JP2009146723A - 照明調光制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】建物内外を移動する居住者や訪問者等の移動対象者が移動前と移動後の各領域での照明強度の違いによる不快感を低減することが出来る照明調光制御装置を提供する。
【解決手段】建物1内外が移動動線に対応して複数の領域に区分けされ、その区分けされた第1の領域から第2の領域への移動対象者の移動動線を検知する移動動線検知部12と、第1の領域の照度と、第2の領域の照度との照度差を演算する照度差演算部8と、照度と順応時間との関係で表される明順応特性情報或いは暗順応特性情報のうち少なくとも1つを記憶する明暗順応特性情報DB10と、所定の調光制御情報を演算する調光制御情報演算部11と、該調光制御情報演算部11により演算された調光制御情報に基づいて、第2の領域の照度を調光制御する調光制御手段となる制御部7とを有して構成したことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、建物内外を移動する居住者や訪問者等の移動対象者が移動前と移動後の各領域での照明強度の違いによる不快感を低減することが出来る照明調光制御装置に関するものである。
従来、明るいリビングから玄関や廊下に出たときに暗順応が十分に対応できずに暗さに対する不快や不安を感じたり、夜中に目覚めてトイレに行くときに明順応が十分に対応できずに不快な眩しさを感じることがある。
このような問題を解決するために、例えば、特開平4−296492号公報(特許文献1)には、主照明から常夜灯に切換えたときに該主照明の消灯時からの時間を計測し、記憶データを基に所定の輝度に前順応後の人間の眼の暗順応特性に対応した調光の時間特性を演算し、これにより常夜灯による照明レベルを調光制御する住宅照明装置が提案されている。
特開平4−296492号公報
しかしながら、前述の特許文献1の技術では、建物内外を移動する居住者や訪問者等の移動対象者が移動前と移動後の各領域での照明強度の違いによる不快感を低減することが出来るものではなかった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、建物内外を移動する居住者や訪問者等の移動対象者が移動前と移動後の各領域での照明強度の違いによる不快感を低減することが出来る照明調光制御装置を提供せんとするものである。
前記目的を達成するための本発明に係る照明調光制御装置の第1の構成は、建物内外が移動動線に対応して複数の領域に区分けされ、その区分けされた第1の領域から第2の領域への移動対象者の移動動線を検知する移動動線検知手段と、前記移動動線検知手段により検知された第1の領域の照度と、第2の領域の照度との照度差を演算する照度差演算手段と、照度と順応時間との関係で表される明順応特性情報或いは暗順応特性情報のうち少なくとも1つを記憶する明暗順応特性記憶手段と、前記照度差演算手段により演算された照度差に基づいて、前記明暗順応特性記憶手段に記憶された明順応特性情報或いは暗順応特性情報から所定の調光制御情報を演算する調光制御情報演算手段と、前記調光制御情報演算手段により演算された調光制御情報に基づいて、前記第2の領域の照度を調光制御する調光制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る照明調光制御装置の第2の構成は、前記第1の構成において、前記第1、第2の領域の各照度履歴情報を記憶する照度履歴情報記憶手段を有し、前記移動動線検知手段は、前記第1、第2の領域の各照明スイッチのON/OFF情報及び前記照度履歴情報記憶手段に記憶された各領域毎の照度履歴情報に基づいて、前記第1の領域から第2の領域への移動対象者の移動動線を検知することを特徴とする。
また、本発明に係る照明調光制御装置の第3の構成は、前記第1、第2の構成において、前記第1、第2の領域の各照度履歴情報を記憶する照度履歴情報記憶手段を有し、前記照度差演算手段は、前記照度履歴情報記憶手段に記憶された各領域毎の照度履歴情報に基づいて、第1の領域の照度と、第2の領域の照度との照度差を演算することを特徴とする。
本発明に係る照明調光制御装置の第1の構成によれば、移動動線検知手段により移動動線に対応して区分けされた第1の領域から第2の領域への移動対象者の移動動線を検知することが出来、照度差演算手段により第1の領域の照度と、第2の領域の照度との照度差を演算することが出来る。そして、その照度差に基づいて、調光制御情報演算手段により明暗順応特性記憶手段に記憶された明順応特性情報或いは暗順応特性情報から所定の調光制御情報を演算し、その調光制御情報に基づいて、調光制御手段により第2の領域の照度を調光制御することが出来る。
