JP2009142489A - 心理状態予測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人がパニック状態に陥り易くなることを未然に予測する心理状態予測装置を提供する。
【解決手段】パニック傾向者がパニック状態に陥り易くなるときは、精神的負担がかかっているときであっても、精神的負担が取り除かれたときの生理状態を示す傾向があるが、本精神負担度演算部16が、人に精神的負担がかかっていると判定したときであって、生理情報取得部18が、人にかかった精神的負担が取り除かれたときの生理状態を検出したときは、パニック状態予測部22は人がパニック状態に陥り易くなると予測する。これにより、人がパニック状態に陥り易くなることを未然に予測することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は心理状態予測装置に関し、特に、人がパニック状態に陥り易くなることを予測する心理状態予測装置に関するものである。
従来、近年、車両運転中における運転者の生理状態、例えば、眠気、疲労、焦燥感(イライラ)等を検出して、これを運転者に知らせることにより安全運転を促すようにしたシステムの開発が行われている。例えば、特許文献1には、生体情報取得手段により運転者の生体情報を取得し、道路負荷量算出手段により車両の進行方向の所定の区間における道路情報を解析し、その道路を運転する際に、運転者に対してどの程度の負荷を与えるかを示す量である道路負荷量を算出して、運転者状態予測手段により取得された生体情報と、算出された道路負荷量とを用いて、車両の進行方向の所定の区間における運転者の生理状態を予測することにより、これから走行する道路における運転者の生理状態を予測する技術が記載されている。
特開2003−61939号公報
ところで、運転者の中にはパニック状態に陥り易いパニック傾向者も存在するが、実際に運転者がパニック状態に陥った後は、パニック状態を沈静化することは難しいため、運転者がパニック状態に陥り易くなることを未然に予測する技術が望まれている。しかしながら、上記のような技術では、運転者の生体情報や走行する道路の道路負荷量から、運転者の生理状態を予測してはいるものの、運転者がパニック状態に陥る際に特有な生理状態の変動を考慮していないため、運転者がパニック状態に陥り易くことを未然に予測することができない。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、その目的は、人がパニック状態に陥り易くなることを未然に予測する心理状態予測装置を提供することにある。
本発明は、人の生理状態を検出する生理状態検出手段と、人に精神的負担がかかっているか否かを判定する精神的負担判定手段と、人がパニック状態に陥り易くなることを予測するパニック状態予測手段と、を備え、精神負担判定手段が、人に精神的負担がかかっていると判定したときであって、生理状態検出手段が、人にかかった精神的負担が取り除かれたときの生理状態を検出したときは、パニック状態予測手段は、人がパニック状態に陥り易くなると予測する、心理状態予測装置である。
パニック傾向者がパニック状態に陥る危険性が高まる予兆として、精神的負担がかかっているときであっても、精神的負担が取り除かれたときの生理状態を示す傾向があることを本発明者らは見出した。そのため、この構成によれば、精神負担判定手段が、人に精神的負担がかかっていると判定したときであって、生理状態検出手段が、人にかかった精神的負担が取り除かれたときの生理状態を検出したときは、パニック状態予測手段は人がパニック状態に陥り易くなると予測することにより、人がパニック状態に陥り易くなることを未然に予測することができる。なお、本発明で「パニック状態」とは、冷静な判断が出来なくなるような心理状態を意味する。
この場合、パニック状態予測手段が、人がパニック状態に陥り易くなると予測したときは、人にかかる精神的負担を高める刺激を人に付与する負担刺激付与手段をさらに備えることが好適である。
この構成によれば、パニック状態予測手段が、人がパニック状態に陥り易くなると予測したとき、すなわち、人が、精神的負担が取り除かれたときの生理状態を示しているときに、負担刺激付与手段が人にかかる精神的負担を高める刺激を人に付与するため、パニック傾向者が、精神的負担が取り除かれたときの生理状態からパニック状態に陥り易くなることを防止することができる。
