JP2009153299A - モータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】モータ出力の向上を図ることのできるモータ装置を提供すること。
【解決手段】ロータ3の磁石収容穴32とロータ3の外周面との間のロータ外周部を貫通して形成されたストッパ収容穴35の周方向寸法を永久磁石8の周方向寸法以上の寸法に形成し、かつ、ストッパ収容穴35に永久磁石8の外径方向への移動を規制する非磁性体製のストッパ9を設け、ロータ外周部に生じる磁束漏れを低減させて、出力を向上させることが可能なモータ装置とした。
【選択図】図1
【解決手段】ロータ3の磁石収容穴32とロータ3の外周面との間のロータ外周部を貫通して形成されたストッパ収容穴35の周方向寸法を永久磁石8の周方向寸法以上の寸法に形成し、かつ、ストッパ収容穴35に永久磁石8の外径方向への移動を規制する非磁性体製のストッパ9を設け、ロータ外周部に生じる磁束漏れを低減させて、出力を向上させることが可能なモータ装置とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、いわゆるブラシレスモータと呼ばれる回転軸と一体回転する回転子に永久磁石が放射状に配置されているモータ装置に関し、特に、永久磁石の収容技術に関する。
従来、自動車のラジエータ装置の冷却に用いられる電動ファン装置などでは、ファンを回転させるモータ装置を備えている。
このようなモータ装置において、ブラシレスモータでは、回転軸と一体のロータ部分に、永久磁石が放射状に収容されている。
また、モータ装置の出力向上のため、ロータにおいて永久磁石の外径方向部分には、磁路が形成されないように開口を形成するのが好ましいもので、ロータにこのような開口を設けたものは、例えば、下記の特許文献1などにより知られている。
特表2002−540754号公報
このようなモータ装置において、ブラシレスモータでは、回転軸と一体のロータ部分に、永久磁石が放射状に収容されている。
また、モータ装置の出力向上のため、ロータにおいて永久磁石の外径方向部分には、磁路が形成されないように開口を形成するのが好ましいもので、ロータにこのような開口を設けたものは、例えば、下記の特許文献1などにより知られている。
しかしながら、上述の従来技術では、永久磁石が開口から脱落しないように、ロータの外周に設けられた開口の周方向寸法が、永久磁石および磁石収容穴の周方向寸法よりも小さな寸法に形成されており、この開口を飛ぶ周方向の磁束が生じるため、この磁束が生じないものと比較して、モータ出力が低下するという問題があった。
本発明は、上述の従来の問題点に着目して成されたもので、モータ出力の向上を図ることのできるモータ装置を提供することを目的とするものである。
上述の目的達成のため本発明は、モータハウジングに固定され、複数の電磁石が周状に配置された固定子と、この固定子の内周に近接して配置され、前記モータハウジングに、回転軸と一体に回転可能に支持されたロータと、前記ロータにおいて、このロータの外周面よりも内径方向位置で放射状に形成され、永久磁石を収容した磁石収容穴と、前記磁石収容穴と前記外周面との間のロータ外周部を貫通して形成され、周方向寸法が前記永久磁石の周方向寸法以上の寸法に形成されたストッパ収容穴と、このストッパ収容穴に収容され、前記永久磁石の外径方向への移動を規制する非磁性体製のストッパと、を備えていることを特徴とするモータ装置とした。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータ装置において、前記ストッパ収容穴が、外径方向側ほど周方向寸法が狭まる楔状に形成されているとともに、前記ストッパが、前記ストッパ収容穴に対して外径方向の移動を規制される大きさに形成されていることを特徴とするモータ装置とした。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のモータ装置において、前記ストッパ収容穴において周方向の最小寸法が、前記永久磁石の周方向寸法に略一致して形成されていることを特徴とするモータ装置とした。
本発明では、磁石収容穴の外径方向に、ロータ外周に開口されたストッパ収容穴を形成するとともに、このストッパ収容穴の周方向寸法を、永久磁石の周方向寸法以上の寸法に形成し、かつ、ストッパ収容穴に非磁性体のストッパを収容した。
