JP2009151492A - キャラクタ出力装置 - Google Patents

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義利 小山田
Riichi Furukawa
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Abstract

【課題】キャラクタを画面上に表示する際、キャラクタの外側部分に背景を付加して表示することを可能にする。
【解決手段】キャラクタ出力装置は、水平方向および垂直方向に配列された複数のドットのドットデータで構成される、キャラクタのパターンを示すキャラクタデータを記憶するキャラクタメモリ30と、キャラクタメモリ30からキャラクタデータのドットデータを1水平ライン分ずつ読み出すキャラクタメモリコントローラ60と、読み出された1水平ライン分のドットデータを含むドットデータ列が格納され、格納されたドットデータを1ドット分ずつ順に出力するシフトレジスタ81とを有する。キャラクタメモリコントローラ60は、シフトレジスタ81の先頭から所定ドット数分の領域に背景ドットデータを格納し、シフトレジスタ81の先頭から所定ドット数分だけずらした領域に上記読み出された1水平ライン分のドットデータを格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像に重畳されるキャラクタを出力するキャラクタ出力装置に関する。
テレビジョン放送等の映像信号に文字情報を重畳させておき、映像信号に基づいて表示される映像にその文字情報に基づく文字を重畳させて表示するキャプション表示が知られている。例えば、北米地域等におけるクローズドキャプションのように、文字多重放送の字幕をテレビジョン放送の映像に重ね合わせて表示することが知られている。
また、テレビジョン放送等の映像に重ね合わせてチャンネル表示、音量表示、各種設定のメニューなどのグラフィックを表示するオンスクリーンディスプレイ(OSD)表示が知られている。
上記キャプション表示やOSD表示では、キャラクタメモリから、文字やグラフィックなどのキャラクタのパターンを示すビットマップ形式のキャラクタデータが読み出されて、映像に重畳されて表示される(例えば特許文献1を参照)。
特許文献1には、キャラクタメモリに格納されているキャラクタデータを画面上に表示する際、キャラクタデータのうち垂直方向の特定範囲だけ部分的に切り出して表示する技術が開示されている。
特開平9−212332号公報
ところで、キャラクタの画面上での表示位置を左右または上下に微調整する観点や、キャラクタメモリを効率的に使用する観点より、キャラクタを画面上に表示する際、キャラクタの外側部分に背景を付加して表示したいという要望がある。
そこで、本発明は、キャラクタを画面上に表示する際、キャラクタの外側部分に背景を付加して表示することを可能にするキャラクタ出力装置を提供する。
本発明に係るキャラクタ出力装置は、映像に重畳されるキャラクタを出力するキャラクタ出力装置であって、水平方向および垂直方向に配列された複数のドットのドットデータで構成される、キャラクタのパターンを示すキャラクタデータを記憶するキャラクタメモリと、前記キャラクタメモリから前記キャラクタデータのドットデータを1水平ライン分ずつ読み出すキャラクタメモリコントローラと、前記読み出された1水平ライン分のドットデータを含むドットデータ列が格納され、当該格納されたドットデータを1ドット分ずつ順に出力するシフトレジスタと、を有し、前記キャラクタメモリコントローラは、前記シフトレジスタの先頭から所定ドット数分の領域に背景ドットを示すドットデータ(以下、「背景ドットデータ」と称す)を格納し、前記シフトレジスタの先頭から前記所定ドット数分だけずらした領域に前記読み出された1水平ライン分のドットデータを格納する、ことを特徴とする。
