JP2009154815A - 車体組立設備および車体生産方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】対象車種のフロア部材11をフロア載置ステージ12に載せる工程と、このフロア部材11に第1取付・仮止ステージ13で主要部材を取り付け仮止する第1取付・仮止ステージ工程と、取付・仮止された車体に第1増打ステージ14で増打ちする第1増打ステージ工程とを備えている車体生産方法において、第1増打ステージ14の後に設けた第2取付・仮止ステージ16で、インナ骨格部を接合した第1の車体に、第1サイドアウタ部材および第1ルーフ部材を接合する第2取付・仮止ステージ工程を備える。
【選択図】図1
Description
図16は従来の技術の基本構成を説明する図であり、車体100は、フロア部材としてのアンダボデイ101、サイド部材としての一対のボデイサイド102、102およびルーフ部材としてのルーフ103から構成されている。
この場合に、車体Bは、各治具111〜113が装着されたまま、ステージ105〜107を移動する。このため、第2、第3ステージ106、107では、インナ骨格部材の外方にアウタ部材を取り付けることができず、ボデイサイドが2層構造をもつ車体には適用することが困難であった。
また、一部の車種の生産が完了しても、設備の無駄を少なくできる。
異なる工程で同種の部材を接合するようにしたので、工程間負荷のバランスをとり易くでき、設備稼働率を高く維持させることができる。
図1は本発明の第1実施例に係る車体組立設備の平面図であり、車体組立設備10は、生産対象となる車種のフロア部材11を載置するフロア載置ステージ12と、このフロア部材11に主要部材を取り付け仮止する第1取付・仮止ステージ13と、この第1取付・仮止ステージ13で得られた車体に増打ちする第1増打ステージ14と、この第1増打ステージ14で得られた車体に、車種によっては、アウタ部材15を取り付け仮止めする第2取付・仮止ステージ16と、この第2取付・仮止ステージ16で得られた車体に増打ち可能に設けた第2増打ステージ17と、この第2増打ステージ17で得られた車体に、車種によっては、ルーフ部材18を取り付け仮止めする第3取付・仮止ステージ21と、この第3取付・仮止ステージ21で得られた車体に増打可能に設けた第3増打ステージ22と、組み立てが完了した車体を払い出す払出ステージ23とをこの順に並べたものであり、車種の異なる複数の車体を混流させて組み立てることを可能にした。
第2取付・仮止ステージ16の左右側方には、車種によっては、サイド部材の外方から第2のサイド部材を車体に接合可能に保持する第2のサイド部材治具32L、32Rが第2取付・仮止ステージ16に移動可能に設けられ、車体に第2のサイド部材治具32L、32Rを介して車体を保持した状態で溶接を行う左右の溶接ロボット34L・・・、34R・・・が設けられている。
第1の車体を組み立てるときには、フロア載置ステージ12に載置されたフロア部材11としての第1フロア部材(後述する図3の符号40参照)は、第1取付・仮止ステージ13に搬送され、この第1取付・仮止ステージ13で左右外方からインナ骨格部(後述する図3の符号41L、41R参照)が取り付けられ、これらのインナ骨格部41L、41Rの間には、第1ルーフビーム42a〜42cが取り付けられるとともに互いに仮止溶接(接合)され、その後、第1増打ステージ14に搬送され、この第1増打ステージ14で増打溶接され、第2取付・仮止ステージ16に搬送され、この第2取付・仮止ステージ16でインナ骨格部41L、41Rに第1サイドアウタ部材(後述する図5の符号44L、44R参照)が取り付けられるとともに仮止溶接(接合)され、第2増打ステージ17に搬送され、この第2増打ステージ17で増打溶接され、第3取付・仮止ステージ21に搬送され、この第3取付・仮止ステージ21で上方から車体の上面にルーフ部材18としての第1ルーフ部材(後述する図6の符号45)が取り付けられるとともに仮止溶接(接合)され、第3増打ステージ22に搬送され、この第3増打ステージ22で増打溶接され、組み立てられた車体が払出ステージ23に搬送される。以下、各ステージにおける組立の詳細を説明する。
