JP2009144417A - 扉の補助機構及び自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉の撓み矯正機能及び扉の衝撃緩衝機能の両方の機能を1つの小型の構造体によって担うことができる扉の補助機構を提供することを目的とする。
【解決手段】扉3の回動中心である軸線X1と直角な軸線X2を中心として回動自在である支持体18と、軸線X2と平行な軸線X3を中心として回転自在に支持体18に支持されたローラ19と、支持体18に弾性力を付与するバネ29と、筐体2に設けられておりローラ19を受ける受け体12と、バネ29によって付勢された支持体18を制止する制止部材32とを有する扉3の補助機構16である。扉3が筐体2へ閉じられるとき、ローラ19が受け体12に当り、バネ29のバネ力により衝撃が緩衝される。扉3が閉じられたとき、支持体18はバネ29によって付勢された状態で制止部材32によって制止されており、筐体2側に在る受け体12により、扉3側に在るローラ19の上下方向の位置が決まる。
【選択図】図5

Description

本発明は、筐体に片持ち状態で回転自在に支持された扉を補助するための扉の補助機構及びそれを用いた自動販売機に関する。
自動券売機や自動物品販売機等といった自動販売機は、通常、筐体及びその筐体にヒンジを介して支持された扉を有している。一般に、自動販売機の扉には接客用のボタンや表示装置等が取り付けられているため、その質量が重くなる。このため、扉が開状態にあるとき、扉のうちヒンジから遠い部分が撓みによって下に垂れて、扉の全体が傾いてしまう傾向にある。
このように自然状態で傾く傾向にある扉で筐体の開口を閉じるときには、その扉の傾きを矯正する必要がある。従来、扉の傾きを矯正する機能を備えた扉の支持構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の図1及び図2に示された第1の扉の支持構造においては、ヒンジから離れた扉の側部の下端に圧縮バネを介してキャスタを設け、さらに、扉の閉位置及び開位置のそれぞれに対応して台板を設置し、キャスタをそれらの台板上に乗せることにより、扉の傾きを閉位置及び開位置のそれぞれで矯正している。
また、特許文献1の図4(b)に示された第2の扉の支持構造においては、突出したガイドローラを扉の裏面に設け、扉の閉時にそのガイドローラを筐体の底板等に乗り上げさせることにより、扉の傾きを矯正する、という技術が開示されている。
実開平5−66181号公報(第6頁、図2)
しかしながら、特許文献1の図1及び図2に開示された扉の支持構造においては、台板を設置できる場所でなければ支持構造を構築できないという問題があった。また、台板を設置しなければならないが故に扉の開閉作業が非常に面倒であるという問題があった。また、特許文献1の図4(b)に示された、突出したガイドローラを用いた支持構造においては、ガイドローラが扉に直接に取り付けられていたため、撓んだ状態の扉を閉じた際、ガイドローラがその撓みのために筐体側の部材に衝突し、両者に大きな負荷が加わり、両者が損傷し易いという問題があった。
この損傷の問題を解消するため、従来から公知の、図9(a)に示す衝撃吸収機構(すなわち緩衝ダンパ)を支持構造とは別に扉に付設することが考えられる。この機構は、例えば扉側に設けられたバネ緩衝機構101と、筐体側に設けられた受部102とを有する。バネ緩衝機構101は、圧縮バネ103によって付勢されたシャフト104を有している。この衝撃吸収機構を用いれば、扉の閉時に図9(b)に示すように、シャフト104が受部102に衝突し、圧縮バネ103が圧縮されて弾性力を発生し、衝撃が緩衝される。
ところで、一般的な自動販売機においては、閉じられた扉が筐体から開かないように固定(いわゆるロック)する必要がある。このようなロック機構は例えば、図2に示すように、扉の回動中心と反対側の側端部に設けられていて矢印A−A’のように昇降移動できる係合部材11と、係合部材11に設けられた鉤状部14に引掛ることができる形状に形成された係止部13とを用いて構成されている。扉が開状態にある場合、係合部材11は図9(c)に示すように下位位置に下げられていて、鉤状部14が受部13に係合しない状態となっている。扉が閉状態にある場合、係合部材11は図9(d)に示すように上方位置へ持ち上げられて受部13に係合し、これにより、扉が開かないようにロックされる。
