JP2009143282A - グラブドア付けニーエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 乗員の体格に応じて乗員の膝部の高さ位置が変化しても、膝部以外の部位に大きな荷重負担をかけることなく、膝部を拘束できるニーエアバッグ装置の提供。
【解決手段】 体格検知センサ(40)によって乗員の体格が大柄であると検知された場合には車両前面衝突時に上側ニーエアバッグ31aを展開させ、体格検知センサ(40)によって乗員の体格が小柄であると検知された場合には車両前面衝突時に下側ニーエアバッグ31bを展開させる制御装置(50)を備えているため、車両前面衝突時に、乗員膝部に対応する高さ位置にあるニーエアバッグ31を主に展開させることができる。そのため、乗員の体格を考慮してニーエアバッグ31を展開させることができ、ニーエアバッグ31が乗員膝部を車両前方から押える時に乗員下肢に望ましくない荷重をかけてしまうことを従来に比べて抑制できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、グラブドア付けニーエアバッグ装置に関する。
ニーエアバッグおよびインフレータを含むニーエアバッグモジュールがグラブドアに内蔵され、車両前突時に、ニーエアバッグが車室側(車両後方)に展開膨張して乗員の膝(ニー)を拘束するグラブドア付けニーエアバッグ装置は知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
しかし、特許文献1,2のグラブドア付けニーエアバッグ装置には、つぎの解決すべき課題がある。
特許文献1,2のグラブドア付けニーエアバッグ装置においては、乗員の体格を考慮してニーエアバッグが展開する構造になっていない(乗員の体格を考慮してニーエアバッグが展開する旨の記載がない)。そのため、乗員の体格に応じてニーエアバッグの、乗員膝部との接触位置が変わり、ニーエアバッグが乗員膝部を車両前方から押える時に、乗員の体格によっては乗員下肢に望ましくない荷重をかける場合が生じてしまう。
具体的には、乗員が大柄な体格の場合、ニーエアバッグが脛部を押し戻し大きな膝部の変位が生じ、膝部と脛部との間にせん断力がはたらく可能性がある。また、乗員が小柄な場合、ニーエアバッグが膝部上面に覆い被さり、脛部から踵部にかけて脛部軸方向に圧縮力が作用し、踵部に大きな圧縮力がかかる可能性がある。
独国特許出願公開第4209604号公報 米国特許第6276713号明細書
本発明の目的は、乗員の体格に応じて乗員の膝部の高さ位置が変化しても、膝部以外の部位に大きな荷重負担をかけることなく、膝部を拘束できるニーエアバッグ装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) (a)グラブドアと、
(b)上側ニーエアバッグと該上側ニーエアバッグより下方に配置される下側ニーエアバッグを備えるニーエアバッグを備え、前記グラブドアに取付けられるニーエアバッグモジュールと、
(c)乗員の体格を検知する体格検知センサと、
(d)前記体格検知センサによって乗員の体格が大柄であると検知された場合には車両前面衝突時に前記上側ニーエアバッグを展開させ、前記体格検知センサによって乗員の体格が小柄であると検知された場合には車両前面衝突時に前記下側ニーエアバッグを展開させる制御装置と、
を有するグラブドア付けニーエアバッグ装置。
(2) 前記グラブドアは、グラブドアアウタを備えており、
前記グラブドアアウタは、前記ニーエアバッグが展開したときに破断するティア部と、ティア内側部と、を備えており、
前記ティア部は、車両前後方向から見たときに、前記グラブドアアウタの上下方向中間部で車両左右方向に延びる第1のラインと、該第1のラインの車両左右方向両端から上方に延びる第2のラインと、車両左右方向に延び左右の前記第2のラインの上端同士を結ぶ第3のラインと、前記第1のラインより下方に間隔をおいて車両左右方向延びる第4のラインと、該第4のラインの車両左右方向両端から下方に延びる第5のラインと、車両左右方向に延び左右の前記第5のラインの下端同士を結ぶ第6のラインと、を備えており、
前記ティア内側部は、前記ティア部の第1、第2、第3のラインの内側に位置し前記上側ニーエアバッグが展開したときに開く上側ティア内側部と、前記ティア部の第4、第5、第6のラインの内側に位置し前記下側ニーエアバッグが展開したときに開く下側ティア内側部と、を備えている、(1)記載のグラブドア付けニーエアバッグ装置。
(3) 前記ニーエアバッグモジュールは、インフレータを備えており、
前記インフレータは、前記グラブドアアウタの、前記上側ティア内側部と前記下側ティア内側部との間の部分の、車両前方に配置されている、(2)記載のグラブドア付けニーエアバッグ装置。
(4) 前記グラブドアは、グラブドアインナと、前記グラブドアアウタの車両前方に配置され該グラブドアアウタに固定されるエアバッグドアと、を備えており、
前記ニーエアバッグモジュールは、前記グラブドアインナおよび前記エアバッグドアに取付けられるケースを備えており、
前記エアバッグドアは、前記グラブドアアウタの上側ティア内側部の車両前方に配置され前記上側ニーエアバッグが展開したときに開く上側ドア部と、前記グラブドアアウタの下側ティア内側部の車両前方に配置され前記下側ニーエアバッグが展開したときに開く下側ドア部と、前記グラブドアアウタの上側ティア内側部と下側ティア内側部との間の部分の車両前方に配置され該グラブドアアウタの上側ティア内側部と下側ティア内側部との間の部分に固定される中間壁部と、を備えており、該中間壁部は、前記ニーエアバッグモジュールのケースに固定されている、(2)記載のグラブドア付けニーエアバッグ装置。
上記(1)のグラブドア付けニーエアバッグ装置によれば、体格検知センサによって乗員の体格が大柄であると検知された場合には車両前面衝突時に上側ニーエアバッグを展開させ、体格検知センサによって乗員の体格が小柄であると検知された場合には車両前面衝突時に下側ニーエアバッグを展開させる制御装置を備えているため、車両前面衝突時に、乗員膝部に対応する高さ位置にあるニーエアバッグを主に展開させることができる。そのため、乗員の体格を考慮してニーエアバッグを展開させることができ、ニーエアバッグが乗員膝部を車両前方から押える時に乗員下肢に望ましくない荷重をかけてしまうことを従来に比べて抑制できる。
上記(2)のグラブドア付けニーエアバッグ装置によれば、ティア部の第1、第4のラインが上下方向に互いに間隔をおいて設けられているため、ニーエアバッグが展開するとき、上側ティア内側部および/または下側ティア内側部は開くが上側ティア内側部と下側ティア内側部との間は開かず残る。そのため、上側ティア内側部と下側ティア内側部との間も開いてしまう場合に比べて、グラブドアアウタの剛性を高めることができる。
上記(3)のグラブドア付けニーエアバッグ装置によれば、インフレータがグラブドアアウタの、上側ティア内側部と下側ティア内側部との間の部分の、車両前方に配置されているため、インフレータがグラブドア以外に配置される場合等に比べて、インフレータと上側ニーエアバッグおよび下側ニーエアバッグとの距離を近づけることができる。そのため、ニーエアバッグを展開させるとき比較的早期にニーエアバッグを展開させることができる。
上記(4)のグラブドア付けニーエアバッグ装置によれば、エアバッグドアがグラブドアアウタの上側ティア内側部と下側ティア内側部との間の部分に固定される中間壁部を備えているため、中間壁部を備えていない場合に比べて、グラブドアアウタの上側ティア内側部と下側ティア内側部との間の部分の剛性を高めることができる。
また、ニーエアバッグモジュールがグラブドアインナおよびエアバッグドアに取付けられるケースを備えており、エアバッグドアの中間壁部がニーエアバッグモジュールのケースに固定されているため、車両前面衝突時に膝が侵入してきてグラブドアアウタの上側ティア内側部と下側ティア内側部との間の部分に荷重がかかっても、該荷重をエアバッグドアの中間壁部を介してニーエアバッグモジュールのケースで受け止め、ケースで受け止めた荷重をグラブドアインナおよびエアバッグドアで受け止めることができる。
以下に、本発明実施例のグラブドア付けニーエアバッグ装置を、図1〜図9を参照して、説明する。なお、図中、矢印Frは車両前方側(グラブボックス側、車室と反対側)を示し、矢印Upは上方を示す。
本発明実施例のグラブドア付けニーエアバッグ装置(以下、単に装置ともいう)10は、車両のインストルメントパネルの助手席前方部位に設けられたグラブドア(グラブボックスのドア)に組付けられる。
装置10は、図1に示すように、グラブドア20と、上側ニーエアバッグ31aと下側ニーエアバッグ31bを備えるニーエアバッグ31を備えるニーエアバッグモジュール30と、図5に示すように、体格検知センサ40と、制御装置50と、を有する。
