JP2004304486A - 動画像編集装置および動画像編集方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】動画像編集装置は、ディスプレイに映像として表示される複数の画像と画像の属性を示す付属情報とを対応付けて格納する記憶部と、付属情報に基づいて画像を自動的に編集する編集部とを具備している。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル符号化された画像を編集する動画像編集装置および動画像編集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルビデオカメラの普及などにより、ディジタル符号化された画像素材が手軽に入手できるようになり、個人でもオリジナル映像を作成したり、映像ライブラリを作成して楽しむことが広がりつつある。オリジナル映像を作成する際には、その素材映像を編集する必要があるが、オーサリングと呼ばれる編集作業は、これまで専門的知識・技術や装置を使う複雑で根気のいる作業であった。例えば、映像におけるしおりの役割をもつチャプタの設定は、映像を見ながらチャプタを設定したい位置まで再生し、その位置でチャプタポイントを設定する。つまり、始めから映像を再生して見ていなくてはならなかった。手軽に、5分ごとなどに自動的に設定する機能を持つ装置もあるが、映像の流れとは無関係に設定されるため、そのポイントの映像には特別の意味はなく単に時間経過の目安である。
このような画像編集に関する技術として、特開2001−211419号公報では、映像データと時間軸を関連付けて表示し、時間軸に対して位置や範囲を指定するなどの操作することで製造データを編集できるような映像編集に関する技術が知られていた。
【0003】
また、特開2002−335442号公報では、シーン記述プログラムによって映像集する技術が知られていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−211419号公報
特開2002−335442号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、専門的な知識やテクニックを有しないユーザでも簡単に画像編集を行うことができる動画像編集装置および動画像編集方法を提供することである。また、専門的な知識を有するユーザでもマルチアングルなどの用途を拡げる動画像編集装置および動画像編集方法を提供することである。
【0006】
本発明の他の目的は、チャプタ設定を自動的に行う動画像編集装置および動画像編集方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、いくつかの画像をマルチアングル化する動画像編集装置および動画像編集方法を提供することである。
さらに本発明の他の目的は、専門的な知識を有するユーザが使用するような高度な機能をもつ動画像編集装置を安価に提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0008】
本発明の観点では、動画像編集装置は、ディスプレイに映像として表示される複数の画像と前記画像の属性を示す付属情報とを対応付けて格納する記憶部(11)と、前記付属情報に基づいて前記画像を自動的に編集する編集部(12)とを具備している。
【0009】
前記付属情報は、日付と時刻とを含む時刻情報を備えている。前記編集部(12)は、前記時刻情報に基づいて前記画像を編集する。
【0010】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯にある。前記編集部(12)は、前記第2時刻情報で示される時刻に対応する第1画像の位置に第2画像を挿入した画像を生成する。
【0011】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯の前または後にある。前記編集部(12)は、前記第1時刻情報で示される時刻と前記第2時刻情報で示される時刻の順に前記第1画像と前記第2画像を結合する。
【0012】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含んでいる。前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される前記第1時間帯と全部または一部が重複し、前記編集部(12)は、前記第2時間帯と重複する時間帯に対応する前記第1画像の部分を前記第2画像で置換した画像を生成する。
【0013】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含んでいる。前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される第1時間帯と全部または一部が重複している。前記編集部(12)は、前記第1時間帯と重複する時間帯に対応する前記第2画像の部分を、前記第1画像を表示する画面の一部を区切った区画内に表示する画像を生成する。
【0014】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含んでいる。前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される第1時間帯と全部または一部が重複している。前記編集部(12)は、前記第1時間帯と重複する時間帯に対応する前記第2画像の部分と、前記第1画像の部分とのいずれかを選択して再生される同時進行する画像を生成する。
【0015】
前記第1画像と前記第2画像は、動画であり、動画像編集装置は、複数の動画を編集する。
【0016】
前記第1画像は動画であり、前記第2画像は静止画である。動画像編集装置は、動画と静止画を編集する。
【0017】
前記第1画像は動画であり、前記第2画像は複数の静止画が順に設定された時間ごと再生されるいわゆるスライドショウで再生される画像である。動画像編集装置は、動画とスライドショウで再生される静止画を編集する。
【0018】
動画像編集装置は、前記第2画像の1画面を表示する画素数を前記第1画像の1画面を表示する画素数に等しくする画像処理を行う。
【0019】
動画像編集装置は、前記第1画像と前記第2画像とを編集した画像を、指定された符号化方式で符号化して前記記憶部に格納する。指定された符号化方式は、画像を記録する媒体などにより異なり、画像を再生する機器に適合する符号化方式を採用する。
【0020】
動画像編集装置は、前記第2画像の先頭を、画像を区切るチャプタポイントとする。
【0021】
前記複数の画像のうち第1画像は、動画である。第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像は、静止画である。第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯にある。動画像編集装置の前記編集部は、前記第2時刻情報で示される時刻に対応する第1画像の位置を、画像を区切るチャプタポイントとする。そのチャプタポイントは、前記第2画像で識別する。いわゆるサムネイルによりチャプタポイントを示す。
