JPH0976867A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JPH0976867A
JPH0976867A JP7234284A JP23428495A JPH0976867A JP H0976867 A JPH0976867 A JP H0976867A JP 7234284 A JP7234284 A JP 7234284A JP 23428495 A JP23428495 A JP 23428495A JP H0976867 A JPH0976867 A JP H0976867A
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door
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seat
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Tsutomu Okochi
勉 大河内
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats

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  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 エアバッグ装置に関し、車両の側突によって
生ずる側突荷重のエネルギを吸収する。 【解決手段】 車両のシートバック54の側部に配設さ
れたエアバッグ74を車体側壁76と上記シートとの間
で、車体側壁76に向けて膨出せしめ、更に、この膨出
したエアバッグを上記の車体側壁76の前方に向けて展
開するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の側突時におけ
るエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、車両の側突によって生じ
る側突荷重により変形する該車両のドア,車体等の車体
側壁を構成している部材と乗員とが、直接接触すること
を防止したり、上記車体の変形が乗員に及ぼすタイミン
グをずらしたり、上記側突荷重のエネルギを吸収するた
めのエアバッグ装置が種々提案されている。
【0003】例えば、従来のエアバッグ装置を説明する
と、図6〜8に示すようにシートクッション2に枢支さ
れたシートバック4からなるシート6が車体に配設され
ている。シートバック4は、図8(A)〜(C)に示す
ようにシートバックフレーム8の両サイドに取付用のフ
レーム部10が設けられ、上記フレーム8を覆うパネル
16を有し、フレーム部8とパネル16によりウレタン
等のクッション材12が保持されている。
【0004】エアバッグ14を内蔵する樹脂ケース16
がブラケット18を介してパネル16及びフレーム部1
0の少なくともいずれか一方に取付けられている。上記
エアバッグ14は膨出時、該車両の前方向で乗員に対し
て平行に展開するように設けられ、常時は樹脂ケース1
6を硬質の樹脂カバー20により閉塞されている。
【0005】上記車両が側突を受けると、図示しない周
知の起爆剤の爆発によるガス発生によりエアバッグ14
が展開し、上記の樹脂ケース16とカバ20が、図8
(C)に矢印Y1,Y2で示すように該車両前側が該車
内方向に開放されて2分割して、エアバッグ14を該車
両前方に膨出展開せしめるものである。又、その他の従
来例としては、実開平4−50052号公報がある。
【0006】同公報記載の技術では、図9〜12に示し
たようにエアバッグ装置25はサイドドア27に対応す
るシートバック29の側面の内部に収容されており、こ
の収容部分に対応したシートバック29の側面に縦長の
開口31が形成されている。この開口31に対応しシー
トバック29のシート基材33の側部には、図示しない
エアバッグ32を収容するための凹部が35が形成され
ており、この凹部35内にエアバッグ32が折畳み状態
で配設されているものである。
【0007】エアバッグ32を瞬時に膨らませるための
起爆剤を有するインフレータ37はエアバッグ32の膨
出状態において、エアバッグ32の側面視における中心
よりやや車体後方位置に配設されている。このような該
車両後方位置にインフレータ37が配設されていること
により、エアバッグ32膨出時には、シート基部33か
ら膨出力により側板39を開放せしめ、図9及び10に
