JP5666979B2 - 携帯機 - Google Patents
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また、例えば暗所などでユーザが携帯機本体を落下させた場合であっても、ユーザは報知手段の報知により携帯機本体を見つけやすくなるため、携帯機の紛失を抑制することができるようになる。
さらに、報知手段による報知が行われている期間、加速度センサへの給電が継続されるため、落下した携帯機本体をユーザが所持したときに、その際の携帯機本体の加速度を加速度センサにより検出することができる。そして、加速度センサにより検出される加速度に基づいてユーザが携帯機本体を所持していると推定される動作が検知されると、報知手段による報知が停止されるとともに、加速度センサへの給電が遮断される。これにより、必要十分な報知効果を得つつも、消費電力を低減することができるようになる。
また、例えば暗所などでユーザが携帯機本体を落下させた場合であっても、ユーザは報知手段の報知により携帯機本体を見つけやすくなるため、携帯機の紛失を抑制することができるようになる。
さらに、報知手段による報知が行われている期間、加速度センサへの給電が継続されるため、落下した携帯機本体をユーザが所持したときに、その際の携帯機本体の加速度を加速度センサにより検出することができる。そして、加速度センサにより検出される加速度に基づいてユーザが携帯機本体を所持していると推定される動作が検知されると、報知手段による報知が停止されるとともに、加速度センサへの給電が遮断される。これにより、必要十分な報知効果を得つつも、消費電力を低減することができるようになる。
図2に示すように、車載機2には、上記送信部20に加え、携帯機1から無線送信される応答信号、施錠要求信号、及び解錠要求信号を受信する受信部21が設けられている。そして、送信部20によるリクエスト信号の送信制御、並びに受信部21を介して受信される各種無線信号の処理が、車載機2に設けられた車載制御部22によって統括的に行われる。なお、車載制御部22は不揮発性のメモリ22aを有しており、同メモリ22a内に、車両C固有の識別コード(ビークルIDコード)や上記携帯機1のキーIDコードが記憶されている。車載制御部22は、例えば車両のエンジンが停止状態であって且つ、車両ドアが施錠状態であることを検知すると、ビークルIDコードを含むリクエスト信号を生成して、これを送信部20から所定の周期で車室外通信エリアAに無線送信する。また、車載制御部22は、携帯機1から無線送信された応答信号を受信部21を介して受信すると、応答信号に含まれるキーIDコードと、メモリ22aに記憶されているキーIDコードとの照合を行い、該照合が成立した場合には、ドアロック機構23により車両ドアを解錠させる。さらに、車載制御部22は、携帯機1から無線送信された施錠要求信号及び解錠要求信号を受信部21を介して受信すると、各要求信号に含まれるキーIDコードと、メモリ22aに記憶されているキーIDコードとの照合を行い、該照合が成立した場合には、各信号の要求内容に基づいてドアロック機構23により車両ドアを施錠あるいは解錠させる。
図3に示すように、この処理では、はじめに、携帯機本体10が落下したか否かが監視される(ステップS1)。このステップS1では、加速度センサ16を通じて検出される加速度が「0[G]」となることをもって、すなわち携帯機本体10の自由落下が検出されることをもって、携帯機本体10が落下したと判断される。ここで、携帯機本体10が落下したと判断された場合には(ステップS1:YES)、LED15が点灯されるとともに(ステップS2)、点灯開始から一定時間Taが経過したか否かが監視される(ステップS3)。またこのとき、ステップS4において、人が携帯機本体10を所持していると推定される動作が検知されたか否かが併せて監視される。本実施形態では、人が携帯機本体10を所持していると推定される動作として、携帯機本体10の持ち上げ動作、及び携帯機本体10を所持した人の歩行動作を採用することとしている。そして、ステップS4の処理では、加速度センサ16を通じて検出される携帯機本体10の加速度が一定方向に所定時間以上変化することをもって、落下した携帯機本体10が人によって持ち上げられたと判断される。また、加速度センサ16を通じて検出される携帯機本体10の加速度が一定の周期で所定時間以上変化することをもって、携帯機本体10を所持した人が歩行していると判断される。そして、携帯機本体10の持ち上げ動作、あるいは携帯機本体10を所持した人の歩行動作が検知された場合には、人が携帯機本体10を所持していると推定される動作が検知されたと判断される。ここで、人が携帯機本体10を所持していると推定される動作が検知された場合には(ステップS4:YES)、LED15が消灯される(ステップS5)。
・同乗者がいる状況や、ユーザが車両から離れる際に車両ドアの施錠し忘れが気になった状況などにおいて、携帯機1の施錠スイッチ11を操作して車両ドアを確実に施錠させようとして、鞄などから携帯機本体10を取り出す第2のシチュエーション。
例えば時刻t1でユーザが降車した際に、車載機2から車室外通信エリアAに無線送信されているリクエスト信号が携帯機1により受信されたとすると、図5(a)に示すように、携帯機1では、この時点でトランジスタ19がオンされて、加速度センサ16への給電が開始される。これにより、加速度センサ16により携帯機本体10の加速度を検出することが可能となる。したがって、その後にユーザが車両から離れる際に車両ドアの施錠し忘れが気になって、時刻t2で鞄などから携帯機本体10を取り出そうとした際にこれを落下させてしまったとしても、その際の携帯機本体10の加速度を加速度センサ16により検出することができる。そして、LED15の点灯及び消灯、並びに加速度センサ16への給電の遮断が上記第1のシチュエーションと同様に行われる。このため、第1のシチュエーションと同様に、必要十分な報知効果を得つつも、携帯機1の消費電力を低減することができる。
