JP2009150531A - 配管保護方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な作業で安定したガス管継手の保護を維持できるようにする。
【解決手段】本発明は、例えば何らかの理由で、ガス管の継手部を保護しなければならない場合の継手部の保護方法に関する。一般的に、屋外で使用した場合、または、高温多湿で使用される継手は、継手部より水分が浸入し、内部に水などが入り、継手内部に錆が発生し、又、メカニカル継手の場合、内部のパッキンやO―リングを劣化させる場合がある。従来、これらの継手を保護するためには、テープで巻いたり、専用カバーで保護する方法が一般的であるが、粘着テープが長期の屋外暴露により、粘着テープの粘着力が低下してテープが剥がれ落ちたり、カバーを特注するため大きなコストがかかるという問題点がある。従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、簡単に安定し継手の保護状態を維持する継手保護方法を提供するところにある。発明の特許構成は、ガス管継手部に光硬化性シートを巻きつけて、硬化させ、継手部を保護する。
【選択図】 図15
【解決手段】本発明は、例えば何らかの理由で、ガス管の継手部を保護しなければならない場合の継手部の保護方法に関する。一般的に、屋外で使用した場合、または、高温多湿で使用される継手は、継手部より水分が浸入し、内部に水などが入り、継手内部に錆が発生し、又、メカニカル継手の場合、内部のパッキンやO―リングを劣化させる場合がある。従来、これらの継手を保護するためには、テープで巻いたり、専用カバーで保護する方法が一般的であるが、粘着テープが長期の屋外暴露により、粘着テープの粘着力が低下してテープが剥がれ落ちたり、カバーを特注するため大きなコストがかかるという問題点がある。従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、簡単に安定し継手の保護状態を維持する継手保護方法を提供するところにある。発明の特許構成は、ガス管継手部に光硬化性シートを巻きつけて、硬化させ、継手部を保護する。
【選択図】 図15
Description
本発明は、例えば何らかの理由で、ガス管の継手部を保護しなければならない場合の継手部の保護方法に関する。
ガス管の継手及びメカニカル継手の保護する目的としては、ガス管の継手部には、一般的に、ネジ継手部には、シリコーンゴム系や合成ゴム系などのゴム系パッキンが、入っている。これらのゴムが、入っている理由は、地震などの振動によるガス漏れ発生の防止、屋外使用の場合での外部からの雨水などの浸入防止である。これらのゴム状物も長期の使用による劣化により、継手部からガス漏れなどが発生する場合がある。
特に、屋外で使用した場合、または、高温多湿で使用される継手は、継手部より水分が浸入し、内部に水などが入ったり、物体が当って、衝撃を受けて、継手が、緩む場合には、継手の性能が低下したり、又、メカニカル継手の場合、内部のパッキンやO―リングが劣化する場合がある。従来、これらを保護するためには、テープを巻くことが一般的である。
または、衝撃や雨水などの浸入を防ぐために、専用のカバーを成形して保護する場合もある。
特に、屋外で使用した場合、または、高温多湿で使用される継手は、継手部より水分が浸入し、内部に水などが入ったり、物体が当って、衝撃を受けて、継手が、緩む場合には、継手の性能が低下したり、又、メカニカル継手の場合、内部のパッキンやO―リングが劣化する場合がある。従来、これらを保護するためには、テープを巻くことが一般的である。
または、衝撃や雨水などの浸入を防ぐために、専用のカバーを成形して保護する場合もある。
図1に、ガス配管ネジ継手部の斜視図を示した。図2に、ガス配管ネジ継手部の一部断面側面図を示した。図12に、ガス配管メカニカル継手部の斜視図を示した。図8に、ガス配管メカニカル継手部の一部断面側面図を示した。上述した従来の継手保護方法としては、継手を確実に長期間保護する方法は、存在しない。一時的に、保護する方法としては、粘着テープを多重に巻いて、保護する方法が、複雑な形状でも対応できる特徴がある。粘着テープとしては、ポリエステル系テープや塩ビ系テープが利用できる。しかし、ガス管の継手部は、形状が複雑な為、巻きづらく、且つ、剥がれ易い場合がある。
図3に、ガス配管ネジ継手部へのテープ6を使用した保護方法の説明図を示した。テープ6としては、塩化ビニル系のテープ又はポリエステル系テープを使用するか、または、同時に2種類のテープを使用する場合がある。ガス管の継手部が複雑な形状の場合、テープの粘着性が発揮できず、長期の屋外暴露により、テープが外れて、保護できない場合がある。ガス配管メカニカル継手部へのテープを使用した保護方法も、上記同様に、ネジ継手の場合と同様にテープが巻きにくく、剥がれ易いという問題があった。
ガス管ネジ継手部及びメカニカル継手部を十分に保護する方法としては、継手部を、プラスチックのカバーで覆う方法がある。この方法の場合、ガス管の継手ごとにカバーを製作せねばならず、製造にあたって金型代などの大きな費用の負担となり、困難であり、現実的に、不可能である。
従って、本発明の目的は、ガス管ネジ継手部及びメカニカル継手部を、長期に、簡単に安定して保護状態を維持する継手保護方法を提供するところにある。
請求項1項記載の発明の特許構成は、図4に示したように、ガス管継手部に可視光硬化性シート9を巻きつけて、継手部に、沿わせるように巻き付け、手またはローラーなどで押し付けてガス管に密着させる。太陽光またはランプなどの光源を使用して、光により、可視光硬化型シートを硬化させ、継手部を保護する。シート状であるため作業性がよく、且つ、密着性が良く、硬化後、外部からの水分などの物質の侵入を防ぐことが出来る。図4の可視光硬化シート9を巻いて保護した後、図5に示したように光源8より発生させた可視光7により硬化反応を起こさせ、可視光硬化シート9が、一体化して、図5で示したように、硬化後、一体化して硬化物1となった。メカニカル継手の場合、一部断面図を図8に示したが、図9に示したように、可視光硬化型テープ9を、メカニカル継手部に巻きつけ、可視光照射後、図10に示した硬化物1として一体化させ、継手を保護した。
