JP2009156233A - スターリングエンジン発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者のニーズに応じて発電効率及び発電出力を適正に設定することができるスターリングエンジン発電装置を提供する。
【解決手段】排ガス源11に接続された主排ガス通路12に第1及び第2スターリングエンジン15,19のヒータヘッド16,20を直列に接続する。前記主排ガス通路12に第1流量調節弁22及び燃焼装置23を設け、前記主排ガス通路12に対し前記ヒータヘッド16、第1流量調節弁22及び燃焼装置23と並列に分岐排ガス通路24を接続し、該分岐排ガス通路24に第2流量調節弁25を設ける。前記排ガス源11から供給される排ガスの温度を燃焼装置23によって燃焼加熱させるとともに、第1流量調節弁22によって前記ヒータヘッド16に供給される排ガスの流量を調節する。又、前記第2流量調節弁25によって前記第2ヒータヘッド20に供給される排ガスの分岐供給流量を調節する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として工場等で排出される高温の排ガスを発電に有効利用することができるスターリングエンジン発電装置に関する。
一般に、スターリングエンジンは、内燃機関と異なり外部から熱を供給して作動ガス(エンジン内部で膨張・収縮を行うガス)を必要な温度まで加熱することにより動作する外燃機関である。実用化に近いスターリングエンジンは定格出力を得るために、作動ガスを700℃程度まで加熱するようにしている。スターリングエンジンにはヒータヘッド(熱交換器)があり、このヒータヘッドに高温ガスを供給することにより作動ガスを加熱する構造となっている。前記作動ガスの温度を700℃に維持するためには、通常850〜1200℃の高温ガス(供給ガス)をヒータヘッドに供給する必要がある。
発電装置に用いられるスターリングエンジンに供給される高温ガスとしては、様々なものがあるが、通常は工場又は内燃機関から排出される高温ガス(排ガス)の利用も考えられる。ところが、工場等から排出される高温ガスの温度は、多くの場合500〜600℃程度であり、この排ガスをスターリングエンジンに直接供給した場合の発電出力は排ガス温度が500℃の場合、定格出力の0〜数%程度、排ガス温度が600℃の場合、発電出力は定格出力の10〜30%程度であり、発電装置として実用化することは難しい。このため、500〜600℃程度の廃熱を必要な温度まで燃焼加熱(追い焚き)して定格出力を得る必要があり、それに必要な燃料を供給する必要がある。市販されているスターリングエンジンには、エンジンの加熱装置(ヒータヘッド)付近に燃焼器を組み込み、ガス等の燃料を燃焼させて運転するものがある。このスターリングエンジンはヒータヘッドを通過した熱で、燃焼用空気を約500〜600℃まで予備加熱した後、定格出力を得るのに必要な温度まで燃焼加熱することで発電効率30%を達成するものがある。これと比較した場合、廃熱温度と予備加熱した温度はほぼ同じであるため、燃焼器付きスターリングエンジンと、500〜600℃の廃熱を利用して追い焚するスターリングエンジンのシステムで、同じ量の燃料を供給しなければならないため、この程度の温度の廃熱を利用するメリットが見られない。
又、バイオマス燃料等の高温ガスをスターリングエンジンに供給するシステムの場合、以下に示すように、スターリングエンジンに供給した熱量に対する発電効率(システムの発電効率)が低いことが伺える。スターリングエンジンに取り込まれた熱量に対する発電効率ηeは、凡そ25〜35%である。このエンジン単体の発電効率ηeを25%とした場合、スターリングエンジンのヒータヘッドに温度Tが1200℃の排ガスを供給し、ヒータヘッドを通過した排ガスの温度Tが700℃である場合のシステムの発電効率ηは、10.4%程度となる。即ち、発電効率ηは、
η=(T−T)/T×ηe
=(1200−700)/1200×25
=10.4%
以上の説明から明らかなように、スターリングエンジン発電装置で高い発電効率を得ることは難しい。
