JP2009148072A - 密封構造及びグロメット - Google Patents

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Abstract

【課題】グロメットの管に対する挿入作業性を損なうことなく、グロメットを管に対して簡単に位置決めすることのできる密封構造及びグロメットを提供する。
【解決手段】金属管20と、管内を通る電線30と、金属管20の内壁面と電線30との間の隙間を封止するゴム状弾性体製のグロメット10と、を備え、グロメット10が金属管20内に挿入された状態で金属管20の一部が内側に向かって変形されることで、グロメット10が金属管20の内壁面により締め付けられて固定される密封構造において、グロメット10は、電線30が挿通される挿通孔20を有する円柱状の本体部11と、グロメット10が金属管20内に挿入されると、グロメット10の挿入方向とは反対側の向きに撓む膜状の外向きフランジ部13と、を備え、本体部11の外径D1は変形前の金属管20の内径D3よりも小さく、外向きフランジ部13の外径D2は金属管20の内径D3よりも大きく設定されていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、管の内壁面と管内を通る電線との間の隙間を封止する密封構造及びグロメットに関するものである。
管の内壁面と管内を通る電線との間の隙間をグロメットによって封止する密封構造が知られている。このような従来例に係る密封構造及びグロメットについて図9を参照して説明する。図9は従来例1に係る密封構造の断面図である。なお、同図(A)はグロメットを固定する前の状態を示し、同図(B)はグロメットを固定した状態を示している。
図示のように、グロメット100は、円筒状の金属管20の管内に挿入された状態で固定される。また、このグロメット100は、電線30が挿通される挿通孔101を有する円柱状のゴム状弾性体製の部材である。
グロメット100を金属管20に固定する場合、まず、電線30をグロメット100の挿通孔101に挿通させた状態で、グロメット100を金属管20に対して所定の位置まで挿入する。そして、金属管20の一部を全周に亘って内側に向かって変形させることによって、金属管20の内壁面によりグロメット100を締め付けることで、グロメット100を金属管20に固定する。なお、図9(B)中の、符号21で示す部分が金属管20の一部を変形させた部分である。この変形は、いわゆるカシメにより行うことができる。
ここで、金属管20に対してグロメット100を挿入する際の作業性を良くするために、一般的に、グロメット100の外径は、金属管20の内径よりも小さく設定される。
しかし、この場合、グロメット100は、金属管20の管内を管が伸びる方向に自由に移動できる状態であるため、グロメット100を固定する際の位置決めが難しく、位置決め精度が低くなったり、金属管20の一部を変形させる際の作業性が悪かったりするという問題がある。
これを解消するために、グロメットの端部に外向きフランジを設ける技術も知られている。図10は従来例2に係る密封構造の概略図である。図10に示すグロメット200は、その端部に外向きフランジ201が設けられている。この外向きフランジ201を金属管20の開口端部に突き当てることによって、グロメット200を位置決めさせることができる。しかしながら、この場合でも、グロメット200を金属管20から引き抜く方向(図中矢印Z方向)に対してはグロメット200を位置決めさせることはできず、未だ改善の余地がある。
なお、関連する技術としては、特許文献1に開示されたものがある。
特開2004−355897号公報
本発明の目的は、グロメットの管に対する挿入作業性を損なうことなく、グロメットを管に対して簡単に位置決めすることのできる密封構造及びグロメットを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の密封構造は、
円筒状の管(管単体の場合のほか、機構や構造の一部を構成する管の場合を含む。以下、同様)と、
管内を通る電線と、
管の内壁面と電線との間の隙間を封止するゴム状弾性体製のグロメットと、
