JP2012026296A - Egrクーラシステムおよび流路切替弁 - Google Patents

Egrクーラシステムおよび流路切替弁 Download PDF

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Abstract

【課題】弁体による流路の切り替え動作の安定性が向上するEGRクーラシステムおよび流路切替弁を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様は、EGRガスを冷却するEGRクーラ12と、EGRクーラ12へのEGRガスの導入と非導入とを切り替えるバイパスバルブ10とを有するEGRクーラシステム1において、バイパスバルブ10は、EGRガスが流れる複数の流路が設けられたハウジング14と、ハウジング14に設けられEGRガスが流れる流路を切り替えるために複数の流路を選択的に開閉するスイングバルブ16と、スイングバルブ16と一体化したバルブシャフト18と、ハウジング14に設けられ複数の流路を形成する仕切壁20とを備え、スイングバルブ16は、バルブシャフト18に固定される第1部位68と仕切壁20に当接可能な第2部位70との間に設けられた曲線形状の曲げ部72を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、EGRガスを冷却するEGRクーラシステム、およびEGRクーラに対するEGRガスの導入と非導入とを切り替えることができる流路切替弁に関するものである。
従来から、ディーゼルエンジンなどでは排気中からNOxを低減させるためにEGR(排気再循環)システムが採用されている。このEGRシステムでは、高温の排気をそのまま吸気側に循環させると、高温で膨張した状態の排気が吸気マニホールドに供給される。このため、気筒内で排気の占める割合が増加してしまう。そうすると、気筒内の空気量が減少し、燃焼効率が悪化するとともに、NOxなどの排気成分も悪化する問題があった。
このために、EGRシステムには、EGR通路の一部に、冷却水との熱交換によってEGRガス(排気ガス)を冷却するEGRクーラを配設し、高温のEGRガスをEGRクーラで冷却した状態で、吸気マニホールドに再循環させるEGRクーラ付きのEGRシステム(以下、EGRクーラシステムという)が開発されている。このようなEGRクーラシステムは、エンジン始動時や寒冷時など冷却水の温度が低い場合、EGRガスの冷却が過冷却となって、逆に気筒内の燃焼効率や排気成分の悪化を招くため、冷却水温が通常時より低いエンジン始動時や寒冷時などには、EGRクーラの通路を迂回して接続されたバイパス流路に、EGRガスを流すようにしている。このEGRクーラの使用時と不使用時の切り替えには、バイパスバルブ(流路切替弁)が使用されている。
このようなバイパスバルブにおいて、特許文献1には、スイングバルブ(弁体)をバルブシャフト(弁軸)に対しスクリュ(ネジ)で締結して固定している技術が開示されている。この特許文献1の技術において、スイングバルブは、バルブシャフトが回動することでバルブシャフトを中心に揺動する。これにより、スイングバルブは、第1の流路を開いて第2の流路を閉じる第1の位置と、第1の流路を閉じて第2の流路を閉じる第2の位置との間で切替配置可能になっており、EGRガスの流路を、EGRクーラを通る流路と通らない流路とに切り替えている。
特開2010−24872号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、以下のような課題が存在する。
スイングバルブが第1の位置に配置しているとき、EGRガスは第1の流路からEGRクーラの内部を通って第2の流路に流れる。このとき、EGRガスがEGRクーラの内部を通るときに生じるEGRガスの圧力損失により、第1の流路と第2の流路との間でEGRガスの差圧が生じる。そのため、スイングバルブにおいて第1の流路側の面と第2の流路側の面とで受けるEGRガスの圧力に差が生じる。
ここで、図11は、特許文献1のバイパスバルブに代表される従来のバイパスバルブにおけるスイングバルブの周辺の模式図である。図11は、スイングバルブ100をバルブシート(弁座)102とバルブシート(弁座)104とに当接させて第1流路106と第2流路108とを遮断しようとするときを示す。
