JP2009155595A - インクジェット記録用インク、インクカートリッジおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録用インク、インクカートリッジおよびインクジェット記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 印字品質、蒸発特性および噴射安定性に優れ、且つ、インクジェット記録装置内のゴム部材等に由来する化合物のインク中への溶出が防止されたインクジェット記録用インクを提供する。
【解決手段】 自己分散型顔料、水、水溶性有機溶剤およびアセチレングリコール系界面活性剤を含むインクジェット記録用インクであって、前記自己分散型顔料の固形分配合量が、前記インク全量に対し3.5〜4.5重量%であり、前記水溶性有機溶剤が、グリセリンおよびジプロピレングリコールプロピルエーテルを含み、かつ前記グリセリンの配合量が、前記インク全量に対し15〜25重量%であり、前記ジプロピレングリコールプロピルエーテルの配合量が、前記インク全量に対し2.0〜3.0重量%であり、前記アセチレングリコール系界面活性剤の配合量が、前記インク全量に対し0.1〜0.3重量%であることを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、インクジェット記録用インク、インクカートリッジおよびインクジェット記録装置に関する。
従来から、着色剤、水、湿潤剤・浸透剤等の水溶性有機溶剤および界面活性剤を含むインクジェット記録用インクが汎用されている。前記着色剤としては、彩度の高さ、種類の豊富さ、水への溶解性に優れる点等から水溶性染料が数多く使用されている。しかしながら、前記水溶性染料を含むインクは、それを用いた記録物の耐光性および耐水性が充分ではない。この問題は、前記着色剤として、顔料を用いることで解決できる。すなわち、顔料を含むインクは、それを用いた記録物の耐光性および耐水性に優れる。また、前記インクにおいて、前記浸透剤の配合量を増やすと、印字品質が良好となる。しかし、前記浸透剤の増量は、前記インクの蒸発特性を悪化させ、インクジェット記録装置を形成する材料に由来する化合物を前記インク中へ溶出させる。前記インクジェット記録装置を形成する材料としては、例えば、ゴム部材およびゴム材料以外の有機材料部材があげられる。前記ゴム部材は、例えば、ワイパおよびキャップがあげられる。前記ワイパは、例えば、インクジェットヘッドのノズル面を払拭するものである。前記キャップは、例えば、前記ノズル面と外界とを遮断するものである。前記ゴム部材等に由来する化合物が前記インク中へ溶出すると、前記インク中に前記化合物が析出する場合がある。前記化合物が析出すると、例えば、前記インクジェットヘッドのノズルが目詰まりするおそれがある。また、前記インクにおいて、前記顔料の固形分配合量を増やすと、印字品質が良好となる。しかし、前記顔料固形分の増量は、前記浸透剤の増量と同様に、前記インクの蒸発特性を悪化させ、インクジェット記録装置内のゴム部材等に由来する化合物をインク中へ溶出させる。そして、前記インクの噴射安定性は、前記湿潤剤、前記浸透剤および前記界面活性剤の量に影響を受け、場合によっては悪化するおそれもある。
前記蒸発特性および噴射安定性の問題の解決のために、粘度を調整することで、流動特性を制御したインクが提案されている(特許文献1)。しかしながら、このインクでは、前記ゴム部材等のインク中への溶出の問題の解決には至っていない。
特開2002−38061号公報
そこで、本発明は、印字品質、蒸発特性および噴射安定性に優れ、且つ、インクジェット記録装置内のゴム部材等に由来する化合物のインク中への溶出が防止されたインクジェット記録用インクを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のインクジェット記録用インクは、
自己分散型顔料、水、水溶性有機溶剤およびアセチレングリコール系界面活性剤を含むインクジェット記録用インクであって、
前記自己分散型顔料の固形分配合量が、前記インク全量に対し3.5〜4.5重量%であり、
前記水溶性有機溶剤が、グリセリンおよびジプロピレングリコールプロピルエーテルを含み、かつ前記グリセリンの配合量が、前記インク全量に対し15〜25重量%であり、前記ジプロピレングリコールプロピルエーテルの配合量が、前記インク全量に対し2.0〜3.0重量%であり、