このため、ストッパ収容穴が形成されたロータ外周部において周方向に生じる磁束(磁束漏れ)を、この部分の開口を永久磁石の周方向寸法よりも小さくしたものよりも軽減させることができるとともに、この開口に非磁性体を収容していないものよりも軽減させることができ、よって、モータ出力を向上できる。
このため、ストッパ収容穴が形成されたロータ外周部において周方向に生じる磁束(磁束漏れ)を、この部分の開口を永久磁石の周方向寸法よりも小さくしたものよりも軽減させることができるとともに、この開口に非磁性体を収容していないものよりも軽減させることができ、よって、モータ出力を向上できる。
また、このストッパ収容穴には、永久磁石の外径方向の移動を規制するストッパを設けているため、ストッパ収容穴の周方向寸法を永久磁石の周方向寸法以上の寸法に形成していても、ロータ回転時に、永久磁石が遠心力でストッパ収容穴の開口から外径方向に脱落することはない。
請求項2に記載の発明では、ストッパを収容するストッパ収容穴を、外径方向に進むに連れて周方向の幅が狭まるテーパ状に形成したため、ストッパをロータに固定する固定具などを用いることなく、低コストでストッパおよび永久磁石の外径方向の抜け止めを実施できる。
請求項3に記載の発明では、ストッパ収容穴の周方向寸法を、永久磁石の周方向寸法に略一致させたため、ロータの外周面積を確保して、ロータ外周面と電磁石との間で形成される磁束量を確保することと、ロータ外周部における周方向の磁束漏れを低減させることとを両立させて、モータ出力を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この実施の形態の電動ファン装置は、モータハウジング(5)に固定され、周状に配置された電磁石(4a)を備えた固定子(4)と、この固定子(4)の内周に近接して配置され、前記モータハウジング(5)に、回転軸(2)と一体に回転可能に支持されたロータ(3)と、前記ロータ(3)において、このロータ(3)の外周面よりも内径方向位置で放射状に形成され、永久磁石(8)を収容した磁石収容穴(32)と、前記磁石収容穴(32)と前記外周面との間のロータ外周部を貫通して形成され、周方向寸法が前記永久磁石(8)の周方向寸法以上の寸法に形成されたストッパ収容穴(35)と、このストッパ収容穴(35)に収容され、前記永久磁石(8)の外径方向への移動を規制する非磁性体製のストッパ(9)と、を備えていることを特徴とするモータ装置である。
この実施の形態の電動ファン装置は、モータハウジング(5)に固定され、周状に配置された電磁石(4a)を備えた固定子(4)と、この固定子(4)の内周に近接して配置され、前記モータハウジング(5)に、回転軸(2)と一体に回転可能に支持されたロータ(3)と、前記ロータ(3)において、このロータ(3)の外周面よりも内径方向位置で放射状に形成され、永久磁石(8)を収容した磁石収容穴(32)と、前記磁石収容穴(32)と前記外周面との間のロータ外周部を貫通して形成され、周方向寸法が前記永久磁石(8)の周方向寸法以上の寸法に形成されたストッパ収容穴(35)と、このストッパ収容穴(35)に収容され、前記永久磁石(8)の外径方向への移動を規制する非磁性体製のストッパ(9)と、を備えていることを特徴とするモータ装置である。
以下に、図1〜図4に基づいて、この発明の最良の実施の形態の実施例1のモータ装置Mについて説明する。
この実施例1のモータ装置Mは、いわゆるブラシレスモータであって、図外の自動車のラジエータやコンデンサなどの冷却を行う電動ファン装置Aに用いられている。
この電動ファン装置Aは、図3に示すように、ファン1と、ファン1と一体に回転する回転軸2と、回転軸2を回転させる実施例1のモータ装置Mと、を備えている。
また、モータ装置Mは、回転軸2の外周に固定されたロータ3と、ロータ3の外周に配置された固定子4と、モータハウジング5と、を備えている。
この電動ファン装置Aは、図3に示すように、ファン1と、ファン1と一体に回転する回転軸2と、回転軸2を回転させる実施例1のモータ装置Mと、を備えている。
また、モータ装置Mは、回転軸2の外周に固定されたロータ3と、ロータ3の外周に配置された固定子4と、モータハウジング5と、を備えている。
ファン1は、回転軸2の車両前方(矢印FR方向)の先端に取り付けられ、回転軸2に固定された内周筒部11と、この内周筒部11から周方向に一体に延びる羽根部12と、この羽根部12の外周に一体に形成された外周筒部13と、を備えている。