フロア載置ステージ12に第1の車体43に係る第1フロア部材40を準備し載置する。つまり、この工程は、生産対象となる車種のフロア部材をフロア載置ステージ12に載せる工程である。
例えば、第1フロア部材40は、他の車体組立設備であらかじめ組み立てられたものであり、この第1フロア部材40に他の部品が順次組み付けられ、車体が造られていく。
(a)において、第1取付・仮止ステージ13に搬送された第1フロア部材40に左右のインナ骨格部41L、41Rをセットし、これらのインナ骨格部41L、41Rの上端部に第1ルーフビーム42a〜42cを掛け渡した後、第1フロア部材40に左右のインナ骨格部41L、41Rを接合するとともに、インナ骨格部41L、41Rの間に第1ルーフビーム42a〜42cを接合する。
つまり、第1の車体43を組み立てるときには、第1取付・仮止ステージ13では、第1フロア部材にインナ骨格部41L、41Rが接合される。
その後、第1の車体43は、第1増打ステージ14に搬送され、部材間の接合力を強化するため、溶接打点を増やす増打溶接が行われる。
(a)において、第2取付・仮止ステージ16に搬送された車体のインナ骨格部41L、41Rの側方から矢印p、q方向に第1サイドアウタ部材44L、44Rをセット(取付)した後、インナ骨格部41L、41Rに第1サイドアウタ部材44L、44Rを接合(仮止)する。
その後、車体は、第2増打ステージ17に搬送され、溶接打点を増やす増打溶接が行われる。
(a)において、第3取付・仮止ステージ21に搬送された第1の車体43に設けられている第1サイドアウタ部材44L、44Rの上方から矢印r方向に第1ルーフ部材45をセットした後、この第1ルーフ部材45を仮止溶接(接合)する。
その後、第1の車体43は、第3増打ステージ22に搬送され、第1ルーフ部材45には、溶接打点を増やす増打溶接が行われる。
第2の車体(後述する図9の符号49。請求項10〜13では「第1の車体」)を組み立てるときには、フロア載置ステージ12に載置された第2フロア部材(後述する図9の符号50)は、第1取付・仮止ステージ13に搬送され、この第1取付・仮止ステージ13で左右外方から第2フロア部材50に第2サイドアウタ部材(後述する図9の符号51L、51R)が取り付けられるとともに仮止溶接(接合)され、この第2サイドアウタ部材51L、51Rに第2ルーフ部材(後述する図9の符号52)が接合され、第1増打ステージ14に搬送されて増打溶接される。それ以降、第2の車体49は、第1増打ステージ14から第3増打ステージ22にかけて増打溶接され、組み立てられた第2の車体49は払出ステージ23に搬送される。以下、各ステージにおける組立の詳細を説明する。
第2フロア部材50は、他の車体組立設備であらかじめ組み立てられたものであり、この第2フロア部材50を基礎として他の部品が順次組み付けられ、車体が造られていく。
(a)において、第1取付・仮止ステージ13に搬送された第2フロア部材50に左右の第2サイドアウタ部材51L、51Rを取り付けるとともに仮止溶接(接合)し、この第2サイドアウタ部材51L、51Rに第2ルーフ部材52を取り付けるとともに仮止溶接(接合)する。
その後、第2の車体49は、第1〜第3増打ステージ14、17、22に順次搬送され、これらのステージの全てまたは一部のステージにて、溶接打点を増やす増打溶接が行われる。
これで、第2フロア部材50と、第2サイドアウタ部材51L、51Rと、第2ルーフ部材52とから構成される第2の車体49の主要部の組立が完了する。
つまり、車体の種類(車種)によって、例えば、サイド部材20やルーフ部材18などの同種の部材であっても異なるステージで取付・仮止するようにした。
