JP2009148062A - 振動アクチュエータ及びその制御方法ならびにロボットハンド - Google Patents

振動アクチュエータ及びその制御方法ならびにロボットハンド Download PDF

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Abstract

【課題】回転子が停止する際に外部から回転子に及ぼされる応力を緩和することができる振動アクチュエータ及びその制御方法を提供する。
【解決手段】第1駆動部161によるY軸方向のたわみ振動および第2駆動部162によるZ軸方向の縦振動によって、固定子2がYZ平面内で楕円振動し、回転子6がX軸周りに回転している。回転子6を停止させる際、まず第1駆動部161がY軸方向のたわみ振動を停止させる。これによって固定子2はZ軸方向にのみ直線的に振動することになり、回転子6を強制的に回転させるトルクは発生しなくなるとともに、回転子6は外部からのモーメントに応じて自由に回転可能な状態となる。その後、第2駆動部162がZ軸方向の縦振動を停止させると、回転子6は予圧部10による予圧を受けて拘束され、外部からモーメントが作用しても回転しない状態となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、振動アクチュエータに係り、特に振動子に超音波の振動を発生させて回転子を回転させる振動アクチュエータおよびその制御方法ならびにロボットハンドに関する。
近年、超音波振動を利用して回転子を回転させる振動アクチュエータが提案され、実用化されている。この振動アクチュエータは、圧電素子を用いて固定子の表面に楕円運動または進行波を発生させ、固定子に回転子を加圧接触させることによりこれら両者間の摩擦力を介して回転子を回転させるものである。このような振動アクチュエータは、たとえばロボットハンドにおいて指部を駆動するために用いられる。
特許文献1には、ステータによって回転子を支持するとともに、振動体でX、Y、Zの3方向のうち2方向の振動を同時にステータに励起させ、回転子を任意の方向に回転させる振動アクチュエータが開示されている。この振動アクチュエータは、2方向の振動を同時に励起することによって回転子を回転させるとともに、これらの振動を同時に停止することによって回転子を停止させるものである。
特開2007−135312号公報
しかしながら、従来の振動アクチュエータでは、回転子が停止すると同時に予圧力により回転子の動きが拘束されるため、停止位置の誤差等に起因して回転子に応力が発生すると、この応力を緩和することができないという問題があった。例として、振動アクチュエータが停止したロボットハンドの指部が対象物を把持したままとなる場合などが挙げられる。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、回転子が停止する際に外部から回転子に及ぼされる応力を緩和することができる振動アクチュエータ及びその制御方法ならびにロボットハンドを提供することを目的とする。
この発明に係る振動アクチュエータは、回転子を固定子に対し加圧した状態で、振動手段により固定子に振動を発生させ、回転子の回転を制御する振動アクチュエータにおいて、振動手段は、固定子に楕円振動または円振動を発生させることにより、回転子を回転させるトルクを発生し、振動手段は、回転している回転子を停止させる際に、楕円振動または円振動を直線振動としてトルクの発生を停止した後に、あるいは、楕円振動または円振動を直線振動に近づけてトルクを減少させた後に、固定子の振動を停止することを特徴とする。
回転子が停止する際に、固定子の振動は楕円振動から直線振動となるので、回転子を強制的に回転させるトルクは発生しなくなるとともに、回転子が外部からのモーメントに応じて自由に回転可能な状態となる。回転子が自由に回転することによって外部から回転子に及ぼされる応力が緩和され、その後で直線振動が停止して回転子が拘束される。
上述の振動アクチュエータにおいて、直線振動の方向および加圧の方向は同一であることを特徴としてもよい。
この構成によれば、回転子に対する加圧と同一の方向の振動がより後まで残るので、回転子が停止する際により自由な状態となる。
振動手段は、回転している回転子を停止させる際に、直線振動を間欠的に発生させることを特徴としてもよい。
この構成によれば、自由な回転の量が過度に大きくならないよう適度に抑えつつ、回転子を全体的にみてより長時間自由に回転させることができる。