グラブドア20は、図1に示すように、車両のグラブボックス60のドアで、助手席前方のインストルメントパネル61部位に、グラブボックスの開口部の下端部に位置する回動中心20a回りに上下方向に回動可能に(すなわち、グラブボックス60内空間を開閉可能に)、配置される。回動中心20aは、グラブドア20の断面内にあってもよいし、グラブドア20の断面外にあってもよい。回動中心20aがグラブドア20の断面外にある場合、たとえば、グラブドア20からブラケットをグラブドア外側に突出させ該ブラケットに回動軸を通してその中心を回動中心20aとしてもよい。
グラブドア20は、閉状態で、上方にいくに従って車両後方側(車室側)に傾いており、インストルメントパネル61の外形にあわせてある。
グラブドア20は、グラブドアアウタ21と、グラブドアインナ22と、エアバッグドア23と、を備える。
グラブドアアウタ21は、硬質樹脂製であり、硬質樹脂は、たとえばポピプロピレン(PP)である。グラブドアアウタ21の車両後方側面には、高級感を得るために、表皮21aが設けられていてもよい。
グラブドアアウタ21は、ティア部(破断部)24と、ティア部24の内側に位置しティア部24が破断したときにニーエアバッグ31によって押されて開くティア内側部25と、を備えている。
ティア部24は、車室内の乗員が見ることができることを防止するために、グラブドアアウタ21の車両前方側面に設けられる。ティア部24は、ニーエアバッグ31が展開したときにニーエアバッグ31の展開圧力によって破断する部分である。ティア部24は、たとえば連続するノッチからなる。ティア部24は、図3に示すように、グラブドア20が閉状態にあるとき、車両前後方向から見たときに、矩形状(ほぼ矩形状を含む)であり、グラブドアアウタ21の上下方向中間部で車両左右方向に延びる第1のライン24aと、第1のライン24aの車両左右方向両端から上方に延びる第2のライン24bと、車両左右方向に延び左右の第2のライン24bの上端同士を結ぶ第3のライン24cと、第1のライン24aより下方に間隔をおいて車両左右方向延びる第4のライン24dと、第4のライン24dの車両左右方向両端から下方に延びる第5のライン24eと、車両左右方向に延び左右の第5のライン24eの下端同士を結ぶ第6のライン24fと、を備えている。
第1のライン24aと第2のライン24b、および、第4のライン24dと第5のライン24eは、直角に連なっていてもよく、直線状の傾斜部を備えて連なっていてもよく、少なくとも1以上の曲率をもつ湾曲部を備えて連なっていてもよい。なお、図示例では、直角に連なっている場合を示している。
ティア部24は、車両前後方向から見たときに後述のエアバッグドア23の上側ドア部23dと下側ドア部23eより外側に(上側ドア部23d及び下側ドア部23eの周囲に)設けられている。
ティア内側部25は、車両前後方向から見たときに矩形状のティア部24の内側に位置する部分である。ティア内側部25は、ティア部24の第1、第2、第3のライン24a,24b,24cの内側に位置する上側ティア内側部25aと、ティア部24の第4、第5、第6のライン24d,24e,24fの内側に位置する下側ティア内側部25bと、を備える。
上側ティア内側部25aは、上側ニーエアバッグ31aが展開したときのみ開く部分である。下側ティア内側部25bは、下側ニーエアバッグ31bが展開したときのみ開く部分である。下側ティア内側部25bは、ティア部24の第4のライン24dが第1のライン24aより下方に間隔をおいて設けられているため、上側ティア内側部25aと上下方向に間隔をおいて下方に設けられている。
下側ティア内側部25bが上側ティア内側部25aと上下方向に間隔をおいて下方に設けられているため、上側ティア内側部25aと下側ティア内側部25bとの間は、車両左右方向に延びる橋渡し部26となっている。橋渡し部26の車両左右方向の両端は、上側ティア内側部25aと下側ティア内側部25bより車両左右方向外側にあるグラブドアアウタ部分に連なっている。橋渡し部26は、ニーエアバッグ31が展開したとき開かずに残る。橋渡し部26の上下方向長さ(幅)は、後述のインフレータ32の外径より大きい。橋渡し部26の上下方向長さは、後述の中間壁部23fの上下方向長さより小さくてもよく、大きくてもよい。
グラブドアインナ22は、グラブドアアウタ21と同じ材料で作製される。グラブドアインナ22は、図1に示すように、グラブドアアウタ21より車両前方側にある。グラブドアアウタ21とグラブドアインナ22とは、グラブドアアウタ21とグラブドアインナ22の何れか少なくとも一方の部材に形成したリブの先端部で、溶着または締結にて、互いに固定される。なお、図示例は溶着(振動溶着)された場合を示す。