本発明の一態様では、前記キャラクタメモリコントローラは、前記キャラクタの水平方向の表示間隔を示す水平表示間隔データと、前記キャラクタの水平方向のサイズを示すキャラクタサイズデータとを受け付け、前記水平表示間隔データにより示される表示間隔から前記キャラクタサイズデータにより示されるサイズを引いて2で割った値を前記所定ドット数として求め、前記シフトレジスタの先頭から前記所定ドット数分の領域に背景ドットデータを格納し、前記シフトレジスタの先頭から前記所定ドット数分だけずらした領域に前記1水平ライン分のドットデータを格納し、前記1水平ライン分のドットデータの格納領域に続く前記所定ドット数分の領域に背景ドットデータを格納する。
本発明によれば、キャラクタを画面上に表示する際、キャラクタの外側部分に背景を付加して表示することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態に係るキャラクタ出力装置を含む映像信号処理装置1の構成を示すブロック図である。
図1において、映像信号処理装置1は、主処理部10、ビデオメモリ20、キャラクタメモリ30、色テーブルメモリ40、ビデオメモリコントローラ50、キャラクタメモリコントローラ60、色テーブルメモリコントローラ70、および映像データ生成部80を有する。
主処理部10は、テレビジョン放送等の映像信号を処理する処理部等の映像信号処理装置1の各部を統合的に制御するものであり、例えばCPUである。
具体的には、主処理部10は、映像信号から抽出されたキャプション情報やオンスクリーンディスプレイ(OSD)のためのグラフィック情報を受信すると、それらの情報を解析し、後述するキャラクタ表示のための情報をビデオメモリ20に書き込む。
また、主処理部10は、外部からのデータの入力に応じて、キャラクタメモリ30や色テーブルメモリ40に格納されているデータを更新する。
ビデオメモリ(以下、「VRAM」と称す)20は、文字やグラフィックなどのキャラクタを画面上に表示するための情報を記憶するメモリである。具体的には、VRAM20は、主処理部10からの情報の入力に基づき、下記(a)〜(h)の情報を互いに関連付けて保持する。
(a)キャラクタの表示が開始されるべき垂直位置(例えば水平ライン番号)を示す垂直表示開始位置データ
(b)キャラクタの表示が開始されるべき水平位置を示す水平表示開始位置データ
(c)キャラクタの水平方向の表示間隔を示す水平表示間隔データ
(d)キャラクタの水平方向および垂直方向のサイズを示すキャラクタサイズデータ
(e)使用されるべき色テーブルを示す色テーブル番号
(f)キャラクタの垂直方向の読み出し開始位置を示す開始値
(g)キャラクタの垂直方向の読み出し終了位置を示す終了値
(h)表示されるべきキャラクタを示す1以上のキャラクタコード
キャラクタメモリ30は、水平方向および垂直方向に配列された複数のドットのドットデータで構成される、キャラクタのパターンを示すキャラクタデータ(フォントデータとも呼ばれる)を記憶するメモリである。ここでは、キャラクタメモリ30はRAMであり、以下、キャラクタメモリ30を「CGRAM30」と称す。
具体的には、CGRAM30は、複数のキャラクタのキャラクタデータを、当該キャラクタデータに対応するキャラクタコードと関連付けて保持する。
キャラクタデータは、例えば、キャプション情報の場合、縦20ドット×横16ドットの画像データであり、グラフィック情報の場合、縦32ドット×横32ドットの画像データである。
キャラクタデータを構成するドットデータは、ドットの色に対応する色コードを示すデータであり、例えば、2値画像の場合には1ビットのデータであり、多値画像の場合には2ビットや4ビットのデータである。
色テーブルメモリ40は、複数種類の色テーブルを、当該色テーブルの色テーブル番号と関連付けて記憶するメモリである。ここでは、色テーブルメモリ40はRAMであり、以下、色テーブルメモリ40を「CLUTRAM40」と称す。
上記色テーブルは、キャラクタデータの各ドットデータにより示される色コードを色データ(例えばRGB各色の輝度値)に変換するためのルックアップテーブルであり、色コードと色データとの対応関係を示す。例えば、色テーブルは、4ビットの色コード(例えば「0001」)と、RGB各色4ビットで合計12ビットの色データ(例えば、R「0000」,G「0010」,B「1100」)との対応関係を示す。