図9(a)に示した従来の衝撃吸収機構を用いた場合、扉を閉じると圧縮バネ103は図9(b)に示すように圧縮された状態となり、その結果、図9(d)のように係合状態にあるロック機構にバネ103のバネ力に起因した力がかかっていた。また、衝撃吸収機構と扉の支持構造とを別々に設けるというのは、広い設置空間を必要とし、組付け工程が煩雑になり、部品管理も複雑になるという問題があった。
本発明は従来技術における上記の問題点に鑑みて成されたものであって、扉の撓み矯正機能及び扉の衝撃緩衝機能の両方の機能を1つの小型の構造体によって担うことができる扉の補助機構及び自動販売機を提供することを目的とする。
本発明に係る扉の補助機構は、筐体の開口を閉じる閉位置と該筐体の開口を開く開位置との間で第1軸線を中心として回動する扉を補助する補助機構であって、前記筐体及び前記扉の一方に設けられており前記第1軸線と直角な第2軸線を中心として回動自在であるローラ支持体と、前記第2軸線と平行な第3軸線を中心として回転自在に前記ローラ支持体に支持されたローラと、前記ローラ支持体に前記第2軸線を中心とする回動習性を付与する付勢部材と、前記筐体及び前記扉の他方に設けられており前記ローラを受けるローラ受け体と、前記付勢部材によって付勢されて回動しようとする前記ローラ支持体を制止する制止手段とを有し、前記ローラ受け体は、前記扉が前記閉位置へ向けて移動するときに前記ローラが当たるローラ当り部と、該ローラ当り部に隣接し前記第1軸線に直角な平面であるローラ位置規制部とを有しており、前記付勢部材は、前記ローラが前記ローラ当り部に当たったときに前記ローラ支持体が回動しようとする方向と反対方向に当該ローラ支持体に弾性力を付与し、前記扉が前記閉位置にあるとき、前記ローラ支持体は前記付勢部材によって付勢された状態で前記制止手段によって制止されており、前記筐体側に在る前記ローラ又は前記ローラ位置規制部により、前記扉側に在る前記ローラ位置規制部又は前記ローラの位置が規制されることを特徴とする。
上記構成において、付勢部材がローラ支持体に回動習性を与えるというのは、ローラ支持体を回動させようとする弾性力をそのローラ支持体に与えること、又はローラ支持体の回動角度に対応した反力をそのローラ支持体に与えることである。また、第2軸線と第3軸線は、通常は、互いに異なった位置にある軸線である。具体的には、第2軸線と第3軸線は、鉛直方向(水平方向に垂直な方向、閉位置に向けて移動する方向に垂直な方向)において互いにずれた位置関係にある軸線である。
上記構成の本発明に係る扉の補助機構によれば、扉及び筐体の一方の側のローラが扉及び筐体の他方の側のローラ当り部に当ったときにローラ支持体が回動しようとする方向と反対方向に付勢部材がそのローラ支持体に弾性力を付与するようになっているので、扉が筐体に閉じられる際、ローラの動きと付勢部材の弾性力との相乗効果により、衝撃を緩和でき、各種機器の損傷を未然に防ぐことができる。
また、扉が筐体に閉じられた状態にあるとき、ローラ支持体は付勢部材によって付勢された状態で制止手段によって制止されており、しかも、筐体側に在るローラ又はローラ位置規制部により、扉側に在るローラ位置規制部又はローラの位置が規制される。これにより、扉の撓みが矯正される。こうして、扉を筐体の開口に正確にはめ込むことができる。このように、本発明によれば、扉閉時の衝撃緩和及び扉の撓み矯正の2つの機能をローラに関わる1つのユニットによって達成できる。
また、扉が筐体に閉じられた状態で、ローラとローラ受け体は互いに付勢部材の弾性力に起因する力を及ぼしあう関係には無く、単にローラとローラ受け体とが扉の質量に起因した力を及ぼし合うだけである。このため、例えば、図9(c)及び(d)に示すような扉の閉状態をロック(固定)するための機構に、付勢部材の弾性力に起因した水平方向(扉が移動する方向)の力が加わることが無くなり、それ故、そのロック機構の損傷を防止できる。
本発明に係る扉の補助機構において、ローラ支持体は、2つの枝部が交差してL字形状を成し該交差部分に前記第2軸線が設定された支持片と、該支持片を前記第2軸線上で回動自在に支持する基台とを有し、前記ローラは前記支持片の一方の枝部に設けられ、前記付勢部材は前記支持片の他方の枝部を弾性的に付勢するバネであり、前記制止部材は前記基台上に設けられて、前記2つの枝部の一方の移動を規制することが望ましい。
この構成により、ローラ支持体、付勢部材、制止部材、及びローラを狭い空間内に整然と配置でき、それらを1つのユニットとして、しかも非常に小型のユニットとして形成できる。扉の内部には種々の機器が設置されるために空間的な余裕が少ない場合が多いが、本発明態様によればそのような狭い空間内でも容易に設置することができる。しかも、そのような小さなユニットにより、扉閉時の衝撃緩和及び扉の撓み矯正の2つの機能を正確に達成できる。