グラブドアインナ22の、車両前後方向から見たときの上下・左右方向中間部には、ニーエアバッグモジュール30を収納するためのニーエアバッグモジュール収納用空間部22a(以下、単に収納用空間部という)が設けられている。収納用空間部22aは、平均体型の成人男子(AM50)の乗員が助手席に着座したときの乗員の膝Jの車両前方に位置する。グラブドアインナ22には、収納用空間部22aの車両前方側部位に、収納用空間部22aを車両前方側に向かって開放する開口部22bが設けられている。グラブドアインナ22に収納用空間部22aが設けられているため、通常時(ニーエアバッグ31の非展開時)、グラブドア20を開けたときに収納用空間部22aが見えることを抑制して見栄えを向上するために、図示略のカバーが設けられていることが望ましい。
エアバッグドア23は、グラブドアアウタ21及びグラブドアインナ22に溶着される(固定される)。エアバッグドア23は、グラブドアアウタ21及びグラブドアインナ22とは別工程で作製されてグラブドアアウタ21及びグラブドアインナ22に溶着される。
エアバッグドア23は、図4に示すように、一般部23aと、立ち上がり壁23bと、スリット23cと、上側ドア部23dと、下側ドア部23eと、中間壁部23fと、を備える。
一般部23aは、グラブドアアウタ21の車両前方側面と略平行な部分である。一般部23aは、グラブドアアウタ21の車両前方側面に溶着される。
立ち上がり壁23bは、収納用空間部22a内に一般部23aから一般部23aに対して略垂直に車両前方側に向かって立ち上がる壁である。立ち上がり壁23bを車両前後方向から見たときの形状は、矩形の枠状である。一般部23aと立ち上がり壁23bとの間には、収納用空間部22aの左右方向に延びる辺に対応する上下の部位に、インテグラルヒンジ23gがエアバッグドア23に一体に形成されている。
スリット23cは、一般部23aの、収納用空間部22aに対応する部分に、形成されている。スリット23cは、車両前後方向から見たとき、立ち上がり壁23bの内側に設けられている。スリット23cは、一般部23c(エアバッグドア23)を車両前後方向に貫通している。スリット23cを車両前後方向から見たときの形状は、第3のライン24c及び第6のライン24fを無くしたティア部24の形状と略同じである。
上側ドア部23dは、グラブドアアウタ21の上側ティア内側部25aの車両前方に配置される。上側ドア部23dは、上側ニーエアバッグ31aが展開したときのみ開く。上側ドア部23dは、車両前面衝突時に上側ニーエアバッグ31aが展開したときに、図8に示すように、車両後方に上方のインテグラルヒンジ23gまわりに回動、変形して開くことができる。上側ドア部23dは、上側ティア内側部25aに溶着、締結等で固定される。上側ドア部23dと上側ティア内側部25aとが互いに固定されているため、上側ニーエアバッグ31aが展開する時、上側ニーエアバッグ31aの展開圧力によって上側ドア部23dと上側ティア内側部25aとが共に車両後方側に開くことができる。
下側ドア部23eは、グラブドアアウタ21の下側ティア内側部25bの車両前方に配置される。下側ドア部23eは、下側ニーエアバッグ31bが展開したときのみ開く。下側ドア部23eは、車両前面衝突時に下側ニーエアバッグ31bが展開したときに、図9に示すように、車両後方に下方のインテグラルヒンジ23gまわりに回動、変形して開くことができる。下側ドア部23eは、下側ティア内側部25bに溶着、締結等で固定される。下側ドア部23eと下側ティア内側部25bとが互いに固定されているため、下側ニーエアバッグ31bが展開する時、下側ニーエアバッグ31bの展開圧力によって下側ドア部23eと下側ティア内側部25bとが共に車両後方側に開くことができる。
上側ドア部23d及び下側ドア部23eは、図4に示すように、スリット23cの内側に位置する。下側ドア部23eは、上側ドア部23dと上下方向に間隔をおいて、上側ドア部23dより下方に設けられている。
中間壁部23fは、上下方向で上側ドア部23dと下側ドア部23eとの間に設けられる。中間壁部23fは、ニーエアバッグ31が展開したとき開かずに残る。中間壁部23fは、グラブドアアウタ21の橋渡し部26の車両前方に配置される。中間壁部23fは、橋渡し部26に溶着、締結等で固定される。
中間壁部23fは、車両左右方向に延びて設けられている。中間壁部23fの車両左右方向の両端は、左右の立ち上がり壁23bに連なっている。中間壁部23fの上下方向長さ(幅)は、インフレータ32の外径より大である。中間壁部23fの車両左右方向と直交する方向の断面形状は、車両前方に開放する断面コ字状(U字状)であり、上下方向に互いに間隔をおいて配置される対向壁23hと、両対向壁23hの車両後方側端同士を連結する連結壁23iと、を備える。両対向壁23hには、インフレータ32と上側ニーエアバッグ31a及び下側ニーエアバッグ31bとの連結路を確保するために、一部に切欠き部23jが形成されている。