ビデオメモリコントローラ(以下、「VRAMコントローラ」と称す)50は、外部の同期信号検出部(不図示)から映像信号の垂直同期信号Vsyncおよび水平同期信号Hsyncを受け取り、これらの同期信号に同期してVRAM20に格納されている情報を読み出して映像信号処理装置1の各部へ出力する。
具体的には、VRAMコントローラ50は、垂直同期信号Vsyncを受けると内蔵カウンタをリセットし、その後、その内蔵カウンタを用いて水平同期信号Hsyncを受けた回数をカウントする。
また、VRAMコントローラ50は、水平同期信号Hsyncを受けると、VRAM20を参照し、内蔵カウンタのカウント値により示される現在表示対象となっている水平ラインと同じ水平ラインを示す垂直表示開始位置データが存在するか否かを判断する。
そして、そのような垂直表示開始位置データが存在する場合、VRAMコントローラ50は、VRAM20から、当該垂直表示開始位置データに関連付けられている上記(b)〜(h)のデータを読み出す。
そして、VRAMコントローラ50は、上記読み出されたデータのうち、水平表示開始位置データ、水平表示間隔データ、キャラクタサイズデータ、開始値、終了値、および1以上のキャラクタコードをキャラクタメモリコントローラ60に渡す。
また、VRAMコントローラ50は、上記読み出されたデータのうち、色テーブル番号を色テーブルメモリコントローラ70に渡す。
また、VRAMコントローラ70は、上記読み出されたデータのうち、水平表示間隔データを映像データ生成部80に渡す。
キャラクタメモリコントローラ(以下、「CGRAMコントローラ」と称す)60は、VRAMコントローラ50からのデータに基づき、CGRAM30からキャラクタデータのドットデータを1水平ライン分ずつ読み出して、映像データ生成部80に出力する。例えば、表示対象のキャラクタデータが縦20ドット×横16ドットの画像データである場合、CGRAMコントローラ60は、キャラクタデータのドットデータを16ドット分ずつ読み出す。
具体的には、CGRAMコントローラ60は、VRAMコントローラ50から受け取ったキャラクタコードに対応するCGRAM30のメモリ空間にアクセスし、当該キャラクタコードに対応するキャラクタデータを読み出して映像データ生成部80に出力する。
このとき、CGRAMコントローラ60は、水平表示開始データにより示される水平位置から先頭のキャラクタの表示が開始されるように、また、水平表示間隔データにより示される間隔でキャラクタが水平方向に配列されて表示されるように、タイミングを合わせて、キャラクタデータのドットデータを1水平ライン分ずつ映像データ生成部80に出力する。
また、CGRAMコントローラ60は、VRAMコントローラ50からのデータに基づき、キャラクタデータの左右や上下に背景を示すドットデータ(以下、「背景ドットデータ」と称す)を付加する処理も行う。したがって、CGRAMコントローラ60は、キャラクタデータのドットデータと、背景ドットデータとを含むドットデータ列を、映像データ生成部80に出力する。
色テーブルメモリコントローラ(以下、「CLUTRAMコントローラ」と称す)70は、VRAMコントローラ50から色テーブル番号を受けると、当該色テーブル番号に対応する色テーブルをCLUTRAM40から読み出して映像データ生成部80に出力する。
映像データ生成部80は、CGRAMコントローラ70からドットデータ列を受け取り、当該ドットデータ列に含まれるドットデータを1ドット分ずつ順に出力する。
具体的には、映像データ生成部80は、上記ドットデータ列のうち、VRAMコントローラ50から受け取った水平表示間隔データで示される水平表示間隔に対応するドット数のドットデータを、ドットクロックに従って1ドット分ずつ順に取り出す。そして、映像データ生成部80は、CLUTRAMコントローラ70から受け取った色テーブルに基づき、上記取り出したドットデータを色データ(例えばRGB各色の輝度値)に変換し、当該色データを出力する。当該色データは、映像に重畳されて画面上に表示される。
