JP2006200154A - 施解錠確認システム - Google Patents
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Abstract
【課題】錠から離れた場所であっても、錠の施解錠状態が確認可能な施解錠確認システムを提供する。
【解決手段】施解錠確認システム1は、住宅のドアに設置された通知装置2と使用者によって携帯される携帯機3とから構成されている。通知装置2は、施解錠検知センサ11から入力される施錠信号及び解錠信号に応じて錠5の施解錠状態を示す状態信号を出力するマイコン13と、同状態信号を送信する送信回路12とを備えている。そして、携帯機3は、通知装置2から送信される状態信号を受信する受信回路21と、状態信号に基づいて錠5の施解錠状態を記憶するメモリ22と、メモリ22に記憶された錠5の施解錠状態に応じて点灯されるLED27,28とを備えている。使用者は、LED27,28の点灯状態を見ることにより、錠5の施解錠状態を確認することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】施解錠確認システム1は、住宅のドアに設置された通知装置2と使用者によって携帯される携帯機3とから構成されている。通知装置2は、施解錠検知センサ11から入力される施錠信号及び解錠信号に応じて錠5の施解錠状態を示す状態信号を出力するマイコン13と、同状態信号を送信する送信回路12とを備えている。そして、携帯機3は、通知装置2から送信される状態信号を受信する受信回路21と、状態信号に基づいて錠5の施解錠状態を記憶するメモリ22と、メモリ22に記憶された錠5の施解錠状態に応じて点灯されるLED27,28とを備えている。使用者は、LED27,28の点灯状態を見ることにより、錠5の施解錠状態を確認することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は錠の施解錠状態を確認するための施解錠確認システムに関する。
従来、錠の施解錠状態(施錠状態及び解錠状態)を表示する施解錠確認システムが知られている。例えば、特許文献1にて開示されている施解錠確認システムは、使用者によって携帯される携帯機と、ドア等の錠に付帯して設けられた表示装置とから構成されている。携帯機は、信号発生部と、送信アンテナと、操作スイッチとを備えている。表示装置は、共振回路と、受信アンテナと、施錠検知センサと、LED(Light-Emitting Diode)とを備えている。LEDは、錠の鍵穴の近傍に配設されている。
携帯機を携帯した使用者が表示装置の傍に近づき、操作スイッチをオンすると、信号発生部にて確認用周波数信号が発生され、当該信号が送信アンテナを介して表示装置に送信される。表示装置では、受信アンテナを介して確認用周波数信号を受信すると、共振回路にて共振電流が流れる。そして、施錠検知センサにて錠が施錠状態にあることが検知されている場合には、共振電流によりLEDが点灯される。これにより、使用者は錠が施錠状態にあることを確認する。
特許第3045742号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されている施解錠確認システムでは、表示装置から離れた場所、即ち錠から離れた場所では、錠の施解錠状態を確認することができない。そのため、表示装置から離れた場所で錠が施錠されているかどうかが気になった場合には、使用者は表示装置を目視可能な位置まで戻らなければならないという問題があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、錠から離れた場所であっても、錠の施解錠状態を確認することができる施解錠確認システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、錠が施錠・解錠される度に前記錠の施解錠状態を示す状態信号を出力する信号出力部と、前記状態信号を送信する送信部と
を有する通知装置と、前記状態信号を受信する受信部と、前記状態信号に基づいて前記錠の施解錠状態を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記錠の施解錠状態に応じた表示をする表示部とを有する携帯機とを備えた施解錠確認システムとした。
を有する通知装置と、前記状態信号を受信する受信部と、前記状態信号に基づいて前記錠の施解錠状態を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記錠の施解錠状態に応じた表示をする表示部とを有する携帯機とを備えた施解錠確認システムとした。
