JP2009146661A - リブ形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板上にリブを形成するリブ形成装置において、リブの始端部が他の部位よりも高くなることを防止する。
【解決手段】リブ形成装置では、制御部によりノズル回転部427が制御されることにより、リブ形成時にノズル部421が回転軸426を中心として回転してノズル部421の姿勢(すなさち、ノズル部421からのリブ形成材料の吐出方向)が変更され、リブの始端部の形成時におけるノズル部421の先端面と基板9の上面91との間の角度が、始端部形成後の中間部の形成時における当該角度よりも小さくされる。これにより、始端部の形成時における吐出口の高さを中間部の形成時における吐出口の高さよりも小さくし、リブの始端部が中間部よりも高く盛り上がってしまうことを防止することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板上にリブを形成するリブ形成装置に関する。
従来より、プラズマ表示装置等の平面表示装置に用いられるパネルにリブを形成する方法として、サンドブラスト法(フォトリソグラフィ法とも呼ばれる。)やスクリーン印刷法、リフトオフ法等が知られている。また、近年、特許文献1に開示されているように、微細な吐出口を有するノズル部を走査しつつノズル部からペースト状のパターン形成材料を吐出してガラスの基板上に隔壁パターンを形成する方法も提案されている。
特開2004−309744号公報
ところで、特許文献1に開示されるペースト状のパターン形成材料はチキソトロピー性(すなわち、圧力が加えられている間、粘度が低下する性質)を有するため、特許文献1のようなパターン形成装置では、吐出開始時にパターン形成材料に加えられる圧力は、その後の定常吐出時においてパターン形成材料に加えられる圧力よりも大きくする必要がある。パターン形成材料の吐出が開始されるとパターン形成材料の粘度は急速に低下するが、一方で、パターン形成材料に加えられる圧力を定常吐出時における圧力まで低下させるにはある程度時間が必要となる。
このため、パターンの形成開始直後において定常吐出時よりも多量のパターン形成材料が吐出されることとなり、基板上に形成された隔壁パターンにおいて、パターン形成が開始される側の端部(すなわち、始端部)が盛り上がって他の部位よりも高くなってしまう。例えば、チキソトロピー性が強いパターン形成材料の場合、隔壁パターンの始端部の高さは、他の部位の高さよりも10%程度高くなる場合もある。その結果、隔壁パターンを挟んで当該基板上に他の基板を重ね合わせる際に、隔壁パターンの始端部近傍において、2枚の基板間の距離が所望の値よりも大きくなってしまう。
一方、パターン形成が終了する側の端部(すなわち、終端部)では、パターンの端部が角部を有する形状となるため、パターンが形成された基板を搬送する際や他の基板と重ね合わせる際等に生じる僅かな衝撃により、当該角部が破損してしまう場合がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、リブの始端部が他の部位よりも高くなることを防止すること、または、リブの終端部における損傷を防止することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、基板上にリブを形成するリブ形成装置であって、基板の主面に向かうとともに前記主面に対して傾斜する吐出方向に吐出口からリブ形成材料を吐出するノズル部と、前記吐出口からリブ形成材料が吐出される間に、前記基板の前記主面に平行かつ前記吐出口から見て吐出側へと向かう方向である移動方向に前記基板を前記吐出口に対して相対的に移動することにより、前記主面上に吐出されつつ硬化するリブ形成材料にて前記移動方向に平行なリブを形成する移動機構と、前記吐出方向および前記移動方向に垂直な回転軸を中心として前記ノズル部を回転することにより前記吐出方向を変更する吐出方向変更部と、前記吐出方向変更部による前記吐出方向の変更および前記ノズル部からのリブ形成材料の吐出を制御する制御部とを備え、前記吐出口が設けられる前記ノズル部の先端面と前記基板の前記主面との間の角度がリブ形成時に鋭角とされ、前記先端面の下端が前記主面に近接または当接するとともに前記吐出口の下端が前記先端面の前記下端と一致し、前記吐出方向変更部により前記ノズル部が回転される際に、前記先端面の前記下端が前記主面に近接または当接する状態が維持され、前記制御部の制御により、前記先端面と前記主面とのなす角が、リブの始端部を形成する際に開始鋭角とされ、前記始端部が形成された後に前記開始鋭角よりも大きいリブ形成鋭角とされる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリブ形成装置であって、前記回転軸が前記基板の前記主面から離れており、前記先端面と前記主面とのなす角が前記開始鋭角から前記リブ形成鋭角へと変更される際に、前記制御部により前記基板の相対移動速度が制御されることにより、前記吐出口の前記基板に対する相対移動速度が一定に維持される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のリブ形成装置であって、前記制御部の制御により、前記先端面と前記主面とのなす角が、前記リブの終端部を形成する際に前記リブ形成鋭角から前記リブ形成鋭角よりも小さい終了鋭角へと変更される。
請求項4に記載の発明は、基板上にリブを形成するリブ形成装置であって、基板の主面に向かうとともに前記主面に対して傾斜する吐出方向に吐出口からリブ形成材料を吐出するノズル部と、前記吐出口からリブ形成材料が吐出される間に、前記基板の前記主面に平行かつ前記吐出口から見て吐出側へと向かう方向である移動方向に前記基板を前記吐出口に対して相対的に移動することにより、前記主面上に吐出されつつ硬化するリブ形成材料にて前記移動方向に平行なリブを形成する移動機構と、前記吐出方向および前記移動方向に垂直な回転軸を中心として前記ノズル部を回転することにより前記吐出方向を変更する吐出方向変更部と、前記吐出方向変更部による前記吐出方向の変更および前記ノズル部からのリブ形成材料の吐出を制御する制御部とを備え、前記吐出口が設けられる前記ノズル部の先端面と前記基板の前記主面との間の角度がリブ形成時に鋭角とされ、前記先端面の下端が前記主面に近接または当接するとともに前記吐出口の下端が前記先端面の前記下端と一致し、前記吐出方向変更部により前記ノズル部が回転される際に、前記先端面の前記下端が前記主面に近接または当接する状態が維持され、前記制御部の制御により、前記先端面と前記主面とのなす角が、リブの終端部を形成する際にリブ形成鋭角から前記リブ形成鋭角よりも小さい終了鋭角へと変更される。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のリブ形成装置であって、前記ノズル部の前記回転軸が前記基板の前記主面から離れており、前記先端面と前記主面とのなす角が前記リブ形成鋭角から前記終了鋭角へと変更される際に、前記制御部により前記基板の相対移動速度が制御されることにより、前記吐出口の前記基板に対する相対移動速度が一定に維持される。