JP2009156158A - エンジンのマフラ及び触媒装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明に係るエンジンのマフラは、触媒を長時間安定して動作させることができるように保持する。
【解決手段】マフラ3内の密閉空間を第1室30A及び第2室31Aに区切る隔壁板32には、触媒装置40が設けられる。触媒装置40は、フロント側保持器41と、リア側保持器42と、各保持器41,42間に収容される触媒本体50とから構成される。エンジン本体2からの排気ガスは、フロント側保持器41に設けられる複数の円状開口部を介して触媒装置40内に流入し、触媒本体50を通過する。触媒本体50を通過して浄化された排気ガスは、リア側のルーバ状開口部42Bを介して第2室31A内に排出される。排気ガスは他側マフラボディ31の内壁に衝突して冷却され、外気に放出される。触媒装置40の熱は、隔壁板32を介してマフラ3の全体に伝導し拡散される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンのマフラ及び触媒装置に関する。
例えば、ブロアや刈払機、チェーンソー等のような作業者が携帯可能な小型作業機は、小型の2サイクルエンジンを備えており、このエンジンの出力を用いて作業を行う。2サイクルエンジンでは、その構造上、燃料と空気との混合気の一部が、排気行程中に燃焼ガスと共に大気中に排出される。従って、環境汚染の観点から、排気ガス中に含まれる未燃焼成分(主に炭化水素)の浄化が求められる。
そこで、排気ガスの流入するマフラ内に触媒を設け、触媒に排気ガスを通過させて未燃焼成分を除去する技術が提案されている(特許文献1,特許文献2)。
特開平10−212937号公報 特開2006−29139号公報
従来技術では、ハニカム状の担体に触媒を設けるモノリス型触媒や、ペレット状の触媒を容器に充填したペレット型触媒が主に使用される。モノリス型触媒のように、触媒それ自体が機械的構造体を形成しており、それ単独で使用可能な場合は、触媒をマフラ内部の隔壁に固定するだけで使用することができる。
これに対し、例えば、触媒のコーティングされた線材を編み込んで形成されるワイヤニット型触媒のような、触媒それ自体が機械的構造体を形成していない場合には、触媒を保持するための装置が必要となる。
換言すれば、ワイヤニット型触媒のような機械的構造体を形成しない触媒の場合は、その構造が比較的簡単であるため、モノリス型触媒に比べて容易に製造することができ、製造コストも低い。従って、製造コストの低減要求が強い近年では、ワイヤニット型触媒のような機械的構造体を形成しない触媒への需要が高まっているが、従来技術では、その保持方法について検討されていない。
ワイヤニット型触媒を用いて排気ガスを長時間安定して浄化させるためには、適切な保持器が必要となる。この保持器は、触媒の広範囲に排気ガスをほぼ均等に通過させることができ、かつ、反応熱による熱負荷に耐えることのできるものでなければならない。排気ガスが触媒の特定の領域を集中して通過する場合、触媒全体を有効に利用することができず、浄化性能が低下する。さらに、その特定領域が他の領域よりも高温となるため、保持器の寿命が低下する可能性もある。
例えば、触媒全体に排気ガスを通過させるために、保持器の上流側及び下流側のそれぞれにメッシュ状の開口部を設けて、開口率を高める構成も考えられる。しかし、この場合は、メッシュを耐熱性に優れた材料から製造する必要がある。特に、触媒反応によって、下流側の温度は上流側の温度よりも高くなるため、反応熱によって下流側のメッシュの寿命は低下し易い。
