JP2009150850A - 物理量測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】基準波長を含む波長特性が等しい複数のFBGセンサを光ファイバで直列接続した場合においても、各FBGセンサに印加される物理量を簡単にかつ短時間で測定する。
【解決手段】複数のFBGセンサ1が介挿された光ファイバ5に対して、波長が順次変化していく複数のパルス光からなる入射パルス光cを印加する。そして、FBGセンサで反射されて入射端方向へ伝搬する各反射パルス光をサーキュレータ12で分岐して受光器23で電気信号に変換して、入射パルス光の波長に対応して記憶保持(30)する。そして、この記憶された各反射パルス光の受光レベルから各FBGセンサの反射光の波長特性36を算出する。最後に、波長特性の中心波長から各FBGセンサに印加された物理量εを求める。
【選択図】 図1

Description

本発明は、互いに離間した各測定対象において各測定対象から印加される歪み量等の物理量をFBG(ファイバ・ブラッグ・グレーティング Fiber Bragg Grating 以下FBGと略記する)センサを用いて測定する物理量測定システムに関する。
一般に、FBGセンサは、図14に示すように、このFBGセンサの一端(入射端)から広帯域波長を有する光2を入射すると、このFBGセンサ1に対して予め設定された基準波長λSを中心波長とする山形の波長特性を有した反射光3が一端(入射端)から出力される。さらに、このFBGセンサ1に対して前記基準波長λSを中心波長とする波長特性を有した透過光4が他端(出射端)から出力される。
そして、このFBGセンサ1に歪み(物理量)を加えると、反射光3の中心波長λCが基準波長λSからずれる。この波長ずれΔλ(=λC―λS)が歪み量(物理量)εに比例するので、この波長ずれΔλを測定することによって、FBGセンサ1に印加された歪み量(物理量)εが測定可能である。なお、透過光4の中心波長λCも反射光3の中心波長λCと同一動作を行う。以下、現在時点におけるFBGセンサ1を用いた物理量の測定技術を説明する。
(a) 図15は、このような特性を有する複数のFBGセンサ1を測定対象に取付け、各FBGセンサ1を光ファイバ5で直列接続し、この光ファイバ5の一端(入射端)5aに、広波長帯域パルス光源6から広波長帯域パルス光を印加するFBGセンサシステムである(特許文献1参照)。
光ファイバ5の各距離位置L1、L2、L3…に配設された各FBGセンサ1からの反射光3は、カプラ7で光ファイバ5から分岐されて、波長ずれ量検出部8へ、それぞれ各距離位置L1、L2、L3…に応じた時間差を有して入射されるので、波長ずれ量検出部8は、各FBGセンサ1からの反射光3の中心波長λCの基準波長λSからの波長ずれΔλ1、Δλ2、Δλ3、…を個別に検出できる。よって、各FBGセンサ1に印加される歪み量(物理量)を個別に検出できる。
(b) 広波長帯域パルス光源6の代りに、広波長帯域連続光源を使用することも可能である(特許文献2参照)。この場合、各FBGセンサ1の基準波長λSは互いに異なる値λS1、λS2、λS3、…に設定する必要がある。波長ずれ量検出部8は、既知である各基準波長λS1、λS2、λS3、…近傍の各FBGセンサ1の反射光の中心波長λC1、λC2、λC3、…を定めて、各基準波長λS1、λS2、λS3、…からの波長ずれΔλ1、Δλ2、Δλ3、…を個別に検出する。
(c) 図16に示すように、同一基準波長λSを有する複数のFBGセンサ1を一つの光ファイバ5で、カプラ7を介して並列に接続して、この光ファイバ5の一端(入射端)に、狭帯域パルス光源10から、波長λが各FBGセンサ1の基準波長λSに対して微少波長Δλだけずれた狭帯域のパルス測定光14を印加し、各FBGセンサ1からの反射光3のレベル変化量から歪みを測定する技術が提唱されている。すなわち、光ファイバ5の各距離位置L1、L2、L3…に配設された各FBGセンサ1からの反射光3はサーキュレータ11で分岐されて、受光器12で電気信号に変換されて、演算部13で各FBGセンサ1に印加された歪み量(物理量)が求まる(特許文献3参照)。
図17に示すように、各光ファイバ5の各距離位置L1、L2、L3…に配設された各FBGセンサ1からの反射光の波長特性の中心波長λCは、歪みが印加されると、例えば、図中右側へ移動するので、波長特性自体も右側へ移動する。その結果、狭帯域のパルス測定光14が印加された場合におけるこのパルス測定光14自体の反射光のレベルは、レベルLS からレベルLLに変化する。このレベル変化量(LLーLS)は、基準波長λSからの波長ずれΔλに対応する。