映像データ生成部80は、元の映像に上記色データを重畳して画面上に実際に表示するための映像信号を生成する処理を行ってもよい。
図2は、CGRAMコントローラ60および映像データ生成部80の構成を示すブロック図である。以下、図2を参照して、CGRAMコントローラ60および映像データ生成部80について詳しく説明する。
図2において、CGRAMコントローラ60は、開始値レジスタ61、垂直カウンタ62、終了値レジスタ63、CGRAMアドレス生成部64、水平データバッファ65、およびデータ格納制御部66を含む。映像データ生成部80は、シフトレジスタ81およびデータ変換部82を含む。
開始値レジスタ61は、VRAMコントローラ50からの開始値が格納されるレジスタである。
垂直カウンタ62は、開始値レジスタ61に格納された開始値がカウント値の初期値として設定され、映像の水平同期信号Hsyncが入力されるたびにカウント値を1インクリメントするカウンタである。
終了値レジスタ63は、VRAMコントローラ50からの終了値が格納されるレジスタである。
垂直方向についてキャラクタの外側部分に背景を付加する観点より、CGRAMコントローラ60は、垂直カウンタ62のカウント値が上記開始値から終了値レジスタ63に格納された終了値まで計数される間、次の処理を実行する。
CGRAMコントローラ60は、カウント値が読み出し対象のキャラクタデータの最上端ラインに対応する値から当該キャラクタデータの最下端ラインに対応する値までの範囲内にある場合には、CGRAM30から当該キャラクタデータのうちカウント値に対応する1水平ライン分のドットデータを読み出し、当該ドットデータを含むドットデータ列をシフトレジスタ81に格納する。
一方、カウント値が上記最上端ラインに対応する値に満たない場合およびカウント値が上記最下端ラインに対応する値を超えている場合には、背景ドットデータのドットデータ列をシフトレジスタ81に格納する。
また、水平方向についてキャラクタの外側部分に背景を付加する観点より、CGRAMコントローラ60は、次の処理を実行する。
CGRAMコントローラ60は、シフトレジスタ81の先頭(すなわち出力端)から所定ドット数分の領域に背景ドットデータを格納し、シフトレジスタ81の先頭から上記所定ドット数分だけずらした領域にCGRAM30から読み出されたキャラクタデータの1水平ライン分のドットデータを格納する。これにより、キャラクタデータの左側に背景ドットが付加される。
CGRAMコントローラ60は、シフトレジスタ81のキャラクタデータの1水平ライン分のドットデータが格納される領域に続く領域に、さらに背景ドットデータを格納してもよい。すなわち、キャラクタデータの右側に背景ドットを付加してもよい。キャラクタデータの右側に付加される背景ドットの個数は、左側に付加される背景ドットの個数(すなわち上記所定ドット数)と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
一つの態様では、CGRAMコントローラ60は、上記所定ドット数を決定するためのデータを受け付け、当該データに基づいて上記所定ドット数を決定する。
当該一つの態様における具体的な一態様では、CGRAMコントローラ60は、VRAMコントローラ50から水平表示間隔データとキャラクタサイズデータとを受け付け、上記水平表示間隔データにより示される表示間隔から上記キャラクタサイズデータにより示されるキャラクタの水平方向のサイズを引いて2で割った値を上記所定ドット数として求める。そして、CGRAMコントローラ60は、シフトレジスタ81の先頭から上記所定ドット数分の領域に背景ドットデータを格納し、シフトレジスタ81の先頭から上記所定ドット数分だけずらした領域に1水平ライン分のドットデータを格納し、当該1水平ライン分のドットデータの格納領域に続く上記所定ドット数分の領域に背景ドットデータを格納する。すなわち、当該態様では、水平表示間隔がキャラクタの水平サイズを超える場合において、CGRAMコントローラ60は、水平表示間隔からキャラクタの水平サイズを引いた超過量を求め、キャラクタの左右に均等に背景ドットが付くように、当該超過量の1/2に相当するドット数の背景ドットデータを、キャラクタデータの左右それぞれに付加する。