エアバッグドア23は、グラブドアアウタ21とグラブドアインナ22の材料の硬質樹脂より軟質の軟質樹脂、たとえばオレフィン系エラストマー(TPO、一般的にPPの中にあるエチレンプロピレンゴムを微分散させた熱可塑性エラストマー)からなる。これは、常温下でもエラストマー(弾性体)であり、極低温(−30℃)下でも、インテグラルヒンジ部位が弾性変形して上側ドア部23dと下側ドア部23eを開くことができるようにするためである。TPOもグラブドアアウタ21とグラブドアインナ22のポリプロピレン樹脂もオレフィン系であるため、TPOのエアバッグドア23は、グラブドアアウタ21とグラブドアインナ22に溶着可能である。
ニーエアバッグモジュール30は、図1に示すように、グラブドア20に取付けられる(組付けられる)。ニーエアバッグモジュール30は、上側ニーエアバッグ31aと下側ニーエアバッグ31bを備えるニーエアバッグ31と、インフレータ32と、インフレータ32を取付けるケース(リテーナ)33と、を備える。
ニーエアバッグ31は、車両前面衝突時に、グラブドア20の一部を破断および変形させて押し開き、車室側に(車両後方側に、乗員の膝頭の前方に)展開膨張し、乗員の膝(ニー)を拘束する。上側ニーエアバッグ31aと下側ニーエアバッグ31bは、異なるエアバッグである。下側ニーエアバッグ31aは、インフレータ32との連結部を除いて、上側ニーエアバッグ31aより下方に配置されている。
上側ニーエアバッグ31aは、インフレータ32との連結部を除いて、上側ティア内側部25a及び上側ドア部23dの車両前方に配置されている。上側ニーエアバッグ31aは、インフレータ32との連結部を除いて、エアバッグドア23の立ち上がり壁23bの内側でエアバッグドア23の中間壁部23fより上方に配置される。
下側ニーエアバッグ31bは、インフレータ32との連結部を除いて、下側ティア内側部25b及び下側ドア部23eの車両前方に配置されている。下側ニーエアバッグ31bは、インフレータ32との連結部を除いて、エアバッグドア23の立ち上がり壁23bの内側でエアバッグドア23の中間壁部23fより下方に配置される。
インフレータ32は、ニーエアバッグ31内に配置される。インフレータ32は、ケース33にボルト締結、かしめ等で固定される。
インフレータ32は、グラブドアアウタ21の橋渡し部26の車両前方に配置されている。インフレータ32は、エアバッグドア23の立ち上がり壁23bの内側でエアバッグドア23の中間壁部23fの内側に配置される。インフレータ32は、図6に示すように、上側ニーエアバッグ31a用及び下側ニーエアバッグ31b用の2個のガス噴出部32aを備えるいわゆるデュアルステージインフレータ(1個のインフレータ)で構成されていてもよく、図7に示すように、上側ニーエアバッグ31a用のインフレータと下側ニーエアバッグ31b用のインフレータの2個のインフレータ(ガス噴出部32aは各1個ずつ)で構成されていてもよい。
ケース33は、たとえば金属製(鉄製)である。ケース33は、一部品構成であってもよく、2部品を含む複数部品構成であってもよい。ケース33は、グラブドアインナ22に図2に示すボルト孔33a部位でボルト締結、かしめ等で組付けられる(固定される)。ケース33は、図1に示すように、フック部33bを備えている。フック部33bは、複数設けられている。ケース33は、フック部33bがエアバッグドア23の立ち上がり壁23bに設けられるフック係合用孔23kに係合することで、エアバッグドア23にも組付けられている。この構造によって、車両前面衝突時のニーエアバッグ31の展開膨張反力と膝侵入荷重のうちグラブドアアウタ21で受け止めることができない荷重(矩形状のティア部24の内側にかかる荷重)をケース33で受け止め、ケース33で受け止めた荷重は、グラブドアインナ22及びエアバッグドア23で受け止めることができる。
ケース33とエアバッグドア23の中間壁部23fとは、互いに固定されている。ケース33とエアバッグドア23の中間壁部23fとの固定は、(i)ケース33に車両前方側に立ち上がるフランジ33cを設け、中間壁部23fの両対向壁23hの一部を車両前方側に延ばし、ケース33のフランジ33cと中間壁部23fの両対向壁23fの車両前方側に延ばした部分とをボルト締結等することで行われていてもよく、(ii)ケース33から車両後方側に延びる図示略のボスを設け、該ボスと中間壁部23fの連結壁23iとをボルト締結等することで行われていてもよい。なお、図示例では、上記(i)の場合を示している。