これにより、移動対象者の第1の領域から第2の領域への移動に追従して該第1の領域の照度と、第2の領域の照度との照度差に対応した明順応特性或いは暗順応特性に基づく照度と順応時間との明暗順応特性曲線に基づいて第2の領域の照度を調光制御することが出来、建物内外を移動する居住者や訪問者等の移動対象者が移動前と移動後の各領域での照明強度の違いによる不快感を低減することが出来る。
また、本発明に係る照明調光制御装置の第2の構成によれば、建物内外が移動動線に対応して複数の領域に区分けされた第1、第2の領域の各照明スイッチのON/OFF情報及び照度履歴情報記憶手段に記憶された各領域毎の照度履歴情報に基づいて、該第1の領域から第2の領域への移動対象者の移動動線を検知することが出来る。
また、本発明に係る照明調光制御装置の第3の構成によれば、照度履歴情報記憶手段に記憶された第1、第2の領域の各照度履歴情報に基づいて、照度差演算手段により第1の領域の照度と、第2の領域の照度との照度差を演算することが出来る。
図により本発明に係る照明調光制御装置の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係る照明調光制御装置を備えた建物の模式図、図2は本発明に係る照明調光制御装置の制御系の構成を示すブロック図、図3は本発明に係る照明調光制御装置の動作を説明するフローチャート、図4は明暗順応特性曲線に基づいて第2の領域の照度を調光制御する様子を示す図である。
図1に示すように、建物1の内外が居住者或いは訪問者等の移動対象者の移動動線に対応して複数の領域に区分けされる。図1では屋外領域2、玄関領域3、廊下領域4及び居室領域5にそれぞれ区分けされた一例を模式的に示したものであり、それぞれの各領域2〜5には、各照明器具2a,3a,4a,5aが取り付けられている。また、その各領域2〜5には、前記各照明器具2a,3a,4a,5aをON/OFFするための人感センサ2b及び照明スイッチ3b,4b,5bがそれぞれ設けられている。
人感センサ2b及び照明スイッチ3b,4b,5bのON/OFF情報履歴は、図2に示す制御手段となる制御部7を介して照度履歴情報記憶手段となる照度履歴情報データベース(以下、「照度履歴情報DB」という)6に年月日時分からなる時間情報と関連付けされて記憶される。
移動動線検知部12は、人感センサ2b及び照明スイッチ3b,4b,5bのON/OFF情報及び照度履歴情報DB6に記憶された各領域2〜5に設けられた各照明器具2a〜5aの照度履歴情報に基づいて各領域2〜5間での居住者或いは訪問者等の移動対象者の移動動線を検知する移動動線検知手段を構成するものである。
移動動線検知手段となる移動動線検知部12は、例えば、照度履歴情報DB6に随時記憶された屋外領域2の照明器具2aの照明スイッチとなる人感センサ2bのON/OFF情報と、玄関領域3の照明器具3aの照明スイッチ3bのON/OFF情報と、屋外領域2の照明器具2aの照度履歴情報と、玄関領域3の照明器具3aの照度履歴情報とに基づいて、屋外領域2から玄関領域3への移動対象者の移動動線、或いは屋外領域2から玄関領域3への移動対象者の移動動線を検知することができる。
即ち、玄関領域3に設けられた照明器具3aの照明スイッチ3aの直近の履歴が「OFF」状態であって、居住者が帰宅するか若しくは訪問者が訪問して屋外領域2においてそれらの移動対象者が人感センサ2bにより検知されて該人感センサ2bの履歴が「OFF」状態から「ON」状態に遷移した場合には、移動動線検知部12は、移動対象者の移動動線が屋外領域2から玄関領域3へ向かうものと認識することが出来る(図3のステップS,S,S)。そして、制御部7は屋外領域2に設けられた照明器具2aを点灯する(図3のステップS)。
また、玄関領域3に設けられた照明器具3aの照明スイッチ3aの直近の履歴が「ON」状態であって、居住者が出かけるか若しくは訪問者が帰る場合に屋外領域2においてそれらの移動対象者が人感センサ2bにより検知されて該人感センサ2bの履歴が「OFF」状態から「ON」状態に遷移した場合には、移動動線検知部12は、移動対象者の移動動線が玄関領域3から屋外領域2へ向かうものと認識することが出来る(図3のステップS,S,S)。そして、制御部7は屋外領域2に設けられた照明器具2aを点灯する(図3のステップS)。
