JP2009143439A - セキュリティシステム、セキュリティ制御装置、操作装置及び携帯機 - Google Patents

セキュリティシステム、セキュリティ制御装置、操作装置及び携帯機 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯機の電池切れに起因して操作対象装置の作動が不能となった場合に同携帯機の所有者にその原因を把握させることが可能なセキュリティシステムを提供する。
【解決手段】携帯機3には、同携帯機3の電池10aの残量を検出する電池残量検出回路14が設けられている。携帯機3は、電池残量検出回路14から出力される電池残量検出信号に基づいて電池10aの残量を取得し、取得した電池10aの残量情報を含む電池残量信号S4を送信する。車両2に設けられたセキュリティ制御装置31は、電池残量信号S4に含まれる携帯機3の電池10aの残量情報に基づいて、該携帯機3の電池10aの残量を報知するための報知制御信号を操作装置としてのエンジンスイッチ5に出力し、エンジンスイッチ5の照明用LED44aを点滅させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、セキュリティシステム、セキュリティ制御装置、操作装置及び携帯機に関する。
従来、例えば特許文献1に示されるように、操作対象装置としての車両と、該車両の正当な使用者(所有者)が所持する携帯機との間で無線通信によるID照合が成立したことを条件としてエンジンの始動を許可するセキュリティシステムが採用されている。携帯機には、当該携帯機に内蔵された電池の電力を用いて車両との間で無線通信を行う通信回路が内蔵されている。携帯機を所持した運転者が、車両に乗り込んで同車両に搭載された車両側通信回路から車室内に送信されるID要求信号を携帯機が受信すると、携帯機の通信回路は前記ID要求信号に対する応答として自身のIDコードを含むIDコード信号を送信する。車両に設けられたセキュリティ制御装置は、車両側通信回路を通じて携帯機からのIDコード信号を受信し、該IDコード信号に含まれているIDコードと車両に予め設定されたIDコードとが一致していることを条件として、車両のエンジンを始動可能な状態にする。この状態で、車両のエンジンスイッチをプッシュ操作することにより、スタータモータが駆動され、車両のエンジンが始動される。このため、携帯機の所有者は、衣服のポケット等に携帯機を入れたままでエンジンの始動が可能となる。
また、この携帯機には、車両に搭載されたトランスポンダ通信回路から送信されるトランスポンダ駆動電波を受けて駆動されて該車両との間で無線通信を行うトランスポンダも内蔵されている。トランスポンダ通信回路は、例えば車室内のインストルメントパネル等に設けられたスロット装置の近傍に設けられている。携帯機がスロット装置に挿入されると、トランスポンダ通信回路からトランスポンダ駆動電波が送信される。携帯機のトランスポンダは、前記駆動電波を動作電力として駆動し、トランスポンダ用のIDコード(トランスポンダコード)を含むトランスポンダ信号を送信する。セキュリティ制御装置は、携帯機からのトランスポンダ信号に含まれているIDコードと車両に予め設定されたIDコードとが一致していることを条件として、車両のエンジンを始動可能な状態にする。この状態で、運転席近傍に設けられたエンジンスイッチをプッシュ操作することにより、スタータモータが駆動され、車両のエンジンが始動される。即ち、携帯機の電池の電圧低下等によってIDコード信号の送信が不能となった場合には、その対応策として運転者は携帯機を前記スロット装置に挿入することによってエンジンの始動が可能となる。
また、従来、携帯機との間でID照合が成立した場合に、操作対象装置としての車両や玄関ドア等に設けられたドア錠の施解錠を許可するセキュリティシステムも採用されている。この携帯機には同携帯機の所有者がドア錠を手動で施解錠するためのメカニカルキーが収容されている。携帯機の電池の電圧低下等によって前記通信回路からIDコード信号の送信が不能となった場合には、その対応策として運転者は携帯機に収容されたメカニカルキーを用いることにより手動でドア錠の施解錠を行う。
特開2004−314806号公報
しかしながら、携帯機の所有者は携帯機の電池残量を把握することができないため、ある日突然、携帯機の電池切れによるID照合の不成立により操作対象装置の作動が不能となった場合にその原因を直ちに把握することができず、迅速にその対応策をとることができない。よって、操作対象装置の操作の開始に手間取ってしまう場合がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、携帯機の電池切れに起因して操作対象装置の作動が不能となった場合に同携帯機の所有者にその原因を把握させることが可能なセキュリティシステム、セキュリティ制御装置、操作装置及び携帯機を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、ユーザによる操作を通じて作動する操作対象装置に設けられるとともに、該ユーザに所持されて電池を動作電源とする携帯機との間の無線通信を通じて前記操作対象装置の作動を許可する制御手段を備えてなるセキュリティシステムであって、前記携帯機は、前記電池の残量を検出する電池残量検出手段を備え、該電池残量検出手段を通じて取得される前記電池の残量情報を含む電池残量信号を無線にて送信し、前記制御手段は、前記携帯機から送信される電池残量信号に含まれる残量情報に基づいて、前記電池の残量を、前記操作対象装置を操作するための操作装置に設けられた報知手段を通じて報知することをその要旨とする。
本発明によれば、操作対象装置を操作するための操作装置に設けられた報知手段によって携帯機の電池の残量が報知されるため、該報知手段を通じて携帯機の電池残量を同携帯機の所有者(ユーザ)に意識させることができる。また、携帯機の所有者が操作対象装置を操作する際、同所有者の意識は自ずと操作装置に向けられるため、携帯機の電池残量を同携帯機の所有者に意識させ易い。よって、携帯機の電池切れに起因して操作対象装置の作動が不能となった場合に、同携帯機の所有者にその原因を把握させることができる。その結果、携帯機の所有者は、携帯機の電池切れに起因して操作対象装置の作動が不能となった場合の対応策を迅速にとることが可能となり、同所有者が操作対象装置の操作の開始に手間取ってしまうことを防止することができる。
請求項2に記載の発明は、前記携帯機は、前記操作対象装置に設けられたトランスポンダ通信手段を通じて送信されるトランスポンダ駆動電波を受けて駆動されて該携帯機に固有のIDコードを含むトランスポンダ信号を送信するトランスポンダを備え、該トランスポンダ信号に含まれる前記IDコードと予め登録されたIDコードとの照合が成立した場合に、前記制御手段は、前記操作対象装置の作動を許可することをその要旨とする。
