JP2009147542A

JP2009147542A - 再生装置

Info

Publication number: JP2009147542A
Application number: JP2007321026A
Authority: JP
Inventors: Nobuyuki Tsukamoto; 展行塚本
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 2007-12-12
Filing date: 2007-12-12
Publication date: 2009-07-02

Abstract

【課題】地図データ上にカーソルを当てて位置を指定したときに、その位置に対応した映像が複数あった場合に、再生する映像の選択を容易に行うことができる再生装置を提供する。
【解決手段】再生装置は、撮影部１０、カメラ状態取得部２０、記憶部５０、地図情報データベース６０、表示部７０、表示制御部８０、映像編集部９０及び地図情報処理部１００を備える。カメラ状態取得部２０は、時間発生部３０及び位置取得部（撮影位置取得部）４０を備える。表示制御部８０は、指摘された地点近傍を撮影位置に持つ映像情報が複数存在する場合には、撮影日時情報を地図情報に重畳して表示するよう表示部７０を制御する。
【選択図】図１

Description

本発明は、ＧＰＳ（グローバル・ポジショニング・システム）からの位置データに基づいた地図上を指定することにより、指定した位置付近で撮影した映像を再生する再生装置に関するものである。

ここでＧＰＳとは、軌道上に衛星を周回させ、各衛星より周期的な連続信号と自己の起動データを送出させるシステムであり、各衛星からの情報を受信して距離を測定し、４個の方程式を解くことにより受信場所の位置（緯度、経度等）情報を得るものである。

ＧＰＳからの位置データに基づいた地図を、撮像画像と併せて表示、記録するようにした再生装置として、例えば、特許文献１記載のものがある。

特許文献１に示す再生装置は、画像再生時に、地図データ発生装置から出力され、表示された地図データ上にカーソルを当てて位置を指定後、その位置に対応した記録部位を、再生画像において自動頭出しする機能を備えたものである。
特開平０７−２８８７２５号公報

しかしながら、上記従来技術では、地図データ上にカーソルを当てて位置を指定したときに、その位置に対応した記録部分（映像）が複数あった場合の対処策については述べられていない。

本発明の目的は、地図データ上にカーソルを当てて位置を指定したときに、その位置に対応した映像が複数あった場合に、再生する映像の選択を容易に行うことができる再生装置を提供することにある。

上記目的を達成するために、請求項１記載の再生装置は、映像情報を取得する撮影手段と、前記撮影手段が取得した前記映像情報に所定の文字データを付加した後、前記映像情報の再生順序を決定する編集手段と、前記撮影手段の２次元の撮影位置を取得する撮影位置取得手段と、前記撮影手段の前記撮影位置を含む地図情報を取得するとともに、前記地図情報に前記撮影位置の軌跡を重畳する地図情報処理手段と、前記映像情報及び前記撮影位置の軌跡を表示し、地図上の一点の指摘により、その地点近傍を前記撮影位置に持つ前記映像情報がその地点から再生される表示手段と、指摘された前記地点近傍を前記撮影位置に持つ前記映像情報が複数存在する場合には、撮影日時情報を前記地図情報に重畳して表示するよう前記表示手段を制御する表示制御手段とを備えることを特徴とする。

本発明の再生装置によれば、地図データ上にカーソルを当てて位置を指定したときに、その位置に対応した映像が複数あった場合に、再生する映像の選択を容易に行うことができる。

以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。

図１は、本発明の実施の形態に係る再生装置のブロック構成図である。

図１において、再生装置は、撮影部１０、カメラ状態取得部２０、記憶部５０、地図情報データベース６０、表示部７０、表示制御部８０、映像編集部９０及び地図情報処理部１００を備える。

カメラ状態取得部２０は、時間発生部３０及び位置取得部（撮影位置取得部）４０を備える。また、地図情報を格納する地図情報データベース６０は、記憶部５０に構築してもよいし、外部のデータベースを使用してもよい。

撮影部１０は、アナログ方式またはデジタル方式のビデオカメラにより構成でき、自動車または電車等の移動体上に載置されて撮影を行い、映像情報を取得する。尚、撮影部１０をアナログ方式のビデオカメラとするときは、映像情報を図示しないＡ／Ｄコンバータによりデジタルデータに変換するのが好適である。