前記アセチレングリコール系界面活性剤の配合量が、前記インク全量に対し0.1〜0.3重量%であることを特徴とする。
前記目的を達成するために、本発明者等は、一連の研究を重ねたところ、自己分散型顔料、グリセリン、ジプロピレングリコールプロピルエーテルおよびアセチレングリコール系界面活性剤を、前記所定の割合で含むようにすれば、印字品質、蒸発特性および噴射安定性に優れ、且つ、インクジェット記録装置内のゴム部材等に由来する化合物のインク中への溶出も防止されることを見出し、本発明に至った。このような性能の向上は、本発明者等が初めて見出したものである。
本発明のインクジェット記録用インクにおいて、前記アセチレングリコール系界面活性剤は、下記一般式(1)で表されるアセチレングリコール系界面活性剤であることが好ましい。
Figure 2009155595
前記一般式(1)において、mおよびnは同一でも異なっていてもよく、m+n=1〜15を満たす数であり、
、R、RおよびRは、それぞれ同一でも異なっていてもよく、炭素原子数1〜5の直鎖状または分岐鎖状アルキル基である。
本発明のインクジェット記録用インクの用途は、特に限定されず、例えば、黒インクとして用いることができる。
本発明のインクカートリッジは、インクジェット記録用インクを含むインクカートリッジであって、前記インクが、本発明の前記インクジェット記録用インクであることを特徴とする。
本発明のインクジェット記録装置は、インクカートリッジおよびインク吐出手段を含み、インクジェット記録用インクが前記インク吐出手段から吐出されるインクジェット記録装置であって、前記インクカートリッジが、本発明の前記インクカートリッジであることを特徴とする。
つぎに、本発明のインクジェット記録用インクについて詳細に説明する。本発明のインクジェット記録用インクは、自己分散型顔料、水、水溶性有機溶剤およびアセチレングリコール系界面活性剤を含む。
前記自己分散型顔料は、例えば、顔料粒子の表面にカルボキシル基、カルボニル基、ヒドロキシル基、スルホン基等の親水性官能基およびその塩の少なくとも一方が、直接または多価の基を介して化学結合により導入されていることによって、分散剤なしでも水に分散可能なものである。
前記自己分散型顔料は、限定されず、例えば、特開平8−3498号公報、特表2000−513396号公報等に記載の方法によって表面処理された自己分散型顔料を用いることができる。前記自己分散型顔料は、例えば、市販品を用いてもよい。前記市販品としては、例えば、キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ社製の商品名「CAB−O−JET(登録商標)200、250、260、300および700」、オリエント化学工業(株)製の商品名「BONJET(登録商標)BLACK CW−1、CW−2およびCW−3」、東洋インキ製造(株)製の商品名「LIOJET(登録商標)WD BLACK 002C」等があげられる。前記自己分散型顔料は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
前記自己分散型顔料に用いることができる顔料は、限定されず、無機顔料および有機顔料のいずれも使用することができる。また、前記表面処理を行うのに適した顔料としては、例えば、三菱化学(株)製の商品名「MA8および100」、デグサ社製の商品名「カラーブラックFW200」等のカーボンブラック等があげられる。
前述のとおり、前記自己分散型顔料の固形分配合量は、前記インク全量に対し、3.5〜4.5重量%である。前記固形分配合量を前記範囲とすることで、印字品質および蒸発特性に優れたインクを得ることができる。前記固形分配合量は、前記範囲内において多く含有する方が、印字濃度が濃くなるため好ましい。
本発明のインクジェット記録用インクは、本発明の効果を損なわない範囲で、前記自己分散型顔料以外の着色剤を含んでもよい。前記着色剤としては、染料および自己分散型顔料以外の顔料等があげられる。
前記水は、イオン交換水または純水であることが好ましい。前記インク全量に対する前記水の配合量は、所望のインク特性等に応じて適宜決定される。前記水の配合量は、例えば、他の成分の残部としてもよい。
