JP2009147873A - 監視方法、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】第3層の通信機能の確立に失敗した場合に被監視装置の情報を収集可能とする構成を提供することを目的とする。
【解決手段】監視装置が第2層の通信機能の確立後第3層の通信機能の確立の失敗を検出すると、第2層の通信機能上使用される第1の信号の所定領域に情報収集を要求する制御情報を設定して送出し、これを受けた被監視装置が自己の状態に係る情報を収集し、第2層の通信機能上使用される第2の信号の所定領域に前記情報収集段階で収集された情報を設定して応答し、監視装置はその第2の信号の前記所定領域に設定されている情報を読み出して前記被監視装置の状態に係る情報を取得する構成を設けた。
【選択図】図15

Description

本発明は監視方法、情報処理装置及びプログラムに係り、特に通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式によって監視装置が被監視装置を監視する場合の監視方法、当該監視装置或いは被監視装置としての情報処理装置、及び当該情報処理装置を制御するためのプログラムに関する。
監視装置から通信回線を介して遠方に設置された装置(以下「遠隔装置」と称する)を監視する監視システムでは、監視装置は遠隔装置に対する監視制御機能を具備している。
これら監視装置と遠隔装置との間の通信回線の確立方法として、例えば国際標準化機構(ISO)により制定された、異機種間のデータ通信を実現するためのネットワーク構造の設計方針(Open System Interconnection、すなわちOSI)に基づいた方法が知られている。
この方法によれば、通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて規定するプロトコル(すなわち上記OSI)にしたがい、これら第1層、第2層、第3層の順に、下位レイヤから上位レイヤへとレイヤ毎に順次該当する通信機能を確立することで上位層の通信機能による通信を可能にする。
上記監視制御機能には、遠隔装置の運用状態を把握するため保守監視信号を用い遠隔装置の装置状態を定期的に収集する機能、遠隔装置で障害が発生した場合に収集された障害ログデータを遠隔から収集する機能等が含まれる。
以下に移動通信システムにおける無線基地局を例として監視装置と遠隔装置との間の通信回線の確立方法の例について説明する。
無線基地局の構成として、監視装置としての機能を有する、変復調機能を担う無線制御部と、遠隔装置としての機能を有する、送受信増幅機能を担う無線部とが、相互に離れた場所に設置され、その間が光ファイバで結ばれる1対nの接続形態を想定する。
更に、監視装置としての無線制御部と遠隔装置としての無線部との間のインタフェース部にはCPRI(Common Public Radio Interface)が用いられている場合を想定する。このCPRIについては例えばアドレスhttp://www.cpri.info/spec.htmlにおいて開示されている(2007年7月20日現在)。
CPRIインタフェースによれば被監視装置を監視するための保守監視信号の送受信には第2層のHDLCリンクのLAPBプロトコルが使用され、その上位レイヤである第3層のコントロール&マネジメントプレーンが用いられる。LAPBプロトコルの詳細については例えばアドレスhttp://www.itu.int/rec/T-REC-X.25/enにおいて開示されている(2007年7月20日現在)。
ここで監視装置としての無線制御部が遠隔装置としての無線部との間で通信を確立する際、OSIのプロトコルにしたがって第2層の通信機能の確立後、遠隔装置における何らかの障害の発生により、第3層の通信機能が確立して運転状態になるまでの間に固定的に障害が発生するような場合を想定する。このような場合、監視装置と遠隔装置間との間で第3層の通信機能が確立できないため、監視装置は遠隔装置の監視制御を行うことが出来ない。
このような場合、当該固定的な障害の要因を調査するためには監視装置で監視を行っている保守員等が遠隔装置の設置場所まで直接出向き、当該遠隔装置から直接その障害ログデータを収集する必要があった。
特開2000−151757号公報
本発明はこのような状況に鑑み、通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式によって監視装置が被監視装置を監視するシステムにおいて、第2層の通信機能の確立後第3層の通信機能の確立に失敗した場合において、効率的な被監視装置側の情報の収集が可能となる構成を提供することを目的とする。
本発明によれば、監視装置が、第2層の通信機能の確立後、第3層の通信機能の確立の失敗を検出し、第2層の通信機能上使用される第1の信号の所定領域に情報収集を要求する制御情報を設定した上で、当該第1の信号を第2層の通信機能により被監視装置に送出し、被監視装置では監視装置から送出された第1の信号を受信すると当該第1の信号の所定領域に設定された情報収集を要求する制御情報にしたがって当該被監視装置の状態に係る情報を収集する。
そして被監視装置はこのようにして収集した情報を第2層の通信機能上使用される第2の信号の所定領域に設定し、当該第2の信号を第2層の通信機能により監視装置に送出する。
このようにして被監視装置から送出された第2の信号を受信した監視装置は、当該受信した第2の信号の所定領域に設定されている情報を読み出して被監視装置の状態に係る情報を取得する。
本発明によれば、監視装置は第2層の通信機能の確立後第3層の通信機能の確立の失敗を検出すると、第2層の通信機能上使用される第1の信号の所定領域に情報収集を要求する制御情報を設定した上で、当該第1の信号を第2層の通信機能により被監視対象装置に対し送出するため、このように第3層の通信機能が確立されていないような状況にあっても、既に確立済みの第2層の通信機能上使用される第1の信号を利用することで第2層の通信機能によって被監視装置に対し情報収集を要求する制御情報を送出することが可能となる。
その結果被監視装置に、このようにして監視装置から第2層の通信機能により送出された情報収集を要求する制御情報にしたがって当該被監視装置の状態に係る情報を収集させることが可能となる。
また被監視装置は、このように監視装置から送出された制御情報にしたがって収集した情報を第2層の通信機能上使用される第2の信号の所定領域に設定し第2層の通信機能により監視装置に送出する。したがって被監視装置は収集した情報を第2層の通信機能によって監視装置に送出することが出来る。
その結果監視装置は、このようにして被監視装置から送出された第2の信号を受信し、当該第2の信号の所定領域に設定されている情報を読み出して被監視装置の状態に係る情報を取得することが出来る。
このように本発明によれば、通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式によって監視装置が被監視装置を監視するシステムにおいて、第2層の通信機能の確立後第3層の通信機能の確立に失敗した場合であっても、既に確立済みの第2層の通信機能を利用した情報の授受が可能となるため被監視装置側の情報の収集を効率的に行える。