時間発生部３０は、時刻情報を発生するように構成されており、撮影部１０は、映像情報を、時間発生部３０が発生した時刻とともに取得するように構成されている。撮影時刻の記録は、時刻データを映像情報と組み合わせて記録することにより行われる。

また、位置取得部４０は、ＧＰＳ等の位置情報を発生するシステムを利用し、撮影部１０が映像を撮影するときの撮影位置を２次元（緯度、経度）で取得する。この場合、撮影位置は時間発生部３０が発生した撮影時刻とともに取得される。

図２は、図１における位置取得部が取得した撮影位置のデータの例を示す図表である。

この例では、時間発生部３０が発生した撮影時刻とともに撮影部１０の位置の緯度、経度情報が表されており、各データは１秒間隔で取得されている。

映像情報及び撮影位置（緯度、経度）データは、時刻情報（日時）とともに記憶部５０に記憶される。記憶部５０は、例えば、ハードディスク、ＣＤ−ＲＷ、ＤＶＤ−ＲＷ等の追記可能な記憶媒体で構成される。

映像編集部９０では、撮影部１０が取得した映像情報から不要部分をカットし、所定の文字データ等を付加した後、映像情報の再生順序を決定する。

地図情報処理部１００は、記憶部５０に記憶された撮影位置の緯度と経度を含む地図情報を地図情報データベース６０から取得し、撮影位置（緯度、経度）の軌跡を地図情報に重畳する。

表示部７０及び表示制御部８０は、上述した映像情報及び地図情報処理部１００が地図情報に重畳した撮影位置（緯度、経度）の軌跡を表示し、ユーザが地図上の一点を指摘すると、その地点近傍を撮影位置に持つ映像データ（映像情報）がその地点から再生される。

また、ユーザが指摘した地点近傍を撮影位置に持つ映像データが複数存在する場合には、地図上のユーザが指摘した地点近傍を拡大表示する。そして、軌跡上の進行方向情報、撮影位置における撮影映像のサムネイル画像、撮影日時情報等を拡大した地図情報に重畳する処理を行う。

そして、拡大した地図上において、ユーザが地図上の一点を指摘すると、その地点に最も近い撮影位置を持つ映像データがその地点から再生される。

図３は、図１における表示部に表示される地図表示ウィンドウの第１の例を示す図である。

図３において、記憶部５０に記憶された撮影位置の緯度と経度を含む地図情報を地図情報データベース６０から取得した地図が表示される。ユーザは、図３の地図上の一つの地点１１０を指摘すると、その地点近傍を撮影位置に持つ映像データを記憶部５０から探索し、その地点から映像データの再生を開始する。

指摘した地点１１０の近傍を撮影位置に持つ映像データが記憶部５０から複数探索された場合、ユーザは、その中のどの地点の映像データを再生するか絞り込む。

図４は、図３における地点１１０を拡大した地図表示ウィンドウを示す図である。

図４に示すように、地点１１０近傍の地図を地図情報データベース６０より検索し、拡大表示する。そのときに、表示部７０及び表示制御部８０は、その地図上に、記憶部５０に記憶されている撮影位置（緯度、経度）の軌跡１２０、１３０を重ねて表示する。軌跡１２０、１３０はそれぞれ色を変えることにより、ユーザにより軌跡を判別しやすくする。

また、撮影日時と撮影位置情報より、軌跡の進行方向を求め、軌跡の進行方向情報を矢印１８０、１９０として表示する。

また、各軌跡上の撮影映像の中から静止画を抜き出して、静止画像１４０、１５０を各軌跡の近くに小さくサムネイル表示する。また、各軌跡上の撮影日時１６０、１７０を各軌跡の近くに文字表示する。

こうして、軌跡１２０、１３０のどちらかの映像データを再生する場合、ユーザは、視覚的に選択しやすくなる。ここで、ユーザが、地図上の一点２００を選択すると、軌跡１２０に相当する映像データを記憶部５０から選択し、地点２００の時点から表示部７０及び表示制御部８０により、映像データの再生を開始する。