前記水溶性有機溶剤は、例えば、インクジェットヘッドの先端部におけるインクの乾燥を防止する湿潤剤および記録紙面上での乾燥速度を調整する浸透剤に分類される。
本発明のインクジェット記録用インクは、前記湿潤剤として、グリセリンを含む。前述のとおり、前記グリセリンの配合量は、前記インク全量に対し、15〜25重量%である。
前記湿潤剤は、前記グリセリンのみで構成されていてもよいし、本発明の効果を損なわない範囲で、さらに他の湿潤剤を含んでもよい。
前記グリセリン以外の湿潤剤は、限定されず、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等の低級アルコール;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド;アセトン等のケトン;ジアセトンアルコール等のケトアルコール;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;ポリアルキレングリコール、アルキレングリコール等の多価アルコール;2−ピロリドン;N−メチル−2−ピロリドン;1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等があげられる。前記ポリアルキレングリコールは、限定されず、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等があげられる。前記アルキレングリコールは、限定されず、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール等があげられる。これらの中でも、アルキレングリコール等の多価アルコールが好適である。前記グリセリン以外の湿潤剤は、1種類だけ用いてもよいし、2種類以上用いてもよい。
本発明のインクジェット記録用インクは、前記浸透剤として、ジプロピレングリコールプロピルエーテル(DPP)を含む。前述のとおり、前記DPPの配合量は、前記インク全量に対し、2.0〜3.0重量%である。
前記浸透剤は、前記DPPのみで構成されていてもよいし、本発明の効果を損なわない範囲で、さらに他の浸透剤を含んでもよい。
前記DPP以外の浸透剤は、限定されず、例えば、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールプロピルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールプロピルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル、トリエチレングリコールエチルエーテル、トリエチレングリコールプロピルエーテル、トリエチレングリコールブチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテル、プロピレングリコールブチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールエチルエーテル、トリプロピレングリコールプロピルエーテル、トリプロピレングリコールブチルエーテル等があげられる。前記DPP以外の浸透剤は、1種類だけ用いてもよいし、2種類以上用いてもよい。
前記アセチレングリコール系界面活性剤は、限定されないが、前述のとおり、前記一般式(1)で表されるアセチレングリコール系界面活性剤であることが好ましい。前記一般式(1)において、前記mおよびnは、同一でも異なっていてもよく、m+n=1〜15を満たす数であり、好ましくは、m+n=3〜11を満たす数である。R、R、RおよびRは、それぞれ同一でも異なっていてもよく、炭素原子数1〜5の直鎖状または分岐鎖状アルキル基である。前記アルキル基は、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基等を含む。
前記アセチレングリコール系界面活性剤は、例えば、市販品を用いてもよい。前記市販品としては、例えば、日信化学工業(株)製のオルフィン(登録商標)E1010、オルフィン(登録商標)E1004、サーフィノール(登録商標)440およびサーフィノール(登録商標)465;川研ファインケミカル(株)製のアセチレノール(登録商標)E40およびアセチレノール(登録商標)E100等があげられる。