振動手段は、固定子に振動を発生させる振動体と、振動体に交流の電圧を印加して駆動する駆動回路とを含み、駆動回路は、回転している回転子を停止させる際に、振動体に印加する電圧を徐々に低下させることを特徴としてもよい。
振動手段は、複数方向の振動の位相を互いに異ならせて楕円振動または円振動を発生させ、振動手段は、回転している回転子を停止させる際に、複数方向の振動の位相を互いに一致させて直線振動を発生させるか、あるいは、複数方向の振動の位相を近づけて楕円振動または円振動を直線振動に近づけることを特徴としてもよい。
回転子の回転位置を検出する検出手段を備え、振動手段は、検出された回転位置に基づいて固定子に発生させる振動を制御することを特徴としてもよい。
また、この発明に係るロボットハンドは、上述の振動アクチュエータのいずれかによって駆動される複数の指部を有することを特徴とする。
また、この発明に係る振動アクチュエータの制御方法は、回転子を固定子に対し加圧した状態で、固定子に振動を発生させ、回転子の回転を制御する振動アクチュエータの制御方法であって、固定子に楕円振動または円振動を発生させることにより、回転子を回転させるトルクを発生し、回転している回転子を停止させる際に、楕円振動または円振動を直線振動としてトルクの発生を停止した後に、あるいは、楕円振動または円振動を直線振動に近づけてトルクを減少させた後に、固定子の振動を停止することを特徴とする。
この発明によれば、回転子が停止する際に固定子が直線的に振動するので、回転子の強制的な回転を停止しつつ外部のモーメントに応じて回転子を自由に回転させることができ、外部からの応力を緩和することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係る振動アクチュエータを示す。基部ブロック1と固定子2との間に振動体3が挟持されており、これらによりほぼ円柱状の外形を有する振動子4が形成されている。固定子2には、振動体3に接する面とは反対側に凹部5が形成されており、この凹部5内に略球体状の回転子6のほぼ下半部が収容されている。
固定子2の上部には、支持部材7が配置されている。この支持部材7は、固定子2の上面の上に固定される環状部8と、環状部8から上方に延びる逆L字形のアングル部9を有し、アングル部9の先端に予圧部10が支持されている。
ここで、説明の便宜上、基部ブロック1から固定子2に向かう振動子4の中心軸をZ軸と規定し、Z軸に対して垂直方向にX軸が、Z軸及びX軸に対して垂直にY軸がそれぞれ延びているものとする。
予圧部10は、回転子6の+Z軸方向の最高点である頂点付近に接触している。支持部材7のアングル部9は弾性を有し、これにより予圧部10が回転子6に加圧され、回転子6に−Z軸方向の予圧を付与している。
図2に示されるように、予圧部10は、凹状円錐面形状の予圧面11を有しており、この予圧面11が回転子6の頂点付近に接触している。
また、基部ブロック1と固定子2とが振動体3内に通された連結ボルト12を介して互いに連結されている。
固定子2の凹部5は、回転子6の直径より小さな内径を有する小径部13と、回転子6の直径より大きな内径を有する大径部14とからなり、これら小径部13及び大径部14との境界部にXY平面上に位置する環状の段差15が形成されている。回転子6はこの凹部5内の段差15に当接した状態で回転可能に支持されている。
なお、基部ブロック1および固定子2はそれぞれ例えばジェラルミンから形成され、回転子6としては鋼球が用いられる。
振動体3は、固定子2に超音波の振動を発生させて回転子6をX、Y、Zの3軸の周りにそれぞれ回転させるためのものであり、それぞれXY平面上に位置し且つ互いに重ね合わされた平板状の第1〜第3の圧電素子部31〜33を有している。これら第1〜第3の圧電素子部31〜33がそれぞれ駆動回路16に電気的に接続されている。
具体的には、図3に示されるように、第1の圧電素子部31は、それぞれ円板形状を有する電極板31a、圧電素子板31b、電極板31c、圧電素子板31d及び電極板31eが順次重ね合わされた構造を有している。同様に、第2の圧電素子部32は、それぞれ円板形状を有する電極板32a、圧電素子板32b、電極板32c、圧電素子板32d及び電極板32eが順次重ね合わされた構造を有し、第3の圧電素子部33は、それぞれ円板形状を有する電極板33a、圧電素子板33b、電極板33c、圧電素子板33d及び電極板33eが順次重ね合わされた構造を有している。これらの圧電素子部31〜33が絶縁シート34〜37を介して固定子2及び基部ブロック1から、また互いに絶縁された状態で配置されている。