このとき、図12に示すようにバルブシャフト110が軸受112に拘束されるので、スイングバルブ100において、第1流路106と第2流路108との間で生じるEGRガスの差圧により力を受ける部分が力点、スイングバルブ100とバルブシート102とが当接する部分が支点となり、てこの作用によりスクリュ114の首部116に引張応力が発生する。そのため、スクリュ114の耐久性が低下して、スイングバルブ100による流路の切り替え動作が不安定になるおそれがある。なお、部分αに最大の応力が発生する。
特に、図11に示すように、スイングバルブ100が手前側のバルブシート102のみに片当たりして線接触し、奥行き側のバルブシート104に接触せず、スイングバルブ100とバルブシート104との間に隙間δが生じている場合には、スクリュ114の首部116にさらに大きな引張応力が発生する。
また、第1流路106と第2流路108との間で生じるEGRガスの差圧によりスイングバルブ100が受ける力によるバルブシャフト110の中心軸周りのモーメントが大きいと、スイングバルブ100を揺動させるためには、大きなトルクでバルブシャフト110を回動させる必要がある。そのため、バルブシャフト110を回動させるための不図示のアクチュエータに高出力が要求され、当該アクチュエータが大型化する。したがって、EGRクーラシステムおよびバイパスバルブが大型化してしまう。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、弁体による流路の切り替え動作の安定性が向上するEGRクーラシステムおよび流路切替弁を提供すること、を課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の一態様は、EGRガスを冷却するEGRクーラと、前記EGRクーラへの前記EGRガスの導入と非導入とを切り替える流路切替弁とを有するEGRクーラシステムにおいて、前記流路切替弁は、前記EGRガスが流れる複数の流路が設けられたハウジングと、前記ハウジングに設けられ前記EGRガスが流れる流路を切り替えるために前記複数の流路を選択的に開閉する弁体と、前記弁体と一体化した弁軸と、前記ハウジングに設けられ前記複数の流路を形成する仕切壁とを備え、前記弁体は、前記弁軸に固定される第1部位と前記仕切壁に当接可能な第2部位との間に設けられた曲線形状の曲げ部を備えること、を特徴とする。
かかる態様によれば、弁体は弁軸に固定される第1部位と仕切壁に当接可能な第2部位との間に設けられた曲線形状の曲げ部を備えるので、第2部位が仕切壁に当接している時に第2部位が複数の流路間のEGRガスの差圧を受けることにより第1部位における弁軸との固定部分に発生しうる応力が低減する。そのため、第1部位における弁軸との固定部分の耐久性が向上する。したがって、弁体による流路の切り替え動作の安定性が向上する。
本発明の一態様として、前記第1部位は、ネジにより締結されて前記弁軸に固定されること、を特徴とする。
かかる態様によれば、第1部位はネジにより締結されて弁軸に固定されるので、ネジの締結力により第1部位が弁軸に確実に固定される。そのため、より確実に弁体による流路の切り替え動作の安定性が向上する。
また、弁体は曲げ部を備えるので、第2部位が仕切壁に当接している時に第2部位が複数の流路間のEGRガスの差圧を受けることによりネジの首部に発生する応力が低減する。そのため、ネジの耐久性が向上する。したがって、弁体による流路の切り替え動作の安定性が向上する。
本発明の一態様として、前記第2部位は前記曲げ部の外周面に接続する第1面と前記曲げ部の内周面に接続する第2面とを備え、前記仕切壁は、1つの壁から2つの分岐壁が分岐するように形成され、前記第2部位の前記第1面が当接する一方の前記分岐壁の長さが前記第2部位の前記第2面が当接する他方の前記分岐壁の長さよりも小さいこと、を特徴とする。
かかる態様によれば、仕切壁は、第2部位の第1面が当接する一方の分岐壁の長さが第2部位の第2面が当接する他方の分岐壁の長さよりも小さいので、一方の分岐壁により仕切られる複数の流路間の連通口が弁軸に近くなる。そのため、第2部位の第1面が一方の分岐壁に当接したときに、複数の流路間のEGRガスの差圧を受けることにより第2部位に作用するモーメントが低減する。そのため、弁軸を回動させるために必要なトルクを低減できる。したがって、弁軸を回動させるためのアクチュエータを小型化でき、EGRクーラシステムを小型化できる。
