JP2009109004A - ガス漏れ修繕工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な作業でガス管継手およびガス管メカニカル継手のガス漏れ修繕を行なえる。
【解決手段】本発明は、例えば何らかの理由で、ガス管の継手部およびメカニカル継手部からのガス漏れが発生した場合の継手部の修繕方法に関する。一般的に、長期の使用で、継手部のネジが緩んだり、又、メカニカル継手の場合、内部のパッキンやO―リングを劣化してガス漏れが発生する場合がある。この場合、修繕方法は、いくつかあるが、作業性が悪いなどの問題を抱えている。従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、簡単にガス管継手およびメカニカル継手のガス漏れを修繕する工法を提供するところにある。発明内容は、ガス管継手部およびメカニカル継手部に、パテ状物を塗り、仮止めした後、可視光硬化性シートを巻きつけて、硬化させ、継手部を保護して、ガス漏れを修繕する、省エネルギーで環境に対応したものである。
【選択図】 図12
【解決手段】本発明は、例えば何らかの理由で、ガス管の継手部およびメカニカル継手部からのガス漏れが発生した場合の継手部の修繕方法に関する。一般的に、長期の使用で、継手部のネジが緩んだり、又、メカニカル継手の場合、内部のパッキンやO―リングを劣化してガス漏れが発生する場合がある。この場合、修繕方法は、いくつかあるが、作業性が悪いなどの問題を抱えている。従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、簡単にガス管継手およびメカニカル継手のガス漏れを修繕する工法を提供するところにある。発明内容は、ガス管継手部およびメカニカル継手部に、パテ状物を塗り、仮止めした後、可視光硬化性シートを巻きつけて、硬化させ、継手部を保護して、ガス漏れを修繕する、省エネルギーで環境に対応したものである。
【選択図】 図12
Description
本発明は、家庭内ガスネジ接合部分及びメカニカル継手部等からのガス、各種気体等の漏洩を、ガスを通流させた活管状態のままで修繕又は予防するためのガス漏れ修繕用材料、及び該配管用材料を用いた配管修繕方法に関する。
図1にガス配管の概略図を示した。図2にそのネジ部の一部断面側面図を示した。図3に、メカニカル継手の概略図を示した。図10に、メカニカル継手の一部断面側面図を示した。メカニカル継手のガス漏れは、図2中の、Cを通って起こる。よってガス漏れ修繕 は、いかにして、ガス漏れの通路Cを塞ぐかということである。よって、上記ガス配管用ネジ継手部のガス漏れ修繕工法として、従来、図7、図8に示すように、未硬化の液状シール剤6(α−シアノアクリレート:一般的な瞬間接着剤 製造会社例:東亜合成(株))を、ネジ継手部Bの螺合箇所1に出来ているガス漏れ通路Cに浸透さて硬化させる工法(以下、第1従来工法)や、図9に示すように、ネジ継手部Bの螺合箇所1に出来ているガス漏れ通路Cの出口側をシール剤13(変性シリコーン樹脂または2液形エポキシ樹脂の熱硬化型樹脂など)で塞ぐ工法(以下、第2従来工法)や、図5に示すように、その外側端部の既設シール材4を覆うように多孔質材料(一般的に炭素繊維)に未硬化の液状シール材7(一般的に、水性エマルジョン樹脂)を含浸させた後、図5に示すように、テープ2種類を巻きつけて、放置後、すべての材料を剥がし、図6に示した通り、ガス漏れ通路Cに樹脂を注入し、ガス漏れを止める工法(以下、第3従来工法)などがある。
前記第1従来工法では、図7に示すように、螺合箇所1の外側端部の既設シール剤4に炭素繊維などの多孔質材料5を巻きつけて、その多孔質材料5に未硬化の液状シール剤6(α−シアノアクリレート:一般的な瞬間接着剤 製造会社例:東亜合成(株))を含浸させた後、図8に示すように、その多孔質材料5を覆うように巻き付けたゴムベルト14を締め付け治具15で締め付けて、液状シール剤6(α−シアノアクリレート:一般的な瞬間接着剤 製造会社例:東亜合成(株))が漏れガスのガス圧に抗してガス漏れ通路C内に浸透するように加圧し、ゴムベルト14を締め付け治具15で締め付けたまま保存して、そのガス漏れ通路Cに浸透した液状シール剤6(α−シアノアクリレート:一般的な瞬間接着剤 製造会社例:東亜合成(株))を硬化させている。
また、前記第2従来工法(図9)では、螺合箇所1の外側端部に粘土やパテの仮止め材16を全周に沿って塗付して固め、その固めた仮止め材16でガス漏れ通路Cからのガス漏れを仮止めしてから、その仮止め材16を全周に亘って覆うように塗付した未硬化のシール剤13を硬化させて、ガス漏れ通路Cの出口側を塞いでいる。
第3従来工法では、特願平11−331080に示されるように、具体的には、図5のように、その外側端部の既設シール材4を覆うように多孔質材料(一般的に炭素繊維)に未硬化の液状シール材7(一般的に、水性エマルジョン樹脂)をスプレー又は刷け塗りにより含浸させた後、図4、図5に示すように、1次粘着テープ11を伸張させて、図4に示すように、全周に、亘って1〜2重に気密に巻き付けた後、2次粘着テープ12を弾性的に伸張させて、1次テープ11に図5に示すように全周に亘って気密に巻きつける。その後、20分放置後、カッターなどで、すべての材料を剥がす工法である。
また、メカニカル継手(図10)のガス漏れは、ガス漏れ通路Dを塞ぐため、増し締めを行なって、強く締め付け、パッキンまたはO−リングを締め付けて、その力で、ガス管からのガス漏れを止めるか、または、ガスを止めて、メカニカル継手の中の、パッキンを取り替えるしか方法がない。現状では、メカニカル継手の活管でのガス漏れ修繕工法は、存在しない。
前記第1従来工法では、図7に示すように、螺合箇所1の外側端部の既設シール剤4に炭素繊維などの多孔質材料5を巻きつけて、その多孔質材料5に未硬化の液状シール剤6(α−シアノアクリレート:一般的な瞬間接着剤 製造会社例:東亜合成(株))を含浸させた後、図8に示すように、その多孔質材料5を覆うように巻き付けたゴムベルト14を締め付け治具15で締め付けて、液状シール剤6(α−シアノアクリレート:一般的な瞬間接着剤 製造会社例:東亜合成(株))が漏れガスのガス圧に抗してガス漏れ通路C内に浸透するように加圧し、ゴムベルト14を締め付け治具15で締め付けたまま保存して、そのガス漏れ通路Cに浸透した液状シール剤6(α−シアノアクリレート:一般的な瞬間接着剤 製造会社例:東亜合成(株))を硬化させている。
また、前記第2従来工法(図9)では、螺合箇所1の外側端部に粘土やパテの仮止め材16を全周に沿って塗付して固め、その固めた仮止め材16でガス漏れ通路Cからのガス漏れを仮止めしてから、その仮止め材16を全周に亘って覆うように塗付した未硬化のシール剤13を硬化させて、ガス漏れ通路Cの出口側を塞いでいる。
第3従来工法では、特願平11−331080に示されるように、具体的には、図5のように、その外側端部の既設シール材4を覆うように多孔質材料(一般的に炭素繊維)に未硬化の液状シール材7(一般的に、水性エマルジョン樹脂)をスプレー又は刷け塗りにより含浸させた後、図4、図5に示すように、1次粘着テープ11を伸張させて、図4に示すように、全周に、亘って1〜2重に気密に巻き付けた後、2次粘着テープ12を弾性的に伸張させて、1次テープ11に図5に示すように全周に亘って気密に巻きつける。その後、20分放置後、カッターなどで、すべての材料を剥がす工法である。
また、メカニカル継手(図10)のガス漏れは、ガス漏れ通路Dを塞ぐため、増し締めを行なって、強く締め付け、パッキンまたはO−リングを締め付けて、その力で、ガス管からのガス漏れを止めるか、または、ガスを止めて、メカニカル継手の中の、パッキンを取り替えるしか方法がない。現状では、メカニカル継手の活管でのガス漏れ修繕工法は、存在しない。
上記第1従来工法によれば、液状シール材6(α−シアノアクリレート:一般的な瞬間接着剤 製造会社例:東亜合成(株))が漏れガスのガス圧に抗してガス漏れ通路Cに浸透するように、多孔質材料5に巻き付けたゴムベルト14を締め付け治具15で締め付けて、その多孔質材料5に塗付した液状シール材6(α−シアノアクリレート:一般的な瞬間接着剤 製品名例 アロン−α 製造会社例:東亜合成(株))を加圧するため、たとえば、ネジ継手部が狭い場所に設置されていたり、ネジ継手部Bの周りに他の配管や壁などが近接して設けられていて、締め付け治具15を使用できる広い作業空間を確保できない場合は、そのネジ継手部Bの螺合箇所1からのガス漏れを修繕できない欠点がある。又、メカニカル継手のガス漏れ修繕には、ガス漏れ部の隙間が大きすぎて、ガス漏れは止まらない欠点がある。