図4に示されるように、第1の圧電素子部31の一対の圧電素子板31b及び31dは、Y軸方向に2分割された部分が互いに逆極性を有してそれぞれZ軸方向(厚み方向)に膨張と収縮の反対の変形挙動を行うように分極されており、圧電素子板31bと圧電素子板31dは互いに裏返しに配置されている。
第2の圧電素子部32の一対の圧電素子板32b及び32dは、2分割されることなく全体がZ軸方向(厚み方向)に膨張あるいは収縮の変形挙動を行うように分極されており、圧電素子板32bと圧電素子板32dは互いに裏返しに配置されている。
第3の圧電素子部33の一対の圧電素子板33b及び33dは、X軸方向に2分割された部分が互いに逆極性を有してそれぞれZ軸方向(厚み方向)に膨張と収縮の反対の変形挙動を行うように分極されており、圧電素子板33bと圧電素子板33dは互いに裏返しに配置されている。
第1の圧電素子部31の両面部分に配置されている電極板31a及び電極板31eと、第2の圧電素子部32の両面部分に配置されている電極板32a及び電極板32eと、第3の圧電素子部33の両面部分に配置されている電極板33a及び電極板33eがそれぞれ電気的に接地されている。また、第1の圧電素子部31の一対の圧電素子板31b及び31dの間に配置されている電極板31cと、第2の圧電素子部32の一対の圧電素子板32b及び32dの間に配置されている電極板32cと、第3の圧電素子部33の一対の圧電素子板33b及び33dの間に配置されている電極板33cがそれぞれ駆動回路16に電気的に接続されている。
図5に、駆動回路16の構成を示す。駆動回路16は、第1の圧電素子部31に交流電圧を印加する第1駆動部161と、第2の圧電素子部32に交流電圧を印加する第2駆動部162と、第3の圧電素子部33に交流電圧を印加する第3駆動部163と、これらを制御する制御部160とを備える。図示しないが、制御部160は、第1駆動部161、第2駆動部162および第3駆動部163が出力する矩形波の制御を行う矩形波位相差可変出力回路と、この矩形波位相差可変出力回路の制御内容を外部からの入力に基づいて計算する演算回路とを備える。また、第1駆動部161、第2駆動部162および第3駆動部163は、それぞれ電源としてハーフブリッジ回路を含む。
この駆動回路16と、上述の振動体3とが、本発明における振動手段を構成する。
次に、この実施の形態1に係る振動アクチュエータの動作について説明する。
駆動回路16の第1駆動部161が、振動体3に対して、第1の圧電素子部31の電極板31cに振動アクチュエータの固有振動数に近い周波数の交流電圧を印加すると、第1の圧電素子部31の一対の圧電素子板31b及び31dの2分割された部分がZ軸方向に膨張と収縮を交互に繰り返し、固定子2にY軸方向のたわみ振動を発生する。同様に、駆動回路16の第2駆動部162が、第2の圧電素子部32の電極板32cに交流電圧を印加すると、第2の圧電素子部32の一対の圧電素子板32b及び32dがZ軸方向に膨張と収縮を繰り返し、固定子2にZ軸方向の縦振動を発生する。さらに、駆動回路16の第3駆動部163が、第3の圧電素子部33の電極板33cに交流電圧を印加すると、第3の圧電素子部33の一対の圧電素子板33b及び33dの2分割された部分がZ軸方向に膨張と収縮を交互に繰り返し、固定子2にX軸方向のたわみ振動を発生する。
そこで、例えば、制御部160の制御に従って、第2駆動部162および第3駆動部163がそれぞれ、第2の圧電素子部32の電極板32cと第3の圧電素子部33の電極板33cとの双方に位相を90度シフトさせた交流電圧を印加すると、X軸方向のたわみ振動とZ軸方向の縦振動とが組み合わされて回転子6と接触する固定子2の段差15にXZ面内の楕円振動が発生する。この楕円振動によって、摩擦力を介して回転子6をY軸周りに回転させるトルクが発生し、回転子6が回転する。
同様に、制御部160の制御に従って、第1駆動部161および第2駆動部162がそれぞれ、第1の圧電素子部31の電極板31cと第2の圧電素子部32の電極板32cとの双方に位相を90度シフトさせた交流電圧を印加すると、Y軸方向のたわみ振動とZ軸方向の縦振動とが組み合わされて回転子6と接触する固定子2の段差15にYZ面内の楕円振動が発生する。この楕円振動によって、摩擦力を介して回転子6をX軸周りに回転させるトルクが発生し、回転子6が回転する。