その結果被監視装置における障害の要因の迅速な解析が可能となり、もって当該監視システムの迅速な復旧が可能となる。
通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式によって監視装置が被監視装置を監視するシステムにおいて、第2層の通信機能の確立後、第3層の通信機能が確立して運転状態になるまでの間で、固定的に障害が発生するような場合、従来は、監視装置と遠隔装置との間の第3層の通信機能が確立できないため、遠隔装置の監視制御が出来なかった。
このような状態では監視装置と遠隔装置との間の第2層の通信機能は確立している。このため以下に説明する本発明の実施例では、第2層の通信機能を利用した監視装置と被監視装置との間の必要な情報の送受信を可能にすることで、遠隔装置からの通信による情報の収集を可能にする。
すなわち本発明の実施例によれば、異機種間のデータ通信を実現するためのネットワーク構造の設計方針(OSI)に基づいて確立された通信回線を介して接続される監視装置と遠隔装置との間の通信によって監視装置が遠隔装置を監視制御する監視システムにおいて、特に、第2層の通信機能の確立後に上位層の通信機能の確立に失敗したような場合、既に確立済である第2層の通信機能を用いた遠隔装置の障害ログデータの収集を可能にする。
そのため本発明の実施例では、監視装置において、第2層の通信機能の確立後上位層の通信機能の確立の失敗を検出した場合、監視装置と遠隔装置との間でお互いが認識可能な第2層の通信機能上使用される信号の特定領域に制御情報を設定して当該信号を送信する手段を設ける。
又遠隔装置においては、監視装置から送信された第2層の通信機能上使用される信号の特定領域に設定された制御情報に従って情報を収集し、収集された情報を第2層の通信機能上使用される信号に設定して監視装置へ応答する手段を設ける。
具体的には後述する図13,図14に示される如くのデータ構成を設け、監視装置において第2層の通信機能の確立後の上位層の通信機能の確立の失敗を検出するための制御フラグを追加し、上記監視装置と遠隔装置とが相互に認識可能な第2層の通信機能上使用される信号としてLAPBプロトコル上のSABM信号とUA信号とを使用する。
又上記制御情報を設定する特定領域として上記LAPBプロトコルによるLAPBフレームフォーマットにおける情報部(I)のフレームを使用し、障害ログデータの収集を制御する情報を設定する。
その結果、第2層の通信機能の確立後に上位層の通信機能の確立に失敗した場合であっても、既に確立済である第2層の通信機能上使用される信号の特定領域(すなわちSABM信号およびUA信号の情報部(I)フレーム)を使用した遠隔装置の障害ログデータの収集が可能になる。
すなわち本発明の実施例では、異機種間のデータ通信を実現するためのネットワーク構造の設計方針(OSI)に基づいて確立された通信回線を介して接続される監視装置と遠隔装置とを有する監視システムにおいて、監視装置は第2層の通信機能の確立後に上位層の通信機能の確立の失敗を検出すると、障害ログデータの収集を要求する制御情報を第2層の通信機能上使用される信号の特定領域に設定して遠隔装置へ送出する。
又遠隔装置は、監視装置から送信された第2層の通信機能上使用される信号の特定領域に設定された制御情報に従って障害ログデータの収集を行う。
すなわち遠隔装置は、監視装置から送信された第2層の通信機能上使用される信号の特定領域に設定された制御情報が障害ログデータの収集を要求する障害ログ収集要求であった場合に、第2層の通信機能上使用される信号の特定領域に、障害ログデータの送信の状況を示す制御情報(後述する図14(b)参照)及び障害ログデータ自体を設定して監視装置へ応答する。
又監視装置は、このようにして遠隔装置から応答された第2層の通信機能上使用される信号の特定領域に設定された制御情報と障害ログデータとを読み取ることで、遠隔装置の障害ログデータを収集する。
以下図とともに本発明の一実施例による監視システムの詳細について説明する。
図1は本発明の一実施例による監視システムを適用した無線基地局の構成を説明するためのブロック図である。
図1に示す如く、無線基地局30は変復調部としての無線制御部10と、送受信増幅部としての無線部20とを有し、移動局装置(すなわち移動端末)40との間で送受信する無線信号を有線伝送路の信号に変換する。ここで変復調部としての無線制御部10と送受信増幅部としての無線部20とは上記CPRIにより相互に接続される。
又無線制御部10は無線部20の監視制御を行ない、無線部20は無線制御部10からの保守監視信号の指示に基づいた動作を実施する。
図1に示される無線ネットワーク制御装置/保守装置50は無線通信網全体を制御し保守するため、当該無線通信網に属する上記無線基地局30と同様の構成を有する複数の無線基地局を制御及び保守するための情報処理装置である。
図2は無線制御部10の機能を説明するための機能ブロック図である。
図2に示す如く、無線制御部10は無線送受信インタフェース部11,ベースバンド信号処理部12,伝送路インタフェース機能部13,保守監視制御機能部14,システムデータ記憶機能部15及び呼処理監視制御機能部16を有する。
無線送受信インタフェース機能部11はベースバンド信号処理機能部12と無線部20との間のI/Q信号(ユーザデータ)及び保守監視信号を光ファイバで伝送するCPRI機能を有する。
ベースバンド信号処理機能部12は送信データの誤り訂正符号化、フレーム化、データ変調、および、受信データの誤り訂正復号化、デフレーム化、データ復調等を行なう。
伝送路インタフェース機能部13は無線ネットワーク制御装置/保守装置50との間のインタフェース機能を有する。
保守監視制御機能部14は無線ネットワーク制御装置/保守装置50から送信された保守監視信号の指示を基に、無線部20及び無線制御部10の状態管理、状態制御を行なう。
システムデータ記憶機能部15は無線基地局30の動作に必要なプログラムやデータ、障害ログを記憶する。
呼処理監視制御機能部16は無線ネットワーク装置/保守装置50との間で呼処理制御信号の送受信を行い、無線回線管理、無線回線の設定、解放等の呼処理を行なう。
図3は無線部20の機能を説明するための機能ブロック図である。
図3に示される如く無線部20は送受信周波数共用器21,送信増幅器22,無線送受信機能部23,無線送受信インタフェース機能部24,受信フィルタ25,受信増幅器26,保守監視制御機能部27及びシステムデータ記憶機能部28を有する。
送受信周波数共用器21は送信無線周波数信号と受信無線周波数信号とを多重分離する機能を有し、送信増幅器22および受信増幅器26に接続される。
送信増幅器22は送信無線信号を増幅する。
無線送受信機能部23は無線制御部10のベースバンド信号処理機能部12でベースバンド拡散処理された送信ベースバンド信号を直交変調により送信無線周波数信号に変換するとともに、受信無線周波数信号を受信ベースバンド信号に変換する。