なお、上記各ドットデータをシフトレジスタ81に格納する順序は特に限定されず、例えば、上記所定ドット数分の背景ドットデータとキャラクタデータの1水平ライン分のドットデータとを含むドットデータ列が、一度にシフトレジスタ81に格納される。
また、背景ドットデータは、所定の固定値(例えば4ビットデータ「0000」)であってもよいし、外部から指定される可変値であってもよい。
上記キャラクタデータを読み出してシフトレジスタ81に格納する処理は、具体的な一例では、CGRAMアドレス生成部64、水平データバッファ65、およびデータ格納制御部66により、以下のように実現される。
CGRAMアドレス生成部64は、VRAMコントローラ50からのキャラクタコードと、カウンタ62のカウント値とに基づき、キャラクタデータを読み出すための垂直読み出しアドレスを生成し、当該垂直読み出しアドレスをCGRAM30に出力する。
具体的には、CGRAMアドレス生成部64は、カウント値と終了値レジスタ63に格納されている終了値とを比較し、両者が一致するまで、キャラクタコードに対応するキャラクタデータの最上端ラインの垂直アドレスにカウント値を加算して垂直読み出しアドレスを算出し、当該垂直読み出しアドレスをCGRAM30に出力する。CGRAM30は、CGRAMアドレス生成部64から垂直読み出しアドレスを受けると、当該垂直読み出しアドレスに格納されている1水平ライン分のドットデータを、水平データバッファ65に出力する。
例えば、図3に示されるように、数字の「0」、アルファベットの「A」、「B」を示す32ドット×32ドットのキャラクタデータが、それぞれ垂直アドレス968〜999、1000〜1031、1032〜1063に格納されている場合、キャラクタデータは次のように読み出される。なお、ここでは、CGRAMコントローラ60は、VRAMコントローラ50からキャラクタ「A」のキャラクタコードを受け取ったものとする。
開始値が「0」、終了値が「31」である場合、垂直アドレス1000〜1031の範囲のドットデータが、1水平ライン分(すなわち32ドット分)ずつ、垂直アドレス1000から順に読み出される。すなわち、キャラクタ「A」のキャラクタデータの全部が読み出される。
開始値が「5」、終了値が「27」である場合、垂直アドレス1005〜1027の範囲のドットデータが、1水平ライン分ずつ順に読み出される。すなわち、キャラクタ「A」のキャラクタデータの一部が読み出される。
開始値が「−2」、終了値が「35」である場合、垂直アドレス998〜1035の範囲のドットデータが、1水平ライン分ずつ順に読み出される。すなわち、キャラクタ「0」(キャラクタ「A」の一部分の場合もある)の2ライン分のドットデータ、キャラクタ「A」の32ライン分のドットデータ、キャラクタ「B」(キャラクタ「A」の一部分の場合もある)の4ライン分のドットデータが、この順で読み出される。
水平データバッファ65は、CGRAM30から出力される垂直読み出しアドレスに対応する1水平ライン分のドットデータを受け、当該1水平ライン分のドットデータを保持する。水平データバッファ65は、例えば32ドット分のドットデータを格納可能な記憶容量を有する。一つの態様では、複数のキャラクタを水平方向に連続的に表示する場合等を考慮して、水平データバッファ65は複数段設けられ、キャラクタデータの先読みが行われる。
データ格納制御部66は、水平表示開始位置データにより示される水平位置から先頭のキャラクタの表示が開始されるように、また、水平表示間隔データにより示される間隔でキャラクタが水平方向に配列されて表示されるように、タイミングを合わせて、ドットデータ列をシフトレジスタ81に格納する。例えば、データ格納制御部66は、水平同期信号Hsyncによりリセットされドットクロックをカウントするカウンタにより、水平表示開始位置データに基づく先頭のキャラクタ用のリロードタイミングと、水平表示間隔データに基づく後続のキャラクタ用のリロードタイミングとを発生させ、当該リロードタイミングにてドットデータ列のシフトレジスタ81への格納を実行する。
