JP2009156488A - 熱交換器の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱交換器に一体的に設けられたフランジとケースとの間に介在されたガスケットの耐久性及びシール性を向上させるとともに、低温流体の漏洩の検出性を向上させることも可能な熱交換器の取付構造を提供する。
【解決手段】フランジ110,フランジ120が熱交換器10に一体的に設けられており、これらのフランジ110,120がガスケット130,140を介してケース20の内面側に取り付けられる一方で、導入管23及び導出管24がケース20の外面側に取り付けられ、ケース20が被取付側のエンジンブロック30に固定されており、フランジ110,120は、それぞれ立ち上げ部110a,120aが一体化されており、導入管23又は導出管24が立ち上げ部110a,120aの突出部に接続されている。また、立ち上げ部110a,120aとケース20との間には、隙間200a,200bが設けられている
【選択図】図1
【解決手段】フランジ110,フランジ120が熱交換器10に一体的に設けられており、これらのフランジ110,120がガスケット130,140を介してケース20の内面側に取り付けられる一方で、導入管23及び導出管24がケース20の外面側に取り付けられ、ケース20が被取付側のエンジンブロック30に固定されており、フランジ110,120は、それぞれ立ち上げ部110a,120aが一体化されており、導入管23又は導出管24が立ち上げ部110a,120aの突出部に接続されている。また、立ち上げ部110a,120aとケース20との間には、隙間200a,200bが設けられている
【選択図】図1
Description
本発明は、熱交換器の取付構造に関する。
熱交換器(例えば、内燃機関用のEGRクーラ)は、高温流体(例えば、オイル、EGRガス等の高温ガス)と低温流体(例えば、冷却水)との間で熱交換を行わせる装置である。このような装置として、ビルトイン式(取り付けタイプ)のものが知られている。かかるビルトイン式の熱交換器は、従来、図4〜6に示すような構造によって、被取付側(エンジンブロックやヘッド等)に取り付けられている。図4は従来の熱交換器の取付構造を示す分解斜視図、図5は図4のV方向から視た説明図(右手部を断面で示す。)、図6は図5に示すVI部の拡大図である。
すなわち、図4〜6に示すように、従来の熱交換器の取付構造においては、高温流体用の流入口11aを有するフランジ11、及び高温流体用の流出口12aを有するフランジ12が、いずれも熱交換器10に一体的に設けられており、この熱交換器10は、その内部に高温流体用の流路を有している。そして、これらのフランジ11,12が、突起部11b,12b及びナット15等により、それぞれガスケット13,14を介してケース20の内面側に取り付けられている。また、流入口11aと連通する導入管23の端部のフランジ、及び流出口12aと連通する導出管24の端部のフランジが、ボルト25等により、それぞれガスケット21,22を介してケース20の外面側に一体形成されたフランジ部20a,20bに取り付けられている。そして、ケース20が、ボルト16等により、被取付側のエンジンブロック30に固定されており、熱交換器10内を流れる高温流体とケース20内を循環する低温流体との間で熱交換が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006―138508号公報
しかしながら、従来の熱交換器の取付構造にあっては、前述した如く、熱交換器10に一体的に設けられたフランジ11,12が、ガスケット13,14を介してケース20の内面側に取り付けられており、これらのガスケット13,14が、高温流体及び低温流体の双方と接触するような構造を有している(例えば、フランジ11及びガスケット13に関して、図6のC部参照)。そのため、ガスケット13,14に大きな温度差が生じて、ガスケット13,14の耐久性及びシール性が低下しやすい。そして、ガスケット13,14の耐久性及びシール性が低下してしまうと、導入管23内若しくは導出管24内を流れる高温流体が、ガスケット13,14を介してケース20内に漏洩し、或いはケース20内を流れる低温流体が、ガスケット13,14を介して導入管23内若しくは導出管24内に漏洩してしまうおそれがある。さらに、このような漏洩が生じてしまうと、ケース20内で高温流体と低温流体との混合が生じて、各種の問題が引き起こされてしまうことが懸念される。特に、高温流体が油であり、低温流体が水の場合には、ケース20内で油水混合が生じて、重大な問題が引き起こされてしまうことが懸念されるのである。
また、従来の熱交換器の取付構造にあっては、ケース20内を循環する低温流体がガスケット13,14を介して導入管23内若しくは導出管24内に漏洩しやすい構造を有しているので、目視等によって低温流体の漏洩を検出することが困難であった。
本発明は、熱交換器に一体的に設けられたフランジとケースとの間に介在されたガスケットの耐久性及びシール性を向上させるとともに、低温流体の漏洩の検出性を向上させることも可能な熱交換器の取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、高温流体用の流入口を有するフランジ及び高温流体用の流出口を有するフランジが、内部に高温流体用の流路を有する熱交換器に一体的に設けられており、これらのフランジがガスケットを介してケースの内面側に取り付けられる一方で、前記流入口と連通する導入管及び前記流出口と連通する導出管が前記ケースの外面側に取り付けられ、低温流体がケース内を循環するように前記ケースが被取付側に固定されてなる熱交換器の取付構造であって、前記フランジは、前記ケースの内面側から外面側に向けて突出しその内部に前記流入口又は前記流出口を有する立ち上げ部が一体化されており、前記導入管又は前記導出管が前記立ち上げ部の突出部に接続されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記立ち上げ部と前記ケースとの間に、隙間が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る熱交換器の取付構造によれば、熱交換器に一体的に設けられたフランジとケースとの間に介在されたガスケットの耐久性及びシール性を向上させることが可能となり、また、低温流体の漏洩の検出性を向上させることも可能となる。
