JP2009157965A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】HDD上書き消去動作時におけるHDD内部温度の著しい上昇を防ぐことのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】HDD上書き消去動作開始前のHDD内部温度情報をS.M.A.R.T情報を取得することにより検知し(ステップS201)、そのHDD内部温度の状況により、HDD上書き消去モードの間欠動作のON時間、OFF時間を制御する。さらに、HDD上書き消去動作中にも上記の方法でHDD内部温度情報を定期的に取得し、そのHDD内部温度状況により、HDD上書き消去モードの間欠動作を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、HDD(Hard disk Drive)上書き消去を行う手段を備える画像形成装置及びプログラムに関する。
近年、画像データを大量に蓄積するためにHDDが搭載された画像形成装置が普及している。しかし、この画像形成装置では消去したはずのデータがHDDから流出する危険があり、データを悪用されることによって引き起こされるトラブルが懸念されてきた。
セキュリティ向上のため、様々な技術の提案がなされてきた。例えば特許文献1では、紙詰りなどにより印刷作業が中断したとき、その中断時間が所定時間以上継続した場合、その時点でそのデータを上書き消去することにより高い機密性を確保することが可能な画像形成装置が開示されている。
特許文献2では、ユーザの目的に合わせて、記憶手段へのアクセスの優先順位、データ消去の優先順位を設定することができ、HDDのデータ消去中であったとしても、消去の実行を待たずに新たなデータの書込みが行えるような、処理の効率化を図ることのできる画像形成装置が開示されている。
特開2006−262402号公報 特開2006−287871号公報
従来技術では、HDD上書き消去モードでのHDD内部温度の上昇が激しく、HDD上書き消去モードでのデバイス温度保証を行うとなると、温度上昇対策が必要となる問題があった。
本発明はこのような実情を鑑みてなされたものであり、間欠動作に主眼をおき、HDD上書き消去動作時におけるHDD内部温度の著しい上昇を防ぐことのできる画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、HDD上書き消去モードを備える画像形成装置であって、HDDのS.M.A.R.T(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)情報を取得することによりHDD内部温度を検知するHDD内部温度検知手段と、HDD上書き消去モードの間欠動作を制御する間欠動作制御手段と、を備え、HDD内部温度検知手段により検知した内部温度状況によりHDD上書き消去モードの間欠動作のON時間、OFF時間を制御することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の装置であって、HDD上書き消去モードとして速度優先/寿命優先モードを設けモードの選択をする消去モード選択手段と、速度優先モード時のHDDのデバイスリミット温度の設定をする速度優先デバイスリミット温度設定手段と、寿命優先モード時のHDDのデバイスリミット温度の設定をする寿命優先デバイスリミット温度設定手段と、を備え、ユーザの必要度に応じてHDD上書き消去モードを選択することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の装置であって、コピー、プリント、ファックス文書の機密度を設定する機密度設定手段と、機密度に応じたHDDのデバイスリミット温度の設定をする機密度によるデバイスリミット温度設定手段と、を備え、文書の機密度に応じてHDD上書き消去動作の消去モードを選択することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の装置であって、HDD上書き消去モードの動作可能時間をスケジューリングするスケジューリング手段を備え、夜間にHDD上書き消去動作を行わせることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の装置であって、HDDを複数台装着していることを検知する装着HDD検知手段と、複数台のHDDに対して交互にHDD上書き消去を行わせるHDD交互消去手段と、を備え、HDD内部温度の最も低いHDDに対して優先的にHDD上書き消去動作を行うことでHDD内部温度の上昇を抑えることを特徴する。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項記載の装置であって、速度最優先モードを選択可能な速度最優先選択手段と、消去方式の1つである乱数方式にて書込み回数を任意に設定する乱数方式回数決定手段と、を備え、速度最優先モード選択時は自動的に乱数方式の1回書込みでHDD上書き消去を行うことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、HDD上書き消去モードを備える画像形成装置の制御プログラムであって、HDDのS.M.A.R.T情報を取得することによりHDD内部温度を検知する処理と、HDD上書き消去モードの間欠動作を制御する処理と、を実行し、HDD内部温度検知手段により検知した内部温度状況によりHDD上書き消去モードの間欠動作のON時間、OFF時間を制御することをコンピュータに実行させるプログラムである。