なお、羽根部12は、回転時に図において車両後方(矢印RR方向)の送風を形成する。
ロータ3は、回転軸2の外周に一体的に設けられ、内部に複数の永久磁石8を備えている。なお、永久磁石8は、図4に示すように、直方体の薄板状に形成されている。
なお、羽根部12は、回転時に図において車両後方(矢印RR方向)の送風を形成する。
ロータ3は、回転軸2の外周に一体的に設けられ、内部に複数の永久磁石8を備えている。なお、永久磁石8は、図4に示すように、直方体の薄板状に形成されている。
一方、固定子4は、ロータ3の外周に設けられ、周状に複数の電磁石4aを備え、これら電磁石4aにあらかじめ設定された位相の交流通電を行うことで、ロータ3、回転軸2、ファン1が一体に回転される。
モータ装置Mおよび回転軸2は、モータハウジング5の収容室51に収容されている。
モータハウジング5は、アルミなどの熱伝導性に優れた金属鋳造製のもので、ファン1側のフロントモータハウジング52とファン1から遠い側のリアモータハウジング53とにより、略円筒状に形成されている。
なお、リアモータハウジング53の底壁53aには、電磁石4aへの通電を行う電源回路が設けられたインナケース6や、電磁石4aへの通電状態を切り換える制御を実行する制御回路を備えた基板7が設けられている。
モータハウジング5は、アルミなどの熱伝導性に優れた金属鋳造製のもので、ファン1側のフロントモータハウジング52とファン1から遠い側のリアモータハウジング53とにより、略円筒状に形成されている。
なお、リアモータハウジング53の底壁53aには、電磁石4aへの通電を行う電源回路が設けられたインナケース6や、電磁石4aへの通電状態を切り換える制御を実行する制御回路を備えた基板7が設けられている。
ロータ3は、金属磁性体により図4に示すように円柱状に形成されている。
そして、ロータ3には、軸用穴31、磁石収容穴32、通気穴33、磁路用穴34、ストッパ収容穴35が、軸方向に貫通して形成されている。
軸用穴31は、回転軸2が挿通状態で固定される穴で、ロータ3の軸心に形成されている。
磁石収容穴32は、略直方体の永久磁石8を収容するもので、軸用穴31を中心とする放射状であって、ロータ3の外周面よりも内径方向位置に配置されて複数個(本実施例1では、10個)形成されている。なお、この磁石収容穴32において、永久磁石8を収容する部分は、永久磁石8の形状に応じて周方向寸法が略一定に形成されている。
また、通気穴33および磁路用穴34は、磁石収容穴32どうしの間で、周方向に一定の間隔で配置されている。
そして、ロータ3には、軸用穴31、磁石収容穴32、通気穴33、磁路用穴34、ストッパ収容穴35が、軸方向に貫通して形成されている。
軸用穴31は、回転軸2が挿通状態で固定される穴で、ロータ3の軸心に形成されている。
磁石収容穴32は、略直方体の永久磁石8を収容するもので、軸用穴31を中心とする放射状であって、ロータ3の外周面よりも内径方向位置に配置されて複数個(本実施例1では、10個)形成されている。なお、この磁石収容穴32において、永久磁石8を収容する部分は、永久磁石8の形状に応じて周方向寸法が略一定に形成されている。
また、通気穴33および磁路用穴34は、磁石収容穴32どうしの間で、周方向に一定の間隔で配置されている。
ストッパ収容穴35は、磁石収容穴32の外径方向に配置されて、ロータ3の外周部を径方向に貫通して形成されている。
このストッパ収容穴35は、ロータ3の外周面の開口35aの周方向寸法L1が、永久磁石8の周方向寸法に一致する寸法であり、かつ、磁石収容穴32側の端部の周方向寸法L2が、永久磁石8の周方向寸法よりも大きな寸法となる、略台形の楔状に形成されている。
このストッパ収容穴35は、ロータ3の外周面の開口35aの周方向寸法L1が、永久磁石8の周方向寸法に一致する寸法であり、かつ、磁石収容穴32側の端部の周方向寸法L2が、永久磁石8の周方向寸法よりも大きな寸法となる、略台形の楔状に形成されている。
そして、このストッパ収容穴35に、非磁性体の樹脂製や金属製のストッパ9が収容されている。このストッパ9は、ストッパ収容穴35の断面形状に略一致して、台形の楔状に形成されている。
次に、実施例の作用を説明する。