本発明の一態様として、前記ハウジングには、前記EGRガスを流入させる流入流路と前記EGRガスを前記EGRクーラに導入する導入流路と前記EGRクーラに導入された前記EGRガスが前記EGRクーラから排出される排出流路とが形成され、前記一方の分岐壁は、前記流入流路と前記排出流路との間に設けられていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、長さの小さい一方の分岐壁が流入流路と排出流路との間に設けられているので、弁体の第2部位の第1面が仕切壁の一方の分岐壁に当接したときに流入流路と排出流路との間に生じるEGRガスの差圧により第2部位が受ける力のモーメントを低減できる。ここで、流入流路と排出流路との間に生じるEGRガスの差圧は大きくなりうるが、かかる態様によれば、弁軸を回動させるための必要なトルクを低減できる。そのため、弁軸を回動させるためのアクチュエータをさらに小型化でき、EGRクーラシステムをさらに小型化できる。
上記課題を解決するためになされた本発明の他の態様は、流体が流れる複数の流路を有するハウジングと、前記ハウジングに設けられ前記流体の流路を切り替えるために前記複数の流路を選択的に開閉する弁体と、前記弁体と一体化した弁軸と、前記ハウジングに設けられ前記複数の流路を形成する仕切壁とを有する流路切替弁において、前記弁体は、前記弁軸に固定される第1部位と前記仕切壁に当接可能な第2部位との間に設けられた曲線形状の曲げ部を備えること、を特徴とする。
本発明に係るEGRクーラシステムおよび流路切替弁によれば、弁体による流路の切り替え動作の安定性が向上する。
実施例1のEGRクーラシステムの断面図である。 実施例1のバイパスバルブの断面図である。 図2のA−A断面図である。 スイングバルブの断面図である。 スイングバルブからの力の分散を説明した図である。 スイングバルブがバルブシートに面接触する様子を示す図である。 スクリュの首部に発生する応力の様子を示す図である。 疲労限度に及ぼすスクリュの首部の応力の影響を表す修正グッドマン線図を示す図である。 実施例2のバイパスバルブの断面図である。 実施例2の変形例のバイパスバルブの断面図である。 従来のバイパスバルブにおけるスイングバルブの周辺の模式図である。 スクリュの首部に引張応力が発生する様子を示す図である。
以下、本発明を具体化した形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
(実施例1)
〔EGRクーラシステムとバイパスバルブの説明〕
<EGRクーラシステムの概要>
図1は、実施例1のEGRクーラシステム1の断面図である。
図1に示すように、EGRクーラシステム1には、バイパスバルブ10と、EGRクーラ12とが備わっている。そして、バイパスバルブ10に対してEGRクーラ12が一体化されてEGRクーラシステム1が構成されている。なお、バイパスバルブ10は、本発明の「流路切替弁」の一例である。
<バイパスバルブの構造と作用>
図2は、実施例1のバイパスバルブ10の断面図である。図3は、図2のA−A断面図である。
バイパスバルブ10は、EGRクーラ12へのEGRガスの導入と非導入(バイパス)とを切り替えるための流路切替弁である。図2に示すように、実施例1のバイパスバルブ10は、EGRガスが流れる複数の流路が設けられたハウジング14と、ハウジング14の内部に設けられたスイングバルブ16と、スイングバルブ16と一体化したバルブシャフト18とを有する。スイングバルブ16は、EGRガスが流れる流路を切り替えるために複数の流路を選択的に開閉する手段である。スイングバルブ16は本発明の「弁体」の一例であり、バルブシャフト18は本発明の「弁軸」の一例である。
ハウジング14は、アルミニウム合金により形成されており、ハウジング14の内部には、1つの壁から2つの分岐壁が分岐するような略Y字形状の断面に形成された仕切壁20が設けられている。この仕切壁20が、ハウジング14の内部にて、流入流路22や導入流路24や排出流路26などの複数の流路を形成する。流入流路22は、EGRガスをバイパスバルブ10の内部に流入させる流路である。導入流路24は、バイパスバルブ10の内部に流入したEGRガスをEGRクーラ12(詳しくは後述するクーラコア58)に導入する流路である。排出流路26は、EGRクーラ12(詳しくは後述するクーラコア58)に導入されてEGRクーラ12を通過したEGRガス(以下、「EGRクーラガス」ともいう)がEGRクーラ12から排出される流路である。