前述のとおり、前記アセチレングリコール系界面活性剤の配合量は、前記インク全量に対し、0.1〜0.3重量%である。前記界面活性剤の配合量を前記範囲とすることで、噴射安定性に優れたインクを得ることができる。
本発明のインクジェット記録用インクは、本発明の効果を損なわない範囲で、前記アセチレングリコール系界面活性剤以外の界面活性剤を含んでもよい。前記アセチレングリコール系界面活性剤以外の界面活性剤は、限定されず、例えば、花王(株)製のアニオン界面活性剤「EMAL(登録商標)」シリーズ、「LATEMUL(登録商標)」シリーズ、「VENOL(登録商標)」シリーズ、「NEOPELEX(登録商標)」シリーズ、NS SOAP、KS SOAP、OS SOAP、「PELEX(登録商標)」シリーズ等;ライオン(株)製のアニオン界面活性剤「LIPOLAN(登録商標)」シリーズ、「LIPON(登録商標)」シリーズ、「SUNNOL(登録商標)」シリーズ、「LIPOTAC(登録商標)」シリーズ、「ENAGICOL(登録商標)」シリーズ、「LIPAL(登録商標)」シリーズ、「LOTAT(登録商標)」シリーズ等;花王(株)製のノニオン界面活性剤「EMULGEN(登録商標)」シリーズ、「RHEODOL(登録商標)」シリーズ、「EMASOL(登録商標)」シリーズ、「EXCEL(登録商標)」シリーズ、「EMANON(登録商標)」シリーズ、「AMIET(登録商標)」シリーズ、「AMINON(登録商標)」シリーズ等;ライオン(株)製のノニオン界面活性剤「DOBANOX(登録商標)」シリーズ、「LEOCOL(登録商標)」シリーズ、「LEOX(登録商標)」シリーズ、「LAOL(登録商標)」シリーズ、「LEOCON(登録商標)」シリーズ、「LIONOL(登録商標)」シリーズ、「CADENAX(登録商標)」シリーズ、「LIONON(登録商標)」シリーズ、「LEOFAT(登録商標)」シリーズ等があげられる。前記アセチレングリコール系界面活性剤以外の界面活性剤は、1種類だけ用いてもよいし、2種類以上用いてもよい。
前記インクは、必要に応じて、さらに、従来公知の添加剤を含んでもよい。前記添加剤としては、例えば、粘度調整剤、表面張力調整剤、防黴剤等があげられる。前記粘度調整剤は、限定されず、例えば、ポリビニルアルコール、セルロース、水溶性樹脂等があげられる。
前記インクは、例えば、自己分散型顔料、水、水溶性有機溶剤およびアセチレングリコール系界面活性剤と、必要に応じて他の添加成分とを、従来公知の方法で均一に混合し、フィルターで不溶解物を除去することにより調製できる。
本発明のインクカートリッジは、本発明の前記インクジェット記録用インクを含むインクカートリッジである。本発明のインクカートリッジの本体としては、例えば、従来公知のものを使用できる。
つぎに、本発明のインクジェット記録装置について説明する。本発明のインクジェット記録装置には、本発明の前記インクカートリッジを含む。これを除き、本発明のインクジェット記録装置の構成は、例えば、従来公知のインクジェット記録装置と同様であってもよい。
図1に、本発明のインクジェット記録装置の一例の構成を示す。図示のとおり、このインクジェット記録装置1は、4つのインクカートリッジ2と、インクジェットヘッド3と、ヘッドユニット4と、キャリッジ5と、駆動ユニット6と、プラテンローラ7と、パージ装置8とを主要な構成部材として含む。
前記4つのインクカートリッジ2は、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの4色のインクを、それぞれ1色ずつ含む。例えば、前記ブラックインクが、前記本発明のインクである。前記インクジェットヘッド3は、記録紙等の被記録材Pに印字を行う。前記ヘッドユニット4は、前記インクジェットヘッド3を備えている。前記キャリッジ5には、前記4つのインクカートリッジ2および前記ヘッドユニット4が搭載される。前記駆動ユニット6は、前記キャリッジ5を直線方向に往復移動させる。前記プラテンローラ7は、前記キャリッジ5の往復方向に延び、前記インクジェットヘッド3と対向して配置されている。