を備え、
前記グロメットが管内に挿入された状態で前記管の一部が内側に向かって変形されることで、該グロメットが管の内壁面により締め付けられて固定される密封構造において、
前記グロメットは、
電線が挿通される挿通孔を有する円柱状の本体部と、
該グロメットが管内に挿入されると、グロメットの挿入方向とは反対側の向きに撓む膜状の外向きフランジ部と、を備え、
前記本体部の外径は変形前の前記管の内径よりも小さく、前記外向きフランジ部の外径は前記管の内径よりも大きく設定されていることを特徴とする。
前記本体部の外周部分のうち、前記外向きフランジ部が撓んだ際に該外向きフランジ部が当接する部分の外径が小さくなるように、該本体部の外壁には段差が設けられているとよい。
また、本発明のグロメットは、
円筒状の管内に挿入された状態で該管の一部が内側に向かって変形されることで、管の内壁面により締め付けられて固定されることによって、管の内壁面と管内を通る電線との間の隙間を封止するゴム状弾性体製のグロメットにおいて、
電線が挿通される挿通孔を有し、かつ外径が変形前の前記管の内径よりも小さく設定された円柱状の本体部と、
外径が前記管の内径よりも大きく設定され、グロメットが前記管内に挿入されると、グロメットの挿入方向とは反対側の向きに撓む膜状の外向きフランジ部と、
を備えることを特徴とする。
また、前記本体部の外周部分のうち、前記外向きフランジ部が撓んだ際に該外向きフランジ部が当接する部分の外径が小さくなるように、該本体部の外壁には段差が設けられているとよい。
以上のように、本発明によれば、グロメットの本体部の外径は変形前の管の内径よりも小さく、かつ、グロメットを管に挿入する際には、外向きフランジ部はグロメットの挿入方向とは反対側の向きに撓む。従って、管にグロメットを挿入する際には、外向きフランジ部が管の内壁面を摺動する分だけ挿入力を必要とするが、膜状の外向きフランジ部が撓んだ状態で摺動するだけなので、挿入力は低く、挿入作業性を低下させることはない。そして、グロメットが管内に挿入された状態においては、外向きフランジ部が撓んだ状態で管の内壁面に接触した状態となる。従って、グロメットの移動に対して、グロメットの外向きフランジ部と管の内壁面との間に摩擦力を生じさせることができ、グロメットの移動を抑制することができる。従って、グロメットを位置決めさせることができる。特に、グロメットが管から抜き出される方向に移動しようとした場合には、外向きフランジ部が撓んだ方向とは逆向きにグロメットが移動するため、外向きフランジ部と管の内壁面との間に大きな抵抗力が生じる。従って、グロメットの管から抜き出される方向への移動をより確実に防止することができる。
また、上記のように、グロメットの本体部の外壁に段差を設けた場合には、管の一部が
内側に向かって変形された状態において、グロメットの圧縮量が部分的に際立って大きくなってしまうことをより一層抑制できる。
以上説明したように、本発明によれば、グロメットの管に対する挿入作業性を損なうことなく、グロメットを管に対して簡単に位置決めすることができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1〜図6を参照して、本発明の実施例1に係る密封構造及びグロメットについて説明する。本実施例に係る密封構造は、管内を電線が通る部分において、グロメットによって管の内壁面と管内を通る電線との間を封止する構造を備えた各種装置に適用することができる。より具体的には、温度センサーや特定のガスの濃度などを検出するセンサーなど、各種センサーにおけるセンサー本体部分とセンサー本体に接続される電線との接続部分などに好適に適用できる。
<グロメット>
図1〜図3を参照して、本発明の実施例1に係るグロメットについて説明する。図1は本発明の実施例1に係るグロメットの斜視図である。図2は本発明の実施例1に係るグロメットの平面図である。図3は本発明の実施例1に係るグロメットの断面図である。なお、図3は図2のAA断面図である。
