JP2009144854A - 免震システム用の支承具 - Google Patents
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Abstract
【課題】強風による上部構造物の風揺れを、安価かつ簡素な構成で適切に抑制することができると共に、長期間にわたって、高い信頼性が得られる免震システム用の支承具を提供すること。
【解決手段】本実施形態の支承具10によれば、その上下一対の開口26a,34aの間に配置された転動体16は、その開口26a,34aにより上下から押さえつけられるので、転動体16の回動が抑制される。したがって、構造物が強風を受けた場合など、水平方向の揺れが小さい場合には、転動体16の揺動が適切に浴せされ、建物の風揺れは抑制される。一方、地震発生時のように水平方向の揺れが大きい場合は、下部軌道盤12の横揺れに伴い、転動体16が回動すると共に、上部軌道盤14が下部軌道盤12に対し水平方向に相対移動するので、免震効果が得られる。
【選択図】図3
【解決手段】本実施形態の支承具10によれば、その上下一対の開口26a,34aの間に配置された転動体16は、その開口26a,34aにより上下から押さえつけられるので、転動体16の回動が抑制される。したがって、構造物が強風を受けた場合など、水平方向の揺れが小さい場合には、転動体16の揺動が適切に浴せされ、建物の風揺れは抑制される。一方、地震発生時のように水平方向の揺れが大きい場合は、下部軌道盤12の横揺れに伴い、転動体16が回動すると共に、上部軌道盤14が下部軌道盤12に対し水平方向に相対移動するので、免震効果が得られる。
【選択図】図3
Description
本発明は免震システム用の支承具に関し、特に、強風による上部構造物の風揺れを、安価かつ簡素な構成で適切に抑制することができると共に、長期間にわたって、高い信頼性が得られる免震システム用の支承具に関するものである。
ボールやローラの摩擦力を利用して、建物に伝わる地震の揺れを軽減する転がり支承具が知られている。このような転がり支承具を利用した免震建物では、建物が強風を受けると、上部構造物が移動を起こして揺れてしまうことがあり、それを阻止するため、風揺れ阻止装置を組み込むことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術によれば、地震時には進退作動体を後退させることにより、球体を移動可能として上部構造体を免震する。そして、通常時、すなわち、地震が発生していない間は、進退作動体を前進させて球体の移動を阻止し、風揺れを防止する。
特開2006−105181号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、地震時に進退作動体を後退させ、通常時は進退作動体を前進させるために、地震の発生を検知するセンサを要する。そのため、構造が複雑となり製造コストが高いという問題点があった。また、長期間、点検無しで使用する間にセンサの故障が発生していると、進退作動体が地震時に適切に動作しない可能性があるため、装置の信頼性が不十分であるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、強風による上部構造物の風揺れを、安価かつ簡素な構成で適切に抑制することができると共に、長期間にわたって、高い信頼性が得られる免震システム用の支承具を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の免震システム用の支承具は、上部構造物と下部構造物との間に設置され、各々が窪んだ軌道面をもち、上下に組み合わさって両者間にこれら軌道面による空間を画定する一対の軌道盤と、この空間に収容されて軌道面に沿って回動する転動体とを有し、前記一対の軌道盤は、それぞれ前記軌道面に開口する凹みを少なくとも1つ有し、前記凹みの開口幅は前記転動体の径よりも小さいことを特徴とする。
ここで、「構造物」とは、例えば家具やショーケース、建物自体など各種構造物を意味している。例えば、「上部構造物」が建物自体を意味する場合は、その建物の基礎が「下部構造物」に相当する。また「上部構造物」が家具など建物内に設置される構造物を意味する場合は、例えば建物自体や建物の床が「下部構造物」に相当する。また、「上部構造物」がパーソナルコンピュータや棚など、台上に設置される構造物を意味する場合には、例えば、机などの台が「下部構造物」に相当する。
また、「凹み」は、転動体に接触する軌道面に対し凹んでいる部分であって、転動体に非接触の部分であれば良く、穴または溝として構成される。
請求項2記載の免震システム用の支承具は、請求項1記載の免震システム用の支承具において、前記一対の軌道盤のうち少なくとも一方の軌道盤は、軌道面を構成する板状部材と、板厚方向に貫通する貫通穴を有し前記板状部材と重ねられる規制板とを備え、前記規制板の貫通穴の内周面で前記軌道面を囲うことにより、前記転動体の水平方向の移動を規制するものであることを特徴とする。