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のリブ形成装置であって、前記吐出口からのリブ形成材料の吐出を停止する際に、前記制御部が前記吐出方向変更部を制御することにより、前記先端面の全体が前記基板の前記主面に当接または近接する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のリブ形成装置であって、前記基板の前記主面上に前記移動方向に沿って間隙をあけて配列された2つのリブ形成領域が設定されており、前記2つのリブ形成領域に2つのリブがそれぞれ形成される際に、前記2つのリブ形成領域の間において、前記吐出口からのリブ形成材料の吐出が停止されるとともに、前記先端面の全体が前記基板の前記主面に当接または近接した状態で前記基板が前記吐出口に対して前記移動方向に相対的に移動する。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載のリブ形成装置であって、前記基板の前記主面上に吐出されたリブ形成材料に光を照射する光照射部をさらに備え、前記リブ形成材料が光硬化性を有する。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載のリブ形成装置であって、前記ノズル部が、それぞれが前記吐出口と同形状であって前記先端面の前記下端に沿って一定のピッチにて配列された複数の吐出口を備える。
請求項1ないし3の発明では、リブの始端部が他の部位よりも高くなることを防止するができる。また、請求項3ないし5の発明では、リブの終端部における損傷を防止することができる。さらには、請求項6および7の発明では、吐出停止後にノズル部内に残留するリブ形成材料が基板に付着することを抑制することができる。
図1は本発明の一の実施の形態に係るリブ形成装置1の構成を示す図である。リブ形成装置1は、プラズマ表示装置や電界放出表示装置(Field Emission Display)等の平面表示装置用のガラス基板(以下、単に「基板」という。)9上にリブ(平面表示装置の種類によっては、スペーサとも呼ばれる。)のパターンを形成する装置であり、リブが形成された基板9は他の工程を介して平面表示装置の組立部品であるパネルとなる。
リブ形成装置1では、基台11上にステージ移動機構2が設けられ、ステージ移動機構2により基板9を保持するステージ20が、基板9の上側の主面91(すなわち、(+Z)側の主面であり、以下、「上面91」という。)に平行なX方向に移動可能とされる。すなわち、図1中のX方向が基板9の移動方向とされる。基台11にはステージ20を跨ぐようにしてフレーム12が固定され、フレーム12にはヘッド移動機構3を介してヘッド部4が取り付けられる。
ステージ移動機構2は、モータ21にボールねじ22が接続され、さらに、ステージ20に固定されたナット23がボールねじ22に取り付けられた構造となっている。ボールねじ22の上方にはガイドレール24が固定され、モータ21が回転すると、ナット23とともにステージ20がガイドレール24に沿って主走査方向であるX方向に滑らかに移動する。
ヘッド移動機構3はフレーム12に支持されたモータ31、モータ31の回転軸に接続されたボールねじ32、および、ボールねじ32に取り付けられたナット33を有し、モータ31が回転することにより、ナット33が基板9の上面91に平行かつ主走査方向(すなわち、X方向)に垂直なY方向に移動する。ナット33にはヘッド部4のベース40が取り付けられ、これにより、ヘッド部4が副走査方向であるY方向に移動可能とされる。ベース40はフレーム12に固定されたガイドレール34に接続され、ガイドレール34により滑らかに案内される。
ヘッド部4は、チキソトロピー性(すなわち、圧力が加えられている間、粘度が低下する性質)を有するペースト状のリブ形成材料を基板9上に吐出する吐出部42、基板9に向けて紫外線を出射する光照射部43、および、吐出部42をZ方向に移動する吐出部昇降機構45を備え、光照射部43および吐出部昇降機構45はベース40に取り付けられる。リブ形成材料は光硬化性を有し、紫外線により硬化(架橋反応)が開始する光開始剤や、バインダである樹脂、さらには、ガラスの粉体である低軟化点ガラスフリットを含む。
吐出部42は、下端部(すなわち、(−Z)側の端部)に設けられた複数の同形状の吐出口からリブ形成材料を吐出するノズル部421、および、ノズル部421を支持するノズル支持部428を備え、ノズル部421の複数の吐出口はY方向に一定のピッチにて配列される。光照射部43は、吐出部42の(−X)側において基板9に向かって光を出射し、各吐出口に対応する光のスポットを基板9の上面91上に形成することにより、各吐出口から基板9の上面91上に吐出されたリブ形成材料に光を照射する。これにより、リブ形成材料は、基板9の上面91上に吐出されつつ硬化する。
吐出部42には逆止弁441を有する供給管442が取り付けられ、供給管442は分岐しており、一方がポンプ443に接続され、他方が制御弁444を介してリブ形成材料を貯溜するタンク445に接続される。光照射部43は光ファイバ431を介して紫外線を発生する光源ユニット432に接続される。
図2は、ノズル部421の先端近傍を拡大して示す図である。図2に示すように、ノズル部421では、先端面424に設けられた各吐出口422へと連続する流路423(図2では、1つの吐出口422および1つの流路423のみに符号を付している。)が、基板9の上面91に向かうとともに上面91に対して傾斜する吐出方向(すなわち、ZX平面に平行かつX方向に対して傾斜する方向)に伸びており、流路423および吐出口422を介してリブ形成材料81が吐出方向に吐出される。
ノズル部421の先端面424は、吐出口422に連続する流路423に垂直とされ(すなわち、吐出方向に垂直とされ)、吐出口422の(−Z)側の端部である下端は、先端面424の下端と一致する。吐出部42では、ノズル部421の先端面424の下端が基板9の上面91に当接しており、先端面424と基板9の上面91との間の角度が鋭角(図2中では、45度)とされる。換言すれば、ノズル部421の各吐出口422からのリブ形成材料81の吐出方向(すなわち、ノズル部421の流路423の中心軸)と基板9の上面91との間のZX平面における鋭角である角度は、45度となっている。
図3および図4はそれぞれ、吐出部42を拡大して示す正面図および左側面図である。図3では、図示の都合上、ノズル支持部428の図示を省略している。図3および図4に示すように、吐出部42は、(−X)側の面にノズル部421が固定される板状の第1ブロック4251、(−X)側の面に第1ブロック4251が取り付けられる板状の第2ブロック4252、および、外側面に第2ブロック4252が固定されるとともにノズル支持部428(図4参照)に回転可能に支持されるY方向を向く回転軸426を備える。図4に示すように、ノズル部421の先端面424には、複数(本実施の形態では、30個)の吐出口422が、先端面424の下端に沿ってY方向に等ピッチにて配列される。また、図3および図4に示すように、ノズル部421の回転軸426は、基板9の上面91から上方(すなわち、(+Z)側)に離れた位置に位置している。
