JP2009156361A - パイプの接続方法、このパイプの接続方法に用いる締め付け確認シート及び管継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】既存のバンド締め込み式管継手のバンドを用いて、バンドの正常な締め込みが完了したか否かを容易に確認できるパイプの接続方法及び管継手を提供する。
【解決手段】断面略C字形をして、締め付けボルト42の締め込みによってC字の両開口端に設けられたフランジ部41aが近接しながら縮径する締め付けバンド4を、継手本体に設けられたノズル状筒部21が挿入されたパイプの管端部に、締め付けバンド4のC字の内側にパイプの管端部を内包するように外装したのち、前記締め付けボルト42を締めこむことによってを挟着固定する管継手1であって、その一端部を両フランジ部間に臨ませ、他端部を両フランジ部間から外部に突出させた状態でボルト42を締め込み確認シート5aが締め付けバンド4から離脱不可状態となるまで締め込むようにした。
【選択図】図1
【解決手段】断面略C字形をして、締め付けボルト42の締め込みによってC字の両開口端に設けられたフランジ部41aが近接しながら縮径する締め付けバンド4を、継手本体に設けられたノズル状筒部21が挿入されたパイプの管端部に、締め付けバンド4のC字の内側にパイプの管端部を内包するように外装したのち、前記締め付けボルト42を締めこむことによってを挟着固定する管継手1であって、その一端部を両フランジ部間に臨ませ、他端部を両フランジ部間から外部に突出させた状態でボルト42を締め込み確認シート5aが締め付けバンド4から離脱不可状態となるまで締め込むようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、たとえば、中・高層のマンションなどの集合住宅や商業ビル等の多層建築物において、立て管から分岐された各階の給水給湯横枝管や、戸建て住宅の給水給湯配管、あるいは病院や商業ビル、事務所ビルなどの冷温水配管等に用いられる樹脂製パイプあるいは多層樹脂製パイプのバンド締め込みタイプの管継手との接続方法、このパイプの接続方法に用いる締め付け確認シート及び管継手に関する。
樹脂製パイプまたは多層樹脂製パイプと管継手との接続方式の1つとして、メカニカル方式が挙げられる。
すなわち、メカニカル方式は、継手本体のノズル状筒部をパイプの管端部に挿入し、袋ナットや締め付けバンドの締め込みによって外面から圧縮力を加えノズル状筒部に管端部を圧縮密着させてパイプと管継手とを接続するようになっている(非特許文献1参照)。
すなわち、メカニカル方式は、継手本体のノズル状筒部をパイプの管端部に挿入し、袋ナットや締め付けバンドの締め込みによって外面から圧縮力を加えノズル状筒部に管端部を圧縮密着させてパイプと管継手とを接続するようになっている(非特許文献1参照)。
そして、袋ナット締め込み方式の管継手では、袋ナットの締め込み時のトルク管理が必要であるが、バンド締め込み方式の管継手の場合はバンドが隙間なく締め込まれたことを施工完了の標準条件とされることが多く、職人の技量に左右されるトルク管理と較べ、施工管理が分かりやすいというメリットがある。このため古くからある止水機構ではあるが、現在でも集合住宅や戸建て住宅の給水給湯配管・継手として、一定のシェアを確保し続けている。
また、特にバンド締め込み方式の管継手は、六角穴付きボルト等を回転させてバンドを絞り込むためスパナを振り回す必要がなく、施工スペースの確保の観点で有利であるという利点もある。
また、特にバンド締め込み方式の管継手は、六角穴付きボルト等を回転させてバンドを絞り込むためスパナを振り回す必要がなく、施工スペースの確保の観点で有利であるという利点もある。
しかしながら、バンド締め込み方式の管継手においても、ボルトの軸方向を正面に向けて作業者が締め込み作業を行う関係上バンドの隙間が横に来るため、施工スペースによっては隙間の目視確認がしにくいとして、改善を要望されることがある。
このような不満に対し、鏡の使用や隙間ゲージを提案できるが、治具の出し入れが煩わしいとされ、購入費用の問題等によりユーザーに必ずしも受け入れられるわけではない。
このような不満に対し、鏡の使用や隙間ゲージを提案できるが、治具の出し入れが煩わしいとされ、購入費用の問題等によりユーザーに必ずしも受け入れられるわけではない。
そこで、バンドの一方のフランジ部に突起を設け、他方のフランジ部に前記突起が侵入可能な凹部を設けるとともに、突起の侵入方向に対して略直交する方向に可動なインジケーターを設け、ボルトを締め付けてパイプを接続する際に、前記突起が凹部に侵入してインジケーターを押し出すことにより、バンドの正常な締め込みが完了したことをバンドの外部から容易に確認可能となされた管継手(特許文献1参照)が提案されている。