次に、本発明に係る自動販売機は、筐体と、該筐体の開口を閉じる閉位置と該筐体の開口を開く開位置との間で第1軸線を中心として回転する扉と、前記筐体と前記扉とにわたって設けられた扉の補助機構とを有した自動販売機において、前記扉の補助機構は、以上に記載した構成の扉の補助機構であることを特徴とする。この自動販売機としては、自動券売機や自動物品販売機等が考えられる。
既述した本発明に係る扉の補助機構によれば、1つの小型のユニットだけで、扉閉時の衝撃緩和及び扉の撓み矯正の2つの機能を達成できる。従って、これを用いて構成された自動販売機においては、扉や筐体の内部の狭い空間内に扉の補助機構を設置することができ、設計の自由度を大幅に向上できる。
本発明に係る扉の補助機構によれば、扉が筐体に閉じられる際、ローラの動きと付勢部材の弾性力との相乗効果により、衝撃を緩和でき、各種機器の損傷を未然に防ぐことができる。また、ローラ支持体に支持されたローラとローラ受け体のローラ位置規制部との当接により、第1軸線に沿った方向の扉の撓みが矯正され、扉を筐体の開口に正確にはめ込むことができる。このように、本発明によれば、扉閉時の衝撃緩和及び扉の撓み矯正という2つの機能をローラに関わる1つのユニットによって達成できる。
また、ローラ支持体の回動を制止手段によって制止するようにしたので、扉が筐体に閉じられた状態でローラとローラ受け体は互いに、付勢部材の弾性力に起因する力を及ぼし合う関係には無く、単にローラとローラ受け体とが扉の質量に起因した力を及ぼし合うだけである。このため、扉の閉状態をロック(固定)するための機構に、付勢部材の弾性力に起因した水平方向(扉が移動する方向)の力が加わることが無くなり、それ故、そのロック機構の損傷を防止できる。
(扉の補助機構及び自動販売機の第1実施形態)
以下、本発明に係る扉の補助機構及び自動販売機を実施形態に基づいて説明する。なお、本発明がこの実施形態に限定されないことはもちろんである。また、これ以降の説明では図面を参照するが、その図面では特徴的な部分を分かり易く示すために実際のものとは異なった比率で構成要素を示す場合がある。
図1は本発明に係る自動販売機の一実施形態である自動券売機を示している。図2はその自動券売機の扉を開いた状態を示している。図3(a)は本発明に係る扉の補助機構のうち扉側に設けられる構造体を示している。図3(b)はその構造体の矢印Bに従った正面構造を示している。図4(c)はその構造体の矢印Cに従った側面構造を示している。図4(d)はその構造体の矢印Dに従った平面構造を示している。
図1において、自動券売機1は筐体2と、扉3とを有している。筐体2は略直方体形状で中空の箱型形状となっている。扉3は筐体2の前面に配置され、自動券売機1の外観の一部である接客面を構成している。扉3は正面から見て略矩形状で側面からみて略直角三角形状で中空の形状となっている。扉3は複数(本実施形態では上下の2つ)のヒンジ(すなわち蝶番)4によって筐体3に回動自在に取り付けられている。つまり、扉3は片持ち状態で筐体2に支持されている。ヒンジ4によって形成される扉3の回動軸線を第1軸線X1ということにする。図1に示す閉状態にある扉3を第1軸線X1を中心として回動させて筐体2から開くと図2に示す開状態となる。図2に示すように、筐体2の前面には開口2aが形成されており、この開口2aを扉3によって閉じることができる。図2に示す扉3の開状態において、筐体2の内部及び扉3の内部に対して所望の処理、例えば設定変更処理、修理処理を行うことができる。
筐体2の内部には、硬貨、紙幣、発券及びカード類を処理する各種の処理装置や、これらの処理装置の制御を含む券売機の制御を行う制御装置が収納されている。図1において、扉3の正面には、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ等といった画像表示装置6、顧客が操作する複数の押しボタンスイッチ7、硬貨投入口5、券出入口8、紙幣投入口10、及び釣銭放出口15等といった各種の機器が取り付けられている。もちろん、自動販売機の機種によって他の機器が取り付けられることもあるし、各種機器の配列も機種に応じて種々に設定される。
図2において、扉3の内部における第1軸線X1と反対側の側端部の下部であって筐体2に近い側の部分に、補助構造体9が設けられ、その上に係合部材11が設けられている。一方、扉3で筐体2の開口2aを閉じたときに補助構造体9に対応する位置にローラ受け体12が設けられ、その上で係合部材11に対応する位置に受部13が設けられている。係合部材11は上下に長い板状の部材であり、上下の2ヶ所に先の曲がった鉤状部14が設けられている。鉤状部14は受部13に引っ掛かる凹部である。