体格検知センサ40は、乗員の体格を検知するセンサである。体格検知センサ40は、乗員の体格と膝部Jの高さ位置とが互いに相関関係を有すると考えて、乗員の体格を検知することにより乗員の膝部Jの高さ位置を推定するセンサである。体格検知センサ40は、乗員の体格を検知または推定できるセンサであれば、どのような公知のセンサであってもよい。体格検知センサ40は、車両の前面衝突センサ(図示せず)とは、別のセンサである。
たとえば、体格検知センサ40は、乗員体格が体重にほぼ比例すると考えて、図8、図9に示すように、シートクッション62内に配置された、乗員の体重を検知する体重検知センサであってもよいし、あるいは、乗員が大柄か小柄かでシートスライド位置が変えられることを考慮して、シートスライドセンサであってもよい。
制御装置(ECU)50は、体格検知センサ40によって乗員の体格が大柄であると検知された場合には車両前面衝突時に上側ニーエアバッグ31aを展開させ(少なくとも上側ニーエアバッグ31aを展開させ)、体格検知センサ40によって乗員の体格が小柄である(大柄でない)と検知された場合には車両前面衝突時に下側ニーエアバッグ31bを展開させる(少なくとも下側ニーエアバッグ31bを展開させる)装置である。
ここで、「上側ニーエアバッグ31aを展開させ」とは、上側ニーエアバッグ31aを主に展開させる意味であり、上側ニーエアバッグ31aのみを展開させる場合だけでなく、上側ニーエアバッグ31aを先に展開させた後に下側ニーエアバッグ31bを時間差をもって展開させる場合も含む。また、「下側ニーエアバッグ31bを展開させ」とは、下側ニーエアバッグ31bを主に展開させる意味であり、下側ニーエアバッグ31bのみを展開させる場合だけでなく、下側ニーエアバッグ31bを先に展開させた後に上側ニーエアバッグ31aを時間差をもって展開させる場合も含む。
制御装置50の制御は、たとえば、(i)インフレータ32と上側ニーエアバッグ31aとの連通路に設けた図示略のバルブを開閉制御するものであってもよく、(ii)上側ニーエアバッグ31aにガスを噴出させるためにインフレータ32に送る信号と下側ニーエアバッグ31bにガスを噴出させるためにインフレータ32に送る信号の、一方のみにするか、または、時間差を設けて両方にするかを制御するものであってもよい。
体格検知センサ40は乗員乗車時に乗員体格を検知できるので、制御装置50によって、車両前面衝突前に予め上側ニーエアバッグ31aと下側ニーエアバッグ31bのどちらを主に展開させるかを決めておく。
図5は、制御装置50が実行する制御ルーチンを示している。
この制御ルーチンは、乗員の乗車以後(乗車時を含む)で車両走行前に実行される。まず、ステップ101で体格検知センサ40の出力信号を読み込む。ついで、ステップ102で乗員が大柄(標準体型AM50と等しいかそれ以上)か否かが判定される。乗員が大柄であると判断された場合はステップ103に進み、乗員が小柄であると判断された場合はステップ104に進む。ステップ103では上側ニーエアバッグ31aを主に展開させ、ステップ104では下側ニーエアバッグ31bを主に展開させてステップ105に進み、制御装置50による制御を終了する。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
体格検知センサ40によって乗員の体格が大柄であると検知された場合には車両前面衝突時に少なくとも上側ニーエアバッグ31aを展開させ、体格検知センサ40によって乗員の体格が小柄であると検知された場合には車両前面衝突時に少なくとも下側ニーエアバッグ31bを展開させる制御装置50を備えているため、車両前面衝突時に、乗員膝部Jに対応する高さ位置にあるニーエアバッグ31を主に展開させることができる。そのため、乗員の体格を考慮してニーエアバッグ31を展開させることができ、ニーエアバッグ31が乗員膝部Jを車両前方から押える時に乗員下肢に望ましくない荷重をかけてしまうことを従来に比べて抑制できる。
ティア部24の第1、第4のライン24a、24dが上下方向に互いに間隔をおいて設けられているため、ニーエアバッグが展開するとき、上側ティア内側部25aおよび/または下側ティア内側部25bは開くが上側ティア内側部25aと下側ティア内側部25bとの間の橋渡し部26は開かず残る。そのため、橋渡し部26も開いてしまう場合に比べて、グラブドアアウタ21の剛性を高めることができる。