図５は、図１における表示部に表示される地図表示ウィンドウの第２の例を示す図である。

図５において、記憶部５０に記憶された撮影位置の緯度と経度を含む地図情報を地図情報データベース６０から取得した地図が表示される。さらに、その地図に重ねて、季節（春、夏、秋、冬）を選択するウィンドウ３００、及び１日の中で朝、昼、夜を選択するウィンドウ３１０を表示する。

ユーザは、例えば、季節を選択するウィンドウ３００において秋を選択し、ウィンドウ３１０において朝を選択する。すると、記憶部５０に記憶されている撮影データの撮影日時情報より、秋（９月から１１月）の朝の時間帯（午前２時から午前１０時）に撮影された映像データを探索し、該当する映像データの撮影位置（緯度、経度）の軌跡３２０を重ねて表示する。

また、撮影日時と撮影位置情報により、軌跡の進行方向を求め、軌跡の進行方向情報を矢印３８０として表示する。また、軌跡３２０上の撮影映像の中から静止画を抜き出して、静止画像３４０を軌跡３２０の近くに小さくサムネイル表示する。

また、軌跡３２０上の撮影日時３６０を軌跡３２０の近くに文字表示する。こうしてユーザは、再生させたい映像を季節と時間で絞り込むことが容易となる。

本発明の実施の形態に係る再生装置のブロック構成図である。図１における位置取得部が取得した撮影位置のデータの例を示す図表である。図１における表示部に表示される地図表示ウィンドウの第１の例を示す図である。図３における地点１１０を拡大した地図表示ウィンドウを示す図である。図１における表示部に表示される地図表示ウィンドウの第２の例を示す図である。

符号の説明

１０撮影部
２０カメラ状態取得部
３０時間発生部
４０位置取得部
５０記憶部
６０地図情報データベース
７０表示部
８０表示制御部
９０映像編集部
１００地図情報処理部

Claims

映像情報を取得する撮影手段と、
前記撮影手段が取得した前記映像情報に所定の文字データを付加した後、前記映像情報の再生順序を決定する編集手段と、
前記撮影手段の２次元の撮影位置を取得する撮影位置取得手段と、
前記撮影手段の前記撮影位置を含む地図情報を取得するとともに、前記地図情報に前記撮影位置の軌跡を重畳する地図情報処理手段と、
前記映像情報及び前記撮影位置の軌跡を表示し、地図上の一点の指摘により、その地点近傍を前記撮影位置に持つ前記映像情報がその地点から再生される表示手段と、
指摘された前記地点近傍を前記撮影位置に持つ前記映像情報が複数存在する場合には、撮影日時情報を前記地図情報に重畳して表示するよう前記表示手段を制御する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする再生装置。
前記表示制御手段は、指摘された前記地点近傍を前記撮影位置に持つ前記映像情報が複数存在する場合には、前記地図上の指摘された前記地点近傍を拡大表示し、軌跡上の進行方向情報、前記撮影位置における前記映像情報のサムネイル画像を拡大した前記地図情報に重畳して表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とする請求項１記載の再生装置。
前記表示制御手段は、前記映像情報及び前記地図情報に重畳された前記撮影位置の軌跡を表示する際に、軌跡の進行方向に応じて色を変えて表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とする請求項１記載の再生装置。
前記表示制御手段は、指摘された前記地点近傍を前記撮影位置に持つ前記映像情報が複数存在する場合には、前記地図上の指摘された前記地点近傍を拡大表示し、拡大した前記地図上において、一点が指摘されると、その地点に最も近い前記撮影位置を持つ前記映像情報がその地点から再生されるよう前記表示手段を制御することを特徴とする請求項１記載の再生装置。
前記表示制御手段は、前記映像情報及び前記地図情報に重畳された前記撮影位置の軌跡を表示する際に、春、夏、秋、冬の季節を選択するウィンドウと、１日の中で朝、昼、夜を選択するウィンドウを前記地図情報に重畳して表示し、前記季節及び朝、昼、夜のいずれかの選択により、該当する前記季節及び時間帯に撮影された前記映像情報の前記撮影位置の軌跡を重ねて表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とする請求項１記載の再生装置。