請求項2に記載の発明は、建造物のドアの錠が施錠・解錠される度に前記錠の施錠解錠状態を示す状態信号を出力する信号出力部と、前記状態信号を送信する送信部とを有する通知装置と、前記状態信号を受信する受信部と、前記状態信号に基づいて前記錠の施解錠状態を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記錠の施解錠状態に応じた表示をする表示部とを有する携帯機とを備えた施解錠確認システムとした。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の施錠解錠確認システムにおいて、前記携帯機は、前記表示部に対して前記錠の施解錠状態を表示するように指令する指令信号を出力する指令部と、前記表示部に電力を供給する電源とを備え、前記表示部は、前記指令信号が出力されている間のみ、前記電源から電力が供給されて前記記憶部に記憶された前記錠の施解錠状態に応じた表示をする。
(作用)
請求項1,2に記載の発明によれば、記憶部によって錠の施解錠状態が記憶されると共に、表示部によって記憶部に記憶された錠の施解錠状態に応じた表示がなされる。従って、携帯機を携帯していれば、使用者はいつでもどこでも携帯機の表示部を見ることにより、錠の施解錠状態を確認することが可能となる。その結果、錠から離れた場所であっても、錠の施解錠状態を確認することができる。
請求項1,2に記載の発明によれば、記憶部によって錠の施解錠状態が記憶されると共に、表示部によって記憶部に記憶された錠の施解錠状態に応じた表示がなされる。従って、携帯機を携帯していれば、使用者はいつでもどこでも携帯機の表示部を見ることにより、錠の施解錠状態を確認することが可能となる。その結果、錠から離れた場所であっても、錠の施解錠状態を確認することができる。
請求項3に記載の発明によれば、表示部は、指令部から指令信号が出力されている間のみ記憶部に記憶された施解錠状態に応じた表示をする。従って、携帯機における電力の消費が抑えられる。
本発明によれば、錠から離れた場所であっても、錠の施解錠状態を確認可能な施解錠確認システムを提供することができる。
以下、本発明を住宅用の施解錠確認システムに具体化した一実施形態を図1乃至図3に従って説明する。
図1に示すように、施解錠確認システム1は、通知装置2と携帯機3とから構成されている。
図1に示すように、施解錠確認システム1は、通知装置2と携帯機3とから構成されている。
通知装置2は、住宅のドアにおいて、錠5の近傍に配設されている。本実施形態では、錠5は、該錠5に対応した鍵6が錠5の鍵穴7に差し込まれて回転されることにより、錠5に備えられたロック機構8によって施錠・解錠が行われる(図2(a)(b)及び図3参照)。
通知装置2は、施解錠検知センサ11、送信回路12、及びマイクロコンピュータ13(以下、マイコン13とする)を備えて構成されている。
施解錠検知センサ11は、錠5の施解錠状態、即ち錠5が施錠状態及び解錠状態のいずれの状態にあるかを検知する。施解錠検知センサ11は、スイッチ式のセンサであり、施錠検知部11aと解錠検知部11bとから構成されている。施錠検知部11aは、錠5がロック機構8によって施錠される際にロック機構8によってオンされ、錠5が施錠状態にあることを示す施錠信号をマイコン13に出力する。解錠検知部11bは、錠5がロック機構8によって解錠される際にロック機構8によってオンされ、錠5が解錠状態にあることを示す解錠信号をマイコン13に出力する。
施解錠検知センサ11は、錠5の施解錠状態、即ち錠5が施錠状態及び解錠状態のいずれの状態にあるかを検知する。施解錠検知センサ11は、スイッチ式のセンサであり、施錠検知部11aと解錠検知部11bとから構成されている。施錠検知部11aは、錠5がロック機構8によって施錠される際にロック機構8によってオンされ、錠5が施錠状態にあることを示す施錠信号をマイコン13に出力する。解錠検知部11bは、錠5がロック機構8によって解錠される際にロック機構8によってオンされ、錠5が解錠状態にあることを示す解錠信号をマイコン13に出力する。
送信回路12は送信アンテナ12aを備えている。送信アンテナ12aは、例えばコイルアンテナであり、図2(a)(b)に示すように、錠5においてドア14から突出した部分の外周に取着されている。図1に示すように、送信回路12は、マイコン13から入力される状態信号を所定の周波数に変調して送信アンテナ12aを介して送信する。状態信号は、錠5が施錠状態にあることを示す状態信号と、錠5が解錠状態にあることを示す状態信号との2種類の信号がある。
マイコン13は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等からなるCPUユニットである。マイコン13には、電源15から電力が供給される。このマイコン13は、施解錠検知センサ11から施錠信号若しくは解錠信号が入力されると、それらの信号から錠5の施解錠状態を検知し、送信回路12に錠5の施解錠状態に応じた状態信号を出力する。
携帯機3は、錠5に対応した鍵6を所有する利用者によって携帯されている。この携帯機3は、受信回路21、メモリ22、確認スイッチ23、表示部24、マイクロコンピュータ25(以下マイコン25とする)、及び電源26を備えて構成されている。携帯機3を構成する各種部品は、図3に示すように、ケース部3aに収容されている。そして、本実施形態では、携帯機3は鍵6に装着されている。