係合部材11には図示しない任意の昇降機構が付設されている。この昇降機構の操作要素(図示せず)、例えば操作レバー、操作スイッチ、操作ツマミは扉3の外部に露出して設けられている。この操作要素をオペレータが操作することにより、係合部材11を矢印Aのように上昇させたり、矢印A’のように下降させたりすることができる。鉤状部14,14が受部13の下方位置に在る状態で操作要素が操作されて係合部材11が上昇すると、鉤状部14の凹部が図9(d)に示すように受部13に係合する(すなわち、はまり込む)。これにより、図1において扉3が筐体2から開かないように固定された状態(すなわちロック状態)が実現される。
図2において、扉3に設けられた補助構造体9と筐体2に設けられたローラ受け体12とによって扉の補助機構16が構成されている。補助構造体9は第1軸線X1と反対側の扉3の側端部の下部であって筐体2に近い側の部分に設けられているのであるが、扉3のこの部分は最も撓みが大きく現れる部分であるため、この箇所に補助構造体9を設けることにすれば、扉3の撓みを矯正する上で最も効果的である。また、この箇所は扉3の隅部であるので、自動販売機1の内部に格納された主要な機器に干渉し難く、補助構造体9を自動販売機1の内部に設置することが非常に容易である。
図3(a)、(b)及び図4(c)、(d)に示すように、補助構造体9は、扉3の底部に固定された基台17と、基台17に取り付けられたローラ支持体18と、ローラ支持体18に回転自在に支持されたローラ19とを有している。基台17及びローラ支持体18は、それぞれ、例えば厚さ2.0mm程度の1枚の板金に曲げ加工を加えることにより形成されている。なお、基台17等は、切削加工、鋳造、樹脂成型等によって形成しても良い。ローラ19は、例えばポリアセタール等といった樹脂によって形成されている。図4(d)に示すように、ローラ支持体18は平面的に見て略コ字形状に形成されている。
基台17は、図3(a)の矢印B方向から見て両端部が略コ字形状に折り曲げられている。そして、略コ字状に曲げられた状態での中央部分21は扉3に固定された部分である固定部となっている。基台17のうち直角に折り曲げられた一方の端部は衝立状に上方へ延びており、この衝立状部分の上端の両側にブラケット22,22が設けられている。これらのブラケット22も折り曲げ加工によって形成されている。これらのブラケット22及び衝立状部分は矢印D方向から見て、図4(d)に示すように、略コ字形状に形成されている。
図3(a)において、ローラ支持体18は支持片23と、間隔をおいてこれに対向しているブラケット24とを有している。ローラ支持体18は、基台17の一対のブラケット22,22の間に挿入されており、支持片23とブラケット24においてネジ27によってそれらのブラケット22,22に回動自在に支持されている。基台17に対するローラ支持体18の回動軸線X2を第2軸線ということにする。より具体的には、ローラ支持体18は回動軸20を介してブラケット22,22に取り付けられている。回動軸20はブラケット22,22の内側の間隔と同じ長さである。図4(c)に示すように、回動軸20の左端部の周囲であって支持片23とブラケット22との間、及び回動軸20の右端部の周囲であってブラケット24とブラケット22との間には、ワッシャ25,25が設けられている。回動軸20はこれらのワッシャ25,25を貫通している。ワッシャ25,25を設けたことにより、ローラ支持体18とブラケット22,22の接触面を減らすことができ、ローラ支持体18を円滑に回動させることができる。
なお、回動軸20はブラケット22,22を貫通して設けることもできる。この場合には、回動軸20は、例えばEリング等といった止めリングを用いて回動軸20をブラケット22,22に軸方向移動しないように取り付けることができる。回動軸20をブラケット22,22に貫通させることにより、ネジで支持した場合に比べてローラ支持体18のブラケット22,22に対する支持剛性を高めることができる。
支持片23は、図3(b)に示すように、第1枝部26a及び第2枝部26bという2つの枝部が交差して略L字形状を成しており、その交差部分に第2軸線X2が設定されている。そして、ローラ19はネジ28によって第2枝部26bに回転自在に支持されている。ネジ28の支持片23側の一方は皿ネジとなっている。支持片23に対するローラ19の回転軸線X3を第3軸線X3ということにする。ローラ支持体18の回動軸線である第2軸線X2は図2における扉3の回動軸線である第1軸線X1に対して直角な軸線である。また、ローラ19の回転軸線X3は第2軸線X2に対して平行な軸線である。