無線送受信インタフェース機能部24は無線制御部10のベースバンド信号処理機能部12と無線送受信機能部23との間のI/Q信号(ユーザデータ)及び保守監視信号を光ファイバで伝送するCPRI機能を有する。
受信フィルタ25は受信無線周波数信号以外の周波数をフィルタリングする。
受信増幅器26はアンテナで受信された受信無線周波数信号を電力増幅する。
保守監視制御機能部27は無線制御部10から送信された保守監視信号の指示を基に、無線部10の状態管理、状態制御を行なう。
システムデータ記憶機能部28は無線基地局30の動作に必要なプログラムやデータ、障害ログを記憶する。
図4は無線基地局30が実施する動作を説明するためのシーケンス図である。
図4中、ステップS1にて、リセット動作等により一旦遠隔装置としての無線部20と監視装置としての無線制御部10との間の通信が切断された後、再度双方間の通信を確立するための動作が開始される。
ステップS2にて、OSIの第1層の通信機能を確立する。具体的には、光ケーブルのインタフェース等の条件が合致すれば、無線制御部10,無線部20の双方のハードウェアにて第1層の通信機能の確立が認識される。
当該認識後、無線制御部10及び無線部20の保守監視制御部16,27がその旨の通知を受けると第2層の通信機能の確立を開始する。その後はステップS3、S4にて、後述する図11AのステップS21から始まる動作が開始される。
すなわち無線制御部10から無線部20へSABM信号が送出され(ステップS3)、これに対するUA信号が正しく返って来る(ステップS4)と、第2層の通信機能が確立したと判断される。
その後ステップS5、S6にて、後述する図12AのステップS41から始まる動作が開始される。
すなわち無線制御部10から無線部20へヘルスチェック要求信号が送出され(ステップS5)、これに対しヘルスチェック応答信号が正しく返って来る(ステップS6)と第3層の通信機能が確立したと判断される。
その後実際の運用状態に入り、無線制御部10は状態収集要求信号を無線部20へ送出し(ステップS7,S9)、これに対する応答信号(ステップS8,S10)の内容を参照することで無線部20の状態を監視制御する。すなわちポーリング監視を行う。
その間無線制御部10が無線部20の状態変化を検出すると無線ネットワーク制御装置/保守装置50に対しその旨を通知する(ステップS11)。
図5は無線基地局30において、無線制御部10が光ファイバを使用したCPRIのリンクを介して複数の無線部20−1,20−2,...,20−n(これらを総称して無線部20と称する場合がある)のそれぞれと接続された状態を示す。
このように本発明の実施例による監視システムが適用された無線基地局30では、監視装置としての無線制御部10と、遠隔装置としての無線部20とが離れた場所に設置され、その間が光ファイバで結ばれ、1対nの接続形態が実現されている。
又無線制御部10と無線部20との間のインタフェース部には上記CPRI(Common Public Radio Interface)が用いられる。
図6はCPRIにおけるプロトコルの概要を示している。
CPRIにおける保守監視信号の送受信は、図6中、第2層のHDLCリンクのLAPBプロトコル(LAPB Protocol)を使用して行われ、その上位レイヤである第3層のコントロール&マネジメントプレーン(Control & Management Plane)が用いられる。
図7は第2層の通信機能の確立させる場合のLAPBフレームフォーマットを示し、図8は当該フォーマットの各フレームに対するにパラメータの設定例を示す。
図8(a)はSABM信号の場合の例を示し、図8(b)はUA信号の場合の例を示す。ここでSABM信号は第2層のリンク設定を要求する信号であり、UA信号はSABM信号に対する応答信号である。
図7,図8中「フラグシーケンス(F)」はフレームの開始または終了を示す特有のパターン(01111110)である。
「アドレス部(A)」は信号方向を示す。図8(a)に示すSABM信号の場合の例では信号方向が監視装置10から遠隔装置20であり、当該方向を示す11000000が設定されている。図8(b)に示すUA信号の場合に例では信号方向が遠隔装置20から監視装置10であり、当該方向を示す10000000が設定されている。
又「制御部(C)」には、当該信号にて送信されるフレーム、コマンド/レスポンスの種類及びデータの通番(送受信順序番号)を示す情報が設定される。この「制御部」が示す情報は、当該信号が情報(I)フレーム、監視(S)フレーム及び非番号制(U)フレームの3種類のうちのいずれであるかを示す。図8(a)の例では当該信号が非番号制フレームであるSABM信号である旨が示されている。
「情報部(I)」は情報メッセージのためのフィールドである。図8(a)の例は上記の如くSABM信号の例であるため、従来は、この「情報部(I)」に情報は設定されなかった。すなわち図9,図10とともに後述する如く、従来は当該信号が上位層の通信機能上使用される信号として使用される場合にのみ当該「情報部(I)」のフレームに情報が設定されていた。
「フレーム検査シーケンス(FCS)」は誤り制御のためのフィールドである。
図9は、第3層の通信機能を確立させる場合のコントロール&マネジメントプレーンのフォーマットを示し、図10は当該フォーマットに対する設定例を示す。
図10(a)は当該信号の信号種別が「ヘルスチェック要求」の要求信号である旨を示す設定例を示し、図10(b)は当該信号の信号種別が「ヘルスチェック応答」の応答信号である旨を示す設定例を示す。
「ヘルスチェック要求」の要求信号は、例えば図4中、ステップS5において送信されるものであり、相手側の機器(本実施例の場合には無線部(遠隔装置)20)が正常に動作しているか否かに関する情報の送信を求める信号であり、「ヘルスチェック応答」の応答信号は、図4中、ステップS6において送信されるものであり、上記「ヘルスチェック要求」の要求信号に対する応答として、当該相手側の機器が自己の状態に係る情報を送信するための信号である。
図9,図10に示す上述のコントロール&マネジメントプレーンの内容は、第2層の通信機能確立後、第3層の通信機能確立失敗した場合に、図8に示す上述のSABM信号及びUA信号中、情報部(I)のフレームに設定されて送信される。
図11A,11Bは、本発明の実施例による監視システムにおいて、正常に第2層の通信機能が確立する際の動作を説明するためのフローチャートであり、図12A、12Bは第2層の通信機能の確立後、正常に第3層が確立する際の動作を説明するためのフローチャートである。
図11A中、ステップS21にて監視装置10が、第2層の通信機能が確立していないと判断し(NO),更にステップS22にて第3層の通信機能が確立していないと判断すると(NO),SABM信号を作成し(ステップS27)、遠隔装置20へと送出する。