第2ブロック4252の幅方向(すなわち、Y方向)の中央には、幅方向に垂直に伸びる溝4253が形成されており、溝4253に第1ブロック4251の突起部4254が挿入されて第2ブロック4252の(+X)側にて図3に示す脱落防止部材4255に接続されている。これにより、ノズル部421および第1ブロック4251が、第2ブロック4252に対して、第2ブロック4252の(−X)側の面に平行なスライド方向(すなわち、図4中における上下方向であり、図3中において右上と左下とを結ぶ方向)に滑らかにスライド可能とされる。また、ノズル部421および第1ブロック4251は、図示省略の弦巻バネ等の弾性部材により、基板9の上面91に向けて軽く付勢されている。
図3および図4に示す吐出部42は、ノズル部421、第1ブロック4251および第2ブロック4252を、Y方向を向く(すなわち、基板9の移動方向およびリブ形成材料の吐出方向に垂直な方向を向く)回転軸426を中心として回転するノズル回転部427をさらに備える。ノズル回転部427は、図3に示すように、回転軸426の下側において第2ブロック4252の(+X)側の面に当接するエアシリンダ4271、および、図3および図4に示すように、一端が第2ブロック4252の(−X)側の面に固定されるとともに他端がノズル支持部428(図4のみに示す。)に固定される2つの弾性部材4272(本実施の形態では、弦巻バネ)を備える。図3に示す状態では、弾性部材4272は伸張状態となっている。
吐出部42では、図5に示すように、エアシリンダ4271のロッド4273の先端が、図5中に二点鎖線にて示す位置(すなわち、図3中に実線にて示す位置)から実線にて示す位置へと(+X)方向に移動すると、弾性部材4272が収縮する。これにより、ノズル部421、第1ブロック4251および第2ブロック4252が回転軸426を中心として図5中における反時計回りに回転するとともに、ノズル部421および第1ブロック4251が第2ブロック4252の(−X)側の面に沿って上方へとスライドし、ノズル部421が図5中に二点鎖線にて示す位置(すなわち、図3中に実線にて示す位置)から実線にて示す位置へと移動する。
図6は、図5中において実線にて示すノズル部421の先端近傍を拡大して示す図である。上述のように、ノズル部421は基板9の上面91に向けて付勢されているため、ノズル回転部427(図5参照)によりノズル部421が回転される際に、ノズル部421の先端面424の下端は、基板9の上面91に当接する状態が維持される。また、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度は鋭角とされ、図6中では、35度とされる。したがって、ノズル部421の各吐出口422からのリブ形成材料81の吐出方向(すなわち、ノズル部421の流路423の中心軸)と基板9の上面91との間のZX平面における鋭角である角度は、55度となっている。このように、吐出部42では、ノズル回転部427によりノズル部421を回転することにより、ノズル部421からのリブ形成材料81の吐出方向が変更される。すなわち、ノズル回転部427は、ノズル部421からのリブ形成材料の吐出方向を変更する吐出方向変更部となっている。
図1に示すように、リブ形成装置1では、制御部6によりノズル回転部427が制御されることにより、ノズル部421からのリブ形成材料の吐出方向の変更が制御される。また、制御部6によりポンプ443等が制御されることにより、ノズル部421からのリブ形成材料の吐出が制御され、ステージ移動機構2が制御されることにより、基板9のノズル部421に対する相対移動が制御される。
次に、リブ形成装置1がリブを形成する動作について説明を行う。図7はリブ形成装置1が基板9上にリブを形成する動作の流れを示す図である。また、図8.Aおよび図8.Bは、形成途上のリブを示す図であり、図9.Aおよび図9.Bはそれぞれ、リブの始端部および終端部の形成時におけるノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度の変化を示す図である。また、図10.Aおよび図10.Bはそれぞれ、リブの始端部および終端部の形成時における基板9およびノズル部421の吐出口422のX方向における移動速度を示す図である。なお、リブの始端部および終端部は、平面表示装置において画素を囲む隔壁としては使用されない。
図8.Aおよび図8.Bでは、後述する第1姿勢および第2姿勢のノズル部421の吐出口422および流路423を二点鎖線にて併せて描いている。図9.Aおよび図9.Bの横軸は、リブの形成開始時からの経過時間を示し、縦軸は、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度を示す。図10.Aおよび図10.Bの横軸は、リブの形成開始時からの経過時間を示し、縦軸はX方向における速度を示す。
図1に示すリブ形成装置1では、外部の搬送機構により基板9が搬入されてステージ20上に載置されると、ステージ移動機構2およびヘッド移動機構3によりノズル部421が基板9に対して所定の初期位置に配置される(ステップS11)。このとき、ノズル部421は、図5および図6に示す姿勢(すなわち、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度が35度となる姿勢であり、以下、「第1姿勢」という。)となっている。また、ノズル部421の吐出口422は、基板9の(−X)側のエッジ近傍に位置している。
続いて、制御部6がステージ移動機構2のモータ21を駆動制御して、吐出部42の下方にてステージ20を(−X)方向に移動する(すなわち、ノズル部421の複数の吐出口422から見て吐出側へと向かう移動方向に移動する)ことにより、ノズル部421の吐出口422が基板9に対して(+X)方向に相対移動を開始する(ステップS12)。
そして、基板9の移動開始とほぼ同時に、吐出部42のノズル部421からリブ形成材料の吐出が開始される(ステップS13)。吐出部42からのリブ形成材料の吐出は、図1に示す逆止弁441、ポンプ443および制御弁444により行われる。まず、制御部6の制御により制御弁444が開放された状態でポンプ443が吸引動作を行う。このとき、逆止弁441によりリブ形成材料の逆流が阻止されるため、タンク445からポンプ443へとリブ形成材料が引き込まれる。次に、制御弁444が閉じられ、ポンプ443が押出動作を行う。これにより、吐出部42から連続的にリブ形成材料が吐出される。リブ形成装置1では、さらに、基板9の移動開始、および、リブ形成材料の吐出開始とほぼ同時に、光照射部43から紫外線の出射が開始される(ステップS14)。
これにより、基板9上に吐出されたリブ形成材料には、ノズル部421の基板9に対する相対的な進行方向の後方に配置されている光照射部43により紫外線が照射される。既述のように、リブ形成材料は光開始剤が添加されて光硬化性を有しており、光照射部43からの紫外線の照射により、基板9上のリブ形成材料が容易に硬化してノズル部421の相対的な進行方向に伸びる高精細なリブが形成される。なお、リブ形成材料は紫外線以外の光に対する硬化性を有するものであってもよい。