この場合、負担刺激付与手段は、人への刺激の付与の開始から一定時間が経過し、且つ生理状態検出手段が、人に精神的負担がかかっているときの生理状態を検出したときは、人への刺激の付与を終了する、ことが好適である。
人への刺激の付与の開始から一定時間が経過し、且つ生理状態検出手段が、人に精神的負担がかかっているときの生理状態を検出したときは、すでに、人が、精神的負担が取り除かれたときの生理状態からパニック状態に陥り易くなる可能性は低くなっており、それ以上の刺激の付与は人に煩わしさを与えることになる。そのため、この構成によれば、負担刺激付与手段は、人への刺激の付与の開始から一定時間が経過し、且つ生理状態検出手段が、人に精神的負担がかかっているときの生理状態を検出したときは、人への刺激の付与を終了することにより、人に必要以上の刺激の付与により煩わしさを与えることを防止することができる。
また、予め人がパニック傾向者であるか否かを判定するパニック傾向判定手段をさらに備え、精神負担判定手段が、人に精神的負担がかかっていると判定し、且つ生理状態検出手段が、人にかかった精神的負担が取り除かれたときの生理状態を検出したときであって、パニック傾向判定手段が、人はパニック傾向者であると判定していたときは、パニック状態予測手段は、人がパニック状態に陥り易くなると予測することが好適である。
この構成によれば、パニック傾向判定手段が予め人がパニック傾向者であるか否かを判定しておき、精神負担判定手段が、人に精神的負担がかかっていると判定し、且つ生理状態検出手段が、人にかかった精神的負担が取り除かれたときの生理状態を検出したときであって、パニック傾向判定手段が、人はパニック傾向者であると判定していたときは、パニック状態予測手段は、人がパニック状態に陥り易くなると予測することにより、人がパニック状態に陥り易くなることを予測する精度を向上させることができる。
この場合、パニック傾向判定手段は、人が入力操作を誤る度合から人がパニック傾向者であるか否かを判定することが好適である。
パニック傾向者は、ナビゲーションシステム等を操作する際の文字等の入力操作において、入力操作を誤る率が大きい傾向があるため、この構成によれば、パニック傾向判定手段が、人が入力操作を誤る度合から人がパニック傾向者であるか否かを判定することにより、当該人に煩雑な作業を強いること無しに、当該人がパニック傾向者であるか否かを精度良く判定することができる。
一方、人の周囲の環境に関する環境情報を取得する環境情報取得手段をさらに備え、精神的負担判定手段は、環境情報取得手段が取得した環境情報に基づいて人に精神的負担がかかっているか否かを判定することが好適である。
この構成によれば、環境情報取得手段が取得した人の周囲の環境に関する環境情報に基づいて人に精神的負担がかかっているか否かを判定することにより、簡易な方法で、人に精神的負担がかかっているか否かを判定することが可能となる。
さらに、生理状態検出手段は、人の生理状態として血圧及び脈拍のいずれかを検出し、生理状態検出手段が検出した人の血圧及び脈拍のいずれかについて一定時間内の変化を演算する生理状態時間変化演算手段をさらに備え、精神負担判定手段が、人に精神的負担がかかっていると判定したときであって、生理状態時間変化演算手段が、人の血圧及び脈拍のいずれかが一定時間内に一定基準値を超えて低下していることを演算したときは、パニック状態予測手段は、生理状態検出手段が、人にかかった精神的負担が取り除かれたときの生理状態を検出したものとして、人がパニック状態に陥り易くなると予測することが好適である。
パニック傾向者がパニック状態に陥り易くなるときは、精神的負担がかかっているときであっても、血圧や脈拍が急激に低下する傾向があることを本発明者らは見出した。そのため、この構成によれば、精神負担判定手段が、人に精神的負担がかかっていると判定したときであって、生理状態時間変化演算手段が、人の血圧及び脈拍のいずれかが一定時間内に一定基準値を超えて低下していることを演算したときに、パニック状態予測手段が、人がパニック状態に陥り易くなると予測することにより、簡易な方法で精度良く人がパニック状態に陥り易くなることを予測することができる。