インフレータ32がグラブドアアウタ21の橋渡し部26の車両前方に配置されているため、インフレータ32がグラブドア20以外に配置される場合等に比べて、インフレータ32と上側ニーエアバッグ31aおよび下側ニーエアバッグ31bとの距離を近づけることができる。そのため、ニーエアバッグ31を展開させるとき比較的早期にニーエアバッグ31を展開させることができる。また、インフレータ32を2つの噴出部32aを備えるいわゆるデュアルステージインフレータにする場合、1個のインフレータで上側ニーエアバッグ31aと下側ニーエアバッグ31bを展開させることができ、2個のインフレータ32を用いる場合に比べて、部品点数を削減できグラブドア付けニーエアバッグ装置10の軽量化を図ることができる。
エアバッグドア23がグラブドアアウタ21の橋渡し部26に固定される中間壁部23fを備えているため、中間壁部23fを備えていない場合に比べて、グラブドアアウタ21の橋渡し部26の剛性を高めることができる。
また、ニーエアバッグモジュール30がグラブドアインナ22およびエアバッグドア23に取付けられるケース33を備えており、エアバッグドア23の中間壁部23fがニーエアバッグモジュール30のケース33に固定されているため、車両前面衝突時に膝Jが侵入してきてグラブドアアウタ21の橋渡し部26に荷重がかかっても、該荷重をエアバッグドア23の中間壁部23fを介してニーエアバッグモジュール30のケース33で受け止め、ケース33で受け止めた荷重をグラブドアインナ22およびエアバッグドア23で受け止めることができる。
上側ニーエアバッグ31aが、上側ティア内側部25aの車両前方に配置されており上側ティア内側部25aを開いて車室内に展開し、下側ニーエアバッグ31bが、下側ティア内側部25bの車両前方に配置されており下側ティア内側部25bを開いて車室内に展開するため、(i)体格検知センサ40によって乗員の体格が大柄であると検知されている場合であって下側ニーエアバッグ31bを展開させずに上側ニーエアバッグ31aのみを展開させる場合には、下側ティア内側部25bは開かずに上側ティア内側部25aのみを開いて上側ニーエアバッグ31aを展開させることができ、(ii)体格検知センサ40によって乗員の体格が小柄であると検知されている場合であって上側ニーエアバッグ31aを展開させずに下側ニーエアバッグ31bのみを展開させる場合には、上側ティア内側部25aは開かずに下側ティア内側部25bのみを開いて下側ニーエアバッグ31bを展開させることができる。したがって、上側ニーエアバッグ31aまたは下側ニーエアバッグ31bのいずれか一方のみを展開させる場合に、上側ティア内側部25aと下側ティア内側部25bのいずれか一方のみを開かせて展開させることができ、上側ティア内側部25aと下側ティア内側部25bの両方が開く場合に比べてグラブドアアウタ21の剛性を高めることができる。
グラブドアインナ22の、収納用空間部22aの車両前方側部位に、開口部22bを設けているため、開口部22bを通してニーエアバッグモジュール30を収納用空間部22aに挿入し収納することができる。そのため、グラブドアアウタ21とグラブドアインナ22とエアバッグドア23を溶着してグラブドア20を製作した後でも、ニーエアバッグモジュール30をグラブドア20に組付けることができる。これによって、グラブドア20の製作工程とニーエアバッグモジュール30の製作工程を互いに独立の工程とすることができ、グラブドア20とニーエアバッグモジュール30とを別々の部品メーカで作製でき、製作工程の自由度が向上する。
本発明実施例のグラブドア付けニーエアバッグ装置の断面図である。 本発明実施例のグラブドア付けニーエアバッグ装置の、グラブドアインナの概略斜視図である。 本発明実施例のグラブドア付けニーエアバッグ装置の、グラブドアアウタの概略斜視図である。 本発明実施例のグラブドア付けニーエアバッグ装置の、エアバッグドアの概略斜視図である。 本発明実施例のグラブドア付けニーエアバッグ装置の、制御装置の制御ルーチン図である。 本発明実施例のグラブドア付けニーエアバッグ装置の、インフレータが1個のみ設けられている場合の、インフレータとニーエアバッグの概略正面図である。 本発明実施例のグラブドア付けニーエアバッグ装置の、インフレータが2個設けられている場合の、インフレータとニーエアバッグの概略正面図である。 本発明実施例のグラブドア付けニーエアバッグ装置の、上側ニーエアバッグのみが展開したときの断面図である。 本発明実施例のグラブドア付けニーエアバッグ装置の、下側ニーエアバッグのみが展開したときの断面図である。の断面図である。