上述の燃焼加熱方式のスターリングエンジン発電システムとして、特許文献1に開示されたものが提案されている。この発電システムは作動流体を加熱する加熱装置(ヒータヘッド)を備えた複数のスターリングエンジンと、該各エンジンによって駆動される発電機とを備えている。この発電システムは、熱分解ガスを燃焼させ、前記各加熱装置に供給すべき熱ガス流を生成する燃焼装置と、前記熱ガス流の温度を可変制御する温度制御手段とを備えている。さらに、この発電システムは、前記加熱装置の下流側で前記熱ガス流の排気流量を可変制御することによって、熱ガス流の流量を制御する流量制御手段を備えている。前記各加熱装置はそれぞれ並列に配設され、前記燃焼装置から熱ガス流が各加熱装置に分岐供給されるようになっている。そして、前記各加熱装置の伝熱部と、前記熱ガス流との熱交換によって前記作動流体を加熱するように構成されている。この構成により前記各加熱装置に供給される熱ガス流の温度及び流量をそれぞれ可変制御して、発電出力を熱源側から制御し、発電システム全体の熱効率を向上するようにしている。
さらに、発電に用いられる複数のスターリングエンジンを多段化して、一基では回収し切れない熱量を、他のスターリングエンジンで有効に回収できる廃熱回収装置が特許文献2に開示されている。この廃熱回収装置は、廃熱等の熱源ガスを一方のスターリングエンジンから他方のスターリングエンジンに向けて順に通過させて加熱源として利用するようになっている。又、いずれか一つのスターリングエンジンにおけるディスプレーサピストンの行程容積とパワーピストンの行程容積との容積比を、他のスターリングエンジンにおける同じ容積比と異ならせている。そして、上流側におけるスターリングエンジンの入熱量を低下させることにより、下流側におけるスターリングエンジンの入熱量を高めることができ、それぞれのスターリングエンジンの発電効率を適切に調整することができ、結果としてトータルの発電出力を高めることができるとしている。
特開2005−274123号公報 特開2006−118406号公報
特許文献1に開示された発電システムは、熱ガス流の温度及び流量を制御することにより発電システム全体の熱効率を向上することができる。しかし、複数基のスターリングエンジンの各加熱装置が並列に配設されているので、各加熱装置にそれぞれ供給する熱ガス流の全体の流量が多くなり、熱ガスの排出量の少ない工場等では運転が難しいという問題が考えられる。
又、特許文献2に開示された廃熱回収装置は、一基のスターリングエンジンでは回収し切れない熱量を、他のスターリングエンジンで有効に回収できるが、複数基のスターリングエンジンのディスプレーサピストンの行程容積とパワーピストンの行程容積との容積比を相違させなければならないので、スターリングエンジンの製造が面倒であることが容易に推測できる。又、この廃熱回収装置は、熱源ガスの一つの通路に前記各スターリングエンジンの加熱部(ヒータヘッド)を所定の間隔をおいて順に配設しているだけの構成のため、各加熱部に供給される熱源ガスの温度及び流量を適正に制御することができない。従って、各スターリングエンジンにより駆動される発電機の発電出力及び発電効率をそれぞれ適正に制御することができないことが推測できる。
本発明の目的は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、複数基のスターリングエンジンにより駆動される発電機の発電出力及び発電効率を使用環境に応じてそれぞれ適正に制御することができるスターリングエンジン発電装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、排ガス源に接続される主排ガス通路に対し、発電機を備えた第1及び第2スターリングエンジンの両ヒータヘッドを直列に配設するとともに、前記両ヒータヘッドの上流側の主排ガス通路に第1流量調節手段及び燃焼装置を配設し、前記主排ガス通路に対し、前記第1流量調節手段及び燃焼装置の上流側の主排ガス通路と前記両ヒータヘッドの間の主排ガス通路とを接続する分岐排ガス通路を接続し、該分岐排ガス通路に第2流量調節手段を設け、前記主排ガス通路及び分岐排ガス通路に対し前記両ヒータヘッドにそれぞれ供給される排ガスの流量を検出する第1及び第2流量検出手段を設け、前記主排ガス通路に対し前記燃焼装置により燃焼加熱する前の排ガスの温度と、燃焼加熱後の温度とをそれぞれ検出する第1及び第2温度検出手段を設け、前記両流量検出手段及び両温度検出手段からの検出値に基づいて、前記両ヒータヘッドに供給される排ガスの流量及び燃焼加熱温度を調節するための制御信号を前記両流量調節手段及び燃焼装置に出力するための制御装置を設けたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記燃焼装置を第1燃焼装置とし、両スターリングエンジンのヒータヘッドの間の主排ガス通路には第2燃焼装置が設けられ、前記主排ガス通路の下流側に設けた熱交換器によって排ガスにより加熱された大気が前記両燃焼装置に燃焼用空気としてそれぞれ供給されるように構成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記制御装置に設けられた記憶部には排ガスの流量及び温度と、発電出力及び発電効率の少なくともいずれか一方との関係を判別することができる判別用データが記憶され、前記制御装置に接続された入力装置を操作することにより表示装置の画面に表示された前記判別用データの中から使用目的に応じたデータを選択できるように構成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3において、前記判別用データは、横軸に発電出力、縦軸に発電効率を表すグラフにおいて、第1燃焼装置により燃焼加熱された後の排ガスの複数の温度と、各温度別に排ガスの流量を段階的に変化させた場合の発電出力及び発電効率の関係が複数本の特性曲線として表示されるものであることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4において、前記判別用データは、横軸に排ガスの流量、縦軸に発電出力を表すグラフにおいて、第1燃焼装置により燃焼加熱された後の排ガスの複数の温度別に複数本の特性曲線として表示されるものであることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のいずれか一項において、前記判別用データは、横軸に排ガスの温度、縦軸に発電効率を表すグラフにおいて、第1及び第2スターリングエンジンの両ヒータヘッドにそれぞれ供給される排ガスの流量別の特性曲線として表示されるものであることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項において、前記主排ガス通路には、三基以上のスターリングエンジンのヒータヘッドが順次直列に接続され、三基以降のヒータヘッドに対応して分岐排ガス通路がそれぞれ接続され、該分岐排ガス通路に流量調節弁が設けられていることを要旨とする。
本発明によれば、第1及び第2スターリングエンジンの第1及び第2ヒータヘッドにそれぞれ供給される排ガスの流量及び第1ヒータヘッドに供給される排ガスの燃焼加熱温度を調節することができる。このため二基のスターリングエンジンにより駆動される発電機の発電出力及び発電効率を使用環境に応じてそれぞれ適正に制御することができる。
以下、本発明を具体化したスターリングエンジン発電装置の一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
鋳物の製造工場において、高温の排ガスを排出する例えば鋳造装置等の排ガス源11には主排ガス通路12が接続され、その下流側には排ガスを吸引するための誘引通風機13が設けられている。前記主排ガス通路12には第1発電機14を備えた第1スターリングエンジン15の第1ヒータヘッド16が直列に接続されている。同じく前記主排ガス通路12には第2発電機18を備えた第2スターリングエンジン19の第2ヒータヘッド20が接続されている。
前記主排ガス通路12には前記第1ヒータヘッド16の上流側に位置するように第1流量調節手段としての電磁制御方式の第1流量調節弁22が接続され、前記第1ヒータヘッド16に供給される排ガスの流量を無段階に調節することができるようにしている。前記主排ガス通路12には前記第1流量調節弁22と前記第1ヒータヘッド16との間に位置するように燃焼装置23が設けられ、主排ガス通路12内の排ガスを燃焼させて加熱し排ガスの温度を上昇させることができるようにしている。前記燃焼装置23には前記第2ヒータヘッド20の下流側の主排ガス通路12に設けられた図示しない熱交換器により加熱された大気が配管を通して供給されるようになっている。この大気の供給により排ガスの燃焼に必要な酸素が供給される。
前記主排ガス通路12には分岐排ガス通路24が前記第1流量調節弁22、燃焼装置23及び第1ヒータヘッド16と並列に接続され、前記燃焼装置23によって燃焼加熱される前の排ガスの一部を第2ヒータヘッド20に供給することができるようにしている。前記分岐排ガス通路24には第2流量調節手段としての電磁制御方式の第2流量調節弁25が接続され、前記第2ヒータヘッド20に供給される排ガスの流量を無段階に調節することができるようにしている。