さらに、制御部160の制御に従って、第1駆動部161および第3駆動部163がそれぞれ、第1の圧電素子部31の電極板31cと第3の圧電素子部33の電極板33cとの双方に位相を90度シフトさせた交流電圧を印加すると、X軸方向のたわみ振動とY軸方向のたわみ振動とが組み合わされて回転子6と接触する固定子2の段差15にXY面内の楕円振動が発生する。この楕円振動によって、摩擦力を介して回転子6をZ軸周りに回転させるトルクが発生し、回転子6が回転する。
このようにして振動体3を駆動することにより、回転子6がX、Y、Zの3軸の周りにそれぞれ回転する。
ここで、X軸周りに回転している回転子6を例にとって、この回転子6を停止させる際の制御および動作を説明する。
以下の例において、図6(a)は第2駆動部162によって電極板32cに印加される実効電圧、すなわちZ軸方向の縦振動を発生させる電圧を表し、図6(b)は第1駆動部161によって電極板31cに印加される実効電圧、すなわちY軸方向のたわみ振動を発生させる電圧を表すとする。ここで、実際の回路では電圧制御に応答遅れが発生するが、この応答遅れを図中の一点鎖線で示す。
時刻t1において、駆動回路16は、回転子6を強制的にX軸の周囲に回転させるための駆動を行っている。以下ではこのような駆動を「回転駆動」と呼ぶ。第2駆動部162および第1駆動部161によって、電極板32cおよび31cにはそれぞれ電圧v0が印加されており、これによって固定子2の段差15にYZ面内の楕円振動が発生し、回転子6がX軸周りに回転する。
時刻t2において、駆動回路16は回転駆動を終了し、回転子6の強制的な回転を停止するとともに、予圧部10による予圧に起因した回転子6の拘束を解除するための駆動を開始する。以下ではこのような駆動を「調整駆動」と呼ぶ。
調整駆動の開始時点、すなわち時刻t2において、第2駆動部162は図6(a)に示すように電圧を変化させず、第1駆動部161は図6(b)に示すように電圧を0とする。これによってその後、第2の圧電素子部32のみが振動を発生するので、固定子2はZ軸方向にのみ直線的に振動することになる。この直線振動では回転子6にトルクが発生せず、回転子6の強制的な回転が停止される。ただし、この直線振動によって、回転子6は予圧部10による予圧に起因した拘束から解除され、自由な状態となる。したがって、この状態で回転子6に外部から何らかのモーメントが作用すると、回転子6はそのモーメントに応じて回転する。このような回転によって、停止位置の誤差等に起因して回転子6に発生する応力を緩和することができる。また、回転子6が大きな慣性をもって回転していた場合に、急停止によって回転子6等に発生する衝撃を緩和することができる。
その後、時刻t3において第2駆動部162による印加電圧も0とすることで調整駆動が終了する。電圧の応答遅れに相当する時間の経過後、第1の圧電素子部31および第2の圧電素子部32のいずれからも振動は発生せず、回転子6は予圧部10による予圧を受けて拘束され、外部からモーメントが作用しても回転しない状態となる。
複数の指部を有するロボットハンドに、この実施の形態1に係る振動アクチュエータを適用し、各指部を対応する振動アクチュエータの回転子6に固定して駆動するように構成することができる。各振動アクチュエータの回転子6を回転させることで、たとえば複数の指部で対象物を把持することが可能となる。このような構成では、アクチュエータが停止する際に、調整駆動において対象物から指部を介して回転子6に伝わるモーメントに従って回転子6が自由に回転するので、指部が対象物を把持したままとなる状態が回避される。このため、対象物の損傷を防ぐことができる。
上述の実施の形態1では、固定子2は楕円振動によって回転子6を回転させるが、これは円振動によるものであってもよい。
また、実施の形態1では、まずY軸方向の振動を起こす第1駆動部161が電圧の印加を停止とし、続いてZ軸方向の振動を起こす第2駆動部162が電圧の印加を停止した。この順序の制御によれば、Z軸方向すなわち予圧部10による予圧と同一の方向の振動がより後まで残るので、調整駆動において回転子6がより自由な状態となり、好適である。ただし、逆に、Z軸方向の縦振動を停止させた後にY軸方向のたわみ振動を停止させてもよい。
また、実施の形態1では回転子6がX軸の周囲に回転している場合を例にとったが、回転子6がY軸またはZ軸の周囲に回転している場合も同様にして停止させることができる。
