JP2009155070A - エレベータ用巻上機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 扁平型のエレベータ用巻上機において、焼き嵌めによって綱車を回転枠に固定すると共に、軸受における危険性を低減する必要があった。
【解決手段】 焼き嵌めによって綱車6を回転枠4に固定することにより、回転枠4の内径寸法が縮小することを想定して、回転枠4が軸受31に対して嵌め合いされた状態で、該軸受31の内部隙間寸法が保持される(回転枠4からの圧力で軸受31の内部隙間がつぶされない)ように、あらかじめ回転枠4の内径寸法が大きく形成された回転枠4を適用する。綱車6を回転枠4に焼き嵌めにより固定することによって該回転枠4の内径寸法は縮小してしまうものの、軸受31に対する応力は想定した範囲内となり、軸受31の内部隙間が減少することによって生じる焼きつきや破損等の危険性を低減することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、扁平型のエレベータ用巻上機に関する。
一般的に、ロープ式によって駆動するエレベータ装置は、乗りかごと釣合い用おもりとを同一のロープ(ワイヤーロープ)で釣支すると共に、釣瓶式により前記ロープを巻上機の綱車に巻き掛け、その巻上機の駆動によって前記乗りかごを昇降させる構成が多く適用されている(例えば特許文献1)。
図6に基づいてエレベータ用巻上機の一例の概略を説明すれば、巻上機1は、ベースに垂直に立設された固定枠2と、この固定枠2に片持ち支持された固定軸3と、この固定軸3に回動自在に軸支された回転枠4と、この回転枠4の中心に立設された軸受保持部5に取り付けられた綱車6と、前記回転枠4の内周に支持された回転子7と、この回転子7と径方向にギャップをもって前記固定枠2に固定された固定子8と、前記回転枠4の外周に設けられた制動機9とを備え、前記軸受保持部5は前記固定軸3の軸心と同心に形成されている。
前記綱車6は、前記回転枠4の底部10にボルト11を螺合することによって取り付けられ、外周面に主ロープが巻き掛けられるV字状のロープ溝12が形成されている。
また、前記綱車6の中心部には、前記軸受保持部5に装着される取付穴13が形成されている。この取付穴13の内径は、前記軸受保持部5の外周面に微小隙間をもって装着可能な大きさに設定されている。
そして、軸受保持部5と固定軸3とが同心なため、取付穴13を軸受保持部5に装着したときにはロープ溝12の中心が固定軸3の軸心と一致する。したがって、綱車6の交換時には、ボルト11を外して回転枠4から綱車6を撤去し、新しい綱車6を軸受保持部5に装着し、ボルト11を回転枠4に螺合すれば、新しい綱車6のロープ溝12が固定軸3と同心に固定される。
以上示したような従来の扁平型のエレベータ用巻上機においては、エレベータの昇降路内はスペースが狭いことが多いため、ボルトを回転枠に螺合する際、作業が困難な場合が多くあった。また、回転枠のトルクをボルトが全て受け止める必要があるため、多数の強度の高いボルトが必要となるばかりか、ボルト孔の厳密な精度も要求されていた。そこで、ボルト締結ではなく、焼き嵌めによって綱車を回転枠に固定する手法も検討されている。
特開2000−16727号公報(段落[0008]〜[0025]、図1)
しかしながら、従来の焼き嵌めによる綱車の固定手法は、例えば以下に示す理由により軸受において危険性が生じる恐れがあった。すなわち、焼き嵌めによって綱車が回転枠に固定されると、その回転枠は綱車からの圧縮力により圧縮(例えば、回転枠の軸心方向に圧縮)され内径寸法が意に反して小さくなってしまい、その回転枠の軸心側に位置する軸受において応力が発生し得る。
一般的に軸受においては、回転枠が嵌め合い(主に、締まり嵌めによる嵌め合い)によって固定されることから、その嵌め合い力による応力を想定したもの(応力に耐え得る強度をもったもの)が適用されていたが、前記のように綱車の焼き嵌め時の圧縮により回転枠の内径寸法が縮小されることは想定されていないものであった。
このため、単に焼き嵌めによる綱車の固定手法を適用した場合には、軸受に対して作用する応力は想定以上の大きさ(例えば軸受の機械的強度を超える大きさ)となり、軸受の内部隙間が縮小し、焼きつきや破損が生じる危険性があった。