耐熱性を改善するために希少金属のような特殊材料を用いて保持器を製造すると、保持器の製造コストが増大し、モノリス型触媒に対するコスト面の優位性を失う。特殊材料を用いずに耐熱性を高めるべく、開口率を小さくすることも考えられるが、この場合は、排気ガスが触媒の特定領域を通過するため、浄化性能及び触媒の寿命が低下する。このように、触媒の保持器は、耐熱性、浄化性能及び製造コストという相反する要求を満たす必要がある。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、耐熱性に優れ、かつ、比較的安価なエンジンのマフラ及び触媒装置を提供することにある。本発明の他の目的は、耐熱性及び製造コストに優れ、かつ、触媒を通過した排気ガスの流出方向を制御可能なエンジンのマフラ及び触媒装置を提供することにある。本発明のさらに別の目的は、ワイヤニット型触媒を効率よく安定して使用することのできるエンジンのマフラ及び触媒装置を提供することにある。本発明の更なる目的は、後述する実施形態の記載から明らかになるであろう。
本発明に従う、エンジン本体に設けられるマフラは、エンジン本体側に位置する一側マフラボディと、一側マフラボディに対向して設けられ、一側マフラボディとの間に密閉空間を形成する他側マフラボディと、密閉空間を仕切るようにして一側マフラボディと他側マフラボディとの間に設けられる隔壁部であって、密閉空間を一側マフラボディ側に位置する一側密閉空間と他側マフラボディ側に位置する他側密閉空間とに仕切る隔壁部と、隔壁部に設けられる排気ガス浄化用の触媒装置であって、一側マフラボディに対面するフロント保持器と、他側マフラボディに対面するリア側保持器と、フロント側保持器及びリア側保持器により保持される触媒本体とを含んで構成される触媒装置と、を備え、リア側保持器には、ルーバ状開口部が設けられていることを特徴とする。
他側密閉空間の一部は、他の部分よりも拡張された拡張空間とし、ルーバ状開口部から流出する排気ガスが拡張空間に向けて流れるように、ルーバ状開口部を設定する構成でもよい。
リア側保持器の壁部に複数の切り込みを平行に形成し、各切り込みの形成された領域をそれぞれ外側に向けて所定角度だけ押し出すことにより、ルーバ状開口部を形成することができる。
ルーバ状開口部は、矩形状または円弧状のいずれかに形成してもよい。
フロント側保持器には、円状、円弧状、矩形状、ルーバ状のいずれかの開口部を設けてもよい。
触媒本体には、触媒がコーティングされた線材を編み込んで形成されるワイヤニット型触媒を用いることができる。
本発明に従う、排気ガスを浄化するための触媒装置は、排気ガスの流入するフロント側開口部を有するフロント側保持器と、フロント側保持器との間に触媒本体を収容するようにして設けられるリア側保持器であって、触媒本体を通過した排気ガスを排出させるためのリア側開口部を有するリア側保持器と、を備え、リア側開口部は、ルーバ状の開口部として形成されている。
本発明のエンジンのマフラによれば、排気ガスの流通方向下流側に位置するリア側保持器にルーバ状開口部を設けるため、リア側保持器に生じた熱を、隔壁を介してマフラ全体に拡散させることができる。この結果、特殊な材料を用いずに耐熱性を向上できる。さらに、ルーバ状開口部の開口の向きを調節することにより、ルーバ状開口部から流出する排気ガスの向きを制御することができる。特に、ワイヤニット型触媒を用いる場合に、製造コストをあまり増加させずに、耐熱性及び浄化性能を高めることができる。
排気ガスの下流側に位置する他側密閉空間の一部を拡張して拡張空間とし、ルーバ状開口部からの排気ガスを拡張空間に向けて流出させることにより、拡張空間を構成するマフラ内壁に排気ガスの熱を伝導させることができる。
リア側保持器の壁部に複数の切り込みを平行に形成し、各切り込みの形成された領域を外側に向けて所定角度だけ押し出すことによりルーバ状開口部を形成すれば、材料を無駄にせずにリア側保持器を製造できる。さらに、材料を無駄なく使用してルーバ状開口部を形成できるため、ルーバ状開口部の強度や耐熱性を高めることができる。
本発明の触媒装置によれば、本発明のエンジンのマフラと同様の効果を得ることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。本実施形態では、以下に詳述するように、マフラ3内の隔壁板32にワイヤニット型触媒50を収容する触媒装置40を取り付ける。さらに、本実施形態では、触媒装置40のリア側にルーバ状の開口部42Bを設ける。これにより、本実施形態では、触媒装置の耐熱性等を向上させる。