【0022】
動画像編集装置は、前記チャプタポイントで区切られたチャプタに、前記第2画像を識別する名称を付加する。
【0023】
動画像編集装置は、前記第1画像の第1時刻情報と、第1画像の再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報で示される時間帯に基づいて前記複数の画像の時刻情報を検索し、検索結果を前記第2画像の候補として表示する。
【0024】
前記付属情報は、撮影した場所を示す位置情報を備えている。前記編集部(12)は、前記位置情報に基づいて前記画像を編集する。
【0025】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、撮影した場所を示す第1位置情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、撮影した場所を示す第2位置情報を含んでいる。前記第2位置情報で示される場所は、前記第1位置情報で示される場所から予め定められた範囲内の地域にある。前記編集部(12)は、前記第1画像と前記第2画像とのいずれかを選択して再生される同時進行する画像を生成する。
【0026】
動画像編集装置は、前記第1画像の第1位置情報に基づいて前記複数の画像の位置情報を検索し、検索結果を前記第2画像の候補として表示する。
【0027】
本発明の他の観点では、動画像編集方法は、ディスプレイに映像として表示される複数の画像と前記画像の属性を示す付属情報とを対応付けて格納する記憶ステップと、前記付属情報に基づいて前記画像を自動的に編集する編集ステップとを具備している。
【0028】
前記付属情報は、日付と時刻とを含む時刻情報を備えている。前記編集ステップは、前記時刻情報に基づいて前記画像を編集する。
【0029】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯にある。前記編集ステップは、前記第2時刻情報で示される時刻に対応する第1画像の位置に第2画像を挿入した画像を生成する。
【0030】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯の前または後にある。前記編集ステップは、前記第1時刻情報で示される時刻と前記第2時刻情報で示される時刻の順に前記第1画像と前記第2画像を結合する。
【0031】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含んでいる。前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される前記第1時間帯と全部または一部が重複し、前記編集ステップは、前記第2時間帯と重複する時間帯に対応する前記第1画像の部分を前記第2画像で置換した画像を生成する。
【0032】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含んでいる。前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される第1時間帯と全部または一部が重複している。前記編集ステップは、前記第1時間帯と重複する時間帯に対応する前記第2画像の部分を、前記第1画像を表示する画面の一部を区切った区画内に表示する画像を生成する。
【0033】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、更に再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含んでいる。前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される第1時間帯と全部または一部が重複している。前記編集ステップは、前記第1時間帯と重複する時間帯に対応する前記第2画像の部分と、前記第1画像の部分とのいずれかを選択して再生される同時進行する画像を生成する。
【0034】
前記第1画像と前記第2画像は、動画であり、複数の動画の動画像編集方法を提供する。
【0035】
前記第1画像は動画であり、前記第2画像は静止画である。動画と静止画の動画像編集方法を提供する。
【0036】
前記第1画像は動画であり、前記第2画像は複数の静止画が順に設定された時間ごと再生されるいわゆるスライドショウで再生される画像である。動画とスライドショウで再生される静止画を編集する動画像編集方法を提供する。
【0037】
前記第2画像の1画面を表示する画素数を前記第1画像の1画面を表示する画素数に等しくする画素数変換ステップをさらに備える動画像編集方法である。
【0038】
前記第1画像と前記第2画像とを編集した画像は、指定された符号化方式で符号化する符号化ステップをさらに備える動画像編集方法である。指定された符号化方式は、画像を記録する媒体などにより異なり、画像を再生する機器に適合する符号化方式を採用する。
【0039】
前記第2画像の先頭を、画像を区切るチャプタポイントとする動画像編集方法である。
【0040】
前記複数の画像のうち第1画像は、動画である。第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像は、静止画である。第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯にある。前記編集ステップは、前記第2時刻情報で示される時刻に対応する第1画像の位置を、画像を区切るチャプタポイントとする動画像編集方法である。そのチャプタポイントは、前記第2画像で識別する。いわゆるサムネイルによりチャプタポイントを示す。
【0041】
前記チャプタポイントで区切られたチャプタに、前記第2画像を識別する名称を付加する動画像編集方法である。
【0042】
前記第1画像の第1時刻情報と、第1画像の再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報で示される時間帯に基づいて前記複数の画像の時刻情報を検索し、検索結果を前記第2画像の候補として表示する動画像編集方法である。
【0043】
前記付属情報は、撮影した場所を示す位置情報を備えている。前記編集ステップは、前記位置情報に基づいて前記画像を編集する。
【0044】
前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、撮影した場所を示す第1位置情報を含んでいる。前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、撮影した場所を示す第2位置情報を含んでいる。前記第2位置情報で示される場所は、前記第1位置情報で示される場所から予め定められた範囲内の地域にある。前記編集ステップは、前記第1画像と前記第2画像とのいずれかを選択して再生される同時進行する画像を生成する。
【0045】