第3の車体(後述する図13の符号59。請求項10〜13では「第2の車体」)を組み立てるときには、フロア載置ステージ12に載置された第3フロア部材(後述する図11の符号57)は、第1取付・仮止ステージ13に搬送され、この第1取付・仮止ステージ13で左右外方から第3フロア部材57に第3サイドアウタ部材(後述する図12の符号58L、58R)が取り付けられ、第3ルーフビーム56a〜56cが取り付けられるとともに仮止溶接(接合)され、第1増打ステージ14に搬送されて前記部材は互いに増打溶接される。そして、第3の車体59には、第3取付・仮止ステージ21に搬送されて、この第3取付・仮止ステージ21にて、第3ルーフ部材53が取り付けられるとともに仮止溶接(接合)される。それ以降、第3の車体59は、第3増打ステージ22で増打溶接され、組み立てられた第3の車体59は払出ステージ23に搬送される。以下、各ステージにおける組立の詳細を説明する。
第3フロア部材57は、他の車体組立設備であらかじめ組み立てられたものであり、この第3フロア部材57を基礎として他の部品が順次組み付けられ、車体が造られていく。
(a)において、第1取付・仮止ステージ13に搬送された第3フロア部材57に左右の第3サイドアウタ部材58L、58Rを取り付け、これらの第3サイドアウタ部材58L、58Rの間に第3ルーフビーム56a〜56cを掛け渡して取り付けるとともに仮止溶接(接合)する。
(b)において、本工程が完了した後の第3の車体59が示されている。
(a)において、第3取付・仮止ステージ21に搬送された第3の車体59に設けられている第3サイドアウタ部材58L、58Rの上方から矢印s方向に第3ルーフ部材53をセットした後、この第3ルーフ部材53を仮止溶接(接合)する。
その後、第3の車体59は、第3増打ステージ22に搬送され、第3ルーフ部材45には、溶接打点を増やす増打溶接が行われる。
第1の車体と第2の車体43、49は、両者ともモノコックボデイ構造であるため、モノコックボデイ構造でない場合に較べると、設備費用を抑制することができる。
つまり、既存のモノコック構造をもつ車体としての第2および第3の車体の生産に加えて、インナ骨格部を有する第1の車体の生産を同一の車体組立設備で混流生産させることができる。
同一の車体組立設備で、構造の大きく異なる車体を含む複数車種の車体の組立が可能になるので、設備面積の低減および設備費用の削減を図ることができる。
表1において、1次溶接は仮止溶接に相当し、2次溶接は増打溶接に相当する。
図1、図2、図7および図10を参照して、車体組立設備10には、第1フロア部材40にインナ骨格部41L、41Rを接合し、あるいは、第2フロア部材50に第2サイドアウタ部材51L、51Rを接合し第2ルーフ部材52を接合する第1取付・仮止ステージ13が備えられている。この第1取付・仮止ステージ13にて、第1の車体43を構成するインナ骨格部41L、41Rを接合できるようにし、また、第2の車体49を構成する主要部材の接合を併せて行えるようにした。つまり、最初の仮止ステージで車体に応じて異なる部材の取付を可能にした。
また、一部の車種の生産が完了しても、設備の無駄を少なくできる。
さらに、万が一、第2の車体の生産において、第1取付・仮止ステージの一部に不具合が発生したときでも、ボデイサイドアウタステージまたはルーフステージによってバックアップを可能にすることができる。
この車体組立設備10Bは、車種の異なる複数の車体を組み立てることを可能にした設備であり、第1の車体を組み立てる第1の車体組立設備60Bと、この第1の車体組立設備60Bの後に設け組立後の車体をストックする第1のバッファステージ61と、第2の車体および第3の車体を組み立てる第2の車体組立設備62Bと、この第2の車体組立設備62Bの後に設け組立後の車体をストックする第2のバッファステージ63と、が備えられている。
すなわち、第1の車体組立設備60Bと第2の車体組立設備62Bとで生産する車体の台数の割合に応じて、各々の車体組立設備に設けられている溶接ステージの数を増加または減少させることにより、各車体組立設備の稼働率を最大値にするように調整できることも第2の実施例の大きな効果である。