図2に示すように、仕切壁20は、第1壁28(図2では上部右側壁)と第2壁30(図2では上部左側壁)と第3壁32(図2では下部壁)とを備え、第3壁32から第1壁28と第2壁30とが分岐するように形成されている。そして、仕切壁20の第1壁28は、流入流路22と導入流路24との間に設けられ、流入流路22と導入流路24とを仕切っている。また、仕切壁20の第2壁30は、流入流路22と排出流路26との間に設けられ、流入流路22と排出流路26及び後述する流出流路34とを仕切っている。また、仕切壁20の第3壁32は、導入流路24と排出流路26との間に設けられ、導入流路24と排出流路26とを仕切っている。さらに、導入流路24と排出流路26は、ハウジング14のEGRクーラ12側(図2ではハウジング14の下面)に開口し、流入流路22はEGRクーラ12とは反対側(図2ではハウジング14の上面)に開口している。なお、第1壁28と第2壁30は、各々、本発明の「分岐壁」の一例である。
また、ハウジング14には、排出流路26に連通する流出流路34が形成されている。この流出流路34は、EGRガス(あるいはEGRクーラガス)をバイパスバルブ10の外部へ流出させる通路であり、実施例1ではハウジング14の側面(図2では左側面)の位置に設けられているが、特に、この位置に限定されない。
流入流路22内には、スイングバルブ16が設けられている。このスイングバルブ16は、その一端部(第1部位68、図4参照)がバルブシャフト18に形成された溝36に差し込まれた状態で、バルブシャフト18に対してスクリュ38により締結されて固定されている。なお、スイングバルブ16の詳細については後述する。また、スクリュ38は、本発明の「ネジ」の一例である。
バルブシャフト18は、仕切壁20のほぼ中心(第1壁28と第2壁30と第3壁32との連結部分)に配置され、図3に示すように、ハウジング14に軸受40と軸受42とを介して回動可能に支持されている。バルブシャフト18の一端部はハウジング14の外部に突出しており、不図示のアクチュエータに連結されるようになっている。また、軸受40の内側(流入流路22側)には樹脂製又は金属製のシール部材44が設けられ、軸受42の内側(流入流路22側)には樹脂製又は金属製のシール部材45が設けられている。これにより、ハウジング14の外部へのEGRガスの漏れを防止している。
このようなバルブシャフト18を回動させることにより、スイングバルブ16を揺動させる。すなわち、バルブシャフト18を規制された角度範囲内で両方向に回転させることにより、スイングバルブ16を作動させる。そして、スイングバルブ16を第1壁28の先端部に設けられたバルブシート(弁座)46とハウジング14の内面48に設けられたバルブシート(弁座)50とに当接させることにより、流入流路22と導入流路24とを遮断させる一方で、流入流路22と排出流路26(流出流路34)とを連通させることができる。また、スイングバルブ16を第2壁30の先端部に設けられたバルブシート(弁座)52とハウジング14の内面60に設けられたバルブシート(弁座)56とに当接させることにより、流入流路22と排出流路26(流出流路34)とを遮断させる一方で、流入流路22と導入流路24とを連通させることができる。これにより、EGRガスのEGRクーラ12への導入と非導入とを切り替えることができる。
また、ハウジング14内には、バイパスバルブ10を冷却するための冷却水(冷媒)が流れるバルブ内冷却水通路54が形成されている。これにより、バイパスバルブ10がバルブ内冷却水通路54内を流れる冷却水によって冷却されるため、アルミニウム合金製のハウジング14であっても耐熱性を確保することができる。そして、バルブ内冷却水通路54は、EGRクーラ12に備わる不図示のクーラ内冷却水通路に連通している。
<EGRクーラの構造と作用>
一方、EGRクーラ12は、バイパスバルブ10によって導入されたEGRガスを冷却するものである。図1に示すように、EGRクーラ12には、クーラコア58が備わっている。これらクーラコア58は、鉄合金(例えば、ステンレス鋼)により形成されている。そして、クーラコア58の内部にEGRガスが流れる流路64が形成されている。
また、図1に示すように、クーラコア58の内部に下方(バイパスバルブ10から離れる方向)へ延設された仕切板66が配置されている。この仕切板66により、クーラコア58の内部に略U字状の流路64が形成されている。そして、この仕切板66は、その端部がバイパスバルブ10のハウジング14内に形成された仕切壁20(第3壁32)の端部に当接(面接触)している。なお、仕切板66は、複数配置されていてもよい。