図1は、本実施例によるエンジン1の要部を拡大して示す断面図である。エンジン1は、エンジン本体2とマフラ3とを備える。エンジン本体2は、例えば、比較的排気量の少ない空冷2サイクルエンジンとして構成される。例えば、エンジン本体2を、層状掃気エンジン(ストラト・チャージドエンジン)として構成してもよい。この場合は、後述する触媒装置40による浄化機能と相乗効果を発揮し、より一層清浄な排気ガスを得ることができる。しかし、本発明のマフラ3は、層状掃気エンジンに限らず、他の種類のエンジンにも使用することができる。
エンジン本体2は、例えば、複数の冷却フィン21を有するシリンダ20と、シリンダ20に形成されるシリンダボア22と、シリンダボア22の上部に形成される燃焼室23と、燃焼後のガスを排出するための排気ポート25等を備える。なお、シリンダ20の上部には、点火プラグを取り付けるための点火プラグ取付穴24が設けられる。上述の構成以外にエンジン本体2は、吸気ポート等を備えるが、エンジン本体2それ自体は、本発明の要部ではないため、これ以上の説明を省略する。
排気側に向けて徐々に拡径するように形成される排気ポート25の出口25aには、マフラ3がガスケット10を介して気密に取り付けられている。マフラ3は、例えば、複数のボルト33によりシリンダ20の外側に着脱可能に固定されている。符号33Aは、ボルト33が挿通されるスペーサである。
マフラ3は、それぞれ後述するように、例えば、一側マフラボディ30と、他側マフラボディ31と、隔壁板32と、触媒装置40と、排気口34及びテールパイプ35とを備えて構成される。
マフラ3は、エンジン本体2側に位置する一側マフラボディ30と、一側マフラボディ30の外側(さらにエンジン本体2から離れる方向に)位置する他側マフラボディ31と、隔壁板32とをかしめ接合することにより形成される。
一側マフラボディ30及び他側マフラボディ31は、例えば、鉄鋼等の熱伝導率の比較的高い材料から、それぞれ有底の角筒状に形成されており、各マフラボディ30,31によってマフラ3内に、膨張室となる密閉空間が形成される。
一側マフラボディ30の底部には、排気ポート25の出口25aに接続するための流入口30Bが形成されている。この流入口30Bと排気ポート25の出口25aとは、ガスケット10を介して接続される。
他側マフラボディ31の底部の一方の側(図1の下側)には、排気口34が形成されており、この排気口34には、第2室31A内に臨むようにして、円筒状のテールパイプ35が嵌合されている。図3で述べるように、テールパイプ35の位置と触媒装置40との位置は、他側マフラボディ31の正面から見て左右方向に離れており、触媒装置40から流出する排気ガスがテールパイプ35内に直接流入しないようになっている。
さらに、他側マフラボディ31の底部の他方の側(図1の上側)は、外側に向けて若干張り出している。これにより、第2室31Aの体積が部分的に拡張されて、拡張空間31A1が形成されている。
隔壁板32は、例えば、ステンレス鋼のような材料から略矩形板状に形成されており、マフラ3内の膨張室を左右の第1室30A,第2室31Aに区切っている。なお、隔壁板32には、その剛性を高めるための半球状のリブ32Aが設けられている。さらに、隔壁板32には、触媒装置40が設けられている。
触媒装置40の詳細な構成は別図と共に説明するが、先に簡単に説明すると、触媒装置40は、フロント側保持器41と、リア側保持器42と、各保持器41,42の間に収容される触媒本体50とを備えて構成される。ここで、フロント側とは、排気ガスの流れ方向における上流側に、リア側とは、排気ガスの流れ方向における下流側に、それぞれ対応する。
図2は、マフラ3の分解斜視図である。図2からわかるように、リア側保持器42は、隔壁板32の下側に一体的に設けられている。即ち、隔壁板32の所定の領域がリア側保持器42として形成されている。
従って、触媒装置40の熱は、リア側保持器42から隔壁板32を介して各マフラボディ30,31に伝導する。伝導熱は、主として、エンジン本体2から離れた他側マフラボディ31の壁部を介して、大気中に発散される。つまり、各マフラボディ30,31は、触媒装置40の放熱板として利用される。