ロータ3では複数の永久磁石8による磁束が形成されており、制御回路および駆動回路を駆動させて、電磁石4aにあらかじめ設定された位相の交流通電を行うことでロータ3が回転する。
ロータ3では複数の永久磁石8による磁束が形成されており、制御回路および駆動回路を駆動させて、電磁石4aにあらかじめ設定された位相の交流通電を行うことでロータ3が回転する。
ここで、ロータ3において、永久磁石8よりも外径方向のロータ3の外周部において、径方向に貫通されたストッパ収容穴35では、図2において矢印MGで示す方向に磁束が飛ぼうとする。
それに対し、本実施例1にあっては、このストッパ収容穴35に非磁性体のストッパ9を設けているため、この磁束(磁束漏れ)の発生を抑えることができ、その分、モータ出力を向上させることができる。
しかも、本実施例1では、ストッパ収容穴35の周方向寸法を、その最も狭まった部分であるロータ3の外周面の開口35aの寸法が、永久磁石8の周方向寸法に一致するようにしたため、従来技術のように、この隙間部分の寸法が永久磁石8の周方向寸法よりも小さいものと比較して、矢印MGで示す磁束漏れの発生を抑えることができる。しかも、この開口35aの周方向寸法を、永久磁石8の周方向寸法よりも拡げたものと比較して、ロータ3の外周面積を確保して、電磁石4aとの吸引力を確保することができる。
したがって、開口35aの周方向寸法を大きくして、矢印MGで示す磁束が生じることによる磁束漏れを抑えることと、ロータ3の外周面積を確保して、電磁石4aとの吸引力を確保することをバランス良く両立させて、モータ出力を向上させることができる。
それに対し、本実施例1にあっては、このストッパ収容穴35に非磁性体のストッパ9を設けているため、この磁束(磁束漏れ)の発生を抑えることができ、その分、モータ出力を向上させることができる。
しかも、本実施例1では、ストッパ収容穴35の周方向寸法を、その最も狭まった部分であるロータ3の外周面の開口35aの寸法が、永久磁石8の周方向寸法に一致するようにしたため、従来技術のように、この隙間部分の寸法が永久磁石8の周方向寸法よりも小さいものと比較して、矢印MGで示す磁束漏れの発生を抑えることができる。しかも、この開口35aの周方向寸法を、永久磁石8の周方向寸法よりも拡げたものと比較して、ロータ3の外周面積を確保して、電磁石4aとの吸引力を確保することができる。
したがって、開口35aの周方向寸法を大きくして、矢印MGで示す磁束が生じることによる磁束漏れを抑えることと、ロータ3の外周面積を確保して、電磁石4aとの吸引力を確保することをバランス良く両立させて、モータ出力を向上させることができる。
さらに、上述のように開口35aの周方向寸法を、永久磁石8の周方向寸法に一致させていても、このストッパ収容穴35にストッパ9を収容しているため、ロータ3の回転時に、その遠心力で永久磁石8がストッパ収容穴35の開口35aから外径方向に脱落するのを防止できる。
しかも、ストッパ収容穴35を、外径方向に進むに連れて周方向寸法が狭まる台形の楔状に形成したため、固定具などを用いることなく、ストッパ9がロータ3に固定され、このストッパ9をロータ3に固定する固定具などを用いるのと比較して、低コストで永久磁石8の外径方向の抜け止めを行うことができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では、モータ装置として、自動車のラジエータなどの冷却用の電動ファン装置Aに用いたものを示したが、本発明のモータ装置は、電動ファン装置以外にも適用することができるものであり、かつ、自動車用のものに限定されるものではなく、電車などの他の車両や、車両以外の産業機器などに用いることも可能である。
また、実施例1では、ストッパ収容穴35の周方向の最小寸法、すなわち開口35aの周方向寸法を、永久磁石8の周方向寸法に略一致させたが、これに限定されるものではない。すなわち、ストッパ収容穴35の周方向寸法が、永久磁石8の周方向寸法以上の寸法であれば、永久磁石8の周方向寸法よりも小さなものと比較して、ロータ外周部における磁束漏れの発生を低減させて、モータ出力を向上させることができる。
また、実施例1では、ストッパ収容穴35およびストッパ9を、略台形の楔状に形成することで、ストッパ9がストッパ収容穴35の外径方向に移動しないようにしたが、ストッパ収容穴35およびストッパ9の形状は、実施例1で示した台形状に限定されるものではない。例えば、半円や半楕円のような湾曲面を備えた形状としてもよい。あるいは、ストッパを固定する構成を別途設ければ、ストッパ収容穴35は外径方向に拡開する形状とすることもできる。