そして、移動動線検知部12により検知された第1の領域となる屋外領域2(或いは玄関領域3)の照度と、第2の領域となる玄関領域3(或いは屋外領域2)の照度との照度差を、照度履歴情報DB6に記憶された照度履歴情報に基づいて、照度差演算手段となる照度差演算部8により演算する。
本発明で述べる照度とは、居間等の居室領域5のように複数の照明器具5aを使用する部屋においては部屋中心床上750mm水平面における照度であり、玄関領域3や廊下領域4のように単数の照明器具3a,4aを使用する部屋においては照明直下の床上750mm水平面照度のことを指す。
各領域2〜5にそれぞれ設けられた各照明器具2a〜5aの定格照度情報は照明器具情報データベース(以下、「照明器具情報DB」という)9に記憶されており、各領域2〜5の照度は、該照明器具情報DB9に記憶された各照明器具2a〜5aの定格照度情報及び照度履歴情報DB6に記憶された各照明器具2a〜5aのON/OFF情報及び調光量情報等の照度履歴情報に基づいてそれぞれ演算して求められる。
そして、照度差演算部8により第1の領域となる屋外領域2(或いは玄関領域3)の照度と、第2の領域となる玄関領域3(或いは屋外領域2)の照度との照度差が演算される。
一方、明暗順応特性記憶手段となる明暗順応特性情報データベース(以下、「明暗順応特性情報DB」という)10には、照度と順応時間との関係で表される図4(a)に示す明順応特性情報となる明順応特性曲線情報データ及び図4(b)に示す暗順応特性情報となる暗順応特性曲線情報データがそれぞれ記憶されている。
そして、照度差演算手段となる照度差演算部8により演算された照度差に基づいて、明暗順応特性記憶手段となる明暗順応特性情報DB10に記憶された明順応特性情報或いは暗順応特性情報から調光制御情報演算手段となる調光制御情報演算部11により所定の調光制御情報を演算して調光パターンを作成する。調光制御情報演算部11には、各照度に対応した調光制御情報データベースを持つ。
そして、調光制御情報演算手段となる調光制御情報演算部11により演算された調光制御情報に基づく調光パターンにより、調光制御手段を兼ねる制御部7が第2の領域となる玄関領域3(或いは屋外領域2)の照度を調光制御する。
6は屋外領域2、玄関領域3、廊下領域4及び居室領域5等の各領域の各照度履歴情報を記憶する照度履歴情報記憶手段となる照度履歴情報データベース(以下、「照度履歴情報DB」という)であり、照度差演算手段となる照度差演算部8は、照度履歴情報記憶手段となる照度履歴情報DB6に記憶された各領域2〜5毎の照度履歴情報に基づいて、第1の領域となる屋外領域2(或いは玄関領域3)の照度と、第2の領域となる玄関領域3(或いは屋外領域2)の照度との照度差を演算する。
次に図3を用いて、第1、第2の領域間の移動対象者の移動動線に伴って各照明器具の調光制御を行う様子の一例について説明する。図3のステップSにおいて、人感センサ2bが「ON」となった場合、ステップSにおいて、制御部7は照明器具2aを点灯制御する。
次にステップSにおいて、照度履歴情報DB6に記憶された玄関領域3に設けられた照明器具3aの照度履歴情報から該照明器具3aが「ON」であるか否かを検出し、例えば、人感センサ2bが「ON」になってからの直近30秒以内に玄関領域3に設けられた照明器具3aの照度履歴情報が「ON」であれば、ステップSに進み、前記ステップSにおいて点灯する照明器具2aの調光パターンを問い合わせる。
このとき、玄関領域3の照明器具3aの最近の履歴が「ON」で且つ人感センサ2bが「ON」であることから、移動動線検知部12は移動対象者の移動動線が玄関領域3から屋外領域2へ向かうものと判断する。そして、玄関領域3の照明器具3aの照度と、屋外領域2の照度との照度差に基づいて明暗順応特性情報DB10に記憶された図4(b)に示す暗順応曲線に沿って予め設定された暗順応特性情報に基づく調光制御情報曲線に沿って、制御部7は屋外領域2に設けられた照明器具2aを所定時間をかけて所定の照度に調光する(ステップS)。
このときの屋外領域2に設けられた照明器具2aの調光制御は、図4(b)に示す暗順応曲線に基づく調光制御情報曲線に沿って、例えば、200[lx](ルクス)から80[lx](ルクス)までに120秒をかけて調光するものである。
そして、ステップSにおいて、消灯タイマーが作動して、例えば、屋外領域2に設けられた照明器具2aの点灯から1分後に該照明器具2aが消灯される。尚、ステップSの消灯タイマーは省略しても良い。