しかし、この管継手によれば、上記のように、締め込みが正常に完了すれば、インジケーターがバンドの外部に押し出されるため、正常に締め込みが完了しているか否かの確認が容易になり、上記従来の問題点は解決できるのであるが、バンドの構造を複雑なものとしなければならないとともに、既存のバンドの金型が無駄になるなど、製造コストがかかるという問題がある。
JISK6770−2004の付図1 特開2006−183865号公報
JISK6770−2004の付図1
本発明は、上記事情に鑑みて、既存のバンド締め込み式管継手のバンドを用いて、バンドの正常な締め込みが完了したか否かを容易に確認できるパイプの接続方法、このパイプの接続方法に用いる締め付け確認シート及び管継手を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかるパイプの接続方法(以下、「本発明の接続方法」と記す)は、断面略C字形をして、締め付けボルトの締め込みによってC字の両開口端に設けられたフランジ部が近接しながら縮径する締め付けバンドを、継手本体に設けられたノズル状筒部が挿入されたパイプの管端部に、締め付けバンドのC字の内側にパイプの管端部を内包するように外装したのち、前記締め付けボルトを締めこむことによって縮径した締め付けバンドと前記ノズル状筒部と間でパイプの管端部を挟着固定する管継手へのハイプの接続方法であって、パイプの正常接続状態で両フランジ部間に挟まれ、締め付けバンドから離脱不可状態となる厚さをした締め込み確認シートを、その一端部を両フランジ部間に臨ませ、他端部を両フランジ部間から外部に突出させた状態で前記ボルトを前記締め込み確認シートが締め付けバンドから離脱不可状態となるまで締め込むことを特徴としている。
本発明にかかる管継手(以下、「本発明の管継手」と記す)は、断面略C字形をして、締め付けボルトの締め込みによってC字の両開口端に設けられたフランジ部が近接しながら縮径する締め付けバンドと、一端にノズル状筒部を有する継手本体とを備え、前記ノズル状筒部が挿入されたパイプの管端部に、前記締め付けバンドのC字の内側にパイプの管端部を内包するように外装したのち、前記締め付けボルトを締め込むことによって縮径した締め付けバンドと前記ノズル状筒部と間でパイプの管端部を挟着固定する管継手であって、パイプの正常接続状態で両フランジ部間に挟まれ、締め付けバンドから離脱不可状態となる厚さをしているとともに、一端部を両フランジ部間に臨ませた状態で、他端部が両フランジ部間から外部に突出する長さの締め付け確認シートを備えていることを特徴としている。
本発明の接続方法および管継手において用いられる締め込み確認シートとしては、特に限定されないが、一端部にボルトの胴部が入り込んで、前記胴部から離脱しないように胴部に係止され、他端部からフランジ部間から離脱方向の力が加わるとボルトへの係止が解除される機構を備える切欠あるいは孔を備えていること、締め付けバンドからはみ出る部分に切り取り用のミシン目あるいは薄肉部を備えていることが好ましい。
ミシン目あるいは薄肉部を設ける位置は、フランジ部から10mm以内にくるように設けることが好ましい。
ミシン目あるいは薄肉部を設ける位置は、フランジ部から10mm以内にくるように設けることが好ましい。
本発明において、締め込み確認シートの素材は、特に限定されないが、たとえば、紙や樹脂、金属ならびにこれらの複合素材などが挙げられる。
また、締め付け確認シートの厚みは、パイプの正常接続状態で両フランジ部間に挟まれ、締め付けバンドから離脱不可状態となる厚さであれば、特に限定されないが、市販のバンド締め込み式の管継手の場合、フランジ部間の隙間がなくなるまで締め込むことを施工完了の標準条件とされることが多いことから、厚みが厚すぎると異物噛み込みと同様の締め込み不足を起こす恐れがあるので、フランジ部間に挟まれる部分を0.5mm以下の厚みとすることが好ましい。
締め込み確認シートの全長は、一端部がバンドのフランジ部間に挟みこまれた際でも、他端部がバンドの外部にはみ出して、引張り可能、好ましくは作業者が親指と人差し指あるいは中指との間で他端部を摘める長さ以上あればどれだけ長くても構わないが、経済的および外観上常識的に全長100mm以下程度の長さにすることが好ましい。
本発明の接続方法に用いられるパイプとしては、特に限定されないが、架橋ポリエチレン管、ポリブデン管、ポリエチレン管、ポリエチレンと架橋ポリエチレンの二層複層管、塩化ビニル系樹脂管等が挙げられる。この合成樹脂管は、管壁にアルミニウムなどの金属材料が併用された複合管でも良い。