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のプログラムであって、HDD上書き消去モードとして速度優先/寿命優先/速度最優先モードを設けモードの選択をする処理と、速度優先モード時のHDDのデバイスリミット温度を設定する処理と、寿命優先モード時のHDDのデバイスリミット温度を設定する処理と、HDD消去方式を乱数方式にて書き込み回数を任意に設定する処理と、速度最優先モード時の消去方式を自動的に乱数方式の1回書込みに設定する処理と、をコンピュータに実行させるプログラムである。
請求項9記載の発明は、請求項7又は8記載のプログラムであって、コピー、プリント、ファックス文書の機密度を設定する処理と、機密度に応じたHDDのデバイスリミット温度を設定する処理と、HDD上書き消去モードの動作可能時間をスケジューリングする処理と、をコンピュータに実行させるプログラムである。
請求項10記載の発明は、請求項7から9のいずれか1項記載のプログラムであって、HDDを複数台装着していることを検知する処理と、複数台のHDDに対して交互にHDD上書き消去を行わせる処理と、HDD内部温度の最も低いHDDに対して優先的にHDD上書き消去を行わせる処理と、をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明によれば、HDD内部温度の状況に応じてHDD上書き消去モードの間欠動作の制御をすることができるので、HDD上書き消去モード時のHDD内部温度の著しい上昇を防ぐことができる。
以下に、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態のシステム構成を示すブロック図である。図示するように、画像形成装置のメインコントローラは、HDD100、101、102、103、CPU(Central Processing Unit)104、画像形成装置制御ASIC(Application Specified IC)105、メモリ115、RTC(Real Time Clock)回路116を備えている。
図中HDD100〜103は、画像形成装置に内蔵されたものであり、主に画像データの格納を行う。本発明におけるHDD上書き消去モードでの消去対象となる画像データもこのHDD100〜103に格納される。
CPU104は、ROMに格納されたプログラムに従って、画像形成装置を制御するメインコントローラの制御を行う集中演算装置である。
制御ASIC105は、画像形成装置制御に必要な各回路を装備した回路である。図中では、本発明に必要な部分のみを選択し、回路を記載する。すなわち図中では制御ASIC105はHDD制御回路106、HDD消去制御回路107、メモリ制御回路108、HDD温度検知回路109、HDD消去モード設定回路110、HDD検知回路111、HDDデバイスリミット温度設定回路112、HDDスケジュール回路113、ホスト・インターフェース(ホストI/F)回路114を備えている。
HDD制御回路106は、HDD100〜103に対してコマンドを発行し、リード/ライド動作等を制御する。HDD消去制御回路107は、HDD消去モードのON/OFF、HDD消去の消去方法、HDD上書き消去モードの間欠動作等のパラメータを基にHDD100〜103に対して消去制御を行う。メモリ制御回路108は、メモリ115に対してリード/ライド/リフレッシュ動作等を制御する。
HDD温度検知回路109は、HDD100〜103のS.M.A.R.T情報を取得しその温度を保存する。HDD消去モード設定回路110は、HDD消去の消去方法の設定や消去の上書き回数の設定等を行う。HDD検知回路111は、画像形成装置に装着されているHDDを電源起動毎に自動検知する。
HDDデバイスリミット温度設定回路112は、HDDデバイスのデバイスリミット温度を設定する。HDD消去スケジュール回路113は、HDD上書き消去モードを動作させる時間帯を予め設定する。ホストI/F回路114は、NIC(Network Interface Card)、USB(Universal Serial Bus)等のI/FによりホストPC(Personal Computer)117を接続する。RTC回路116は、現在時刻を保存する。
(実施形態1)
図2は、HDD内部温度状況によるHDD上書き消去モードの間欠動作制御の流れを示したフローチャートである。本実施形態では、HDDデータ消去の処理の一例ついて、図2に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。
コピー、プリンタ、FAX送受信を実施するとHDD100〜103内のテンポラリ領域に、ジャムリカバリー等のバックアップ用に画像データを一時格納する。HDD消去機能をONに設定していると、コピー、プリンタ、FAX送受信動作終了後、バックアップした画像データを消去する為にHDD上書き消去を自動的に実施する。その消去方式として、NAS方式、DOD方式、乱数方式と様々な方式が用意されているが、予め設定された方式にてHDD上書き消去を実施する。