前記第1画像の第1位置情報に基づいて前記複数の画像の位置情報を検索し、検索結果を前記第2画像の候補として表示する動画像編集方法である。
【0046】
【発明の実施の形態】
上述のように符号化方式や記録媒体が多種多様であるが、編集作業は基本的におなじような操作であるため、本発明の実施の形態では、DVD−Video(DVD:Digital Versatile Disc)を作成する際の編集作業を想定して説明する。DVD−Videoでは、符号化方式としてMPEG−2(MPEG:Moving Pictures Experts Group)が用いられる。
【0047】
画像編集は、ビデオ素材となる画像データの取り込み、取り込んだビデオ素材の加工、再生状態の確認、記録媒体への書き込みなどの段階がある。ビデオ素材の加工では、まず、必要なシーンを切り出し、それぞれのシーンを繋ぎ合わせて映像を作成する。さらにチャプタポイントを設定してチャプタ分割する。必要な場合はイントロビデオを追加して、メニューを作成する。画像編集は、このような手順ばかりではなく、また、当業者には周知であるため、以下、画像の付属情報に基づく画像編集に係わる部分を中心に説明する。
【0048】
図1に本発明の実施の形態に係る動画像編集装置の構成を示す。動画像編集装置は、記憶部11、編集部12、表示部13、入力部14、記録媒体書込部15を備えている。記憶部11は、画像データを格納している。編集部12は、記憶部11に格納されている画像データを読み出し、その付属情報に基づいて画像データを編集する。表示部13は、記憶部11に格納している画像データを画面に表示したり、画像データの付属情報を表示する。入力部14は、キーボード、マウスなどによって画像名称や画像の付属情報を入力したり、キャプチャボードなどから画像の入力を行う。
【0049】
動画像編集装置は、パーソナルコンピュータで例示される情報処理装置であり、パーソナルコンピュータに限らずDVDビデオレコーダなどでもテンキーやリモコンを入力手段として用いたり、画像は表示できなくてもファイル名や時刻などは表示できる表示器を備えており、その入力方法や表示方法に制限はあるが動画像編集装置として用いることは可能である。さらに、DVDビデオレコーダなどとパーソナルコンピュータを接続すると、それぞれの機能を有効に使った動画像編集装置となる。
【0050】
記憶部11の画像は、付属情報とともに格納されている。画像は、ファイルとして格納されているため、ファイルが持つ情報が付属情報として付随している。ここではその情報以外にも画像編集の際に付加する情報も含めて編集作業に利用する編集管理テーブルで付属情報を管理していることにする。このようなテーブルを設けなくても管理可能である。付属情報には、画像の属性、時刻情報が含まれている。画像の属性として、画像が格納されているファイル名やファイルサイズ、符号化方式、動画/静止画の区別などが含まれている。時刻情報は、その画像の開始時刻と終了時刻が含まれている。開始時刻は、画像編集の基準となるので撮影開始の日付時刻または、それに相当する日付時刻とする方が編集作業は簡単になる。動画像編集装置に取り込んだ日付時刻でもよく、また、編集する際に開始時刻を変更してもよい。終了時刻は、符号化の方式が明確になっていればファイルサイズから再生時間を計算できるので、開始時間を基に計算できる。
【0051】
静止画の場合は、その再生時間は予め設定しておくこともできるし、静止画を取り込んだ時に入力することもできるし、編集するときに入力したり変更することができる。また、フォルダ(ディレクトリ)などでひとまとめになっている静止画は、そのフォルダの単位で動画と同様に扱うこともできる。その場合、静止画はスライドショウと呼ばれる静止画を順次再生していく形式で再生する。
【0052】
また、ディジタルビデオカメラやディジタルスチルカメラなどから動画像編集装置に画像を取り込む場合は撮影日時が入る。しかし、撮影日時が正確であるとは限らないし、アナログのビデオテープをキャプチャしたりすると撮影の日時ではなく、そのキャプチャした日時が反映されることもある。このような場合は、入力部から適切な日時の情報に変更しておく。
【0053】
動画像編集装置に取り込まれている画像は、不要な部分を含んでいることが多いため、不要部分を削除しておく。このとき、時刻情報もそれに合わせて変更する。例えば、画像の開始時刻が2003年1月1日10時10分10秒で先頭の15秒分の画像をトリミングで削除した場合、その画像の開始時刻は2003年1月1日10時10分25秒となる。このような作業を行って記憶部11には、素材となる画像が付属情報と対応付けられて格納される。
【0054】
動画像編集装置に取り込まれている画像は、1画面を表示するために必要な画素数が一定であるとは限らない。ディジタルスチルカメラで撮影した静止画は、1画面で数十万画素から数百万画素程度である。また、ディジタルビデオカメラで撮影した動画は、数十万画素から百万画素程度である。動画は、画像が動いているために解像度の低さを補ってしまうことが多く、一般的に静止画より1画面当たりの画素数が少ない傾向にある。しかし、一連の映像の中で編集位置の前後で極端に解像度が異なると視聴者は違和感を感ずることになる。このような画像の接続点での違和感を防止する上でも画像間の解像度を揃えておくことが望ましい。画面の画素数を揃える方法は、周知であるため詳細は説明しない。なお、画素数の変換処理をおこなってから挿入や結合などの画像編集をしてもよいが、処理時間や使用する記憶装置の作業領域などを考慮すると、画像編集後の画像確認時や編集した画像を記録媒体に格納する段階で実施する方が好ましい。
【0055】
以上のようにして記憶部11に画像が格納された状態で本発明の動画像編集装置の動作を以下に説明する。まず、編集する画像Aを選択する。その画像Aに別の画像を挿入しようとした場合、その候補となる画像は、図18に示されるような手順で表示される。画像Aが基準画像であり、その付属情報の開始時刻と終了時刻を取り出す。この開始時刻から終了時刻の間にある画像を検索することになる(ステップS71)。
【0056】
検索対象になる画像は、編集管理テーブルに時刻情報が登録されているので、開始時刻と終了時刻とを読み出す(ステップS72)。読み出した開始時刻と終了時刻で示される時間帯が、画像Aの開始時刻から終了時刻で示される時間帯と重複する期間があるかを判定する。重複期間がある場合(ステップS74−範囲内)、その画像を候補画像として登録する(ステップS75)。
【0057】
範囲内になかったか(ステップS74−範囲外)、登録し終わったら、編集管理テーブルに登録されている画像を全て検索し終わるまでステップS72からステップS77を繰り返す(ステップS77−NO)。全て検索し終わると(ステップS77−YES)、候補画像として登録された画像を表示部13に表示する(ステップS79)。候補画像の表示は、画像の代表映像であるサムネイル表示でもよいし、画像の付属情報にある画像名でもよい。このようにして編集候補画像Bを検索する。
【0058】
画像編集するユーザは、基になる画像Aを選択した後、映像効果を付ける画像Bを選んで編集方法を指定する。編集方法は、画像の挿入、置換、子画面表示、マルチアングルなどである。