また、上記第2従来工法によれば、締め付け治具15のような特別な治具を使用しないので、広い作業空間を確保できない場合でも、ネジ継手部Bの螺合箇所1からのガス漏れを修繕できるが、ガス漏れ通路C内に浸透させた液状シール材6を硬化させるにではなく、螺合箇所1に、パテなどの粘性物を塗り、ガス漏れを仮止めし、その外側端部を包むようにシール材13を塗りつけ、硬化させてガス漏れ通路Cの出口側を塞ぐので、その硬化性のシール材13は、2液型エポキシ樹脂又は変性シリコーン樹脂を使用しているが、ともに、樹脂が固くなり、ガス管などの配管に接着性が低下して、剥がれた場所より、再度のガス漏れを招き易く、信頼性を確保しにくい欠点がある。また、変性シリコーンが硬化時に、発生するオキシム、アルコール、又はアセトンが、ガス漏れ検出器と感応してしまい、ガス漏れ検出器を誤作動させ易く、ガス漏れ修繕が完成したかどうかを確認することが難しい。又、硬化時間が長い、概略として、変性シリコーン系で24時間、エポキシ樹脂系で数時間を有しているので、硬化完了までの間にガス漏れが発生する場合がある。又、ガス漏れが発生して、修繕後、工事が完了したことを確認するために、数時間後または翌日に確認のため現場に出向かねばならず、工事完了までに多くの時間を有する問題があった。その上、作業者の技量によって、シール材の塗布方法にバラツキがあり、変性シリコーン含むガス配管用シール材は、ガス配管との密着性力が落ちて、ガス漏れが再発する危険性が高いという問題があった。
また、2液硬化型エポキシ樹脂を含むガス配管用シール材(以下、エポキシ樹脂シール材と称する)は、作業前に主剤及び硬化剤を正確に計量し、混練せねばならず、又、硬化物の伸び率が小さく(およそ2%程度)、ガス漏れ部に塗布した後、そのガス漏れ部に振動等の外力が加わるとその動きに追随できず剥離する虞があった。そのため、エポキシ樹脂シール材については、時間の経過と共にガス漏れが再発する危険性が高くなるという問題があった。その上、特にアミン類を含有した前記エポキシ樹脂シール材は、生体への影響が懸念されている。又、変性シリコーンから発生するオキシムは、有毒な場合もあるなどの欠点を有している。
また、上記第3従来工法は、ガス漏れ検知に、発泡液が使用出来ない。それは、シール剤7(エマルジョン系樹脂)を使用するため、ガス漏れ検知段階で、発泡液を使用した場合、ネジ部に、発泡液が入り込み、後から、ガス漏れ修繕工程時に、液状シール剤7が入らず、ガス漏れを再発する欠点があり、又、使用する材料(テープ2種類、多孔質材料1種類、液状シール材1種類など)が多いこと、また、使用される液状シール剤7の粘度が低く、垂れたり、飛び散ったりして、又、テープを何周もテンションをかけつつ巻きつけるため、大きな作業空間が必要であるなどの欠点がある。
また、メカニカル継手(図10)のガス漏れは、ガス漏れ通路Dを塞ぐため、増し締めを行なって、強く締め付け、パッキンまたはO−リングを締め付けて、その力で、ガス管からのガス漏れを止めるか、または、ガスを止めて、メカニカル継手の中の、パッキンを取り替えるしか方法がない。現状では、メカニカル継手の活管でのガス漏れ修繕工法は、存在しない欠点がある。
また、上記第2従来工法によれば、締め付け治具15のような特別な治具を使用しないので、広い作業空間を確保できない場合でも、ネジ継手部Bの螺合箇所1からのガス漏れを修繕できるが、ガス漏れ通路C内に浸透させた液状シール材6を硬化させるにではなく、螺合箇所1に、パテなどの粘性物を塗り、ガス漏れを仮止めし、その外側端部を包むようにシール材13を塗りつけ、硬化させてガス漏れ通路Cの出口側を塞ぐので、その硬化性のシール材13は、2液型エポキシ樹脂又は変性シリコーン樹脂を使用しているが、ともに、樹脂が固くなり、ガス管などの配管に接着性が低下して、剥がれた場所より、再度のガス漏れを招き易く、信頼性を確保しにくい欠点がある。また、変性シリコーンが硬化時に、発生するオキシム、アルコール、又はアセトンが、ガス漏れ検出器と感応してしまい、ガス漏れ検出器を誤作動させ易く、ガス漏れ修繕が完成したかどうかを確認することが難しい。又、硬化時間が長い、概略として、変性シリコーン系で24時間、エポキシ樹脂系で数時間を有しているので、硬化完了までの間にガス漏れが発生する場合がある。又、ガス漏れが発生して、修繕後、工事が完了したことを確認するために、数時間後または翌日に確認のため現場に出向かねばならず、工事完了までに多くの時間を有する問題があった。その上、作業者の技量によって、シール材の塗布方法にバラツキがあり、変性シリコーン含むガス配管用シール材は、ガス配管との密着性力が落ちて、ガス漏れが再発する危険性が高いという問題があった。
また、2液硬化型エポキシ樹脂を含むガス配管用シール材(以下、エポキシ樹脂シール材と称する)は、作業前に主剤及び硬化剤を正確に計量し、混練せねばならず、又、硬化物の伸び率が小さく(およそ2%程度)、ガス漏れ部に塗布した後、そのガス漏れ部に振動等の外力が加わるとその動きに追随できず剥離する虞があった。そのため、エポキシ樹脂シール材については、時間の経過と共にガス漏れが再発する危険性が高くなるという問題があった。その上、特にアミン類を含有した前記エポキシ樹脂シール材は、生体への影響が懸念されている。又、変性シリコーンから発生するオキシムは、有毒な場合もあるなどの欠点を有している。
また、上記第3従来工法は、ガス漏れ検知に、発泡液が使用出来ない。それは、シール剤7(エマルジョン系樹脂)を使用するため、ガス漏れ検知段階で、発泡液を使用した場合、ネジ部に、発泡液が入り込み、後から、ガス漏れ修繕工程時に、液状シール剤7が入らず、ガス漏れを再発する欠点があり、又、使用する材料(テープ2種類、多孔質材料1種類、液状シール材1種類など)が多いこと、また、使用される液状シール剤7の粘度が低く、垂れたり、飛び散ったりして、又、テープを何周もテンションをかけつつ巻きつけるため、大きな作業空間が必要であるなどの欠点がある。
また、メカニカル継手(図10)のガス漏れは、ガス漏れ通路Dを塞ぐため、増し締めを行なって、強く締め付け、パッキンまたはO−リングを締め付けて、その力で、ガス管からのガス漏れを止めるか、または、ガスを止めて、メカニカル継手の中の、パッキンを取り替えるしか方法がない。現状では、メカニカル継手の活管でのガス漏れ修繕工法は、存在しない欠点がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、活管状態のガス配管や、立設するガス配管(ガス管ネジ部およびガス管メカニカル継手部)からのガス漏れを簡便且つ確実に長期にわたって塞いで、ガス漏れの遮断するガス配管用ガス漏れ修繕材料を提供するものである。
請求項1記載の発明の特許構成は、ガス配管に設けたネジ継手部の螺合箇所からのガス漏れを、ガスを流通させた活管状態のままで修繕するガス配管用ネジ継手部のガス漏れ修繕工法であって、前記螺合箇所の外側端部をパテ状粘性物で全周を覆い、且つ、可視光硬化型光硬化性シートを全周に亘って巻きつけて硬化させて、前記螺合箇所に出来ているガス漏れ通路内に、粘性パテを押し込みことによるガス配管用ネジ継手部のガス漏れを止めることにある。
螺合箇所の外側端部のパテ状粘性物を、ガス漏れ部に押して付けるように被覆することにより、ガス漏れを遮断し、この状態を長期に保つため、可視光硬化型光硬化性シートを全周に亘って巻きつけて硬化させ、外部に、高強度の繊維強化型プラスチック(通称、FRP)で覆う。パテ状粘性物は、熱可塑型のパテ状粘性物と熱硬化性粘性物が共に使用できる。熱可塑性粘性物としては、熱可塑性有機結合剤、無機充填剤、及びガラス繊維材からなり、必要に応じて、難燃性及び耐火性が必要な場合、有機難燃剤、無機難燃剤を配合できる。熱可塑性有機結合剤としては、ポリオレフィン樹脂が使用され、無機充填剤としては、炭酸カルシウムなどが使用される。無機難燃剤としては、水酸化アルミニウムが使用される。有機難燃剤としては、n-ブチル化メラミン樹脂などを使用できる。ガラス繊維材としては、ミルドファイバーまたはチョップドストランドを使用できる。
熱硬化性粘性物としては、2種類使用可能である。一つめは、2液形エポキシ樹脂が一般的に使用できる。パテ状の2液形で、ビスフェノール―A型及びフェノール型のエポキシ樹脂が使用できる。二つ目としては、ラジカル硬化型樹脂も使用可能である。ラジカル硬化型樹脂としては、過酸化物硬化型及び光硬化型が使用できる。光硬化性樹脂としては、紫外線硬化型及び可視光硬化型が使用できる。
熱硬化性粘性物としては、2種類使用可能である。一つめは、2液形エポキシ樹脂が一般的に使用できる。パテ状の2液形で、ビスフェノール―A型及びフェノール型のエポキシ樹脂が使用できる。二つ目としては、ラジカル硬化型樹脂も使用可能である。ラジカル硬化型樹脂としては、過酸化物硬化型及び光硬化型が使用できる。光硬化性樹脂としては、紫外線硬化型及び可視光硬化型が使用できる。
本発明は、締め付け治具及び特願平11−331080で使用される繊維類(多孔質材料5 組成:炭素繊維などの繊維)を使用せずに、漏洩ガスを封じ込めて、外面の可視光硬化型シートが硬化して、その硬化収縮の圧力と繊維化されているための高強度により、ガス漏れ通路内に、パテ状粘性物が押し込め、ガス漏れを止めることができる。