前記主排ガス通路12にはバイパス通路26が前記第2ヒータヘッド20及び分岐排ガス通路24と並列に接続され、該バイパス通路26には電磁制御方式の第3流量調節弁27が接続されている。そして、この第3流量調節弁27により排ガスの供給量が多い場合に余剰の排ガスを前記第1及び第2ヒータヘッド16,20側に送らないようにしている。
前記主排ガス通路12の内部には前記第1流量調節弁22によって調節された排ガスの流量を検出するための第1流量検出手段としての第1流量センサ28が設けられ、前記分岐排ガス通路24の内部には前記第2流量調節弁25によって調節された排ガスの流量を検出するための第2流量検出手段としての第2流量センサ29が設けられている。前記主排ガス通路12の内部には前記燃焼装置23によって燃焼加熱される前の排ガスの元の温度を検出するための第1温度検出手段としての第1温度センサ30が前記燃焼装置23の上流側に位置するように設けられている。同じく主排ガス通路12の内部には前記燃焼装置23によって燃焼加熱された後の排ガスの温度を検出するための第2温度検出手段としての第2温度センサ31が設けられている。
次に、図2に示すブロック回路図を用いて、スターリングエンジン発電装置の各種の動作を制御する制御システムについて説明する。
制御装置41の内部には各種のデータに基づいて各種の演算や判断を行なうことができる中央演算処理装置(CPU)42が設けられ、このCPU42には例えば制御プログラム等の各種のデータを予め記憶するためのリードオンリーメモリ(ROM)43及び各種のデータを記憶する記憶部としての読み出し書き込み可能なランダムアクセスメモリ(RAM)44が接続されている。前記制御装置41には図示しないインターフェースを介して各種のデータを入力したり、動作を指令したりする信号を入力するための入力装置45が接続されるとともに、各種のデータを表示可能な表示画面46aを有する表示装置46が接続されている。前記CPU42には最大発電効率を選択するための最大発電効率選択回路47が備えられるとともに、最大発電出力を選択するための最大発電出力選択回路48が備えられている。前記CPU42には図示しないインターフェースを介して前記第1及び第2流量センサ28、29、第1及び第2温度センサ30、31が接続され、各センサにより検出されたデータがCPU42に入力されるようになっている。前記CPU42には図示しないインターフェース及び駆動回路を介して前記第1〜第3流量調節弁22、25、27及び燃焼装置23が接続され、CPU42からの動作制御信号により各調節弁22、25、27及び燃焼装置23の動作が制御されるようになっている。
前記RAM44又は図示しないハードディスク等の記憶媒体には、排ガスの温度と、排ガスの流量及び発電機14,18の発電出力と、前記燃焼装置23に使用した燃料を基準とした発電効率との関係を表す各種のデータが判別用データとして予め記憶されている。この判別用データとしては、例えば図3〜図5に示すものがあり、これについて以下に説明する。
図3に示す判別用データは、横軸に発電出力をとり、縦軸に燃焼加熱用燃料を基準とした発電効率をとって、排ガスの元の温度が例えば800℃で、前記燃焼装置23によって燃焼加熱された温度が、例えば850℃、900℃、950℃及び1000℃の四段階において排ガスの流量を段階的に変化させたときの発電出力と発電効率との関係を表すものである。この図3に示す特性曲線から明らかなように、800℃で供給された排ガスを850℃まで加熱した場合の発電効率が他の加熱温度よりも高くなる。そして、排ガスの流量が0.4kg/sの場合に、発電効率が約110%で最も高く、この場合の発電出力は28kWである。
又、前記ランダムアクセスメモリ44には、図4に示すように横軸に排ガスの流量をとり、縦軸に発電出力をとり、排ガスの温度がT、T、Tと段階的に変化した場合における特性曲線を表示可能なデータが記録されている。
ところで、スターリングエンジン発電装置は、前記第1ヒータヘッド16及び第2ヒータヘッド20に備えられたヒータチューブ17,21の伝熱面積が一定となっているので、図4に示すように排ガスの流量が少ない領域では、流量が増加するに伴って発電出力が上昇する。しかし、流量が多い領域では流量が増加しても、伝熱量に限界が生じて、発電出力の上昇が抑制される。排ガスの温度が高ければ高いほど発電出力は高くなるので、一般的にスターリングエンジンにおいて、排ガスの流量と発電出力の関係は図4に示すようになる。排ガスの流量及び燃焼装置23による排ガスの温度上昇によってスターリングエンジン発電機の発電出力及び発電効率が変動するので、その原理について説明する。