具体的には、マイナスのカウント値に基づいて読み出されたドットデータが水平データバッファ65に保持されている場合、およびキャラクタの垂直サイズを超えるカウント値(例えば「31」を超えるカウント値)に基づいて読み出されたドットデータが水平データバッファ65に保持されている場合、データ格納制御部66は、水平表示間隔のドット数分の背景ドットデータが配列されたドットデータ列をシフトレジスタ81に格納する。すなわち、マイナスのカウント値に対応するラインとキャラクタ垂直サイズを超えるカウント値に対応するラインに関しては、キャラクタサイズ外の垂直領域に当たるので、CGRAM30から読み出されたドットデータを無視して、強制的に背景ドットデータに差し替える。
一方、読み出し対象のキャラクタデータの垂直アドレス範囲内のカウント値に基づいて読み出されたドットデータが水平データバッファ65に保持されている場合、データ格納制御部66は、以下のように、水平データバッファ65に保持されているドットデータを含むドットデータ列をシフトレジスタ81に格納する。
水平表示間隔がキャラクタの水平サイズを超えていない場合、データ格納制御部66は、図4に示されるように、水平データバッファ65に保持されているキャラクタデータの1水平ライン分のドットデータ401をそのまま、シフトレジスタ81の先頭から詰めて、シフトレジスタ81に格納する。
一方、水平表示間隔がキャラクタの水平サイズを超えている場合、データ格納制御部66は、水平表示間隔からキャラクタの水平サイズを引いて2で割った値を背景ドット数として求める。そして、データ格納制御部66は、図5に示されるように、水平データバッファ65に保持されているキャラクタデータの1水平ライン分のドットデータ501と、ドットデータ501の左側に付加される背景ドット数分の背景ドットデータ502と、ドットデータ501の右側に付加される背景ドット数分の背景ドットデータ503とを含むドットデータ列を、シフトレジスタ81に格納する。
シフトレジスタ81は、キャラクタサイズの水平方向のドット数よりも多いドット数分のドットデータを格納可能に構成されている。例えば、シフトレジスタ81は、40ドット分のドットデータを格納可能である。
シフトレジスタ81は、データ格納制御部66から出力されるドットデータ列を保持し、当該ドットデータ列に含まれるドットデータを1ドット分ずつ先頭から順に出力する。
具体的には、シフトレジスタ81は、ドットクロックにしたがって、VRAMコントローラ50からの水平表示間隔データにより示される表示間隔のドット数分だけ、ドットデータをデータ変換部82にシフト出力する。
データ変換部82は、CLUTRAMコントローラ70からの色テーブルに基づき、シフトレジスタ81から出力されたドットデータを色データに変換して出力する。
図6は、映像データ生成部80から出力されるデータの一例を示す概念図である。図6の例では、キャラクタデータのサイズは縦32ドット×横32ドット、水平表示間隔は38ドット、開始値は「−2」、終了値は「35」である。図6において、キャラクタデータの左右にはそれぞれ3ドット分の背景ドットが付加されており、キャラクタデータの上側には2ライン分の背景ドットが付加されており、キャラクタデータの下側には4ライン分の背景ドットが付加されている。
以上説明した本実施の形態によれば、下記(1)〜(4)の効果が得られ得る。
(1)キャラクタメモリコントローラは、シフトレジスタの先頭から所定ドット数分の領域に背景ドットデータを格納し、シフトレジスタの先頭から上記所定ドット数分だけずらした領域にキャラクタメモリから読み出された1水平ライン分のドットデータを格納する。このため、キャラクタデータの左側に背景ドットを付加することが可能となる。これにより、キャラクタデータを画面表示する際、キャラクタデータの画面上での表示位置を左右に微調整することが可能となる。また、キャラクタメモリから読み出されたキャラクタデータに後から背景ドットを付加できるので、予め背景ドットをキャラクタデータに含めてキャラクタメモリに格納する必要がなく、キャラクタメモリを効率的に使用することが可能となる。