米国特許5,680,489号公報 米国特許5,361,130号公報 特開2004―309218号公報
しかしながら、上述した(a)〜(c)の各FBGセンサを用いた歪み測定システムにおいても、まだ改良すべき次のような課題があった。
特許文献1に記載された(a)の広波長帯域パルス光を印加する手法においては、広波長帯域のパルス光を使用するので、基準波長λS近傍以外の波長成分は、使用されないので、エネルギ効率が悪く、S/N比が低下する。
また、特許文献2に記載された(b)の広波長帯域連続光源を使用する場合においては、同一規格(同一基準波長λS)のFBGセンサを使用できない問題があった。
特許文献3に記載された(c)の波長λが各FBGセンサ1の基準波長λSに対して微小波長Δλだけずれた狭帯域のパルス測定光14を用いる場合においては、基準波長λSからの波長ずれ量Δλは受光器の検出レベルの差(LLーLS)で求めているが、このレベル(LLーLS)差がFBGセンサ1に印加された歪と、パルス測定光14自身のレベル変動とのいずれに起因するものであるか区別することが困難で測定精度が低下する。また、カプラ7をFBGセンサ1と同じ数量を必要とするので、この歪み測定システムの製造費が上昇する問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、たとえ基準波長を含む波長特性が等しい複数のFBGセンサを光ファイバで直列接続した場合においても、物理量の印加時における反射光の波長特性を短時間でかつ高い精度で検出でき、しかして、FBGセンサに印加される物理量を短時間でかつ高い精度で測定できる物理量測定システムを提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明の物理量測定システムは、互いに離間した複数の測定対象に設けられ、入射光に対する反射光の中心波長が測定対象から印加された物理量に応じて変化する複数のFBGセンサと、各FGBセンサを直列接続する光ファイバと、波長が順次変化していく複数のパルス光を生成して、光ファイバの入射端へ入射パルス光として順次入射する波長掃引パルス光源と、光ファイバに順次入射された各入射パルス光が各FBGセンサで反射されて入射端方向へ伝搬する各反射パルス光を分岐するサーキュレータと、このサーキュレータで分岐された各反射パルス光を受光する受光器と、各入射パルス光に対する各FBGセンサからの反射パルス光の受光レベルを当該入射パルス光の波長に対応して記憶保持する測定値記憶手段と、この測定値記憶手段に記憶された各反射パルス光の受光レベルから各FBGセンサの反射光の波長特性を算出する波長特性算出手段と、この算出された波長特性の中心波長から各FBGセンサに印加された物理量を求める物理量算出手段とを備えている。
このように構成された物理量測定システムにおいては、波長掃引パルス光源は、波長が順次変化していく複数のパルス光からなる入射パルス光を光ファイバへ入射する。すなわち、波長λが順次変化するパルス光が伝搬していく光ファイバにおいては、例えば、各FBGセンサに歪み(物理量)が印加されていなくて、かつ入射パルス光の先頭のパルス光の波長λが基準波長λSの場合は、光ファイバにおける各距離位置L1、L2、L3、…に位置する各FBGセンサからの反射光の受光器における受光時刻の入射パルス光の出力時刻からの経過時間は、各距離位置L1、L2、L3、…に対応した時刻t1、t2、t3、…となる。そして、各FBGセンサに物理量が印加されると、反射光の波長特性が波長軸方向にシフトするので、各距離位置L1、L2、L3、…に対応した時刻t1、t2、t3、…のレベルFB11、FB21、FB31、…が物理量に対応して変化する。
そして、入射パルス光における期間T経過して波長λがΔλAだけ移動した波長(λS+ΔλA)のパルス光を光ファイバに入力させると、時刻t1、t2、t3、…に所定期間Tを加算した各時刻t1+T、t2+T、t3+T、…に物理量に対応したレベルFB12、FB22、FB32、…が得られる。さらに、所定期間T経過して波長λがΔλAだけ移動した波長(λS+2ΔλA)のパルス光を光ファイバに入力させると、時刻t1、t2、t3、…に所定期間T×2を加算した各時刻t1+2T、t2+2T、t3+2T、…に物理量に対応したレベルFB13、FB23、FB33、…が得られる。
1番目のFBGセンサの反射光の波長特性における各波長λS、λS+ΔλA、λS+2ΔλA、λS+3ΔλA、…におけるレベルFB11、FB21、FB31、FB41、…が求まるので、これらのレベルの包絡線を求めることによって、反射光の波長特性が求まる。