本実施形態のガス管継手保護方法においては、ネジ継手全体を保護するために、一般的なテープの巻き方であります、図7に示すようにハーフラップで巻くことにより、継手の全体を保護することが可能であった。可視光照射後、一体化して継手全体を保護できた。
図14に示したように、ネジ継手同様にメカニカル継手においても、同様に、ハーフラップで巻くことにより、継手全体を保護することが出来た。
本実施形態のガス管継手保護方法においては、ネジ継手全体を保護するために、一般的なテープの巻き方であります、図7に示すようにハーフラップで巻くことにより、継手の全体を保護することが可能であった。可視光照射後、一体化して継手全体を保護できた。
図14に示したように、ネジ継手同様にメカニカル継手においても、同様に、ハーフラップで巻くことにより、継手全体を保護することが出来た。
請求項2項記載の発明の特許構成は、前記光硬化シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させた、シート状光硬化性複合材料組成物を使用することである。
光硬化シートに使用される樹脂は、ラジカル硬化型樹脂であり、不飽和ポリエステル樹脂または、ビニルエステル樹脂を使用する。モノマーとしては、スチレンはもとより各種アクリルモノマーも併せて使用でき、併用も可能である。使用可能なモノマーとしては、以下である。一つの二重結合を含むモノマーの代表的な例は、アルキル又はヒドロキシアルキルアクリレート又はメタクリレート、例えばメチル、エチル、ブチル、2−エチルヘキシル及び2−ヒドロキシエチルアクリレート、イソボルニルアクリレート、並びにメチル及びエチルメタクリレートである。これらのモノマーの別の例は、アクリロニトリル、アクリルアミド、メタアクリルアミド、N−置換(メタ)アクリルアミド、ビニルエステル例えばビニルアセテート、ビニルエーテル例えばイソブチルビニルエーテル、アルキルスチレン、ハロスチレン、N−ビニルピロリドン、塩化ビニル及び塩化ビニリデンである。
一つよりも多くの二重結合を含むモノマーの例は、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ヘキサメチレングリコールジアクリレート、ビスフェノールAジアクリレート、4,4′−ビス(2−アクリロイルオキシエトキシ)ジフェニルプロパン、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレート及びテトラアクリレート、ペンタエリトリトールジビニルエーテル、ビニルアクリレート、ジビニルベンゼン、ジビニルスクシネート、ジアリルフタレート、トリアリルホスフェート、トリアリルイソシアヌレート又はトリス(2−アクリロイルエチル)イソシアヌレートである。繊維強化材としては、ガラス繊維および有機繊維が使用される。ガラス繊維は、マット状、クロス状などが使用できる。
ビニルエステル樹脂を、増粘させB−ステージ化させるために、多官能性イソシアネートを添加する。この場合のイソシアネートはTDI、MDI、HDIなどが使用される。
これらの混合物及び変性物も使用される。
一つよりも多くの二重結合を含むモノマーの例は、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ヘキサメチレングリコールジアクリレート、ビスフェノールAジアクリレート、4,4′−ビス(2−アクリロイルオキシエトキシ)ジフェニルプロパン、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレート及びテトラアクリレート、ペンタエリトリトールジビニルエーテル、ビニルアクリレート、ジビニルベンゼン、ジビニルスクシネート、ジアリルフタレート、トリアリルホスフェート、トリアリルイソシアヌレート又はトリス(2−アクリロイルエチル)イソシアヌレートである。繊維強化材としては、ガラス繊維および有機繊維が使用される。ガラス繊維は、マット状、クロス状などが使用できる。
ビニルエステル樹脂を、増粘させB−ステージ化させるために、多官能性イソシアネートを添加する。この場合のイソシアネートはTDI、MDI、HDIなどが使用される。
これらの混合物及び変性物も使用される。
有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維などが使用できる。この繊維の補強により高強度化できる。充填材としては、炭酸カルシウム及び水酸化アルミニウムが使用される。
近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有させることにより、反応する光硬化性複合材料組成物を使用することである。光重合開始剤としては、可視光領域に波長を有する光重合開始剤を使用することにより、可視光で重合を行わせた。重合開始剤としては、アシルホスフィンオキサイドなどを使用した。