本発明の実施例に係るゴム状弾性体製のグロメット10は、円柱状の本体部11と、本体部11の端部に設けられる膜状の外向きフランジ部13とを備えている。また、本体部11には、電線が挿通される挿通孔12が設けられている。なお、本実施例では、2つの挿通孔12が設けられている。また、本実施例に係るグロメット10の素材としては各種ゴム材料を適用し得るが、高温環境下で用いられる場合には、耐熱性に優れたFKM(フッ化ビニリデン系のフッ素ゴム)を好適に用いることができる。また、ゴム材の硬さが、ショア硬さでHs70度以上のものを用いるのが好適である。
<密封構造>
特に、図4〜図6を参照して、本発明の実施例1に係る密封構造について説明する。図4〜図6は本発明の実施例1に係る密封構造を説明する説明図である。ここで、図4はグロメットを金属管に挿入する前の状態を示し、図5はグロメットを金属管に挿入し、かつグロメットを固定する前の状態を示し、図6はグロメットを固定した状態を示している。
上述の本実施例に係るグロメット10は、円筒状の金属管20の管内に挿入された状態で固定される。なお、金属管20の具体例としては、センサーのハウジングの一部(筒状のハウジングのうちセンサーが配置されている部分とは反対側の開口端部付近の金属管の部分)を構成する場合を例に挙げることができる。
本実施例においては、グロメット10の本体部11の外径D1が、変形前の金属管20の内径D3よりも小さくなるように設定されている。また、グロメット10における変形前の外向きフランジ部13の外径D2が、金属管20の内径D3よりも大きくなるように設定されている(図4参照)。
次に、グロメット10を金属管20に固定させる際の手順を、作業工程の順に説明する。まず、電線30をグロメット10の挿通孔12に挿通させた状態で、グロメット10を金属管20に挿入する。このとき、外向きフランジ部13が設けられている端部側からグロメット10を金属管20に挿入する(図4中、矢印X方向に挿入する)。また、本実施例では、グロメット10における外向きフランジ部13が設けられている端部とは反対側の端部の端面と、金属管20の開口端部の端面が同一面となる位置まで、グロメット10を挿入する(図5参照)。
グロメット10を金属管20に挿入する過程においては、外向きフランジ部13は、グロメット10の挿入方向とは反対側の向きに撓んだ状態となり、外向きフランジ部13と金属管20の内壁面は摺動する。
そして、グロメット10が金属管20内に挿入された状態においては、外向きフランジ部13が撓んだ状態で金属管20の内壁面に接触した状態となる。このとき、外向きフランジ部13が撓んだ状態となるだけで、金属管20の内壁面から受ける圧力によって、本体部11や外向きフランジ部13において圧縮が生じる部分は殆どない。つまり、本実施例においては、本体部11の外径D1に、外向きフランジ部13の膜厚を2倍した長さを加えた合計よりも、金属管20の内径D3のほうが大きくなるように設定されている(図5参照)。
そして、グロメット10を金属管20の管内に挿入後、金属管20の一部を全周に亘って内側に向かって変形させる。図6中、符号21で示す部分が金属管20の一部を変形させた部分である。この変形は、いわゆるカシメにより行うことができる。このように、金属管20の一部を変形させることで、金属管20の内壁面によりグロメット10を締め付けて、グロメット10を固定することができる。
また、金属管20の内壁面によりグロメット10を締め付けて、グロメット10を固定することによって、金属管20の内壁面と電線30との間の隙間が、グロメット10によって封止される。これにより、ダスト(埃など)や水などが金属管20内に浸入することを防止できる。
<本実施例の優れた点>
以上のように、本実施例によれば、グロメット10の本体部11の外径D1は変形前の金属管20の内径D3よりも小さく、かつ、グロメット10を金属管20に挿入する際には、外向きフランジ部13はグロメット10の挿入方向とは反対側の向きに撓む。
従って、金属管20にグロメット10を挿入する際には、外向きフランジ部13が金属管20の内壁面を摺動する分だけ挿入力を必要とするが、膜状の外向きフランジ部13が撓んだ状態で摺動するだけなので、挿入力は低く、挿入作業性を低下させることはない。