その結果、反射光の波長特性における中心波長λCが求まり基準波長λSからの波長ずれ量が求まる。したがって、当該FBGセンサに印加されている歪み量(物理量)を測定できる。この場合、各FBGセンサの反射光の波長特性は、それぞれ決まった時間位置にレベルが現れるので、各FBGセンサの反射光の波長特性を重ねることができる。
また、別の発明においては、波長特性算出手段は、測定値記憶手段に記憶された入射パルス光の波長毎の各反射パルス光の受光レベルのグループを、FBGセンサ毎の波長が異なる反射パルス光のブループに組換えるデータ編集部と、この編集されたFBGセンサ毎の波長が異なる反射パルス光の受光レベルを用いて各FBGセンサの反射光の波長特性を算出する波長特性算出部とを有する。このような構成においては、FBGセンサ毎の波長が異なる反射パルス光のブループには、FBGセンサ毎の反射光の波長特性が簡単に求まる。
また、別の発明においては、物理量が印加されていない状態における各FBGセンサの中心波長が互いに等しく設定されている。
さらに、別の発明においては、波長可変光源が前記光ファイバの入射端に順次入射させる各入射パルス光における各パルス光の送信間隔は、互いに等しく設定され、かつ、当該パルス光が光ファイバを往復するに要する時間(2nL/C L;光ファイバ長、n;光ファイバの屈折率、C;光速度)より長く設定されている。
さらに、別の発明においては、物理量算出手段は、FBGセンサの基準波長を記憶する基準波長記憶部と、算出された各FBGセンサの反射光の中心波長の基準波長からのずれ波長を算出するずれ波長算出部と、この算出された各ずれ波長から各FBGセンサに印加された物理量を算出する物理量算出部とで形成されている。
さらに別の発明においては、波長掃引パルス光源を、一方の光出射端面がARコートされている半導体レーザと、半導体レーザのARコートされている端面から出射された光をコリメートするコリメートレンズと、コリメートレンズから出射されたコリメート光を受けて波長に応じた角度で回折させる回折格子と、反射体と反射体駆動部とを含んで構成され、半導体レーザの他方の出射端面から波長が連続的に変化する光を出射させるように反射体駆動部を制御するMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)スキャナと、半導体レーザを駆動する所定周期及び所定デューティー比を有したパルス信号を半導体レーザへ駆動信号として印加するパレス発生器とで構成している。
さらに別の発明においては、波長掃引パルス光源を、波長が連続的に変化しレベルが一定である光を出射する波長可変光源と、所定周期及び所定デューティー比を有したパルス信号を発するパルス発生器と、このパルス信号を受けて、波長可変光源から出射された光をオン/オフ制御して複数のパルス光を発生する光スイッチとで構成している。
さらに別の発明においては、波長掃引パルス光源を、波長が連続的に変化しレベルが一定である光を出射する波長可変光源と、所定周期及び所定デューティー比を有したパルス信号を発するパルス発生器と、このパルス信号を受けて、波長可変光源から出射された光をオン/オフ制御して前記複数のパルス光を発生する光増幅器とで構成している。
さらに別の発明においては、波長可変光源を、一方の光出射端面がARコートされている半導体レーザと、この半導体レーザのARコートされている端面から出射された光をコリメートするコリメートレンズと、このコリメートレンズから出射されたコリメート光を受けて波長に応じた角度で回折させる回折格子と、反射体と反射体駆動部とを含んで構成され、半導体レーザの他方のARコートされていない出射端面から波長が連続的に変化する光を出射させるように反射体駆動部を制御するMEMSスキャナとで構成している。
このように構成された物理量測定システムにおいては、基準波長を含む波長特性が等しい複数のFBGセンサを光ファイバで直列接続した場合においても、物理量の印加時における反射光の波長特性を短時間でかつ高い精度で検出でき、しかして、FBGセンサに印加される物理量を短時間でかつ高い精度で測定できる。
以下、本発明の各実施形態を図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態の物理量測定システムの概略構成図である。図14、図15、図16に示す従来の歪測定システムと同一部分には、同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