また、回転子6の回転駆動に関わる振動の方向と、調整駆動に関わる振動の方向とは異なっていてもよい。たとえば、第1駆動部161によるY軸方向のたわみ振動と、第3駆動部163によるX軸方向のたわみ振動とによって、回転子6がZ軸の周りに回転している場合、時刻t2においてXおよびY軸方向のたわみ振動を双方とも停止させるとともに、第2駆動部162によるZ軸方向の縦振動を開始してもよい。
さらに、調整駆動中の直線振動を発生させる電圧、すなわち図6(a)に示す第2駆動部162の時刻t2〜時刻t3における電圧は、実施の形態1では常にv0であるが、これは適宜変更されてもよい。たとえば図7に示すように、時刻t2において電圧を所定の値v1(ただしv1<v0)まで落とし、その後徐々に、たとえば線形に減少させ、調整駆動の終了時点(時刻t3)において0とするものであってもよい。このようにすると、時刻t2〜時刻t3において、固定子2はその振幅を徐々に減少させつつZ軸方向にのみ振動することになる。
また、図示しないが、時刻t2では電圧をv0のままとし、その後徐々に、たとえば線形に減少させ、調整駆動の終了時点(時刻t3)において0とするものであってもよい。
実施の形態1では、調整駆動中は図6(b)に示すとおり第1駆動部161の電圧が常に0であるが、これは適宜変更されてもよい。たとえば、t2においてはv0であり、これが線形に減少して時刻t3において0となってもよい。このようにすると、固定子2の振動は、時刻t2では比較的円振動に近い楕円振動であるが、その後徐々に直線振動に近づき、これにつれて回転子6に発生するトルクは減少する。さらに、時刻t3の直前ではほぼ直線振動となり、回転子6に発生するトルクはほぼ0となる。
あるいは、第1駆動部161の電圧は、時刻t2においてはv0より小さい所定の値v1であり、これが線形に減少して時刻t3において0となってもよい。このようにすると、まず時刻t2においてトルクが減少し、その後さらに徐々にトルクが減少することになる。
また、第2駆動部162および第1駆動部161の電圧は、それぞれ図8の(a)および(b)に示すように制御されてもよい。
まず、図8(b)に示すように、時刻t2においてY軸方向のたわみ振動を発生させる第1駆動部161の電圧が減少をはじめる。これによって固定子2の振動は徐々に直線振動に近づき、これにつれて回転子6に発生するトルクは減少する。その後、この電圧は線形に減少して時刻t2’において0となる(ただしt2<t2’<t3である)。ここで固定子2の振動は直線振動となり、回転子6に発生するトルクはほぼ0となる。
図8(a)に示すように、この時刻t2’においてZ軸方向の縦振動を発生させる第2駆動部162の電圧が減少をはじめる。すなわち、図8(b)に示す第1駆動部161の電圧の減少と、図8(a)に示す第2駆動部162の電圧の減少とは、互いに時間的なずれをもって発生する。これによって、時刻t2’以降、固定子2の直線振動の振幅は徐々に減少する。その後、この電圧は線形に減少して時刻t3において0となり、ここで固定子2の振動が停止する。
なお、図8の例では、第1駆動部161の電圧が0となる時刻と第2駆動部162の電圧が減少し始める時刻とが同一の時刻t2’であるが、これは異なる時刻であってもよい。
実施の形態1の振動アクチュエータに、回転子6の回転位置を検出する検出手段を設け、駆動回路16はこの回転位置に基づいて固定子2に発生させる振動を制御してもよい。すなわち、検出手段からの信号が制御部160の演算回路にフィードバックとして入力され、制御部160はこれに基づいて実施の形態1のような制御を実行してもよい。
この検出手段は、たとえば、回転子6の表面の所定の位置に付されたマーキングと、このマーキングを撮影するための固定されたカメラとの組合せとすることができる。カメラが撮影した画像データを演算回路に送信し、演算回路がこの画像データに基づいてマーキングの位置を算出する。マーキングの位置は回転子6の回転位置に対応する。
さらに、制御部160は、算出されたマーキングの位置すなわち回転子6の回転位置に基づいて、図6等に示す調整駆動を行うかどうかを決定する。このような制御により、必要な場合のみ調整駆動を行うことができる。
また、検出手段は、回転子6に接触して配置され、回転子6の回転に応じて回転する、1つまたは複数の回転体であってもよい。たとえば、回転子6のX軸周り、Y軸周り、およびZ軸周りの回転に応じて回転しつつそれぞれの回転位置を検出する、X軸周りローラー、Y軸周りローラー、およびZ軸周りローラーとすることができる。制御部160は、それぞれのローラーによって検出された回転位置に基づいて回転子6の回転位置を算出し、この回転位置に基づいて固定子2に発生させる振動を制御する。