本発明によれば、携帯機の電池が消耗した場合であれ、操作対象装置に設けられたトランスポンダ通信手段と携帯機との無線通信を通じて操作対象装置の作動が許可される。このため、報知手段を通じて電池が消耗している旨を認識した際には前記対応策として前記トランスポンダ通信を行わせることにより操作対象装置の作動を迅速に開始できる。
請求項3に記載の発明は、前記操作装置は、前記操作対象装置としての車両の走行用動力源を始動させるための始動スイッチであることをその要旨とする。
本発明によれば、車両の走行用の動力源を始動させるための始動スイッチは、車両を走行させる際に確実に操作されるため、当該始動スイッチに報知手段を設けることにより、携帯機の電池残量を同携帯機の所有者により確実に意識させることができる。
請求項4に記載の発明は、前記報知手段は、光を発することにより前記電池の残量を報知する発光手段を備えてなることをその要旨とする。
本発明によれば、発光手段から発せられる光を通じて携帯機の電池残量を携帯機の所有者に視認させることができる。よって、携帯機の電池切れに起因して操作対象装置の作動が不能となった場合に、同携帯機の所有者にその原因を視覚に訴えて把握させることができる。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、前記電池残量信号に含まれる前記電池の残量が近く無線通信が困難となる蓋然性が高いとして予め定められた閾値よりも小さかった場合に、前記報知手段を通じて前記電池の残量を報知することをその要旨とする。
本発明によれば、電池の残量が、近く無線通信が困難となる蓋然性が高いとして予め定められた閾値よりも小さかった場合に、電池の残量が報知されるため、近く無線通信が困難となる程度に電池が消耗していることを、実際に電池が切れる前に所有者に意識させることができる。このため、携帯機の電池切れに起因して操作対象装置の作動が不能となった場合に同携帯機の所有者にその原因を容易に把握させることができる。また、携帯機の所有者は携帯機の電池が切れる前に電池の交換をすることが可能となり、携帯機の電池切れによる通信不良等を事前に防止することもできる。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、前記操作装置が操作された場合に、同操作装置に設けられた前記報知手段を通じて前記電池の残量を報知することをその要旨とする。
本発明によれば、操作装置が操作された場合に同操作装置に設けられた報知手段を通じて電池の残量が報知されるため、携帯機の所有者が操作装置を操作するべく当該操作装置を意識しているタイミングで電池の残量が報知される。このため、携帯機の電池残量を同携帯機の所有者により意識させ易くなり、携帯機の電池切れに起因して操作対象装置の作動が不能となった場合に、同携帯機の所有者にその原因を把握させることができる。
請求項7に記載の発明は、前記制御手段は、前記操作対象装置から送信されるID要求信号に対する応答として前記携帯機から送信されるIDコード信号に含まれる該携帯機に固有のIDコードと、予め登録されたIDコードとの照合が成立した場合には、前記操作対象装置の作動を許可し、ID照合が成立しなかった場合には、前記報知手段を通じて前記電池の残量を報知することをその要旨とする。
本発明によれば、IDコード信号に基づくID照合が成立しなかった場合には、電池が消耗している旨報知手段を通じて報知される。例えば携帯機の電池切れによって、IDコード信号を送信できない場合は、電池残量信号も送信することができないため、制御手段は、携帯機の電池残量を取得することができない。しかしながら、前述したように、ID照合が成立しなかった場合には、電池が消耗しているとして、その旨報知することで、携帯機の電池切れにより電池残量信号を送信できなくなってしまった場合でも、携帯機の所有者にその原因を把握させることができる。このため、携帯機の所有者が操作対象装置の操作の開始に手間取ってしまうことを防止することができる。
請求項8に記載の発明は、ユーザによる操作を通じて作動する操作対象装置に設けられるとともに、該ユーザに所持されて電池を動作電源とする携帯機との間の無線通信を通じて前記操作対象装置の作動を許可するセキュリティ制御装置であって、前記携帯機は、前記電池の残量を検出する電池残量検出手段を備え、該電池残量検出手段を通じて取得される前記電池の残量情報を含む電池残量信号を無線にて送信するものであり、前記携帯機から送信される電池残量信号に含まれる残量情報に基づいて前記電池の残量を、前記操作対象装置を操作するための操作装置に設けられた報知手段を通じて報知することをその要旨とする。
本発明によれば、請求項1と同様の作用が得られるため、携帯機の電池切れに起因して操作対象装置の作動が不能となった場合に、同携帯機の所有者にその原因を把握させることができる。
請求項9に記載の発明は、ユーザに所持される携帯機との間の無線通信を通じて作動が許可される操作対象装置に設けられ該操作対象装置を操作するための操作装置であって、前記携帯機は、自身の動作電源としての電池の残量を検出する電池残量検出手段を備え、該電池残量検出手段を通じて取得される前記電池の残量情報を含む電池残量信号を無線にて送信するものであり、前記携帯機から送信される電池残量信号に含まれる残量情報に基づいて前記電池の残量を報知する報知手段を備えたことをその要旨とする。
本発明によれば、請求項1と同様の作用が得られるため、携帯機の電池切れに起因して操作対象装置の作動が不能となった場合に、同携帯機の所有者にその原因を把握させることができる。
請求項10に記載の発明は、ユーザによる操作を通じて作動する操作対象装置との間で無線通信を行う携帯機であって、自身の動作電源としての電池の残量を検出する電池残量検出手段と、該電池残量検出手段を通じて取得した前記電池の残量を、前記操作対象装置を操作するための操作装置に設けられた報知手段を通じて報知するべく、前記電池の残量情報を含む電池残量信号を無線にて送信する携帯機側通信手段とを備えたことをその要旨とする。
本発明によれば、請求項1と同様の作用が得られるため、携帯機の電池切れに起因して操作対象装置の作動が不能となった場合に、同携帯機の所有者にその原因を把握させることができる。
本発明によれば、携帯機の電池切れに起因して操作対象装置の作動が不能となった場合に同携帯機の所有者にその原因を把握させることが可能なセキュリティシステム、セキュリティ制御装置、操作装置及び携帯機を提供することができる。
以下、本発明を車両のセキュリティシステムに具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、セキュリティシステム1は、車両2のユーザ(所有者)によって所持される携帯機3と、車両2に設けられた車載装置4とを備えている。車載装置4には、操作装置としてのエンジンスイッチ5と、車両2の走行用動力源であるエンジン6aの駆動を制御するエンジン制御装置6とが接続されている。図2に示すように、エンジンスイッチ5は、運転席前方のインストルメントパネル2aに設けられており、前記エンジン6aを始動若しくは停止する際に操作される。車載装置4は、携帯機3との間の相互無線通信を通じて行われる相互認証が成立したことを条件として、エンジンスイッチ5の操作に基づくエンジン6aの始動をエンジン制御装置6に許可する。