波長掃引パルス光源20は波長可変光源21とパルス発生器22とで構成さている。波長可変光源21は図4に示す波長λがFBGセンサ1の基準波長λSを中心にλ1からλmまで連続的に変化し、レベルが一定である掃引光aを発生する。
パルス発生器22は、図4に示すように、パルス幅が約20nsと非常に狭く、すなわち、デューティー比が小さく、周期Tのパルス信号bを波長可変光源21へ駆動信号として印加する。波長可変光源21は、掃引光aにおけるパルス信号bがハイレベル期間のみ規定レベルを有する入射パルス光cを波長掃引パルス光源20から光ファイバ5の一端(入射端)5aに入射する。したがって、この入射パルス光cは、図4に示すように、波長λがFBGセンサ1の基準波長λSを中心にλ1からλmまでΔλAずつ順次増加していく複数のパルス光で構成されている。
光ファイバ5における一端(入射端)5aからの各距離位置L1、L2、L3、L4、…Lnにそれぞれ基準波長λS及び反射光3の波長特性が等しいn個のFBGセンサ1が挿入されている。この光ファイバ5の長さL(=Ln)を入射パルス光cの一つのパルス光が往復する所要時間は、光ファイバ5の屈折率n、光速度Cを用いて、(2nL/C)で示されるので、パルス信号bの周期、すなわち、入射パルス光cのパレス光の間隔Tは、
T>(2nL/C)
に設定されている。光ファイバ5の一端(入射端)近傍に、サーキュレータ12が介挿されている。
測定制御部28の測定開始指示に基づいて、波長掃引パルス光源20から出力された入射パルス光cは、光ファイバ5の一端(入射端)5aへ入射して、サーキュレータ12を透過して、各距離位置L1、L2、L3、L4、…Lnに設けられたFBGセンサ1を経て光ファイバ5の遠端に到達する。そして、各距離位置L1、L2、L3、L4、…Lnに設けられた各FBGセンサ1の入射パルス光cに対する反射パルス光dはサーキュレータ12で分岐され、受光器23で電気信号に変換されて、A/D変換器24でデジタルの反射パルス信号に変換されて、データ書込部25へ入力される。
出力検出部26は、入射パルス光cの先頭のパルス光が光ファイバ5の一端(入射端)5aに入射するとタイミング制御部27を起動する。タイミングメモリ29内には、入射パルス光cの先頭のパルス光が光ファイバ5の一端(入射端)5aに入射した時刻から、入射パルス光cの各波長λ1、λ2、λ3、λ4、…λmの各パルス光が各距離位置L1、L2、L3、L4、…Lnに設けられた各FBGセンサ1で反射されて受光器23で受光されるまでの各経過時間が記憶されている。
例えば、図7に示すように、入射パルス光cにおける波長λ1の先頭のパルス光の出射時刻t0からの1番のFBGセンサ1の反射パルス信号の経過時間t11、2番のFBGセンサ1の反射パルス信号の経過時間t21、3番のFBGセンサ1の反射パルス信号の経過時間t31、…が記憶されている。
さらに、入射パルス光cにおける波長λ2の2番目のパルス光に対する時刻t0からの1番のFBGセンサ1の反射パルス信号の経過時間t12、2番のFBGセンサ1の反射パルス信号の経過時間t22、3番のFBGセンサ1の反射パルス信号の経過時間t32、…が記憶されている。
タイミング制御部27は、出力検出部26からの入射時刻からタイミングメモリ29内に記憶されている各経過時間が到達する毎に、波長λとFBGセンサ1の番号とのセットをデータ書込部25へ送出する。データ書込部25は、A/D変換器24から出力された反射パルス信号の信号値(FB)を図2に示す入射パレス光別測定値テーブル30における前記波長λとFBGセンサ1の番号とで指定される領域31に書込む。
一つの入射パルス光cに対する[全部の波長×全部のFBGセンサ]のデータの取得、の測定が終了し、入射パレス光別測定値テーブル30への書込が終了すると、データ編集部32が起動して、入射パルス光別測定値テーブル30に記憶された入射パルス光別の各測定値のデータ(グループ)を、FBGセンサ別の各測定値のデータ(グループ)に編集して、図3に示す、FBG別各測定値テーブル33の各領域34に書込む。
次に、波長特性算出部35は、FBG別各測定値テーブル33内の縦1列の1つのFBGセンサ1の各波長λ1、λ2、λ3、λ4、…λmの測定値(データ)FB11、FB21、FB31、…、FBm1を用いて、図5に示す当該FBGセンサ1の反射光の波長λを横軸とする波長特性36を算出する。具体的には、波長λ1、λ2、λ3、λ4、…λmの測定値(データ)FB11、FB21、FB31、…、FBm1における包絡線を求める。
次に、中心波長算出部37は、算出された1番からn番の各FBGセンサ1における反射光の波長特性36の各中心波長λC1、λC2、λC3、λC4、…λCnを求めて、物理量算出手段38のずれ波長算出部39へ送出する。