このような構造のEGRクーラ12において、バイパスバルブ10の導入流路24からクーラコア58に流れ込んだEGRガスは、クーラコア58内を流れて、バイパスバルブ10の排出流路26へ排出される。そして、クーラコア58の外側に不図示のクーラ内冷却水通路が形成されているため、クーラコア58内を通過するEGRガスは、クーラ内冷却水通路内を流れる冷却水により冷却される。
<EGRクーラシステムの動作>
続いて、上記した構成を有するEGRクーラシステム1の動作について簡単に説明する。まず、エンジンの冷却水温が所定温度以下である場合(冷間時)には、不図示のアクチュエータにより、スイングバルブ16が仕切壁20の第1壁28のバルブシート46とハウジング14のバルブシート50とに当接させられる。これにより、バイパスバルブ10の内部において、流入流路22と流出流路34とが排出流路26を介して連通して、流入流路22と導入流路24とが遮断される。そのため、不図示のEGR配管からバイパスバルブ10の流入流路22に流れ込んだEGRガスは、流出流路34へと流れる。そして、流出流路34からバイパスバルブ10の外部へ流れ出したEGRガスは、不図示のインテークマニホールドへ供給される。このように、冷間時には、EGRガスは、EGRクーラ12を通過することなくそのままインテークマニホールドへ供給される。
そして、冷却水温が所定温度以上になると(暖気後)、不図示のアクチュエータにより、スイングバルブ16が仕切壁20の第2壁30のバルブシート52とハウジング14のバルブシート56とに当接させられる。これにより、バイパスバルブ10の内部において、流入流路22と導入流路24とが連通して、流入流路22と流出流路34とが遮断される。そのため、不図示のEGR配管からバイパスバルブ10に流れ込んだEGRガスは、流入流路22から導入流路24へと流れる。そして、導入流路24に流れ込んだEGRガスは、EGRクーラ12へ供給される。これにより、EGRガスがクーラコア58の内部を流れる。このとき、クーラコア58の外側を覆うように設けられた不図示のクーラ内冷却水通路内を流れる冷却水によって、EGRガスが冷却される。そして、冷却されたEGRガス(EGRクーラガス)は、クーラコア58からバイパスバルブ10の排出流路26に排出され、その後、流出流路34から不図示のインテークマニホールドへと供給される。このように、暖気後には、EGRクーラ12によって冷却されたEGRガス(EGRクーラガス)がインテークマニホールドへ供給される。
<スイングバルブの構造と作用>
次に、バイパスバルブ10のスイングバルブ16について説明する。図4は、スイングバルブ16の断面図である。図4に示すように、スイングバルブ16は、第1部位68と第2部位70と曲げ部72とを備える。
第1部位68は、スイングバルブ16がバルブシャフト18に対しスクリュ38で締結されて固定される部分である。第1部位68は、直線形状に形成されている。また、前記の図3に示すように、バルブシャフト18の溝36において、バルブシャフト18の中心軸方向の3箇所でスクリュ38が締結されている。なお、スクリュ38が締結される箇所は、3箇所に限らず、1箇所や2箇所や4箇所以上であってもよい。
第2部位70は、直線形状に形成されている。第2部位70は、曲げ部72の外周面73に接続する第1面74と、曲げ部72の内周面75に接続する第2面76とを備えている。そして、前記の図2に示すように、第1面74を仕切壁20の第2壁30のバルブシート52とハウジング14のバルブシート56とに当接させることにより、流入流路22と排出流路26(流出流路34)とを遮断する。また、第2面76を仕切壁20の第1壁28のバルブシート46とハウジング14のバルブシート48とに当接させることにより、流入流路22と導入流路24とを遮断する。
曲げ部72は、第1部位68と第2部位70との間に設けられている。曲げ部72は、曲線形状(R形状)に形成されている。これにより、第1部位68が形成される方向(図4におけるM方向)と第2部位70が形成される方向(図4におけるN方向)とが傾き角θで交わることになる。傾き角θは、10°以上であって90°未満であり、特に90°に近いほうが好ましい。
<実施例1の効果>
以上のような実施例1の効果について、以下に説明する。
流入流路22と排出流路26(流出流路34)とを遮断すると、EGRガスは導入流路24からEGRクーラ12の流路64へ導入されて当該流路64を通った後、排出流路26に排出される。このとき、流路64の内部でEGRガスの圧力損失が生じるので、流入流路22の内部と排出流路26の内部との間でEGRガスの差圧が生じる。そのため、第2部位70において、第1面74が受けるEGRガスの圧力と第2面76が受けるEGRガスの圧力とに差が発生する。