図1に示すように、受信回路21は受信アンテナ21aを備えており、通知装置2から送信される状態信号を、受信アンテナ21aを介して受信可能となっている。受信回路21は、状態信号を受信すると、同状態信号をパルス信号に復調してマイコン25に出力する。
メモリ22は、不揮発性のメモリであり、マイコン25によって錠5の施解錠状態が書き込まれる。
確認スイッチ23は、使用者が錠5の施解錠状態を確認する際に操作される。確認スイッチ23は、マイコン25に電気的に接続されている。そして、確認スイッチ23は、使用者に押圧されている間のみ、メモリ22に記憶された錠5の施解錠状態を表示するように指令する指令信号をマイコン25に出力する。
確認スイッチ23は、使用者が錠5の施解錠状態を確認する際に操作される。確認スイッチ23は、マイコン25に電気的に接続されている。そして、確認スイッチ23は、使用者に押圧されている間のみ、メモリ22に記憶された錠5の施解錠状態を表示するように指令する指令信号をマイコン25に出力する。
表示部24は、2つのLED27,28を備えて構成されている。図3に示すように、携帯機3のケース部3aには、錠5が施錠状態にあることを意味する「LOCK」という表示と、錠5が解錠状態にあることを意味する「UNLOCK」という表示がなされている。そして、LED27,28は「LOCK」及び「UNLOCK」という表示と対応して設けられている。即ち、LED27は「LOCK」という表示と並べて配置され、LED28は「UNLOCK」という表示と並べて配置されている。そして、これらのLED27,28は、確認スイッチ23が押圧されると、メモリ22に記憶されている錠5の施解錠状態に応じてマイコン25によって点灯される。即ち、LED27は錠5が施錠状態にある場合にマイコン25によって点灯され、LED28は錠5が解錠状態にある場合にマイコン25によって点灯される。LED27,28は、使用者によって確認スイッチ23が押圧されている間のみ、マイコン25を介して電力が供給されて点灯される。尚、LED27,28の色は、同じ色であってもよいし、異なる色であってもよい。
マイコン25は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるCPUユニットである。マイコン25には、電源26から電力が供給される。電源26は、一次電池若しくは二次電池により構成されている。
マイコン25は、受信回路21から入力される状態信号に応じてメモリ22に錠5の施解錠状態を書き込む。即ち、マイコン25は、受信回路21から錠5が施錠状態にあることを示す状態信号が入力された場合には、メモリ22に錠5が施錠状態にあることを書き込む。また、マイコン25は、受信回路21から錠5が解錠状態にあることを示す解錠信号が入力された場合には、メモリ22に錠5が解錠状態にあることを書き込む。そして、マイコン25は、確認スイッチ23から指令信号が入力されると、メモリ22から錠5の施解錠状態を読み出し、読み出した施解錠状態に応じて表示部24のLED27,28を点灯させる。
次に、上記のように構成された施解錠確認システム1の動作を説明する。
まず、錠5が施錠される際の施解錠確認システム1の動作を説明する。
携帯機3を携帯した使用者が、鍵穴7に鍵6を挿入して錠5を施錠する方向に回転させると、ロック機構8によって錠5が施錠される。この時、通知装置2ではロック機構8によって施錠検知部11aがオンされ、施錠検知部11aからマイコン13に施錠信号が出力される。
まず、錠5が施錠される際の施解錠確認システム1の動作を説明する。
携帯機3を携帯した使用者が、鍵穴7に鍵6を挿入して錠5を施錠する方向に回転させると、ロック機構8によって錠5が施錠される。この時、通知装置2ではロック機構8によって施錠検知部11aがオンされ、施錠検知部11aからマイコン13に施錠信号が出力される。
マイコン13は、施錠信号が入力されると、錠5が施錠状態にあることを示す状態信号を送信回路12に出力する。送信回路12は、マイコン13から入力された状態信号を所定の周波数に変調して送信アンテナ12aから送信する。
携帯機3では、通知装置2から送信された状態信号を、受信アンテナ21aを介して受信すると、受信回路21が同状態信号をパルス信号に復調してマイコン25に出力する。マイコン25は、状態信号が入力されると、同状態信号から錠5が施錠状態にあることを認識し、メモリ22に錠5が施錠状態にあることを書き込む。
その後、使用者によって確認スイッチ23が押圧されると、確認スイッチ23はマイコン25に指令信号を出力する。マイコン25は、指令信号が入力されると、メモリ22から錠5の施解錠状態を読み出し、読み出した施解錠状態に対応するLED27,28を点灯する。即ち、マイコン25は、メモリ22から錠5が施錠状態にあることを読み出し、LED27を点灯する。これにより、使用者は、錠5が施錠状態にあることを確認する。そして、使用者が確認スイッチ23の押圧を止めると、マイコン25はLED27を消灯する。
次に、錠5が解錠される際の施解錠確認システム1の動作を説明する。
携帯機3を携帯した使用者が、鍵穴7に鍵6を挿入して錠5を解錠する方向に回転させると、ロック機構8によって錠5が解錠される。この時、通知装置2ではロック機構8によって解錠検知部11bがオンされ、解錠検知部11bからマイコン13に解錠信号が出力される。