2 回転軸
3 ロータ
4 固定子
4a 電磁石
5 モータハウジング
8 永久磁石
9 ストッパ
32 磁石収容穴
35 ストッパ収容穴
35a 開口
A 電動ファン装置
M モータ装置
3 ロータ
4 固定子
4a 電磁石
5 モータハウジング
8 永久磁石
9 ストッパ
32 磁石収容穴
35 ストッパ収容穴
35a 開口
A 電動ファン装置
M モータ装置
Claims (3)
- モータハウジングに固定され、複数の電磁石が周状に配置された固定子と、
この固定子の内周に近接して配置され、前記モータハウジングに、回転軸と一体に回転可能に支持されたロータと、
前記ロータにおいて、このロータの外周面よりも内径方向位置で放射状に形成され、永久磁石を収容した磁石収容穴と、
前記磁石収容穴と前記外周面との間のロータ外周部を貫通して形成され、周方向寸法が前記永久磁石の周方向寸法以上の寸法に形成されたストッパ収容穴と、
このストッパ収容穴に収容され、前記永久磁石の外径方向への移動を規制する非磁性体製のストッパと、
を備えていることを特徴とするモータ装置。 - 前記ストッパ収容穴が、外径方向側ほど周方向寸法が狭まる楔状に形成されているとともに、前記ストッパが、前記ストッパ収容穴に対して外径方向の移動を規制される大きさに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ装置。
- 前記ストッパ収容穴において周方向の最小寸法が、前記永久磁石の周方向寸法に略一致して形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007329052A JP2009153299A (ja) | 2007-12-20 | 2007-12-20 | モータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009153299A true JP2009153299A (ja) | 2009-07-09 |
Family
ID=40921743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007329052A Pending JP2009153299A (ja) | 2007-12-20 | 2007-12-20 | モータ装置 |
Country Status (1)
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102647038A (zh) * | 2012-05-07 | 2012-08-22 | 杭州中骏汽车股份有限公司 | 合成磁场的转子 |
JP2015211624A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-24 | マブチモーター株式会社 | ブラシレスモータ |
JP2015211623A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-24 | マブチモーター株式会社 | ロータおよびブラシレスモータ |
KR200479510Y1 (ko) | 2011-09-15 | 2016-02-04 | 티센크루프 엘리베이터 상하이 주식회사 | 로터 및 이를 포함하는 모터, 엘리베이터 권상기 또는 서보 구동 장치 |
WO2016204238A1 (ja) * | 2015-06-17 | 2016-12-22 | 株式会社ヴァレオジャパン | 電動機 |
JP2020124112A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-08-13 | ミネベアミツミ株式会社 | ロータ及び該ロータを用いたモータ、並びに、電子機器 |
-
2007
- 2007-12-20 JP JP2007329052A patent/JP2009153299A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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