二点鎖線で示したようにエアバッグ32をサイドドア2
7側に向かって膨らむように形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6〜
8に示した従来例の技術は、エアバッグ14をドアトリ
ムに向かって膨出させ、この膨らんだエアバッグ14は
ドアトリムに押し返されて乗員に向かい、乗員を車室内
方向に付勢する。従って、このエアバッグの付勢力によ
り乗員は車室内方向に不意に急激に押され、大きな衝撃
を受ける問題があった。
【0009】又、図7に示したようにエアバッグ14が
二点鎖線で示したように、シート6の後方にも膨出し展
開せしめられる。従って、乗員の身体がない上記後方に
もエアバッグ14を展開せしめられるので、有効なエア
バッグ14の膨出と展開が行われない。又、 該車両の
前後方向に所定の長さを有するエアバッグ14を内蔵す
る硬質の樹脂ケース16をシートバック4の側部に配設
されるので、乗員着座時に硬い樹脂ケース16の非接触
的な感触ではあるが違和感を感じる。
【0010】又、この違和感をなくすためにウレタン等
のクッション材を十分に介装すると、ますますシートの
前後方向のスペースが減少し乗員の居住空間が少なくな
り、居住性が損なわれる。又、その他の従来例として説
明した特開平4−50052号公報記載の技術は、図9
及び12に示したように膨出したエアバッグ32はイン
フレータ37の位置からサイドドア27側と該車体前方
へ傾斜する方向に膨らみ、上端位置かシートバック29
のヘッドレスト41の側部に、且つ下端部がシートバッ
ク29の下端部近傍に達するように展開されており、又
図9に示したようにシートバック29の後方までエアバ
ッグ32は展開せしめられるように構成されている。
【0011】従って、この従来技術は、エアバッグ32
の上記展開時に乗員の身体が存在しないシートバック2
9の後方にもエアバッグ32を展開せしめるので有効的
な該膨出展開が行われていない。又、膨出したエアバッ
グ32の下端部がシートバック29の下端近傍に達する
まで膨らませるのでエアバッグ32の膨出力が弱くなる
虞がある。
【0012】本発明はこのような課題に鑑み創案された
もので、車両のシートバック側部に設けられたエアバッ
グを該車体の側壁と上記シートとの間で車体前方に向け
て膨出展開せしめて該車両の側突時の乗員を保護するエ
アバッグ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のエアバッグ装置は、車両のシートバック側部
に設けられたエアバッグ本体と、膨出時に上記シート側
部と車体側壁との間で該車両前方に向かって延びて位置
するように形成されたエアバッグとを備え、該車両側方
から所定値以上の衝撃力が加わった時、上記位置に膨出
するように設けられたことを特徴としている。
【0014】請求項2記載の本発明のエアバッグ装置
は、請求項1記載の構成において、上記のエアバッグ本
体に格納されたエアバッグは膨出時に細長になるように
形成されていることを特徴としている。請求項3記載の
本発明のエアバッグ装置は、請求項1記載の構成におい
て、上記エアバッグ本体から膨出するエアバッグを該車
両前方に向かわせる、上記の車体側壁側,シート側及び
エアバッグ本体側の少なくともいずれか一つに設けられ
たエアバッグの変向手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0015】請求項4記載の本発明のエアバッグ装置
は、請求項1記載の構成において、上記エアバッグ本体
は、常時は上記エアバッグを格納し衝撃力が作用したと
き上記エアバッグにより開放され該エアバッグに該車両
前方への付勢力を与えるエアバッグのドアを有すること
を特徴としている。請求項5記載の本発明のエアバッグ
装置は、車両のシートバック側部に設けられたエアバッ
グ本体と、膨出時に細長になるように形成され上記車体
側壁に向かって膨出するように該エアバッグ本体内の格
納部に配設されたエアバッグと、上記格納部の開口を常
時は閉鎖し該車両側方からの所定値以上の衝撃力が加わ
った時に、上記開口を開放し上記のエアバッグを該車両
前方に付勢して上記シートと車体側壁との間にエアバッ
グを位置させるエアバッグドアを有することを特徴とし
ている。
【0016】請求項6記載の本発明のエアバッグ装置
は、請求項1又は5記載の構成において、上記エアバッ
グ本体は上記のエアバグの格納部から膨出する方向を上
記車体側壁に向かわせると共に該車両前方に傾斜させ取