上述のように、ノズル部421から吐出されるリブ形成材料はチキソトロピー性を有しており、吐出開始時におけるリブ形成材料の粘度は、リブ形成材料の吐出が連続的に行われている定常吐出状態における粘度よりも高いため、吐出開始時には定常吐出状態における圧力(本実施の形態では、約0.5メガパスカル(MPa))よりも高い圧力がリブ形成材料に加えられる。そして、リブ形成材料の吐出が開始されるとリブ形成材料の粘度は急速に低下するが、一方で、リブ形成材料に加えられる圧力を定常吐出時における圧力まで低下させるにはある程度時間が必要となる。
このため、リブ形成材料の吐出開始直後には、定常吐出状態よりも多量のリブ形成材料が吐出される。その結果、図8.Aの左側に示すように、第1姿勢のノズル部421により形成されるリブ82の始端部821(すなわち、リブの形成が開始される側の端部)において、リブ82の高さが、吐出口422の高さ(すなわち、吐出口422の上端と下端との間のZ方向に関する距離)よりも大きくなる。なお、リブ形成材料の吐出が定常吐出状態になると、吐出口422から吐出されつつ硬化するリブ形成材料により形成されるリブの高さは、吐出口422の高さとほぼ等しくなる。図8.Aでは、リブ82の高さを実際よりも大きく描いている(図8.Bにおいても同様)。
リブ形成装置1では、ステップS12,S13における基板9の移動開始およびリブ形成材料の吐出開始とほぼ同時に、制御部6によりノズル回転部427のエアシリンダ4271(図5参照)が駆動制御され(すなわち、エアシリンダ4271内のエアの流量が制御され)、ロッド4273の先端が(−X)方向に移動を開始することにより、ノズル部421の図5中における時計回りの回転が開始され、各吐出口422からのリブ形成材料の吐出方向の変更が開始される(ステップS15)。
ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度は、図9.Aに示すように、基板9の(−X)方向への移動と並行して漸次増大し、各吐出口422の高さも漸次増大する。これにより、各吐出口422から吐出されつつ硬化するリブ82の高さも、図8.A中に矢印821aにて示すように、始端部821よりも(+X)側において(+X)方向に向かうに従って漸次増大する。このとき、ノズル部421の先端面424の下端は、常に基板9の上面91に当接した状態とされる。
図9.Aに示すように、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度は、ステップS15におけるノズル部421の回転開始から約1秒後に45度となり、この状態で制御部6によりエアシリンダ4271のロッド4273の移動が停止される。これにより、ノズル部421の回転(すなわち、ノズル部421からのリブ形成材料81の吐出方向の変更)が停止され、ノズル部421が図2および図3に示す姿勢(すなわち、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度が45度となる姿勢であり、以下、「第2姿勢」という。)にて固定される(ステップS16)(図8.Aの右側の吐出口422および流路423参照)。
リブ形成装置1では、ノズル部421の姿勢が第1姿勢から第2姿勢へと変更される際に(すなわち、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度が35度から45度へと変更される際に)、ノズル部421の先端面424に形成された複数の吐出口422が、図10.A中にて符号101を付す破線にて示す速度にてX方向へと移動する。図10.Aでは、(+X)方向への移動速度をプラスとして描いている(図10.Bにおいても同様)。
また、ノズル部421の姿勢変更と並行して、制御部6によりステージ移動機構2が制御され、図10.A中にて符号102を付す実線にて示すように、基板9の(−X)方向への移動速度の絶対値が大きくなるように制御される。このように、制御部6によりノズル部421の吐出口422に対する基板9の相対移動速度が制御されることにより、吐出口422の基板9に対するX方向における相対移動速度(図10.A中において符号103を付す二点鎖線にて示す。)が一定に維持される。
リブ形成装置1では、ノズル部421が第2姿勢にて固定された後も、ノズル部421の複数の吐出口422からリブ形成材料が吐出される間に、基板9が(−X)方向に吐出口422に対して相対的に移動することにより、図8.Aに示すように、X方向に平行なリブ82の形成が連続して行われる。このときの基板9の移動速度は秒速約5mmとされる。以下の説明では、リブ82の始端部821(すなわち、図8.Aにおいてリブ82の(−X)側の端部にて盛り上がっている部位)近傍の高さが変化している部位と後述する終端部823(図8.B参照)との間の部位を中間部822と呼ぶ。リブ82の中間部822の高さは一定であり、第2姿勢のノズル部421における吐出口422の高さとほぼ等しい。
リブ形成材料の吐出が続けられ、基板9上におけるリブ82の中間部822の形成終了位置(すなわち、図8.Bに示すリブ82の終端部823の形成開始位置)がノズル部421の吐出口422の真下に達すると、制御部6によりノズル回転部427のエアシリンダ4271(図5参照)が駆動制御され、ロッド4273の先端が(+X)方向に移動を開始することにより、ノズル部421の図5中における反時計回りの回転が開始され、各吐出口422からのリブ形成材料の吐出方向の変更が開始される(ステップS17)。
ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度は、図9.Bに示すように、基板9の(−X)方向への移動と並行して漸次減少し、各吐出口422の高さも漸次減少する。これにより、リブ82の終端部823の高さも、図8.Bに示すように、(+X)方向に向かうに従って漸次減少する。このとき、ノズル部421の先端面424の下端は、常に基板9の上面91に当接した状態とされる。
図9.Bに示すように、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度は、ステップS17におけるノズル部421の回転開始から約1秒後に35度となり、この状態でノズル部421の回転が停止される。これにより、ノズル部421からのリブ形成材料81の吐出方向の変更が停止され、ノズル部421が図5および図6に示す第1姿勢となる(ステップS18)。
リブ形成装置1では、ノズル部421の姿勢が第2姿勢から第1姿勢へと変更される際に(すなわち、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度が45度から35度へと変更される際に)、ノズル部421の先端面424に形成された複数の吐出口422が、図10.B中にて符号101を付す破線にて示す速度にて(+X)方向へと移動する。