図4において、排ガスの温度Tから燃焼装置23により温度Tまで昇温させる場合を考えると、ケースAとして、排ガスの流量が少ない領域のFにおいて、燃焼装置23によって発電出力がWからW' に上昇し、このときの燃焼装置23による燃料消費量をfとする。このときの熱量バランスとしては、
(F+f)×Cp×(T−T)=f×H
Cp:定圧比熱、H:燃焼装置23の燃料発熱量
燃焼加熱用燃料に対する発電効率ηは、
η=W' /(f×H)×100
次に、ケースBとして、排ガスの流量がFのn倍大きいF(=F×n)の場合を考える。このとき燃焼加熱により発電出力がWからW' へ上昇し、燃焼加熱用燃料の消費量をfとする。このときの熱量バランスとしては
(n×F+f)×Cp×(T−T)=f×H
よって、
=n×f
燃焼加熱用燃料に対する発電効率η
η=W' /(n×f×H)×100
となる。
このため、発電出力W' がW' に対してn倍の値を示せば発電効率としては、ケースAと同じになるが、図4から流量が多くなると発電出力は頭打ちになるため、発電出力W' はW' に対しn倍以下となる場合が生じる。この場合はケースAの発電効率ηよりもケースBの発電効率ηが低下することになる。
以上のように、排ガスの流量が多くなると発電出力は増加するが、排ガスの流量が多い場合には燃焼加熱により発電効率が低下する場合が存在する。このため、この実施形態においては、使用者のニーズに応じて最大発電効率で運転する必要があるのか、あるいは最大発電出力で運転する必要があるのかの選択を行うことができるようにしている。そして、二基のスターリングエンジン15,19に対する排ガスの流量を前記第1流量調節弁22及び第2流量調節弁25によってそれぞれ個別に調節するとともに、燃焼装置23による燃焼加熱温度を調節することができるようにしている。
又、前記ランダムアクセスメモリ44には図4に示すような判別用データも記憶されている。この図4のグラフに示すように排ガスの流量、発電出力及び排ガスの温度をそれぞれ具体的な数値として表示することによって、例えば、排ガスの温度が850℃の場合に、排ガスの流量を0.6kg/sとすると、発電出力を32kWにすることが可能となり、排ガスの温度、流量及び発電出力の関係を適宜に選択設定することができる。
又、前記ランダムアクセスメモリ44には図5に示すような判別用データも記憶されている。この図5に示す判別用データは、横軸に排ガスの温度をとり、縦軸に発電効率をとって、排ガスの流量別の発電効率の特性曲線を表すものである。図5に示す発電効率ηは、以下の式により演算されるものである。第1スターリングエンジン15の発電量(定格出力)をM1、第2スターリングエンジン19の発電量をM2、第1スターリングエンジン15が定格出力となる温度まで加熱するエネルギーをEとすると、
η={ 〔M1+M2〕/E} ×100
第1データ及び第2データは、第1スターリングエンジン15を一台運転した場合、第3〜第8データは、第1及び第2スターリングエンジン15,19を共に運転した場合を表す。第2スターリングエンジン19には前記第1ヒータヘッド16に供給される排ガスの流量Q16と、前記分岐排ガス通路24を介して前記第2スターリングエンジン19の第2ヒータヘッド20に供給される排ガスの流量Q20とを合わせた排ガスが供給される。
この図5から明らかなように、排ガスの温度が例えば850℃の場合において、第1スターリングエンジン15が単独運転され、かつ排ガスの流量が0.2kg/sの第1データのとき、発電効率が50%となり、排ガスの流量が0.6kg/sの第2データのとき、発電効率が53%となっている。又、前記第1スターリングエンジン15及び第2スターリングエンジン19を共に運転した場合において、排ガスの流量が少なく例えば0.2kg/sの第3データのときは、発電効率が58%となっており、第1スターリングエンジン15を単体で作動させた第2データとあまり変わらないことがわかる。さらに、図5から明らかなように、第1及び第2スターリングエンジン15,19を併用した場合には、第1ヒータヘッド16に供給される排ガスの前記流量Q16と、前記第2ヒータヘッド20に供給される排ガスの前記流量Q20とを第4〜第8データで示すように段階的に多くすることによって、発電効率が順次高くなる傾向がある。排ガスの温度が850℃においては、第1スターリングエンジン15に排ガスを0.6kg/s供給し、かつ第2スターリングエンジン19に対し排ガスを0.2kg/s追加供給した第8データのとき発電効率が105%と最も高くなることがわかる。