符号の説明
10 グラブドア付けニーエアバッグ装置
20 グラブドア
20a グラブドアの回動中心
21 グラブドアアウタ
22 グラブドアインナ
23 エアバッグドア
23a 一般部
23b 立ち上がり壁
23c スリット
23d 上側ドア部
23e 下側ドア部
23f 中間壁部
23g インテグラルヒンジ
23h 中間壁部の対向壁
23i 中間壁部の連結壁
23k フック係合用孔
24 ティア部
24a 第1のライン
24b 第2のライン
24c 第3のライン
24d 第4のライン
24e 第5のライン
24f 第6のライン
25 ティア内側部
25a 上側ティア内側部
25b 下側ティア内側部
26 橋渡し部
30 ニーエアバッグモジュール
31 ニーエアバッグ
31a 上側ニーエアバッグ
31b 下側ニーエアバッグ
32 インフレータ
32a ガス噴出部
33 ケース
33a ボルト孔
33b フック部
40 体格検知センサ
50 制御装置
60 グラブボックス
61 インストルメントパネル
62 シートクッション
J 乗員の膝部

Claims (4)

  1. (a)グラブドアと、
    (b)上側ニーエアバッグと該上側ニーエアバッグより下方に配置される下側ニーエアバッグを備えるニーエアバッグを備え、前記グラブドアに取付けられるニーエアバッグモジュールと、
    (c)乗員の体格を検知する体格検知センサと、
    (d)前記体格検知センサによって乗員の体格が大柄であると検知された場合には車両前面衝突時に前記上側ニーエアバッグを展開させ、前記体格検知センサによって乗員の体格が小柄であると検知された場合には車両前面衝突時に前記下側ニーエアバッグを展開させる制御装置と、
    を有するグラブドア付けニーエアバッグ装置。
  2. 前記グラブドアは、グラブドアアウタを備えており、
    前記グラブドアアウタは、前記ニーエアバッグが展開したときに破断するティア部と、ティア内側部と、を備えており、
    前記ティア部は、車両前後方向から見たときに、前記グラブドアアウタの上下方向中間部で車両左右方向に延びる第1のラインと、該第1のラインの車両左右方向両端から上方に延びる第2のラインと、車両左右方向に延び左右の前記第2のラインの上端同士を結ぶ第3のラインと、前記第1のラインより下方に間隔をおいて車両左右方向延びる第4のラインと、該第4のラインの車両左右方向両端から下方に延びる第5のラインと、車両左右方向に延び左右の前記第5のラインの下端同士を結ぶ第6のラインと、を備えており、
    前記ティア内側部は、前記ティア部の第1、第2、第3のラインの内側に位置し前記上側ニーエアバッグが展開したときに開く上側ティア内側部と、前記ティア部の第4、第5、第6のラインの内側に位置し前記下側ニーエアバッグが展開したときに開く下側ティア内側部と、を備えている、請求項1記載のグラブドア付けニーエアバッグ装置。
  3. 前記ニーエアバッグモジュールは、インフレータを備えており、
    前記インフレータは、前記グラブドアアウタの、前記上側ティア内側部と前記下側ティア内側部との間の部分の、車両前方に配置されている、請求項2記載のグラブドア付けニーエアバッグ装置。
  4. 前記グラブドアは、グラブドアインナと、前記グラブドアアウタの車両前方に配置され該グラブドアアウタに固定されるエアバッグドアと、を備えており、
    前記ニーエアバッグモジュールは、前記グラブドアインナおよび前記エアバッグドアに取付けられるケースを備えており、
    前記エアバッグドアは、前記グラブドアアウタの上側ティア内側部の車両前方に配置され前記上側ニーエアバッグが展開したときに開く上側ドア部と、前記グラブドアアウタの下側ティア内側部の車両前方に配置され前記下側ニーエアバッグが展開したときに開く下側ドア部と、前記グラブドアアウタの上側ティア内側部と下側ティア内側部との間の部分の車両前方に配置され該グラブドアアウタの上側ティア内側部と下側ティア内側部との間の部分に固定される中間壁部と、を備えており、該中間壁部は、前記ニーエアバッグモジュールのケースに固定されている、請求項2記載のグラブドア付けニーエアバッグ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113815557A (zh) * 2021-10-25 2021-12-21 中国第一汽车股份有限公司 一种膝部气囊点爆系统及方法

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