また、リア側保持器42を隔壁板32に一体形成するため、別の部品として構成されるリア側保持器を隔壁板32に固定する場合に比べて、部品点数や組立工数を低減することができ、製造コストの上昇を抑えることができる。
図3は、図1中の矢示III−III方向断面図である。取付ボルト33は、一側マフラボディ30の流入口30Bの両側にそれぞれ設けられている。さらに、図3からわかるように、触媒装置40とテールパイプ35とは、離間して配置される。図3では、触媒装置40とテールパイプ35とは、上下に離れて設けられている。従って、触媒装置40から流出する浄化後の排気ガスは、テールパイプ35に直接流入しない。テールパイプ35には、他側マフラボディ31の内壁に衝突して熱を奪われた排気ガスが流入する。
図4は、マフラ3を拡大して示す断面図である。ここでは、触媒装置40の構成を中心に説明する。上述の通り、触媒装置40は、例えば、有底筒状のフロント側保持器41と、有底筒状のリア側保持器42と、触媒本体50とを備える。各保持器41,42は、それぞれステンレス鋼のような、耐熱性及び耐酸化性に優れた材料から形成される。
フロント側保持器41は、一側マフラボディ30内の第1室30Aに位置しており、その底部には、例えば、円状の開口部41Aが複数設けられている。フロント側保持器41は、リア側保持器42に対向するようにして、隔壁板32の一側面に溶接等の手段で固着されている。
リア側保持器42は、他側マフラボディ31内の第2室31Aに位置しており、その底部には、ルーバ状の開口部42Bが複数設けられている。即ち、一つの表現では、リア側保持器42の底部の開口部には、それぞれ所定角度θ(図7参照)で外側に傾斜する複数の板部42Aが平行に設けられており、各板部42Aによって複数の開口部42Bが形成されている。他の一つの表現では、リア側保持器42の底部に直線状の複数の切り込みを平行に形成し、切り込みの設けられた部分(板部42A)を外側に向けて所定角度θだけ押し出すことにより、複数の開口部42Bが形成される。
本実施例では、上述の通り、隔壁板32の下側の所定領域にリア側保持器42を一体形成している。従って、隔壁板32の材料を無駄にすることなく、ルーバ状開口部42Bを設けることができる。
図5は、一側マフラボディ30を正面から見た一部破断の平面図である。図5に示すように、フロント側保持器41には、触媒本体50の正面部分の殆ど全てをカバーするようにして、多数の円状開口部41Aが設けられている。
図6は、隔壁板32を他側マフラボディ31側から見た平面図である。上述の通り、リア側保持器42には、ルーバ状開口部42Bが設けられている。
図7は、触媒装置40を拡大して示す断面図である。上述の通り、隔壁板32を利用してリア側保持器42が形成されており、リア側保持器42には、所定角度θで傾斜する複数の板部42Aが平行に立設されている。
触媒装置40の取付位置や触媒本体50とテールパイプ35との位置関係等によっても相違するが、例えば、所定角度θは、30〜60度の範囲内で設定される。ルーバ状開口部42Bの開口率は、例えば、70%以上、好ましくは80%以上に設定される。なお、これらの数値は、一つの例示であって、本発明は上記の数値に限定されない。
触媒本体50は、例えば、ワイヤニット型触媒として形成される。ワイヤニット型触媒とは、例えば、白金等の触媒材料がコーティングされた線材を編み込むことにより形成される触媒である。なお、本実施例では、ワイヤニット型触媒を例に挙げて説明するが、これに限らず、保持器を必要とする他の種類の触媒も使用可能である。
なお、図8は、他側マフラボディ31の正面図である。
図9を参照してマフラ3の機能を説明する。図9は、マフラ3の構成を簡略化して示す説明図である。エンジン本体2が始動すると、燃焼後の排気ガスが排気ポート25を介して、第1室30Aに流入する。第1室30Aに流入した排気ガスは、未燃焼成分(炭化水素等)を含んでいる。この排気ガスは、隔壁板32の一側面に衝突した後、フロント側保持器41の開口部41Aから触媒装置40内に流れ込む。