また、ノズル部421の姿勢変更と並行して、制御部6によりステージ移動機構2が制御され、図10.B中にて符号102を付す実線にて示すように、基板9の(−X)方向への移動速度の絶対値が小さくなるように制御される。このように、制御部6によりノズル部421の吐出口422に対する基板9の相対移動速度が制御されることにより、吐出口422の基板9に対するX方向における相対移動速度(図10.B中において符号103を付す二点鎖線にて示す。)が一定に維持される。
ノズル部421からのリブ形成材料81の吐出方向の変更が停止されてノズル部421が第1姿勢にて固定されると、リブ82の終端部823の硬化を行うために基板9がさらに僅かな距離だけ(−X)方向に移動した後、制御部6の制御により光照射部43からの紫外線の出射が停止される(ステップS19)。そして、制御部6の制御により、ノズル部421からのリブ形成材料の吐出が停止され(ステップS20)、ほぼ同時に基板9の移動も停止される(ステップS21)。
このようにして、基板9上に複数(本実施の形態では、30本)のリブが形成されると、制御部6によりヘッド移動機構3が駆動制御されてヘッド部4が副走査方向(すなわち、Y方向)に所定の距離だけ移動し、基板9が初期位置へと移動された後、上記ステップS11〜S21が繰り返されることにより、副走査方向に関して基板9上の広範囲に亘って多数のリブが形成される。
以上の工程にて形成されたリブは他の工程において焼成され、リブ形成材料中の樹脂分が除去されるとともに、低軟化点ガラスフリットが融着する。そして、適宜、他の必要な工程を経て平面表示装置の組立部品であるパネルが完成する。
以上に説明したように、リブ形成装置1では、リブ形成時に、制御部6の制御によりノズル部421の姿勢(すなさち、ノズル部421からのリブ形成材料の吐出方向)が変更され、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度が、リブ82の始端部821を形成する際に35度とされ、始端部821が形成された後の中間部822の形成時に45度とされる。このように、リブ82の始端部821の形成時におけるノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度を、リブ82の中間部822の形成時における当該角度よりも小さくすることにより、始端部821の形成時における吐出口422の高さを中間部822の形成時における吐出口422の高さよりも小さくし、図8.Aに示すように、リブ82の始端部821が中間部822よりも高く盛り上がってしまうことを防止することができる。
例えば、第2姿勢におけるノズル部421の吐出口422の高さが約0.23mmであるとすると、リブ82の中間部822の高さも約0.23mmとなり、第1姿勢における吐出口422の高さは約0.19mmとなる。したがって、リブ82の始端部821の形成時に、リブ形成材料が定常吐出時よりも多量に吐出されて始端部821が吐出口422の高さよりも仮に10%程度高く盛り上がったとしても、始端部821の高さは約0.21mmであり、中間部822よりも低くなる。
また、仮に、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度が35度(第1姿勢)から40度まで変更される間に始端部821が形成されるとした場合であっても、当該角度が40度のときの吐出口422の高さは約0.21mmであり、始端部821の高さは吐出口422の高さの110%(すなわち、約0.23mm)以下となるため、始端部821が中間部822よりも高く盛り上がってしまうことが防止される。
リブ形成装置1では、また、制御部6の制御により、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度が、リブ82の終端部823を形成する際に45度から35度へと変更される。これにより、リブ82の終端部823の高さを中間部822から離れるに従って漸次減少させて終端部823を滑らかな形状とすることができる。その結果、終端部が角部を有する形状となっているリブに比べて、基板搬送時の衝撃等によるリブ82の終端部823の損傷を防止することができる。
ここで、リブ82の始端部821の形成開始時におけるノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度(本実施の形態では、35度)を「開始鋭角」と呼び、リブ82の中間部822の形成時、および、終端部823の形成終了時における当該角度(本実施の形態では、それぞれ45度および35度)をそれぞれ「リブ形成鋭角」および「終了鋭角」と呼ぶと、リブ形成装置1では、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度が、リブ82の始端部821を形成する際に開始鋭角とされ、始端部821が形成された後に開始鋭角よりも大きいリブ形成鋭角とされることにより、リブ82の始端部821が中間部822よりも高く盛り上がってしまうことを防止することができる。
また、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度が、リブ82の終端部823を形成する際にリブ形成鋭角から終了鋭角へと変更されることにより、終端部823を滑らかな形状として終端部823の損傷を防止することができる。なお、上記実施の形態では、開始鋭角および終了鋭角が共に35度とされるが、開始鋭角と終了鋭角とは異なる角度とされてもよい。
リブ形成装置1では、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度が開始鋭角(35度)からリブ形成鋭角(45度)へと変更される際に、基板9の移動速度が制御されることにより、ノズル部421の吐出口422の基板9に対する相対移動速度が一定に維持される。これにより、リブ82の始端部821および始端部821と中間部822との間の部位の合計長さを、容易に所望の長さとすることができる。また、リブ82の単位長さ当たりのリブ形成材料の量が、リブ82の始端部821、および、始端部821と中間部822との間の部位の形成時と、リブ82の中間部822の形成時とで等しくされる。その結果、リブ82を安定して形成することができる。
また、リブ形成装置1では、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度がリブ形成鋭角(45度)から終了鋭角(35度)へと変更される際にも、基板9の移動速度が制御されることにより、ノズル部421の吐出口422の基板9に対する相対移動速度が一定に維持される。これにより、リブ82の終端部823の長さを、容易に所望の長さとすることができる。また、リブ82の単位長さ当たりのリブ形成材料の量が、リブ82の中間部822の形成時と終端部823の形成時とで等しくされることにより、リブ82をより安定して形成することができる。
上述のように、リブ形成装置1では、ノズル部421から吐出された光硬化性を有するリブ形成材料に光照射部43から光が照射されることにより、リブ形成材料が迅速に硬化してリブが形成される。これにより、リブを迅速かつ容易に形成することができる。また、ノズル部421に複数の吐出口422が形成されることにより、複数のリブを迅速に形成することができ、基板9上へのリブの形成効率を向上することができる。