次に、携帯機3について詳述する。図1に示すように、携帯機3の内部には、同じく携帯機3に内蔵された動作電源としての電池10aから供給される電力を用いて前記車載装置4との間で無線通信を行う携帯機側通信手段としての通信回路10が設けられている。通信回路10には、マイクロコンピュータ11が設けられている。マイクロコンピュータ11には、携帯機側受信回路12と、携帯機側送信回路13とがそれぞれ接続されている。また、携帯機3の内部には、前記電池10aの残量を検出する電池残量検出手段としての電池残量検出回路14が設けられている。電池残量検出回路14は、携帯機側受信回路12及び携帯機側送信回路13と同様に、マイクロコンピュータ11に接続されている。
携帯機側受信回路12は、前記車載装置4から所定周波数の電波として送信される後述のID要求信号S1及び電池残量要求信号S2を、受信アンテナ12aを通じて受信する。携帯機側受信回路12は、受信したID要求信号S1及び電池残量要求信号S2をパルス信号に復調してマイクロコンピュータ11に出力する。携帯機側送信回路13は、マイクロコンピュータ11から出力される後述のIDコード信号S3及び電池残量信号S4を、車載装置4側で受信可能な所定周波数の電波に変調して、送信アンテナ13aを通じて送信する。マイクロコンピュータ11は、不揮発性のメモリ11aを備え、そのメモリ11aには、車両2に対応する携帯機3に固有のIDコードが記憶されている。マイクロコンピュータ11は、携帯機側受信回路12を通じて車載装置4から送信されるID要求信号S1を受信すると、車載装置4に対して携帯機3に固有のIDコードを含むIDコード信号S3を、携帯機側送信回路13を通じて送信する。
電池残量検出回路14は、電池10aの残量(電源電圧)を検出し、電池残量検出信号をマイクロコンピュータ11に出力する。マイクロコンピュータ11は、携帯機側受信回路12を通じて車載装置4から送信される電池残量要求信号S2を受信すると、電池残量検出回路14から出力される電池残量検出信号に基づいて電池10aの残量情報を取得する。そして、マイクロコンピュータ11は、取得した電池10aの残量情報を含む電池残量信号S4を、携帯機側送信回路13を通じて車載装置4に送信する。
また、携帯機3の内部には、前記車載装置4との間でトランスポンダ通信を行うためのトランスポンダ15が設けられている。トランスポンダ15は、車載装置4から送信されるトランスポンダ駆動電波S5を受信することが可能なトランスポンダ駆動電波領域に携帯機3が配置されることにより起電力を発生し、その起電力を利用して携帯機3に固有のIDコードを含むトランスポンダ信号S6を送信する。
詳述すると、図2に示すように、運転席前方のインストルメントパネル2aには、携帯機3が挿入されるスロット装置20が設けられている。携帯機3は、スロット装置20に挿入可能な直方体状に形成されており、その一側部には、係合凹部3aが形成されている。スロット装置20は、携帯機3が挿入可能とされた開口部21aを有する有底四角筒状の保持部材21を備えている。保持部材21は、その開口部21aが外部(車室内)に露出するようにインストルメントパネル2aに固定されている。この開口部21aを介して挿入された携帯機3の先端が図3に示される保持部材21の底部21bに当接した状態において、同携帯機3の大部分が同保持部材21の内部に収容されるように、前記開口部21aの深さが設定されている。
図3に示されるように、保持部材21の底部21bには、挿入検出装置22の本体部22aが埋設されている。挿入検出装置22は機械式接触型のスイッチであり、その可動部22bは、保持部材21の内部に突出している。携帯機3が保持部材21の底部21bに当接する位置まで挿入されると、挿入検出装置22の可動部22bが押圧される。これにより、挿入検出装置22から携帯機3がスロット装置20に挿入された旨示す挿入検出信号が出力される。
保持部材21の側方には、ソレノイド23が設けられている。保持部材21には、その底部21bに携帯機3の先端を当接させた際に同携帯機3の前記係合凹部3aに対応する部位に、プランジャ挿通孔21cが設けられている。ソレノイド23のプランジャ23aは、プランジャ挿通孔21cを介して、保持部材21の内部に進出及び後退するように構成されている。ソレノイド23のプランジャ23aの進出により、携帯機3の係合凹部3aとプランジャ23aとが係合する。これにより、携帯機3のスロット装置20からの脱落が防止される。
保持部材21の前記ソレノイド23とは反対側には、トランスポンダ通信手段としてのトランスポンダ通信回路24が設けられている。トランスポンダ通信回路24は、携帯機3に内蔵されたトランスポンダ15を駆動させるための(磁気結合するための)トランスポンダ駆動電波S5を保持部材21の開口部21a(携帯機3の収容スペース)を含む領域に出力する。携帯機3がスロット装置20に挿入されると、同携帯機3のトランスポンダ15は、このトランスポンダ駆動電波S5を受信し起電力を発生する。そして、該トランスポンダ15は、その起電力を利用して携帯機3に固有のIDコードを含むトランスポンダ信号S6を送信する。この構成により、例えば携帯機3の電池切れにより前記通信回路10による無線通信が不能となってしまった場合は、携帯機3をスロット装置20に挿入することで、携帯機3と車載装置4との間の無線通信が可能となる。
次に、車載装置4について詳述する。図1に示すように、車載装置4の制御手段としてのセキュリティ制御装置31は、不揮発性のメモリ31aを備え、そのメモリ31aには、車両2に対応する携帯機3に固有のIDコードが記憶されている。セキュリティ制御装置31には、前記携帯機3との間で無線通信を行うための車両側送信回路32と、車両側受信回路33とが電気的に接続されている。また、セキュリティ制御装置31には、前記スロット装置20の挿入検出装置22と、トランスポンダ通信回路24とが接続されている。また、セキュリティ制御装置31には、前記エンジンスイッチ5と、エンジン制御装置6とが電気的に接続されている。
車両側送信回路32は、セキュリティ制御装置31から出力される前述のID要求信号S1及び電池残量要求信号S2を携帯機3側で受信可能な所定周波数の電波に変調し、該ID要求信号S1及び電池残量要求信号S2を車内に設けられた送信アンテナ32aを通じて車内に送信する。