なおステップS22の判断結果がYESとなる場合とは第2層の通信機能が確立されていない状態で第3層の通信機能が確立される場合であり、このようなことは現実にはあり得ず、したがってその場合エラーとなり、動作を終了する。
ステップS27で監視装置10から送信されたSAMB信号を受けた遠隔装置20は同信号が正常なSABM信号であることを認識すると(ステップS28,S29、S30のYES)、これに対する応答としてUA信号を監視装置10に送信する(ステップS31)。
これを受けた監視装置10は同信号が正常なUA信号であることを認識すると(ステップS32,S33,S34のYES)、第2層の通信機能が確立したと判断する(ステップS35,S36)。
監視装置10は次にステップS21に戻り、第2層の通信機能が確立済みと判断し(YES)、第3層の通信機能が未確立と判断し(ステップS24のNO)、第3層の通信機能の確立を実施する(ステップS24,S25,後述する図12A、12B)
監視装置10はその後再びステップS21に戻り、第2層の通信機能が確立済みと判断し(YES)、更に第3層の通信機能が確立済みと判断すると(ステップS24のYES、S26)、その後は通常の運用状態に入る。
図12A,12B中、監視装置10は、第3層の通信機能を確立する場合、第3層の通信機能の確立の失敗を検出するため、確立タイマ及び確立リトライカウンタを設定し(ステップS41,S42)、上記ヘルスチェック要求信号を作成して遠隔装置20へ送出する(ステップS43)。
遠隔装置20はヘルスチェック要求信号を受信しその信号内容が正常であれば(ステップS44,S45,S46のYES)、ヘルスチェック応答信号を応答する(ステップS47)。
監視装置10は前記確立タイマのタイムアウト時間内に遠隔装置20からヘルスチェック応答信号を受信すると(ステップS48,S49のYES)、その信号内容をチェックし(ステップS50)、その信号内容が正常であった場合(ステップS51のYES)、第3層の通信機能が確立したと判断する(ステップS52,S53)。
他方監視装置10は前記確立タイマのタイムアウト時間内にヘルスチェック応答信号を受信しなかった場合(S49のYES),タイムアウトと判断し第3層の通信機能の確立が失敗したと判断する(ステップS58)。
又監視装置10は受信信号の信号内容が異常であった場合(ステップS51のNO)、何度かリトライを実施して第3層の通信機能の確立を試みる(ステップS54,S55,S56,S43〜S51,S54のループ)。このループ動作の繰り返しの結果リトライの回数が上記リトライカウンタの設定値に達した場合(ステップS54のYES)、第3層の通信機能の確立が失敗したと判断する(ステップS57)。
尚ステップS59,S60の動作については図16A,16Bとともに後述する。
ここで上記図11A,11B,図12A,12Bに示す動作の流れにおいて、図12B中のステップS59,S60の動作を除いた動作の流れは周知のOSIのプロトコルによる第2層及び第3層の通信機能を確立する手順と同様なためここでの詳細な説明は省略する。
図13は本発明の実施例による監視システムにおける監視装置10が有する制御フラグの例を示す。
図13に示す如く、監視装置10は、その装置の内部に格納される情報として、第2層確立済みフラグ(1)、第3層確立済みフラグ(2)、第3層確立処理未実施フラグ(2b)及び第2層による障害ログ収集済みフラグ(3)の計4個のフラグを有する。
第2層確立済みフラグ(1)は第2層の通信機能が確立したと判断した際に立てるフラグであり、第3層確立済みフラグ(2)は第3層の通信機能が確立したと判断した際に立てるフラグであり、第3層確立処理未実施フラグ(2b)は第3層の通信機能を確立するための処理が未だ一度も実施されていないことを示すフラグであり、第2層による障害ログ収集済みフラグ(3)は第2層の通信機能上使用される信号を使用した遠隔装置20の障害ログデータの収集が済んだと判断した場合に立てるフラグである。
図14(a)は第2層の通信機能上使用される第1の信号としての上記SABM信号の所定領域である上記情報部(I)のフレームに設定する制御情報の設定例を示し、図14(b)は第2層の通信機能上使用される第2の信号としての上記UA信号の所定領域である上記情報部(I)のフレームに設定する制御情報の設定例を示す。
図14(a)に示す如くSABM信号の情報部(I)のフレームには「障害ログ収集要求」(4)の制御情報が設定され、図14(b)に示す如く、UA信号の情報部(I)には「障害ログ送信中」或いは「障害ログ送信済み」(5)を示す制御情報及び実際の障害ログデータ(6)が設定される。
図15は特に、本発明の実施例による監視システムにおける監視装置としての無線制御部10及び遠隔装置としての無線部20の各々の機能のうち、監視装置10及び遠隔装置20としての機能を、無線送受信インタフェース機能部11,24及び保守監視制御機能部14,27のそれぞれの機能を中心に説明するための機能ブロック図である。
図15に示す如く、監視装置10は第2層の通信機能に係る信号受信部10a、信号分析部10b、信号設定部10g及び信号送信部10h、並びに、第3層の通信機能に係る信号受信部10c、信号分析部10d、信号設定部10e,信号送信部10f及び監視制御部10iを有する。
同様に遠隔装置20は第2層の通信機能に係る信号受信部20a、信号分析部20b、信号設定部20g及び信号送信部20h、並びに、第3層の通信機能に係る信号受信部20c、信号分析部20d、信号設定部20e,信号送信部20f及び監視制御部20iを有する。
監視制御部10i,20iは第2層、第3層の通信機能の確立の状態の管理や、第2層、第3層の通信機能に係る各機能ブロックからの処理結果の判断、次制御の指示を行う。
第2層の通信機能に係る信号設定部10g、20gは第2層の通信機能上使用される信号について、そのアドレス部や制御部などの各フレームの情報を生成、設定し、信号送信部10h、20hへ転送する。
同信号送信部10h、20hは、第2層の通信機能上使用される信号を対向する装置へ送信する。
同信号受信部10a,20aは、第2層の通信機能上使用される信号を受信し、これを信号分析部10b、20bへ転送する。
同信号分析部10b、20bは、第2層の通信機能上使用される信号の各フレームから情報を取り出し、正しい情報が設定されているかどうか判断する。
第3層の通信機能に係る信号設定部10e,20eは第3層の通信機能上使用される信号について、その信号種別などの情報を生成し、該当するフレームに設定し、同信号を信号送信部10f、20fへ転送する。
同信号送信部10f、20fは、第3層の通信機能上使用される信号の情報を第2層の信号設定部10g、20gへ送信する。
同信号受信部10c、20cは、第2層の信号分析部10b、20bから転送された情報を受信する。
同信号分析部10d、20dは、第3層の通信機能上使用される信号の各パラメータについて、正しい情報が設定されているかどうか判断する。
このように監視装置10は、第2層及び第3層の通信機能上使用される信号の送受信を行う機能部10a〜10hを具備し、監視制御部10iにてそれらの機能部を制御する。