太陽光硬化性組成物中で有用な光開始剤の具体的な例は下記化合物である:ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)メチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)エチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−i−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−t−ブチルホスフィンオキシド、 ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(1−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−ペンチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−ヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(2−エチル−ヘキシ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−デシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(4−メチルフェニル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)メチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)エチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−i−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−t−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−(1−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)シクロヘキシルホフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−ペンチルホフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−ヘキシルホフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−(2−エチル−ヘキシ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−(2,5−ジメチルフェニル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)メチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)エチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−i−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−t−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−(1−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−ペンチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−ヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−(2−エチル−ヘキシ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−デシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−t−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−(1−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−n−ペンチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−n−ヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−(2−エチル−ヘキシ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−t−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−(1−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−n−ペンチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−n−ヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−(2−エチル−ヘキシ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−n−デシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−n−ブチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−n−プロピルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−n−プロピルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−(1−メチル−プロプ−1−イル)ベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−(1−メチル−プロプ−1−イル)ベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−(2−メチル−プロプ−1−イル)ベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−(2−メチル−プロプ−1−イル)ベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−t−ブチルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチル−4−n−ブチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチル−4−n−ブチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(2,5−ジメチルフェニル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチル−4−n−ブチルベンゾイル)−(2,5−ジメチルフェニル)ホスフィンオキシド。上記、光硬化剤の併用でも可能である。