前記駆動ユニット6は、キャリッジ軸9と、ガイド板10と、2つのプーリ11および12と、エンドレスベルト13とを含む。前記キャリッジ軸9は、前記キャリッジ5の下端部に配置され、前記プラテンローラ7と平行に延びている。前記ガイド板10は、前記キャリッジ部5の上端部に配置され、前記キャリッジ軸9と平行に延びている。前記2つのプーリ11および12は、前記キャリッジ軸9と前記ガイド板10との間であって、前記キャリッジ軸9の両端部に配置されている。前記エンドレスベルト13は、前記2つのプーリ11および12の間に掛け渡されている。
このインクジェット記録装置1において、前記プーリ11がキャリッジモータ101の駆動により正逆回転されると、前記プーリ11の正逆回転に伴って、前記エンドレスベルト13に接合されている前記キャリッジ5が、前記キャリッジ軸9および前記ガイド板10に沿って、直線方向に往復移動する。
前記被記録材Pは、このインクジェット記録装置1の側方又は下方に設けられた給紙カセット(図示せず)から給紙される。前記被記録材Pは、前記インクジェットヘッド3と、前記プラテンローラ7との間に導入される。すると、前記被記録材Pに、前記インクジェットヘッド3から吐出されるインクにより所定の印字がなされる。前記被記録材Pは、その後、前記インクジェット記録装置1から排紙される。図1においては、前記被記録材Pの給紙機構及び排紙機構の図示を省略している。
前記パージ装置8は、前記プラテンローラ7の側方に設けられ、前記ヘッドユニット4がリセット位置(この例においては、前記パージ装置8の上部)にある時に、前記インクジェットヘッド3と対向するように配置されている。前記パージ装置8は、パージキャップ14と、ポンプ15およびカム16と、インク貯留部17とを含む。前記パージキャップ14は、前記ヘッドユニット4が前記リセット位置にある時に、前記インクジェットヘッド3の複数のノズル(図示せず)を覆う。前記ポンプ15は、前記カム16の駆動により前記インクジェットヘッド3の内部に溜まる気泡等を含んだ不良インクを吸引する。これにより、前記インクジェットヘッドの回復が図られる。前記吸引された不良インクは、前記インク貯留部17に貯められる。
前記パージ装置8の前記プラテンローラ7側の位置には、前記パージ装置8に隣接してワイパ部材20が配設されている。前記ワイパ部材20は、へら状に形成されており、前記キャリッジ5の移動に伴って、前記インクジェットヘッド3のノズル形成面を拭うものである。図1において、キャップ18は、インクの乾燥を防止するため、印字が終了すると前記リセット位置に戻される前記インクジェットヘッド3の複数のノズルを覆うものである。
この例のインクジェット記録装置1においては、前記4つのインクカートリッジ2は、1個のキャリッジ5に搭載されている。ただし、本発明は、これに限定されない。本発明のインクジェット記録装置において、前記4つのインクカートリッジは、複数のキャリッジに搭載されていてもよい。また、前記インクカートリッジは、前記キャリッジには搭載されず、インクジェット記録装置内に配置、固定されていてもよい。この態様においては、例えば、前記インクカートリッジと、前記キャリッジに搭載された前記ヘッドユニットとが、チューブ等により連結され、前記チューブ等により、前記インクカートリッジから前記ヘッドユニットに前記インクが供給される。
つぎに、本発明の実施例について比較例と併せて説明する。なお、本発明は、下記の実施例および比較例によってなんら限定ないし制限されない。
[実施例1〜3および比較例1〜14]
インク組成成分(下記表1)を、均一に混合した。その後、前記混合物を、東洋濾紙(株)製のセルロースアセテートタイプメンブレンフィルタ(孔径3.0μm)でろ過することで、実施例1〜3および比較例1〜14のインクジェット記録用インクを得た。
各実施例および各比較例のインクについて、(a)印字品質評価(OD値)、(b)印字品質評価(ブリーディング)、(c)蒸発特性評価、(d)ゴム析出性評価、(e)噴射安定性評価および(f)総合評価を、下記の方法により行った。
(a)印字品質評価(OD値)
ブラザー工業(株)製のインクジェットプリンタ搭載デジタル複合機DCP−330Cを使用し、ブラザー工業(株)製の上質普通紙BP60PA上に解像度600dpi×600dpiで、被覆率100%のベタ印字を行い評価サンプルを作製した。前記評価サンプルの光学濃度(OD)値を、Gretag Macbeth社製の分光測色計Spectrolino(光源:D50、視野:2°、フィルター:Status T)により測定し、下記の評価基準に従って評価した。なお、前記OD値が大きいほど、印字品質に優れていたことになる。