付られていることを特徴としている。請求項7記載の本
発明のエアバッグ装置は、請求項1又は5記載の構成に
おいて、上記シートバックはパネルにより構成された支
持体と、該支持体に装着されたクッション材とを有し、
上記エアバッグ本体は該パネルに設けられていることを
特徴としている。
【0017】請求項8記載の本発明のエアバッグ装置
は、請求項1又は5記載の構成において、該エアバッグ
は膨出時に少なくとも内部壁面の上記車両車巾方向の左
右を連結し該左右の膨出を抑制する抑制手段を有するこ
とを特徴としている。請求項9記載の本発明のエアバッ
グ装置は、請求項7記載の構成において、上記エアバッ
グのドアは上記パネルに開閉可能に形成されたことを特
徴としている。
【0018】請求項10記載の本発明のエアバッグ装置
は、請求項5記載の構成において、上記エアバッグドア
は上記エアバッグ本体に一体に装着されていることを特
徴としている。請求項11記載の本発明のエアバッグ装
置は、請求項4又は5記載の構成において、上記エアバ
ッグドアは上記車両後方への開放を規制する上記車体側
壁側,シート側及びエアバッグ本体側の少なくともいず
れか一つに設けられたドア規制手段を有することを特徴
としている。
【0019】請求項12記載の本発明のエアバッグ装置
は、請求項11記載の構成において、上記ドア規制手段
は該エアバッグドアの先端が上記車体側壁に該車両前方
に傾斜して当接するように構成されたことを特徴として
いる。請求項13記載の本発明のエアバッグ装置は、請
求項3記載の構成において、上記エアバッグの変向手段
が上記エアバッグ本体から膨出する該エアバッグを受容
すると共に該車両の前方に誘導する上記車体側壁に設け
られたガイド部又は凹部により形成されたことを特徴と
している。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜5につ
いて説明する。図1はシートクッションと該シートクッ
ションに枢支されるシートバックを示すシートの分解斜
視図、図2は図1のシートバックとエアバッグ本体の関
係を模式的に示す図であり、(A)は図1の2A−2A
線に沿う拡大横断面図、(B)は図2(A)の外観斜視
図、図3は図1のシートバックの主要部分の概略分解図
であり、(A)はシートバックのフレーム,(B)は図
3(A)のシートフレームに取付けられる樹脂パネル,
(C)は図3(A),(B)のエアバッグの配設部に取
付けられるエアバッグ本体の概略斜視図、図4は図2
(A)の変向手段の応用例を示す図であり、横部分断面
図、図5は図4のエアバッグ本体に配設されたエアバッ
グ収納状態を示す模式図である。
【0021】シート50は図1に示すようにシートクッ
ション52とシートクッション52にリクライニング可
能に枢支されるシートバック54から形成されており、
上記車体に、図示しないが一般に周知の構成で、該車両
前後方向にスライド可能に取付けられている。シートバ
ック54は、図1に示したようにシートバック54のフ
レーム56とフレーム56に覆うように配設されるコ字
状の樹脂パネルから形成され図2に示したように樹脂パ
ネル58の車両前後方向の前側にウレタンパット60が
装着されこれらの表面を覆う表皮62が設けられてい
る。
【0022】上記フレーム56の一側端部の取付フレー
ム部64にブラケツト67等を介して、フレーム56と
ウレタンパット60との間隙Sに図2(A)に示すよう
にエアバッグ本体66を取付けられ、シートバックの一
側端部に内蔵せしめている。エアバッグ本体66の取付
はエアバッグ本体66の開口68が図2に示したように
該車両の斜め前方へ傾斜するように設けられている。
【0023】又、ウレタンパット60の一側端部近傍内
部の形状は、図2(A)に示すようにエアバッグ本体6
6の取付方向と略平行に該車両斜め前方へ傾いた、所謂
るカット断面63となるように形成し、膨出するエアバ
ッグ74を該車両前方へ誘導せしめる一種の変向手段6
5を構成している。又、樹脂パネル58の側面は、図2
(B)に示したように切断用のコ字状に形成された薄肉
縁部70とヒンジ用の薄肉部71を備えたエアバッグ本
体66の開口68に対向するリッド(エアバッグのド
ア)72を有している。
【0024】又、エアバッグ本体66の内部を形成する
格納部66aの開口68からエアバッグ74が収容され
ている。シートバック54の側面に対向する車体側壁7
6としてのサイドドアのドアトリム78が配設されてい
る。上記リッド72が開放された時、このドアトリム7