図5に示す判別用データに基づいて、使用者のニーズに応じて、所望する発電効率で第1及び第2スターリングエンジン15,19を運転したい場合に、燃焼装置23による燃焼加熱温度、第1及び第2流量調節弁22,25による排ガスの第1及び第2ヒータヘッド16,20へのそれぞれの流量Q16、Q20を判別することができる。
次に、前記のように構成されたスターリングエンジン発電装置の動作を図6のフローチャートを中心に説明する。なお、以下の動作は図2に示す制御装置41からの制御信号により行われる。
この実施形態では、図1に示す第1及び第2スターリングエンジン15,19の定格作動ガス温度はそれぞれ700℃に設定され、両エンジン15,19によって駆動される第1発電機14及び第2発電機18の定格出力がそれぞれ例えば55kWに設定されている。最初に、図6のステップS1,S2に示すように、排ガス源11から供給される排ガスの温度Te及び流量Qeが第1温度センサ30及び第1流量センサ28により検出される。この検出された排ガス温度Te(例えば800℃)及び流量Qe(例えば1.5kg/s)がランダムアクセスメモリ44に記憶される。
次に、ステップS3に示すように、使用者によって使用環境に応じて第1及び第2発電機14,18の必要総発電出力Pが夏季では例えば70kWに、冬季では例えば50kWに設定される。この必要総発電出力Pが例えば70kWに設定された場合には、ステップS4において使用者によって発電出力を優先する発電装置の運転が選択されイエスと判断される。この場合には、前記最大発電出力選択回路48の機能によりステップS5において第1発電機14を定格出力(55kW)で運転し、第2発電機18を15kW(70kW−55kW)で運転するデータが選択され、RAM44に記憶される。
前記第1発電機14を定格出力(55kW)で運転する場合には、元の排ガス温度Teが800℃であるため図3のデータが用いられる。即ち、ステップS6において、排ガス温度Teが800℃である場合に、前記燃焼装置23によって800℃から900℃に加熱し、第1スターリングエンジン15の第1ヒータヘッド16に供給する排ガスの流量Q16が、0.9kg/sに設定される。この設定値となるように前記最大発電出力選択回路48からの制御信号により前記燃焼装置23の運転及び第1流量調節弁22の絞り量が制御される。又、第1スターリングエンジン15のヒータヘッド16には900℃の排ガスが供給されるが、ヒータヘッド16を通過し、かつヒータチューブ17により作動ガスと熱交換された排ガスの温度は燃焼加熱前の温度よりも低く前述したエンジンの作動ガス温度(700℃)とほぼ同じ温度に低下する。このため、ステップS7において、前記分岐排ガス通路24から800℃の温度の排ガスを第2ヒータヘッド20に追加供給し、第2発電機18を発電出力15kWで運転するために必要な排ガスの第2ヒータヘッド20への分岐供給流量Q20が判別用データに基づいて制御装置41の最大発電出力選択回路48によって判別される。この排ガスの流量Q20は図4において排ガスの温度が800℃の特性曲線に基づいて、発電出力が15kWとなる例えば排ガスの流量Q20が0.24Kg/sに設定される。
以上の設定動作が終了すると、ステップS8において、発電装置の運転が開始される。
一方、図6のステップS4で、冬季において必要総発電出力Pが例えば60kWと低く設定され、使用者によってノーと判断された場合には、ステップS9において発電効率を優先して第1及び第2スターリングエンジン15,19が運転される。そして、ステップS10において、最大発電効率選択回路47によって図3に示すデータのなかから発電効率が最大の105%となる条件、即ち、第1スターリングエンジン15に供給される排ガスが元の排ガス温度の800℃から850℃に燃焼加熱され、ヒータヘッド16に供給される排ガスの流量Q16が0.4Kg/sに設定され、第1発電機14によって発電される出力がほぼ30kWに設定される。このため、第2発電機18に必要な発電出力P18は30kW(60kW−30kW)となり、この条件に適した運転条件が選択される。この選択は以下のように行われる。第1スターリングエンジン15のヒータヘッド16には850℃の排ガスが供給されるが、ヒータヘッド16を通過した排ガスの温度は前述したようにエンジン15の作動ガス温度(700℃)とほぼ同じ温度に低下する。このため、ステップS11において、前記分岐排ガス通路24から800℃の温度の排ガスを第2ヒータヘッド20に追加供給し、第2発電機18を30kWで運転するために必要な排ガスの分岐供給流量Q20が判別用データに基づいて制御装置41の最大発電効率選択回路47によって求められる。この排ガスの流量Q20は図4において排ガスの温度が800℃の特性曲線に基づいて、発電出力が30kWとなる例えば0.47Kg/sに設定される。