印字品質評価(OD値)基準
G :OD値が、1.35以上
NG:OD値が、1.35未満
(b)印字品質評価(ブリーディング)
ブラザー工業(株)製のインクジェットプリンタ搭載デジタル複合機DCP−330Cを使用し、ブラザー工業(株)製の上質普通紙BP60PA上に、背景にブラザー工業(株)製のインクカートリッジLC10Yに充填されたイエローインク、ラインに各実施例および各比較例のインクを用いて評価サンプルの印画を行った。前記イエローインクと各実施例および各比較例のインクとの境界部のRagを、ISO13660に準ずる方法により測定した。ここで、Ragとは、ISO13660で定義されたラインのラジェットネスであり、ラジェットなラインとは、本来スムーズで真っ直ぐなはずの理想のラインエッジに対して波打っている状態を示す。得られたRagから、下記の評価基準に従って評価した。
印字品質評価(ブリーディング)基準
G :ラインのRagが、18未満
NG:ラインのRagが、18以上
(c)蒸発特性評価
インク5gを、開放瓶(口径:20.2mm)に注入した。その開放瓶を、温度60℃、相対湿度40%の恒温槽中に3日間保存した。前記保存後、開放瓶内のインクの状態を目視で観察し、下記の評価基準に従って評価した。
蒸発特性評価基準
G :流動性あり(開放瓶を傾けたときにインクに動きがあった)
NG:流動性なし(開放瓶を傾けても、インクに動きがなかった)
(d)ゴム析出性評価
インク1gあたりの接触面積が30mmとなる条件で、前記インクにゴム片(エチレンプロピレンゴム(EPDM);ゴム硬度(旧JIS K 6301 A型による測定)40°)を浸漬させ、温度70℃の環境下で1週間保存した。前記保存後、前記インクから前記ゴム片を取り出した後、前記インクを東洋濾紙(株)製のセルロースアセテートタイプメンブレンフィルター(孔径:0.8μm;直径:15mm)でろ過し、ろ過に要する時間を計測した。コントロールとして、前記保存前のインクを、前述と同様の条件でろ過し、ろ過に要する時間を計測した。つぎに、下記式(I)によりろ過時間の増加率を求め、ゴム析出性を、下記の評価基準に従って評価した。

ろ過時間の増加率=Y/X ・・・(I)
X:保存前のろ過時間
Y:保存後のろ過時間
ゴム析出性評価基準
G :ろ過時間の増加率が、1.3倍未満
NG:ろ過時間の増加率が、1.3倍以上
(e)噴射安定性評価
ブラザー工業(株)製のインクジェットプリンタ搭載デジタル複合機DCP−330Cを使用し、ブラザー工業(株)製の上質普通紙BP60PA上に、解像度600dpi×600dpiで、被覆率100%のベタ印字を行い、20枚の評価サンプルを作製した。前記評価サンプルにおける印字不良(不吐出および噴射乱れ)の有無を目視にて観察した。
噴射安定性評価基準
G :印字不良が見られない
NG:印字不良が見られた
(f)総合評価
各インクについて、前記(a)〜(e)の結果から、下記の評価基準に従って総合評価を行った。
総合評価基準
G :すべての評価結果がGであった。
NG:評価結果のいずれかにNGがあった。
各実施例および各比較例のインクの組成および評価結果を、下記表1に示す。
Figure 2009155595
前記表1に示すとおり、実施例1〜3のインクは、印字品質評価(OD値)、印字品質評価(ブリーディング)、蒸発特性評価、ゴム析出性評価および噴射安定性評価のすべての結果が、良好であった。一方、自己分散型顔料の固形分配合量が少ない比較例1のインクは、印字品質評価(OD値)が劣っていた。また、自己分散型顔料の固形分配合量の多い比較例2のインクは、蒸発特性評価が劣っていた。また、グリセリンの配合量の少ない比較例3のインクは、蒸発特性評価および噴射安定性評価が劣っていた。また、グリセリンの配合量の多い比較例4のインクは、噴射安定性評価が劣っていた。また、DPPの配合量の少ない比較例5のインクは、印字品質評価(ブリーディング)および噴射安定性評価が劣っていた。また、DPPの配合量の多い比較例6のインクは、ゴム析出性評価が劣っていた。