本発明の心理状態予測装置によれば、人がパニック状態に陥り易くなることを未然に予測することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る心理状態予測装置について添付図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る心理状態予測装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の走行支援装置10は車両に搭載され、運転者がパニック状態に陥り易くなることを未然に予測し、運転者がパニック状態に陥り易くなることを防止するためのものである。
図1に示すように、心理状態予測装置10は、大きく分けて、パニック傾向判定ブロックA、パニック状態予測ブロックB及びパニック防止介入ブロックCの3ブロックから構成されており、図中の太字破線部内が、最も特徴的な部位となる。
パニック傾向判定ブロックAは、パニック傾向判定部12を含む。パニック傾向判定部12は、後述するナビゲーションシステムの入力操作におけるコミッションエラー(入力ミス)のエラー率から、運転者がパニック傾向者であるか否かを予め判定するためのものである。パニック傾向判定部12は、特許請求の範囲に記載のパニック傾向判定手段として機能する。なお、パニック傾向判定部12は、ナビゲーションシステムの入力操作におけるコミッションエラーだけではなく、右左折時のウィンカーの指示タイミングや、エアコンディショナーの風向設定におけるコミッションエラーのエラー率から、運転者がパニック傾向者であるか否かを予め判定するものでも良い。
パニック状態予測ブロックBは、環境情報取得部14、精神負担度演算部16、生理情報取得部18、生理情報時間変化演算部20及びパニック状態予測部22を含む。環境情報取得部14は、具体的にはVICS(Vehicle Information and Communication System)、カメラ等の画像センサ、及びレーダセンサ等から構成されており、自車両が走行中の道路に渋滞が発生しているか否か、他車両の割込があるか否か等の運転者の周囲の環境に関する環境情報を取得するためのものである。環境情報取得部14は、特許請求の範囲に記載の環境情報取得手段として機能する。
精神負担度演算部16は、環境情報取得部14により取得された環境情報に基づいて、運転者に精神的負担がかかっているか否かを判定するためのものである。精神負担度演算部16は、特許請求の範囲に記載の精神的負担判定手段として機能する。
生理情報取得部18は、運転者の生理状態に関する情報である生理情報として運転者の血圧を検出するためのものである。生理情報取得部18は、特許請求の範囲に記載の生理状態検出手段として機能する。なお、生理情報取得部18は、運転者の血圧だけではなく、脈拍あるいは発汗量、脳波、呼吸等を生理情報として取得するものでも良い。
生理情報時間変化演算部20は、精神負担度演算部16による運転者が精神的な負担がかかる負担環境にいるか否かの判断と、生理情報取得部18により検出された運転者の血圧とに基づいて、運転者の血圧の一定時間内における変化量を演算するためのものである。生理情報時間変化演算部20は、特許請求の範囲に記載の生理状態時間変化演算手段として機能する。なお、上述の生理情報取得部18が運転者の血圧ではなく脈拍あるいは発汗量等を生理情報として取得する場合は、生理情報時間変化演算部20は、運転者の脈拍や発汗量の一定時間内における変化量を演算する。
パニック状態予測部22は、パニック傾向判定部12による運転者がパニック傾向者であるか否かの判定と、生理情報時間変化演算部20からの運転者が精神的な負担がかかる負担環境にいるか否かの情報及び運転者の血圧の一定時間内における変化量とに基づいて、運転者がパニック状態に陥り易くなるか否かを予測するためのものである。パニック状態予測部22は、特許請求の範囲に記載のパニック状態予測手段として機能する。
パニック防止介入ブロックCは、上述した生理情報時間変化演算部20及びパニック状態予測部22の他、負担刺激呈示制御部24及び負担刺激呈示装置26を含んでいる。負担刺激呈示制御部24は、パニック状態予測部22が、運転者がパニック状態に陥り易くなると予測したときは、負担刺激呈示装置26を駆動して、運転者かかる精神的負担を高める刺激を当該運転者に付与するためのものである。運転者に刺激が付与されたか否かの情報は、上述の生理情報時間変化演算部20に送られる。