8にリッド72の先端72aが図2(A)に示したよう
に該車両の前方に傾斜して当接して、リッド72の開放
位置を規制するドア規制手段75により、膨出するエア
バッグ74を該車両前方へ誘導せしめると共に該車両後
方へ膨らむことを防止している。
【0025】更に、図2(A)に示したようにエアバッ
グ74の膨出展開時に、該車両の車巾方向の膨らみを抑
制する抑制手段80であるベルトが、エアバッグ74内
壁に例えば縫装手段等により結合され少なくとも1箇所
設けられており、これは仕様に応じて該車両の前後方向
に適宜間隔を在して複数箇所に設けられてもよい。又、
このべルト80は上記エアバッグ74が膨出した時に細
長形状になる役割を果たしている。
【0026】更に、このベルト80は該車両の上下方向
や適宜方向に傾斜させてエアバッグ74の内壁間を連結
し膨出形状を抑制して、エアバッグ74の膨出形状を所
望の形状になるように構成し、乗員の保護に対して的確
に適用できるものである。本発明の実施形態は上記のよ
うに形成されているので、該車両の側突時には、図2
(A)に示したように該車体側壁76であるサイドドア
に側突荷重が作用して、サイドドア76への所定の衝撃
値を越えると、図示しない一般に使用されている周知の
検知センサで検知しその検知信号をエアバッグ74に、
図示しない接続されているインフレータへ出力する。
【0027】そして、このインフレータが該検知信号を
受けると起爆剤を爆発させてエアバッグ74内に空気を
送り込むことによりエアバッグ74を瞬時に膨出せしめ
る。又、この際図2(B)に示したようにエアバッグ7
4の膨出力でリッド72は薄肉縁部70が剪断され薄肉
部71をヒンジとして開放しながら、又はリッド72を
開放した後エアバッグ74を該車両の前方向に誘導して
ドアトリム78方向にドアトリム78の内壁に沿って膨
出し展開せしめることができる。
【0028】又、上記のようにベルト80が該車両の車
巾方向への膨らみを抑制しているので、エアバッグ74
が全展開までの過程で乗員に接触することがなく、或い
は該接触が比較的少なく、エアバッグ74の全開時間の
短縮により乗員胴部を的確に拘束することができる。
又、リッド72の先端72aがドアトリム78に該車両
前方向へ傾斜して当接しているので、乗員の身体が存在
しないシートバック54の後方へのエアバッグ74の膨
らみを防止することができるので、上記ガス圧力を上膨
出展開方向へ有効に使用してエアバッグ74の全開時間
を短縮することができる。
【0029】又、上記実施形態では樹脂パネル58を使
用したが、これは金属製のパネルにしてもよく、更に樹
脂又は金属製パネル58が使用されない場合は、エアバ
ッグ66の開口68の端部に上記リッド72と同様に開
放されるリッドを設け、シートバック54のフレーム部
64にブラケット等を介してエアバッグ本体66を配設
しても同様の作用効果を奏することができる。
【0030】又、上記のリッド72はリッド先端部72
aをドアトリム78に当接することにより開放位置を規
制したが、図2に点線で示したようにシートバック54
の側面又はドアトリム78に凸部72bを設けてもよ
い。又、図4に横断面を示したように、ドアトリム78
に該車両前方に延びる凹部84や図示しないが、適宜形
状の傾斜部材を設ければ、膨出してくるエアバッグ74
をこの凹部84や該傾斜部材で誘導して該車両前方へ展
開せしめることができる。
【0031】この際、上記リッド72は該車両の前方向
に必ずしも傾斜して停止している必要がなく、エアバッ
グ74の該車両後方への膨出が防止できるものであれば
よい。又、実施形態ではエアバッグ本体66を図2
(A)に示したように、該車両の前方向に傾斜せしめて
シートバック54に配設したが、図示しないがエアバッ
グ54の開口68をドアトリム78に略垂直に対向する
ように設けても、上記した図4に示すドアトリムの凹部
84又は、図2に示す該車両の前方向に傾斜して停止す
るリッド72により、膨出するエアバッグ74が該車両
の前方向に誘導され膨出せしめることができると共に、
シートバック54の後方への該膨出を防止することがで
きるので、上記と同様の作用効果を奏することができ
る。
【0032】更に、エアバッグ74が図5に示すように
エアバッグ本体66内の格納部66aの開口68よりジ
ャバラ状に折畳むように配設されているので、図2,4
に示したW状に折畳む場合に比して、エアバッグ74の
展開時の収容ケースとの摩擦を減少せしめエアバッグ7