【0059】
このようにして表示された候補画像から画像Bを選択し、画像Aに挿入する場合、図2に示すような動作となる。画像Bは、画像Aの開始時刻から終了時刻で示される時間帯に含まれ、図3に示されるような時間関係となる。画像Aは、開始時刻が「’03年1月1日10時10分00秒」、終了時刻が「’03年1月1日10時20分20秒」であり、画像Bは、開始時刻が「’03年1月1日10時13分30秒」である。画像Bの開始時刻は、画像Aの時間帯の範囲内であるから(ステップS11−YES)、画像Aを画像Bの開始時刻「’03年1月1日10時13分30秒」に対応する部分で分割する。画像Aの前半部を画像A1、後半部を画像A2とする(ステップS12)。画像A1、画像B、画像A2の順に画像を結合すると、画像Aの間に画像Bを挿入した画像ができる(ステップS13)。
【0060】
以上のように画像Aとその時間帯に含まれる画像Bを選択し、挿入を指示するだけで自動的に挿入する位置を決定して画像が挿入されることになる。できあがった画像A’を再生した場合、画像Aが動画で、画像Bが静止画であれば、動画Aの間に静止画Bが現れる映像となる。
【0061】
この画像Bを挿入した部分は、映像が変化するところであることが予想され、画像Bを挿入するとともにチャプタポイントを自動的に設定する。このときチャプタの名称は、挿入した画像Bのファイル名称や画像Bに付けられた画像の名称が用いられる。ファイル名称や画像の名称を付けることによって覚えやすく便利である。
【0062】
画像Bを選択したときにその挿入位置をチャプタポイントに設定するか否かを指定するようにしておくと無駄に設定することはなくなる。チャプタを設けない場合は、このようなチャプタポイントを自動的に設定するような動作をさせない。
【0063】
上記では、画像Bを画像Aに挿入してチャプタポイントを設定できることを示したが、画像Bが静止画である場合に、画像Aをそのままにして画像Bの開始時刻にチャプタポイントを設定することができる。画像Aを画像Bの開始時刻「’03年1月1日10時13分30秒」に対応する部分で分割する。画像Aの前半部を画像A1、後半部を画像A2とするところまでは上記と同様である。画像A1のチャプタと画像A2のチャプタができるので、この画像Bの開始時間に該当する部分をチャプタポイントとする。このとき、画像A2のチャプタのサムネイルを画像Bにする。このように編集した画像A’を始めから再生すると、画像A1のチャプタ、画像A2のチャプタが連続して再生される。また、メニュー画面で、サムネイル表示された画像Bを選択すると、画像A2のチャプタ、つまり画像Bの開始時刻に該当する部分から再生させることができる。画像A2のチャプタの名称は、挿入した画像Bのファイル名称や画像Bに付けられた画像の名称が用いられる。ファイル名称や画像の名称を付けることによって覚えやすく便利である。画像Bは、画像A2を象徴する静止画にすることによって、より印象的な画像効果が得られる。
【0064】
候補映像を検索せずに画像Bを選択すると、画像Bは、画像Aの時間帯に含まれない場合がある。図4で示されるように、画像Bの開始時刻が「’03年1月1日10時05分30秒」である場合、画像Aの開始時刻より前に画像Bの開始時刻があり、開始時刻の比較において範囲外となる(ステップS11−NO)。さらに比較の結果、画像Aの開始時刻が画像Bの後にあるので(ステップS16−後)、画像A、画像Bは分割せずに画像B、画像Aの順に結合し編集後の画像A’ができる(ステップS18)。
【0065】
また、図5で示されるように、画像Bの開始時刻が「’03年1月1日10時25分30秒」である場合、画像Aの終了時刻より後に画像Bの開始時刻があり、開始時刻の比較において範囲外となる(ステップS11−NO)。さらに比較の結果、画像Aの開始時刻が画像Bの前にあるので(ステップS16−前)、画像A、画像Bは分割せずに画像A、画像Bの順に結合し編集後の画像A’ができる(ステップS17)。
【0066】
これらの編集は、画像のデータを格納している場所を示すポインタだけの編集とすると効率的である。ポインタだけなので、各シーンの画像の時間情報が残っているので、元の時刻を使った繰り返し編集ができる。実画像は、編集が終わった後に生成する。
【0067】
ところで、静止画つまりディジタルスチールカメラで撮影される場面は、通常、その頃のハイライトであり、シンボル的な映像であることが多い。動画は、そのシーンを流れで捕らえており、前後関係を明確にする。このような場面では、静止画の撮影時刻を例えば10秒前倒ししておき、動画に挿入し、チャプタポイントを設定する。この映像を再生した際は、チャプタポイントのサムネイル画像が静止画で確認し、そのチャプタへ移動して再生することによって静止画で表現されたハイライトシーンを10秒前の状態から動画で見ることができるようになる。
【0068】
画像Aの一部分を画像Bで置き換える場合、図6に示すような動作で編集を行う。先に示したように、候補画像を検索するなどで、画像Aの時間帯に含まれる置換したい画像Bを選ぶ。画像Bと画像Aとの時間帯の重複の度合いで動作が変わる。画像Bの時間帯は、画像Bに含まれる開始時刻と再生時間で求められる。画像Bが動画であれば、再生時間はその動画の再生時間であり、画像Bが静止画1画面であれば、その静止画を再生表示している時間が再生時間となり、複数の静止画であれば、複数の静止画を順次表示するスライドショウの開始から終了までの時間を再生時間とする。
【0069】
画像Bが図7のように、開始時刻が「’03年1月1日10時13分30秒」、終了時刻が「’03年1月1日10時16分30秒」であって、画像Aの開始時刻「’03年1月1日10時10分00秒」、終了時刻が「’03年1月1日10時20分20秒」で示される時間帯に完全に含まれる場合(ステップS21−YES)、画像Aを3部分に分割する。画像Aの開始時刻から画像Bの開始時刻までを画像A1、画像Bの開始時刻から終了時刻までを画像A0、画像Bの終了時刻から画像Aの終了時刻までを画像A2とする(ステップS22)。
画像A0の部分は、画像Bと重複する部分であるから、これを画像Bに置き換えて、編集後の画像A’とする。画像A’は、画像A1、画像B、画像A2の順に結合した画像になる。
【0070】
画像Bが、その一部の時間帯だけ画像Aと重複する場合(ステップS21−NO)、重複部分が、画像Aの時間帯の前方であるか後方であるかを判断する(ステップS25)。画像Bの開始時刻が「’03年1月1日10時08分30秒」、終了時刻が「’03年1月1日10時11分30秒」であって、画像Aの開始時刻「’03年1月1日10時10分00秒」が、画像Bの開始時刻の後にあり、画像Bの終了時刻が画像Aの終了時刻「’03年1月1日10時20分20秒」の前にある場合(ステップS25−後)、図8に示すような時間関係になる。この場合、画像Aの重複時間帯である開始時刻「’03年1月1日10時10分00秒」から画像Bの終了時刻「’03年1月1日10時11分30秒」までを画像A0、それ以降を画像A1とすると、画像A0を削除して(ステップS28)、画像A1の前に画像Bを結合する(ステップS29)。つまり、画像A0の部分を画像Bに置き換えることになる。編集後の画像A’は、画像B、画像A1の順に結合した画像となる。