そこで、実施例1のEGRクーラシステム1およびバイパスバルブ10によれば、スイングバルブ16はバルブシャフト18に固定される第1部位68と仕切壁20に当接可能な第2部位70との間に設けられた曲線形状の曲げ部72を備える。そのため、スイングバルブ16の第2部位70の第1面74をバルブシート52とバルブシート56とに当接させて流入流路22と排出流路26(流出流路34)とを遮断したときに、図5に示すように、流入流路22と排出流路26との間のEGRガスの差圧(スイングバルブ16の第2部位70の第1面74と第2面76との間で受けるEGRガスの差圧)により発生するスイングバルブ16からの力F0は、バルブシャフト18に作用する力F2とスクリュ38の首部78に作用する力F1とに分散される。したがって、スクリュ38の首部78に発生しうる引張応力が低減され、スクリュ38の耐久性が向上する。ゆえに、スイングバルブ16によるEGRガスが流れる流路の切り替え動作の安定性が向上する。なお、図5はスイングバルブ16からの力の分散を説明した図であり、図5(a)はスイングバルブ16を模式的に示した断面図であり、図5(b)はスイングバルブ16からの力の分散について模式的に示した図である。なお、図5(b)は、スイングバルブ16からの力の分散について分かり易いように、力F1と力F2の作用する方向を図5(a)に示す方向から少し変更して示している。
なお、傾き角θを10°以上とすることにより、流入流路22と排出流路26との間のEGRガスの差圧により発生するスイングバルブ16からの力を確実に分散することができる。これにより、確実にスクリュ38の耐久性が維持されるので、確実にスイングバルブ16による流路の切替動作の安定性が向上する。
また、傾き角θを90°未満とすることにより、スイングバルブ16をバルブシャフト18にスクリュ38により締結するときに、スイングバルブ16の第2部位70が弊害にならない。そのため、確実にスクリュ38によりバルブシャフト18に対しスイングバルブ16を締結することができる。
特に、傾き角θを90°近くとすることにより、ハウジング14の小型化を図りつつ、確実にスイングバルブ16による流路の切替動作の安定性が向上し、かつ、確実にスクリュ38によりバルブシャフト18に対しスイングバルブ16を締結することができる。
また、スイングバルブ16が曲げ部72を有することにより、第2部位70の第1面74をバルブシート52とバルブシート56とに当接させて流入流路22と排出流路26(流出流路34)とを遮断しようとするときに、図6に示すように、バルブシャフト18がスイングバルブ16に倣って締付けられるので、スイングバルブ16の第2部位70の第1面74がバルブシート52とバルブシート56とに隙間なく面接触させることができる。そのため、確実に流入流路22と排出流路26(流出流路34)とを遮断することができる。なお、図6は、スイングバルブ16の第2部位70の第1面74がバルブシート52とバルブシート56とに隙間なく面接触する様子を示す図である。
また、スイングバルブ16の第1部位68はスクリュ38により締結されてバルブシャフト18に固定されているので、スクリュ38の締結力により第1部位68がバルブシャフト18に確実に固定される。そのため、より確実にスイングバルブ16によるEGRガスが流れる流路の切り替え動作の安定性が向上する。
なお、実施例1のスイングバルブ16は第1部位68においてバルブシャフト18に対しスクリュ38で締結されて固定されているが、これに限らず、スイングバルブ16が第1部位68においてバルブシャフト18に対し溶接により固定されている場合においても、前記と同様の効果を得ることができる。
<スイングバルブの解析結果>
次に、実施例1のスイングバルブ16について行った解析結果について説明する。
スクリュ38の首部78には、スクリュ38の締付けにより発生する応力σ1と、前記のようにスイングバルブ16の第2部位70の第1面74と第2面76とで受けるEGRガスの差圧により発生する応力σ2とが作用する。そこで、スクリュ38の首部78には、図7に示すような応力が発生すると想定して解析を行った。なお、スイングバルブ16の第2部位70の第1面74と第2面76とで受けるEGRガスの差圧により発生する応力は、流入するEGRガスの圧力の変動による影響を受けるため、図7に示すような応力振幅を有しながら変動すると想定した。なお、図7は、スクリュ38の首部78に発生する応力の様子を示す図である。