まずHDD上書き消去動作の開始前に事前にS.M.A.R.T情報取得することによってHDD内部温度情報を検知する(ステップS201)。取得したHDD内部温度が予め設定されたデバイスリミット温度を超えているか否かを判定する(ステップS202)。
HDD内部温度が予め設定されたデバイスリミット温度を超えていない場合(ステップS202/NO)は、HDD上書き消去動作(ステップS205)を実施する。消去動作開始前にデバイスリミット温度を超えていた場合(ステップS202/YES)には、消去動作は開始しない(ステップS203)。
また、HDD上書き消去動作を開始した後でもHDD内部温度を定期的に検知しており、デバイスリミット温度を越えた時点で消去動作を停止する。上記ステップS203の後、デバイスリミット温度より3℃低くなったか否かを確認する(ステップS204)。HDD内部温度がデバイスリミット温度より3℃以上低い場合(ステップS204/YES)は、上記S205すなわち消去動作を再開する。デバイスリミット温度よりー3℃より高い場合(ステップS204/NO)は、上記S205は再開されない。
間欠動作はHDD上書き消去が完了するまで実施され、完了後に所定の時間を経て待機状態もしくは節電状態に移行する。
本実施形態により、HDD上書き消去モードをHDD内部温度の状況に応じて間欠動作できるため、デバイスの温度規格を満足し、かつ、騒音低減、冷却部品不要によるコストダウン等が可能となる。
(実施形態2)
図3は、モード設定の流れを示すフローチャートである。上記実施形態1のHDD上書き消去動作を行うにあたり、予め優先順位のモード設定を行う。本実施形態では、優先順位設定の処理の一例について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
モード設定は速度優先モードと寿命優先モードの2つのモードより選択を行う(ステップS301)。デフォルトは速度優先モードに設定している。モードを選択すると、デバイスリミット温度の設定値が設定される。
速度優先モードを選択した場合(ステップS301/速度)は、デバイスリミット温度としてデバイス規格値が設定される(ステップS302)。この場合には、消去動作自体は早く終わるが、温度的なマージンがなく、デバイスにとっては厳しい条件での使われ方になる為、寿命劣化が早い。
一方、寿命優先モードを選択した場合(ステップS301/寿命)は、デバイス規格値よりも10℃低い値でデバイスリミット温度が設定される(ステップS303)ので、消去動作自体は遅くなる可能性があるが、温度的なマージンがあり、デバイスにとっては寿命が延びる環境で使われることで、通常よりも寿命劣化は遅くなる。
本実施形態により、速度優先/寿命優先の各モードを提供することができるので、ユーザは速度優先/寿命優先を選択することができ、ユーザの希望に合った動作を提供することが可能となる。
(実施形態3)
図4は、機密度を設定する流れを示したフローチャートである。上記実施形態1のHDD上書き消去動作を行うにあたり、予め機密度に関するモードの設定を行う。本実施形態では、この機密度の設定の処理の一例について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
機密度の設定は、コピーとFAXの場合は本体にて設定を行い、プリンタの場合にはプリント時のドライバ画面にて設定を行う。ここではコピー動作の場合を例として以下に説明する。
コピー時、用紙、コピー枚数、両面動作等の設定と併せて機密度の設定をコピー機操作部画面より行う(ステップS401)。機密度は高/中/低の3種類設定できるとする。機密度の設定が高か否かを判断し(ステップS402)、機密度が高の場合(ステップS402/YES)は、ユーザが寿命優先モードに予め設定していても自動的に速度優先モードが選択され(ステップS403)、HDD消去時に間欠動作をなるべく入れない制御でHDD消去動作を行う。一方、機密度が中又は低の場合(ステップS402/NO)は、予めユーザが設定していたモードでHDD消去動作を行う(ステップS404)。
従来はHDD上書き消去モードを選択可能であっても、一度設定すると変更が面倒で、ユーザの必要度に応じた消去モードを即時に選択することはできなかった。しかし本実施形態により、文書の機密度に応じて消去モードを自動的に選択するので、たとえ消去が遅いモードに設定していた場合であっても、機密性が高い文書を即時に消去することが可能となる。
(実施形態4)
図5は、HDD上書き消去動作を行う時間の設定の流れを示したフローチャートである。予め設定することができるHDD上書き消去動作時間の設定の処理の一例について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
HDD上書き消去動作を行う時間を予め設定する方法(ステップS501)としては2種類あり、本体より設定を行う(ステップS501/本体)方法と、PCより設定を行う(ステップS501/PC)方法である。本体より設定を行う場合は、本体操作部から設定する(ステップS502A)。一方、PCより設定する場合は、PCの機器管理ユーティリティを使用して設定する(ステップS502B)。ここでは本体の操作部から設定する方法を例として以下に説明する。