そして、グロメット10が金属管20内に挿入された状態においては、外向きフランジ部13が撓んだ状態で金属管20の内壁面に接触した状態となる。従って、グロメット10の移動に対して、グロメット10の外向きフランジ部13と金属管20の内壁面との間に摩擦力を生じさせることができ、グロメット10の移動を抑制することができる。従って、グロメット10を位置決めさせることができる。特に、グロメット10が金属管20から抜き出される方向に移動しようとした場合には、外向きフランジ部13が撓んだ方向とは逆向きにグロメット10が移動するため、外向きフランジ部13と金属管20の内壁面との間に大きな抵抗力が生じる。従って、グロメット10の金属管20から抜き出される方向への移動をより確実に防止することができる。
以上のように、本実施例によれば、グロメット10の金属管20に対する挿入作業性を損なうことなく、グロメット10を金属管20に対して簡単に位置決めすることが可能となる。
なお、グロメット10を固定するために、金属管20の一部を全周に亘って内側に向かって変形させた場合には、外向きフランジ部13は、グロメット10の本体部11の外壁面に密着した状態となる。しかし、外向きフランジ部13は膜状であるので、外向きフランジ部13が密着した部分と密着していない部分とで、グロメット10の外径は、それほど差がない。従って、金属管20の一部を全周に亘って内側に向かって変形させることで、グロメット10は圧縮された状態となるが、グロメットの圧縮量が部分的に際立って大きくなってしまうことはない。
(実施例2)
図7には、本発明の実施例2が示されている。本実施例においては、グロメットの本体部の外壁に段差を設けた場合の構成について説明する。グロメットにおけるその他の構成、及び密封構造におけるグロメットを除く構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、適宜、その説明は省略する。
図7は本発明の実施例2に係るグロメットの正面図である。図示のように、本実施例に係るグロメット10aにおいても、上記実施例1の場合と同様に、円柱状の本体部11と、本体部11の端部に設けられる膜状の外向きフランジ部13とを備えている。
本実施例において、上記実施例1と異なるのは、本体部11の外壁に段差が設けられている点である。すなわち、本実施例においては、本体部11のうち、外向きフランジ部13が撓んだ際に、この外向きフランジ部13が当接する部分の外径が小さくなるように、本体部11には段差が設けられている。図7中、符号11aに示す部分が小径部分である。
なお、本実施例に係る密封構造に関しては、上記実施例1におけるグロメット10の代わりに、本実施例に係るグロメット10aを適用する以外に異なる点はないので、その説明は省略する。
本実施例によれば、グロメット10aが金属管20に挿入され、外向きフランジ部13が撓んだ状態においては、外向きフランジ部13は小径部分11aに収まった状態となる(図7中の点線部分参照)。そのため、この状態では、グロメット10aは、見かけ上、段差がなくなった状態となる。従って、金属管20の一部が内側に向かって変形された状態において、グロメット10aの圧縮量が部分的に際立って大きくなってしまうことを、実施例1の場合と比較して、より一層抑制できる。
(参考例)
図8を参照して、参考例に係るグロメットについて説明する。図8は参考例に係るグロメットの正面図である。上記実施例1,2においては、グロメットの本体部に膜状の外向きフランジ部を設け、この外向きフランジ部を撓ませた状態で金属管の内壁面に接触させることによって、グロメットを位置決めさせる構成を説明した。
これに対して、グロメットの本体部に環状突起を設けて、この環状突起を金属管の内壁面によって圧縮させることで、グロメットを位置決めさせる構成も考えられ得る。
すなわち、図8に示すグロメット10bにおいては、グロメット10bの本体部11に
は環状突起11bが設けられている。この環状突起11bの先端の外径は、金属管20の内径よりも僅かに大きくなるように設定される。
このように構成した場合においては、グロメット10bを金属管20に挿入すると、環状突起11bが圧縮された状態となり、グロメット10bを移動させる場合に、環状突起11bと金属管20の内壁面との間に摩擦抵抗を発生させることができる。これにより、この参考例においても、グロメット10bを金属管20に位置決めさせることが可能となる。