触媒装置40内に流入した排気ガスは、触媒本体50を通過しながら、未燃焼成分が除去されて浄化される。触媒本体50は、浄化時の反応熱により温度が上昇する。特に、下流側では、反応熱による熱負荷が増大する。
触媒本体50を通過して浄化された排気ガスは、リア側保持器42のルーバ状開口部42Bから排出される。この際、板部42Aが所定角度θで傾いているため、排気ガスは、他側マフラボディ31の上部に位置する拡張空間31A1に向けて流出する。テールパイプ35と触媒装置40とは、正面から見た場合の左右方向に離れているため、触媒装置40から流出する排気ガスは、テールパイプ35内に直接流入しない。
第2室31A内に流入した排気ガスは、他側マフラボディ31の内壁に衝突して、一部の熱を奪われる。やがて、排気ガスは、テールパイプ35内に流入し、テールパイプ35を介して大気中に排出される。
テールパイプ35から排出される排気ガスは、触媒装置40を通過することにより浄化されているため、環境基準を満たした清浄な排気ガスとなっている。さらに、テールパイプ35から排出される排気ガスは、他側マフラボディ31の内壁に熱の一部が伝わっているため、その温度が低下している。
図10は、本実施例による触媒装置40のフロント側保持器41,触媒本体50及びリア側保持器42を模式的に示す説明図である。既に述べた通り、本実施例では、隔壁板32に一体形成されるリア側保持器42にルーバ状開口部42Bを設けるため、触媒装置40に生じる熱を、ルーバ状開口部42Bから隔壁板32を介してマフラ3の全体に拡散させることができ、耐熱性が向上する。
ルーバ状開口部42Bは、フロント側保持器41の多孔性の開口部41Aに比べて、熱伝導性が良いためである。何故なら、ルーバ状開口部42Bは、隔壁板32に一体形成するため、板材を円状に打ち抜いて開口部を形成する場合に比べて、熱の伝導部分が大きいためである。
従って、熱伝導率の低いステンレス鋼のような材料から触媒装置40を形成した場合でも、触媒装置40に生じる熱をマフラ3に伝導させやすく、この結果、触媒装置40の温度上昇を抑制することができる。これにより、触媒装置40は、高温となる触媒本体50を保持することができる。
また、ルーバ状開口部42Bを有するリア側保持器42は、その構造上、フロント側保持器41よりも機械的強度を高めることができる。これにより、反応熱による高温によってリア側保持器42が変形等するのを防止できる。
さらに、本実施例では、隔壁板32にリア側保持器42を一体形成するため、リア側保持器42を隔壁板32と別体に形成する場合に比べて、部品点数及び組立工数を低減することができ、マフラ3の製造コストの上昇を抑制することができる。
本実施例では、下流側に比べて低温なフロント側保持器41には、そのほぼ全面に多数の円状開口部41Aを設け、上流側に比べて高温のリア側保持器42には、ルーバ状開口部42Bを設ける構成とした。従って、触媒本体50のほぼ全体に排気ガスを通過させることができる。フロント側保持器41は、比較的低温なので、円状開口部41Aを多数設けて開口率を上げても、特に支障ない。
本実施例では、ルーバ状開口部42Bから排出される浄化後の排気ガスを、第2室31Aの拡張空間31A1に導き、拡張空間31A1を取り囲む他側マフラボディ31の内壁に排気ガスを衝突させる。従って、比較的広い面積に排気ガスを衝突させて、排気ガスの温度を低下させることができる。
図11に基づいて第2実施例を説明する。以下に述べる各実施例は、第1実施例の変形例に相当する。従って、以下の各実施例では、第1実施例との共通部分についての説明を割愛し、特徴的な部分を中心に説明する。
図11は、本実施例による触媒装置40の構成を模式的に示す説明図である。本実施例では、フロント側保持器41にも、ルーバ状開口部41Cを設ける。板部41Bは、所定角度θまたは別の角度で外側に傾斜している。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の効果を奏する。さらに、本実施例では、フロント側保持器41にもルーバ状開口部41Cを設けるため、フロント側保持器41の耐熱性及び機械強度を高めることができる。