ローラ19は、図4(c)に示すように、ネジ28によって支持片23とブラケット24に固定された回転軸30上に回転自在に設けられている。回転軸30は支持片23とブラケット24の内側の間隔と同じ長さである。ローラ19の回転軸30の軸方向に沿った位置は、回転軸30の外周面上に挿入されたカラー41によって規定されている。
なお、回転軸30は、ローラ支持体18の支持片23及びブラケット24を貫通して設けることもできる。この場合にも、回転軸30は、例えば止めリングによって軸方向移動しないように取り付けることができる。回転軸30を支持片23及びブラケット24に貫通させることにより、ネジで支持した場合に比べてローラ19の支持剛性を高めることができる。
支持片23の第1枝部26aの先端部分に付勢部材としての引張りバネ29の一端が接続されている。引張りバネ29の他端は基台7の固定部21の側部に設けられたブラケット31に接続されている。引張りバネ29はコイルスプリングによって形成されている。引張りバネ29の作用により、支持片23従ってローラ支持体18は横方向に延びる第1枝部26aが基台固定部21へ向かい、さらに縦方向に延びる第2枝部26bが基台固定部21から離れる方向へ回動するように、弾性的に付勢されている。換言すれば、バネ29はローラ支持体18の端部を略鉛直下方へ付勢している。この弾性力による付勢により、ローラ支持体18に第2軸線X2を中心として矢印E方向へ回動しようとする習性(いわゆる回動習性)が与えられている。
ブラケット31の一部分は上方へ延びており、その上端に円盤状でゴム製の制止部材32が固定されている。こうして、ブラケット31の延在部及び制止部材32によって制止手段が構成されている。図3(a)及び(b)においては、支持片23の第1枝部26aと制止部材32の間に空間が開いているが、これは構造を分かり易く示すためのものであり、実際には、バネ29の作用により、第1枝部26aの下面は制止部材32に当接し、さらにこれを押圧している。第1枝部26aの制止部材32に当接する部分には折り曲げによって形成された当接板33が設けられている。
図2において筐体2の開口2aの下端の隅に設けられたローラ受け体12は、略直方体形状の出っ張り部分であり、扉3に向き合う面であるローラ当り部34と、そのローラ当り部34に隣接すると共に第1軸線X1に直角な面であるローラ位置規制部35とを有している。ローラ当り部34は、扉3を閉じるときに、図3(a)のローラ19が当る部分である。また、ローラ位置規制部35は、扉3が筐体2の開口2aを閉じた状態において、ローラ19が乗り上がってその上下位置が一定の位置に規制される部分である。
本実施形態において、主な部分の寸法は次のように設定されている。図3において、ローラ19の回転中心である第3軸線X3とローラ支持体18の回動中心である第2軸線X2との距離は25mmである。支持片23が制止部材32に当って制止されているとき、ローラ19の最下位表面の扉3の下面3aからの高さは12mmである。図2において、ローラ位置規制部35の高さは、図6(d)において閉じられた状体の扉3の下面3aから12mmである。
なお、ローラ受け体12は、図2に示すような突状部材によって構成する場合に限られず、開口2aを形成する枠体下部そのものとすることができる。この場合には、その枠体下部の上面の全体が均一な平面となっており、その平面の一部分によってローラ位置規制部35が規定される。そして、そのローラ位置規制部の高さは、図6(d)において閉じられた状体の扉3の下面3aから12mmである。
図2において、扉3の内部には画像表示装置6その他種々の機器が内蔵されているので、質量が大きくなっている。そのため、扉3には重力の影響で撓みが発生し、回動中心である第1軸線X1の反対側の扉3の側部は距離δだけ下がる傾向にある。以下、このδを撓みと呼ぶことにする。この撓みδは扉3の構造に応じて種々の値となるが、例えば、0〜10mm程度の範囲内の値であり、設計時の予測値は5mm以内である。本実施形態では扉の補助機構16を用いることにより、扉3を閉じる際に撓みδを矯正するようにしている。また、扉の補助機構16は扉3を閉じる際の衝撃を吸収又は緩和する機能を併せて有している。以下、扉の補助機構16の動作について説明する。
なお、撓みδが上記の撓み量0〜10mm程度より大きいようであれば、扉自体又はヒンジの強度が不足していると考えられるため、それらの強度を高める処理を行うことが望ましい。