車体組立設備10Cは、車体のフロア部材、サイド部材およびルーフ部材を溶接ステージで溶接して車体を組み立てるものであり、第1の車体43を組み立てる第1の車体組立設備(ライン)60Cと、第2の車体を含む複数種類の車体を組み立てる第2の車体組立設備(ライン)62Cとを備えている。
第1の車体組立設備(ライン)60Cは、第1の車体43を構成するインナ骨格部を組み立てる専用ラインであり、第1の車体43を構成する第1フロア部材40を完成させる溶接ステージ73が含まれている。
この他、第1および第2実施例と較べて、ステージ数が異なること以外は、大きく変わるところはなく、説明を省略する。
Claims (13)
- 車種の異なる複数の車体を混流させて組み立てることを可能にした車体組立設備において、
第1の車体が、第1フロア部材と、インナ骨格部と、このインナ骨格部の外方に取り付けられる第1サイドアウタ部材と、第1ルーフ部材とから構成され、
第2の車体が、第2フロア部材と、第2サイドアウタ部材と、第2ルーフ部材とから構成されているとき、
前記車体組立設備には、前記第1の車体を組み立てるときには、前記第1フロア部材に前記インナ骨格部を接合し、前記第2の車体を組み立てるときには、前記第2フロア部材に前記第2サイドアウタ部材を接合しこの第2サイドアウタ部材に第2ルーフ部材を接合する第1取付・仮止ステージが備えられていることを特徴とする車体組立設備。 - 車種の異なる複数の車体を組み立てることを可能にした車体組立設備において、
この車体組立設備には、第1の車体を組み立てる第1の車体組立設備と、この第1の車体組立設備の後に設けられ、組立後の車体をストックする第1のバッファステージと、第2の車体を組み立てる第2の車体組立設備と、この第2の車体組立設備の後に設けられて、組立後の車体をストックする第2のバッファステージと、が備えられていることを特徴とする車体組立設備。 - 生産対象となる車種のフロア部材をフロア載置ステージに載せる工程と、このフロア部材に第1取付・仮止ステージで主要部材を取り付け仮止する第1取付・仮止ステージ工程と、取付・仮止された車体に第1増打ステージで増打ちする第1増打ステージ工程と、を備えている車体生産方法において、
第1の車体が、第1フロア部材と、インナ骨格部と、このインナ骨格部の外方に取り付けられる第1サイドアウタ部材と、第1ルーフ部材とから構成され、
第2の車体が、第2フロア部材と、第2サイドアウタ部材と、第2ルーフ部材とから構成されているとき、
前記第1取付・仮止ステージと前記第1増打ステージで、第1の車体を生産する場合には、前記第1フロア部材に前記インナ骨格部を接合し、第2の車体を生産する場合には、前記第2フロア部材に前記第2サイドアウタ部材と前記第2ルーフ部材を接合し、
前記第1増打ステージの後に設けた第2取付・仮止ステージで、前記インナ骨格部を接合した第1の車体に、前記第1サイドアウタ部材および前記第1ルーフ部材を接合する第2取付・仮止ステージ工程を備えることを特徴とする車体生産方法。 - 前記第1取付・仮止ステージと前記第1増打ステージで、第3の車体を生産する場合には、第3フロア部材に第3サイドアウタ部材を接合し、
前記第2取付・仮止ステージの後に設けた第3取付・仮止ステージで、前記第3サイドアウタ部材を接合した第3の車体に第3ルーフ部材を接合する第3取付・仮止ステージ工程を備えることを特徴とする請求項3記載の車体生産方法。 - 車体のフロア部材、サイド部材およびルーフ部材を第1取付・仮止ステージで溶接して複数種類の車体を組み立てる車体組立設備において、
第1の車体が、第1フロア部材と、インナ骨格部と、このインナ骨格部の外方に取り付けられる第1サイドアウタ部材と、第1ルーフビームと、第1ルーフ部材とから構成され、
第2の車体が、第2フロア部材と、第2サイドアウタ部材と、第2ルーフ部材とから構成されているとき、
前記第1取付・仮止ステージでは、前記第1の車体は、前記第1フロア部材、前記インナ骨格部材および前記第1ルーフビームのみが接合され、
前記第2の車体は、前記第2フロア部材、前記第2サイドアウタ部材および前記第2ルーフ部材とが接合されることを特徴とする車体組立設備。 - 車体のフロア部材、サイド部材およびルーフ部材を溶接ステージで溶接して車体を組み立てる車体組立設備において、