負担刺激呈示装置26は、具体的には、スピーカからの警報音、警告音声の出力、ディスプレイによる警告画面の表示、換気系からのレモン等の柑橘系の香りの放出、照明装置より赤色系の光の放射等の物理的刺激を運転者に与えることにより、運転者かかる精神的負担を高める刺激を当該運転者に付与するためのものである。負担刺激呈示制御部24及び負担刺激呈示装置26は、特許請求の範囲に記載の負担刺激付与手段として機能する。
以下、本実施形態の心理状態予測装置の動作について説明する。従来の心理状態予測装置において、生理情報や環境情報から運転者の状態を予測する場合、例えば、環境情報から道路の渋滞の発生を検出した上で、生理情報から運転者の血圧が高いことを検出した場合は、運転者の精神的負担が高い(運転者が苛立っている状態)と判断し、運転者の苛立ちを沈静化させる介入を行うことが考えられる。このような場合、逆に運転者の血圧が低いことを検出した場合には、運転者の苛立ちが沈静化しつつあると判断するため、苛立ちの沈静化の促進の介入、又は苛立ちの沈静化の介入を全くしないことが考えられる。
しかしながら、パニック状態に陥り易いパニック傾向者は、通常の人に比べて、精神的負担が高い状況であっても、精神的負担が取り除かれて低下した状況での生理状態を示すことが判明した。例えば、図2に示すように、破線で示す通常者は、渋滞等により精神的負担が高い状況では、血圧が上昇した状態が持続するのに対し、実線で示すパニック傾向者は、渋滞等により精神的負担が高い状況であるにもかかわらず、早期に血圧が低下し始める傾向がある。
このような生理状態が低下する傾向は、パニック傾向者が緊張感を長く維持することができないことを意味しており、これが、パニック傾向者がパニック状態に陥り易い原因となっていると考えられる。したがって、パニック傾向者がパニック状態に陥り易くなることを未然に防止するためには、このような生理状態が低下した状態を検出し、精神的負担を故意に与え、パニック傾向者の緊張感を維持させるような介入が必要である。一方、通常者(非パニック傾向者)は、渋滞等により精神的負担が高い状況では、血圧が上昇した状態が持続するため、運転者の精神的負担を軽減するか、あるいは介入を行わないことにより、運転者の苛立ちを沈静化させることが必要である。
つまり、このようなパニック傾向者に特有の傾向を考慮せず、生理情報と環境情報とで運転者の心理状態を予測すると、パニック傾向者がパニック状態に陥り易くなることを未然に予測することができないばかりか、運転者の苛立ちが沈静化された状態であると誤検出し、介入の必要がないと判断してしまう恐れがある。
そこで、本実施形態では、図3に示すように、運転者がパニック傾向者であるか否かの運転者の性向を予め判定しておき(S1)、運転者がパニック傾向者であると判定した場合は、通常者に比べて早期の生理状態の低下を検出し(S2)、パニック傾向者の精神的負担を高める介入を行うことにより(S3)、パニック傾向者が、生理状態が低下した状態からパニック状態に陥り易くなることを防止する(S4)。
以下、まず、本実施形態におけるパニック傾向判定について説明する。運転者がパニック傾向者であるか否かの判定方法としては、例えば、運転者に予め用意した質問を答えさせ、その回答内容から運転者がパニック傾向者であるか否かを判定するアンケート形式等が考えられる。しかし、以下に説明する本実施形態の手法は、運転者に対して煩雑な作業を強いることが無い利点がある。
パニック傾向者(衝動的行動傾向が高い人)は、コミッションエラー(文字等の入力操作における入力間違いミス)を起こし易いことが知られている。そこで本実施形態では、ナビゲーションシステムの入力操作におけるコミッションエラーの頻度が高いか低いかで運転者がパニック傾向者であるか否かを自動判定する。
図4は、実施形態に係るパニック傾向判定の手順を示すフロー図である。図4に示すように、まず、ナビゲーションシステムが経路案内のための目的地、電話番号あるいは暗証番号等の入力を運転者に対して要求する(S101)。運転者(ユーザ)は、ナビゲーションシステムの要求に応じて、目的地、電話番号等を入力する(S102)。