図2に示す扉3の開状態において、係合部材11は下方位置に下げられていて、鉤状部14が受部13に引っ掛からない状態になっている。また、図5(a)に示すように、扉3と筐体2との間には撓みδの段差が生じている。この状態から扉3を筐体2へ向けて移動させると、図5(b)に示すように、まず、ローラ19がローラ受け体12のローラ当り部34に衝突する。本実施形態では、第3軸線X3を通る水平面よりも下側のローラ19の表面にローラ当り部34が衝突する。この衝突の衝撃で、ローラ支持体18がバネ29の弾性力に抗して矢印Fで示すように回動する。ローラ19のこの回動により、ローラ受け体12がローラ19に当ったときの衝撃が吸収又は緩和される。ここでのローラ19の矢印F方向への回動の角度は、図3(b)に示すように第2軸線X2と第3軸線X3とが鉛直線上に並ぶ状態になるまでの角度、又はその角度よりもわずかに小さい角度であるように設定されている。これにより、ローラ支持体18が必要以上に回動してしまうことを防止できる。
なお、支持片23の第2枝部26bにはストッパ38が設けられている。このストッパ38は基台17の固定部21の先端から上方へ延びる衝立部に当接することにより、ローラ支持体18の矢印F方向への回動が限度以上に大きくなることを防止する。
扉3をさらに筐体2の方向へ押し込むと、ローラ19が第3軸線X3を中心として図の正時計方向へ回転しながら、ローラ支持体18が図6(c)に示すように、ローラ受け体12のローラ位置規制部35へ乗り上げる。ローラ19の半径は例えば12mmである。なお、補助構造体9の全体的な大きさはローラ19の大きさに対応して決まるが、この補助構造体9の大きさは、扉3に設けられる他の機構(例えば返却用シュート)によって制限を受けるものである。
扉3が図1に示す閉位置、すなわちロック位置まで移動すると、ローラ19はローラ位置規制部35に完全に乗り上げた状態となる。この状態において、ローラ19には横方向(すなわち水平方向)の力が作用していないので、ローラ支持体18は図6(d)に示すようにバネ29のバネ力によって矢印Gで示すように反時計方向へ回動し、当接板33が制止部材32に当接した位置で静止する。この状態で、ローラ支持体18の回動習性が付与された方向の回動が規制されることで、ローラ19の上下方向の位置、従って扉3の上下方向の位置が所定位置に規制され、撓みδが矯正される。
その後、図2において図示しない操作レバー等といった操作要素が扉3の外部からオペレータによって操作されて係合部材11が図9(c)に示す非ロック状態から図9(d)に示すロック状態へと持ち上げられる。このロック状態において図1に示す扉3が筐体2から開けられることが禁止される。
以上に説明したように、本実施形態においては、図5(b)に示したように、第2軸線X2を中心として回動自在な略L字形状の支持片23の一端にローラ19を設け、支持片23の他端にバネ29を設け、筐体2側のローラ受け体12がローラ19に当ったときに支持片23が回動する方向と反対方向にバネ29が支持片23に弾性力を付与する構成を採用した。従って、扉3が筐体2に閉じられる際には、弾性力が付与されたローラ19がローラ受け体12に当るので、その弾性力によって衝撃が緩和され、各種機器の損傷を未然に防止できる。
また、ローラ19が転がりながらローラ受け体12のローラ位置規制部35の上に乗り上げ、さらに支持片23が制止部材32に突き当たって静止するので、扉3の撓みδ(図5(a)参照)が矯正され、筐体2の開口2aに扉3が正確にはめ込まれる。このように、本実施形態では、衝撃緩和及びローラ位置規制の2つの機能をローラ19に関わる1つのユニットによって達成できる。
また、扉3が筐体2に閉じられた状態で、ローラ19は単にローラ受け体12の上に載っているだけであり、図9(b)に示した圧縮バネ103等のような弾性体によって扉3と筐体2との間に弾性力が加わることがない。このため、図9(d)のように扉3側の係合部材11の鉤状部14が筐体2の受部13にはまり込んでロック状態にあるとき、鉤状部14と受部13との間に大きな負荷がかかることがなく、係合部材11、受部13、その他の部材が損傷することを防止できる。
図3(a)から容易に理解できるように、本実施形態の補助構造体9は基台17をベースとして1つのユニットとして形成されている。そして、バネ29、制止部材32、及びローラ19が支持片23の周囲の狭い空間内に整然と並べて配置されている。従って、補助構造体9は扉3の内部の狭い空間内に容易に設置できる。
(扉の補助機構の第2実施形態)