請求項1記載の免震システム用の支承具によれば、一対の軌道盤は、それぞれ、軌道面に開口する凹みを有し、その凹みの開口幅は前記転動体の径よりも小さいので、その上下一対の開口の間に配置された転動体は、その開口により上下から押さえつけられる。よって、地震発生時のように水平方向の揺れが大きい場合は、転動体が回動し、免震効果が得られる一方で、構造物が強風を受けた場合など、水平方向の揺れが小さい場合には、転動体の揺動が抑制される。
その結果、強風による上部構造物の風揺れを適切に抑制することができるという効果がある。また、地震検知センサなどの各種電子部品を設ける必要がないため、構成が安価かつ簡素であり、長期間にわたって、高い免震の信頼性が得られるという効果がある。
請求項2記載の免震システム用の支承具によれば、請求項1記載の免震システム用の支承具の奏する効果に加え、板状部材と規制板とを重ね合わせることにより、窪んだ軌道面を形成しているので、製造が容易であり、製造コストを安価とすることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の一実施形態に係る免震システムの支承具10(以下、支承具10と称する)が、下部構造物の一例である基礎コンクリートCに取り付けられた状態を示す外観図であり、図1(b)は、(a)に示す支承具10の分解斜視図である。なお、図1は支承具10を模式的に示す図であり、細部の構成は図2を参照して説明する。
支承具10は、球体で構成される転動体16(図2参照)の回動により地震の揺れを吸収する、いわゆる転がり支承であって、建物など各種構造物に伝わる揺れを小さくするために、上部構造物と下部構造物との間に設置される。
本実施形態の支承具10は、特に、強風による構造物の風揺れを、安価かつ簡素な構成で適切に抑制することができると共に、揺れ検知センサなどの各種電子機器を必要としないため、長期間にわたって、高い信頼性が得られるものである。
図1に示すように、支承具10は、下部軌道盤12と、その下部軌道盤12に対して水平方向に移動可能に設けられる上部軌道盤14と、ワッシャ15と、台座17とが設けられている。なお、図面を見易くするため、図1(b)においては、台座17の図示を省略する。また、下部軌道盤12と上部軌道盤14との間には転動体16が設けられるが、詳細は図2を参照して後述する。上部軌道盤14に固定される台座17には、ボルト挿通穴17aが設けられており、このボルト挿通穴17aを利用して、柱やH鋼などの上部構造物が支承具10に固定される。
図1(a)に示すように、下部軌道盤12は、基礎コンクリートCから突出したボルトをナット13で締結することによって、基礎コンクリートCに相対移動不可能に固定される。さらに、図1(b)に示すように、基礎コンクリートCから突出したボルト27は、下部軌道盤12の中央に設けられたボルト挿通穴(詳細は図2を参照して後述)、および上部軌道盤14の中央に設けられた貫通穴36を挿通され、鉄板で構成されたワッシャ15を介して、ナットNと締結される。このワッシャ15とナットNとにより、上部軌道盤12の上昇が制限される。
図2は、図1に示す支承具10の要部を示す部分組立図であり、図3は、図2に示す支承具10の断面図である。なお、図2および図3は、支承具10を模式的に図示するものであり、実際の縮尺は無視して図示している。また、図3(a)は、地震が発生していない間の支承具10の状態を図示しており、図3(b)は、地震発生時の支承具10の状態を図示している。
図2に示すように、下部軌道盤12は、板状部材18と、規制板20とにより構成される。板状部材18は、基礎コンクリートC(図1参照)などの下部構造物に固定される部材であって、上部構造物の重量を支えるために、例えば、焼入鉄板などの剛性が高い鋼材で構成される。板状部材18の中央には、ボルト挿通穴19が設けられており、基礎コンクリートCなどの下部構造物から突出するボルト27(図1参照)が挿通される。
さらに、板状部材18には、後述するボルト30aのボルトヘッドを収納するための貫通穴21、基礎コンクリートCなどの下部構造物から上方へ向けて突出するボルトを挿通するための貫通穴13aが複数設けられている。
転動体16の移動可能範囲を規制するために設けられる規制板20は、SS400(JIS G3101)などの鋼板であって、中央にボルト挿通穴29が設けられている。このボルト挿通穴29に、ボルト27が挿通される。
規制板20は、板厚方向に貫通する円形の貫通穴28が設けられている。図3(a)に示すように、貫通穴28の径D28は、転動体16の径D16よりも大となるように構成される。そして、貫通穴28の内周面で取り囲まれた板状部材18の上面が軌道面25を構成する。よって、転動体16は、下部軌道盤12における軌道面25(図3参照)上を移動し、その水平方向の移動可能範囲は、貫通穴28の内周面によって制限される。
貫通穴28の大きさは、上部構造物と下部構造物との関係から、地震時に想定される揺れの大きさに応じて決定される。例えば、水平方向に2cm程度揺れる横揺れが想定される場合は、貫通穴28の半径は2cm以上とされる。このようにすれば、地震時の揺れに応じて転動体16が回動し、その揺れが適切に吸収される。