【0071】
画像Bの開始時刻が「’03年1月1日10時19分00秒」、終了時刻が「’03年1月1日10時21分30秒」であって、画像Aの終了時刻「’03年1月1日10時20分20秒」が、画像Bの開始時刻の後にある場合(ステップS25−前)、図9に示すような時間関係になる。
【0072】
この場合、画像Aの重複時間帯である画像Bの開始時刻「’03年1月1日10時19分00秒」から画像Aの終了時刻「’03年1月1日10時20分20秒」までを画像A0、それ以前を画像A1とすると、画像A0を削除して(ステップS26)、画像A1の後に画像Bを結合する(ステップS27)。つまり、画像A0の部分を画像Bに置き換えることになる。編集後の画像A’は、画像A1、画像Bの順に結合した画像となる。
【0073】
このように、画像Aのうち画像Bに重複する時間帯の画像を置換することによって、画像Aの不要であったり、冗長であったりする部分画像を、別の画像Bで置き換えができる。例えば、画像Aでは、画像Bの時間帯に対応する部分で、カメラ位置の関係で被写体を捕らえることができず、他のカメラで撮影していた画像Bでは被写体を捕らえられていた場合などに有効で、同じ時間進行で別の角度からの映像が挿入されるような効果を生む。
【0074】
画像Aの時間帯に画像Bが重複している場合に、前述のように画像を入れ替えるのではなく、画像Aの画面の一部に小窓を設け、その小窓に画像Bを再生するいわゆるピクチャインピクチャで画像を取り込む編集方法もある。その小窓を子画面、画像Aが再生される画面を親画面という。
【0075】
この編集動作は、図10に示すように、画像Aと画像Bとの時間帯の重複の度合いで動作が変わる。画像Bの時間帯は、画像Bに含まれる開始時刻と再生時間で求められる。画像Bが動画であれば、再生時間はその動画の再生時間であり、画像Bが静止画1画面であれば、その静止画を再生表示している時間が再生時間となり、複数の静止画であれば、複数の静止画を順次表示するスライドショウの開始から終了までの時間を再生時間とする。
【0076】
画像Bが図11のように、開始時刻が「’03年1月1日10時13分30秒」、終了時刻が「’03年1月1日10時16分30秒」であって、画像Aの開始時刻「’03年1月1日10時10分00秒」、終了時刻が「’03年1月1日10時20分20秒」で示される時間帯に完全に含まれる場合(ステップS31−YES)、画像Aを3部分に分割する。画像Aの開始時刻から画像Bの開始時刻までを画像A1、画像Bの開始時刻から終了時刻までを画像A2、画像Bの終了時刻から画像Aの終了時刻までを画像A3とする(ステップS32)。
【0077】
画像A2の部分は、画像Bと重複する部分であるから、画像A2に対して画像Bを子画面再生するように設定する(ステップS33)。編集後の画像A’とすると、画像A’は、画像A1、画像A2(親画面)と画像B(子画面)、画像A3の順に結合した画像になる。
【0078】
画像Bが、その一部の時間帯だけ画像Aと重複する場合(ステップS31−NO)、重複部分が、画像Aの時間帯の前方であるか後方であるかを判断する(ステップS36)。画像Bの開始時刻が「’03年1月1日10時08分30秒」、終了時刻が「’03年1月1日10時11分30秒」であって、画像Aの開始時刻「’03年1月1日10時10分00秒」が、画像Bの開始時刻の後にあり、画像Bの終了時刻が画像Aの終了時刻「’03年1月1日10時20分20秒」の前にある場合(ステップS36−後)、図12に示すような時間関係になる。
【0079】
この場合、画像Aの重複時間帯である開始時刻「’03年1月1日10時10分00秒」から画像Bの終了時刻「’03年1月1日10時11分30秒」までを画像A1、それ以降を画像A2に分割する(ステップS44)。画像Bは、画像Aと重複する部分としない部分に分割する。画像Bの開始時刻「’03年1月1日10時08分30秒」から画像Aの開始時刻「’03年1月1日10時10分00秒」までは重複しない部分で画像B0、画像Aの開始時刻「’03年1月1日10時10分00秒」から画像Bの終了時刻「’03年1月1日10時11分30秒」までは重複する画像B1と分割し、画像B0は、基になる画像Aがないので削除する(ステップS45)。画像A1を親画面、画像B1を子画面で再生するピクチャインピクチャ指定する(ステップS47)。画像A2は、その後に結合する。編集後の画像A’は、親画面に画像A1と子画面に画像B1のピクチャインピクチャ画像、画像A2の順に結合した画像となる。
【0080】
画像Bの開始時刻が「’03年1月1日10時19分00秒」、終了時刻が「’03年1月1日10時21分30秒」であって、画像Aの終了時刻「’03年1月1日10時20分20秒」が、画像Bの開始時刻の後にある場合(ステップS36−前)、図13に示すような時間関係になる。
【0081】
この場合、画像Aの重複時間帯である画像Bの開始時刻「’03年1月1日10時19分00秒」から画像Aの終了時刻「’03年1月1日10時20分20秒」までを画像A2、それ以前を画像A1に分割する(ステップS38)。画像Bは、画像Aと重複する部分としない部分に分割する。画像Bの開始時刻「’03年1月1日10時19分00秒」から画像Aの終了時刻「’03年1月1日10時20分20秒」までを重複する画像B1、それ以降を画像B0と分割し、画像B0は、基になる画像Aがないので削除する(ステップS39)。画像A1に続いて、画像A2を親画面、画像B1を子画面で再生するピクチャインピクチャ指定して結合する(ステップS41)。編集後の画像A’は、画像A1、親画面A2と子画面B1のピクチャインピクチャ画像の順に結合した画像となる。
【0082】
このように、画像Aのうち画像Bに重複する時間帯の画像を子画面表示することによって、同時進行する2画像を再生することができるようになる。
【0083】
画像Aの時間帯に画像Bさらに画像Cなど複数の画像が重複している場合に、前述のように画像を入れ替えたり、子画面表示するのではなく、再生時にその複数の画像のうちどれかを視聴者が選択して再生するいわゆるマルチアングルで画像を取り込む編集方法もある。この場合も図14に示すように、時刻情報を利用して編集することができる。
【0084】
基になる画像Aの時間帯(開始時刻「’03年1月1日10時10分00秒」、終了時刻「’03年1月1日10時24分20秒」)に重複する画像B(開始時刻「’03年1月1日10時11分30秒」、終了時刻「’03年1月1日10時20分10秒」)と画像C(開始時刻「’03年1月1日10時16分30秒」、終了時刻「’03年1月1日10時23分00秒」)があると、図15に示すような時間関係になる。
【0085】