また、アセチレングリコール系界面活性剤を含まない比較例7のインクは、印字品質評価(ブリーディング)および噴射安定性評価が劣っていた。また、アセチレングリコール系界面活性剤の配合量の多い比較例8のインクは、ゴム析出性評価および噴射安定性評価が劣っていた。また、DPPおよびアセチレングリコール系界面活性剤を含まない比較例9および10のインクは、トリエチレングリコールブチルエーテルまたはジプロピレングリコールメチルエーテルが5.0重量%配合されていることで、適度な配合量のDPPを含むインクと同等の印字品質評価(ブリーディング)が得られたが、トリエチレングリコールブチルエーテルまたはジプロピレングリコールメチルエーテルを含むことで、ゴム析出性評価が劣っていた。また、アセチレングリコール系界面活性剤(オルフィン(登録商標)E1010)の代わりにポリオキシエチレンラウリルエーテル(エマルゲン(登録商標)105)を配合した比較例11のインクは、蒸発特性評価およびゴム析出性評価が劣っていた。同様に、アセチレングリコール系界面活性剤(オルフィン(登録商標)E1010)の代わりにポリオキシエチレンオレイルエーテル(エマルゲン(登録商標)420)を配合した比較例12のインクは、印字品質評価(ブリーディング)が劣っていた。また、自己分散型顔料の固形分配合量が多く、グリセリンの配合量が少なく、DPPを含まず、且つ、アセチレングリコール系界面活性剤の配合量の多い比較例13および14のインクは、DPPの代わりに配合したトリエチレングリコールブチルエーテルまたはジエチレングリコールブチルによって、ゴム析出性評価が劣っていた。
以上のように、本発明のインクジェット記録用インクは、印字品質、蒸発特性および噴射安定性に優れ、且つ、インクジェット記録装置内のゴム部材等に由来する化合物のインク中への溶出が防止されたものである。本発明のインクジェット記録用インクの用途は、限定されず、各種のインクジェット記録に広く適用可能である。
図1は、本発明のインクジェット記録装置の構成の一例を示す概略斜視図である。
符号の説明
1 インクジェット記録装置
2 インクカートリッジ
3 インクジェットヘッド
4 ヘッドユニット
5 キャリッジ
6 駆動ユニット
7 プラテンローラ
8 パージ装置
9 キャリッジ軸
10 ガイド板

Claims (5)

  1. 自己分散型顔料、水、水溶性有機溶剤およびアセチレングリコール系界面活性剤を含むインクジェット記録用インクであって、
    前記自己分散型顔料の固形分配合量が、前記インク全量に対し3.5〜4.5重量%であり、
    前記水溶性有機溶剤が、グリセリンおよびジプロピレングリコールプロピルエーテルを含み、かつ前記グリセリンの配合量が、前記インク全量に対し15〜25重量%であり、前記ジプロピレングリコールプロピルエーテルの配合量が、前記インク全量に対し2.0〜3.0重量%であり、
    前記アセチレングリコール系界面活性剤の配合量が、前記インク全量に対し0.1〜0.3重量%であることを特徴とするインクジェット記録用インク。
  2. 前記アセチレングリコール系界面活性剤が、下記一般式(1)で表される界面活性剤である請求項1記載のインクジェット記録用インク。
    Figure 2009155595
    前記一般式(1)において、mおよびnは同一でも異なっていてもよく、m+n=1〜15を満たす数であり、
    、R、RおよびRは、それぞれ同一でも異なっていてもよく、炭素原子数1〜5の直鎖状または分岐鎖状アルキル基である。
  3. 黒インクとして用いられる請求項1または2記載のインクジェット記録用インク。
  4. インクジェット記録用インクを含むインクカートリッジであって、前記インクが、請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェット記録用インクであることを特徴とするインクカートリッジ。
  5. インクカートリッジおよびインク吐出手段を含み、インクジェット記録用インクが前記インク吐出手段から吐出されるインクジェット記録装置であって、前記インクカートリッジが、請求項4記載のインクカートリッジであることを特徴とするインクジェット記録装置。
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