請求項3記載の発明の特許構成は、ガス配管に設けたガス管継手部及びメカニカル継手部への外部からの水分などの浸入をより防御するため、ガス管継手部またはメカニカル継手部の外側端部を、先にパテ状粘性物で全周を覆い、且つ、その上部に可視光硬化型光硬化性シートを全周に亘って巻きつけて硬化させて、前記螺合箇所に出来ている隙間内に、粘性パテを押し込みことによるガス管継手およびメカニカル継手部の保護をすることにある。図6に示したように、ネジ継手に、パテ状粘性物10を塗りつけた後、可視光硬化シートを、巻きつけて、光照射を行って、硬化物1を得た。
図8にメカニカル継手の一部断面図の概要を示したが、ネジ継手に比較して、メカニカル継手部の隙間Dが大きく、外部からの水などの異物が浸入しやすい構造である。
図11に、隙間Dの大きいメカニカル継手部に、パテ状粘性物10を塗りつけ、一旦、隙間部を埋めて後、可視光硬化シートを、メカニカル継手部に、沿わせるように巻き付け、手またはローラーなどで押し付けてメカニカル継手に密着させる。シート状であるため密着性が良く、可視光により硬化後、外部からの水分などの物質の侵入を防ぎ、継手部を保護することが出来る。従来のこの種メカニカル継手の保護方法は、テープを巻く方法しかなく、テープが剥がれるなどの問題を発生していたが、本工法により改良された。
このことにより、ガス管メカニカル継手部を、FRP化(繊維強化プラスチック)させることができる。本実施形態のガス管保護方法においては、ガス管継手全体を保護するために、一般的なテープの巻き方であります、図13に示したようなハーフラップで巻くことにより、継手の全体を保護することが可能であったし、図11に示したように継手部のみをカバーするために、オーバーラップで巻いても良い。
図8にメカニカル継手の一部断面図の概要を示したが、ネジ継手に比較して、メカニカル継手部の隙間Dが大きく、外部からの水などの異物が浸入しやすい構造である。
図11に、隙間Dの大きいメカニカル継手部に、パテ状粘性物10を塗りつけ、一旦、隙間部を埋めて後、可視光硬化シートを、メカニカル継手部に、沿わせるように巻き付け、手またはローラーなどで押し付けてメカニカル継手に密着させる。シート状であるため密着性が良く、可視光により硬化後、外部からの水分などの物質の侵入を防ぎ、継手部を保護することが出来る。従来のこの種メカニカル継手の保護方法は、テープを巻く方法しかなく、テープが剥がれるなどの問題を発生していたが、本工法により改良された。
このことにより、ガス管メカニカル継手部を、FRP化(繊維強化プラスチック)させることができる。本実施形態のガス管保護方法においては、ガス管継手全体を保護するために、一般的なテープの巻き方であります、図13に示したようなハーフラップで巻くことにより、継手の全体を保護することが可能であったし、図11に示したように継手部のみをカバーするために、オーバーラップで巻いても良い。
パテ状粘性物としては、熱可塑型のパテ状粘性物と熱硬化性粘性物が共に使用できる。熱可塑性粘性物としては、熱可塑性有機結合剤、無機充填剤、及びガラス繊維材からなり、必要に応じて、難燃性及び耐火性が必要な場合、有機難燃剤、無機難燃剤を配合できる。熱可塑性有機結合剤としては、ポリオレフィン樹脂が使用され、無機充填剤としては、炭酸カルシウムなどが使用される。無機難燃剤としては、水酸化アルミニウムが使用される。有機難燃剤としては、n-ブチル化メラミン樹脂などを使用できる。ガラス繊維材としては、ミルドファイバーまたはチョップドストランドを使用できる。
熱硬化性粘性物としては、2種類使用可能である。一つめは、2液形エポキシ樹脂が一般的に使用できる。パテ状の2液形で、ビスフェノール‐A型及びフェノール型のエポキシ樹脂が使用できる。二つ目としては、ラジカル硬化型樹脂も使用可能である。ラジカル硬化型樹脂としては、過酸化物硬化型及び光硬化型が使用できる。光硬化性樹脂としては、紫外線硬化型及び可視光硬化型が使用できる。
熱硬化性粘性物としては、2種類使用可能である。一つめは、2液形エポキシ樹脂が一般的に使用できる。パテ状の2液形で、ビスフェノール‐A型及びフェノール型のエポキシ樹脂が使用できる。二つ目としては、ラジカル硬化型樹脂も使用可能である。ラジカル硬化型樹脂としては、過酸化物硬化型及び光硬化型が使用できる。光硬化性樹脂としては、紫外線硬化型及び可視光硬化型が使用できる。
請求項4記載の発明の特許構成は、前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシートまたはテープの厚さが、0.5mmから3.0mmのシート状可視光硬化型光硬化性複合材料組成物を使用してガス配管用継手部及びメカニカル継手部を保護する。
ガス管継手部を十分に保護するためには、複雑な継手部を、完全に覆う必要がある。よって、形状を短冊状又はテープ状の形状にすることにより、柔軟性を有し、且つ粘着性があり、作業性が良好であった。
短冊状またはテープ状にカットした可視光硬化型シートの厚さは、作業性を鑑みて、0.5mmから3.0mmの厚さが適当である。厚さが、3mm以上では、巻きづらく、作業性が低下した。0.5mm未満では、薄すぎて、シートが切れたりして、作業性が低下した。又、製造することが困難であった。幅及び長さは、口径ごとに、シートを切断して調整できる。
ガス管継手部を十分に保護するためには、複雑な継手部を、完全に覆う必要がある。よって、形状を短冊状又はテープ状の形状にすることにより、柔軟性を有し、且つ粘着性があり、作業性が良好であった。