これら画像の時間帯の重複区間を求める。画像Aは基になる画像であるから、他の画像Bおよび画像Cの開始時刻の遅い方がマルチアングル画像の開始時刻となり、画像Bおよび画像Cの終了時刻の早い方がマルチアングル画像の終了時刻となる。ここでは、マルチアングル画像の開始時刻は「’03年1月1日10時16分30秒」、終了時刻は「’03年1月1日10時20分10秒」となる(ステップS51)。
【0086】
基になる画像Aをマルチアングル区間とその前後に分割する。画像Aの開始時刻「’03年1月1日10時10分00秒」からマルチアングル開始時刻「’03年1月1日10時16分30秒」までを画像A1、マルチアングル区間を画像A2、マルチアングル区間の終了時刻「’03年1月1日10時20分10秒」以降を画像A3に分割する(ステップS53)。
【0087】
同じように画像Bもマルチアングル区間と以外の区間に分割する。画像Bの開始時刻「’03年1月1日10時11分30秒」からマルチアングル開始時刻までを画像B1、マルチアングル区間の画像を画像B2に分割する。ここでは、2分割であるが、画像Bの終了時刻が画像Cの終了時刻よりも遅ければ、画像Bも3分割となる(ステップS54)。
【0088】
画像Cについても同様に分割する。画像Cの開始時刻は、マルチアングル区間の開始時刻であり、マルチアングル区間と重複する時間帯の画像C1と、それ以降の画像C2とに分割する(ステップS55)。
【0089】
マルチアングル区間の画像は、画像A2と画像B2と画像C1となり、マルチアングルの画像として再生時は同時進行する画像をのいずれかを選択して再生することになる。編集後の画像A’は、画像A1と、画像A2と画像B2と画像C1のマルチアングル画像と、画像A3が結合した画像となる(ステップS57)。
【0090】
マルチアングル区間の画像は、動画だけでなく、静止画のスライドショウであってもよく、動画では得られない決定的瞬間を撮ったいくつもの静止画でその場の雰囲気を表現することができる。
【0091】
ここまで、画像に付けられた時刻情報に基づいた画像編集を行う場合について説明したが、GPS(Global Positioning Sysytem)などを利用して、撮影した場所などを示す位置情報を画像に付けた場合の画像編集について説明する。時刻情報と同じように、編集対象となる候補画像の検索ができる。まず、基になる画像Aを選択する。編集の候補となる画像は、図19に示されるような手順で表示される。
【0092】
画像Aが基準画像であり、その付属情報の位置情報を取り出す。位置情報のある設定された範囲の地域にある画像画像を検索することになるが、範囲は、撮影された状況や編集する目的などで大きく異なるため、範囲設定をできることが望ましい。(ステップS81)。
【0093】
検索対象になる画像は、編集管理テーブルに位置情報が登録されているので、その位置情報を読み出す(ステップS82)。読み出した位置情報で示される位置が、画像Aの位置情報と検索範囲で示される地域にあるかを判定する。その地域に画像Bの位置がある場合(ステップS84−範囲内)、その画像を候補画像として登録する(ステップS85)。
【0094】
範囲内になかったか(ステップS84−範囲外)、登録し終わったら、編集管理テーブルに登録されている画像を全て検索し終わるまでステップS82からステップS87を繰り返す(ステップS87−NO)。全て検索し終わると(ステップS87−YES)、候補画像として登録された画像を表示部13に表示する(ステップS89)。候補画像の表示は、画像の代表映像であるサムネイル表示でもよいし、画像の付属情報にある画像名でもよい。このようにして編集候補画像Bを検索する。
【0095】
画像編集するユーザは、基になる画像Aを選択した後、マルチアングルの効果を付ける画像をいくつか選んで編集を指示する。動画像編集装置は、図16に示すように、マルチアングルの画像を生成する。
【0096】
編集の対象となった画像が、図17に示されるように、同じ地域で撮影された画像とする。その位置情報は、(北緯xxx゜xx’、東経yyy゜yy’)を示しており、撮影時刻は、画像Aでは開始時刻「2001年10月1日10時10分00秒」、画像Bでは開始時刻「2002年6月1日10時10分10秒」、画像Cでは開始時刻「2003年1月1日10時16分30秒」とまちまちである。これらの画像をマルチアングルの画像とするため、それぞれの画像の再生時間を求め、そのうちの最小再生時間で再生時間を揃える。画像Aは14分20秒、画像Bは16分20秒、画像Cは15分20秒となり、14分20秒が最小再生時間となる(ステップS61)。
【0097】
最小再生時間になるように各画像を揃える。画像Aは、この場合、最小再生時間であるため、削除する部分はないのでそのままの画像Aが編集に用いられる(ステップS63)。画像Bは、再生時間が16分20秒であるので、2分短縮した画像B1を用いる(ステップS64)。画像Cは、再生時間が15分20秒であるので、1分短縮した画像C1を用いる(ステップS65)。
【0098】
このように再生時間を揃えた画像Aと画像B1と画像C1とをマルチアングルの画像A’、B’、C’に指定する。マルチアングルの画像A’、B’、C’は、再生時そのいずれかを選択して再生されることになる(ステップS67)。
【0099】
マルチアングルの画像に位置情報を利用して編集した場合、同一地点でのその風景の四季の変化など、撮影時刻は違っても同じ場所の映像をまとめることができる。
【0100】
以上のように時刻情報や位置情報を利用して編集した画像は、記録媒体に書き込む前に、編集した結果を確認し、DVDなどのメディアに書き込みを行う。通常、画像編集は、画像のメモリ上やファイル上の位置(アドレス)情報のポインタを使用して行う。つまり、ここまで説明してきた編集の作業は、それぞれの画像のポインタを操作して行っており、実際の画像を編集するのは、最終段階の記録媒体に書き込む段階の前に行う。データの複写や移動、削除、編集の取消などに柔軟に対応でき、ハードディスクやメモリが有効に使用できる。
【0101】
また、編集前の画像は、様々な符号化方式によって符号化されている。例えばMPEGでも、MEPG−1 Video、MEPG−1 System、VideoCD、MPEG−2 Videoなどがあり、さらにJPEG(Joint Photgraphic Expert Group)による静止画像符号化方式を動画像に応用した方式もある。編集した画像を記録する媒体によっても制限を受けるため、ユーザの指示あるいはデフォルト設定されている目標とする再生機器に適合した符号化方式に統一して最終画像を記録する。符号化方式の変換は、画像編集の前におこなうと編集する画面を最終画像の状態でチェックできるので望ましいが、作業領域や変換時間などを考慮すると、最終画像の確認作業の前におこなうのが好ましい。最終画像の確認作業を省略できるような場合には、記録媒体に画像を記録する時におこなってもよい。
【0102】
DVDビデオのファイルフォーマットは、図20に示すように、世界標準のDVDビデオレコーディングフォーマットになっている。制御情報と、画像や音声などの実体が格納されたオブジェクト部分で構成されている。画像のデータは、VTS23にそれぞれ格納され、ピクチャインピクチャやマルチアングルなどの画像効果や再生画像制御は、制御情報としてVMG22で示される部分に格納される。通常、画像編集は、画像のファイル上の位置(アドレス)情報を使用して行い、実際の画像データを編集するのは、最終段階の記録媒体に書き込む段階の前で行う。それによって、ハードディスクやメモリが有効に使用できる。