以下、図1〜3を参照しながら、本発明の実施形態に係る熱交換器の取付構造について説明する。図1は本発明の実施形態に係る熱交換器の取付構造を示す概略図、図2は図1のII部拡大図、図3は図1のIII部拡大図である。但し、各図において、図4〜5と同一の箇所には同一の符号を付している。
図1〜3に示すように、本発明の実施形態に係る熱交換器の取付構造においては、フランジ110及びフランジ120が熱交換器10に一体的に設けられている。そして、これらのフランジ110,120が、ナット15等により、それぞれガスケット130,140を介してケース20の内面側に取り付けられている。また、導入管23及び導出管24が、ボルト25等により、それぞれガスケット21,22を介してケース20の外面側に取り付けられている。そして、ケース20が、ボルト16等により、被取付側のエンジンブロック30に固定されており、熱交換器10内を流れる高温流体(本実施形態では高温ガス)とケース20内を循環する低温流体(本実施形態では冷却水)との間で熱交換が行われる。
フランジ110,120は、それぞれ立ち上げ部110a,120aが一体化されている(図2,3参照)。これらの立ち上げ部110a,120aは、いずれもケース20の内面側から外面側に向けて突出し、それぞれ、内部に高温ガス用の流入口、流出口を有している。そして、導入管23,導出管24が、それぞれガスケット21,22を介して立ち上げ部110a,120aの突出部に接続されている。また、立ち上げ部110a,120aとケース20との間には、それぞれ隙間200a,200bが設けられている。
このような熱交換器の取付構造において、ガスケット130,140は、低温流体と接触する一方で、高温流体とは接触しない構造を有している(図2のA部及び図3のB部参照)。すなわち、ガスケット130,140の外側(図2のA部に示すガスケット130の右側,及び図3のB部に示すガスケット140の左側参照)は、いずれもケース20内を循環する冷却水と直接接触するものの、ガスケット130,140の内側(図2のA部に示すガスケット130の左側,及び図3のB部に示すガスケット140の右側参照)と流入口又は流出口を流れる高温ガスとの間には、隙間200a,200b、及び立ち上げ部110a,120aが介在している。そのため、ガスケット130,140の内側は、隙間200a,200bにおいて外気と接触するにすぎず、立ち上げ部110a,120aの内側を流れる高温ガスとは、直接接触しない構造を有しているのである。従って、これらのガスケット130,140には、大きな温度差が生じにくくなり、その結果、ガスケット130,140の耐久性及びシール性が低下しにくくなる。
また、仮に、ガスケット130,140の耐久性及びシール性が低下したとしても、フランジ110,120には、立ち上げ部110a,120aが一体化されており、高温流体はガスケット130,140と接触していないので、高温流体がガスケット130,140を介してケース20内に漏洩することはない。さらに、ガスケット130,140の耐久性及びシール性が低下して、低温流体がガスケット130,140を介して漏洩したとしても、立ち上げ部110a,120aが障害となるため、漏洩した低温流体は、導入管23内若しくは導出管24内に漏洩してしまうことはなく、隙間200a,200bを介して、ケース20の外側に漏洩することとなる。従って、ケース20の外側から目視等によって、低温流体の漏洩を検出することが容易となる。
10 熱交換器
20 ケース
30 被取付側(エンジンブロック)
110,120 フランジ
110a,120a 立ち上げ部
130,140 ガスケット
200a,200b 隙間
20 ケース
30 被取付側(エンジンブロック)
110,120 フランジ
110a,120a 立ち上げ部
130,140 ガスケット
200a,200b 隙間
Claims (2)
- 高温流体用の流入口を有するフランジ及び高温流体用の流出口を有するフランジが、内部に高温流体用の流路を有する熱交換器に一体的に設けられており、これらのフランジがガスケットを介してケースの内面側に取り付けられる一方で、前記流入口と連通する導入管及び前記流出口と連通する導出管が前記ケースの外面側に取り付けられ、低温流体がケース内を循環するように前記ケースが被取付側に固定されてなる熱交換器の取付構造であって、
前記フランジは、前記ケースの内面側から外面側に向けて突出しその内部に前記流入口又は前記流出口を有する立ち上げ部が一体化されており、前記導入管又は前記導出管が前記立ち上げ部の突出部に接続されていることを特徴とする熱交換器の取付構造。 - 請求項1において、
前記立ち上げ部と前記ケースとの間に、隙間が設けられていることを特徴とする熱交換器の取付構造。
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JP2007332715A JP2009156488A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 熱交換器の取付構造 |
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JP2007332715A JP2009156488A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 熱交換器の取付構造 |
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-
2007
- 2007-12-25 JP JP2007332715A patent/JP2009156488A/ja active Pending
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