例えば、監視装置10と遠隔装置20との間の第2層の通信機能が確立したかどうかを判断するのは監視制御部10iである。監視制御部10iにて第2層の通信機能が確立したと判断した場合、第3層の通信機能に係る信号設定部10eを起動することにより、第3層の通信機能の確立手順を開始する。
遠隔装置20も同様に、第2層及び第3層の通信機能上使用される信号の送受信を行う機能部20a〜20hを具備し、監視制御部20iにて、それらの機能部を制御している。
例えば、監視装置10から第2層の通信機能上使用される信号を受信すると、その信号分析を行い、その結果信号に含まれた情報が正しければ、監視制御部20iが第2層の通信機能に係る信号設定部20gを起動し、第2層の通信機能上使用される信号の応答を実施する。
以下図16A,16B及び図17A,17B,17Cとともに、本発明の実施例による監視システムにおいて、正常に第2層の通信機能まで確立したが、第3層の通信機能の確立がタイムアウトにより失敗したため、第2層の通信機能上使用される信号を使用して遠隔装置20の障害ログデータを収集する場合の動作について説明する。
図16A,16Bに示す動作フローチャートは図12A,12Bとともに上述のものと同様の内容を有し、対応するステップに同一のステップ番号を付し適宜重複する説明を省略する。
監視装置10は図11A,11Bとともに上述の動作を実施することにより第2層の通信機能の確立(図11A中、ステップS21のYES、S24のNO)後、図12A中、ステップS41,S42,S43にて第3層の通信機能上使用される信号としてヘルスチェック要求信号を遠隔装置20へ送出する。
図16A,16Bの場合上述の図12A,12Bの場合と異なり、遠隔装置20において何らかの障害が発生(X1)した場合を想定している。この障害のため遠隔装置20においてステップS44〜S47の動作がなされず、ヘルスチェック応答の監視装置10への送信(ステップS47)がなされない。
その結果監視装置10はタイムアウトを検出し(ステップS48,S49のYES)、第3層の通信機能の確立が失敗したと判断する(ステップS58)。
監視装置10はこのように第3層の通信機能の確立が失敗したと判断すると、ステップS59にて、図13とともに上記した「第2層による障害ログ収集済みフラグ」(3)を参照する。未だ遠隔装置20の障害ログデータの収集は実施されていないため同フラグ(3)は立てられておらず(ステップS59のNO),ステップS60にて、後述する図17A,17B,17Cの動作を実施することで、第2層の通信機能上使用される信号を使用した遠隔装置20の障害ログデータの収集動作を実施する。
すなわち監視装置10は、図17A中、ステップS81にて、図13とともに上記した「第2層確立済みフラグ」(1)を参照し、第2層の通信機能が確立済みか否かを判断する。上記の如く既に図11A,11Bに示される動作により第2層の通信機能は確立済みであるため、同フラグ(1)は立てられた状態とされており、もってステップS81の判断結果はYESとなる。
その場合次にステップS84にて、図13とともに上記した「第3層確立済みフラグ」(2)を参照し、第3層の通信機能が確立済みか否かを判断する。上記の如く図16BのステップS58で第3層の通信機能の確立が失敗したと判断されているため、同フラグ(2)は立てられていない状態とされており、もってステップS84の判断結果はNOとなる。
その場合次にステップS85にて、図13とともに上記した「第3層確立処理未実施フラグ」(2b)を参照し、第3層の通信機能の確立の処理を未だ一度も実施していない状態か否かを判断する。この場合既に図16A,16Bとともに上述した如く、第3層の通信機能を確立する処理を実施しているため、ステップS85の判断結果はNOとなる。
その場合次にステップS87にて、図13とともに上記した「第2層による障害ログ収集済みフラグ」(3)を参照する。この場合未だ遠隔装置20の障害ログデータの収集は行っていないため、ステップS87の判断結果はNOとなる。
その場合次にステップS88にて、所定領域である情報部(I)のフレームに「障害ログ収集要求」(4)(図14(a)参照)の制御情報を設定した、第2層の通信機能上使用される第1の信号としてのSABM信号を作成し、同信号を遠隔装置20へ送出する(ステップS83)。
遠隔装置20は、このSABM信号を受信する(ステップS89,S90,S91)と、その情報部(I)のフレームに情報が設定されているかどうかを判断する(ステップS92)。この判断の結果、同信号の情報部(I)のフレームには上記の如く「障害ログ収集要求」(4)の制御情報が設定されている(ステップS92のYES)ため、ステップS94にて、遠隔装置20はその装置内の不揮発性メモリ等に格納された障害ログデータを読み出す。
この場合上記の如く遠隔装置20において何らかの障害が発生(図16A中、X1)しており、周知の手順によって当該障害に関する情報が遠隔装置20内の不揮発メモリ等に自動的に記録されており、ステップS94ではこのようにして遠隔装置20の不揮発メモリ等に自動で記録された当該障害に関する情報、すなわち障害ログデータが読み出される。
次にステップS95にて、ステップS94で不揮発メモリ等から読み出した障害ログデータが、一連の障害ログデータのうちの最後の障害ログデータであるか否かを判断する。すなわち、遠隔装置20の不揮発メモリ等に格納されている障害ログデータの全てを一度に送信せずに分割して送信(「分割送信」と称する)する場合、今回の動作におけるステップS94にて読み出した障害ログデータが、当該分割送信に係る分割された障害ログデータのうちの最後のものか否かを判断する。
ステップS95の判断結果がNOの場合、遠隔装置20は第2層の通信機能上使用される第2の信号である上記UA信号の所定領域である上記情報部(I)フレームに、図14(b)とともに上記した「障害ログ送信中」(5)を示す制御情報及び障害ログデータ(6)自体を設定し、監視装置10へ応答として送信する(ステップS96,S97、S99)。
監視装置10は、このUA信号を受信する(ステップS100,S101,S102)と、その情報部(I)のフレームに情報が設定されているかどうかを判断する(ステップS103)。この場合上記の如く、UA信号の情報部(I)のフレームには「障害ログ送信中」(5)を示す制御情報が設定されているため(ステップS103のYES、S105のNO、S107のYES),上記の如く同情報部(I)のフレームに更に設定されている障害ログデータ(6)自体を取得する(ステップS108)。そして前記分割送信に係る残りの障害ログデータを収集するため、再度上記同様の遠隔装置20の障害ログデータを収集する動作(ステップS81〜S108)を実施し、以降ステップS105の判断結果がYESとなるまで、同遠隔装置20の障害ログデータを収集する動作(ステップS81〜S108)を繰り返す。
遠隔装置20は前記分割送信に係る最後の障害ログデータを送信する場合(ステップS95のYES)は、SABM信号の情報部(I)のフレームに、図14(b)とともに上記した「障害ログ送信完了」(5)を示す制御情報及び当該障害ログデータ(6)自体を設定し、監視装置10へ応答として送信する。