ずれ波長算出部39は、図6に示すように、各FBGセンサ1の中心波長λC1、λC2、λC3、λC4、…λCnの基準波長メモリ40に記憶されているFBGセンサ1の基準波長λSからの波長ずれΔλ1、Δλ2、Δλ3、Δλ4、…Δλmを算出する。
物理量算出部41は、各波長ずれΔλ1、Δλ2、Δλ3、Δλ4、…Δλmに、定数Kを乗算して、1番からn番の各FBGセンサ1に印加された歪み(物理量)ε1、ε2、ε3、ε4、…εnを算出して表示器42に表示出力する。
このように構成された第1実施形態の物理量測定システムにおいては、たとえ基準波長λSを含む波長特性が等しい複数のFBGセンサ1を光ファイバ5で直列接続した場合においても、物理量の印加時における反射光の波長特性36を短時間でかつ高い精度で検出できる。
さらに、同一規格の複数のFBGセンサ1を直列接続した光ファイバ5の一端(入射端)5aに入射する測定用の光として、波長λが順次変化していく複数のパルス光からなる入射パルス光cを採用し、かつ、各パルス光の時間間隔Tを互いに等しく設定され、かつ、当該パルス光が光ファイバ5を往復するに要する時間(2nL/C)より長く設定している。
したがって、図7に示すように、入射パルス光cを構成する1つの波長λのパルス光の出力時刻から次の波長(λ+ΔλA)のパルス光の出力時刻までの期間T内に、先の波長λのパルス光に対する1番からn番までの全部のFBGセンサ1からの反射パルスが互いに時間をずらして受光される。したがって、各FBGセンサ1の反射光の波長特性36を図4の反射パルス光dに示すように、重ねることができ、入射パルス光cの出射周期を短縮できる。
(第2実施形態)
図8は本発明の第2実施形態の物理量測定システムに組込まれた波長掃引パルス光源20aの概略構成図である。すなわち、この第2実施形態の物理量測定システムは、図1に示す第1実施形態の物理量測定システムにおける波長掃引パルス光源20を図8に示す波長掃引パルス光源20aに置き換えたシステムである。したがって、この波長掃引パルス光源20a以外の説明を省略する。
この波長掃引パルス光源20aは、波長可変光源21とパルス発生器22とで構成されている。図8において、波長可変光源21内において、半導体レーザ(LD)51のARコートされている端面から出射された光をコリメートレンズ52によってコリメート光に変換して回折格子53へ入射し、その入射光に対して回折格子53が出射する回折光をMEMSスキャナ54に入射する。
MEMSスキャナ54は、反射体55と反射体駆動手段56で構成され、回折格子53から入射されるコリメート光に対する回折光が、反射体55の反射面で回折格子53へ反射されて、再び回折格子53で回折され、それによって得られた回折光がコリメートレンズ52を介してLD51に入射されるとき、LD51に入射される回折光が所望の波長の光となるようにするとともに、この所望の波長が所定の波長範囲を含んで往復掃引されるように反射体55の反射面の角度を反射体駆動手段56により所定の周期で繰り返し変化(往復回転)させている。このような構成によって、波長掃引された掃引光aが発振されて、LD51のARコートされていない端面から出力さる。
パルス発生器22は、前述したように、パルス幅が約20nsと非常に狭く、周期Tのパルス信号bをLD51へ駆動信号として印加する。したがって、前記掃引光aは、周期Tのパルス信号bにて発振時間が制御される。その結果、LD51から、前述した、波長λが順次変化していく複数のパルス光で構成された入射パルス光cが出射されて光ファイバ5の一端(入射端)5aへ入射される。
なお、図9に示す波長掃引パルス光源20aは、波長可変光源21とパルス発生器22と光スイッチ69とで構成されている。すなわち、この波長掃引パルス光源20aにおいては、パルス信号bで直接半導体レーザ51をオン/オフ制御する代わりに、LD51のARコートされていない端面から出射された光を、LD51とサーキュレータ12との間に設けられた光スイッチ69でオン/オフ制御して、波長が順次変化していく複数のパルス光を発生させる。
さらに、図10に示す波長掃引パルス光源20aは、波長可変光源21とパルス発生器22と光増幅器70とで構成されている。すなわち、この波長掃引パルス光源20aにおいては、光スイッチ69に代えて光増幅器70でLD51のARコートされていない端面から出射された光をオン/オフ制御している。
なお、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)スキャナ54とは、マイクロ電気機械式構造体(電気信号の制御を受けて機械的に動作する構造体)によって形成されたスキャナを意味している。