上記実施形態のスターリングエンジン発電装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、前記主排ガス通路12に第1流量調節弁22及び燃焼装置23を設けるとともに、前記制御装置41のRAM44に排ガス温度、排ガス流量、発電出力及び発電効率の関係を表す判別用データを記憶するようにした。又、前記CPU42に設けた最大発電効率選択回路47又は最大発電出力選択回路48によって使用者のニーズに応じて、前記スターリングエンジン15に供給する排ガスの温度及び流量を調節するようにした。このため、使用者のニーズに応じて発電出力を優先して発電装置を運転したり、発電効率を優先して発電装置を運転したりすることができる。
(2)上記実施形態では、前記主排ガス通路12に第1及び第2スターリングエンジン15,19の第1及び第2ヒータヘッド16,20をそれぞれ直列に接続し、前記主排ガス通路12に接続された分岐排ガス通路24に第2流量調節弁25を接続し、前記第2ヒータヘッド20に供給する排ガスの流量を調節するようにした。このため、第2スターリングエンジン19の運転を使用者のニーズに応じて適正な発電出力及び発電効率に容易に設定することができる。
(3)上記実施形態では、図5に示すような判別用データをRAM44に記憶するようにしたので、排ガスの温度、発電効率、第1及び第2ヒータヘッド16,20に供給する排ガスの流量Q16、Q20を使用目的に応じて、CPU42により判別用データのなかから適正なデータを容易に選択設定することができる。
次に、この発明の別の実施形態を図7に基づいて説明する。
この実施形態においては、前記燃焼装置23を第1燃焼装置23とし、前記ヒータヘッド16と第2ヒータヘッド20との間の前記主排ガス通路12に対し第2燃焼装置51を設けている。又、前記第2スターリングエンジン19と前記誘引通風機13との間の主排ガス通路12に熱交換器52を接続するとともに、大気を前記熱交換器52に供給する配管53を接続し、該配管53にポンプ54を設けている。さらに、前記熱交換器52から分岐された分岐空気供給配管55,56によって前記第1燃焼装置23及び第2燃焼装置51に対し排ガスの燃焼に必要な酸素を供給するための空気を供給するようにしている。
この実施形態においては、前記第2スターリングエンジン19の第2ヒータヘッド20に供給される排ガスを、前記第2燃焼装置51によって燃焼加熱することにより、排ガスの温度を、第2発電機18を定格出力で運転可能な温度に加熱して、定格出力で運転することができる。このため、第1及び第2スターリングエンジン15,19を共に定格出力で運転して、発電出力を高めることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記主排ガス通路12に対し前記第2発電機18、第2スターリングエンジン19、第2ヒータヘッド20、分岐排ガス通路24及び第2流量調節弁25と同様に構成された発電機、スターリングエンジン、ヒータヘッド及び流量調節弁を有する分岐排ガス通路を複数箇所に接続し、スターリングエンジンが三基、四基、五基あるいはそれ以上となるようにしてもよい。
・前記各実施形態において、バイパス通路26及び第3流量調節弁27を省略してもよい。この場合には主排ガス通路12の上流側において余剰の排ガスを主排ガス通路12の外部に排出する手段を設けることが望ましい。
・前記制御装置41のRAM44等の記憶部に排ガスの流量及び温度と、発電出力及び発電効率の少なくともいずれか一方との関係を判別することができる判別用データを記憶する。そして、前記制御装置41に接続された入力装置45を操作することにより表示装置46の画面に表示された前記判別用データの中から使用目的に応じたデータを選択できるように構成してもよい。