その場合監視装置10は、このUA信号を受信(ステップS100,S101,S102)後、その情報部(I)のフレームに設定されている制御情報が「障害ログ送信終了」(5)を示すものであるため(ステップS105のYES),その情報部(I)のフレームに更に設定されている上記障害ログデータ(6)自体を取得(ステップS106)した後、当該遠隔装置20の障害ログデータを収集する動作を終了する。
ここでステップS81の判断結果がNOの場合、すなわち第2層の通信機能の確立が未だなされていない場合、ステップS82にて、図11AにおけるステップS22同様、第3層の通信機能の確立が済んでいるか否かを判断し、これが未確立の場合、第2層の通信機能の確立のための動作、すなわち図11A、11BにおけるステップS27,S28,S29,S30,S31の動作と同様のステップS89,S90,S91,S99を実施し(この場合上記ステップS92の判断結果はNOとなる)、図11BにおけるステップS32,S33,S34,S35の動作と同様のステップS100,S101,S102,S104の動作を実施する(この場合上記ステップS103の判断結果はNOとなる)。
なおステップS82の判断結果がYESとなる場合とは第2層の通信機能が確立されていない状態で第3層の通信機能が確立される場合であり、このようなことは現実にはあり得ず、したがってその場合エラーとなり動作を終了する。
このように本発明の実施例による監視システムによれば、従来は上記コントロール&マネジメントプレーンを設定して第3層の通信機能の確立のために使用されていた、第2層の通信機能上使用される第1の信号としてのSABM信号及び第2層の通信機能上使用される第2の信号としてのUA信号の情報部(I)のフレームを使用し、同フレームに図14(a)とともに上記した「障害ログ収集要求」(4)の制御情報を設定したSABM信号を第2層の通信機能により監視装置10から遠隔装置20に送信し、これを受信した遠隔装置20では同制御情報にしたがって遠隔装置20内の状態に係る情報としての障害ログデータを収集し、このようにして収集された障害ログデータ、すなわち図14(b)とともに上記した障害ログデータ(6)を遠隔装置20がUA信号の情報部(I)のフレームに設定して第2層の通信機能により監視装置10に応答として送信する。
その結果、第3層の通信機能の確立に失敗した場合であっても、第2層の通信機能上使用される信号を利用して監視装置10が遠隔装置20の障害ログデータを収集することが可能となり、もって遠隔装置20における障害の要因の迅速な解析が可能となり当該監視システムの迅速な復旧が可能となる。
図18は上述の本発明の実施例における監視システムにおける監視装置10及び遠隔装置20の各々の動作をコンピュータで制御する場合について説明するための、コンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
図18に示すごとく、同コンピュータ500は、与えられたプログラムを構成する命令を実行することによって様々な動作を実行するためのCPU501と、操作部502と、CPU501が実行するプログラム、データ等を記憶したり作業領域として使用されるメモリ504と,インターネット、LAN等の通信網509を介して外部からプログラムをダウンロード等するためのモデム508とを有する。又上記メモリ504は、いわゆるメモリ(RAM等)と不揮発メモリと(いずれも図示を省略する)に大別される。
同コンピュータ500では、その製品出荷時、メモリ504に含まれる上記不揮発メモリに図1〜図17A,17B,17Cとともに上述した監視装置10或いは遠隔装置20の動作、特に図4,図11A,11B,図12A,12B,図16A,16B,図17A,17B,17Cのフローチャートとともに上述した動作を実行するためのプログラムがファームウェアとして格納される。
そしてこれらが適宜メモリ504に含まれる上記いわゆるメモリ(RAM等)にロードされ、これらがCPU501によって実行されることにより、同コンピュータ500によって上記監視装置10或いは遠隔装置20の動作が実現される。
又上記プログラム自体の入れ替え、アップグレード等は、モデム508の使用により通信ネットワーク(LAN)509を介して該当するプログラムをダウンロードすることにより実現される。
本発明は以下の付記に記載の構成をとり得る。
(付記1)
通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式により監視装置が被監視装置を監視する監視方法であって、
前記監視装置が前記第2層の通信機能の確立後、前記第3層の通信機能の確立の失敗を検出する検出段階と、
前記監視装置が、前記検出段階において前記第3層の通信機能の確立の失敗が検出された場合、前記第2層の通信機能上使用される第1の信号の所定領域に情報収集を要求する制御情報を設定した上で、当該第1の信号を前記第2層の通信機能により前記被監視対象装置に対し送出する要求段階と、
前記被監視装置が、前記要求段階で前記監視装置から送出された第1の信号を受信すると、当該第1の信号の前記所定領域に設定された情報収集を要求する制御情報にしたがって当該被監視装置の状態に係る情報を収集する情報収集段階と、
前記被監視装置が、前記第2層の通信機能上使用される第2の信号の所定領域に前記情報収集段階で収集された情報を設定した上で、前記第2の信号を、前記第2層の通信機能により前記監視装置に送出する応答段階と、
前記応答送出段階で前記被監視装置から送出された第2の信号を受信すると、当該受信された第2の信号の前記所定領域に設定されている情報を読み出して前記被監視装置の状態に係る情報を取得する収集情報取得段階と
を有する監視方法。
(付記2)
前記監視装置と被監視装置との間の通信のインタフェースはCPRIによるものとされ、
前記第2層の通信機能上使用される第1の信号はLAPBプロトコル上のSABM信号とされ、
前記第2層の通信機能上使用される第2の信号はLAPBプロトコル上のUA信号とされてなる
付記1に記載の監視方法。
(付記3)
前記情報収集段階で収集される前記被監視装置の状態に関する情報は障害ログデータとされてなる
付記1又は2に記載の監視方法。
(付記4)
前記被監視装置は無線通信網における無線基地局の送受信増幅機能を担う無線部とされ、
前記監視装置は前記無線基地局において、変復調機能を有する無線制御部とされてなる
前記付記1〜3のうちの何れかに記載の監視方法。
(付記5)
通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式により被監視装置を監視する機能を有する情報処理装置であって、
前記第2層の通信機能の確立後、前記第3層の通信機能の確立の失敗を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記第3層の通信機能の確立の失敗が検出された場合、前記第2層の通信機能上使用される第1の信号の所定領域に情報収集を要求する制御情報を設定した上で、当該第1の信号を前記第2層の通信機能により前記被監視対象装置に対し送出する要求手段と、