4の展開時間を短縮すると共にエアバッグ74の収容ス
ペースを小型化することができる。
【0033】そしてエアバッグ74を消化器用ホースの
如く上記W状に折りたたんだ場合には、上記インフレー
タから発生するガス圧力を直接リッド72に伝達するこ
とができないが、図5に示す実施形態の応用例のよう
に、ジャバラ状に折りたたんだエアバッグ74の場合に
は、上記ガス圧力を直接リッド72に伝達することがで
きるので、エアバッグ74の展開時間の短縮ができ、乗
員胸部の拘束を的確に行うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のエアバッグ装置によれば、車両のシートバック側
部に設けられたエアバッグ本体と、膨出時に上記シート
側部と車体側壁との間で該車両前方に向かって延びて位
置するように形成されたエアバッグとを備え、該車両側
方から所定値以上の衝撃力が加わった時、上記位置に膨
出するように設けているので、上記のシートバッグ側部
に内蔵したエアバッグを該シート側部から上記車両前方
に膨出展開せしめることにより、膨出するエアバッグと
乗員との接触を出来る限り防止し、且つ上記エアバッグ
展開時間を短縮することにより、確実に乗員を拘束する
ことができる。
【0035】請求項2記載の本発明のエアバッグ装置に
よれば、請求項1記載の構成において、上記のエアバッ
グ本体に格納されたエアバッグは膨出時に細長になるよ
うに形成されているので、該車両の側突時に上記のシー
ト側部と車体側壁との間で該車両の前方向に膨出して乗
員の胴体部を敏速に、且つ的確に拘束することができ
る。
【0036】請求項3記載の本発明のエアバッグ装置に
よれば、請求項1記載の構成において、上記エアバッグ
本体から膨出するエアバッグを該車両前方に向かわせ
る、上記の車体側壁側,シート側及びエアバッグ本体側
の少なくともいずれか一つに設けられたエアバッグの変
向手段を備えているので、該膨出展開するエアバッグを
上記車体側壁に沿って該車両前方に誘導せしめることが
でき、上記膨出するエアバッグと乗員との接触を防止
し、上記エアバッグ展開時間を短縮して確実に乗員を拘
束することができる。
【0037】請求項4記載の本発明のエアバッグ装置に
よれば、請求項1記載の構成において、請求項1記載の
構成において、上記エアバッグ本体は、常時は上記エア
バッグを格納し衝撃力が作用したとき上記エアバッグに
より開放され該エアバッグに該車両前方への付勢力を与
えるエアバッグのドアを有するので、上記車両の側突時
は該エアバッグの膨出圧で開放され、瞬時該エアバッグ
を膨出することができると共に、乗員の拘束を敏速に的
確に行うことができる。
【0038】又、常時は該エアバッグ本体の開口が閉塞
され内部が視認されないので、美観が向上する。請求項
5記載の本発明のエアバッグ装置によれば、車両のシー
トバック側部に設けられたエアバッグ本体と、膨出時に
細長になるように形成され上記車体側壁に向かって膨出
するように該エアバッグ本体内の格納部に配設されたエ
アバッグと、上記格納部の開口を常時は閉鎖し該車両側
方からの所定値以上の衝撃力が加わった時に、上記開口
を開放し上記のエアバッグを該車両前方に付勢して上記
シートと車体側壁との間にエアバッグを位置させるエア
バッグドアを有しているので、該車両の側突時に該車両
の前方向に膨出して乗員の胴体部を敏速に、且つ的確に
拘束することができる。
【0039】又、上記のシートバック側部に内蔵したエ
アバッグがシート側部と車体側壁との間で車両前方に向
かって膨出展開させることによって、この膨らんだエア
バッグが該車体側壁に押し返されて該車室方向に、不意
に急激に押されて大きな衝撃を乗員が受けることを緩和
する。又、上記膨出するエアバッグと乗員との衝撃的な
接触をできるだけ緩和し、上記エアバッグ展開時間を短
縮することにより、確実に乗員を拘束することができ
る。
【0040】請求項6記載の本発明のエアバッグ装置に
よれば、請求項1又は5記載の構成において、上記エア
バッグ本体は上記のエアバグの格納部から膨出する方向
を上記車体側壁に向かわせると共に該車両前方に傾斜さ
せ取付られているので、 エアバッグ本体からのエアバ
ッグが該車両の前方向に膨出して乗員の胴体部を敏速に
且つ的確に拘束することができる。
【0041】請求項7記載の本発明のエアバッグ装置に
よれば、請求項1又は5記載の構成において、上記シー
トバックはパネルにより構成された支持体と、該支持体
に装着されたクッション材とを有し、上記エアバッグ本