HDD消去機能のON/OFFはデフォルトでONとなっており、設置された後にユーザが自由にON/OFFを設定することが可能である。ONにした場合、デフォルトでは24時間ONに設定している。
例えば、夜間電力利用で23時より翌7時の間の電気料金が低価格になるとすると、ユーザは夜間電力開始時間を23時、夜間電力終了時間を7時と設定する(ステップS503A)。続けて、HDD消去動作時間の開始時間/終了時間を設定し(ステップS504A)、HDD消去動作時間の設定を行う(ステップS505)。尚設定の際、毎日同じ時間にするか曜日によって時間帯を変更するかを選択することが可能である。
従来はHDD上書き消去を行うと消費電力が高く、省エネモードに入れずに電気料金が高くなってしまい、さらにはユーザの立場としてはHDD消去自体を即時に行わなくてもよい場合もあるため、余計な電気料金がかかってしまっていた。しかし本実施形態により、電気料金の安い夜間にHDD上書き消去動作を行わせることができるので、電気料金を安くすることが可能となる。
(実施形態5)
図6は、HDD上書き消去動作を分散する流れを示したフローチャートである。HDD上書き消去動作を分散する処理の一例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
画像形成装置の電源をONにした場合に、まず装置のダイアグを行うが、そのダイアグを行う前にHDDの個数を検知する(ステップS601、ステップS602)。HDDが1台の場合(ステップS602/NO)には特に設定変更は行わない。一方HDDが複数台ある場合(ステップS602/YES)は、HDD上書き消去時の分散消去設定フラグを所定のレジスタに立てる(ステップS603)。
その後、HDD上書き消去動作を行った場合(ステップS604)には、複数存在する各HDD内部温度を監視し(ステップS605)、温度の低いHDDから優先的に消去動作を行う(ステップS606)。
クラスタ単位で消去処理を行う場合、1クラスタの消去が終了するとHDD内部温度情報を検知する(ステップS607)。他のHDD内部温度と比較して(ステップS608)、現状より温度の低いHDDがあった場合(ステップS608/YES)には、最も低い温度のHDDに対して消去動作を行う(ステップSS609)。現状よりも温度の低いHDDが無かった場合(S608/NO)は消去動作を現状のHDDにおいて続行する。低い温度のHDDに順々に消去処理を行った後、最終的に残ったHDDに対して間欠消去動作を行い、全領域の消去が終わったところで処理は終了となる。
本実施形態により、HDD上書き消去動作を一台のHDDに集中して処理させることがなく、HDDの負荷を時間的に分散することができるので、HDD内部温度の著しい上昇を回避することが可能となる。
(実施形態6)
図7は、速度最優先モードを選択した場合の流れを示したフローチャートである。速度最優先モードを選択した場合の処理の一例について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
上記実施形態2において速度優先モード、寿命優先モードに応じてデバイスリミット温度を変更すると説明したが、更に速度最優先モードというモードも用意している。速度最優先モードを選択している場合(ステップS701/YES)には、消去方式は乱数方式、書込み回数は1回に自動的に設定する(ステップS702)。書き込み回数1回の場合には、NSA方式の3回に比べて早く消去動作を完了させることが可能である。
本実施形態により、速度最優先モードを選択した場合には、乱数方式の1回書込みをすることで、最短時間で上書き消去を行うことが可能となり、機密度の高い文書を即時に消去することが可能となる。
尚、各図のフローチャートに示す処理をCPU104が実行するためのプログラムは本発明によるプログラムを構成する。
以上好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した実施形態に係る画像形成装置に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるといことは言うまでもない。
本発明の実施形態のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るHDD消去処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る速度優先/寿命優先のモード選択処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る機密度設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る予め設定可能なHDD消去動作時間の設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るHDD消去動作を分散する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る速度最優先モードを選択した場合の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 HDD