当該送出された第1の信号を受信した前記被監視装置が、当該第1の信号の前記所定領域に設定された情報収集を要求する制御情報にしたがって当該被監視装置の状態に係る情報を収集し、前記第2層の通信機能上使用される第2の信号の所定領域に前記収集された情報を設定した上で、前記第2層の通信機能により前記第2の信号を送信すると、当該第2の信号を受信しその前記所定領域に設定されている情報を読み出して前記被監視装置の状態に係る情報を取得する収集情報取得手段と
を有する情報処理装置。
(付記6)
前記被監視装置との間の通信のインタフェースはCPRIによるものとされ、
前記第2層の通信機能上使用される第1の信号はLAPBプロトコル上のSABM信号とされ、
前記第2層の通信機能上使用される第2の信号はLAPBプロトコル上のUA信号とされてなる
付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)
通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式による、監視装置の監視下にある情報処理装置であって、
監視装置が、前記第2層の通信機能の確立後、前記第3層の通信機能の確立の失敗を検出し、前記第2層の通信機能上使用される第1の信号の所定領域に情報収集を要求する制御情報を設定した上で、当該第1の信号を前記第2層の通信機能により送出すると、これを受信し、当該第1の信号の前記所定領域に設定された情報収集を要求する制御情報にしたがって、当該情報処理装置の状態に係る情報を収集する情報収集手段と、
前記第2層の通信機能上使用される第2の信号の所定領域に前記収集された情報を設定した上で、前記第2層の通信機能により前記第2の信号を送信する応答手段と
を有する情報処理装置。
(付記8)
前記監視装置との間の通信のインタフェースはCPRIによるものとされ、
前記第2層の通信機能上使用される第1の信号はLAPBプロトコル上のSABM信号とされ、
前記第2層の通信機能上使用される第2の信号はLAPBプロトコル上のUA信号とされてなる
付記7に記載の情報処理装置。
(付記9)
通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式により被監視装置を監視する機能を有する情報処理装置の動作を制御するためのプログラムであって、
前記情報処理装置の動作を制御するコンピュータを
前記第2層の通信機能の確立後、前記第3層の通信機能の確立の失敗を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記第3層の通信機能の確立の失敗が検出された場合、前記第2層の通信機能上使用される第1の信号の所定領域に情報収集を要求する制御情報を設定した上で、当該第1の信号を、前記第2層の通信機能により、前記被監視対象装置に対し送出する要求手段と、
当該送出された第1の信号を受信した前記被監視装置が、当該第1の信号の前記所定領域に設定された情報収集を要求する制御情報にしたがって、当該被監視装置の状態に係る情報を収集し、前記第2層の通信機能上使用される第2の信号の所定領域に前記収集された情報を設定した上で、前記第2層の通信機能により前記第2の信号を送信すると、当該第2の信号を受信しその前記所定領域に設定されている情報を読み出して前記被監視装置の状態に係る情報を取得する収集情報取得手段と
して機能させるためのプログラム。
(付記10)
前記被監視装置との間の通信のインタフェースはCPRIによるものとされ、
前記第2層の通信機能上使用される第1の信号はLAPBプロトコル上のSABM信号とされ、
前記第2層の通信機能上使用される第2の信号はLAPBプロトコル上のUA信号とされてなる
付記9に記載のプログラム。
本発明の一実施例による監視システムの構成について説明するためのブロック図(その1)である。 図1中の無線制御部の機能を説明するための機能ブロック図である。 図1中の無線部の機能を説明するための機能ブロック図である。 図1に示す無線基地局における動作の流れを説明するためのシーケンス図である。 本発明の一実施例による監視システムの構成について説明するためのブロック図(その2)である。 図5に示すCPRIリンクにおけるプロトコルの概要を説明するための図である。 図6に示すLAPBプロトコルによるLAPBフレームフォーマットの構成を説明するための図である。 SABM信号及びUA信号における、図7に示すLAPBフレームフォーマットに対するパラメータの設定例について説明するための図である。 図6に示すコントロール&マネジメントプレーンのフォーマット例について説明するための図である。 第3層の通信機能を確立させるための要求信号と応答信号における、図6に示すコントロール&マネジメントプレーンの設定例について説明するための図である。 本発明の一実施例による監視システムにおいて、正常に第2層の通信機能を確立できる場合の動作の流れを説明するためのフローチャート(その1)である。 本発明の一実施例による監視システムにおいて、正常に第2層の通信機能を確立できる場合の動作の流れを説明するためのフローチャート(その2)である。 本発明の一実施例による監視システムにおいて、正常に第3層の通信機能を確立できる場合の動作の流れを説明するためのフローチャート(その1)である。 本発明の一実施例による監視システムにおいて、正常に第3層の通信機能を確立できる場合の動作の流れを説明するためのフローチャート(その2)である。 本発明の一実施例による監視システムにおける監視装置としての無線制御部における制御フラグの構成を説明するための図である。 本発明の一実施例による監視システムにおいて第2層の通信機能上使用されるSABM信号及びUA信号に対する情報の設定例について説明するための図である。 本発明の一実施例による監視システムにおける監視装置としての無線制御部及び遠隔装置としての無線部の各々における、無線送受信インタフェース機能部及び保守監視制御機能部のそれぞれの機能について特に説明するためのブロック図である。 本発明の一実施例による監視システムにおいて、第3層の通信機能の確立に失敗した場合の動作の流れを説明するためのフローチャート(その1)である。 本発明の一実施例による監視システムにおいて、第3層の通信機能の確立に失敗した場合の動作の流れを説明するためのフローチャート(その2)である。 本発明の一実施例による監視システムにおいて、第2層の通信機能上使用される信号を使用して障害ログを収集する動作の流れを説明するためのフローチャート(その1)である。 本発明の一実施例による監視システムにおいて、第2層の通信機能上使用される信号を使用して障害ログを収集する動作の流れを説明するためのフローチャート(その2)である。 本発明の一実施例による監視システムにおいて、第2層の通信機能上使用される信号を使用して障害ログを収集する動作の流れを説明するためのフローチャート(その3)である。 本発明の一実施例による監視システムにおける監視装置及び遠隔装置の各々をコンピュータで構成する場合について説明するためのコンピュータのハードウェアブロック図である。