この車体組立設備は、第1の車体を組み立てる第1の車体組立設備と、第2の車体を含む複数種類の車体を組み立てる第2の車体組立設備とを備え、
前記第1の車体が、第1フロア部材と、インナ骨格部と、このインナ骨格部の外方に取り付けられる第1サイドアウタ部材と、第1ルーフビームと、第1ルーフ部材とから構成され、
第2の車体が、第2フロア部材と、第2サイドアウタ部材と、第2ルーフ部材とから構成されているときに、
前記第1の車体組立設備で、前記第1フロア部材、前記インナ骨格部および前記第1ルーフビームを接合した半完成の第1の車体を、前記第2の車体組立設備の入口に投入するように構成することを特徴とする車体組立設備。 - 前記第1の車体組立設備には、前記第1の車体を構成する前記第1フロア部材を完成させる溶接ステージが含まれていることを特徴とする請求項6記載の車体組立設備。
- 車体のフロア部材、サイド部材、ルーフビームおよびルーフ部材を車体組立設備で溶接して車体を組み立てる車体生産方法において、
前記フロア部材、前記サイド部材および前記ルーフビーム部材を溶接して半完成の車体にする工程と、
前記半完成の車体に前記ルーフ部材を溶接する工程と、
を備えることを特徴とする車体生産方法。 - 車体のフロア部材、サイド部材、ルーフビームおよびルーフ部材を車体組立設備で溶接して複数種類の車体を組み立てるようにした車体生産方法において、
第1の車体が、第1フロア部材と、インナ骨格部と、このインナ骨格部の外方に取り付けられる第1サイドアウタ部材と、第1ルーフビームと、第1ルーフ部材とから構成され、第2の車体が、第2フロア部材と、第2サイドアウタ部材と、第2ルーフ部材とから構成されているときに、
前記第1フロア部材、前記インナ骨格部および前記第1ルーフビームを接合して半完成の第1の車体を専用に組み立てる工程と、
前記第1の車体以外の種類の車体を組み立てるとともに前記半完成の第1の車体を投入することができる工程と、が備えられていることを特徴とする車体生産方法。 - 車種の異なる複数の車体を混流させて組み立てることを可能にした車体組立設備において、
第1の車体が、第1フロア部材と、第1サイドアウタ部材と、第1ルーフ部材とから構成され、
第2の車体が、第2フロア部材と、第2サイドアウタ部材と、第2ルーフビームと、第2ルーフ部材とから構成されているとき、
第1取付・仮止ステージでは、前記第1の車体は、前記第1フロア部材、前記第1サイドアウタ部材および前記第1ルーフ部材を接合し、前記第2の車体は、前記第2フロア部材、前記第2サイドアウタ部材および第2ルーフビームを接合し、
この第1取付・仮止ステージの下流に設けた第2取付・仮止ステージでは、前記第2の車体には、前記第2ルーフ部材を接合することを特徴とする車体組立設備。 - 前記第1の車体と前記第2の車体は、両者ともモノコックボデイ構造であることを特徴とする請求項10記載の車体組立設備。
- 車種の異なる複数の車体を混流させて組み立てることを可能にした車体組立方法において、
第1の車体が、第1フロア部材と、第1サイドアウタ部材と、第1ルーフ部材とから構成され、
第2の車体が、第2フロア部材と、第2サイドアウタ部材と、第2ルーフビームと、第2ルーフ部材とから構成されているとき、
前記第1の車体を組み立てるときは、第1取付・仮止ステージで、前記第1フロア部材、前記第1サイドアウタ部材および前記第1ルーフ部材を接合する工程と、
前記第2の車体を組み立てるときは、前記第1取付・仮止ステージで、前記第2フロア部材、前記第2サイドアウタ部材および前記第2ルーフビームを接合した後に、第2取付・仮止ステージで、前記第2ルーフ部材を溶接する工程と、が備えられていることを特徴とする車体生産方法。 - 前記第1の車体と前記第2の車体は、両者ともモノコックボデイ構造であることを特徴とする請求項12記載の車体組立方法。
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