請求項2記載の発明の特許構成は、前記可視光硬化型シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させた、シート状光硬化性複合材料組成物を使用するガス配管用ネジ継手部及びメカニカル継手部のガス漏れ修繕工法である。
可視光硬化シートに使用される樹脂は、ラジカル硬化型樹脂であり、不飽和ポリエステル樹脂または、ビニルエステル樹脂を使用する。モノマーとしては、スチレンはもとより各種アクリルモノマーも併せて使用でき、併用も可能である。使用可能なモノマーとしては、以下である。一つの二重結合を含むモノマーの代表的な例は、アルキル又はヒドロキシアルキルアクリレート又はメタクリレート、例えばメチル、エチル、ブチル、2−エチルヘキシル及び2−ヒドロキシエチルアクリレート、イソボルニルアクリレート、並びにメチル及びエチルメタクリレートである。これらのモノマーの別の例は、アクリロニトリル、アクリルアミド、メタアクリルアミド、N−置換(メタ)アクリルアミド、ビニルエステル例えばビニルアセテート、ビニルエーテル例えばイソブチルビニルエーテル、アルキルスチレン、ハロスチレン、N−ビニルピロリドン、塩化ビニル及び塩化ビニリデンである。
一つよりも多くの二重結合を含むモノマーの例は、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ヘキサメチレングリコールジアクリレート、ビスフェノールAジアクリレート、4,4′−ビス(2−アクリロイルオキシエトキシ)ジフェニルプロパン、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレート及びテトラアクリレート、ペンタエリトリトールジビニルエーテル、ビニルアクリレート、ジビニルベンゼン、ジビニルスクシネート、ジアリルフタレート、トリアリルホスフェート、トリアリルイソシアヌレート又はトリス(2−アクリロイルエチル)イソシアヌレートである。繊維強化材としては、ガラス繊維および有機繊維が使用される。ガラス繊維は、マット状、クロス状およびチョップドストランドなどが使用できる。ビニルエステル樹脂を、増粘させB−ステージ化させるために、多官能性イソシアネートを添加する。この場合のイソシアネートはトリレンジイソシアネート(TDI)、メタフェニレンジイソシアネート(MDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)などの多官能性イソシアネートが使用される。これらの混合物及び変性物も使用される。
一つよりも多くの二重結合を含むモノマーの例は、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ヘキサメチレングリコールジアクリレート、ビスフェノールAジアクリレート、4,4′−ビス(2−アクリロイルオキシエトキシ)ジフェニルプロパン、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレート及びテトラアクリレート、ペンタエリトリトールジビニルエーテル、ビニルアクリレート、ジビニルベンゼン、ジビニルスクシネート、ジアリルフタレート、トリアリルホスフェート、トリアリルイソシアヌレート又はトリス(2−アクリロイルエチル)イソシアヌレートである。繊維強化材としては、ガラス繊維および有機繊維が使用される。ガラス繊維は、マット状、クロス状およびチョップドストランドなどが使用できる。ビニルエステル樹脂を、増粘させB−ステージ化させるために、多官能性イソシアネートを添加する。この場合のイソシアネートはトリレンジイソシアネート(TDI)、メタフェニレンジイソシアネート(MDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)などの多官能性イソシアネートが使用される。これらの混合物及び変性物も使用される。
有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維などが使用できる。この繊維の補強により高強度化できる。有機繊維系の場合、シートが柔らかく、継手などに巻きやすく、作業性が良好である。充填材としては、炭酸カルシウム及び水酸化アルミニウムが使用される。
近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有させることにより、反応する光硬化性複合材料組成物を使用することである。光重合開始剤としては、可視光領域に波長を有する光重合開始剤を使用することにより、可視光で重合を行わせた。重合開始剤としては、アシルホスフィンオキサイドなどを使用した。太陽光硬化性組成物中で有用な光開始剤の具体的な例は下記化合物である:ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)メチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)エチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−i−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−t−ブチルホスフィンオキシド、 ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(1−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−ペンチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−ヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(2−エチル−ヘキシ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−n−デシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(4−メチルフェニル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)メチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)エチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−i−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−t−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−(1−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)シクロヘキシルホフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−ペンチルホフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−ヘキシルホフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−(2−エチル−ヘキシ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−(2,5−ジメチルフェニル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)メチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)エチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−i−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−プロピルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−t−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−(1−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−ペンチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−ヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−(2−エチル−ヘキシ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)−n−デシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリエチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−t−