パニック傾向判定部12は、運転者により入力された値の入力判定を行い(S103)、入力エラーである場合は当該エラー数を計数し(S104,S105)、入力回数を計数する(S106)。入力エラーが無いときは、パニック傾向判定部12は、入力回数のみを計数する(S104,S106)。この場合の運転者による入力がエラーであるか否かの判定は、当該入力後に「キャンセル」や「戻る」等の操作が行われた場合に当該入力がエラーであるとみなすことにより行われる(S103,S104)。
パニック傾向判定部12は、得られたエラー数と入力回数とからエラー率=エラー数/入力回数を算出する(S107)。パニック傾向判定部12は、得られたエラー数及びエラー率をログ記録として保存しておく(S108)。
パニック傾向判定部12は、ログ記録として保存されたエラー数又はエラー率を一般的な人の基準値と比較する(S109)。パニック傾向判定部12は、ログ記録として保存されたエラー数又はエラー率が基準値よりも大きいときは、当該運転者をパニック傾向者であると判定する(S110)。一方、パニック傾向判定部12は、ログ記録として保存されたエラー数又はエラー率が基準値以下であるときは、当該運転者を通常者であると判定する(S111)。
以下、本実施形態におけるパニック状態予測について説明する。本実施形態においては、運転者に精神的負担がかかる環境において、精神的負担が取り除かれたときの生理状態をパニック傾向者が通常者よりも早期に示したときは、パニック状態となる予兆として判断する。図5は、実施形態に係るパニック状態予測の手順を示すフロー図である。
図5に示すように、環境情報取得部14がVICS、画像センサ、レーダセンサ等から、運転者に精神的負担がかかる環境要因を検出した場合(S201)、精神負担度演算部16は、精神負担度WLeを事前に設定した参照データを参照して求める(S202)。
図6は、種々の環境要因に対する精神負担度の参照データの設定例を示す表である。図6に示すように、精神負担度演算部16が参照する参照データには、渋滞(短)、渋滞(中)、…、割込み(遅)等の運転者に精神的負担がかかる環境要因に対して、精神負担度WLeを示す数値1、1.5、…、0.5がそれぞれ設定されている。例えば、自車両の走行路が渋滞している状況が、一定時間あるいは一定距離以上継続する長時間あるいは長距離に亘るものである場合には、環境要因は「渋滞(長)」となり、精神負担度WLe=2となる。これらの各々の環境要因に対する精神的負担度WLeは予め実験等で求める。
精神負担度演算部16は、求めた精神負担度WLeが予め実験等で定めた基準値αを超えているか否かについて判定し、精神負担度WLeが基準値αを超えているときは、運転者に精神的負担がかかっていると判定して、次のステップに進む(S204)。例えば、上記例の環境要因が「渋滞(長)」であり、精神負担度WLe=2であり、α=1.5であるときは、精神負担度WLe=2>αとなり、精神負担度演算部16は運転者に精神的負担がかかっていると判定する。一方、精神負担度演算部16は、精神負担度WLeが基準値α以下であるときは、最初のステップS201に戻る(S204)。
本実施形態では、精神的負担がかかる環境において、精神的負担が取り除かれたときの生理状態を通常者より早期にパニック傾向者が示していることを示唆する指標として、一定時間内での運転者の血圧変化を求めることにより、通常より早い段階で精神的負担が取り除かれたときの生理状態を判別する。図7は、精神的な負担がかかったときの血圧変化を示すグラフ図である。図7中において、bp(t)は時間tでの血圧であり、Δtは1〜3分間程度の一定時間であり、ΔTは運転者に精神的負担がかかっていると判定した時間t0からの経過時間である。
生理情報時間変化演算部20は、精神的負担がかかってからの経過時間であるΔTが予め実験等で求めた基準値である基準値βより短いか否かを判定し(S205)、ΔT<βなら経過時間が短いとして次のステップに進む。一方、生理情報時間変化演算部20は、ΔT≧βなら経過時間が十分に長いとして、運転者の苛立ちがパニック傾向者である否かにかかわらず沈静化したものとして扱う(S205,S211)。なお、運転者にかけられる精神的負担には、環境要因によるものの他、後述する負担刺激呈示制御部24により恣意的にかけられた精神的負担を含むものとする。