携帯機3を携帯した使用者が、鍵穴7に鍵6を挿入して錠5を解錠する方向に回転させると、ロック機構8によって錠5が解錠される。この時、通知装置2ではロック機構8によって解錠検知部11bがオンされ、解錠検知部11bからマイコン13に解錠信号が出力される。
マイコン13は、解錠信号が入力されると、送信回路12に錠5が解錠状態にあることを示す状態信号を出力する。送信回路12は、マイコン13から入力された状態信号を所定の周波数に変調して送信アンテナ12aから送信する。
携帯機3では、通知装置2から送信された状態信号を、受信アンテナ21aを介して受信すると、受信回路21が同状態信号をパルス信号に復調してマイコン25に出力する。マイコン25は、状態信号が入力されると、同状態信号から錠5が解錠状態にあることを認識し、メモリ22に錠5が解錠状態にあることを書き込む。
その後、使用者によって確認スイッチ23が押圧されると、確認スイッチ23はマイコン25に指令信号を出力する。マイコン25は、指令信号が入力されると、メモリ22から錠5が解錠状態にあることを読み出し、LED28を点灯する。これにより、使用者は、錠5が解錠状態にあることを確認する。そして、使用者が確認スイッチ23の押圧を止めると、マイコン25はLED28を消灯する。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)携帯機3のメモリ22には、錠5の施解錠状態が記憶されている。また、確認スイッチ23が押圧されると、マイコン25は、メモリ22に記憶されている錠5の施解錠状態に応じて表示部24のLED27,28を点灯する。従って、携帯機3を携帯していれば、使用者はいつでもどこでも携帯機3の表示部を見ることにより、錠5の施解錠状態を確認することができる。その結果、錠5から離れた場所であっても、錠5の施解錠状態を確認することができる。
(1)携帯機3のメモリ22には、錠5の施解錠状態が記憶されている。また、確認スイッチ23が押圧されると、マイコン25は、メモリ22に記憶されている錠5の施解錠状態に応じて表示部24のLED27,28を点灯する。従って、携帯機3を携帯していれば、使用者はいつでもどこでも携帯機3の表示部を見ることにより、錠5の施解錠状態を確認することができる。その結果、錠5から離れた場所であっても、錠5の施解錠状態を確認することができる。
(2)表示部24は、確認スイッチ23から指令信号が出力されている間のみ点灯される。従って、電源26の電力の消費が抑えられる。その結果、電源26が一次電池である場合には、一次電池の交換回数を減少させることができる。また、電源26が二次電池である場合には、充電回数を減少させることができる。
(3)表示部24はLED27,28により構成されているため、電力の消費がより抑えられる。従って、電源26が一次電池である場合には、一次電池の交換回数をより減少させることができる。また、電源26が二次電池である場合には、充電回数をより減少させることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、送信アンテナ12aは、錠5においてドア14から突出した部分の外周に取着されているが、これ以外の場所に設けられてもよい。送信アンテナ12aは、状態信号を送信可能な場所に設けられていればよく、例えばドア14の内部や、住宅の玄関の壁に設けられてもよい。
○上記実施形態では、送信アンテナ12aは、錠5においてドア14から突出した部分の外周に取着されているが、これ以外の場所に設けられてもよい。送信アンテナ12aは、状態信号を送信可能な場所に設けられていればよく、例えばドア14の内部や、住宅の玄関の壁に設けられてもよい。
○上記実施形態では、施解錠検知センサ11は、施錠検知部11aと解錠検知部11bとの2つのセンサから構成されているが、ロック機構8の動作に連動してオン・オフされる一つのスイッチ式のセンサから構成されてもよい。
○上記実施形態では、表示部24のLED27,28は、確認スイッチ23から指令信号が入力されている間のみ点灯される。しかしながら、LED27,28は、確認スイッチ23から指令信号が入力されたことをトリガとして点灯され、所定時間(任意に設定される)経過後に消灯されてもよい。また、確認スイッチ23を省略し、表示部24のLED27,28が、メモリ22に記憶された錠5の施錠・解錠状態に応じて常時点灯されるようにしてもよい。
○上記実施形態では、表示部24は、錠5の施解錠状態に対応した2つのLED27,28から構成されているが、これに限らない。例えば、表示部24を一つのLEDから構成し、錠5の施解錠状態に対応してLEDを点滅させる(例えば、施錠状態を示す場合にはLEDを1回点滅させ、解錠状態を示す場合にはLEDを2回点滅させる)ようにしてもよい。このように構成すると、表示部24を2つのLED27,28で構成する場合よりも部品点数が減少され、製造コストを低減させることができる。また、表示部24は、ディスプレイにより構成し、錠5の施解錠状態に対応した画像をディスプレイに表示させてもよい。