【0103】
【発明の効果】
本発明によれば、専門的な知識やテクニックを有しないユーザでも簡単に画像編集を行うことができる動画像編集装置および動画像編集方法を提供することができる。また、専門的な知識を有するユーザでもマルチアングルなどの用途を拡げる動画像編集装置および動画像編集方法を提供することができる。
【0104】
また、本発明によれば、チャプタ設定を自動的に行う動画像編集装置および動画像編集方法を提供することができる。
【0105】
さらに、本発明によれば、いくつかの画像をマルチアングル化する動画像編集装置および動画像編集方法を提供することができる。
【0106】
本発明によれば、専門的な知識を有するユーザが使用するような高度な機能をもつ動画像編集装置を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動画像編集装置の構成を示すブロック図である。
【図2】画像を挿入する編集の動作を示すフローチャートである。
【図3】画像を挿入する際の画像の時間関係(1)を示す図である。
【図4】画像を挿入する際の画像の時間関係(2)を示す図である。
【図5】画像を挿入する際の画像の時間関係(3)を示す図である。
【図6】画像を置換する編集の動作を示すフローチャートである。
【図7】画像を置換する際の画像の時間関係(1)を示す図である。
【図8】画像を置換する際の画像の時間関係(2)を示す図である。
【図9】画像を置換する際の画像の時間関係(3)を示す図である。
【図10】子画面表示する編集の動作を示すフローチャートである。
【図11】子画面表示する編集の画像の時間関係(1)を示す図である。
【図12】子画面表示する編集の画像の時間関係(2)を示す図である。
【図13】子画面表示する編集の画像の時間関係(3)を示す図である。
【図14】画像を時刻情報に基づいてマルチアングル編集の動作を示すフローチャートである。
【図15】マルチアングル編集する画像の時間関係を示す図である。
【図16】画像を位置情報に基づいてマルチアングル編集の動作を示すフローチャートである。
【図17】マルチアングル編集する画像の関係を示す図である。
【図18】画像を時刻情報に基づいて検索する動作を示すフローチャートである。
【図19】画像を時刻情報に基づいて検索する動作を示すフローチャートである。
【図20】DVDビデオのファイルフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
11 記憶部
12 編集部
13 表示部
14 入力部
15 記録媒体書込部
21 DVDビデオファイル
22 VMG部
23 VTS部
Claims (38)
- ディスプレイに映像として表示される複数の画像と前記画像の属性を示す付属情報とを対応付けて格納する記憶部と、
前記付属情報に基づいて前記画像を自動的に編集する編集部と
を具備する動画像編集装置。 - 前記付属情報は、日付と時刻とを含む時刻情報を備え、
前記編集部は、前記時刻情報に基づいて前記画像を編集する
請求項1に記載の動画像編集装置。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯にあり、
前記編集部は、前記第2時刻情報で示される時刻に対応する第1画像の位置に第2画像を挿入した画像を生成する
請求項2に記載の動画像編集装置。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯の前または後にあり、
前記編集部は、前記第1時刻情報で示される時刻と前記第2時刻情報で示される時刻の順に前記第1画像と前記第2画像を結合する
請求項2に記載の動画像編集装置。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含み、
前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される前記第1時間帯と全部または一部が重複し、
前記編集部は、前記第2時間帯と重複する時間帯に対応する前記第1画像の部分を前記第2画像で置換した画像を生成する
請求項2に記載の動画像編集装置。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含み、
前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される第1時間帯と全部または一部が重複し、
前記編集部は、前記第1時間帯と重複する時間帯に対応する前記第2画像の部分を、前記第1画像を表示する画面の一部を区切った区画内に表示する画像を生成する
請求項2に記載の動画像編集装置。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含み、
前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される第1時間帯と全部または一部が重複し、
前記編集部は、前記第1時間帯と重複する時間帯に対応する前記第2画像の部分と、前記第1画像の部分とのいずれかを選択して再生される同時進行する画像を生成する
請求項2に記載の動画像編集装置。 - 前記第1画像と前記第2画像は、動画である
請求項3から請求項7のいずれかに記載の動画像編集装置。 - 前記第1画像は動画であり、前記第2画像は静止画である
請求項3から請求項7のいずれかに記載の動画像編集装置。 - 前記第1画像は動画であり、前記第2画像は複数の静止画が順に設定された時間ごと再生される画像である
請求項3から請求項7のいずれかに記載の動画像編集装置。 - 前記第2画像の画素数を前記第1画像の画素数に等しくする画像処理を行う
請求項3から請求項10のいずれかに記載の動画像編集装置。 - 前記第1画像と前記第2画像とを編集した画像は、指定された符号化方式で符号化されて前記記憶部に格納される
請求項11に記載の動画像編集装置。 - 前記第2画像の先頭を、画像を区切るチャプタポイントとする
請求項3から請求項12のいずれかに記載の動画像編集装置。 - 前記複数の画像のうち動画である第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち静止画である第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯にあり、
前記編集部は、前記第2時刻情報で示される時刻に対応する第1画像の位置を、前記第2画像で識別する、画像を区切るチャプタポイントとする
請求項2に記載の動画像編集装置。 - 前記チャプタポイントで区切られたチャプタに、前記第2画像を識別する名称を付加する