しかしながら、この参考例の場合には、環状突起11bの寸法バラツキによっては、グロメット10bを金属管20に挿入する際の摩擦抵抗が高くなり過ぎて、挿入作業性が低下してしまうおそれがある。また、グロメット10bを固定するために、金属管20の一部を内側に向かって変形させた際に、環状突起11bの部分が過圧縮となり、割れが生じるおそれもある。
以上のことから、上記実施例1,2のように、膜状の外向きフランジ部を撓ませた状態で金属管の内壁面に接触させることによって、グロメットを位置決めさせる構成を採用した場合の方が、参考例の場合に比べて、グロメットの挿入作業性の低下を抑制でき、かつ、グロメットの一部が圧縮され過ぎてしまうことを抑制できる。
(その他)
上記実施例1,2では、膜状の外向きフランジ部を本体部の端部に設ける場合を例に挙げて説明したが、外向きフランジ部を本体部の端部からずれた位置に設ける構成を採用することもできる。
図1は本発明の実施例1に係るグロメットの斜視図である。 図2は本発明の実施例1に係るグロメットの平面図である。 図3は本発明の実施例1に係るグロメットの断面図である。 図4は本発明の実施例1に係る密封構造を説明する説明図(グロメットを金属管に挿入する前の状態を示す図)である。 図5は本発明の実施例1に係る密封構造を説明する説明図(グロメットを金属管に挿入し、かつグロメットを固定する前の状態を示す図)である。 図6は本発明の実施例1に係る密封構造を説明する説明図(グロメットを固定した状態を示す図)である。 図7は本発明の実施例2に係るグロメットの正面図である。 図8は参考例に係るグロメットの正面図である。 図9は従来例1に係る密封構造の断面図である。 図10は従来例2に係る密封構造の概略図である。
符号の説明
10,10a,10b グロメット
11 本体部
11a 小径部分
11b 環状突起
12 挿通孔
13 フランジ部
20 金属管
21 金属管の一部を変形させた部分
30 電線

Claims (4)

  1. 円筒状の管と、
    管内を通る電線と、
    管の内壁面と電線との間の隙間を封止するゴム状弾性体製のグロメットと、
    を備え、
    前記グロメットが管内に挿入された状態で前記管の一部が内側に向かって変形されることで、該グロメットが管の内壁面により締め付けられて固定される密封構造において、
    前記グロメットは、
    電線が挿通される挿通孔を有する円柱状の本体部と、
    該グロメットが管内に挿入されると、グロメットの挿入方向とは反対側の向きに撓む膜状の外向きフランジ部と、を備え、
    前記本体部の外径は変形前の前記管の内径よりも小さく、前記外向きフランジ部の外径は前記管の内径よりも大きく設定されていることを特徴とする密封構造。
  2. 前記本体部の外周部分のうち、前記外向きフランジ部が撓んだ際に該外向きフランジ部が当接する部分の外径が小さくなるように、該本体部の外壁には段差が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の密封構造。
  3. 円筒状の管内に挿入された状態で該管の一部が内側に向かって変形されることで、管の内壁面により締め付けられて固定されることによって、管の内壁面と管内を通る電線との間の隙間を封止するゴム状弾性体製のグロメットにおいて、
    電線が挿通される挿通孔を有し、かつ外径が変形前の前記管の内径よりも小さく設定された円柱状の本体部と、
    外径が前記管の内径よりも大きく設定され、グロメットが前記管内に挿入されると、グロメットの挿入方向とは反対側の向きに撓む膜状の外向きフランジ部と、
    を備えることを特徴とするグロメット。
  4. 前記本体部の外周部分のうち、前記外向きフランジ部が撓んだ際に該外向きフランジ部が当接する部分の外径が小さくなるように、該本体部の外壁には段差が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のグロメット。
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