(2)キャラクタメモリコントローラは、キャラクタの水平方向の表示間隔を示す水平表示間隔データと、キャラクタの水平方向のサイズを示すキャラクタサイズデータとを受け付け、上記水平表示間隔データにより示される表示間隔から上記キャラクタサイズデータにより示されるサイズを引いて2で割った値を上記所定ドット数として求め、シフトレジスタの先頭から上記所定ドット数分の領域に背景ドットデータを格納し、シフトレジスタの先頭から上記所定ドット数分だけずらした領域に上記1水平ライン分のドットデータを格納し、上記1水平ライン分のドットデータの格納領域に続く上記所定ドット数分の領域に背景ドットデータを格納する。これにより、水平方向について、水平表示間隔に対応する領域の中央にキャラクタデータを配置することが可能となる。
(3)キャラクタメモリコントローラは、開始値がカウント値の初期値として設定され、映像の水平同期信号が入力されるたびにカウント値を1インクリメントするカウンタと、終了値が格納されるレジスタとを含む。そして、キャラクタメモリコントローラは、カウンタのカウント値が開始値からレジスタに格納された終了値まで計数される間、カウント値がキャラクタデータの最上端ラインに対応する値からキャラクタデータの最下端ラインに対応する値までの範囲内にある場合、キャラクタメモリからキャラクタデータのうちカウント値に対応する1水平ライン分のドットデータを読み出して出力し、カウント値が最上端ラインに対応する値に満たない場合およびカウント値が最下端ラインに対応する値を超えている場合には、背景ドットデータのドットデータ列を出力する。このため、キャラクタデータの上側または下側に背景ドットを付加することが可能となる。これにより、キャラクタデータを画面表示する際、キャラクタデータの画面上での表示位置を上下に微調整することが可能となる。また、キャラクタメモリから読み出されたキャラクタデータに後から背景ドットを付加できるので、予め背景ドットをキャラクタデータに含めてキャラクタメモリに格納する必要がなく、キャラクタメモリを効率的に使用することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更することができる。
実施の形態に係るキャラクタ出力装置を含む映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。 CGRAMコントローラおよび映像データ生成部の構成を示すブロック図である。 CGRAMの記憶内容の一例を示す図である。 シフトレジスタへのドットデータ列の格納の一例を示す図である。 シフトレジスタへのドットデータ列の格納の別の一例を示す図である。 映像データ生成部から出力されるデータの一例を示す概念図である。
符号の説明
1 映像信号処理装置、10 主処理部、20 ビデオメモリ(VRAM)、30 キャラクタメモリ(CGRAM)、40 色テーブルメモリ(CLUTRAM)、50 ビデオメモリコントローラ(VRAMコントローラ)、60 キャラクタメモリコントローラ(CGRAMコントローラ)、61 開始値レジスタ、62 垂直カウンタ、63 終了値レジスタ、64 CGRAMアドレス生成部、65 水平データバッファ、66 データ格納制御部、70 色テーブルメモリコントローラ(CLUTRAMコントローラ)、80 映像データ生成部、81 シフトレジスタ、82 データ変換部。

Claims (4)

  1. 映像に重畳されるキャラクタを出力するキャラクタ出力装置であって、
    水平方向および垂直方向に配列された複数のドットのドットデータで構成される、キャラクタのパターンを示すキャラクタデータを記憶するキャラクタメモリと、
    前記キャラクタメモリから前記キャラクタデータのドットデータを1水平ライン分ずつ読み出すキャラクタメモリコントローラと、