車両側受信回路33は、携帯機3から所定周波数の電波として送信された、前述のIDコード信号S3、並びに電池残量信号S4を、車内に設けられた受信アンテナ33aを通じて受信する。そして、車両側受信回路33は、受信したIDコード信号S3、及び電池残量信号S4をパルス信号に復調してセキュリティ制御装置31に出力する。
セキュリティ制御装置31は、図示しないドアセンサからのドア開閉信号により携帯機3を所持したユーザが車両2に乗り込んだことを検知すると、携帯機3に対してIDコード信号S3の出力を要求する旨のID要求信号S1と、電池残量信号S4の出力を要求する旨の電池残量要求信号S2とを、車両側送信回路32を通じて交互に送信する。
また、セキュリティ制御装置31は、ID要求信号S1に対する応答として携帯機3から返信されるIDコード信号S3を、車両側受信回路33を通じて受信する。そして、セキュリティ制御装置31は、受信したIDコード信号S3に含まれる携帯機3に固有のIDコードと、自身のメモリ31aに記憶されているIDコードとを照合し、それらが一致した場合に、携帯機3との間の相互認証が成立したと判断する。セキュリティ制御装置31は、携帯機3との間の相互認証が成立したことを条件として、前記エンジンスイッチ5の操作に基づくエンジン6aの始動をエンジン制御装置6に許可する。
セキュリティ制御装置31は、前記挿入検出装置22から出力される挿入検出信号に基づいてスロット装置20に携帯機3が挿入されているか否かを判断し、スロット装置20に携帯機3が挿入されていると判断した場合、トランスポンダ駆動電波S5を送信させるための制御信号をトランスポンダ通信回路24へ出力する。トランスポンダ通信回路24は、セキュリティ制御装置31から出力される制御信号に基づいてトランスポンダ駆動電波S5を送信し、スロット装置20に挿入された携帯機3のトランスポンダ15を駆動させる。また、トランスポンダ通信回路24は、トランスポンダ駆動電波S5により駆動されたトランスポンダ15から送信されるトランスポンダ信号S6を受信する。セキュリティ制御装置31は、トランスポンダ通信回路24が受信したトランスポンダ信号S6に含まれるIDコードと自身のメモリ31aに記憶されているIDコードとを照合し、それらが一致した場合に携帯機3との間の(トランスポンダ通信に基づく)相互認証が成立したと判断する。セキュリティ制御装置31は、携帯機3との間の相互認証が成立したことを条件として、前記エンジンスイッチ5の操作に基づくエンジン6aの始動をエンジン制御装置6に許可する。
また、セキュリティ制御装置31は、前述した携帯機3との間の相互認証(車内照合)が成立した後にエンジンスイッチ5が操作され前記エンジン6aが始動した場合、前記スロット装置20のソレノイド23に対して同ソレノイド23のプランジャ23aを進出させる旨の制御信号を出力する。これにより、携帯機3の係合凹部3aとプランジャ23aとが係合し携帯機3の抜出が不能となる。また、セキュリティ制御装置31は、エンジンスイッチ5が操作され前記エンジン6aが停止した場合、前記スロット装置20のソレノイド23に対して同ソレノイド23のプランジャ23aを後退させる旨の制御信号を出力する。これにより携帯機3の係合凹部3aとプランジャ23aとの係合が解除され携帯機3の抜出が可能となる。
また、セキュリティ制御装置31は、電池残量要求信号S2に対する応答として携帯機3から返信される電池残量信号S4を車両側受信回路33を通じて受信する。セキュリティ制御装置31は、受信した電池残量信号S4に含まれる電池10aの残量情報に基づいて、該携帯機3の電池10aの残量を報知するための報知制御信号をエンジンスイッチ5に出力する。
ここで、エンジンスイッチ5について詳述する。図4(a)に示すように、エンジンスイッチ5のケース41は、一端が開口した略円筒状に形成されており、該開口部を車室内側へ向けて前記インストルメントパネル2aに埋設されている。ケース41には、当該ケース41の開口部を閉塞する有蓋円筒状に形成された操作ボタン42が、図示しないコンタクト(接点)を介して同ケース41の中心軸に沿う押圧方向Aに手指で押し込み可能に配設されている。ケース41の車室内側の端部である先端部には、該操作ボタン42を包囲するリング状のベゼル43が取り付けられている。
図4(b)に示すように、操作ボタン42の中央には、報知手段を構成する透光部44が設けられている。透光部44は、複数のアルファベットが組み合わせられて‘ENGINE START STOP’と表記されるように形成されている。透光部44は、ケース41の内部に配置された報知手段を構成する発光手段としての照明用LED44aによって内側から照明される。操作ボタン42の表面において該透光部44の上方位置には、LEDインジケータ45が配設されている。このLEDインジケータ45は、前記照明用LED44aと同様にケース41内に配設されたインジケータ用LED45aによって内側から照明される。図1に示されるように、照明用LED44a及びインジケータ用LED45aは、ケース41内に配置される点灯回路46を介してセキュリティ制御装置31に接続されている。
セキュリティ制御装置31は、受信した電池残量信号S4に含まれる電池10aの残量情報に基づいて、携帯機3の電池10aの残量を取得し、この取得した電池10aの残量とメモリ31aに記憶された閾値とを比較する。そして、該電池10aの残量が前記閾値よりも低い場合、セキュリティ制御装置31は、照明用LED44aを点滅させる旨の報知制御信号を点灯回路46へ出力する。点灯回路46は、該報知制御信号に基づいて照明用LED44aを点滅させる。なお、この閾値は、このまま使用を継続した場合に携帯機3に内蔵された電池10aの電力を用いた無線通信が近く不能となる蓋然性が高いと想定される残量値に設定されている。従って、照明用LED44aの点滅が開始されてから所定期間の間は電池10aの交換をしなくても、電池10aの電力を用いた無線通信が可能となっている。
また、セキュリティ制御装置31は、前記ID要求信号S1に対する応答として携帯機3からIDコード信号S3が返信されなかった場合にも、前記電池10aが消耗している虞があるとして、照明用LED44aを点滅させる旨の報知制御信号を点灯回路46へ出力する。点灯回路46は、該報知制御信号に基づいて照明用LED44aを点滅させる。
また、セキュリティ制御装置31は、車両2の電気系統の機能ポジションが例えばACC(アクセサリ)やON(イグニッションオン)等に切り替えられた場合には、インジケータ用LED45aを該機能ポジションに対応する色で点灯させるための報知制御信号を点灯回路46へ出力する。点灯回路46は、該報知制御信号に基づいてインジケータ用LED45aを所定色で発光させる。ユーザは、視覚を通じてその機能ポジションを認識できる。
次に、前述のように構成したセキュリティ制御装置31の作用を説明する。