以上示したようなことから、扁平型のエレベータ用巻上機において、焼き嵌めによって綱車を回転枠に固定すると共に、軸受における危険性を低減する必要があった。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、案出されたもので、請求項1記載の発明は、昇降路内の固定枠に対し片持ち支持された固定軸と、この固定軸に対し軸受を介して嵌め合いされ回動自在に軸支された回転枠と、この回転枠と前記固定枠との間に構成されたモータと、前記回転枠の外側面に取り付けられて乗りかごを昇降させるロープが巻き掛けられる綱車と、前記回転枠の外側面に突設されて、前記綱車の取付穴が装着される軸受保持部と、を備え、前記綱車は前記回転枠に焼き嵌めすることによって固定されたエレベータ用巻上機であって、前記回転枠は、軸受に対し締まり嵌めにより嵌め合いして固定され、下記式(Dは焼き嵌め前の前記回転枠の内径寸法,D−dは焼き嵌めによって縮小された回転枠の内径寸法,D´は前記の嵌め合い後に軸受の内部隙間寸法が保持される回転枠内径の最小寸法)が成り立つことを特徴とする。
D´≦D−d
請求項2記載の発明は、前記回転枠は、軸受に対し中間嵌めにより嵌め合いして固定され、下記式(Δdは綱車の内径,回転枠の外径,回転枠の内径,軸受の外径,軸受の内部隙間の寸法公差の合計)が成り立つことを特徴とする。
D´+Δd≦D−d
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記回転枠と前記軸受との間にOリングが介挿されたことを特徴とする。
請求項1または2記載の発明のような構成によれば、扁平型のエレベータ用巻上機において、焼き嵌めによって綱車を回転枠に固定しても、軸受に対して作用する応力は想定した範囲内となる。
請求項3記載の発明のような構成によれば、扁平型のエレベータ用巻上機において、軸受に対する回転枠の嵌め合い力が十分な大きさで保持される。
以上の説明で明らかなように、請求項1または2記載の発明によれば、巻上機の駆動時において、軸受に焼きつきや破損が生じることを抑制し危険性を低減することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、巻上機の駆動時において、軸受にクリープが生じることを抑制することが可能となる。
以下、本発明の実施形態におけるエレベータ用巻上機を実施例1,2等に基づいて詳細に説明する。
本実施形態における扁平型のエレベータ用巻上機は、下記式(Dは焼き嵌め前の回転枠の内径寸法,D−dは焼き嵌めによって縮小された回転枠の内径寸法,D´は回転枠が軸受に対して嵌め合いされた状態で、該軸受の内部隙間寸法が保持される回転枠内径の最小寸法)が成り立つように形成された回転枠が適用される。
D´≦D−d
すなわち、焼き嵌めによって綱車が回転枠に固定されることにより、回転枠の内径寸法が縮小することを想定して、回転枠が軸受に対して嵌め合いされた状態で、該軸受の内部隙間寸法が保持される(回転枠からの嵌め合い力で軸受の内部隙間がつぶされない)ように、あらかじめ内径寸法が大きく形成された回転枠を適用したものである。嵌め合いにおいては、後述の実施例のように締まり嵌めや中間嵌めによるものが挙げられる。
[実施例1]
図1(巻上機の縦断面図),図2(エレベータの概略図),図3(制動機の正面図)は、本実施例1に係るエレベータ用巻上機の概略説明図である。
巻上機1は、図2に示すように昇降路16内の支持台17上に設置され、エレベータの乗りかご18を昇降させている。
すなわち、昇降路16内には、所定の間隔(乗りかご18よりも広い幅)を隔てて一対のかご用レール19が立設され、乗りかご18が上下方向に昇降可能に案内されている。この乗りかご18は、底部の開口方向の両側にて一対の案内プーリ20を軸支している。この案内プーリ20に巻き掛けられた主ロープ21が乗りかご18の底部を通過し、この主ロープ21の一端が天井側の一方の梁22に支持されている。
また、前記昇降路16には、前記かご用案内レール19と平行に一対のおもり用案内レール23が所定の間隔(釣合いおもり24よりも広い幅)を隔てて立設され、釣合いおもり24を上下方向に昇降可能に案内している。この釣合いおもり24の上部には案内プーリ25が軸支されているとともに、前記主ロープ21の他端が前記案内プーリ25に巻き掛けられて他方の梁22に支持されている。
一般的なエレベータ装置は、昇降路16内において、乗りかご3が上部に位置している場合、釣合いおもり24は低部に位置し、逆に昇降路16内において乗りかご3が低部に位置している場合、釣合いおもり24は、上部に位置するように釣瓶式に構成されている。
このような構成において、乗りかご18を上昇させる場合、前記巻上機15に備えられた綱車6を回転させて主ロープ21を巻き上げることにより、前記乗りかご18を上昇させ、釣合いおもり24を下降させることができる。逆に前記乗りかご18を下降させる場合は、前記巻上機1に備えられた綱車6を上昇させる時とは逆方向に回転させて主ロープ21を巻き上げることにより、乗りかご18を下降させ、釣合いおもり24を上昇させることができる。