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−(1−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−n−ペンチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−n−ヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−(2−エチル−ヘキシ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジエチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−t−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−(1−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−n−ペンチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−n−ヘキシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−(2−エチル−ヘキシ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)−n−デシルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリイソプロピルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−n−ブチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−n−プロピルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−n−プロピルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−(1−メチル−プロプ−1−イル)ベンゾイル)−n−オクチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−(1−メチル−プロプ−1−イル)ベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−(2−メチル−プロプ−1−イル)ベンゾイル)−(2,4,4−トリメチル−ペント−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−(2−メチル−プロプ−1−イル)ベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリ−t−ブチルベンゾイル)−n−ブチルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチル−4−n−ブチルベンゾイル)−(2−メチル−プロプ−1−イル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチル−4−n−ブチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(2,5−ジメチルフェニル)ホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメチル−4−n−ブチルベンゾイル)−(2,5−ジメチルフェニル)ホスフィンオキシド。上記、光硬化剤の併用でも可能である。
又、ガス管継手部及びメカニカル継手部のガス漏れを修繕するためには、完全に覆う必要がある。複雑な継手部およびメカニカル継手部を、十分に覆うためには、短冊状又はテープ状の形状で、柔軟性を有し、且つ粘着性がある必要がある。そして、その短冊状又はテープ状の形状の被覆物が、高い機械的強度を有さなければならない。
具体的には、ネジ継手の場合の作業手順を、図11に示した。ガス漏れ部に、仮止め用パテ16を塗りつけて、その上から、可視光硬化型シート及びテープ18を巻きつけて、継手部を完全に覆うことができる。その後、可視光など線源により重合反応を起こさせ、架橋させる。光硬化によりテープ状またはシート状をテープ状の可視光硬化型樹脂が硬化して一体化し、高強度の物性を発揮する。このことにより、ガス管継手部を、FRP化(繊維強化プラスチック)させることができる。本実施形態のガス管継手ガス漏れ修繕方法においては、ガス管継手全体を保護するために、一般的なテープの巻き方であります、図11に示したようなハーフラップで巻くことにより、継手の全体を保護することが可能であったし、継手全体をカバーするために、オーバーラップで巻いても良い。
ガス管継手部およびメカニカル継手部を、FRP化(繊維強化プラスチック)させた場合、高強度化が得られる。これにより、継手を、保護することができる。ガス漏れの予防にも、当該技術を使用することが出来る。
ガス管継手部およびメカニカル継手部を、FRP化(繊維強化プラスチック)させた場合、高強度化が得られる。これにより、継手を、保護することができる。ガス漏れの予防にも、当該技術を使用することが出来る。
光源としては、太陽光が使用される。直射日光が当る場合は、硬化が早いが、日陰や曇天でも硬化する。又、硬化を促進させたい場合は、工事用のメタルハライドランプ(300W〜500W)、ハロゲンランプ(1000W)、水銀灯(500W)が使用できるし、屋内のツイン蛍光灯(36W×2)などの蛍光灯でも、長時間照射により、施行可能である。
請求項3記載の発明の特許構成は、ガス配管に設けたメカニカル継手部からのガス漏れを、ガスを流通させた活管状態のままで修繕するガス漏れ修繕工法であって、メカニカル継手部の外側端部をパテ状粘性物で全周を覆い、且つ、可視光硬化型光硬化性シートを全周に亘って巻きつけて硬化させて、前記螺合箇所に出来ているガス漏れ通路内に、粘性パテを押し込みことによるメカニカル継手のガス漏れを止めることにある。
図10にメカニカル継手の外観図の概要を示した。メカニカル継手を、継手部中の内部のパッキンやO―リングが長期間の使用で劣化する場合がある。メカニカル継手部Dからの活管でのガス漏れ修繕は、極めて困難である。ネジ継手に比較して、メカニカル継手部の漏れ部の隙間Dが大きく、従来のネジ漏れ修繕工法では対応できない。隙間Dの大きいメカニカル継手部でガス漏れ部に、パテ状粘性物16を塗りつけ、一旦、ガス漏れを止めて後、可視光硬化シートを、メカニカル継手部に、沿わせるように巻き付け、手またはローラーなどで押し付けてメカニカル継手に密着させる。シート状であるため密着性が良く、可視光により硬化後、外部からの水分などの物質の侵入を防ぎ、継手部を保護して、ガス漏れを止めることが出来る。従来のこの種メカニカル継手のガス漏れを止める方法はなく、緊急の場合は、活管では、メカニカル継手部分の内部のパッキン又O−リングを閉めこんで増し締めするか、塩ビテープやポリエステルテープなどの粘着テープを巻いて一時的に修繕する方法しかなく、テープが剥がれるなどの問題を発生していた。最終的には、ガスを止めて、分解し、パッキン又O−リングを取り替えるしか方法がなかった。
次に、具体的には、メカニカル継手の場合の作業手順を、図12に示した。ガス漏れ部Dに、仮止め用パテ16を塗りつけて、その上から、可視光硬化型シート及びテープ18を巻きつけて、継手部を完全に覆うことができる。その後、可視光など線源により重合反応を起こさせ、架橋させる。光硬化によりテープ状またはシート状をテープ状の可視光硬化型樹脂が硬化して一体化し、高強度の物性を発揮する。このことにより、ガス管継手部を、FRP化(繊維強化プラスチック)させることができる。本実施形態のガス管継手ガス漏れ修繕方法においては、ガス管継手全体を保護するために、一般的なテープの巻き方であります、図12に示したようなハーフラップで巻くことにより、継手の全体を保護することが可能であったし、継手全体をカバーするために、オーバーラップで巻いても良い。
本実施形態のガス管継手保護方法によれば、極めて効率よく短期間にガス管保護を行うことができると共に、施工材料の簡素化をも図れるから、安価にガス管保護を行うことが可能となる。
更には、作業スペースも小さくてすむので、あらゆる作業環境への適用が可能となる。
図10にメカニカル継手の外観図の概要を示した。メカニカル継手を、継手部中の内部のパッキンやO―リングが長期間の使用で劣化する場合がある。メカニカル継手部Dからの活管でのガス漏れ修繕は、極めて困難である。ネジ継手に比較して、メカニカル継手部の漏れ部の隙間Dが大きく、従来のネジ漏れ修繕工法では対応できない。隙間Dの大きいメカニカル継手部でガス漏れ部に、パテ状粘性物16を塗りつけ、一旦、ガス漏れを止めて後、可視光硬化シートを、メカニカル継手部に、沿わせるように巻き付け、手またはローラーなどで押し付けてメカニカル継手に密着させる。シート状であるため密着性が良く、可視光により硬化後、外部からの水分などの物質の侵入を防ぎ、継手部を保護して、ガス漏れを止めることが出来る。従来のこの種メカニカル継手のガス漏れを止める方法はなく、緊急の場合は、活管では、メカニカル継手部分の内部のパッキン又O−リングを閉めこんで増し締めするか、塩ビテープやポリエステルテープなどの粘着テープを巻いて一時的に修繕する方法しかなく、テープが剥がれるなどの問題を発生していた。最終的には、ガスを止めて、分解し、パッキン又O−リングを取り替えるしか方法がなかった。
次に、具体的には、メカニカル継手の場合の作業手順を、図12に示した。ガス漏れ部Dに、仮止め用パテ16を塗りつけて、その上から、可視光硬化型シート及びテープ18を巻きつけて、継手部を完全に覆うことができる。その後、可視光など線源により重合反応を起こさせ、架橋させる。光硬化によりテープ状またはシート状をテープ状の可視光硬化型樹脂が硬化して一体化し、高強度の物性を発揮する。このことにより、ガス管継手部を、FRP化(繊維強化プラスチック)させることができる。本実施形態のガス管継手ガス漏れ修繕方法においては、ガス管継手全体を保護するために、一般的なテープの巻き方であります、図12に示したようなハーフラップで巻くことにより、継手の全体を保護することが可能であったし、継手全体をカバーするために、オーバーラップで巻いても良い。
本実施形態のガス管継手保護方法によれば、極めて効率よく短期間にガス管保護を行うことができると共に、施工材料の簡素化をも図れるから、安価にガス管保護を行うことが可能となる。
更には、作業スペースも小さくてすむので、あらゆる作業環境への適用が可能となる。
請求項4記載の発明の特許構成は、前記可視光硬化型シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させた、厚さが、0.5mmから1.0mmのシート状光硬化性複合材料組成物を使用するガス配管用ネジ継手部及びメカニカル継手部のガス漏れ修繕工法であり、短冊状またはテープ状にカットした可視光硬化型シートの厚さは、作業性を鑑みて、0.5mmから3.0mmの厚さが適当である。厚さが、3mm以上では、巻きづらく、作業性が低下した。0.5mm未満では、薄すぎて、シートが切れたりして、作業性が低下した。又、製造することが困難であった。幅及び長さは、口径ごとに、シートを切断して調整できる。
請求項5記載の発明の特許構成は、前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシートまたはテープを、ガス配管用ネジ継手部及びメカニカル継手部に巻きつけた後、ポリエチレンなどのフィルムでローラーや手などで押し付けて硬化させる。テープまたはシート状を巻きつける場合、そのシート及びテープを覆っているフィルムを全て剥がして、巻き付けなければならない。大気中の酸素は、ラジカル重合においての重合禁止剤であり、光照射を行なっても、酸素の影響で、重合阻害が発生し、硬化速度が遅れる。そのため、全てのフィルムを剥がして、まきつけた後、再度、上部を透明なフィルムでまきつけて、酸素を遮断し、硬化を促進させることが出来た。
請求項6記載の発明の特許構成は、前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシートまたはテープを覆っている保護フィルムを取り除いた後、ガス配管用継手部及びメカニカル継手部に巻きつけ、その後、ポリエチレンなどのフィルムで再度、表面を覆い空気を遮断し、ローラーや手などで、内部の空気を押し出した後、表面より365nmから450nmに波長のピークで、UV出力が34mW以上であるLEDランプを使用して、可視光硬化シートを硬化させた場合、良好なる硬化性を得た。一般的に、直射日光が当る場合は、硬化が早いが、日陰や曇天では硬化しづらい場合がある。よって、促進させる方法として、光照射が光硬化性樹脂の硬化反応は、水銀灯、メタルハライドランプ、ハロゲンランプを使用する。これらの方法では、光が散乱しやすいことから、硬化性が遅くなる。一方、LEDランプでは、限られた波長の光のみを照射することが出来るため、また、LEDランプの場合、波長の幅が、小さく、硬化反応に有効な光が照射されやすく、効果的である。また、作業性の観点からも、LEDランプは、電池で作動させることも可能であり、発電機などの電源も必要ではなく、極めて作業性がよかった。
ただし、長時間照射により、硬化をさせても良い場合は、工事用のメタルハライドランプ(300W〜500W)、ハロゲンランプ(1000W)、水銀灯(500W)が使用できるし、屋内のツイン蛍光灯(36W×2)などの蛍光灯でも、施行可能であるが、配管が、過熱され、危険な場合もある。
本実施形態のガス管継手保護方法においては、ガス管継手を保護した後、より耐候性、耐水性を向上させるために、施工後、塗装を行なうことも可能である。塗料は、油性、水性ともに使用可能である。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
実施例1
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み0.6mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み0.6mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
実施例2
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み0.6mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。
得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み0.6mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。
得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
実施例3
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
実施例4
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
実施例5
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱硬化性エポキシ樹脂系仮止め材パテ(商品名:カットネリコン 189 製造者:日東化成工業(株)組成:2液形エポキシ樹脂系)を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱硬化性エポキシ樹脂系仮止め材パテ(商品名:カットネリコン 189 製造者:日東化成工業(株)組成:2液形エポキシ樹脂系)を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
実施例6
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱硬化性ラジカル系仮止め材パテ(配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。本樹脂に、無定形シリカ粒子 5部(商品名:アエロジル300 製造者:日本アエロジル工業(株))を添加して混錬してパテを得た。)を塗りつけて、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、ガス漏れが無いようにし、また、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Aを得た。Aは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱硬化性ラジカル系仮止め材パテ(配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。本樹脂に、無定形シリカ粒子 5部(商品名:アエロジル300 製造者:日本アエロジル工業(株))を添加して混錬してパテを得た。)を塗りつけて、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、ガス漏れが無いようにし、また、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
実施例7
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、これを、395nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、これを、395nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
実施例8