さらに、検出手段は、ロボットハンドの指部に取り付けられ、指部に加えられる加速度を計測する加速度センサであってもよい。この場合、制御部160は、加速度センサの出力を2回積分することによって、指部の位置を算出する。指部は回転子6に固定されているので、指部の位置は回転子6の回転位置に対応する。制御部160はこの回転位置に基づいて固定子2に発生させる振動を制御する。
この場合、制御部160は、回転子6の回転位置に基づいて、回転子6が停止する際に指部が壁等の障害物に接触するおそれがあるかどうかを判定してもよい。そして、接触するおそれがあると判定された場合には、図6等に示すように調整駆動を行った後に回転子6を停止させ、接触するおそれがないと判定された場合には、調整駆動を行わずに回転子6を停止させてもよい。
実施の形態2
実施の形態2は、上述の実施の形態1において、調整駆動における制御内容を変更し、回転子6に与えられる一方向のみの振動を間欠的なものとするものである。以下、実施の形態1との相違点のみ説明する。
図9を用いて、実施の形態2に係る振動アクチュエータの停止時の制御および動作を説明する。以下の例では、実施の形態1と同様に、図9(a)が第2駆動部162によって電極板32cに印加される実効電圧、すなわちZ軸方向の縦振動を発生させる電圧を表し、図9(b)は第1駆動部161によって電極板31cに印加される実効電圧、すなわちY軸方向のたわみ振動を発生させる電圧を表すとする。なお、図6と同様に、電圧制御の応答遅れを一点鎖線で示す。
時刻t1において、駆動回路16は、回転子6をX軸の周囲に回転させるための回転駆動を行っている。第2駆動部162および第1駆動部161によって、電極板32cおよび31cにはそれぞれ電圧v0が印加されており、これによって固定子2の段差15にYZ面内の楕円振動が発生し、回転子6がX軸周りに回転する。
時刻t2において、駆動回路16は回転駆動を終了し、調整駆動を開始する。実施の形態2における調整駆動では、図9(b)に示すようにY軸方向のたわみ振動を発生させる第1駆動部161の電圧を常に0とし、図9(a)に示すようにZ軸方向の縦振動を発生させる第2駆動部162の電圧をパルス状に印加する。すなわち、時刻t2の後、所定の時間Taだけ電圧を0とし、その後所定の時間Tbだけ電圧をv0とし、これを周期的に繰り返す。この繰り返しを所定回数行った時点で調整駆動が終了する。
ここで、1パルスの電圧印加時間、すなわち図9(a)の時間Tbが示す期間中は、第2駆動部162からの電圧によってZ軸方向の振動のみが発生するので、固定子2はZ軸方向にのみ直線的に振動することになる。これによって、実施の形態1と同様に、外部からのモーメントに応じて回転子6が回転し、停止位置の誤差等に起因して回転子6に発生する応力を緩和することができる。また、回転子6が大きな慣性をもって回転していた場合に、急停止によって回転子6等に発生する衝撃を緩和することができる
また、パルスの休止期間中、すなわち図9(a)の時間Taが示す期間中は、第1駆動部161および第2駆動部162ともに電圧を発生させないので、固定子2は振動せず、回転子6は予圧部10による予圧を受けて拘束され、外部からモーメントが作用しても回転しない状態となる。この休止期間を挿入することによって、調整駆動の時間が全体的に延長されるので、弾性や慣性が高く完全な静止までに比較的長時間を要する対象物であっても、より確実に損傷を回避することができる。また、第2駆動部162が発生する電圧をパルス状とすることによって、固定子2にZ軸方向のみの振動が発生するトータルの時間を短くし、回転子6の自由な回転の量が過度に大きくならないよう適度に抑えることができる。
ここで、時間Taは電圧の応答遅れと同程度またはこれよりも長い時間であり、たとえば1msであるが、数ms程度であってもよい。また、時間Tbは、たとえば第2駆動部162によって発生する電圧の周期に応じて決定され、一例として10周期である。すなわち、電圧のパルスが発生してから消滅するまでの間に、回転子6は固定子2からの摩擦力を介する駆動を10回受けることになる。この場合、第2駆動部162によって発生する電圧が40kHzの周波数(すなわち0.025msの周期)を有するものとすると、時間Tbは0.25msとなる。
上述の実施の形態2では、固定子2は楕円振動によって回転子6を回転させるが、これは円振動によるものであってもよい。