図示しないドアセンサからのドア開閉信号により携帯機3を所持したユーザが車両2に乗り込んだことを検知すると、セキュリティ制御装置31は、携帯機3に対してIDコードを含むIDコード信号S3の出力を要求する旨のID要求信号S1を、車両側送信回路32を通じて送信する。ID要求信号S1を受信した携帯機3は、当該携帯機3に内蔵された電池10aの電力を用いて、前記携帯機側送信回路13からIDコード信号S3を送信する。セキュリティ制御装置31は、車両側受信回路33を通じて受信したIDコード信号S3に含まれる携帯機3に固有のIDコードと、自身のメモリ31aに記憶されているIDコードとを照合し、照合成立した場合には前記エンジンスイッチ5の操作に基づくエンジン6aの始動をエンジン制御装置6に許可する。この状態においてエンジンスイッチ5の操作ボタン42が押圧方向Aへ押圧されると、エンジン6aが始動する。
また、図示しないドアセンサからのドア開閉信号により携帯機3を所持したユーザが車両2に乗り込んだことを検知すると、セキュリティ制御装置31は、前記ID要求信号S1に続いて、電池残量の情報を含む電池残量信号S4の出力を要求する旨の電池残量要求信号S2を、車両側送信回路32を通じて送信する。電池残量要求信号S2を受信した携帯機3は、電池残量検出回路14から出力された電池残量検出信号に基づいて電池10aの残量を取得し、取得した電池10aの残量情報を含む電池残量信号S4を、携帯機側送信回路13を通じて車載装置4に送信する。セキュリティ制御装置31は、車両側受信回路33を通じて受信した電池残量信号S4に含まれる電池10aの残量情報に基づいて、携帯機3の電池10aの残量を取得する。
<携帯機の電池の残量が充分である場合>
ここで、携帯機3の電池10aの残量が充分である場合、即ちメモリ31aに格納された閾値以上であると判断した場合には、セキュリティ制御装置31は、照明用LED44aを点滅させる旨の報知制御信号を出力しない。このため、携帯機3の電池10aの残量が充分である場合、エンジンスイッチ5の透光部44は点滅しない。
<携帯機に内蔵された電池の残量が所定の閾値よりも低くなった場合>
また、取得した携帯機3の電池10aの残量がメモリ31aに格納された閾値よりも低い旨判断した場合には、セキュリティ制御装置31は、照明用LED44aを点滅させる旨の報知制御信号を点灯回路46へ出力する。これにより、エンジンスイッチ5の透光部44が点滅し、携帯機3の所有者に同携帯機3の電池10aの残量が少ないことが報知される。携帯機3の所有者は、該透光部44の点滅により携帯機3の電池10aの残量が少ないことを視覚を通じて認識(視認)することができる。そして、携帯機3の所有者は、携帯機3の電池が切れる前に電池の交換をすることができる。なお、この場合には、前述したように、携帯機3はまだ無線通信が可能な状態であるので、同携帯機3を前記スロット装置20に挿入するか否かはユーザの任意である。
<携帯機に内蔵された電池の電力を用いた無線通信が不能となった場合>
一方、ユーザが車両2に乗り込む際にすでに電池が消耗していることも想定される。この場合、携帯機3に内蔵された電池10aの電力を用いた無線通信が不能となっているため、セキュリティ制御装置31から送信されるID要求信号S1に対し、携帯機3からIDコード信号S3が返信されない。従って、セキュリティ制御装置31は、電池10aの電力を用いた通信回路10によるID照合が成立しなかったと判断し、照明用LED44aを点滅させる旨の報知制御信号を出力する。これにより、エンジンスイッチ5の透光部44が点滅し、携帯機3の所有者に同携帯機3の電池10aの残量が消耗していることが報知される。携帯機3の所有者は、該透光部44の点滅により携帯機3の電池10aの消耗していることを視覚を通じて認識(視認)することができる。この場合、エンジンスイッチ5の操作に関わらず透光部44が点滅するため、携帯機3の所有者は、エンジンスイッチ5を操作する前に携帯機3の電池10aの残量を把握することができる。そして、ユーザは、同携帯機3を前記スロット装置20に挿入する必要があることを迅速に判断できる。
スロット装置20に設けられた挿入検出装置22によりスロット装置20に携帯機3が挿入されたことを検知すると、セキュリティ制御装置31は、該スロット装置20の近傍に設けられたトランスポンダ通信回路24からトランスポンダ駆動電波S5を送信させる。携帯機3のトランスポンダ15は、トランスポンダ駆動電波S5を受けて起電力を発生し、その起電力を利用して携帯機3に固有のIDコードを含むトランスポンダ信号S6を送信する。セキュリティ制御装置31は、トランスポンダ通信回路24が受信したトランスポンダ信号S6に含まれるIDコードと自身のメモリ31aに記憶されているIDコードとを照合し、前記エンジンスイッチ5の操作に基づくエンジン6aの始動をエンジン制御装置6に許可する。この状態においてエンジンスイッチ5の操作ボタン42が押圧方向Aへ押圧されると、エンジン6aが始動する。従って、携帯機3の所有者が同携帯機3の電池切れによってエンジン6aの始動に手間取ることはない。
次に、上記実施の形態の作用効果を以下に記載する。
(1)操作対象装置としての車両2を操作するためのエンジンスイッチ5に設けられた透光部44が点滅することによって携帯機3の電池10aの残量が報知されるため、該透光部44の点滅を通じて携帯機3の電池残量を同携帯機3の所有者(ユーザ)に意識させることができる。また、携帯機3の所有者が車両2を操作する際、同所有者の意識は自ずとエンジンスイッチ5に向けられるため、携帯機3の電池残量を同携帯機3の所有者に意識させ易い。よって、携帯機3の電池切れに起因して車両2の作動が不能となった場合に、同携帯機3の所有者にその原因を把握させることができる。その結果、携帯機3の所有者は、携帯機3の電池切れに起因して車両2の作動が不能となった場合の対応策を迅速にとることが可能となり、同所有者が車両2の操作の開始に手間取ってしまうことを防止することができる。
(2)携帯機3には、トランスポンダ15が設けられているため、携帯機3の電池10aが消耗した場合であれ車両2に設けられたトランスポンダ通信回路24と携帯機3との無線通信を通じて車両2の作動が許可される。このため、透光部44の点滅を通じて電池10aが消耗している旨を認識した際には前記対応策として前記トランスポンダ通信を行わせることにより車両2の作動を迅速に開始できる。また、車両2に設けられたトランスポンダ通信回路24の近くに携帯機3を配置するだけで車両2の作動が許可される。従って、携帯機3の電池10aが消耗した場合の対応策として電池交換も想定されるが、これよりも簡単に対応できる。
(3)車両2の走行用の動力源を始動させるためのエンジンスイッチ5は、車両2を走行させる際に確実に操作されるため、当該エンジンスイッチ5の透光部44の点滅を通じて携帯機3の電池残量を報知することにより、携帯機3の電池残量を同携帯機3の所有者により確実に意識させることができる。