次に、上面上に2つのリブ形成領域が設定された基板に対するリブ形成装置1によるリブの形成について説明する。図11は、2つのリブ形成領域92を有する基板9aを示す平面図であり、図12.Aおよび図12.Bは、基板9aに対するリブの形成の流れを示す図である。また、図13および図14はそれぞれ、基板9aに対するリブ形成途上における吐出部42を示す正面図および左側面図である。図11に示すように、基板9aの上面91上では、2つのリブ形成領域92がX方向(すなわち、リブ形成装置1における主走査方向)に沿って間隙をあけて配列されている。
リブ形成装置1では、図11に示すように、基板9aの2つのリブ形成領域92にそれぞれ複数のリブ82が形成され、2つのリブ形成領域92間の間隙部93にはリブは形成されない。リブ82が形成された基板9aからは2枚の平面表示装置用パネルが製造される。なお、図11では、図示の都合上、各リブ82のY方向の幅、および、隣接するリブ82間のY方向の距離を実際よりも大きく描いている。
図1に示すリブ形成装置1により、基板9aに対してリブ82の形成が行われる際には、上記と同様に、基板9aがステージ20上に載置され、基板9aの(−X)方向への移動が開始されるとともにノズル部421からのリブ形成材料の吐出が開始される(ステップS31〜S33)。
続いて、基板9aの移動開始、および、リブ形成材料の吐出開始とほぼ同時に、光照射部43からの紫外線の出射が開始されるとともにノズル回転部427によるノズル部421の回転(すなわち、吐出方向の変更)が開始され、ノズル部421の姿勢が図5および図6に示す第1姿勢から図2および図3に示す第2姿勢へと変更された後(すなわち、ノズル部421の先端面424と基板9aの上面91との間の角度が35度から45度へと変更された後)、ノズル部421の回転が停止される(ステップS34〜S36)。このとき、上記と同様に、制御部6によりノズル部421の吐出口422に対する基板9の相対移動速度が制御されることにより、吐出口422の基板9に対するX方向における相対移動速度が一定に維持される。これにより、基板9aの上面91上における(−X)側のリブ形成領域92に、リブ82の始端部821(図8.A参照)、および、始端部821と中間部822(図8.A参照)との間の部位が形成される。
リブ形成装置1では、ノズル部421の回転が停止された後も、基板9aの(−X)方向への移動、リブ形成材料の吐出、および、基板9a上のリブ形成材料への紫外線の照射が継続されることにより、(−X)側のリブ形成領域92にリブ82の中間部822が形成される。そして、(−X)側のリブ形成領域92における中間部822の形成終了位置がノズル部421の吐出口422の真下に達すると、ノズル部421の回転が開始され、ノズル部421の姿勢が第2姿勢から第1姿勢へと変更された後(すなわち、ノズル部421の先端面424と基板9aの上面91との間の角度が45度から35度へと変更された後)、ノズル部421の回転が停止される(ステップS37,S38)。このときも、制御部6によりノズル部421の吐出口422に対する基板9の相対移動速度が制御されることにより、吐出口422の基板9に対するX方向における相対移動速度が一定に維持される。これにより、(−X)側のリブ形成領域92にリブ82の終端部823(図8.B参照)が形成される。
ノズル部421の回転が停止されると、光照射部43からの紫外線の出射が停止され、ノズル部421からのリブ形成材料の吐出も停止される(ステップS39,S40)。このとき、ノズル部421の吐出口422は、基板9aの(−X)側のリブ形成領域92の(+X)側のエッジ近傍(例えば、当該エッジよりも僅かに(−X)側の位置)に位置している。
リブ形成装置1では、次のリブ形成領域92(すなわち、(+X)側のリブ形成領域92)があるため、リブ形成材料の吐出停止後も基板9aの(−X)方向への移動が継続される(ステップS41)。そして、ノズル部421の吐出口422が、2つのリブ形成領域92の間の間隙部93の(−X)側のエッジ(すなわち、(−X)側のリブ形成領域92の(+X)側のエッジ)上に到達すると、制御部6によりノズル回転部427および吐出部昇降機構45が制御されることにより、ノズル部421の回転、および、ノズル部421のZ方向への移動が開始される(ステップS42)。
ノズル部421は、図13中に二点鎖線にて示す第1姿勢から回転軸426を中心として図13中における反時計回りに回転するとともに、図13および図14に示す第1ブロック4251、第2ブロック4252、回転軸426、ノズル回転部427およびノズル支持部428(図14のみに示す。)と共に(+Z)方向に移動する。これにより、ノズル部421が、図13中に実線にて示す第3姿勢となり、ノズル部421の回転およびZ方向への移動が停止される(ステップS43)。ノズル部421の姿勢が第1姿勢から第3姿勢へと変更される間、ノズル部421の先端面424の下端は、常に基板9aの上面91に当接した状態とされる。
第3姿勢をとるノズル部421では、先端面424の全体が基板9aの上面91に当接しており、流路423(図2参照)の中心軸は基板9aの上面91に略垂直となっている。そして、ノズル部421の先端面424の全体が基板9aの上面91に当接した状態で、基板9aが(−X)方向に移動することにより(すなわち、ノズル部421の吐出口422に対して(−X)方向に相対移動することにより)、ノズル部421の吐出口422の下方を基板9aの間隙部93が通過する。
ノズル部421の吐出口422が、間隙部93の(+X)側のエッジ(すなわち、(+X)側のリブ形成領域92の(−X)側のエッジ)近傍に到達すると、制御部6によりノズル回転部427および吐出部昇降機構45が制御されることにより、ノズル部421の回転、および、ノズル部421のZ方向への移動が再度開始される(ステップS44)。ノズル部421の姿勢は、図13中に実線にて示す第3姿勢から二点鎖線にて示す第1姿勢へと変更され、ノズル部421の回転および(−Z)方向への移動が停止される(ステップS45)。ノズル部421の姿勢が第3姿勢から第1姿勢へと変更される間も同様に、ノズル部421の先端面424の下端は、常に基板9aの上面91に当接した状態とされる。
その後、次のリブ形成領域92である(+X)側のリブ形成領域92に対し、リブ形成材料の吐出および紫外線の出射が開始される(ステップS32,S33)。続いて、リブ形成材料の吐出開始とほぼ同時に、ノズル回転部427によるノズル部421の回転(すなわち、吐出方向の変更)が開始され、ノズル部421の姿勢が第1姿勢から第2姿勢へと変更された後、ノズル部421の回転が停止される(ステップS35,S36)。これにより、(+X)側のリブ形成領域92に、リブ82の始端部821、および、始端部821と中間部822との間の部位が形成される。