図7(a)は本発明に係る扉の補助機構の他の実施形態を示している。この扉の補助機構36は、扉3の内部に固定状態で設けられたローラ受け体12と、筐体2の内部に設けられた補助構造体9とを有している。開状態にある扉3は自重の影響により、筐体2に対して撓みδを生じている。ローラ受け体12は、図5(a)の実施形態において筐体2の内部に設けたローラ受け体12と同じ構造のものであり、これを上下逆にして設けている。また、本実施形態の補助構造体9は、図5(a)の実施形態において扉3の内部に設けた補助構造体9と同じ構造のものであり、これを上下逆にして機枠37に固定している。補助構造体9及びローラ受け体12の内部構造自体は図5(a)に同じ符号で示したものと同じであるので、それらの説明は省略する。なお、補助構造体9は図5(a)の場合に対して上下逆に設けているので、重力の関係によりバネ29のバネ定数は適宜に変更しても良い。
図7(a)に示す扉3の開状態から扉3を筐体2へ向けて移動させると、図7(b)に示すように、まず、ローラ受け体12のローラ当り部34がローラ19に衝突する。本実施形態では、第3軸線X3を通る水平面よりも上側のローラ19の表面にローラ当り部34が衝突する。この衝突の衝撃で、ローラ支持体18がバネ29の弾性力に抗して矢印Hで示すように回動する。ローラ19のこの回動により、ローラ受け体12がローラ19に当ったときの衝撃が吸収又は緩和される。ローラ支持体18は適宜の角度の回動、例えば第2軸線X2と第3軸線X3とが鉛直線上に並ぶまでの角度、又はそれよりも少し小さな角度までの回動、の後に停止する。
扉3をさらに筐体2の方向へ押し込むと、ローラ受け体12は、ローラ19を第3軸線X3を中心として正時計方向へ回転させながら、そのローラ19の上に乗り上がる(図8(c)参照)。扉3が図1に示す閉位置、すなわちロック位置まで移動すると、ローラ受け体12のローラ位置規制部35がローラ19に完全に乗り上げた状態となる。この状態において、ローラ19には横方向(すなわち水平方向)の力が作用していないので、ローラ支持体18は図8(d)に示すようにバネ29のバネ力によって矢印Jで示すように反時計方向へ回動し、当接板33が制止部材32に当接した位置で静止する。この状態で、ローラ受け体12の上下方向の位置、従って扉3の上下方向の位置が所定位置に規制され、撓みδが矯正される。
その後、図2において図示しない操作レバー等といった操作要素が扉3の外部からオペレータによって操作されて係合部材11が図9(c)に示す非ロック状態から図9(d)に示すロック状態へと持ち上げられる。このロック状態において図1に示す扉3が筐体2から開けられることが禁止される。
本実施形態においても、図7(b)に示したように、第2軸線X2を中心として回動自在な略L字形状の支持片23の一端にローラ19を設け、支持片23の他端にバネ29を設け、扉3側のローラ受け体12がローラ19に当ったときに支持片23が回動する方向と反対方向にバネ29が支持片23に弾性力を付与する構成を採用した。従って、扉3が筐体2に閉じられる際には、弾性力が付与されたローラ19がローラ受け体12に当るので、その弾性力によって衝撃が緩和され、各種機器の損傷を未然に防止できる。
また、ローラ受け体12のローラ位置規制部35がローラ19を回転させながらそのローラ19上に乗り上げ、さらに支持片23が制止部材32に突き当たって静止するので、扉3の撓みδ(図7(a)参照)が矯正され、筐体2の開口2aに扉3が正確にはめ込まれる。このように、本実施形態でも、衝撃緩和及びローラ位置規制の2つの機能をローラ19に関わる1つのユニットによって達成できる。
また、扉3が筐体2に閉じられた状態で、ローラ受け体12は単にローラ19の上に乗っているだけであり、図9(b)に示した圧縮バネ103等のような弾性体によって扉3と筐体2との間に弾性力が加わることがない。このため、図9(d)のように扉3側の係合部材11の鉤状部14が筐体2の受部13にはまり込んでロック状態にあるとき、鉤状部14と受部13との間に大きな負荷がかかることがなく、係合部材11、受部13、その他の部材が損傷することを防止できる。
(その他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、図3(a)において、ローラ支持体18は第2軸線X2を中心として回動自在となっていれば良く、その形状は図示のものに限られない。また、支持片23は必ずしもL字形状に限られない。また、図3(a)の実施形態では付勢部材として引張りバネ29を用いたが、バネの取り付け位置を変更すれば引張りバネに代えて圧縮バネを用いることもできる。また、ねじりバネを用いることもできる。さらには、ローラ支持体18へ回動習性、すなわち回動させようとする弾性力、又は回動角度に対応した反力、を発生させることができる任意の反力要素を用いることができる。