そこで、解析結果として、図8に、スクリュ38の疲労限度に及ぼすスクリュ38の締付けによるスクリュ38の首部78の応力とスイングバルブ16の第2部位70の第1面74と第2面76とで受けるEGRガスの差圧により発生するスクリュ38の首部78の応力の応力振幅との影響を表す修正グッドマン線図を示す。図8では、縦軸をスイングバルブ16の第2部位70の第1面74と第2面76とで受けるEGRガスの差圧によりスクリュ38の首部78に発生する応力の応力振幅とし、横軸をスクリュ38の締付けによりスクリュ38の首部78に発生する応力としている。なお、今回の解析では、スイングバルブ16の第2部位70の第1面74と第2面76とで受けるEGRガスの差圧を100kPaとした。
図8に示すように、実施例1のスイングバルブ16は、図中の修正グットマン線の下側におけるスクリュ38が疲労破壊しない範囲に含まれている。また、応力振幅は、曲げ部72を有さない従来技術のスイングバルブの約39%に低下している。そして、このように応力振幅が低下することにより、実施例1のスイングバルブ16の安全率を約2.6にすることができた。
以上のことから、実施例1のEGRクーラシステム1およびバイパスバルブ10によれば、スイングバルブ16は曲げ部72を備えるので、スクリュ38の耐久性を維持できることが確認された。そのため、スイングバルブ16による流路の切り替え動作の安定性が向上することが確認された。
(実施例2)
次に、実施例2について説明する。以下の説明では、実施例1と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に述べる。
<仕切壁の構造と作用>
図9は実施例2のバイパスバルブ80の断面図であり、図10は実施例2の変形例のバイパスバルブ81の断面図である。
図9と図10に示すように、仕切壁82は、第1壁84(図9と図10では上部右側壁)と第2壁86(図9と図10では上部左側壁)と第3壁88(図9と図10では下部壁)とを備え、第3壁88から第1壁84と第2壁86とが分岐するような断面に形成されている。そして、仕切壁82の第1壁84は、流入流路22と導入流路24との間に設けられ、流入流路22と導入流路24とを仕切っている。また、仕切壁82の第2壁86は、流入流路22と排出流路26との間に設けられ、流入流路22と排出流路26及び流出流路34とを仕切っている。また、仕切壁82の第3壁88は、導入流路24と排出流路26との間に設けられ、導入流路24と排出流路26とを仕切っている。
そして、スイングバルブ16が作動することにより、スイングバルブ16の第2部位70の第1面74が第2壁86の先端部のバルブシート92に当接したり、スイングバルブ16の第2部位70の第2面76が第1壁84の先端部のバルブシート90に当接したりする。
そして、実施例2の仕切壁82は、第1壁84の長さと第2壁86の長さとが異なる。具体的には、図9に示すバイパスバルブ80では第2壁86の長さが第1壁84の長さよりも小さく、図10に示すバイパスバルブ81では第1壁84の長さが第2壁86の長さよりも小さい。
<実施例2の効果>
実施例2のバイパスバルブ80,81によれば、図9や図10に示すように、第1壁84の長さと第2壁86の長さが異なる。そのため、前記の実施例1のように第1壁28の長さと第2壁30の長さを等しくした場合と比較して、例えば、図9においては、第2壁86により仕切られる流入流路22と排出流路26との間の連通口がバルブシャフト18に近付く。したがって、スイングバルブ16が第2壁86のバルブシート92に当接したときに、バルブシート92とバルブシート56との間の中心C1の位置がバルブシャフト18に近くなる。ゆえに、バルブシャフト18の中心軸と中心C1との距離L1を小さくできる。これにより、スイングバルブ16の第2部位70の第1面74と第2面76との間で受けるEGRガスの差圧が発生した際に、当該差圧によってスイングバルブ16の第2部位70が受ける力のバルブシャフト18の中心軸周りのモーメントを小さくできるので、バルブシャフト18を回動させるために必要なトルクの大きさを低減できる。したがって、バルブシャフト18を回動させるためのアクチュエータの出力を小さくして小型化することができ、バイパスバルブ80を小型化できる。