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、これを、375nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、これを、375nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
実施例9
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、これを、365nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み3.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、これを、365nmに波長のピークのあり、UV出力34mW以上のLEDランプで、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
比較例1
ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)を1重に巻きつけて、それにガス漏れ修繕材料である水性エマルジョン系シール剤(製品名:KSシール 製造者:(株)KRI)を十分に塗りつけた。その後、ブチル系ゴムテープ(製品名:シール剤保持用テープ 製造者:(株)KRI)を4重にオーバーラップで巻きつけた。その後、EPDM系ゴムテープ(製品名:シール剤加圧維持用テープ 製造者:(株)KRI)を4重に巻きつけて、30分放置した。その後、カッターでテープ類を、切って取り除いた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、多孔質材料、水生エマルジョン系シール材、シール材保持用テープ、シール材加圧維持用テープの4種類。使用工具はなし。
ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)を1重に巻きつけて、それにガス漏れ修繕材料である水性エマルジョン系シール剤(製品名:KSシール 製造者:(株)KRI)を十分に塗りつけた。その後、ブチル系ゴムテープ(製品名:シール剤保持用テープ 製造者:(株)KRI)を4重にオーバーラップで巻きつけた。その後、EPDM系ゴムテープ(製品名:シール剤加圧維持用テープ 製造者:(株)KRI)を4重に巻きつけて、30分放置した。その後、カッターでテープ類を、切って取り除いた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、多孔質材料、水生エマルジョン系シール材、シール材保持用テープ、シール材加圧維持用テープの4種類。使用工具はなし。
比較例2
メカニカル継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れメカニカル継手部に、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)を1重に巻きつけて、それにガス漏れ修繕材料である水性エマルジョン系シール剤(製品名:KSシール 製造者:(株)KRI)を十分に塗りつけた。その後、ブチル系ゴムテープ(製品名:シール剤保持用テープ 製造者:(株)KRI)を4重にオーバーラップで巻きつけた。その後、EPDM系ゴムテープ(製品名:シール剤加圧維持用テープ 製造者:(株)KRI)を4重に巻きつけて、30分放置した。その後、カッターでテープ類を、切って取り除いた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、多孔質材料、水生エマルジョン系シール材、シール材保持用テープ、シール材加圧維持用テープの4種類。使用工具はなし。
メカニカル継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れメカニカル継手部に、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)を1重に巻きつけて、それにガス漏れ修繕材料である水性エマルジョン系シール剤(製品名:KSシール 製造者:(株)KRI)を十分に塗りつけた。その後、ブチル系ゴムテープ(製品名:シール剤保持用テープ 製造者:(株)KRI)を4重にオーバーラップで巻きつけた。その後、EPDM系ゴムテープ(製品名:シール剤加圧維持用テープ 製造者:(株)KRI)を4重に巻きつけて、30分放置した。その後、カッターでテープ類を、切って取り除いた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、多孔質材料、水生エマルジョン系シール材、シール材保持用テープ、シール材加圧維持用テープの4種類。使用工具はなし。
比較例3
ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)を1重に巻きつけて、それにガス漏れ修繕材料であるα―シアノアクリレート樹脂系シール剤(製品名:外面ネジシール 製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))を十分に塗りつけた。その後、その継手を覆うようなゴムベルト14(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))を巻きつけて、そのゴム輪を締め付け治具15(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))せ締め付けて30分放置した。その後、すべての治具を外した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。
使用材料数は、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)ガス漏れ修繕材料であるα―シアノアクリレート樹脂系シール剤(製品名:外面ネジシール 製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))の2種類、使用治具は、ゴムベルト(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))、ゴム輪を締め付け治具(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))の2種類。
ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)を1重に巻きつけて、それにガス漏れ修繕材料であるα―シアノアクリレート樹脂系シール剤(製品名:外面ネジシール 製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))を十分に塗りつけた。その後、その継手を覆うようなゴムベルト14(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))を巻きつけて、そのゴム輪を締め付け治具15(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))せ締め付けて30分放置した。その後、すべての治具を外した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。
使用材料数は、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)ガス漏れ修繕材料であるα―シアノアクリレート樹脂系シール剤(製品名:外面ネジシール 製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))の2種類、使用治具は、ゴムベルト(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))、ゴム輪を締め付け治具(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))の2種類。
比較例4
メカニカル継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)を1重に巻きつけて、それにガス漏れ修繕材料であるα―シアノアクリレート樹脂系シール剤(製品名:外面ネジシール 製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))を十分に塗りつけた。その後、その継手を覆うようなゴムベルト14(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))を巻きつけて、そのゴム輪を締め付け治具15(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))せ締め付けて30分放置した。その後、すべての治具を外した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)ガス漏れ修繕材料であるα―シアノアクリレート樹脂系シール剤(製品名:外面ネジシール 製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))の2種類、使用治具は、ゴムベルト(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))、ゴム輪を締め付け治具(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))の2種類。