図12は、第3実施例に係る触媒装置の構成を模式的に示す説明図である。本実施例では、リア側保持器42に形成される各ルーバ状開口部42B間に、矩形状の開口部42B1を設ける。これにより、リア側保持器42を排気ガスが通過する面積をより一層広げることができる。
図13は、第4実施例に係る触媒装置の構成を模式的に示す説明図である。本実施例では、図13(a)に示すように、リア側保持器62に円弧状のルーバ状開口部62Bを設ける。円弧状の板部62Aは、所定角度θまたは別の角度で外側に傾斜している。
フロント側保持器61は、外環部61Aと、外環部61Aと同心に位置する内環部61Bと、周方向に離間して各環部61A,61Bを接続する複数の接続部61Cと、各接続部61C間に形成される開口部61Dとから構成される。
図13(b)は、図13(a)中の矢示XIII(b)−XIII(b)方向から見た拡大断面図である。図13(a),(b)は、本実施例に係る触媒装置の構成をそれぞれ模式的に示しており、正確な機械図面とは相違する。図13(b)に示すように、各円弧状の板部62Aは、中心部に向けて開口している。さらに、中央部は、円状の開口部62B1となっている。このように構成される本実施例も第1実施例と同様の効果を奏する。
図14は、第5実施例に係る触媒装置の構成を模式的に示す説明図である。本実施例では、フロント側保持器71に矩形状の単一開口部71Bを形成し、フロント側保持器71の外縁の四隅から中央に向けて爪部71Aをそれぞれ延設している。各爪部71Aによって、触媒本体50は触媒装置40から脱落することなく保持される。リア側保持器42は、第1実施例と同様に構成される。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の効果を奏する。さらに、本実施例では、基本的に、触媒本体50の一側面を殆ど露出させて使用することができ、排気ガスを均等に通過させることができる。
図15は、第6実施例に係るマフラ3Aの構成を模式的に示す説明図である。本実施例では、テールパイプ35を他側マフラボディ31の上部に設け、さらに、ルーバ状開口部42Bから流出する排気ガスの方向を他側マフラボディ31の下側に設定している。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の効果を奏する。
図16は、第7実施例に係る触媒装置の構成を模式的に示す説明図である。本実施例では、リア側保持器42のルーバ状開口部42Bの向きを横に設定している。マフラ3の背面側から見た場合、触媒装置40で浄化された排気ガスは、左側に排出されて他側マフラボディ31の左側の内壁に衝突する。なお、ルーバ状開口部42Bの向きを右側に設定したり、あるいは、斜め方向に設定してもよい。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の効果を奏する。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。本実施例では、保持器を必要とする触媒としてワイヤニット型触媒を例に挙げて説明したが、これに限らず、保持器を必要とする他の種類の触媒にも適用できる。
本実施例では、各保持器をステンレス鋼から形成し、各マフラボディを鉄鋼から形成する場合を述べたが、必要な性能を得られる材料であれば、ステンレス鋼や鉄鋼以外の材料を用いてもよい。
触媒付きマフラを備えるエンジンの要部断面図。 マフラの分解斜視図。 図1中の矢示III−III方向断面図。 マフラを拡大して示す断面図。 一側マフラボディの平面図。 隔壁板の平面図。 触媒装置を拡大して示す断面図。 他側マフラボディの平面図。 マフラ内の排気ガスの流れを示す説明図。 触媒装置の構成を模式的に示す説明図。 第2実施例に係る触媒装置の構成を模式的に示す説明図。 第3実施例に係る触媒装置の構成を模式的に示す説明図。 第4実施例に係る触媒装置の構成を模式的に示す説明図。 第5実施例に係る触媒装置の構成を模式的に示す説明図。 第6実施例に係るマフラの構成を模式的に示す説明図。 第7実施例に係る触媒装置の構成を模式的に示す説明図。