短冊状またはテープ状にカットした可視光硬化型シートの厚さは、作業性を鑑みて、0.5mmから3.0mmの厚さが適当である。厚さが、3mm以上では、巻きづらく、作業性が低下した。0.5mm未満では、薄すぎて、シートが切れたりして、作業性が低下した。又、製造することが困難であった。幅及び長さは、口径ごとに、シートを切断して調整できる。
請求項5記載の発明の特許構成は、前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシートまたはテープを覆っている保護フィルムを取り除いた後、ガス配管用継手部及びメカニカル継手部に巻きつけ、その後、ポリエチレンなどのフィルムで再度、表面を覆い空気を遮断し、ローラーや手などで、内部の空気を押し出した後、表面より光照射して、可視光硬化シートを硬化させる。不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂は、ラジカル硬化型樹脂である。ラジカル硬化型樹脂は、酸素による重合阻害が、発生し、酸素があると硬化速度が、低下したり、表面の硬化が進行せず、タックフリーとならない。よって、これらの重合阻害要因を排除するため、ポリエチレンなどのフィルムで表面を覆うことにより、硬化を促進させることができる。すなわち、ネジ継手を例として、図15に示された可視光硬化シート9を、ポリエチレンなどのフィルム14で覆い、酸素を遮断した状態で、可視光を照射して硬化させることにより、硬化を促進させ、硬化後、フィルム14を取り除いた。きわめて、硬化速度が促進された。
請求項6記載の発明の特許構成は、前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシートまたはテープを覆っている保護フィルムを取り除いた後、ガス配管用継手部及びメカニカル継手部に巻きつけ、その後、ポリエチレンなどのフィルムで再度、表面を覆い空気を遮断し、ローラーや手などで、内部の空気を押し出した後、表面より365nmから400nmに波長のピークで、UV出力が34mW以上であるLEDランプを使用して、可視光硬化シートを硬化させた場合、良好なる硬化性を得た。一般的に、直射日光が当る場合は、硬化が早いが、日陰や曇天では硬化しづらい場合がある。よって、促進させる方法として、光照射が光硬化性樹脂の硬化反応は、水銀灯、メタルハライドランプ、ハロゲンランプを使用する。これらの方法では、光が散乱しやすいことから、硬化性が遅くなる。一方、LEDランプでは、限られた波長の光のみを照射することが出来るため、また、LEDランプの場合、波長の幅が、小さく、硬化反応に有効な光が照射されやすく、効果的である。また、作業性の観点からも、LEDランプは、電池で作動させることも可能であり、発電機などの電源も必要ではなく、極めて作業性がよかった。
ただし、長時間照射により、硬化をさせても良い場合は、工事用のメタルハライドランプ(300W〜500W)、ハロゲンランプ(1000W)、水銀灯(500W)が使用できるし、屋内のツイン蛍光灯(36W×2)などの蛍光灯でも、施行可能であるが、配管が、過熱され、危険な場合もある。
本実施形態のガス管継手保護方法によれば、極めて効率よく短期間にガス管保護を行うことができると共に、施工材料の簡素化をも図れるから、安価にガス管保護を行うことが可能となる。更には、作業スペースも小さくてすむので、あらゆる作業環境への適用が可能となる。
本実施形態のガス管継手保護方法においては、ガス管継手を保護した後、より耐候性、耐水性を向上させるために、施工後、塗装を行なうことも可能である。塗料は、油性、水性ともに使用可能である。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
以下に、本発明について実験結果を示して、さらに説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートAを得た。Aは厚み0.5mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのガス管ネジ継手に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、晴天の太陽光で照射し、60分放置し、硬化させた。フィルムを取り除いた後、この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートAを得た。Aは厚み0.5mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのガス管ネジ継手に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、晴天の太陽光で照射し、60分放置し、硬化させた。フィルムを取り除いた後、この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
実施例2
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートAを得た。Aは厚み0.5mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、晴天の太陽光で、60分放置し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートAを得た。Aは厚み0.5mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、晴天の太陽光で、60分放置し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
実施例3