メカニカル継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)を1重に巻きつけて、それにガス漏れ修繕材料であるα―シアノアクリレート樹脂系シール剤(製品名:外面ネジシール 製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))を十分に塗りつけた。その後、その継手を覆うようなゴムベルト14(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))を巻きつけて、そのゴム輪を締め付け治具15(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))せ締め付けて30分放置した。その後、すべての治具を外した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、多孔質材料(組成:炭素繊維 製造社:(株)KRI)ガス漏れ修繕材料であるα―シアノアクリレート樹脂系シール剤(製品名:外面ネジシール 製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))の2種類、使用治具は、ゴムベルト(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))、ゴム輪を締め付け治具(製造者:大阪ガスエンジニアリング(株))の2種類。
比較例5
ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、変性シリコーン系シール剤(商品名:1207D製造者:スリーボンド(株))を上記の仮止めパテの上に、継手全体を覆うように塗りつけた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料としては、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))、変性シリコーン系シール剤(商品名:1207D製造者:スリーボンド(株))の2種類。治具は使用しなかった。
ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、変性シリコーン系シール剤(商品名:1207D製造者:スリーボンド(株))を上記の仮止めパテの上に、継手全体を覆うように塗りつけた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料としては、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))、変性シリコーン系シール剤(商品名:1207D製造者:スリーボンド(株))の2種類。治具は使用しなかった。
比較例6
メカニカル継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、変性シリコーン系シール剤(商品名:1207D製造者:スリーボンド(株))を上記の仮止めパテの上に、継手全体を覆うように塗りつけた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料としては、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))、変性シリコーン系シール剤(商品名:1207D製造者:スリーボンド(株))の2種類。治具は使用しなかった。
メカニカル継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、変性シリコーン系シール剤(商品名:1207D製造者:スリーボンド(株))を上記の仮止めパテの上に、継手全体を覆うように塗りつけた。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料としては、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))、変性シリコーン系シール剤(商品名:1207D製造者:スリーボンド(株))の2種類。治具は使用しなかった。
比較例7
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Bを得た。Bは厚み0.4mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Bは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。可視光硬化シートが薄すぎて、切れやすく、作業性が悪かった。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Bを得た。Bは厚み0.4mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Bは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。〔結果〕を(図13)に示した。可視光硬化シートが薄すぎて、切れやすく、作業性が悪かった。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
比較例8
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Cを得た。Cは厚み4.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aいずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。可視光硬化シートが厚すぎて、巻きにくく、作業性が悪かった。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Cを得た。Cは厚み4.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aいずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。可視光硬化シートが厚すぎて、巻きにくく、作業性が悪かった。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
比較例9
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Cを得た。Cは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aいずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、そのまま、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。可視光硬化シートが、ガス管になじまず、表面状態が悪かった。作業性が悪かった。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30μmの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して繊維強化シート成形材料Cを得た。Cは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら繊維強化シート成形材料Aいずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。ガスネジ配管(口径25A)にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、そのまま、太陽光で30分照射した。施行直後のガス漏れを、発泡液をふきかけて確認した。可視光硬化シートが、ガス管になじまず、表面状態が悪かった。作業性が悪かった。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
比較例10
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、これを、500wの水銀灯で、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。途中で、シートの温度が高くなり、フィルムが溶け、実験を中止した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