符号の説明
10 無線制御部(監視装置)
10b、20b 信号分析部
10g、20g 信号設定部
10i,20i 監視制御部
11、24 無線送受信インタフェース機能部
14,27 保守監視制御機能部
20 無線部(遠隔装置、被監視装置)
30 無線基地局
40 無線ネットワーク制御装置/保守装置

Claims (8)

  1. 通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式により監視装置が被監視装置を監視するための監視方法であって、
    前記監視装置が、前記第2層の通信機能の確立後、前記第3層の通信機能の確立の失敗を検出する検出段階と、
    前記監視装置が、前記検出段階において前記第3層の通信機能の確立の失敗が検出された場合、前記第2層の通信機能上使用される第1の信号の所定領域に情報収集を要求する制御情報を設定した上で、当該第1の信号を前記第2層の通信機能により前記被監視装置に送出する要求段階と、
    前記被監視装置が、前記要求段階で前記監視装置から送出された前記所定領域に情報収集を要求する制御情報が設定された第1の信号を受信すると、当該情報収集を要求する制御情報にしたがって当該被監視装置の状態に係る情報を収集する情報収集段階と、
    前記被監視装置が、前記第2層の通信機能上使用される第2の信号の所定領域に前記情報収集段階で収集された情報を設定した上で、当該第2の信号を前記第2層の通信機能により前記監視装置に送出する応答段階と、
    前記応答段階で前記被監視装置から送出された前記所定領域に情報が設定された第2の信号の前記所定領域に設定されている情報を読み出して前記被監視装置の状態に係る情報を取得する収集情報取得段階と
    を有する監視方法。
  2. 前記監視装置と被監視装置との間の通信のインタフェースはCPRIによるものとされ、
    前記第2層の通信機能上使用される第1の信号はLAPBプロトコル上のSABM信号とされ、
    前記第2層の通信機能上使用される第2の信号はLAPBプロトコル上のUA信号とされてなる
    請求項1に記載の監視方法。
  3. 通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式により被監視装置を監視する機能を有する情報処理装置であって、
    前記第2層の通信機能の確立後、前記第3層の通信機能の確立の失敗を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記第3層の通信機能の確立の失敗が検出された場合、前記第2層の通信機能上使用される第1の信号の所定領域に情報収集を要求する制御情報を設定した上で、当該第1の信号を前記第2層の通信機能により前記被監視対象装置に対し送出する要求手段と、
    当該送出された第1の信号を受信した前記被監視装置が、当該第1の信号の前記所定領域に設定された情報収集を要求する制御情報にしたがって当該被監視装置の状態に係る情報を収集し、前記第2層の通信機能上使用される第2の信号の所定領域に前記収集された情報を設定した上で、前記第2層の通信機能により前記第2の信号を送信すると、当該第2の信号を受信しその前記所定領域に設定されている情報を読み出して前記被監視装置の状態に係る情報を取得する収集情報取得手段と
    を有する情報処理装置。
  4. 前記被監視装置との間の通信のインタフェースはCPRIによるものとされ、
    前記第2層の通信機能上使用される第1の信号はLAPBプロトコル上のSABM信号とされ、
    前記第2層の通信機能上使用される第2の信号はLAPBプロトコル上のUA信号とされてなる
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式による、監視装置の監視下にある情報処理装置であって、
    監視装置が、前記第2層の通信機能の確立後、前記第3層の通信機能の確立の失敗を検出し、前記第2層の通信機能上使用される第1の信号の所定領域に情報収集を要求する制御情報を設定した上で、当該第1の信号を前記第2層の通信機能により送出すると、これを受信し、当該第1の信号の前記所定領域に設定された情報収集を要求する制御情報にしたがって当該情報処理装置の状態に係る情報を収集する情報収集手段と、
    前記第2層の通信機能上使用される第2の信号の所定領域に前記収集された情報を設定した上で、前記第2層の通信機能により前記第2の信号を送信する応答手段と
    を有する情報処理装置。
  6. 前記監視装置との間の通信のインタフェースはCPRIによるものとされ、
    前記第2層の通信機能上使用される第1の信号はLAPBプロトコル上のSABM信号とされ、
    前記第2層の通信機能上使用される第2の信号はLAPBプロトコル上のUA信号とされてなる
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 通信機能を物理層である第1層、データリンク層である第2層及びネットワーク層である第3層を含む複数の階層に分けて確立する通信方式により被監視装置を監視する機能を有する情報処理装置の動作を制御するためのプログラムであって、
    前記情報処理装置の動作を制御するコンピュータを
    前記第2層の通信機能の確立後、前記第3層の通信機能の確立の失敗を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記第3層の通信機能の確立の失敗が検出された場合、前記第2層の通信機能上使用される第1の信号の所定領域に情報収集を要求する制御情報を設定した上で、当該第1の信号を前記第2層の通信機能により前記被監視対象装置に対し送出する要求手段と、
    当該送出された第1の信号を受信した前記被監視装置が、当該第1の信号の前記所定領域に設定された情報収集を要求する制御情報にしたがって当該被監視装置の状態に係る情報を収集し、前記第2層の通信機能上使用される第2の信号の所定領域に前記収集された情報を設定した上で、前記第2層の通信機能により前記第2の信号を送信すると、当該第2の信号を受信しその前記所定領域に設定されている情報を読み出して前記被監視装置の状態に係る情報を取得する収集情報取得手段と
    して機能させるためのプログラム。
  8. 前記被監視装置との間の通信のインタフェースはCPRIによるものとされ、
    前記第2層の通信機能上使用される第1の信号はLAPBプロトコル上のSABM信号とされ、
    前記第2層の通信機能上使用される第2の信号はLAPBプロトコル上のUA信号とされてなる
    請求項7に記載のプログラム。
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