また、実施の形態2では、第2駆動部162が発生する電圧パルスの繰り返し回数が2となっているが、この数は適宜増減されてもよい。
また、実施の形態2では、Z軸方向の振動を起こす第2駆動部162がパルス状の電圧を発生した。予圧部10による予圧はZ軸方向に沿っているので、このようにすると調整駆動において回転子6がより自由に漂動でき、好適である。ただし、パルス状の電圧を発生するのは第1駆動部161であってもよい。
また、実施の形態2では回転子6がX軸の周囲に回転している場合を例にとったが、回転子6がY軸またはZ軸の周囲に回転している場合も同様にして停止させることができる。
実施の形態3
実施の形態3は、上述の実施の形態1において、調整駆動における制御内容を変更し、2方向の振動の位相を揃える制御とするものである。以下、実施の形態1との相違点のみ説明する。
図10を用いて、実施の形態3に係る振動アクチュエータの停止時の制御および動作を説明する。以下の例では、図10(a)が第2駆動部162によって電極板32cに印加される実効電圧、すなわちZ軸方向の縦振動を発生させる電圧を表し、図10(b)が第1駆動部161によって電極板31cに印加される実効電圧、すなわちY軸方向のたわみ振動を発生させる電圧を表し、図10(c)がこれら2方向の振動に対応する電圧の間の位相差を示す。なお、図6と同様に、電圧制御の応答遅れを一点鎖線で示す。
時刻t1において、駆動回路16は、回転子6をX軸の周囲に回転させるための回転駆動を行っている。第2駆動部162および第1駆動部161によって、電極板32cおよび31cにはそれぞれ電圧v0が印加されている。これらの電圧の間の位相差は90°であり、このため固定子2の段差15にYZ面内の楕円振動が発生し、回転子6がX軸周りに回転する。
時刻t2において、駆動回路16は回転駆動を終了し、調整駆動を開始する。実施の形態3では、調整駆動の開始時点、すなわち時刻t2において、第2駆動部162が発生させZ軸方向の縦振動を起こす電圧と、第1駆動部161が発生させY軸方向のたわみ振動を起こす電圧との位相差を0とする。これによってその後、Z軸方向の縦振動と、Y軸方向のたわみ振動とが同位相となるので、固定子2はYZ面内で一方向にのみ直線的に振動することになる。
この直線振動では回転子6にトルクが発生せず、回転子6の強制的な回転が停止される。ただし、この直線振動によって、回転子6は予圧部10による予圧に起因した拘束から解除され、自由な状態となる。したがって、この状態で回転子6に外部から何らかのモーメントが作用すると、回転子6はそのモーメントに応じて回転する。このため、実施の形態1と同様に、停止位置の誤差等に起因して回転子6に発生する応力を緩和することができる。また、回転子6が大きな慣性をもって回転していた場合に、急停止によって回転子6等に発生する衝撃を緩和することができる。
その後、時刻t3において第1駆動部161および第2駆動部162は電圧を0とし、ここで調整駆動が終了する。電圧の応答遅れに相当する時間の経過後、第1の圧電素子部31および第2の圧電素子部32のいずれも振動しておらず、このため回転子6も停止している。
上述の実施の形態3では、固定子2は楕円振動によって回転子6を回転させるが、これは円振動によるものであってもよい。
また、実施の形態3では回転子6がX軸の周囲に回転している場合を例にとったが、回転子6がY軸またはZ軸の周囲に回転している場合も同様にして停止させることができる。
また、実施の形態3において、t2において位相差を0とする制御は、たとえば第1駆動部161の電圧波形の位相を変化させることによって実現されるものであるが、これは第2駆動部162の電圧波形の位相を変化させることによって実現されてもよい。また、位相差を0でなく180°とする制御であってもよい。
また、実施の形態3において、図10(c)に示される調整駆動中の位相差は常に0であるが、これは適宜変更されてもよい。たとえば図11に示すように、時刻t2において位相差を90°から減少させはじめて、その後徐々に、たとえば線形に減少させ、調整駆動の終了時点(時刻t3)において0とするものであってもよい。
このようにすると、固定子2の振動は、時刻t2では比較的円振動に近いが、その後徐々に直線振動に近づき、これにつれて回転子6に発生するトルクは減少する。さらに、時刻t3の直前ではほぼ直線振動となり、回転子6に発生するトルクはほぼ0となる。