(4)照明用LED44aから発せられる光を通じて携帯機3の電池残量を携帯機3の所有者に視認させることができる。よって、携帯機3の電池切れに起因して車両2の作動が不能となった場合に、同携帯機3の所有者にその原因を視覚に訴えて把握させることができる。
(5)電池10aの残量が、近く無線通信が困難となる蓋然性が高いとして予め定められた閾値よりも小さかった場合に、電池10aの残量が報知されるため、近く無線通信が困難となる程度に電池10aが消耗していることを、実際に電池10aが切れる前に所有者に意識させることができる。このため、携帯機3の電池切れに起因して車両2の作動が不能となった場合に同携帯機3の所有者にその原因を容易に把握させることができる。また、携帯機3の所有者は携帯機3の電池10aが切れる前に電池の交換をすることが可能となり、携帯機3の電池切れによる通信不良等を事前に防止することもできる。
(6)携帯機3側通信手段からのIDコード信号S3に基づくID照合が成立しなかった場合には、電池10aが消耗しているとして、その旨が透光部44の点滅を通じて報知される。例えば携帯機3の電池切れによって、IDコード信号S3を送信できない場合は、電池残量信号S4も送信することができないため、セキュリティ制御装置31は、携帯機3の電池残量を取得することができない。しかしながら、前述したようにID照合が成立しなかった場合には電池10aが消耗している蓋然性が高いとして、その旨報知することで、携帯機3の電池切れにより電池残量信号S4を送信できなくなってしまったときでも、携帯機3の所有者にその原因を把握させることができる。このため、携帯機3の所有者がエンジン6aの始動に手間取ってしまうことを防止することができる。
(7)携帯機3のマイクロコンピュータ11は、電池残量要求信号S2を受信した場合にのみ電池残量信号S4を送信するため、携帯機3の電池10aの消耗を抑制する(節電する)ことができる。
尚、本実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、報知手段としてエンジンスイッチ5に設けられた照明用LED44aを点滅させて電池10aの残量を報知したが、このような態様に限定されない。例えば、図5に示すように、エンジンスイッチ5aの内部にスピーカー51を設け、該スピーカー51から例えば「ピー、ピー」というような警告音を発生させて、携帯機3の電池10aの残量が少ない旨をユーザの聴覚に訴えて報知してもよい。また、例えば、図6に示すように、エンジンスイッチ5bの内部にスピーカー52と音声データを登録したICチップ53とを設け、該スピーカー52から例えば「携帯機の電池の残量がわずかです。エンジン6aを始動、又は停止する時は、携帯機をスロット装置に挿入してください。」というような音声を発生させて、携帯機3の電池10aの残量が少ない旨を報知してもよい。ユーザが行うべき動作をアナウンスすることによりエンジン6aの始動・停止操作が円滑に行われる。また、図7に示すように、エンジンスイッチ5cの内部に振動装置54を設け、該振動装置54によってエンジンスイッチ5cの操作ボタン42を振動させることにより携帯機3の電池10aの残量が少ない旨をユーザの触覚を通じて報知してもよい。また、図8に示すように、エンジンスイッチ5dの内部に吸熱或いは発熱することによって操作ボタン42の温度を変化させる装置55(吸熱装置、或いは、加温装置)を設け、該装置55によって操作ボタン42の温度を変化させることにより携帯機3の電池10aの残量が少ない旨をユーザの温覚を通じて報知してもよい。この場合、携帯機3の所有者は、エンジンスイッチ5dの操作ボタン42を指Fで操作することにより携帯機3の電池残量を把握することができる。また、上記実施の形態に、これらの装置51〜55を組み合わせて電池10aの残量を報知するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、エンジンスイッチ5の照明用LED44aを点滅させることで携帯機3の電池10aの残量が少ない旨を報知するようにしたが、携帯機3の電池10aの残量に対応する色で該照明用LED44aを発光させるようにしてもよい。この場合、照明用LED44aとして例えば多色LEDを使用し、例えば電池10aの残量が充分な場合は緑色、電池10aの残量が前記閾値よりも小さい場合は黄色、前記ID照合が成立しなかった場合は赤色といったように、それぞれ異なる色で発光させる。また、この場合、電池10aの残量レベルに応じて複数の閾値を設定し、該残量レベルに対応する色で該照明用LED44aを発光させるようにしてもよい。
・上記実施の形態では、セキュリティ制御装置31は、電池10aの残量が前記閾値よりも小さい場合と前記ID照合が成立しなかった場合とで、同じように照明用LED44aを点滅させたが、このような態様に限定されない。例えば、前記ID照合が成立しなかった場合は電池10aの残量が前記閾値よりも小さい場合よりも照明用LED44aの点滅速度を速くするといったように、セキュリティ制御装置31が取得した電池10aの残量に応じて照明用LED44aの点滅態様(報知態様)を変更してもよい。
・上記実施の形態では、車両2のエンジンスイッチ5に設けられた透光部44の点滅を通じて電池10aの残量を報知するようにしたが、例えばエアコンのスイッチ、パーキングスイッチ、シフトレバー及びステアリングホイール等の他の操作装置に設けた発光装置を発光させて電池10aの残量を報知してもよい。
・上記実施の形態では、ID照合が成立しなかった場合は、エンジンスイッチ5が操作されたか否かに関わらず電池10aの残量を報知するようにしたが、エンジンスイッチ5が操作された場合に、同エンジンスイッチ5の透光部44の点滅を通じて電池10aの残量を報知するようにしてもよい。この構成によれば、携帯機3の所有者がエンジンスイッチ5を操作するべく当該エンジンスイッチ5を意識しているタイミングで電池10aの残量が報知される。このため、携帯機3の電池残量を同携帯機3の所有者により意識させ易くなり、携帯機3の電池切れに起因して車両2の操作(エンジン6aの始動)が不能となった場合に、同携帯機3の所有者にその原因を把握させることができる。また、上記実施の形態では、電池10aの残量が前記閾値よりも小さい場合は、エンジンスイッチ5が操作された場合に電池10aの残量を報知するようにしたが、エンジンスイッチ5が操作されたか否かに関わらず電池10aの残量を報知するようにしてもよい。電池10aの残量と該電池10aの残量を報知するタイミングとの組み合わせは、適宜変更可能である。