リブ形成装置1では、基板9aの(−X)方向への移動、リブ形成材料の吐出、および、基板9a上のリブ形成材料への紫外線の照射が継続されることにより、(+X)側のリブ形成領域92にリブ82の中間部822が形成される。そして、(+X)側のリブ形成領域92における中間部822の形成終了位置がノズル部421の吐出口422の真下に達すると、ノズル部421の回転が開始され、ノズル部421の姿勢が第2姿勢から第1姿勢へと変更された後、ノズル部421の回転が停止される(ステップS37,S38)。これにより、(+X)側のリブ形成領域92にリブ82の終端部823が形成される。
ノズル部421の回転が停止されると、光照射部43からの紫外線の出射が停止され、ノズル部421からのリブ形成材料の吐出も停止され(ステップS39,S40)、さらに、基板9aの移動も停止される(ステップS41,S46)。リブ形成装置1では、ノズル部421の一の吐出口422に注目すると、一の吐出口422から吐出されるリブ形成材料により、2つのリブ形成領域92にX方向に並ぶ2つのリブ82がそれぞれ形成される。
このようにして、基板9a上の2つのリブ形成領域92に複数(本実施の形態では、30本)のリブがそれぞれ形成されると、制御部6によりヘッド移動機構3が駆動制御されてヘッド部4が副走査方向(すなわち、Y方向)に所定の距離だけ移動し、基板9aが初期位置へと移動された後、上記ステップS31〜S46が繰り返されることにより、副走査方向に関して基板9a上の広範囲に亘って多数のリブが形成される。なお、塗布装置1ではノズル部421の姿勢が図13および図14に示す第3姿勢とされた状態で、ヘッド部4の副走査方向への移動が行われてもよい。
以上に説明したように、リブ形成装置1では、ノズル部421の吐出口422からのリブ形成材料の吐出を停止する際に、ノズル部421の姿勢が第3姿勢とされて先端面424の全体が基板9aの上面91に当接する。これにより、リブ形成材料の吐出停止時に、ノズル部421を基板9aから大きく離間させることなく、吐出停止後にノズル部421内に残留しているリブ形成材料が基板9aに付着することを抑制することができる。
ところで、リブ形成材料の吐出停止時にノズル部を基板から大きく離間する場合には、ノズル部内に残留しているリブ形成材料がノズル部の先端面の吐出口近傍に溜まり、溜まったリブ形成材料を吐出再開時に除去する必要があるが、本実施の形態に係るリブ形成装置1では、上述のようにノズル部421の先端面424の全体が基板9aの上面91に当接するため、吐出口422近傍にリブ形成材料が溜まることが防止または抑制される。その結果、吐出再開時におけるノズル部421の吐出口422近傍のクリーニングを不要とする(あるいは、クリーニングの頻度を低減する)ことができる。
リブ形成装置1では、また、基板9aの2つのリブ形成領域92の間の間隙部93において、吐出口422からのリブ形成材料の吐出が停止されるとともに、ノズル部421の先端面424の全体が基板9aの上面91に当接した状態で基板9aが移動する。これにより、2つのリブ形成領域92にリブ82を形成する際に、吐出停止後にノズル部421内に残留しているリブ形成材料が間隙部93に付着することを抑制することができる。また、上述のように、ノズル部421のクリーニングが不要となる(あるいは、クリーニングの頻度が低減する)ため、リブ82の形成に要する時間を短縮することができる。なお、リブ形成装置1は、上面上に2以上のリブ形成領域が設定された基板に対するリブの形成にも同様に利用される。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
リブ形成装置1では、第1姿勢または第2姿勢をとるノズル部421において、ノズル部421の先端面424の下端は、必ずしも基板の上面91に当接する必要はなく、高精度にノズル部421の姿勢および位置を制御することにより、当該下端と基板の上面91との間の間隙がほぼ一定の微小な距離(例えば、50マイクロメートル(μm))にて保たれ、ノズル部421の先端面424の下端が常時、基板の上面91に近接した状態とされてもよい。また、リブ形成材料の吐出停止時にノズル部421が第3姿勢をとる場合も同様に、ノズル部421の先端面424の全体が基板9aの上面91に近接した状態とされてもよい。この場合、基板9aの2つのリブ形成領域92の間の間隙部93がノズル部421の下方を通過する際には、ノズル部421の先端面424の全体が基板9aの上面91に近接した状態で基板9aが移動される。
吐出部42では、リブ82の始端部821の形成開始時におけるノズル部421の先端面424と基板の上面91との間の角度である開始鋭角は、必ずしも35度とされる必要はない。同様に、リブ82の中間部822の形成時における当該角度であるリブ形成鋭角も、開始鋭角よりも大きければ必ずしも45度とされる必要はなく、終端部823の形成終了時における当該角度である終了鋭角も、リブ形成鋭角よりも小さければ必ずしも35度とされる必要はない。
リブ形成装置1では、リブ82の始端部821および終端部823の双方においてノズル部421の回転によりリブ形成材料の吐出方向の変更が行われるが、例えば、リブ82の材質が終端部823の損傷がほとんど発生しない種類である場合には、始端部821の形成時のみにノズル部421の姿勢が第1姿勢から第2姿勢へと変更され、終端部823の形成は、ノズル部421が第2姿勢のまま行われてもよい。
また、リブ形成材料のチキソトロピー性があまり高くなく、始端部821におけるリブ形成材料の盛り上がりが許容範囲内である場合等、始端部821の形成はノズル部421が第2姿勢のまま行われ、終端部823の形成時のみにノズル部421の姿勢が第2姿勢から第1姿勢へと変更されてもよい。換言すれば、リブ82の始端部821の形成開始から中間部822の形成終了までの間、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度がリブ形成鋭角とされ、リブ82の終端部823を形成する際にのみ、ノズル部421の先端面424と基板9の上面91との間の角度が、リブ形成鋭角からリブ形成鋭角よりも小さい終了鋭角へと変更されてもよい。
リブ形成装置1では、リブ82の始端部821および終端部823の形成時におけるノズル部421の姿勢変更、並びに、リブ形成材料の吐出停止時および吐出再開時におけるノズル部421の姿勢変更は、例えば、多関節ロボットによりノズル部421を支持し、当該ロボットを駆動することにより実現されてもよい。この場合も、ノズル部421の姿勢変更が行われる際には、ノズル部421の先端面424の下端が、基板の上面91に当接または近接した状態にて上面91に沿って移動する。また、多関節ロボット等により、ノズル部421の先端面424の下端を回転軸としてノズル部421が回転されてもよい。
上記実施の形態では、リブ形成材料は紫外線の照射により硬化するが、他の波長帯の光の照射により硬化するものであってもよく、この場合、光照射部43からの出射光の波長帯も適宜変更される。また、リブ形成材料は、低軟化点ガラスフリットを含むものが好ましいが、リブが形成される基板の用途によっては、他の材料を用いることも可能である。
リブ形成装置1では、ステージ20上の基板がノズル部421に対してX方向に移動するが、ノズル部421を基板に対してX方向に移動する機構が設けられてもよい。すなわち、リブ形成装置1におけるノズル部421の基板に対するX方向への相対的な移動は、いかなる機構にて実現されてもよい。
