JP2009145864A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009145864A5 JP2009145864A5 JP2008186407A JP2008186407A JP2009145864A5 JP 2009145864 A5 JP2009145864 A5 JP 2009145864A5 JP 2008186407 A JP2008186407 A JP 2008186407A JP 2008186407 A JP2008186407 A JP 2008186407A JP 2009145864 A5 JP2009145864 A5 JP 2009145864A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- refractive index
- index anisotropy
- pair
- retardation plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Claims (18)
- 配向膜を夫々有する一対の基板の間に、前記配向膜によってプレチルトを付与された液晶分子からなる垂直配向型の液晶が挟持されてなり、光を変調する液晶パネルと、
前記液晶パネルを挟んで配置された一対の偏光板と、
前記一対の偏光板の間に配置されており、(i-a)第1基板、(ii-a)一軸性の屈折率異方性を有し前記一軸性の屈折率異方性の一軸性光軸が厚さ方向に沿うように前記第1基板上に垂直蒸着された垂直蒸着膜及び(iii-a)第1屈折率異方性を有し前記第1屈折率異方性の第1光軸が前記プレチルトによる前記光の特性変化を打ち消す第1方向に傾斜するように前記垂直蒸着膜上に斜方蒸着された第1蒸着膜を有する第1位相差板と、
前記一対の偏光板の間に配置されており、(i-b)第2基板及び(ii-b)第2屈折率異方性を有し前記第2屈折率異方性の第2光軸が前記特性変化を打ち消すと共に前記第1方向と異なる第2方向に傾斜するように前記第2基板上に斜方蒸着された第2蒸着膜を有する第2位相差板と
を備えることを特徴とする液晶装置。 - 前記垂直蒸着膜の厚さ及び前記垂直蒸着膜の厚さ方向の屈折率は、前記一対の偏光板のうち前記光の出射側に位置する一の偏光板の真正面から見た場合を0度とした際の視線の角度を示す極角が30°である場合における位相差が20nm以下であるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
- 前記第1方向と前記第2方向とは、前記プレチルトが付与された液晶分子の長軸方向を挟む位置関係にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶装置。
- 前記第1方向と前記第2方向とが形成する角度である関係角は、70度乃至110度であることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の液晶装置。
- 前記第1屈折率異方性及び前記第2屈折率異方性のうち少なくとも一方は、二軸性であることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の液晶装置。
- 前記第1屈折率異方性は、前記第1光軸をX軸とした場合、X軸方向の屈折率はY軸方向の屈折率より大きく、且つ、前記Y軸方向の屈折率はZ軸方向の屈折率より大きいという大小関係を有することに加えて又は代えて、前記第2屈折率異方性は、前記第2光軸をX軸とした場合、X軸方向の屈折率はY軸方向の屈折率より大きく、且つ、前記Y軸方向の屈折率はZ軸方向の屈折率より大きいという大小関係を有することを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の液晶装置。
- 前記第1位相差板の正面方向の位相差である第1正面位相差と、前記第2位相差板の正面方向の位相差である第2正面位相差とは異なることを特徴とする請求項1から6のうちいずれか一項に記載の液晶装置。
- 前記一対の偏光板の一対の透過軸は、互いに直交すると共に、前記第1基板又は前記第2基板の法線方向から見て、前記プレチルトを付与された液晶分子の長軸方向と45度の角度を夫々なし、
前記第1位相差板では、前記第1光軸が前記一対の透過軸の一方の方向に沿うと共に、
前記第2位相差板では、前記第2光軸が前記一対の透過軸の他方の方向に沿うことを特徴とする請求項1から7のうちいずれか一項に記載の液晶装置。 - 前記第1蒸着膜及び前記第2蒸着膜のうち少なくとも一方は、無機材料を含んで構成されることを特徴とする請求項1から8のうちいずれか一項に記載の液晶装置。
- 前記第1位相差板及び前記第2位相差板のうち少なくとも一方は、前記一方の位相差板の法線方向を回転軸にして回転可能であることを特徴とする請求項1から9のうちいずれか一項に記載の液晶装置。
- 前記第1蒸着膜及び前記蒸着膜のうち少なくとも一方の蒸着膜の膜厚に加えて又は代えて前記一方の蒸着膜が斜方蒸着された角度である蒸着角度は、(i)前記位相差板における前記光の出射側から見て正面方向の位相差である正面位相差が第1所定範囲内にあるように設定されることに加えて、(ii)前記位相差板の法線方向と異なると共に前記一方の蒸着膜が斜方蒸着される方向である蒸着方向に沿った第1方向から、前記光が入射する場合に発生する第1位相差と、前記法線方向を基準にして前記第1方向と対称な方向である第2方向から、前記光が入射する場合に発生する第2位相差との比が第2所定範囲内にあるように設定されることを特徴とする請求項1から10のうちいずれか一項に記載の液晶装置。
- 前記膜厚及び前記蒸着角度は、(i)前記正面位相差が大きくなるに従って、前記位相差板を、前記法線方向を回転軸にして回転させる際の回転角度の単位変化量に対するコントラストの変化量が大きくなるように設定されることに加えて又は代えて、(ii)前記正面位相差が小さくなるに従って、前記単位変化量に対する前記コントラストの変化量が小さくなるように設定されることを特徴とする請求項11に記載の液晶装置。
- 配向膜を夫々有する一対の基板の間に、前記配向膜によってプレチルトを付与された液晶分子からなる垂直配向型の液晶が挟持されてなり、光を変調する液晶パネルと、
前記液晶パネルを挟んで配置された一対の偏光板と、
前記一対の偏光板の間に配置されており、(i-a)第1基板、及び(ii-a)第1屈折率異方性を有し前記第1屈折率異方性の第1光軸が前記プレチルトによる前記光の特性変化を打ち消す第1方向に傾斜するように前記第1基板上に斜方蒸着された第1蒸着膜を有する第1位相差板と、
前記一対の偏光板の間に配置されており、(i-b)第2基板及び(ii-b)第2屈折率異方性を有し前記第2屈折率異方性の第2光軸が前記プレチルトによる前記光の特性変化を打ち消すと共に前記第1方向と異なる第2方向に傾斜するように前記第2基板上に斜方蒸着された第2蒸着膜を有する第2位相差板と、
