッケージ全体の大きさが小さくならない。しかし、本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光装置を用いることで、例えば約1.5mm×1.3mm角程度のパッケージを、例えば約1.0mm×1.0mm角程度まで小さくすることが可能となった。
本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光装置においては、第2の半導体発光素子40の活性層13を、例えばInxGa1-xN(0<x<1)/GaNのMQW構造によって形成し、第1の半導体発光素子50の活性層28を、(AlxGay)0.5In0.5P(0≦x≦0.85、0≦y≦1)4元系化合物半導体で形成することによって、青色LEDと赤色若しくは黄緑色LEDを実装化することができる。
例えば第1の半導体発光素子50の活性層28を、(Al0.20Ga0.80)0.5In0.5Pウェル層と(Al0.85Ga0.15)0.5In0.5Pバリア層の多重量子井戸構造で形成することによって、黄緑色LEDを実装化可能となり、或いはまた、(Al0Ga1.0)0.5In0.5Pウェル層と(Al0.5Ga0.5)0.5In0.5Pバリア層の多重量子井戸構造で形成することによって、赤色LEDを実装化可能となる。
組成比などを調整することによって、波長範囲約450nm〜700nm程度において、所望の発光波長ピークを有する2色発光、3色発光、多色発光の半導体発光装置を得ることができる。
(平面パターン構成例)
図17乃至図19は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光素子の平面パターン構成例である。
図17(a)は、半円形パターンを有する構成例、図17(b)は、三角形パターンを有する構成例、図17(c)は、矩形パターンを有する構成例、図17(d)は4端子回路構成例を示す。
半導体基板20上に赤色LEDと青色LEDが配置され、機械認識のために、電極パッドの形状、もしくは反射率を変えている。赤色LEDには、第1のアノード電極34用の電極パッドが配置されている。青色LEDには、カソード電極300および透明電極15上に第2のアノード電極100用の電極パッドが配置されている。カソード電極300は、半導体基板20に配置されたカソード電極400と電気的に共通になされていても良い。カソード電極300をカソード電極400と電気的に共通にすることによって、図1(b)の回路構成と同様に、カソードコモン構成を形成することができる。或いはまた、図17(d)に示すように、カソード端子を分離して、4端子回路構成として形成することもできる。
図18(a)は、逆S字分離パターンを有する構成例、図18(b)は、鍵型分離パターンを有する構成例を示す。同様に、半導体基板20上に赤色LEDと青色LEDが配置され、機械認識のために、電極パッドの形状、もしくは反射率を変えている。
図19(a)は、凸凹パターンを有する構成例、図19(b)は、鋸歯状型分離パターンを有する構成例を示す。同様に、半導体基板20上に赤色LEDと青色LEDが配置され、機械認識のために、電極パッドの形状、もしくは反射率を変えている。
半導体基板20内に形成された溝の内部に青色LEDが配置されて2色発光の半導体発光装置を形成する場合、青色LEDでは、半導体基板20に対して、溝に相当する段差形状が形成される。このため、この段差分の電極パッドの高さを認識することで、2つの電極パッドの差を認識することも可能である。
本発明の第2の実施の形態およびその変形例によれば、リセス構造を利用して平坦化され、1チップ化され、高効率のLEDを使うことで輝度が向上し、多色発光可能な半導体発光装置を提供するができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、本発明は第1乃至第2の実施の形態およびその変形例によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子として、主としてLEDを例に説明したが、レーザダイオード(LD:Laser Diode)を構成してもよく、その場合には、分布帰還型(DFB:Distributed Feedback)LD、分布ブラッグ反射型(DBR)LD、面発光LDなどを構成しても良い。
既に述べた実施の形態の説明においては、活性層が、それぞれバリア層で挟まれた複数の井戸層を有するMQW構造である場合を示したが、活性層が1つの井戸層を含み、この井戸層とp型半導体層間に配置された最終バリア層の膜厚を、Mgの拡散距離より厚くした構造であってもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施の形態に係る半導体発光装置は、半導体発光素子を2色、3色のパッケージなどの小型パッケージに組み込み、携帯電話などに組み込む半導体発光装置全般に利用可能である。
(a)本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置の模式的断面構造図、(b)(a)に対応する回路構成図。 (a)本発明の第1の実施の形態の変形例1に係る半導体発光装置の模式的断面構造図、(b)(a)に対応する回路構成図。 (a)本発明の第1の実施の形態の変形例2に係る半導体発光装置の模式的断面構造図、(b)(a)に対応する回路構成図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置に適用される第1の半導体発光素子の例であって、基板上に青色LEDを形成した模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置に適用される第2の半導体発光素子の例であって、GaAs基板上に赤色LEDを形成した模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置に適用される赤色LEDの詳細な模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置に適用される青色LEDの詳細な模式的断面構造図であって、(a) 