本発明の接続方法は、以上のように、断面略C字形をして、締め付けボルトの締め込みによってC字の両開口端に設けられたフランジ部が近接しながら縮径する締め付けバンドを、継手本体に設けられたノズル状筒部が挿入されたパイプの管端部に、締め付けバンドのC字の内側にパイプの管端部を内包するように外装したのち、前記締め付けボルトを締めこむことによって縮径した締め付けバンドと前記ノズル状筒部と間でパイプの管端部を挟着固定する管継手へのハイプの接続方法であって、パイプの正常接続状態で両フランジ部間に挟まれ、締め付けバンドから離脱不可状態となる厚さをした締め込み確認シートを、その一端部を両フランジ部間に臨ませ、他端部を両フランジ部間から外部に突出させた状態で前記ボルトを前記締め込み確認シートが締め付けバンドから離脱不可状態となるまで締め込むようにしたので、締め込み確認シートの締め付けバンドから外側にはみ出た部分を引っ張り、この引っ張りによって締め込み確認シートが締め付けバンド部分から離脱するか否かを確認すれば、施工現場で鏡や隙間ゲージを使用しなくても、触覚で締め付けバンドが正常位置まで締め込まれ、パイプが正常に接続されているか否かを容易に判断することができる。
すなわち、締め込み確認シートが締め付けバンド部分から離脱すれば、締め込み不足であることが直ちにわかり、締め込み不足による使用時のパイプの抜けによる事故を防止することができる。
また、従来の締め付けバンド式の管継手を用いることができるので、低コストで実施することができる。
また、従来の締め付けバンド式の管継手を用いることができるので、低コストで実施することができる。
さらに、たとえば、施工者または施工業者により締め込み確認シートの色または形状を変えることでトレーサビリティー機能を付与することができる。
本発明の管継手は、断面略C字形をして、締め付けボルトの締め込みによってC字の両開口端に設けられたフランジ部が近接しながら縮径する締め付けバンドと、一端にノズル状筒部を有する継手本体とを備え、前記ノズル状筒部が挿入されたパイプの管端部に、前記締め付けバンドのC字の内側にパイプの管端部を内包するように外装したのち、前記締め付けボルトを締め込むことによって縮径した締め付けバンドと前記ノズル状筒部と間でパイプの管端部を挟着固定する管継手であって、パイプの正常接続状態で両フランジ部間に挟まれ、締め付けバンドから離脱不可状態となる厚さをしているとともに、一端部を両フランジ部間に臨ませた状態で、他端部が両フランジ部間から外部に突出する長さの締め付け確認シートを備えているので、上記本発明の接続方法を容易に実施できるようになる。
さらに、本発明の接続方法あるいは管継手に用いる締め込み確認シートを、一端部にボルトの胴部が入り込んで、前記胴部から離脱しないように胴部に係止され、他端部からフランジ部間から離脱方向の力が加わるとボルトへの係止が解除される機構を備える切欠あるいは孔を備えているものとすれば、締め込みが完了するまで、締め込み確認シートを手で支える必要がない。
したがって、ボルトの締め込み作業時に片手を空けることができるので、天井配管等不安定な作業環境での施工時には、空いた片手で体を支えることができるなど、作業の安全性を高めることができる。
したがって、ボルトの締め込み作業時に片手を空けることができるので、天井配管等不安定な作業環境での施工時には、空いた片手で体を支えることができるなど、作業の安全性を高めることができる。
また、本発明の接続方法あるいは管継手に用いる締め込み確認シートを、締め付けバンドからはみ出る部分に切り取り用のミシン目あるいは薄肉部を備えている構成とすれば、
パイプの正常接続作業完了後、ミシン目あるいは薄肉部で切り取って外観上見栄えのよいものとするとともに、多数の施工箇所がある場合、切り取った切り取り片を集め、その数を数えることによって締め込み箇所数の確認を行うことが可能となる。
パイプの正常接続作業完了後、ミシン目あるいは薄肉部で切り取って外観上見栄えのよいものとするとともに、多数の施工箇所がある場合、切り取った切り取り片を集め、その数を数えることによって締め込み箇所数の確認を行うことが可能となる。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1および図2は、本発明にかかる管継手の1つの実施の形態をあらわしている。
図1および図2は、本発明にかかる管継手の1つの実施の形態をあらわしている。
図1および図2に示すように、この管継手1は、継手本体2と、割りリング3と、締め付けバンド4と、締め込み確認シート5aとを備えている。