ここで、MEMSスキャナ54による波長掃引について説明する。図12に示す駆動信号Da、Dbを印加してMEMSスキャナ54を所定の掃引周期で往復掃引する(上述の反射体55を往復回転させる)と、図13(a)に示すように、MEMSスキャナ54の往復回転角度はほぼ正弦波的に変化する。その結果、掃引される波長λも正弦波状に変化する。
したがって、掃引光aの所定の波長範囲(測定波長範囲)が、図13(b)に示すように、その正弦波状に変化する波形の直線に近い部分に来るように、MEMSスキャナ54の往復掃引の波長範囲(往復回転角度の範囲)が設定される。つまり、駆動信号Da、Dbの振幅の調整により設定される。なお、上述の駆動信号Da、Dbのいずれか一方はトリガ信号Trとして測定制御部28aへ出力される。
また、図8において、回折格子53の0次光は、エタロン等の光共振器57に入射されて所定の波長の光のみが透過される。そして、その透過光は受光器(PD)58で電気信号に変換されて測定制御部28aへ出力される。すなわち、出力光(入射パルス光cの元の掃引光a)の波長掃引に対応して所定の波長間隔、例えば周波数で500GHz間隔の透過光を発生し、受光器58で電気信号に変換される。この透過光の波長(周波数)は既知である。したがって、その透過光を光電変換して得られた電気信号を用いて、波長掃引パルス光源20aの発振波長(波長掃引された入射パルス光cの各パルス光の波長λ)を求めることができる。
次に、MEMSスキャナ54の反射体55及び反射体駆動手段56の構成及び動作を図11を用いて説明する。
反射体55は、横長矩形で互いに平行に配置された一対の固定基板59、60と、この一対の固定基板59、60の長辺側縁部の中央からこの固定基板59、60と直交する方向に所定幅、所定長さで延設され、その長さ方向に沿って捩じれ変形可能な一対の軸部61、62と、横長矩形で一方の長辺側縁部の中央部で軸部61の先端に連結され、他方の長辺側縁部の中央部で軸部62の先端に連結された反射板63とを有している。
この反射板63は、捩じれ変形可能な軸部61、62に中心部が支持されているので、この軸部61、62を結ぶ線を中心軸として固定基板59、60に対して回転することができる。また、軸部61、62と反射板63とからなる部分の固有振動数f0は、反射板63自体の形状や質量及び軸部61、62のバネ定数によって決まる。また、反射板63の一面側には、光を反射するための反射面64が形成されている。
支持基板65は絶縁性を有する材料からなり、その一面側の上部と下部には、前方へ突出する支持台65a、65bが形成されており、反射体55の固定基板59、60は、この上下の支持台65a、65bに接した状態で固定されている。また、支持基板65の一面側中央部の両端には、反射体55の反射板63の両端にそれぞれ対向する電極板66、67がパターン形成されている。
この電極板66、67は、駆動信号発生器68とともに反射体駆動手段56(図8参照)を構成するものであり、反射板63の両端部に静電力を交互にかつ周期的に印加して、反射板63を、軸部61、62を結ぶ線を中心に往復回転運動させる。なお、反射板63の回転軸は回折格子53の回折溝と平行となるように設定されている。
このように構成された反射体55は、回折格子53からの回折光を反射板63の反射面64で受けて、その反射光を回折格子53へ入射させて、再度回折させる。
一方、反射体駆動手段56(図8参照)の一部を構成する駆動信号発生器68は、例えば、図13(a)、(b)に示すように、反射体55の電位を基準として電極板66、67に対して、固有振動数f0に対応した周波数を有し、位相が180°ずれた駆動信号Da、Dbを印加して、電極板66と反射板63の一端側との間及び電極板67と反射板63の他端側との間に、交互にかつ周期的に静電力(引力)を与え、反射板63を固有振動数f0あるいはその近傍の振動数で所定角度範囲を往復回転させる。
このような反射体55及び反射体駆動手段56によって構成されたMEMSスキャナ54では、反射体55を、一対の固定基板59、60と、その縁部から所定幅で所定長さ延設され、その長さ方向に沿って捩じれ変形可能な軸部61、62と、軸部61、62の先端に自身の縁部で連結され、軸部61、62に対して対称な形状に形成され、一面側に反射面64が形成された反射板63とによって構成するとともに、反射体55の軸部61、62と反射板63とからなる部分の固有振動数f0に対応した周波数の駆動信号によって反射板63に力を与えて、反射板63を固有振動数f0の振動数で往復回転させている。