前記一対の偏光板の間に配置されており、一軸性の屈折率異方性を有し前記一軸性の屈折率異方性の一軸性光軸が厚さ方向に沿った第3位相差板と
を備えることを特徴とする液晶装置。 - 請求項1から12のうちいずれか一項に記載の液晶装置と、
前記光を出射する光源と、
前記変調された光を投射する投射光学系と
を備えることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項13に記載の液晶装置と、
前記光を出射する光源と、
前記変調された光を投射する投射光学系と
を備えることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1から13のうちいずれか一項に記載の液晶装置における光学補償を行う光学補償方法であって、
前記第1位相差板及び前記第2位相差板の少なくとも一方の位相差板を、前記一方の位相差板の法線方向を回転軸にして、回転させる光学調整ステップと
を備えることを特徴とする液晶装置の光学補償方法。 - 配向膜を夫々有する一対の基板の間に、前記配向膜によってプレチルトを付与された液晶分子からなる垂直配向型の液晶が挟持されてなり、光を変調する液晶パネルと、
前記液晶パネルを挟んで配置された一対の偏光板と、
前記一対の偏光板の間に配置されており、(i-a)第1基板、(ii-a)一軸性の屈折率異方性を有し前記一軸性の屈折率異方性の一軸性光軸が厚さ方向に沿うように前記第1基板の一方側に垂直蒸着された垂直蒸着膜及び(iii-a)第1屈折率異方性を有し前記第1屈折率異方性の第1光軸が前記プレチルトによる前記光の特性変化を打ち消す第1方向に傾斜するように前記第1基板の他方側に斜方蒸着された第1蒸着膜を有する第1位相差板と、
前記一対の偏光板の間に配置されており、(i-b)第2基板及び(ii-b)第2屈折率異方性を有し前記第2屈折率異方性の第2光軸が前記特性変化を打ち消すと共に前記第1方向と異なる第2方向に傾斜するように前記第2基板上に斜方蒸着された第2蒸着膜を有する第2位相差板と
を備えることを特徴とする液晶装置。 - 前記垂直蒸着膜は、前記第1蒸着膜と比較して、前記液晶パネルから遠い位置に配置されることを特徴とする請求項17に記載の液晶装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008186407A JP5262388B2 (ja) | 2007-11-20 | 2008-07-17 | 液晶装置、プロジェクタ及び液晶装置の光学補償方法 |
CN200810177740.7A CN101441364B (zh) | 2007-11-20 | 2008-11-18 | 液晶装置、投影机以及液晶装置的光学补偿方法 |
TW097144521A TWI499835B (zh) | 2007-11-20 | 2008-11-18 | Liquid crystal device, projector and liquid crystal device |
CN201610011915.1A CN105700244A (zh) | 2007-11-20 | 2008-11-18 | 液晶装置、投影机以及液晶装置的光学补偿方法 |
US12/274,232 US8212947B2 (en) | 2007-11-20 | 2008-11-19 | Liquid crystal device, projector, and optical compensation method of liquid crystal device |
KR1020080115922A KR101540810B1 (ko) | 2007-11-20 | 2008-11-20 | 액정 장치, 프로젝터 및 액정 장치의 광학 보상 방법 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007300197 | 2007-11-20 | ||
JP2007300197 | 2007-11-20 | ||
JP2008186407A JP5262388B2 (ja) | 2007-11-20 | 2008-07-17 | 液晶装置、プロジェクタ及び液晶装置の光学補償方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013096772A Division JP5505541B2 (ja) | 2007-11-20 | 2013-05-02 | 液晶装置、プロジェクタ及び液晶装置の光学補償方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009145864A JP2009145864A (ja) | 2009-07-02 |
JP2009145864A5 true JP2009145864A5 (ja) | 2011-07-28 |
JP5262388B2 JP5262388B2 (ja) | 2013-08-14 |
Family
ID=40916471
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008186407A Expired - Fee Related JP5262388B2 (ja) | 2007-11-20 | 2008-07-17 | 液晶装置、プロジェクタ及び液晶装置の光学補償方法 |
JP2013096772A Active JP5505541B2 (ja) | 2007-11-20 | 2013-05-02 | 液晶装置、プロジェクタ及び液晶装置の光学補償方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013096772A Active JP5505541B2 (ja) | 2007-11-20 | 2013-05-02 | 液晶装置、プロジェクタ及び液晶装置の光学補償方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP5262388B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011180485A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Seiko Epson Corp | 反射型液晶装置および電子機器 |
JP2011180487A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Seiko Epson Corp | 液晶装置および電子機器 |
JP6575563B2 (ja) * | 2017-06-29 | 2019-09-18 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶表示装置および電子機器 |