○上記実施形態では、携帯機3は、鍵6に装着されているが、これに限らない。例えば、携帯機3は鍵6とは別体で構成され、鍵6と共に使用者に携帯されてもよい。また、携帯機3は、キーホルダ状に形成されていてもよい。
○上記実施形態では、施解錠確認システム1は住宅のドアの錠に用いられているが、これに限らない。例えば、施解錠確認システム1は、住宅以外の建造物のドアの錠、車両のドアの錠、住宅のガラス窓の錠、南京錠等に用いられてもよい。
上記実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の施解錠確認システムにおいて、前記表示部は、電力の供給により発光される発光体であり、前記錠の施解錠状態を前記発光体の点滅回数で示すことを特徴とする施解錠確認システム。このように構成すると、錠の施錠状態及び解錠状態を一つの発光体にて示すことが可能となる。その結果、部品点数が減少され、製造コストを低減させることができる。
(イ)請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の施解錠確認システムにおいて、前記表示部は、電力の供給により発光される発光体であり、前記錠の施解錠状態を前記発光体の点滅回数で示すことを特徴とする施解錠確認システム。このように構成すると、錠の施錠状態及び解錠状態を一つの発光体にて示すことが可能となる。その結果、部品点数が減少され、製造コストを低減させることができる。
(ロ)請求項1乃至請求項3及び前記(イ)の何れか1項に記載の施解錠確認システムにおいて、前記表示部は、前記錠の施解錠状態に応じて点灯されるLEDから構成されていることを特徴とする施解錠確認システム。このように構成すると、携帯機における電力の消費がより抑えられる。従って、例えば、LEDに電力を供給する電源が一次電池である場合には、一次電池の交換回数をより減少させることができる。また、LEDに電力を供給する電源が二次電池である場合には、充電回数をより減少させることができる。
2…通知装置、3…携帯機、5…錠、12…送信部としての送信回路、13…信号出力部としてのマイクロコンピュータ、14…ドア、21…受信部としての受信回路、22…記憶部としてのメモリ、23…指令部としての確認スイッチ、24…表示部、26…電源。
Claims (3)
- 錠が施錠・解錠される度に前記錠の施解錠状態を示す状態信号を出力する信号出力部と、
前記状態信号を送信する送信部と
を有する通知装置と、
前記状態信号を受信する受信部と、
前記状態信号に基づいて前記錠の施解錠状態を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記錠の施解錠状態に応じた表示をする表示部と
を有する携帯機と
を備えた施解錠確認システム。 - 建造物のドアの錠が施錠・解錠される度に前記錠の施錠解錠状態を示す状態信号を出力する信号出力部と、
前記状態信号を送信する送信部と
を有する通知装置と、
前記状態信号を受信する受信部と、
前記状態信号に基づいて前記錠の施解錠状態を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記錠の施解錠状態に応じた表示をする表示部と
を有する携帯機と
を備えた施解錠確認システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の施錠解錠確認システムにおいて、
前記携帯機は、前記表示部に対して前記錠の施解錠状態を表示するように指令する指令信号を出力する指令部と、前記表示部に電力を供給する電源とを備え、
前記表示部は、前記指令信号が出力されている間のみ、前記電源から電力が供給されて前記記憶部に記憶された前記錠の施解錠状態に応じた表示をすることを特徴とする施解錠確認システム。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9057209B2 (en) | 2011-10-28 | 2015-06-16 | Joseph Eichenstein | Low-cost door key with switch sensor indicator to detect dead bolt lock status |
JP2015178738A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 株式会社ホンダロック | キーレスエントリー装置 |
JP2019206890A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 美和ロック株式会社 | キー装置、錠装置およびシステム |
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- 2005-01-18 JP JP2005010911A patent/JP2006200154A/ja active Pending
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