このため、僅かな電気エネルギで反射板63を高速に往復回転させることができ、しかも、その回転中心が反射板63の内部(この場合、中央部)にあるので、反射板63の反射面64への入射光の反射角の変化量を大きくすることができる。なお、軸部61、62のバネ定数は、軸部61、62の長さ、幅、厚み、材質によって決まり、このバネ定数と、反射板63の形状、厚み、材質等で固有振動数f0が決定され、これらのパラメータを選ぶことにより、固有振動数f0を数100Hz〜数10kHzの範囲内で設定することができる。
したがって、この第2実施形態の物理量測定システムの波長掃引パルス光源20aは、上記のような反射体55及び反射体駆動手段56を用いてMEMSスキャナ54を構成するようにしたので、掃引速度の高速化(最大数10kHz)ができる。
なお、図8、図9及び図19に示す実施形態では、MEMSスキャナ54の往復運動により波長を掃引する外部共振器タイプの波長可変光源21で説明したが、そのような構成の光源に限定されず、波長を連続的に掃引可能な光源であればよい。
本発明の第1実施形態に係わる物理量測定システムの概略構成図 同実施形態の物理量測定システム内に形成された入射パルス光別測定値テーブルの記憶内容を示す図 同物理量測定システム内に形成されたFBG別測定値テーブルの記憶内容を示す図 同物理量測定システムの動作を示すタイムチャート 同物理量測定システムで算出される各FBGセンサの反射光の波長特性を示す図 FBGセンサにおける無負荷時の反射光の波長特性と負荷時の反射光の波長特性との関係を示す図 同物理量測定システムにおける入射パルス光の送信時刻と各FBGセンサからの反射光の受信時刻との関係を示す図 本発明の第2実施形態に係わる物理量測定システムに組込まれた波長掃引パルス光源の概略構成図 同第2実施形態の物理量測定システムにおける波長掃引パルス光源の変形例を示す概略構成図 同波長掃引パルス光源の他の変形例を示す概略構成図 同波長掃引パルス光源に組込まれたMEMSスキャナの分解斜視図 同MEMSスキャナの駆動信号を示す図 同MEMSスキャナによる波長掃引の説明図 FBGセンサの反射光と透過光の波長特性を示す図 従来の歪み測定システムを示す図 他の従来の歪み測定システムを示す図 同従来の歪み測定システムの測定原理を示す図
符号の説明
1…FBGセンサ、5…光ファイバ、12…サーキュレータ、20,20a…波長掃引パルス光源、21…波長可変光源、22…パルス発生器、23,58…受光器、24…A/D変換器、25…データ書込部、26…出力検出部、27…タイミング制御部、28,28a…測定制御部、29…タイミングメモリ、30…入射パルス別測定値テーブル、31,34…領域、32…データ編集部、33…FBG別測定値テーブル、35…波長特性算出部、36…波長特性、37…中心波長算出部、38…物理量算出手段、39…ずれ波長算出部、40…基準波長メモリ、41…物理量算出部、42…表示器、51…半導体レーザ(LD)、52…コリメートレンズ、53…回折格子、54…MEMSスキャナ、55…反射体、56…反射体駆動手段、57…光共振器、59,60…固定基板、61,62…軸部、63…反射板、64…反射面、65…支持基板、65a,65b…支持台、66,67…電極板、68…駆動信号発生器、69…光スイッチ、70…光増幅器

Claims (9)

  1. 互いに離間した複数の測定対象に設けられ、入射光に対する反射光の中心波長が測定対象から印加された物理量に応じて変化する複数のFBGセンサ(1)と、
    前記各FGBセンサを直列接続する光ファイバ(5)と、
    波長が順次変化していく複数のパルス光を生成して、前記光ファイバの入射端へ入射パルス光(c)として順次入射する波長掃引パルス光源(20,20a)と、
    前記光ファイバに順次入射された各入射パルス光が前記各FBGセンサで反射されて入射端方向へ伝搬する各反射パルス光を分岐するサーキュレータ(12)と、
    このサーキュレータで分岐された各反射パルス光を受光する受光器(23)と、
    前記各入射パルス光に対する各FBGセンサからの反射パルス光の受光レベルを当該入射パルス光の波長に対応して記憶保持する測定値記憶手段(30)と、
    この測定値記憶手段に記憶された各反射パルス光の受光レベルから前記各FBGセンサの反射光の波長特性を算出する波長特性算出手段(35)と、
    この算出された波長特性の中心波長から前記各FBGセンサに印加された物理量を求める物理量算出手段(38)と
    を備えたことを特徴とする物理量測定システム。