可視光硬化シートを下記成分にて製作した。配合:エポキシアクリレート(製品名:8051 製造者:日本ユピカ(株))93.0部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 4.5部 トリメチロールプロパントリアクリレート 2.5部 可視光開始剤 4.0部から製造される。可視光開始剤はビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)シクロヘキシルホスフィンオキシドを使用した。上記の配合物に、イソシアナート系増粘剤(製品名:アイソネート143L 製造者:三菱化学(株))3部添加した。
その後、上記配合物を減圧脱泡してスープとした。二枚の30ミクロンの厚さのポリビニルアルコールフィルムの上にスープを各々塗布し、その片方のスープ塗布フィルム上に2インチ長のガラスチョップドストランドを散布した。それをスープ同士が重なるように、残りの一枚のスープ塗布フィルムで被覆して、ローラー等で圧延することにより、含浸脱泡した後、室温まで冷却して可視光硬化シートBを得た。Bは厚み1.0mmであり、チョップドストランドの含有率は25%であった。これら可視光硬化シートAは、いずれも24℃の暗所環境下に3ケ月放置しても安定であり、熟成時と同様の柔軟性を示し、真空及び/または圧空下での成形に使用できるものであった。得られた可視光硬化型シートを、幅25mm×長さ400mmの短冊状に切断した。25Aのメカニカル管継手(製品名:HGM−S 製造者:JFE継手(株))にガス(およそ0.981KPa)を通流しながら、規定のガス漏れ量のあるガス漏れネジ継手部に、熱可塑性仮止め材パテ(商品名:プラシール NF-13AT 製造者:日東化成工業(株))を巻いて、ガス漏れを一時的に止めた後、上記の可視光硬化型シートまたはテープのフィルムを剥がした後のシートをオーバーラップで3重に巻いて、ネジ継手を全て覆った。その後、梱包用のストレッチフィルム(ポリエチレン製)で完全の複数回巻き付け、ローラー及び手で、押し付け、内部の空気を取り除いた後、これを、500wの水銀灯で、光硬化シートとランプとの距離2cmで、10分間照射し、硬化させた。途中で、シートの温度が高くなり、フィルムが溶け、実験を中止した。〔結果〕を(図13)に示した。使用材料数は、可視光硬化型シートおよび仮止めパテの2種類。使用工具はなし。
(図13)で明らかなように、本発明は極めて高いガス管継手及びメカニカル継手のガス漏れ修繕性能を有していることがわかる。
〔別実施形態〕
以下に他の実施形態を説明する。
先の実施形態では一例として、ガス配管内をガスが通流していて、そのガス配管内にガスが充満している活管状態でガス漏れを修繕する場合について示したが、ガス配管内のガスの流通を停止して、(1)そのガス配管内にガスが充満している活管状態で、配管の気密性が損なわれた箇所を修繕する場合や、(2)ガス配管内のガスが抜き取られた状態で修繕する場合であっても勿論良い。
以下に他の実施形態を説明する。
先の実施形態では一例として、ガス配管内をガスが通流していて、そのガス配管内にガスが充満している活管状態でガス漏れを修繕する場合について示したが、ガス配管内のガスの流通を停止して、(1)そのガス配管内にガスが充満している活管状態で、配管の気密性が損なわれた箇所を修繕する場合や、(2)ガス配管内のガスが抜き取られた状態で修繕する場合であっても勿論良い。
本発明は、ガスに限らず、すべての気体に対し効果的であり、ガス管継手及びメカニカル継手のガス漏れ修繕工法として極めて有用である。
1 螺合箇所
2 ガス直管
3 エルボ管
4 既設シール剤
5 多孔質材料
6 液状シール剤(α−シアノアクリレート:一般的な瞬間接着剤 製造会社例:東亜合成(株)商品名:アロンα)
7 液状シール剤(水性エマルジョン樹脂)
11 1次テープ
12 2次テープ
13 シール剤(変性シリコーン樹脂または2液形エポキシ樹脂の熱硬化型樹脂など)
14 ゴムベルト
15 締め付け治具
16 粘土やパテの仮止め材
17 O−リングまたはパッキン(メカニカル継手内)
18 可視光硬化型シートまたはテープ
A ガス配管
B ガス継手部
C ガス漏れ通路
D メカニカル継手のガス漏れ発生部
E メカニカル継手
2 ガス直管
3 エルボ管
4 既設シール剤
5 多孔質材料
6 液状シール剤(α−シアノアクリレート:一般的な瞬間接着剤 製造会社例:東亜合成(株)商品名:アロンα)
7 液状シール剤(水性エマルジョン樹脂)
11 1次テープ
12 2次テープ
13 シール剤(変性シリコーン樹脂または2液形エポキシ樹脂の熱硬化型樹脂など)
14 ゴムベルト
15 締め付け治具
16 粘土やパテの仮止め材
17 O−リングまたはパッキン(メカニカル継手内)
18 可視光硬化型シートまたはテープ
A ガス配管
B ガス継手部
C ガス漏れ通路
D メカニカル継手のガス漏れ発生部
E メカニカル継手
Claims (6)
- ガス配管に設けたネジ継手部の螺合箇所ガス漏れを、ガスを流通させた活管状態のままで修繕するガス配管用ネジ継手部の螺合箇所のガス漏れ修繕工法であって、前記螺合箇所の外側端部に粘性パテ状物を塗りつけガス漏れを仮止めした後、その塗りつけた粘性パテ状物の上に、可視光硬化型光硬化性シートを全周に亘って巻きつけて硬化させて、前記螺合箇所に出来ているガス漏れ通路内に、粘性パテを押し込み、その外面を可視光硬化型光硬化性シートを硬化させることにより、締め付けるガス配管用ネジ継手部のガス漏れ修繕工法。
- 前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシート状可視光硬化型光硬化性複合材料組成物を使用するガス配管用ネジ継手部及びメカニカル継手部のガス漏れ修繕工法。
- 前記ガス配管に設けた継手中で、メカニカル継手部からのガス漏れを、ガスを流通させた活管状態のままで修繕するメカニカル継手部のガス漏れ修繕工法であって、メカニカル継手部の外側端部に粘性パテ状物を塗りつけガス漏れを仮止めした後、その塗りつけた粘性パテ状物の上に、可視光硬化型光硬化性シートを全周に亘って巻きつけて硬化させて、メカニカル継手部に出来ているガス漏れ通路内に、粘性パテを押し込み、その外面を可視光硬化型光硬化性シートの硬化物ことにより締め付けるメカニカル継手部のガス漏れ修繕工法。
- 前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシートまたはテープの厚さが、0.5mmから3.0mmのシート状可視光硬化型光硬化性複合材料組成物を使用するガス配管用ネジ継手部及びメカニカル継手部のガス漏れ修繕工法。
- 前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシートまたはテープを覆っている保護フィルムを取り除いた後、ガス配管用ネジ継手部及びメカニカル継手部に巻きつけ、その後、ポリエチレンなどのフィルムで再度、表面を覆い空気を遮断し、ローラーや手などで、内部の空気を押し出した後、表面より光照射して、可視光硬化シートを硬化させてガス漏れを止めるガス漏れ修繕工法。
- 前記可視光硬化型光硬化性シートは、(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/またはビニルエステル樹脂、(B)繊維強化材及び/または充填材及び(C)近赤外光領域に感光性を有する光重合開始剤またはこれと可視光領域に感光性を有する光重合開始剤を含む重合開始剤を含有し、多官能性イソシアネートで増粘させたシートまたはテープを覆っている保護フィルムを取り除いた後、ガス配管用継手部及びメカニカル継手部に巻きつけ、その後、ポリエチレンなどのフィルムで再度、表面を覆い空気を遮断し、ローラーや手などで、内部の空気を押し出した後、表面より光照射の方法として、365nmから400nmに波長のピークのあるLEDランプで、UV出力34mW以上を使用して、光硬化シートを硬化させてガス配管に設けたネジ継手及びメカニカル継手部からのガス漏れ修繕工法。
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JP2008144563A JP2009109004A (ja) | 2007-10-10 | 2008-06-02 | ガス漏れ修繕工法 |
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Publication Number | Publication Date |
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-
2008
- 2008-06-02 JP JP2008144563A patent/JP2009109004A/ja active Pending
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