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み2.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのガス管ネジ継手に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、晴天の太陽光で照射し、60分放置し、硬化させた。フィルムを取り除いた後、この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み2.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのガス管ネジ継手に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、晴天の太陽光で照射し、60分放置し、硬化させた。フィルムを取り除いた後、この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
実施例4
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレン空気を遮断した。これを、晴天の太陽光で、60分放置し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレン空気を遮断した。これを、晴天の太陽光で、60分放置し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
実施例5
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、395nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、395nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
実施例6
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、375nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、375nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
実施例7
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、365nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、365nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
比較例1
20Aのガス管ネジ継手に、まず、防食テープ(製品名:ポリロンテープ#840 製造者:積水化学工業(株))をハーフラップで巻き付け、次に、軟質ビニルテープ(製品名:ビニルテープNo.302 製造者:(株)寺岡製作所)を巻きつけた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
20Aのガス管ネジ継手に、まず、防食テープ(製品名:ポリロンテープ#840 製造者:積水化学工業(株))をハーフラップで巻き付け、次に、軟質ビニルテープ(製品名:ビニルテープNo.302 製造者:(株)寺岡製作所)を巻きつけた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
比較例2
20Aのメカニカル継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、まず、防食テープ(製品名:ポリロンテープ#840 製造者:積水化学工業(株))をハーフラップで巻き付け、次に、軟質ビニルテープ(製品名:ビニルテープNo.302 製造者:(株)寺岡製作所)を巻きつけた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
20Aのメカニカル継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、まず、防食テープ(製品名:ポリロンテープ#840 製造者:積水化学工業(株))をハーフラップで巻き付け、次に、軟質ビニルテープ(製品名:ビニルテープNo.302 製造者:(株)寺岡製作所)を巻きつけた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
比較例3
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み0.4mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートBは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのガス管ネジ継手に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。空気を遮断した。これを、晴天の太陽光で、60分放置し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み0.4mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートBは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのガス管ネジ継手に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。空気を遮断した。これを、晴天の太陽光で、60分放置し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
比較例4