この発明のスターリングエンジン発電装置の構成を表す略体回路図。 スターリングエンジン発電装置の動作を制御する制御システムのブロック回路図。 排ガスの温度と流量を変化させた場合の発電出力と発電効率との関係の特性曲線を示すグラフ。 排ガスの温度と流量を変化させた場合の発電出力と発電効率との関係の特性曲線を示すグラフ。 排ガスの温度と流量を変化させた場合の発電出力と発電効率との関係の特性曲線を示すグラフ。 スターリングエンジン発電装置の動作を説明するためのフローチャート。 この発明の別の実施形態を示すスターリングエンジン発電装置の構成を表す略体回路図。
符号の説明
11…排ガス源、12…主排ガス通路、14,18…発電機、15…第1スターリングエンジン、16…ヒータヘッド、19…第2スターリングエンジン、23…第1燃焼装置、24…分岐排ガス通路、41…制御装置、45…入力装置、46…表示装置、51…第2燃焼装置、52…熱交換器。

Claims (7)

  1. 排ガス源に接続される主排ガス通路に対し、発電機を備えた第1及び第2スターリングエンジンの両ヒータヘッドを直列に配設するとともに、前記両ヒータヘッドの上流側の主排ガス通路に第1流量調節手段及び燃焼装置を配設し、前記主排ガス通路に対し、前記第1流量調節手段及び燃焼装置の上流側の主排ガス通路と前記両ヒータヘッドの間の主排ガス通路とを接続する分岐排ガス通路を接続し、該分岐排ガス通路に第2流量調節手段を設け、前記主排ガス通路及び分岐排ガス通路に対し前記両ヒータヘッドにそれぞれ供給される排ガスの流量を検出する第1及び第2流量検出手段を設け、前記主排ガス通路に対し前記燃焼装置により燃焼加熱する前の排ガスの温度と、燃焼加熱後の温度とをそれぞれ検出する第1及び第2温度検出手段を設け、前記両流量検出手段及び両温度検出手段からの検出値に基づいて、前記両ヒータヘッドに供給される排ガスの流量及び燃焼加熱温度を調節するための制御信号を前記両流量調節手段及び燃焼装置に出力するための制御装置を設けたことを特徴とするスターリングエンジン発電装置。
  2. 請求項1において、前記燃焼装置を第1燃焼装置とし、両スターリングエンジンのヒータヘッドの間の主排ガス通路には第2燃焼装置が設けられ、前記主排ガス通路の下流側に設けた熱交換器によって排ガスにより加熱された大気が前記両燃焼装置に燃焼用空気としてそれぞれ供給されるように構成されていることを特徴とするスターリングエンジン発電装置。
  3. 請求項1又は2において、前記制御装置に設けられた記憶部には排ガスの流量及び温度と、発電出力及び発電効率の少なくともいずれか一方との関係を判別することができる判別用データが記憶され、前記制御装置に接続された入力装置を操作することにより表示装置の画面に表示された前記判別用データの中から使用目的に応じたデータを選択できるように構成されていることを特徴とするスターリングエンジン発電装置。
  4. 請求項3において、前記判別用データは、横軸に発電出力、縦軸に発電効率を表すグラフにおいて、第1燃焼装置により燃焼加熱された後の排ガスの複数の温度と、各温度別に排ガスの流量を段階的に変化させた場合の発電出力及び発電効率の関係が複数本の特性曲線として表示されるものであることを特徴とするスターリングエンジン発電装置。
  5. 請求項3又は4において、前記判別用データは、横軸に排ガスの流量、縦軸に発電出力を表すグラフにおいて、第1燃焼装置により燃焼加熱された後の排ガスの複数の温度別に複数本の特性曲線として表示されるものであることを特徴とするスターリングエンジン発電装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項において、前記判別用データは、横軸に排ガスの温度、縦軸に発電効率を表すグラフにおいて、第1及び第2スターリングエンジンの両ヒータヘッドにそれぞれ供給される排ガスの流量別の特性曲線として表示されるものであることを特徴とするスターリングエンジン発電装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、前記主排ガス通路には、三基以上のスターリングエンジンのヒータヘッドが順次直列に接続され、三基以降のヒータヘッドに対応して分岐排ガス通路がそれぞれ接続され、該分岐排ガス通路に流量調節弁が設けられていることを特徴とするスターリングエンジン発電装置。
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