なお、図10に示すバイパスバルブ81についても、バルブシャフト18の中心軸と中心C2(バルブシート90とバルブシート50との間の中心)との距離L2を小さくできるので、同様の効果を得ることができる。
特に、スイングバルブ16の第2部位70の第1面74と第2面76との間で受けるEGRガスの差圧は、第1面74をバルブシート92とバルブシート56とに当接させて、流入流路22と排出流路26(流出流路34)とを遮断して流入流路22と導入流路24とを連通させた場合のほうが大きくなる。そのため、図9に示すように、第2壁86の長さを第1壁84の長さよりも小さくすることにより、スイングバルブ16の第2部位70が受ける力のバルブシャフト18の中心軸周りのモーメントをさらに小さくできるので、バルブシャフト18を回動させるために必要なトルクの大きさをさらに低減できる。したがって、バルブシャフト18を回動させるためのアクチュエータの出力をさらに小さくして小型化することができ、バイパスバルブ80をさらに小型化できる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。
前記の実施例では、EGRガスを例に挙げたが、これに限定されず本発明の流路切替弁は、他の流体にも適用できる。
1 EGRクーラシステム
10 バイパスバルブ
12 EGRクーラ
14 ハウジング
16 スイングバルブ
18 バルブシャフト
20 仕切壁
22 流入流路
24 導入流路
26 排出流路
28 第1壁
30 第2壁
32 第3壁
34 流出流路
38 スクリュ
46 (第1壁の)バルブシート
50 (ハウジングの)バルブシート
52 (第2壁の)バルブシート
56 (ハウジングの)バルブシート
68 第1部位
70 第2部位
72 曲げ部
73 外周面
74 第1面
75 内周面
76 第2面
78 首部
80 バイパスバルブ
81 バイパスバルブ
82 仕切壁
84 第1壁
86 第2壁
88 第3壁
90 (第1壁の)バルブシート
92 (第2壁の)バルブシート

Claims (5)

  1. EGRガスを冷却するEGRクーラと、前記EGRクーラへの前記EGRガスの導入と非導入とを切り替える流路切替弁とを有するEGRクーラシステムにおいて、
    前記流路切替弁は、前記EGRガスが流れる複数の流路が設けられたハウジングと、前記ハウジングに設けられ前記EGRガスが流れる流路を切り替えるために前記複数の流路を選択的に開閉する弁体と、前記弁体と一体化した弁軸と、前記ハウジングに設けられ前記複数の流路を形成する仕切壁とを備え、
    前記弁体は、前記弁軸に固定される第1部位と前記仕切壁に当接可能な第2部位との間に設けられた曲線形状の曲げ部を備えること、
    を特徴とするEGRクーラシステム。
  2. 請求項1に記載するEGRクーラシステムにおいて、
    前記第1部位は、ネジにより締結されて前記弁軸に固定されること、
    を特徴とするEGRクーラシステム。
  3. 請求項1または2に記載するEGRクーラシステムにおいて、
    前記第2部位は前記曲げ部の外周面に接続する第1面と前記曲げ部の内周面に接続する第2面とを備え、
    前記仕切壁は、1つの壁から2つの分岐壁が分岐するように形成され、前記第2部位の前記第1面が当接する一方の前記分岐壁の長さが前記第2部位の前記第2面が当接する他方の前記分岐壁の長さよりも小さいこと、
    を特徴とするEGRクーラシステム。
  4. 請求項3に記載するEGRクーラシステムにおいて、
    前記ハウジングには、前記EGRガスを流入させる流入流路と前記EGRガスを前記EGRクーラに導入する導入流路と前記EGRクーラに導入された前記EGRガスが前記EGRクーラから排出される排出流路とが形成され、
    前記一方の分岐壁は、前記流入流路と前記排出流路との間に設けられていること、
    を特徴とするEGRクーラシステム。
  5. 流体が流れる複数の流路を有するハウジングと、前記ハウジングに設けられ前記流体の流路を切り替えるために前記複数の流路を選択的に開閉する弁体と、前記弁体と一体化した弁軸と、前記ハウジングに設けられ前記複数の流路を形成する仕切壁とを有する流路切替弁において、
    前記弁体は、前記弁軸に固定される第1部位と前記仕切壁に当接可能な第2部位との間に設けられた曲線形状の曲げ部を備えること、
    を特徴とする流路切替弁。
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