符号の説明
1:エンジン、2:エンジン本体、3,3A:マフラ、10:ガスケット、20:シリンダ、21:冷却フィン、22:シリンダボア、23:燃焼室、24:点火プラグ取付穴、25:排気ポート、25a:出口、30:一側マフラボディ、30A:第1室、30B:流入口、31:他側マフラボディ、31A:第2室、31A1:拡張空間、32:隔壁板、32A:リブ、33:取付ボルト、33A:スペーサ、34:排気口、35:テールパイプ、 40 触媒装置、41:フロント側保持器、41A:開口部、41B:板部、41C:ルーバ状開口部、42:リア側保持器、42A:板部、42B:ルーバ状開口部、50:触媒本体、61:フロント側保持器、61A:外環部、61B:内環部、61C:接続部、61D:開口部、62:リア側保持器、62A:板部、62B:ルーバ状開口部、71:フロント側保持器、71A:爪部、71B:開口部

Claims (7)

  1. エンジン本体(2)に設けられるマフラ(3)であって、
    前記エンジン本体側に位置する一側マフラボディ(30)と、
    前記一側マフラボディに対向して設けられ、前記一側マフラボディとの間に密閉空間(30A,31A)を形成する他側マフラボディ(31)と、
    前記密閉空間を仕切るようにして前記一側マフラボディと前記他側マフラボディとの間に設けられる隔壁部(32)であって、前記密閉空間を前記一側マフラボディ側に位置する一側密閉空間(30A)と前記他側マフラボディ側に位置する他側密閉空間(31A)とに仕切る隔壁部(32)と、
    前記隔壁部に設けられる排気ガス浄化用の触媒装置(40)であって、前記一側マフラボディに対面するフロント保持器(41)と、前記他側マフラボディに対面するリア側保持器(42)と、前記フロント側保持器及びリア側保持器により保持される触媒本体(50)とを含んで構成される触媒装置(40)と、
    を備え、
    前記リア側保持器(42)には、ルーバ状開口部(42B)が設けられていることを特徴とするエンジンのマフラ。
  2. 前記他側密閉空間(31A)の一部は、他の部分よりも拡張された拡張空間(31A1)となっており、
    前記ルーバ状開口部(42B)から流出する排気ガスが前記拡張空間に向けて流れるように、前記ルーバ状開口部が設定されている、請求項1に記載のエンジンのマフラ。
  3. 前記リア側保持器(42)の壁部に複数の切り込みを平行に形成し、前記各切り込みの形成された領域(42A)をそれぞれ外側に向けて所定角度だけ押し出すことにより、前記ルーバ状開口部(42B)が形成される、請求項1または請求項2のいずれかに記載のエンジンのマフラ。
  4. 前記ルーバ状開口部(42B)は、矩形状または円弧状のいずれかに形成される、請求項1または請求項3のいずれかに記載のエンジンのマフラ。
  5. 前記フロント側保持器(41)には、円状、円弧状、矩形状、ルーバ状のいずれかの開口部が設けられる、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエンジンのマフラ。
  6. 前記触媒本体(50)は、触媒がコーティングされた線材を編み込んで形成されるワイヤニット型触媒である、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のエンジンのマフラ。
  7. 排気ガスを浄化するための触媒装置(40)であって、
    排気ガスの流入するフロント側開口部(41A)を有するフロント側保持器(41)と、
    前記フロント側保持器との間に触媒本体(50)を収容するようにして設けられるリア側保持器(42)であって、前記触媒本体を通過した排気ガスを排出させるためのリア側開口部(42B)を有するリア側保持器(42)と、を備え、
    前記リア側開口部は、ルーバ状の開口部として形成されている、触媒装置。
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