101 HDD
102 HDD
103 HDD
104 CPU
105 画像形成装置制御ASIC
106 HDD制御回路
107 HDD消去制御回路
108 メモリ制御回路
109 HDD温度検知回路
110 HDD消去モード設定回路
111 HDD検知回路
112 HDDデバイスリミット温度設定回路
113 HDD消去スケジュール回路
114 ホストI/F
115 メモリ
116 RTC回路
117 ホストPC

Claims (10)

  1. HDD上書き消去モードを備える画像形成装置であって、
    HDDのS.M.A.R.T情報を取得することによりHDD内部温度を検知するHDD内部温度検知手段と、
    前記HDD上書き消去モードの間欠動作を制御する間欠動作制御手段と、を備え、
    前記HDD内部温度検知手段により検知した内部温度状況により前記HDD上書き消去モードの間欠動作のON時間、OFF時間を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記HDD上書き消去モードとして速度優先/寿命優先モードを設けモードの選択をする消去モード選択手段と、
    前記速度優先モード時のHDDのデバイスリミット温度の設定をする速度優先デバイスリミット温度設定手段と、
    前記寿命優先モード時のHDDのデバイスリミット温度の設定をする寿命優先デバイスリミット温度設定手段と、を備え、
    ユーザの必要度に応じて前記HDD上書き消去モードを選択することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. コピー、プリント、ファックス文書の機密度を設定する機密度設定手段と、前記機密度に応じたHDDのデバイスリミット温度の設定をする機密度によるデバイスリミット温度設定手段と、を備え、文書の機密度に応じて前記HDD上書き消去動作の消去モードを選択することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記HDD上書き消去モードの動作可能時間をスケジューリングするスケジューリング手段を備え、夜間に前記HDD上書き消去動作を行わせることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. HDDを複数台装着していることを検知する装着HDD検知手段と、複数台のHDDに対して交互に前記HDD上書き消去を行わせるHDD交互消去手段と、を備え、前記HDD内部温度の最も低いHDDに対して優先的に前記HDD上書き消去動作を行うことで前記HDD内部温度の上昇を抑えることを特徴する請求項1から4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 速度最優先モードを選択可能な速度最優先選択手段と、消去方式の1つである乱数方式にて書込み回数を任意に設定する乱数方式回数決定手段と、を備え、前記速度最優先モード選択時は自動的に乱数方式の1回書込みで前記HDD上書き消去を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載画像形成装置。
  7. 前記HDD上書き消去モードを備える画像形成装置の制御プログラムであって、
    HDDのS.M.A.R.T情報を取得することにより前記HDD内部温度を検知する処理と、
    前記HDD上書き消去モードの間欠動作を制御する処理と、を実行し、
    前記HDD内部温度検知手段により検知した内部温度状況により前記HDD上書き消去モードの間欠動作のON時間、OFF時間を制御することをコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 前記HDD上書き消去モードとして速度優先/寿命優先/速度最優先モードを設けモードの選択をする処理と、
    前記速度優先モード時のHDDのデバイスリミット温度を設定する処理と、
    前記寿命優先モード時のHDDのデバイスリミット温度を設定する処理と、
    前記HDD消去方式を乱数方式にて書き込み回数を任意に設定する処理と、
    前記速度最優先モード時の消去方式を自動的に前記乱数方式の1回書込みに設定する処理と、をコンピュータに実行させる請求項7記載のプログラム。
  9. コピー、プリント、ファックス文書の機密度を設定する処理と、前記機密度に応じたHDDのデバイスリミット温度を設定する処理と、前記HDD上書き消去モードの動作可能時間をスケジューリングする処理と、をコンピュータに実行させる請求項7又は8記載のプログラム。
  10. HDDを複数台装着していることを検知する処理と、複数台のHDDに対して交互に前記HDD上書き消去を行わせる処理と、前記HDD内部温度の最も低いHDDに対して優先的に前記HDD上書き消去を行わせる処理と、をコンピュータに実行させる請求項7から9のいずれか1項記載のプログラム。
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