体は該パネルに設けられているので、上記側突時の衝撃
に耐えて該エアバッグを敏速に膨出展開させることがで
きる。
【0042】従って、バッグ本体からのエアバッグが該
車両の前方向に膨出して乗員の胴体部を敏速に且つ的確
に拘束することができる。請求項8記載の本発明のエア
バッグ装置によれば、請求項1又は5記載の構成におい
て、該エアバッグは膨出時に少なくとも内部壁面の上記
車両車巾方向の左右を連結し該左右の膨出を抑制する抑
制手段を有するので、上記エアバッグの膨出展開を抑制
手段であるベルトにより上記車巾方向の膨らみを規制し
細長形状に展開し、乗員の胴部を的確、且つ敏速に拘束
することができる。
【0043】請求項9記載の本発明のエアバッグ装置に
よれば、請求項7記載の構成において、上記エアバッグ
のドアは上記パネルに開閉可能に形成されているので、
エアバッグ本体を該エアバッグドアと対向するように配
設すればよく整備性が向上する。請求項10記載の本発
明のエアバッグ装置によれば、請求項5記載の構成にお
いて、上記エアバッグドアは上記エアバッグ本体に一体
に装着されているので、エアバッグ装置をシートバック
に配設するだけよく、その整備性が向上し、該エアバッ
グ装置の交換を簡単に行うことができる。
【0044】請求項11記載の本発明のエアバッグ装置
によれば、請求項4又は5記載の構成において、上記エ
アバッグドアは上記車両後方への開放を規制する上記車
体側壁側,シート側及びエアバッグ本体側の少なくとも
いずれか一つに設けられたドア規制手段を有するので、
上記エアバッグ膨出時にシートバッグ後方へのエアバッ
グの膨出を防止し、該車両の前方向に膨出して乗員の胴
体部を敏速に、且つ的確に拘束することができる。
【0045】請求項12記載の本発明のエアバッグ装置
によれば、請求項11記載の構成において、上記ドア規
制手段は該エアバッグドアの先端が上記車体側壁に該車
両前方に傾斜して当接するように構成されているので、
特別に設けられる係止部材が必要がなく簡単に形成する
ことができる。請求項13記載の本発明のエアバッグ装
置によれば、請求項3記載の構成において、上記エアバ
ッグの変向手段が上記エアバッグ本体から膨出する該エ
アバッグを受容すると共に該車両の前方に誘導する上記
車体側壁に設けられたガイド部又は凹部により形成され
ているので、上記エアバッグ本体から膨出した該エアバ
ッグを受容すると共に該車両の前方に誘導する上記車両
側壁に設けられたガイド部又は凹部により、膨出した該
エアバッグを敏速、且つ効果的に該車両の前方向に誘導
して乗員の胴体部を速やかに、且つ的確に拘束すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置を適用した実施形態を
示すシート分解斜視図である。
【図2】図1のシートバックとエアバッグ本体の関係を
模式的に示す図であり、(A)は図1の2A−2A線上
に沿う拡大横断面図、(B)は図2(A)の外観斜視図
である。
【図3】図1のシートバックの主要部分の概略分解図で
あり、(A)はシートバックフレーム,(B)は図3
(A)のフレームに取付けられる樹脂パネル,(C)は
シートバックの側部に配設されるエアバッグ本体の概略
斜図である。
【図4】図2(A)の変向手段の応用例を示す図であ
り、図2(A)と略同様の横部分断面図である。
【図5】図4のエアバッグ本体に配設されたエアバッグ
収納状態を示す模式図である。
【図6】従来例を示すシートの分解斜視図である。
【図7】図6の7A−7A線沿う横断面図である。
【図8】図6のシートバックの主要部分の概略分解図で
あり、(A)はシートバックフレーム、(B)は図8
(A)のフレームに取付けられる樹脂パネル、図8
(C)はシートバックの側部に配設されるエアバッグ本
体の概略斜図である。
【図9】他の従来例を示すシート近傍を模式的に示した
平面図である。
【図10】図9の正面図である。
【図11】図9のシート左側面を示す概略斜視図であ
る。
【図12】図11のシートバック側面のシート基材近傍
を示す概略拡大図である。
【符号の説明】
50 シート 52 シートクッション 54 シートバック 56 フレーム 58 樹脂パネル 60 ウレタンパッド 62 表皮 63 カット断面 64 フレーム部 65 変向手段 66 エアバッグ本体 66a 格納部 67 ブラケット 68 開口 70 薄肉縁部 71 薄肉部 72 リッド(エアバッグのドア) 72a リッドの先端 74 エアバッグ 75 ドア規制手段(凸部72b) 76 車体側壁(サイドドア) 78 ドアトリム 80 抑制手段(ベルト) 84 凹部 S 間隙