また上述のように、板状部材18に規制板20を重ねることにより、軌道面25が下部軌道盤12の上面に対して窪み、転動体16を収容することができるので、製造が容易であり、製造コストを安価とすることができる。すなわち、重量物に耐えるために、板状部材18を高剛性の材料で構成する場合、板状部材18を削って軌道面25を窪ませる加工を行うことは困難であるが、本実施形態のように、規制板20を介在させ、貫通穴28の内周面と軌道面25とにより、転動体16が収容される空間Kに深さを設けることができ、製造が容易となるのである。
さらに、図2に示すように、規制板20の辺部には、ボルト30aを挿通するためのボルト挿通穴30が、中央にボルト挿通穴29を取り囲むように、4カ所設けられている。
上部軌道盤14は、平面視において、規制板20と略同一形状を有し、例えば、焼入鉄板などの剛性が高い鋼材で構成される。上部軌道盤14には、規制板20のボルト挿通穴30と対応する位置に、ボルト挿通穴30よりも大径の貫通穴31が設けられる。よって、図2に示すように、規制板20下方からボルト挿通穴30にボルト30aを挿通し、貫通穴31の上方からワッシャ15を介してナット(図示せず)を嵌めて締結することにより、上部軌道盤14が下部軌道盤12に対し、水平方向の移動可能に取り付けられる。なお、ボルト挿通穴30を介して締結されたボルト30aとナットとは、溶接により固着される。
また、図2に示すように、上部軌道盤14の略中央には、貫通穴31よりも大径の貫通穴36が設けられている。よって、下部軌道盤12から突出するボルト27に、貫通穴36の上方からワッシャ15を介してナットN(図1参照)を嵌めて締結することにより、中央部においても、上部軌道盤14が下部軌道盤12に取り付けられる。
すなわち、上部軌道盤14は、5カ所のボルトにより、下部軌軌道盤12に取り付けられるが、本実施形態によれば、その取り付け箇所5カ所のワッシャ15を、一枚の板状に構成しているので、組み付け作業が容易である。
図3(a)に示すように、上部軌道盤14の下面には皿状に窪んだ軌道面32が設けられている。図3(a)に示すように、この軌道面32は、断面視において略円弧状を有し、例えばサンダで削ることにより形成される。上部軌道盤14に、複数の軌道面32が設けられる場合、各軌道面32の窪みの深さは同一とされる。このようにすれば上部軌道盤14の高さが水平に保たれ、上下方向のがたつきが抑制される。なお、図3(a)に示すように、軌道面32は浅い窪みであるが、図2においては、図面を見易くするために、軌道面32を実際の寸法よりも深く図示している。
したがって、上側軌道面32と、下側の軌道面25とが組み合わさって、両者間にこれら軌道面25,32および貫通穴28の内周面による、空間K(図3参照)が画定される。転動体16は、この空間Kに収容され、軌道面25,32に沿って回動する。
図3(a)に示すように、軌道面25の略中央には、上方に向かって開口する穴である凹み26が設けられる。一方、軌道面32の略中央には、下方に向かって開口する穴である凹み34が設けられている。この凹み26,34は、例えば、ドリルで孔を穿つことにより容易に形成することができる。なお、凹み34を形成した後、その凹み34を中心とした円状の領域をサンダで削ることにより、軌道面32が形成される。凹み34は、凹み26と同様に、板厚方向の深さを有する凹みであるが、この深さを図示しようとすると、図面が複雑化し見難くなるので、図2においては、あえてこの深さを表現していない。
図3(a)に示すように、この凹み26,34の開口26a,34aの径D26,D34は、転動体16の径D16よりも小さい。
したがって、本実施形態の支承具10によれば、その上下一対の開口26a,34aの間に配置された転動体16は、その開口26a,34aにより上下から押さえつけられるので、転動体16の回動が抑制される。よって、構造物が強風を受けた場合など、水平方向の揺れが小さい場合には、転動体16の揺動が適切に抑制され、建物の風揺れは抑制される。一方、地震発生時のように水平方向の揺れが大きい場合は、図3(b)に示すように、下部軌道盤12の横揺れに伴い、転動体16が回動するので、上部軌道盤14が下部軌道盤12に対し水平方向に相対移動し、免震効果が得られる。発明者による検討の結果、本実施例の支承具10によれば、地震の揺れを約1/5程度に軽減できることがわかった。
このように、支承具10によれば、安価かつ簡素な構成で、強風による上部構造物の風揺れを適切に抑制することができる。また、地震検知センサなどを設ける必要がないため、構成が簡素であり、長期間にわたって、高い免震の信頼性が得られる。
また、上述したように、上側の軌道面32は、断面視において略円弧状に形成されているので、地震後は、軌道面32の略中央に形成された開口34aに転動体16が収まる位置へ上部軌道盤14が自発的に復帰する。