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートCを得た。Cは厚み4.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAいずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、晴天の太陽光で、60分放置し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートCを得た。Cは厚み4.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAいずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、晴天の太陽光で、60分放置し、硬化させた。この施工した継手を、沸騰しない100℃の温水で、240時間、煮沸促進実験を行なった。この促進実験により、テープの保護性能を検証した。目視確認を行なった。結果を表1に示した。
比較例5
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、500wの水銀灯で、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。途中で、シートの温度が高くなり、フィルムが溶け、実験を中止した。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、まず、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した後、保護しているフィルムを剥がし、20Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))に、これをオーバーラップで、継手に巻き付けた。その後、この巻きつけた可視光硬化シート上を、ポリエチレンフィルムで完全に覆い、ロールで押し付けて空気を追い出し遮断した。これを、500wの水銀灯で、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。途中で、シートの温度が高くなり、フィルムが溶け、実験を中止した。
本発明は、ガスに限らず、すべての気体に対し効果的であり、ガス管継手及びメカニカル継手の保護方法として極めて有用である。
1 硬化後の可視光硬化型テープまたはシート
2 ガス直管
3 エルボ
4 既設シール材
5 ソケット
A ガス配管
B ネジ継手
6 ポリエステル系または塩化ビニル系テープ
7 可視光(または太陽光)
8 光源
9 硬化前の可視光硬化型テープまたはシート
10 油性パテまたは耐火パテ
11 硬化前の可視光硬化型テープまたはシート(ハーフラップ巻き)
12 メカニカル継手用O―リング
13 メカニカル継手用六角締め込み治具
14 ポリエチレンなどのフィルム
2 ガス直管
3 エルボ
4 既設シール材
5 ソケット
A ガス配管
B ネジ継手
6 ポリエステル系または塩化ビニル系テープ
7 可視光(または太陽光)
8 光源
9 硬化前の可視光硬化型テープまたはシート
10 油性パテまたは耐火パテ
11 硬化前の可視光硬化型テープまたはシート(ハーフラップ巻き)
12 メカニカル継手用O―リング
13 メカニカル継手用六角締め込み治具
14 ポリエチレンなどのフィルム
Claims (6)
- ガス配管に設けたネジ継手及びメカニカル継手をカバーする方法であって、可視光硬化型光硬化性シートを全周に亘って巻きつけて硬化させて、前記螺合箇所に出来ているガス配管継手の外面を可視光硬化型光硬化性シートを光硬化させることにより、ガス配管に設けたネジ継手及びメカニカル継手部を保護する方法。
- 前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシート状可視光硬化型光硬化性複合材料組成物を継手に巻きつけ、太陽光及びランプなどで光を照射し硬化させてガス配管に設けたネジ継手及びメカニカル継手部を保護する方法。
- 前記ガス配管に設けた継手中で、ガス配管に設けたネジ継手及びメカニカル継手部の外側端部に粘性パテ状物を塗りつけた後、その塗りつけた粘性パテ状物の上に、可視光硬化型光硬化性シートを全周に亘って巻きつけて硬化させて、その外面を可視光硬化型光硬化性シートの硬化物ことにより締め付けるガス配管に設けたネジ継手及びメカニカル継手部を保護する方法。
- 前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシートまたはテープの厚さが、0.5mmから3.0mmのシート状可視光硬化型光硬化性複合材料組成物を使用するガス配管に設けたネジ継手及びメカニカル継手部を保護する方法。
- 前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシートまたはテープを覆っている保護フィルムを取り除いた後、ガス配管用継手部及びメカニカル継手部に巻きつけ、その後、ポリエチレンなどのフィルムで再度、表面を覆い空気を遮断し、ローラーや手などで、内部の空気を押し出した後、表面より光照射して、可視光硬化シートを硬化させてガス配管に設けたネジ継手及びメカニカル継手部を保護する方法。
- 前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシートまたはテープを覆っている保護フィルムを取り除いた後、ガス配管用継手部及びメカニカル継手部に巻きつけ、その後、ポリエチレンなどのフィルムで再度、表面を覆い空気を遮断し、ローラーや手などで、内部の空気を押し出した後、表面より光照射の方法として、365nmから400nmに波長のピークのあるLEDランプで、UV出力34mW以上を使用して、光硬化シートを硬化させてガス配管に設けたネジ継手及びメカニカル継手部を保護する方法。
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2008
- 2008-06-02 JP JP2008144562A patent/JP2009150531A/ja active Pending
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