(1)加速度センサ16への給電を断続させるトランジスタ19を設けることとした。そして、施錠スイッチ11あるいは解錠スイッチ12が操作されたとき、あるいは車載機2から車室外通信エリアAに対して無線送信されるリクエスト信号を受信したとき、トランジスタ19を通じて加速度センサ16への給電を一定時間Taだけ行うこととした。これにより、携帯機本体10の落下を検知可能としつつも、消費電力を低減することができるようになる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、人が携帯機本体10を所持していると推定される動作として、携帯機本体10の持ち上げ動作、及び携帯機本体10を所持したユーザの歩行動作を採用することとしたが、いずれか一方の動作のみを採用してもよい。要は、人が携帯機本体10を所持していると推定される動作が検知されたときに、LED15の消灯及び加速度センサ16への給電の遮断を行うものであればよい。
・上記実施形態では、携帯機本体10の落下が検知されたときに、LED15を点灯させる処理を実行することとしたが、これに代えて、例えば各種データを保護すべく、データをバックアップする処理を実行してもよい。また、第三者による携帯機1の不正使用を防止すべく、セキュリティ機能を自動的に起動させてもよい。
Claims (3)
- 手動操作可能な操作部と、携帯機本体の落下を検知する落下検知センサとを有して、該落下検知センサにより前記携帯機本体の落下が検知されるときに所定の処理を実行する携帯機において、
前記落下検知センサへの給電を断続させる給電断続手段と、前記操作部に対する操作を検知することに基づいて前記給電断続手段により前記落下検知センサへの給電を一定時間だけ行う制御手段とを備え、
前記携帯機本体の落下を報知する報知手段を更に備え、前記所定の処理が、前記報知手段による報知を一定時間だけ行う処理であり、
前記落下検知センサは、前記携帯機本体の加速度を検出する加速度センサであるとともに、前記携帯機本体の落下の検知が、前記加速度センサを通じて検出される前記携帯機本体の加速度に基づいて行われ、
前記制御手段は、前記報知手段により報知を行っている期間、前記給電断続手段により前記加速度センサへの給電を継続するとともに、その期間に前記加速度センサにより検出される前記携帯機本体の加速度に基づいて、人が前記携帯機本体を所持していると推定される動作を検知したとき、前記報知手段による報知を停止するとともに、前記加速度センサへの給電を遮断する
ことを特徴とする携帯機。 - 手動操作可能な操作部と、携帯機本体の落下を検知する落下検知センサとを有して、前記操作部に対する操作に基づいて車両に設けられた車載機に車両ドアの施錠を要求する施錠要求信号を無線送信するとともに、前記落下検知センサにより前記携帯機本体の落下が検知されるときに所定の処理を実行する携帯機において、
前記落下検知センサへの給電を断続させる給電断続手段と、前記操作部に対する操作を検知したとき、あるいは前記車載機から車室外の通信エリアに対して送信される無線信号を受信したとき、前記給電断続手段により前記落下検知センサへの給電を一定時間だけ行う制御手段とを備え、
前記携帯機本体の落下を報知する報知手段を更に備え、前記所定の処理が、前記報知手段による報知を一定時間だけ行う処理であり、
前記落下検知センサは、前記携帯機本体の加速度を検出する加速度センサであるとともに、前記携帯機本体の落下の検知が、前記加速度センサを通じて検出される前記携帯機本体の加速度に基づいて行われ、
前記制御手段は、前記報知手段により報知を行っている期間、前記給電断続手段により前記加速度センサへの給電を継続するとともに、その期間に前記加速度センサにより検出される前記携帯機本体の加速度に基づいて、人が前記携帯機本体を所持していると推定される動作を検知したとき、前記報知手段による報知を停止するとともに、前記加速度センサへの給電を遮断する
ことを特徴とする携帯機。 - 前記人が前記携帯機本体を所持していると推定される動作が、前記携帯機本体の持ち上げ動作、あるいは前記携帯機本体を所持した人の歩行動作である
請求項1又は2に記載の携帯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011101547A JP5666979B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 携帯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011101547A JP5666979B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 携帯機 |
Publications (2)
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JP2012233328A JP2012233328A (ja) | 2012-11-29 |
JP5666979B2 true JP5666979B2 (ja) | 2015-02-12 |
Family
ID=47433893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011101547A Active JP5666979B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 携帯機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP5666979B2 (ja) |
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-
2011
- 2011-04-28 JP JP2011101547A patent/JP5666979B2/ja active Active
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JP2012233328A (ja) | 2012-11-29 |
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