一方、前記ステップSにおいて、玄関領域3に設けられた照明器具3aの照度履歴情報が人感センサ2bが「ON」になってからの直近30秒以内に「OFF」であった場合には、移動動線検知部12は移動対象者の移動動線が屋外領域2から玄関領域3へ向かうものと判断する。そして、ステップSに進み、前記ステップSにおいて点灯する屋外領域2に設けられた照明器具2aの調光パターンを明暗順応特性情報DB10に問い合わせて検索する。
そして、ステップSにおいて、制御部7は問い合わせた調光パターンに基づいて屋外領域2の照明器具2aを調光制御して点灯し、ステップSにおいて、玄関領域3の照明器具3aの調光パターンを問い合わせる。そして、ステップS10において、制御部7は問い合わせた調光パターンに基づいて玄関領域3の照明器具3aを調光制御して点灯し、玄関領域3の照明器具3aの「ON」履歴を書き込んで照度履歴情報DB6に記憶する(ステップS11)。
前記ステップSにおいて、人感センサ2bが「OFF」の場合は、ステップS12において、玄関領域3の照明スイッチ3bが「ON」となり、更にステップS13において、廊下領域4に設けられた照明器具4aの照度履歴情報が玄関領域3の照明スイッチ3bが「ON」となってからの直近30秒以内に「ON」である場合には、移動動線検知部12は移動対象者の移動動線が廊下領域4から玄関領域3へ向かうものと判断する。そして、ステップS14に進み、制御部7は玄関領域3に設けられた照明器具3aの調光パターンを明暗順応特性情報DB10に問い合わせて検索する。
一方、前記ステップS13において、廊下領域4に設けられた照明器具4aの照度履歴情報が玄関領域3の照明スイッチ3bが「ON」となってからの直近30秒以内に「OFF」である場合には、移動動線検知部12は移動対象者の移動動線が玄関領域3に連続する廊下領域4以外の他の領域から玄関領域3へ向かうものと判断する。そして、ステップS15に進み、制御部7は玄関領域3に設けられた照明器具3aの調光パターンを明暗順応特性情報DB10に時刻別に問い合わせて検索する。
そして、ステップS16において、制御部7は玄関領域3に設けられた照明器具3aの調光制御を行って点灯し、玄関領域3の照明器具3aの「ON」履歴を書き込んで照度履歴情報DB6に記憶する(ステップS17)。
同様に、人感センサ2b、照明スイッチ3b,4b,5bの各ON/OFF情報、更には照度履歴情報DB6に記憶された各照明器具2a,3a,4a,5aのON/OFF情報を含む照度履歴情報に基づいて、居室領域5から廊下領域4への移動対象者の移動動線、廊下領域4から居室領域5への移動対象者の移動動線、廊下領域4から玄関領域3への移動対象者の移動動線、玄関領域3から廊下領域4への移動対象者の移動動線、玄関領域3から屋外領域2への移動対象者の移動動線、屋外領域2から玄関領域3への移動対象者の移動動線を移動動線検知手段となる移動動線検知部12により検知することが出来る。
そして、制御部7は移動動線検知部12により検知された移動動線の上流側の領域の照度と、下流側の領域の照度とを照度履歴情報DB6に記憶された各照度履歴情報から取得し、照度差演算部8によりそれらの照度差を演算する。
そして、照度差演算部8により演算された照度差に基づいて、明暗順応特性情報DB10に記憶された図4(a)に示す明順応特性情報、或いは図4(b)に示す暗順応特性情報に基づいて、調光制御情報演算部11が所定の照度と時間との関数からなる調光制御情報を演算し、調光制御手段を兼ねる制御部7により調光制御情報演算部11により演算された調光制御情報に基づいて作成された調光パターンに従って移動動線の下流側の領域の照度を調光制御する。
例えば、明暗順応特性情報DB10に記憶された図4(a)に示す明順応特性情報に基づいて作成された調光パターンの一例としては、午前0時〜午前5時の深夜モードでは、寝室となる居室領域5の照明器具5aの照明スイッチ5bを投入してから30秒後に寝室となる居室領域5の照度が0[lx]から10[lx]に徐々に変化するように設定される。また、同モードでは廊下領域4の照明器具4aの照明スイッチ4bを投入してから30秒後に廊下領域4の照度が0[lx]から5[lx]に徐々に変化するように設定される。また、同モードでは図示しないトイレの照明器具の照明スイッチを投入してから30秒後にトイレの照度が0[lx]から5[lx]〜10[lx]に徐々に変化するように設定される。これにより、夜中に目覚めてトイレに行くときに明順応が十分に対応でき、不快な眩しさを感じることがない。
また、冬期の午前5時〜午前7時の早朝モードでは、図示しない洗面所の照明器具の照明スイッチを投入してから30秒後に洗面所の照度が0[lx]から1000[lx]に徐々に変化するように設定される。これにより、冬期早朝での目覚め効果が発揮される。