前記巻上機1は、具体的には図1に示すように、前記支持台17上のベース26に垂直に立設された固定枠2と、この固定枠2に片持ち支持された固定軸3と、この固定軸3に回動自在に軸支された回転枠4と、この回転枠4と前記固定枠2との間に構成されたモータ27と、前記固定枠4に支持されて前記モータ27の速度を検出するセンサ28と、前記回転枠4の外側面に取り付けられて前記主ロープ21が巻き掛けられる綱車6と、前記回転枠4の外側面に突設されて前記綱車6の取付穴13が装着される軸受保持部5と、を主体に構成されている。
前記固定軸3は、片持ち側の大径部29と自由端側の小径部30とを有し、前記大径部29に前記回転枠4が軸受31を介して回転自在に軸支されている。
前記回転枠4は、有底筒状のカップ型に形成され、円盤状の底部10と、この底部10の周縁に形成された周壁32とを備え、この周壁32の外周に制動機9が設けられている。この制動機9は、前記周壁32を回転ドラムに利用するドラム型制動機であって、図3に示すように、ベース26に一端を軸支された一対の制動腕33と、この両制動腕33の中間部に前記周壁32の外周面と対向して軸支された制動靴34と、前記両制動腕33の他端を貫通して対向する一対の制動軸35と、この両制動軸35を引き付ける制動ばね36と、前記両制動軸35を制動ばね36に逆らって引き離すように作動する電磁石37と、を有している。
前記モータ27は、図1に示すように、前記周壁32の内周に支持された回転子7と、この回転子7と周方向にギャップを持って前記固定枠2に固定された固定子8とを備え、前記回転子7が前記固定子8の外径側に対向する外転型に構成されている。この回転子7は、永久磁石を前記周壁32の内周に複数張り付けても良く、また複数の永久磁石を埋め込んだ回転子鉄心を前記周壁32の内周に配置しても良い。一方、前記固定子8は、珪素鋼板を積層した固定子鉄心8aと、この固定子鉄心8aに巻付けた固定子巻線8bとからなり、前記固定枠4にブラケット38を介して固定されている。
前記軸受保持部5は、前記底部10の外周面の中心部に突設され、前記固定軸3の軸心と同心に設定されている。一方、前記綱車6は、外周部に主ロープ21が巻き掛けられるV字状のロープ溝12が形成され、回転枠4側の中心部に前記取付穴13が形成されている。
したがって、前記取付穴13を前記軸受保持部5に装着すれば、前記ロープ溝12の中心が前記固定軸3の軸心と一致する。このとき前記取付穴13の内周面と前記軸受保持部5の外周面とが結合している。また、回転枠4のトルクを綱車6に伝達するために、前記取付穴13の内周面と前記軸受保持部5の外周面に溝を形成し、その溝にキーを挿入しても良い。
このように形成された扁平型のエレベータ用巻上機において、本実施例1では綱車6を回転枠4に固定する手法として焼き嵌めが適用される。焼き嵌めは外側の部品(本実施例1の場合、綱車6)を加熱して膨張させ、穴を大きくして組立しやすくし、その後、外側の部品を冷却し収縮させることにより内側の部品(本実施例1の場合、軸受保持部5)と固定させる方法である。
本実施例1の回転枠4においては、軸受31に対し締まり嵌めにより嵌め合いして固定されるものであって、その回転枠4に綱車6を焼き嵌めにより固定する場合に該回転枠4の内径寸法が縮小することを想定して、あらかじめ内径寸法が大きく形成されたものが適用される。
具体的には、焼き嵌めによって綱車6が回転枠4に固定される前における回転枠4の内径寸法をDとし、焼き嵌めによって綱車6が回転枠4に固定された後における回転枠4の内径寸法をD−dとし、回転枠4が軸受31に対して嵌め合いされた状態において、該軸受31の内部隙間寸法が保持される(回転枠4からの圧力で軸受31の内部隙間がつぶされない(縮小しない))回転枠4内径の最小寸法をD´として、D´≦D−dの式が成り立つように形成された回転枠4が適用される。
例えば、逆にD´>D−dの式が成り立つように形成された回転枠4が適用された場合、その回転枠4の内径寸法は綱車6の焼き嵌め時の圧縮により縮小するため、軸受31に対する応力は想定以上の大きさ(例えば軸受の機械的強度を超える大きさ)となり、軸受の内部隙間が減少し、焼きつきや破損が生じる危険性がある。
一方、本実施例1における扁平型のエレベータ用巻上機は、焼き嵌めによって綱車6が回転枠4に固定された時における回転枠4内径が縮小されることを想定して、あらかじめ内径寸法が大きく形成された回転枠4が適用されているため、焼き嵌めによって回転枠4の内径寸法は縮小してしまうものの、軸受31の内部隙間寸法が保持され、軸受31に対する応力は想定した範囲内となり、例えば軸受31の内部隙間が減少することによって生じる得る焼きつきや破損等の危険性を低減することが可能となる。