なお、図3(a)に示すように、開口26aの径D26が、開口34aの径D34よりも大となるように、例えば2倍程度となるように構成することにより、転動体16の安定性が高まり、風揺れ抑制効果をさらに得ることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施形態では、上述した支承具10は、4個の転動体16を備えたものであったが、転動体16の数はこれに限定されるものではない。また、上述した支承具10は、下部軌道盤12を、板状部材18と規制板20との二層構造に構成していたが、例えば、上部軌道盤14を板状部材18と規制板20との二層構造に構成しても良い。その場合は、規制板20の上に板状部材18が重ねられることとなる。
また、上述した支承具10は、上下一対の軌道面25,32間にそれぞれ1個の転動体16が設けられていたが、上下一対の軌道面25,32間に複数個の転動体16が設けられていても良い。
また、上述した支承具10によれば、板状部材18の平坦面が規制板の貫通穴28の内周面に囲われることにより、下側の軌道面25が形成されていたが、板状部材18をサンダで削ることにより、軌道面25の中央が最も深くなるように、断面視において略円弧状に形成された皿状凹みを予め板状部材18に設け、その皿状凹みにより軌道面25を形成しても良い。
図4は、変形例の支承具10を示す断面図である。図4に示すように、軌道面25を、断面視において略円弧状に形成し、最も深い中央部に凹み26を設けることとすれば、地震により、一対の軌道盤12,14が水平方向に相対移動したとしても、地震終了後は、転動体16が、軌道面25の中央に形成された開口26aへ収まる位置に自発的に復帰し、図4に示す状態へ自然に復帰させることができる。なお、1つの下部軌道盤12に複数の軌道面25が形成される場合、その複数の軌道面25の皿状凹みの深さは同一とする。このようにすれば、各軌道面25のバランスが良く、支承具10のがたつきを抑制することができる。
また、上述した支承具10の平面視における形状は、様々に設計変更され得る。また、上述した凹み26,34は、いずれも板厚方向に貫通するものではなかったが、貫通孔で構成されていても良い。また、軌道面25,32は、中央に向かうに従って深く窪む形状であっても良く、例えばすり鉢状に形成されていても良い。
また、上述した支承具10の上部軌道盤14は、下部軌道盤12に対し5箇所で取り付けられていたが、例えば、その中央の一カ所において下部軌道盤12に取り付けられる一カ所止めの構造であっても良い。
10 免震システム用の支承具
12,14 一対の軌道盤
16 転動体
18 板状部材
20 規制板
25,32 軌道面
26,34 凹み
28 規制板の貫通穴
D26,D34 開口幅
D16 転動体の径
K 空間
12,14 一対の軌道盤
16 転動体
18 板状部材
20 規制板
25,32 軌道面
26,34 凹み
28 規制板の貫通穴
D26,D34 開口幅
D16 転動体の径
K 空間
Claims (2)
- 上部構造物と下部構造物との間に設置される免震システム用の支承具であって、
各々が窪んだ軌道面をもち、上下に組み合わさって両者間にこれら軌道面による空間を画定する一対の軌道盤と、この空間に収容されて軌道面に沿って回動する転動体とを有し、
前記一対の軌道盤は、それぞれ前記軌道面に開口する凹みを少なくとも1つ有し、前記凹みの開口幅は前記転動体の径よりも小さいことを特徴とする免震システム用の支承具。 - 前記一対の軌道盤のうち少なくとも一方の軌道盤は、軌道面を構成する板状部材と、板厚方向に貫通する貫通穴を有し前記板状部材と重ねられる規制板とを備え、前記規制板の貫通穴の内周面で前記軌道面を囲うことにより、前記転動体の水平方向の移動を規制するものであることを特徴とする請求項1記載の免震システム用の支承具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007324552A JP2009144854A (ja) | 2007-12-17 | 2007-12-17 | 免震システム用の支承具 |
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JP2007324552A JP2009144854A (ja) | 2007-12-17 | 2007-12-17 | 免震システム用の支承具 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5507743B1 (ja) * | 2013-06-26 | 2014-05-28 | 愼一 石井 | 免振装置 |
JP2017510760A (ja) * | 2014-01-28 | 2017-04-13 | ソレタンシュ フレシネSoletanche Freyssinet | 制御した剛性を有する支持デバイス |
JP2018017359A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | アキレス株式会社 | 免震装置 |
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2007
- 2007-12-17 JP JP2007324552A patent/JP2009144854A/ja active Pending
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