また、リラグゼーションモードでは、図示しないリビングの照明器具の照度が1000[lx]から、図示しないダイニングに移動する場合、該ダイニングの照明器具の照明スイッチを投入してから30秒後に洗面所の照度が0[lx]から150[lx]に徐々に変化するように設定される。また、図示しない子供部屋の照明器具の照度が300[lx]から、図示しないダイニングに移動する場合、該ダイニングの照明器具の照明スイッチを投入してから30秒後にダイニングの照明器具の照度が0[lx]から150[lx]に徐々に変化するように設定される。
上記構成によれば、人感センサ2b、照明スイッチ3b,4b,5b及び照度履歴情報DB6に記憶された照度履歴情報等に基づいて移動動線検知部12により移動対象者の移動動線に対応して区分けされた第1の領域から第2の領域への移動対象者の移動動線を検知することが出来、照度差演算部8により第1の領域の照度と、第2の領域の照度との照度差を演算することが出来る。そして、その照度差に基づいて、調光制御情報演算部11により明暗順応特性情報DB10に記憶された明順応特性情報或いは暗順応特性情報から所定の調光制御情報を演算し、その調光制御情報に基づいて、調光制御手段となる制御部7により第2の領域の照度を調光制御することが出来る。
これにより、移動対象者の第1の領域から第2の領域への移動に追従して該第1の領域の照度と、第2の領域の照度との照度差に対応した明順応特性或いは暗順応特性に基づく照度と順応時間との明暗順応特性曲線に基づいて第2の領域の照度を調光制御することが出来、建物内外を移動する居住者や訪問者等の移動対象者が移動前と移動後の各領域での照明強度の違いによる不快感を低減することが出来る。
本発明の活用例として、建物内外を移動する居住者や訪問者等の移動対象者が移動前と移動後の各領域での照明強度の違いによる不快感を低減することが出来る照明調光制御装置に適用出来る。
本発明に係る照明調光制御装置を備えた建物の模式図である。 本発明に係る照明調光制御装置の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る照明調光制御装置の動作を説明するフローチャートである。 明暗順応特性曲線に基づいて第2の領域の照度を調光制御する様子を示す図である。
符号の説明
1…建物
2…屋外領域
3…玄関領域
4…廊下領域
5…居室領域
2a〜5a…照明器具
2b…人感センサ
3b〜5b…照明スイッチ
6…照度履歴情報DB
7…制御部
8…照度差演算部
9…照明器具情報DB
10…明暗順応特性情報DB
11…調光制御情報演算部
12…移動動線検知部

Claims (3)

  1. 建物内外が移動動線に対応して複数の領域に区分けされ、その区分けされた第1の領域から第2の領域への移動対象者の移動動線を検知する移動動線検知手段と、
    前記移動動線検知手段により検知された第1の領域の照度と、第2の領域の照度との照度差を演算する照度差演算手段と、
    照度と順応時間との関係で表される明順応特性情報或いは暗順応特性情報のうち少なくとも1つを記憶する明暗順応特性記憶手段と、
    前記照度差演算手段により演算された照度差に基づいて、前記明暗順応特性記憶手段に記憶された明順応特性情報或いは暗順応特性情報から所定の調光制御情報を演算する調光制御情報演算手段と、
    前記調光制御情報演算手段により演算された調光制御情報に基づいて、前記第2の領域の照度を調光制御する調光制御手段と、
    を有することを特徴とする照明調光制御装置。
  2. 前記第1、第2の領域の各照度履歴情報を記憶する照度履歴情報記憶手段を有し、
    前記移動動線検知手段は、前記第1、第2の領域の各照明スイッチのON/OFF情報及び前記照度履歴情報記憶手段に記憶された各領域毎の照度履歴情報に基づいて、前記第1の領域から第2の領域への移動対象者の移動動線を検知することを特徴とする請求項1に記載の照明調光制御装置。
  3. 前記第1、第2の領域の各照度履歴情報を記憶する照度履歴情報記憶手段を有し、
    前記照度差演算手段は、前記照度履歴情報記憶手段に記憶された各領域毎の照度履歴情報に基づいて、第1の領域の照度と、第2の領域の照度との照度差を演算することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明調光制御装置。
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