継手本体2は、一端にノズル状筒部(パイプ挿入部)21を有し、他端に雄ねじ筒部22を備えている。
ノズル状筒部21は、その外周面に3つの凹溝21a,21b,21cがリング状に形成されていて、中央の凹溝21bが他の凹溝21a,21cより深くなっていて、リング状のパッキン21dがはめ込まれている。
ノズル状筒部21は、その外周面に3つの凹溝21a,21b,21cがリング状に形成されていて、中央の凹溝21bが他の凹溝21a,21cより深くなっていて、リング状のパッキン21dがはめ込まれている。
割りリング3は、図1および図3に示すように、その一端部にノズル状筒部21へ係止凸条31が設けられ、ノズル状筒部21の凹溝21a,21b,21cに対応する部分にそれぞれ凸条32、33、34が設けられるとともに、軸方向に割り部35が形成されたリング状をしていて、図2に示すように、ノズル状筒部21との間にパイプPの管端部が挿入され、後述する締め付けバンド4の締め付けによって縮径してパイプPを水密に接続できるようになっている。また、この割りリング3は、金属製又はプラスチック製のいずれであっても良いが、
パイプPを圧縮するのでその圧力に耐える必要があり、通常は、ステンレススチール、アルミニウム、鉄、銅合金等の金属製とされる。
パイプPを圧縮するのでその圧力に耐える必要があり、通常は、ステンレススチール、アルミニウム、鉄、銅合金等の金属製とされる。
締め付けバンド4は、図1および図3に示すように、断面略C字形をしていて、C字の両開口端にそれぞれフランジ部41aを有するバンド本体41と、締め付けボルトとしての六角ボルト42とを備えている。
バンド本体41は、ステンレススチール、アルミニウム、鉄、銅合金等の金属製で、両側のフランジ部41aに六角ボルト42の挿通孔41bが穿設される(図では片側しかあらわれていない)とともに、一方のフランジ部41aの外壁面側の挿通孔41bを臨む位置に溶接によって六角ボルト42が螺合するナット43が溶接されている。
バンド本体41は、ステンレススチール、アルミニウム、鉄、銅合金等の金属製で、両側のフランジ部41aに六角ボルト42の挿通孔41bが穿設される(図では片側しかあらわれていない)とともに、一方のフランジ部41aの外壁面側の挿通孔41bを臨む位置に溶接によって六角ボルト42が螺合するナット43が溶接されている。
そして、バンド本体41は、図1および図2に示すように、割りリング3に外嵌され、六角ボルト42をナット43が溶接されていないフランジ部41aの挿通孔41bから他方のフランジ部41aの挿通孔41bを介してナット43に螺合させ、フランジ部41a同士が略密着するまで六角ボルト42を締め込み、バンド本体41を縮径させることによって、割りリング3が縮径してパイプPを水密に接続できるようになっている。
締め込み確認シート5aは、図1および図4に示すように、紙や樹脂、金属ならびにこれらの複合素材などからなる0.5mm以下の厚みの長さ100mm以下の短冊状をしていて、長手方向の一端に六角ボルト42の胴部42aが入り込む切欠51が設けられるとともに、フランジ部41aより10mm以内の部分にミシン目52が設けられ、ミシン目52に沿って容易に切り取れるようになっている。
切欠51は、その開口端に係止片51aが設けられていて、開口51bが六角ボルト42の胴部42aの直径より小さくなっている。
係止片51aは、フランジ部41a間に締め込み確認シート5aの一端部が挟着されていなくても、締め込み確認シート5aにフランジ部41aから離脱方向に力を加えない限り、締め込み確認シート5aが離脱しないように締め込み確認シート5aを胴部42aに係止できるようになっている。
係止片51aは、フランジ部41a間に締め込み確認シート5aの一端部が挟着されていなくても、締め込み確認シート5aにフランジ部41aから離脱方向に力を加えない限り、締め込み確認シート5aが離脱しないように締め込み確認シート5aを胴部42aに係止できるようになっている。
図5および図6は、締め込みシートの他の例をあらわしている。
図5に示す締め込み確認シート5bは、短冊状ではなく、台形をしている以外は、上記締め込み確認シート5aと同様になっている。
図5に示す締め込み確認シート5bは、短冊状ではなく、台形をしている以外は、上記締め込み確認シート5aと同様になっている。
図6に示す締め込み確認シート5cは、一端部に切欠51に代えて六角ボルト42の胴部42aが挿通される孔53が穿設されるとともに、一端からこの孔53に向かってスリット53aが設けられ、締め込み確認シート5cの他端側からフランジ部41aから離脱方向に力が加わるとスリット53aが開き、締め込み確認シート5cが離脱するようになっている。