  2. 前記波長特性算出手段(35)は、前記測定値記憶手段(30)に記憶された入射パルス光の波長毎の各反射パルス光の受光レベルのグループを、FBGセンサ毎の波長が異なる反射パルス光のブループ(33)に組換えるデータ編集部(32)と、この編集されたFBGセンサ毎の波長が異なる反射パルス光の受光レベルを用いて前記各FBGセンサの反射光の波長特性を算出する波長特性算出部(35)とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の物理量測定システム。
  3. 前記物理量が印加されていない状態における各FBGセンサの中心波長が互いに等しく設定されていることを特徴とする請求項1又2記載の物理量測定システム。
  4. 前記波長掃引パルス光源が前記光ファイバの入射端に順次入射させる各入射パルス光の各パルス光の送信間隔(T)は、互いに等しく設定され、かつ、当該パルス光が前記光ファイバを往復するに要する時間(2nL/C)より長く設定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の物理量測定システム。
  5. 前記物理量算出手段(38)は、前記FBGセンサの基準波長(λS)を記憶する基準波長記憶部(40)と、
    前記算出された各FBGセンサの反射光の中心波長(λC)の前記基準波長からのずれ波長を算出するずれ波長算出部(39)と、この算出された各ずれ波長から前記各FBGセンサに印加された物理量を算出する物理量算出部(41)とを有する
    ことを特徴とする請求項3記載の物理量測定システム。
  6. 前記波長掃引パルス光源(20a)は、
    一方の光出射端面がARコートされている半導体レーザ(51)と、
    この半導体レーザのARコートされている端面から出射された光をコリメートするコリメートレンズ(52)と、
    このコリメートレンズから出射されたコリメート光を受けて波長に応じた角度で回折させる回折格子(53)と、
    反射体(55)と反射体駆動部(56)とを含んで構成され、前記半導体レーザの他方の出射端面から波長が連続的に変化する光を出射させるように反射体駆動部を制御するMEMSスキャナ(54)と、
    前記半導体レーザを駆動する所定周期及び所定デューティー比を有したパルス信号を前記半導体レーザへ駆動信号として印加するパルス発生器(22)とを有する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の物理量測定システム。
  7. 前記波長掃引パルス光源(20a)は、
    波長が連続的に変化しレベルが一定である光を出射する波長可変光源(21)と、
    所定周期及び所定デューティー比を有したパルス信号を発するパルス発生器(22)と、
    このパルス信号を受けて、前記波長可変光源から出射された光をオン/オフ制御して前記複数のパルス光を発生する光スイッチ(69)とを有する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の物理量測定システム。
  8. 前記波長掃引パルス光源(20a)は、
    波長が連続的に変化しレベルが一定である光を出射する波長可変光源(21)と、
    所定周期及び所定デューティー比を有したパルス信号を発するパルス発生器(22)と、
    このパルス信号を受けて、前記波長可変光源から出射された光をオン/オフ制御して前記複数のパルス光を発生する光増幅器(70)とを有する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の物理量測定システム。
  9. 前記波長可変光源(21)は、
    一方の光出射端面がARコートされている半導体レーザ(51)と、
    この半導体レーザのARコートされている端面から出射された光をコリメートするコリメートレンズ(52)と、
    このコリメートレンズから出射されたコリメート光を受けて波長に応じた角度で回折させる回折格子(53)と、
    反射体(55)と反射体駆動部(56)とを含んで構成され、前記半導体レーザの他方のARコートされていない出射端面から波長が連続的に変化する光を出射させるように反射体駆動部を制御するMEMSスキャナ(54)とを有する
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の物理量測定システム。
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