JP7141353B2 (ja) * | 2019-03-04 | 2022-09-22 | デクセリアルズ株式会社 | 位相差補償素子の製造方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3250853B2 (ja) * | 1992-11-09 | 2002-01-28 | 松下電器産業株式会社 | 液晶表示装置およびそれを用いた投写型表示装置 |
JP3924955B2 (ja) * | 1998-10-20 | 2007-06-06 | 住友化学株式会社 | 位相差フィルムが配置された液晶表示装置 |
US20030103182A1 (en) * | 2001-11-30 | 2003-06-05 | Eastman Kodak Company | Vertically aligned liquid crystal imaging component with compensation layer |
JP4247894B2 (ja) * | 2003-10-23 | 2009-04-02 | 日東電工株式会社 | 光学素子、集光バックライトシステムおよび液晶表示装置 |
JP2006078637A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Seiko Epson Corp | 液晶装置および投射型表示装置 |
JP4192878B2 (ja) * | 2004-09-29 | 2008-12-10 | セイコーエプソン株式会社 | 投射型表示装置 |
JP2006119444A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | 位相差補償素子およびそれを用いた液晶装置 |
JP2006171327A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 位相差補償素子並びにこれを用いた液晶表示装置及び液晶プロジェクタ |
JP4839623B2 (ja) * | 2005-02-02 | 2011-12-21 | 株式会社日立製作所 | 投射型映像表示装置 |
JP4897707B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2012-03-14 | 富士フイルム株式会社 | 位相差補償素子、液晶表示装置及び液晶プロジェクタ |
JP4672469B2 (ja) * | 2005-07-11 | 2011-04-20 | 富士フイルム株式会社 | 液晶装置及び投射型表示装置 |
EP1796400A1 (en) * | 2005-12-06 | 2007-06-13 | JDS Uniphase Corporation | Thin-film optical retarders |
JP4396625B2 (ja) * | 2005-12-13 | 2010-01-13 | エプソンイメージングデバイス株式会社 | 液晶装置及び投射型表示装置 |
JP4466693B2 (ja) * | 2006-10-27 | 2010-05-26 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクタとその光学補償方法、及び液晶装置 |
TWI427374B (zh) * | 2006-12-27 | 2014-02-21 | Fujifilm Corp | 遲延度補償元件、垂直配向向列型液晶顯示裝置、及液晶投影機 |
TW200842417A (en) * | 2006-12-28 | 2008-11-01 | Sony Corp | Optical compensation plate, liquid crystal display device, projection type liquid crystal display device, display device manufacturing method, and adjusting method |
-
2008
- 2008-07-17 JP JP2008186407A patent/JP5262388B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2013
- 2013-05-02 JP JP2013096772A patent/JP5505541B2/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009145863A5 (ja) | ||
JP2009145861A5 (ja) | ||
US8174650B2 (en) | Liquid crystal display device having first and second birefringent layers and first and second quarter-wave plates | |
JP2016028284A5 (ja) | ||
JP6266769B2 (ja) | 液晶ディスプレイの光学補償方法 | |
RU2011117146A (ru) | Жидкокристаллическое устройство формирования изображения | |
JP2015230386A (ja) | 反射防止フィルム及び画像表示装置 | |
JP2003315556A5 (ja) | ||
WO2007142458A1 (en) | Integrated o film for improving viewing angle of tn-lcd, and polarizer plate and tn-lcd including the same | |
JP2011033762A5 (ja) | ||
TW201428361A (zh) | 偏振板和包括所述偏振板的液晶顯示裝置 | |
JP2009145864A5 (ja) | ||
WO2014180048A1 (zh) | 液晶显示器及其光学补偿方法 | |
JP2009145862A5 (ja) | ||
JP2011237512A5 (ja) | ||
JP2010049141A (ja) | 位相差補償板及びその製造方法 | |
JP2009037025A5 (ja) | ||
JP2007264065A (ja) | 位相差補償素子 | |
CN103033986A (zh) | 用于液晶面板的补偿系统及液晶显示装置 | |
JP2008249915A5 (ja) | ||
US20150177539A1 (en) | Liquid crystal display device | |
JP2008249915A (ja) | 液晶表示素子 | |
JP2004271695A (ja) | 液晶層からなる位相差フィルム及びその製造方法 | |
US20190113812A1 (en) | Method for producing liquid crystal panel | |
CN105629582B (zh) | 显示基板、液晶显示面板及显示装置 |