    前記読み出された1水平ライン分のドットデータを含むドットデータ列が格納され、当該格納されたドットデータを1ドット分ずつ順に出力するシフトレジスタと、
    を有し、
    前記キャラクタメモリコントローラは、前記シフトレジスタの先頭から所定ドット数分の領域に背景ドットを示すドットデータ(以下、「背景ドットデータ」と称す)を格納し、前記シフトレジスタの先頭から前記所定ドット数分だけずらした領域に前記読み出された1水平ライン分のドットデータを格納する、
    ことを特徴とするキャラクタ出力装置。
  2. 請求項1に記載のキャラクタ出力装置であって、
    前記キャラクタメモリコントローラは、
    前記キャラクタの水平方向の表示間隔を示す水平表示間隔データと、前記キャラクタの水平方向のサイズを示すキャラクタサイズデータとを受け付け、
    前記水平表示間隔データにより示される表示間隔から前記キャラクタサイズデータにより示されるサイズを引いて2で割った値を前記所定ドット数として求め、
    前記シフトレジスタの先頭から前記所定ドット数分の領域に背景ドットデータを格納し、前記シフトレジスタの先頭から前記所定ドット数分だけずらした領域に前記1水平ライン分のドットデータを格納し、前記1水平ライン分のドットデータの格納領域に続く前記所定ドット数分の領域に背景ドットデータを格納する、
    ことを特徴とするキャラクタ出力装置。
  3. 請求項1または2に記載のキャラクタ出力装置であって、
    前記キャラクタメモリコントローラは、
    開始値がカウント値の初期値として設定され、前記映像の水平同期信号が入力されるたびにカウント値を1インクリメントするカウンタと、
    終了値が格納されるレジスタと、
    を含み、
    前記カウンタのカウント値が前記開始値から前記レジスタに格納された終了値まで計数される間、
    前記カウント値が前記キャラクタデータの最上端ラインに対応する値から前記キャラクタデータの最下端ラインに対応する値までの範囲内にある場合、前記キャラクタメモリから前記キャラクタデータのうち前記カウント値に対応する1水平ライン分のドットデータを読み出し、当該ドットデータを含むドットデータ列を前記シフトレジスタに格納し、
    前記カウント値が前記最上端ラインに対応する値に満たない場合および前記カウント値が前記最下端ラインに対応する値を超えている場合には、背景ドットデータのドットデータ列を前記シフトレジスタに格納する、
    ことを特徴とするキャラクタ出力装置。
  4. 映像に重畳されるキャラクタを出力するキャラクタ出力装置であって、
    水平方向および垂直方向に配列された複数のドットのドットデータで構成される、キャラクタのパターンを示すキャラクタデータを記憶するキャラクタメモリと、
    前記キャラクタメモリから前記キャラクタデータのドットデータを1水平ライン分ずつ読み出して出力するキャラクタメモリコントローラと、
    を有し、
    前記キャラクタメモリコントローラは、
    開始値がカウント値の初期値として設定され、前記映像の水平同期信号が入力されるたびにカウント値を1インクリメントするカウンタと、
    終了値が格納されるレジスタと、
    を含み、
    前記カウンタのカウント値が前記開始値から前記レジスタに格納された終了値まで計数される間、
    前記カウント値が前記キャラクタデータの最上端ラインに対応する値から前記キャラクタデータの最下端ラインに対応する値までの範囲内にある場合、前記キャラクタメモリから前記キャラクタデータのうち前記カウント値に対応する1水平ライン分のドットデータを読み出して出力し、
    前記カウント値が前記最上端ラインに対応する値に満たない場合および前記カウント値が前記最下端ラインに対応する値を超えている場合には、背景ドットを示すドットデータのドットデータ列を出力する、
    ことを特徴とするキャラクタ出力装置。
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