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のシートバック側部に設けられたエ
    アバッグ本体と、膨出時に上記シート側部と車体側壁と
    の間で該車両前方に向かって延びて位置するように形成
    されたエアバッグとを備え、該車両側方から所定値以上
    の衝撃力が加わった時、上記位置に膨出するように設け
    られたことを特徴とする、エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 上記のエアバッグ本体に格納されたエア
    バッグは膨出時に細長になるように形成されていること
    を特徴とする、請求項1記載のエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 上記エアバッグ本体から膨出するエアバ
    ッグを該車両前方に向かわせる、上記の車体側壁側,シ
    ート側及びエアバッグ本体側の少なくともいずれか一つ
    に設けられたエアバッグの変向手段を備えたことを特徴
    とする、請求項1記載のエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 上記エアバッグ本体は、常時は上記エア
    バッグを格納し衝撃力が作用したとき上記エアバッグに
    より開放され該エアバッグに該車両前方への付勢力を与
    えるエアバッグのドアを有することを特徴とする、請求
    項1記載のエアバック装置。
  5. 【請求項5】 車両のシートバック側部に設けられたエ
    アバッグ本体と、膨出時に細長になるように形成され上
    記車体側壁に向かって膨出するように該エアバッグ本体
    内の格納部に配設されたエアバッグと、上記格納部の開
    口を常時は閉鎖し該車両側方からの所定値以上の衝撃力
    が加わった時に、上記開口を開放し上記のエアバッグを
    該車両前方に付勢して上記シートと車体側壁との間にエ
    アバッグを位置させるエアバッグドアを有することを特
    徴とする、エアバッグ装置。
  6. 【請求項6】 上記エアバッグ本体は上記のエアバグの
    格納部から膨出する方向を上記車体側壁に向かわせると
    共に該車両前方に傾斜させ取付られていることを特徴と
    する、請求項1又は5記載のエアバッグ装置。
  7. 【請求項7】 上記シートバックはパネルにより構成さ
    れた支持体と、該支持体に装着されたクッション材とを
    有し、上記エアバッグ本体は該パネルに設けられている
    ことを特徴とする、請求項1又は5記載のエアバッグ装
    置。
  8. 【請求項8】 該エアバッグは膨出時に少なくとも内部
    壁面の上記車両車巾方向の左右を連結し該左右の膨出を
    抑制する抑制手段を有することを特徴とする、請求項1
    又は5記載のエアバッグ装置。
  9. 【請求項9】 上記エアバッグのドアは上記パネルに開
    閉可能に形成されたことを特徴とする、請求項7記載の
    エアバッグ装置。
  10. 【請求項10】 上記エアバッグドアは上記エアバッグ
    本体に一体に装着されていることを特徴とする、請求項
    5記載のエアバッグ装置。
  11. 【請求項11】 上記エアバッグドアは上記車両後方へ
    の開放を規制する上記車体側壁側,シート側及びエアバ
    ッグ本体側の少なくともいずれか一つに設けられたドア
    規制手段を有することを特徴とする請求項4又は5記載
    のエアバッグ装置。
  12. 【請求項12】 上記ドア規制手段は該エアバッグドア
    の先端が上記車体側壁に該車両前方に傾斜して当接する
    ように構成されたことを特徴とする請求項11記載のエ
    アバッグ装置。
  13. 【請求項13】 上記エアバッグの変向手段が上記エア
    バッグ本体から膨出する該エアバッグを受容すると共に
    該車両の前方に誘導する上記車体側壁に設けられたガイ
    ド部又は凹部により形成されたことを特徴とする、請求
    項3記載のエアバッグ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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