請求項13または請求項14に記載の動画像編集装置。 - 前記第1画像の第1時刻情報と、第1画像の再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報で示される時間帯に基づいて前記複数の画像の時刻情報を検索し、検索結果を前記第2画像の候補として表示する
請求項3から請求項15のいずれかに記載の動画像編集装置。 - 前記付属情報は、撮影した場所を示す位置情報を備え、
前記編集部は、前記位置情報に基づいて前記画像を編集する
請求項1に記載の動画像編集装置。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、撮影した場所を示す第1位置情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、撮影した場所を示す第2位置情報を含み、
前記第2位置情報で示される場所は、前記第1位置情報で示される場所から予め定められた範囲内の地域にあり、
前記編集部は、前記第1画像と前記第2画像とのいずれかを選択して再生される同時進行する画像を生成する
請求項17に記載の動画像編集装置。 - 前記第1画像の第1位置情報に基づいて前記複数の画像の位置情報を検索し、検索結果を前記第2画像の候補として表示する
請求項18に記載の動画像編集装置。 - ディスプレイに映像として表示される複数の画像と前記画像の属性を示す付属情報とを対応付けて格納する記憶ステップと、
前記付属情報に基づいて前記画像を自動的に編集する編集ステップと
を具備する動画像編集方法。 - 前記付属情報は、日付と時刻とを含む時刻情報を備え、
前記編集ステップは、前記時刻情報に基づいて前記画像を編集する
請求項20に記載の動画像編集方法。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯にあり、
前記編集ステップは、前記第2時刻情報で示される時刻に対応する第1画像の位置に第2画像を挿入した画像を生成する
請求項21に記載の動画像編集方法。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯の前または後にあり、
前記編集ステップは、前記第1時刻情報で示される時刻と前記第2時刻情報で示される時刻の順に前記第1画像と前記第2画像を結合する
請求項21に記載の動画像編集方法。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含み、
前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される前記第1時間帯と全部または一部が重複し、
前記編集ステップは、前記第2時間帯と重複する時間帯に対応する前記第1画像の部分を前記第2画像で置換した画像を生成する
請求項21に記載の動画像編集方法。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含み、
前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される第1時間帯と全部または一部が重複し、
前記編集ステップは、前記第1時間帯と重複する時間帯に対応する前記第2画像の部分を、前記第1画像を表示する画面の一部を区切った区画内に表示する画像を生成する
請求項21に記載の動画像編集方法。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第1再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、第2時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す第2再生時間情報を含み、
前記第2時刻情報と前記第2再生時間情報で示される第2時間帯は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される第1時間帯と全部または一部が重複し、
前記編集ステップは、前記第1時間帯と重複する時間帯に対応する前記第2画像の部分と、前記第1画像の部分とのいずれかを選択して再生される同時進行する画像を生成する
請求項21に記載の動画像編集方法。 - 前記第1画像と前記第2画像は、動画である
請求項22から請求項26のいずれかに記載の動画像編集方法。 - 前記第1画像は動画であり、前記第2画像は静止画である
請求項22から請求項26のいずれかに記載の動画像編集方法。 - 前記第1画像は動画であり、前記第2画像は複数の静止画が順に設定された時間ごと再生される画像である
請求項22から請求項26のいずれかに記載の動画像編集方法。 - 前記第2画像の画素数を前記第1画像の画素数に等しくする画素数変換ステップをさらに備える
請求項22から請求項29のいずれかに記載の動画像編集方法。 - 前記第1画像と前記第2画像とを編集した画像を、指定された符号化方式で符号化する符号化ステップをさらに備える
請求項30に記載の動画像編集方法。 - 前記第2画像の先頭を、画像を区切るチャプタポイントとする
請求項22から請求項31のいずれかに記載の動画像編集方法。 - 前記複数の画像のうち動画である第1画像に対応する第1付属情報は、第1時刻情報と、さらに再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報を含み、
前記複数の画像のうち静止画である第2画像に対応する第2付属情報に含まれる第2時刻情報は、前記第1時刻情報と前記再生時間情報で示される時間帯にあり、
前記編集ステップは、前記第2時刻情報で示される時刻に対応する第1画像の位置を、前記第2画像で識別する、画像を区切るチャプタポイントとする
請求項21に記載の動画像編集方法。 - 前記チャプタポイントで区切られたチャプタに、前記第2画像を識別する名称を付加する
請求項32または請求項33に記載の動画像編集方法。 - 前記第1画像の第1時刻情報と、第1画像の再生を開始してから終了するまでの時間を示す再生時間情報で示される時間帯に基づいて前記複数の画像の時刻情報を検索し、検索結果を前記第2画像の候補として表示する
請求項22から請求項34のいずれかに記載の動画像編集方法。 - 前記付属情報は、撮影した場所を示す位置情報を備え、
前記編集ステップは、前記位置情報に基づいて前記画像を編集する
請求項20に記載の動画像編集方法。 - 前記複数の画像のうち第1画像に対応する第1付属情報は、撮影した場所を示す第1位置情報を含み、
前記複数の画像のうち第2画像に対応する第2付属情報は、撮影した場所を示す第2位置情報を含み、
前記第2位置情報で示される場所は、前記第1位置情報で示される場所から予め定められた範囲内の地域にあり、
前記編集ステップは、前記第1画像と前記第2画像とのいずれかを選択して再生される同時進行する画像を生成する
請求項36に記載の動画像編集方法。 - 前記第1画像の第1位置情報に基づいて前記複数の画像の位置情報を検索し、検索結果を前記第2画像の候補として表示する
請求項37に記載の動画像編集方法。
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