・上記実施の形態では、ID要求信号S1に応じて携帯機3からIDコード信号S3が返信されなかった場合、前記電池10aの電力を用いた通信回路10によるID照合が成立しなかったと判断したが、このような態様に限定されない。例えば、ID要求信号S1に応答して携帯機3から返信されたIDコード信号S3に含まれるIDコードと、セキュリティ制御装置31のメモリ31aに記憶されているIDコードが一致しなかった場合、即ち、車両2に対応する携帯機でない場合にも、その旨透光部44の点滅を通じて報知する。このようにすれば、エンジンスイッチ5の透光部44の点滅を通じて、携帯機の所有者に、所持している携帯機が正規のものではないと気付かせることが可能となり、同所有者が車両2の操作の開始に手間取ってしまうことを防止することができる。なお、電池10aの残量を報知する場合と、車両2に対応する携帯機でない旨を報知する場合とで、透光部44の点滅態様(若しくは色)が異なっていることが望ましい。
・上記実施の形態では、前記電池10aの電力を用いた通信回路10によるID照合が成立しなかった場合にのみ、エンジンスイッチ5の透光部44の点滅を通じて電池10aの残量を報知するようにしてもよい。なお、この場合、セキュリティ制御装置31のメモリ31aに閾値を記憶する必要はない。
・上記実施の形態では、インストルメントパネル2aに設けられたスロット装置20に携帯機3を挿入することにより、トランスポンダ通信が行われるようにしたが、このような態様に限定されない。例えば、図5に示すように、トランスポンダ駆動電波S5を送信するトランスポンダ通信回路(コイルアンテナ)56をエンジンスイッチ5aに埋設し、該エンジンスイッチ5aに携帯機3を近づけることによりトランスポンダ通信回路56を通じてトランスポンダ通信が行われるようにしてもよい。なお、この場合、スロット装置20を省略してもよい。
・上記実施の形態では、セキュリティ制御装置31は、図示しないドアセンサからのドア開閉信号により携帯機3を所持したユーザが車両2に乗り込んだことを検知した場合に、車両側送信回路32を通じて電池残量要求信号S2を送信するようにしたが、このような態様に限定されない。例えば、セキュリティ制御装置31は、エンジンスイッチ5が操作されエンジン6aが駆動している間、車両側送信回路32を通じて電池残量要求信号S2を間欠的に送信するようにしてもよい。このような構成とすれば、携帯機3の所有者は、エンジン6aが始動している間も携帯機3の電池10aの残量を監視することができる。
・上記実施の形態では、セキュリティ制御装置31側で、取得した電池10aの残量と、予め設定された閾値とを比較するようにしたがこのような態様に限定されない。例えば、携帯機3側で同携帯機3の電池10aの残量と、予め設定された閾値とを比較し、電池10aの残量が予め設定された閾値よりも低い場合に、前記電池残量要求信号S2に応答して電池残量信号S4を返信するようにする。そして、送信された電池残量信号S4をセキュリティ制御装置31が受信した場合、同セキュリティ制御装置31が電池10aの残量を報知するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、セキュリティ制御装置31は、ID要求信号S1と、電池残量要求信号S2とを交互に送信するようにしたが、このような態様に限定されない。例えば、セキュリティ制御装置31は、携帯機3に対してIDコードと電池10aの残量情報とを含むIDコード信号の送信を要求する旨のID要求信号を送信するようにしてもよい。なお、この場合、携帯機3は、該ID要求信号に応答して、該携帯機3に固有のIDコードと電池10aの残量情報とを含むIDコード信号を返信する。この構成によれば、セキュリティ制御装置31は、ID要求信号を送信するだけで携帯機3のIDコードと携帯機3の電池10aの残量とを取得することができる。よって、セキュリティ制御装置31は、携帯機3の電池10aの残量を監視しながら携帯機3のIDコードを取得することができる。
・上記実施の形態では、携帯機3はセキュリティ制御装置31から送信された電池残量要求信号S2に応答して電池残量信号S4を返信したが、このような態様に限定されない。例えば、セキュリティ制御装置31から要求されたか否かに関わらず、携帯機3から一方的に電池残量信号S4が送信されるようにしてもよい。なお、この場合、例えば携帯機3に施解錠ボタンを設け、該施解錠ボタンが操作された場合に、同携帯機3から車両2のドア錠を施錠若しくは解錠する旨と前記電池10aの残量情報とを含む施解錠信号が送信される構成とする。そして、携帯機3を所持したユーザが車両2の外でドア錠を施錠若しくは解錠するべく施解錠ボタンを操作した場合に前記電池10aの残量情報が車両2側に送信されるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、携帯機3のマイクロコンピュータ11は、電池残量要求信号S2を受信すると電池10aの残量情報を取得し電池残量信号S4を送信するようにしたが、このような態様に限定されない。例えば、携帯機3のマイクロコンピュータ11のメモリ11aに前記閾値を記憶し、自身が取得した電池10aの残量が前記閾値よりも小さい場合に、セキュリティ制御装置31から送信されるID要求信号に対する応答としてのIDコード信号に電池10aの残量情報を含ませて送信するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、エンジンスイッチ5の外部に設けられたセキュリティ制御装置31から出力された報知制御信号に基づいて点灯回路46がエンジンスイッチ5の照明用LED44aを点滅するようにしたが、このような態様に限定されない。例えば、エンジンスイッチ5の内部に前記閾値が格納されたメモリを有する点灯制御回路を設け、取得した電池10aの残量に基づいて照明用LED44aを点滅させるか否かを該点灯制御回路で判断し報知制御信号を出力するようにしてもよい。なお、該点灯制御回路は、前記残量情報を、セキュリティ制御装置31を介して、又はセキュリティ制御装置31を介さずに車両側受信回路33を通じて直接的に取得する。
・上記実施の形態では、動力源としてのエンジン6aを備えた車両2のセキュリティシステム1に具体化したが、動力源として例えばモータを備えた車両(電気自動車)のセキュリティシステムに具体化してもよい。この場合、モータを始動させるための電源スイッチが本発明の始動スイッチに相当する。
・上記実施の形態では、携帯機3との間の無線通信を通じてエンジン6aの始動を許可するセキュリティシステムに具体化したが、携帯機3との間の無線通信を通じて車両や住宅のドア錠の施錠・解錠を許可するセキュリティシステムに具体化してもよい。なお、この場合、ドア錠を手動で施解錠するためのメカニカルキーを携帯機3に収容すれば、トランスポンダ15を省略してもよい。また、この場合、操作装置としてのドアノブに設けた発光装置を発光はさせることにより電池10aの残量を報知するようにしてもよい。また、携帯機3との間の無線通信を通じてエンジン6aの始動とドア錠の施錠・解錠とを許可するセキュリティシステムに具体化してもよい。