[実施例2]
図4は本実施の形態におけるエレベータ用巻上機の他例を示すものであり、図5は軸受周辺の拡大図である。また、図1と同様なものについては、同一符号等を用いて詳細な説明を適宜省略する。
本実施例2の回転枠4においては、軸受に対して中間嵌めにより嵌め合いして固定されるものであって、焼き嵌めによって綱車6が回転枠4に固定されることにより回転枠4の内径寸法が縮小することを想定、且つ、綱車6の内径,回転枠4の外径,回転枠4の内径,軸受31の外径、軸受31の内部隙間の寸法公差を想定したものが適用される。すなわち、あらかじめ内径寸法が大きく形成されたものが適用される。
具体的には、綱車6の内径,回転枠4の外径,回転枠4の内径,軸受31の外径、軸受31の内部隙間の寸法公差の合計をΔdとし、D´+Δd≦D−dの式が成り立つように形成された回転枠4が適用される。
例えば、逆にD´+Δd>D−dの式が成り立つように形成された回転枠4が適用された場合、寸法誤差によってDの値が減少,D−dの値が減少,D´の値が増大する可能性があり、軸受に対する応力は想定以上の大きさ(例えば軸受の機械的強度を超える大きさ)となり、軸受の内部隙間が減少し、焼きつきや破損が生じる危険性がある。
一方、本実施例2における扁平型のエレベータ用巻上機は、それぞれの寸法誤差によってDの値が減少,D−dの値が減少,D´の値が増大する可能性はあるものの、軸受31の内部隙間寸法が保持され、軸受31に対する応力は想定した範囲内となり、例えば軸受31の内部隙間が減少することによって生じる得る焼きつきや破損等の危険性を低減することが可能となる。
また本実施例2においては、回転枠4と軸受31との間にはOリング39が介挿される。このような構成によれば、例えば、前記の寸法公差によってDの値が増大,D−dの値が増大,D´の値が減少し、軸受31に対する嵌め合い力が不足した場合であっても、回転枠4と軸受31との間にOリング39を介挿しているため、クリープ(軸受と軸(又はハウジング)との嵌めあい面に隙間が生じた時、嵌めあい面の内側の面が外側の面に対して相対的に回転方向と逆側にずれる現象)が生じることを抑制することが可能となる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、前記回転子7を固定子8の内径側に対向させた内転型モータの巻上機に適用することもできる。また、前記固定軸3と直交するディスクを前記周壁32の外周に形成し、このディスクを挟む位置に電磁ブレーキを配置した電磁ディスクブレーキ付巻上機に適用することもできる。
本発明の実施例1における巻上機の縦断面図。 エレベータの概略図。 制動機の正面図 本発明の実施例2における巻上機の縦断面図。 本発明の実施例2における軸受周辺の拡大図。 一般的な巻上機の縦断面図。
符号の説明
1…巻上機
3…固定軸
4…回転枠
5…軸受保持部
6…綱車
11…ボルト
16…昇降路
27…モータ
31…軸受
39…Oリング

Claims (3)

  1. 昇降路内の固定枠に対し片持ち支持された固定軸と、
    この固定軸に対し軸受を介して回動自在に軸支された回転枠と、
    この回転枠と前記固定枠との間に構成されたモータと、
    前記回転枠の外側面に取り付けられて乗りかごを昇降させるロープが巻き掛けられる綱車と、
    前記回転枠の外側面に突設されて、前記綱車の取付穴が装着される軸受保持部と、を備え、
    前記綱車は前記回転枠に焼き嵌めすることによって固定されたエレベータ用巻上機であって、
    前記回転枠は、軸受に対し締まり嵌めにより嵌め合いして固定され、下記式(Dは焼き嵌め前の前記回転枠の内径寸法,D−dは焼き嵌めによって縮小された回転枠の内径寸法,D´は前記の嵌め合い後に軸受の内部隙間寸法が保持される回転枠内径の最小寸法)が成り立つことを特徴とするエレベータ用巻上機。
    D´≦D−d
  2. 前記回転枠は、軸受に対し中間嵌めにより嵌め合いして固定され、下記式(Δdは綱車の内径,回転枠の外径,回転枠の内径,軸受の外径,軸受の内部隙間の寸法公差の合計)が成り立つことを特徴とする請求項1記載のエレベータ用巻上機。
    D´+Δd≦D−d
  3. 前記回転枠と前記軸受との間にOリングが介挿されたことを特徴とする請求項2記載のエレベータ用巻上機。
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