半導体発光素子部分の模式的断面構造図、(b)活性層部分の拡大された模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置に適用される別の青色LEDの詳細な模式的断面構造図であって、(a) 半導体発光素子部分の模式的断面構造図、(b)活性層部分の拡大された模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置に適用可能な青色LEDにおいて、p側電極まで形成した模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置に適用可能な別の青色LEDにおいて、p側電極まで形成した模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光装置に適用可能な青色LEDにおいて、p側電極の配置幅を狭く形成して、上部表面側からの外部発光効率を高めた模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の平面パターン構成例であって、(a)半円形パターンを有する構成図、(b)三角形パターンを有する構成図、(c)矩形パターンを有する構成図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の別の平面パターン構成例であって、(a)逆S字分離パターンを有する構成図、(b)鍵型分離パターンを有する構成図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子のさらに別の平面パターン構成例であって、(a)凸凹パターンを有する構成図、(b)鋸歯状型分離パターンを有する構成図。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光装置に適用可能な青色LEDにおいて、p側電極およびn側電極まで形成した模式的断面構造図。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光装置に適用可能な青色LEDにおいて、p側電極の配置幅を狭く形成して、上部表面側からの外部発光効率を高めるとともに、p側電極およびn側電極の高さを略同程度に形成した模式的断面構造図。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光素子の平面パターン構成例であって、(a)半円形パターンを有する構成図、(b)三角形パターンを有する構成図、(c)矩形パターンを有する構成図、(d)4端子回路構成例。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光素子の別の平面パターン構成例であって、(a)逆S字分離パターンを有する構成図、(b)鍵型分離パターンを有する構成図。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光素子のさらに別の平面パターン構成例であって、(a)凸凹パターンを有する構成図、(b)鋸歯状型分離パターンを有する構成図。 従来例に係る半導体発光素子の模式的断面構造図であって、(a)エピタキシャル成長を2回行うことによって、発光波長の違う活性層を作りこむ例、(b)連続したエピタキシャル成長を行い、1度のエピタキシャル成長で発光波長の違う活性層を作りこむ例。
符号の説明
10…基板
12…n型半導体層
13、28…活性層
14…p型半導体層
15…透明電極
16…バッファ層
17…ブロック層
18、24…反射積層膜(DBR)
19…電極
20…半導体基板
22…GaAsバッファ層
26…n型クラッド層
30…p型クラッド層
31…InGaAlP層
32…GaPウィンドウ層
34…第1のアノード電極(p側電極)
36…AlGaInP層
38…GaAs層(エッチングストップ層)
40…第1の半導体発光素子(LED1)
41…第1窒化物系半導体層
42…第2窒化物系半導体層
43…第3窒化物系半導体層
44…第4窒化物系半導体層
50…第2の半導体発光素子(LED2)
100…第2のアノード電極(p側電極)
120…GsAsバッファ層
200、300…カソード電極(n側電極)
310…最終バリア層
311〜31n…バリア層
321〜32n…井戸層
400…カソード電極(半導体基板電極)
500…エピタキシャル成長層

Claims (7)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に配置された第1の半導体発光素子と、
    前記第1の半導体発光素子上に配置された第1のアノード電極と、
    前記第1の半導体基板に形成された溝の内部に配置され基板と、
    前記基板上に配置された第2の半導体発光素子と、
    前記第2の半導体発光素子上に配置された第2のアノード電極と、
    前記第1のアノード電極および前記第2のアノード電極が配置された側と反対側の半導体基板上に配置されたカソード電極と
    を備えることを特徴とする半導体発光装置。
  2. 前記溝の内部に配置された電極をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光装置。
  3. 前記基板は、前記半導体基板と前記溝内において、前記電極を介して接続されることを特徴とする請求項2に記載の半導体発光装置。
  4. 前記基板は、SiC基板若しくはGaN基板からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体発光装置。
  5. 前記基板は、サファイア基板からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光装置。
  6. 前記半導体基板は、GaAs基板若しくはGaP基板からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体発光装置。
  7. 第1の半導体発光素子および前記第2の半導体発光素子は、発光ピークの波長が1波長、若しくは2波長の半導体発光素子であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体発光装置。








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