本発明は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、パイプと締め付けバンドとの間に割りリングが設けられていたが、割りリングはなくても構わない。
上記の実施の形態では、継手本体のノズル状筒状部の反対側の端部が雄ねじ筒形状であったが、雌ねじ筒形状でも構わないし、両側にノズル状筒状部が設けられていても構わない。
上記の実施の形態では、継手本体のノズル状筒状部の反対側の端部が雄ねじ筒形状であったが、雌ねじ筒形状でも構わないし、両側にノズル状筒状部が設けられていても構わない。
1 管継手
2 継手本体
21 ノズル状筒部
4 締め付けバンド
42 六角ボルト(締め付けボルト)
41a フランジ部
5a,5b,5c 締め込み確認シート
51 切欠
52 ミシン目
53 孔
P パイプ
2 継手本体
21 ノズル状筒部
4 締め付けバンド
42 六角ボルト(締め付けボルト)
41a フランジ部
5a,5b,5c 締め込み確認シート
51 切欠
52 ミシン目
53 孔
P パイプ
Claims (4)
- 断面略C字形をして、締め付けボルトの締め込みによってC字の両開口端に設けられたフランジ部が近接しながら縮径する締め付けバンドを、継手本体に設けられたノズル状筒部が挿入されたパイプの管端部に、締め付けバンドのC字の内側にパイプの管端部を内包するように外装したのち、前記締め付けボルトを締めこむことによって縮径した締め付けバンドと前記ノズル状筒部と間でパイプの管端部を挟着固定する管継手へのハイプの接続方法であって、
パイプの正常接続状態で両フランジ部間に挟まれ、締め付けバンドから離脱不可状態となる厚さをした締め込み確認シートを、その一端部を両フランジ部間に臨ませ、他端部を両フランジ部間から外部に突出させた状態で前記ボルトを前記締め込み確認シートが締め付けバンドから離脱不可状態となるまで締め込むことを特徴とするパイプの接続方法。 - 断面略C字形をして、締め付けボルトの締め込みによってC字の両開口端に設けられたフランジ部が近接しながら縮径する締め付けバンドと、
一端にノズル状筒部を有する継手本体とを備え、前記ノズル状筒部が挿入されたパイプの管端部に、前記締め付けバンドのC字の内側にパイプの管端部を内包するように外装したのち、前記締め付けボルトを締め込むことによって縮径した締め付けバンドと前記ノズル状筒部と間でパイプの管端部を挟着固定する管継手であって、
パイプの正常接続状態で両フランジ部間に挟まれ、締め付けバンドから離脱不可状態となる厚さをしているとともに、一端部を両フランジ部間に臨ませた状態で、他端部が両フランジ部間から外部に突出する長さの締め付け確認シートを備えていることを特徴とする管継手。 - 請求項1のパイプの接続方法または請求項2の管継手に用いる締め込み確認シートであって、一端部にボルトの胴部が入り込んで、前記胴部から離脱しないように胴部に係止され、他端部からフランジ部間から離脱方向の力が加わるとボルトへの係止が解除される機構を備える切欠あるいは孔を備えていることを特徴とする締め込み確認シート。
- 請求項1のパイプの接続方法または請求項2の管継手に用いる締め込み確認シートであって、締め付けバンドからはみ出る部分に切り取り用のミシン目あるいは薄肉部を備えていることを特徴とする締め込み確認シート。
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JP2007335852A JP2009156361A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | パイプの接続方法、このパイプの接続方法に用いる締め付け確認シート及び管継手 |
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CN112478196A (zh) * | 2020-11-24 | 2021-03-12 | 北京天创凯睿科技有限公司 | 一种飞机螺栓紧固及检测方法 |
-
2007
- 2007-12-27 JP JP2007335852A patent/JP2009156361A/ja active Pending
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CN112478196B (zh) * | 2020-11-24 | 2021-07-06 | 北京天创凯睿科技有限公司 | 一种飞机螺栓紧固及检测方法 |
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