本発明に係る自動販売機の一実施形態を示す斜視図である。 図1の自動販売機の扉を開いた状態を示す斜視図である。 本発明に係る扉の補助機構の一実施形態の主要部ユニットである補助構造体を示しており、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 (a)は図3の補助構造体の側面図、(b)はその補助構造体の平面図である。 扉の補助機構の動作過程を示す図であって、(a)は扉が開いているとき、(b)は扉と筐体がぶつかり始めたとき、をそれぞれ示す図である。 図5に引き続いて扉の補助機構の動作過程を示す図であって、(c)は扉の撓みが矯正され始めたとき、(d)は扉が閉じたとき、をそれぞれ示す図である。 本発明に係る扉の補助機構の他の実施形態の動作過程を示す図であって、(a)は扉が開いているとき、(b)は扉と筐体がぶつかり始めたとき、をそれぞれ示す図である。 図7に引き続いて扉の補助機構の動作過程を示す図であって、(c)は扉の撓みが矯正され始めたとき、(d)は扉が閉じたとき、をそれぞれ示す図である。 (a)及び(b)は扉と筐体の間に設けられる従来の衝撃緩和機構の一例を示す図であり、(c)及び(d)は扉と筐体のロック機構の一例を示す図である。
符号の説明
1.自動券売機、 2.筐体、 2a.開口、 3.扉、 4.ヒンジ、
6.画像表示装置、 7.押しボタンスイッチ、 8.券出入口、 9.補助構造体、
10.紙幣投入口、 11.係合部材、 12.ローラ受け体、 13.受部、
14.鉤状部、 15.釣銭放出口、 16.扉の補助機構、 17.基台、
18.ローラ支持体、 19.ローラ、 21.固定部、 22.ブラケット、
23.支持片、 24.ブラケット、 26a,26b.枝部、 27,28.ネジ、
29.バネ(付勢部材)、 31.ブラケット、 32.制止部材、 33.当接板、
34.ローラ当り部、 35.ローラ位置規制部、 36.扉の補助機構、
37.機枠、 38.ストッパ、 41.カラー、 X1.第1軸線、
X2.第2軸線、 X3.第3軸線

Claims (3)

  1. 筐体の開口を閉じる閉位置と該筐体の開口を開く開位置との間で第1軸線を中心として回動する扉を補助する補助機構であって、
    前記筐体及び前記扉の一方に設けられており前記第1軸線と直角な第2軸線を中心として回動自在であるローラ支持体と、
    前記第2軸線と平行な第3軸線を中心として回転自在に前記ローラ支持体に支持されたローラと、
    前記ローラ支持体に前記第2軸線を中心とする回動習性を付与する付勢部材と、
    前記筐体及び前記扉の他方に設けられており前記ローラを受けるローラ受け体と、
    前記付勢部材によって付勢されて回動しようとする前記ローラ支持体を制止する制止手段と、を有し、
    前記ローラ受け体は、前記扉が前記閉位置へ向けて移動するときに前記ローラが当たるローラ当り部と、該ローラ当り部に隣接し前記第1軸線に直角な平面であるローラ位置規制部とを有しており、
    前記付勢部材は、前記ローラが前記ローラ当り部に当たったときに前記ローラ支持体が回動しようとする方向と反対方向に当該ローラ支持体に弾性力を付与し、
    前記扉が前記閉位置にあるとき、前記ローラ支持体は前記付勢部材によって付勢された状態で前記制止手段によって制止されており、前記筐体側に在る前記ローラ又は前記ローラ位置規制部により、前記扉側に在る前記ローラ位置規制部又は前記ローラの位置が規制される
    ことを特徴とする扉の補助機構。
  2. 請求項1において、前記ローラ支持体は、
    2つの枝部が交差してL字形状を成し該交差部分に前記第2軸線が設定さられた支持片と、
    該支持片を前記第2軸線上で回動自在に支持する基台と、を有し、
    前記ローラは前記支持片の一方の枝部に設けられ、
    前記付勢部材は前記支持片の他方の枝部を弾性的に付勢するバネであり、
    前記制止部材は前記基台上に設けられて、前記2つの枝部の一方の移動を規制する
    ことを特徴とする扉の補助機構。
  3. 筐体と、該筐体の開口を閉じる閉位置と該筐体の開口を開く開位置との間で第1軸線を中心として回転する扉と、前記筐体と前記扉とにわたって設けられた扉の補助機構とを有した自動販売機において、
    前記扉の補助機構は、請求項1又は請求項2記載の扉の補助機構である
    ことを特徴とする自動販売機。
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