さらに、実施の形態3において、図10(a)(b)に示される調整駆動中の電圧は常にv0で一定であるが、これは他の値であってもよく、また変化するものであってもよい。たとえば、第1駆動部161の電圧と第2駆動部162の電圧との位相差を0とした後、それぞれの電圧を図7に示すように変化させてもよく、またそれぞれの電圧を図9(a)に示すようにパルス状に印加してもよい。
この発明の実施の形態1に係る振動アクチュエータを示す斜視図である。 実施の形態1に係る振動アクチュエータを示す断面図である。 実施の形態1で用いられた振動体の構成を示す部分断面図である。 実施の形態1で用いられた振動体の3対の圧電素子板の分極方向を示す斜視図である。 実施の形態1で用いられた駆動回路の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1において、回転子を停止させる際の制御を説明する図である。 実施の形態1の変形例において、回転子を停止させる際の制御を説明する図である。 実施の形態1の変形例において、回転子を停止させる際の制御を説明する図である。 実施の形態2において、回転子を停止させる際の制御を説明する図である。 実施の形態3において、回転子を停止させる際の制御を説明する図である。 実施の形態3の変形例において、回転子を停止させる際の制御を説明する図である。
符号の説明
2 固定子、6 回転子、3 振動体(振動手段)、16 駆動回路(振動手段)。

Claims (8)

  1. 回転子を固定子に対し加圧した状態で、振動手段により前記固定子に振動を発生させ、前記回転子の回転を制御する振動アクチュエータにおいて、
    前記振動手段は、前記固定子に楕円振動または円振動を発生させることにより、前記回転子を回転させるトルクを発生し、
    前記振動手段は、回転している前記回転子を停止させる際に、前記楕円振動または前記円振動を直線振動として前記トルクの発生を停止した後に、あるいは、前記楕円振動または円振動を直線振動に近づけて前記トルクを減少させた後に、前記固定子の振動を停止することを特徴とする振動アクチュエータ。
  2. 前記直線振動の方向および前記加圧の方向は同一であることを特徴とする、請求項1に記載の振動アクチュエータ。
  3. 前記振動手段は、回転している前記回転子を停止させる際に、前記直線振動を間欠的に発生させることを特徴とする、請求項1または2に記載の振動アクチュエータ。
  4. 前記振動手段は、固定子に振動を発生させる振動体と、前記振動体に交流の電圧を印加して駆動する駆動回路とを含み、
    前記駆動回路は、回転している前記回転子を停止させる際に、前記振動体に印加する前記電圧を徐々に低下させる
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の振動アクチュエータ。
  5. 前記振動手段は、複数方向の振動の位相を互いに異ならせて前記楕円振動または前記円振動を発生させ、
    前記振動手段は、回転している前記回転子を停止させる際に、前記複数方向の振動の位相を互いに一致させて前記直線振動を発生させるか、あるいは、前記複数方向の振動の位相を近づけて楕円振動または前記円振動を前記直線振動に近づける
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の振動アクチュエータ。
  6. 前記回転子の回転位置を検出する検出手段を備え、
    前記振動手段は、検出された前記回転位置に基づいて前記固定子に発生させる振動を制御する
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の振動アクチュエータ。
  7. それぞれ請求項1〜6のいずれか一項に記載の振動アクチュエータによって駆動される複数の指部を有することを特徴とする、ロボットハンド。
  8. 回転子を固定子に対し加圧した状態で、前記固定子に振動を発生させ、前記回転子の回転を制御する振動アクチュエータの制御方法であって、
    前記固定子に楕円振動または円振動を発生させることにより、前記回転子を回転させるトルクを発生し、
    回転している前記回転子を停止させる際に、前記楕円振動または前記円振動を直線振動として前記トルクの発生を停止した後に、あるいは、前記楕円振動または円振動を直線振動に近づけて前記トルクを減少させた後に、前記固定子の振動を停止する
    ことを特徴とする振動アクチュエータの制御方法。
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