リブ形成装置1においてリブが形成される基板は、ガラス以外の材料により形成されるものであってもよい。
リブ形成装置の構成を示す図である。 ノズル部の先端近傍を拡大して示す図である。 吐出部を拡大して示す正面図である。 吐出部を拡大して示す左側面図である。 吐出部を拡大して示す正面図である。 ノズル部の先端近傍を拡大して示す図である。 リブ形成装置の動作の流れを示す図である。 形成途上のリブを示す図である。 形成途上のリブを示す図である。 ノズル部の先端面と基板の上面との間の角度の変化を示す図である。 ノズル部の先端面と基板の上面との間の角度の変化を示す図である。 基板およびノズル部の吐出口の移動速度を示す図である。 基板およびノズル部の吐出口の移動速度を示す図である。 2つのリブ形成領域を有する基板を示す平面図である。 リブ形成装置の動作の流れを示す図である。 リブ形成装置の動作の流れを示す図である。 吐出部を拡大して示す正面図である。 吐出部を拡大して示す左側面図である。
符号の説明
1 リブ形成装置
2 ステージ移動機構
6 制御部
9,9a 基板
43 光照射部
81 リブ形成材料
82 リブ
91 上面
92 リブ形成領域
421 ノズル部
422 吐出口
424 先端面
426 回転軸
427 ノズル回転部
821 始端部
823 終端部
S11〜S21,S31〜S45 ステップ

Claims (9)

  1. 基板上にリブを形成するリブ形成装置であって、
    基板の主面に向かうとともに前記主面に対して傾斜する吐出方向に吐出口からリブ形成材料を吐出するノズル部と、
    前記吐出口からリブ形成材料が吐出される間に、前記基板の前記主面に平行かつ前記吐出口から見て吐出側へと向かう方向である移動方向に前記基板を前記吐出口に対して相対的に移動することにより、前記主面上に吐出されつつ硬化するリブ形成材料にて前記移動方向に平行なリブを形成する移動機構と、
    前記吐出方向および前記移動方向に垂直な回転軸を中心として前記ノズル部を回転することにより前記吐出方向を変更する吐出方向変更部と、
    前記吐出方向変更部による前記吐出方向の変更および前記ノズル部からのリブ形成材料の吐出を制御する制御部と、
    を備え、
    前記吐出口が設けられる前記ノズル部の先端面と前記基板の前記主面との間の角度がリブ形成時に鋭角とされ、前記先端面の下端が前記主面に近接または当接するとともに前記吐出口の下端が前記先端面の前記下端と一致し、
    前記吐出方向変更部により前記ノズル部が回転される際に、前記先端面の前記下端が前記主面に近接または当接する状態が維持され、
    前記制御部の制御により、前記先端面と前記主面とのなす角が、リブの始端部を形成する際に開始鋭角とされ、前記始端部が形成された後に前記開始鋭角よりも大きいリブ形成鋭角とされることを特徴とするリブ形成装置。
  2. 請求項1に記載のリブ形成装置であって、
    前記回転軸が前記基板の前記主面から離れており、
    前記先端面と前記主面とのなす角が前記開始鋭角から前記リブ形成鋭角へと変更される際に、前記制御部により前記基板の相対移動速度が制御されることにより、前記吐出口の前記基板に対する相対移動速度が一定に維持されることを特徴とするリブ形成装置。
  3. 請求項1または2に記載のリブ形成装置であって、
    前記制御部の制御により、前記先端面と前記主面とのなす角が、前記リブの終端部を形成する際に前記リブ形成鋭角から前記リブ形成鋭角よりも小さい終了鋭角へと変更されることを特徴とするリブ形成装置。
  4. 基板上にリブを形成するリブ形成装置であって、
    基板の主面に向かうとともに前記主面に対して傾斜する吐出方向に吐出口からリブ形成材料を吐出するノズル部と、
    前記吐出口からリブ形成材料が吐出される間に、前記基板の前記主面に平行かつ前記吐出口から見て吐出側へと向かう方向である移動方向に前記基板を前記吐出口に対して相対的に移動することにより、前記主面上に吐出されつつ硬化するリブ形成材料にて前記移動方向に平行なリブを形成する移動機構と、
    前記吐出方向および前記移動方向に垂直な回転軸を中心として前記ノズル部を回転することにより前記吐出方向を変更する吐出方向変更部と、
    前記吐出方向変更部による前記吐出方向の変更および前記ノズル部からのリブ形成材料の吐出を制御する制御部と、
    を備え、
    前記吐出口が設けられる前記ノズル部の先端面と前記基板の前記主面との間の角度がリブ形成時に鋭角とされ、前記先端面の下端が前記主面に近接または当接するとともに前記吐出口の下端が前記先端面の前記下端と一致し、
    前記吐出方向変更部により前記ノズル部が回転される際に、前記先端面の前記下端が前記主面に近接または当接する状態が維持され、
    前記制御部の制御により、前記先端面と前記主面とのなす角が、リブの終端部を形成する際にリブ形成鋭角から前記リブ形成鋭角よりも小さい終了鋭角へと変更されることを特徴とするリブ形成装置。
  5. 請求項4に記載のリブ形成装置であって、
    前記ノズル部の前記回転軸が前記基板の前記主面から離れており、
    前記先端面と前記主面とのなす角が前記リブ形成鋭角から前記終了鋭角へと変更される際に、前記制御部により前記基板の相対移動速度が制御されることにより、前記吐出口の前記基板に対する相対移動速度が一定に維持されることを特徴とするリブ形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のリブ形成装置であって、
    前記吐出口からのリブ形成材料の吐出を停止する際に、前記制御部が前記吐出方向変更部を制御することにより、前記先端面の全体が前記基板の前記主面に当接または近接することを特徴とするリブ形成装置。
  7. 請求項6に記載のリブ形成装置であって、
    前記基板の前記主面上に前記移動方向に沿って間隙をあけて配列された2つのリブ形成領域が設定されており、前記2つのリブ形成領域に2つのリブがそれぞれ形成される際に、前記2つのリブ形成領域の間において、前記吐出口からのリブ形成材料の吐出が停止されるとともに、前記先端面の全体が前記基板の前記主面に当接または近接した状態で前記基板が前記吐出口に対して前記移動方向に相対的に移動することを特徴とするリブ形成装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載のリブ形成装置であって、
    前記基板の前記主面上に吐出されたリブ形成材料に光を照射する光照射部をさらに備え、
    前記リブ形成材料が光硬化性を有することを特徴とするリブ形成装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載のリブ形成装置であって、
    前記ノズル部が、それぞれが前記吐出口と同形状であって前記先端面の前記下端に沿って一定のピッチにて配列された複数の吐出口を備えることを特徴とするリブ形成装置。
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