次に、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(イ)前記携帯機は、前記操作対象装置から送信される残量要求信号に対する応答として前記電池残量信号を送信することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のセキュリティシステム。この構成によれば、残量情報が要求された場合にのみ携帯機から電池残量信号が送信されるため、携帯機の電池の消耗を抑制する(節電する)ことができる。
(ロ)前記残量要求信号は、前記操作対象装置から送信されるID要求信号であり、前記携帯機は、前記ID要求信号に対する応答として、該携帯機に固有のIDコードと、前記電池の残量情報とを含むIDコード信号を送信することを特徴とする前記(イ)に記載のセキュリティシステム。この構成によれば、ID要求信号に対する応答としてのIDコード信号に電池の残量情報が含まれるため、操作対象装置は、ID要求信号を送信するだけで携帯機のIDコードと携帯機の電池の残量とを取得することができる。よって、操作対象装置は、携帯機の電池の残量を監視しながら携帯機のIDコードを取得することができる。
セキュリティシステムの概略構成を示すブロック図。 車室内から見たインストルメントパネル付近の斜視図。 スロット装置の概略断面図。 (a)はエンジンスイッチの斜視図、(b)はエンジンスイッチの正面図。 エンジンスイッチの別例を示す概略断面図。 エンジンスイッチの別例を示す概略断面図。 エンジンスイッチの別例を示す概略断面図。 エンジンスイッチの別例を示す概略断面図。
符号の説明
1…セキュリティシステム、2…操作対象装置としての車両、3…携帯機、5…操作装置及び始動スイッチとしてのエンジンスイッチ、6a…車両の動力源としてのエンジン、10…携帯機側通信手段としての通信回路、10a…動作電源としての電池、14…電池残量検出手段としての電池残量検出回路、15…トランスポンダ、24…トランスポンダ通信手段としてのトランスポンダ通信回路、31…制御手段としてのセキュリティ制御装置、44…報知手段を構成する透光部、44a…報知手段を構成する発光手段としての照明用LED、S1…ID要求信号、S2…電池残量要求信号、S3…IDコード信号、S4…電池残量信号、S5…トランスポンダ駆動電波、S6…トランスポンダ信号。

Claims (10)

  1. ユーザによる操作を通じて作動する操作対象装置に設けられるとともに、該ユーザに所持されて電池を動作電源とする携帯機との間の無線通信を通じて前記操作対象装置の作動を許可する制御手段を備えてなるセキュリティシステムであって、
    前記携帯機は、前記電池の残量を検出する電池残量検出手段を備え、該電池残量検出手段を通じて取得される前記電池の残量情報を含む電池残量信号を無線にて送信し、
    前記制御手段は、前記携帯機から送信される電池残量信号に含まれる残量情報に基づいて、前記電池の残量を、前記操作対象装置を操作するための操作装置に設けられた報知手段を通じて報知することを特徴とするセキュリティシステム。
  2. 前記携帯機は、前記操作対象装置に設けられたトランスポンダ通信手段を通じて送信されるトランスポンダ駆動電波を受けて駆動されて該携帯機に固有のIDコードを含むトランスポンダ信号を送信するトランスポンダを備え、
    該トランスポンダ信号に含まれる前記IDコードと予め登録されたIDコードとの照合が成立した場合に、前記制御手段は、前記操作対象装置の作動を許可することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。
  3. 前記操作装置は、前記操作対象装置としての車両の走行用動力源を始動させるための始動スイッチであることを特徴とする請求項1又は2に記載のセキュリティシステム。
  4. 前記報知手段は、光を発することにより前記電池の残量を報知する発光手段を備えてなることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のセキュリティシステム。
  5. 前記制御手段は、前記電池残量信号に含まれる前記電池の残量が近く無線通信が困難となる蓋然性が高いとして予め定められた閾値よりも小さかった場合に、前記報知手段を通じて前記電池の残量を報知することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のセキュリティシステム。
  6. 前記制御手段は、前記操作装置が操作された場合に、同操作装置に設けられた前記報知手段を通じて前記電池の残量を報知することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のセキュリティシステム。
  7. 前記制御手段は、前記操作対象装置から送信されるID要求信号に対する応答として前記携帯機から送信されるIDコード信号に含まれる該携帯機に固有のIDコードと、予め登録されたIDコードとの照合が成立した場合には、前記操作対象装置の作動を許可し、
    ID照合が成立しなかった場合には、前記報知手段を通じて前記電池の残量を報知することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のセキュリティシステム。
  8. ユーザによる操作を通じて作動する操作対象装置に設けられるとともに、該ユーザに所持されて電池を動作電源とする携帯機との間の無線通信を通じて前記操作対象装置の作動を許可するセキュリティ制御装置であって、
    前記携帯機は、前記電池の残量を検出する電池残量検出手段を備え、該電池残量検出手段を通じて取得される前記電池の残量情報を含む電池残量信号を無線にて送信するものであり、
    前記携帯機から送信される電池残量信号に含まれる残量情報に基づいて前記電池の残量を、前記操作対象装置を操作するための操作装置に設けられた報知手段を通じて報知することを特徴とするセキュリティ制御装置。
  9. ユーザに所持される携帯機との間の無線通信を通じて作動が許可される操作対象装置に設けられ該操作対象装置を操作するための操作装置であって、
    前記携帯機は、自身の動作電源としての電池の残量を検出する電池残量検出手段を備え、該電池残量検出手段を通じて取得される前記電池の残量情報を含む電池残量信号を無線にて送信するものであり、
    前記携帯機から送信される電池残量信号に含まれる残量情報に基づいて前記電池の残量を報知する報知手段を備えたことを特徴とする操作装置。
  10. ユーザによる操作を通じて作動する操作対象装置との間で無線通信を行う携帯機であって、
    自身の動作電源としての電池の残量を検出する電池残量検出手段と、
    該電池残量検出手段を通じて取得した前記電池の残量を、前記操作対象装置を操作するための操作装置に設けられた報知手段を通じて報知するべく、前記電池の残量情報を含む電池残量信号を無線にて送信する携帯機側通信手段とを備えたことを特徴とする携帯機。
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