生理情報時間変化演算部20は、一定時間Δtの間の血圧変化Vbp(t)を算出する(S206)。Vbp(t)は、下式で求められる。すなわち、Vbp(t)は、一定時間Δtにおける血圧bp(t)の勾配を表わす。
Vbp(t)={bp(t)−bp(t−Δt)}/Δt
パニック状態予測部22は、血圧変化Vbp(t)が予め実験等で求めた負の基準値である基準値γを超えて低いか否かを判定する(S207)。パニック状態予測部22は、Vbp(t)<γであるときは次のステップに進み、Vbp(t)≧γであるときはステップS205に戻る(S207)。
パニック状態予測部22は、パニック傾向判定部12が求めたパニック傾向判定の結果を取得する(S208)。パニック状態予測部22は、パニック傾向判定の結果がパニック傾向者であるときは、運転者の生理状態がパニック状態の予兆を示しているとして取り扱う(S209,S210)。一方、パニック状態予測部22は、パニック傾向判定の結果がパニック傾向者ではないときは、運転者の生理状態が運転者の苛立ちが沈静化したことを示しているとして取り扱う(S209,S211)。
このように本実施形態では、運転者が、精神的負担が取り除かれたときの生理状態を早期に示した場合であっても、パニック傾向者であると判定されていた場合はパニック状態の予兆として取り扱い、パニック傾向者ではないと判定されていた場合は運転者の苛立ちが沈静化したとして取り扱う。そのため、運転者が、精神的負担が取り除かれたときの生理状態を示したとしても、すべての場合において運転者の苛立ちが沈静化したものと誤判定をすることを防止できる。
以下、本実施形態におけるパニック防止介入について説明する。本実施形態においては、運転者がパニック状態に陥り易くなる予兆を検出したタイミングで、運転者に精神的負担を与える刺激を恣意的に与えることにより、緊張状態を維持させ、パニック状態に陥り易くなることを防ぐ。すなわち、パニック傾向者は、緊張感等を維持し続けることができないためにパニック状態に陥り易い。そのため、パニック傾向者の精神的負担を向上させる、すなわち緊張感を維持させる介入制御をすることにより、パニック傾向者がパニック状態に陥り易くなることを防止することができる。以下の例では、刺激として運転者に警報音を与え続ける場合を示す。
図8は実施形態に係るパニック防止介入の手順を示すフロー図であり、図9はパニック予兆を検出した際にパニック防止介入がある場合とパニック防止介入がない場合とにおける生理状態の変化を示すグラフ図である。図8及び図9において、ΔTsは刺激を付与している時間であり、θは刺激を与え続ける時間の基準値であり、bp(t)は時間tにおける血圧であり、εは緊張感を維持させる基準となる血圧の基準値である。
図8及び図9に示すように、パニック状態予測部22が時刻tにおいて、運転者がパニック状態に陥り易くなる予兆を示していると予測したとき(S301)、負担刺激呈示制御部24は、運転者に付与する刺激を選択する(S302)。本実施形態では、刺激として警報音を運転者に与えるが、他の刺激として、スピーカからの警告音声、ディスプレイによる警告画面表示、換気系からのレモン等の柑橘系の香りの放出、照明装置より赤色系の光の放射等の物理的刺激を選択して運転者に与えるようにしても良い。これにより、同じ刺激に運転者が慣れてしまい、刺激を与える効果が低下することを防止することができる。
負担刺激呈示制御部24は、負担刺激呈示装置26により刺激として警報音を運転者に与える(S303)。負担刺激呈示制御部24は、予め実験等で定めた基準値θを超えて、刺激の付与時間ΔTsが経過したときは(S304)、その旨の信号を生理情報時間変化演算部20に送り、生理情報時間変化演算部20は、パニック状態予測部22を介してその時間t+ΔTsにおける運転者の血圧bp(t+ΔTs)を負担刺激呈示制御部24に送る。負担刺激呈示制御部24は、時間t+ΔTsにおける運転者の血圧bp(t+ΔTs)が、予め実験等で定めた基準値εを超えているときは、刺激の付与を中止し、血圧bp(t+ΔTs)が基準値ε以下であるときは、ステップS303に戻り、刺激の付与を継続する(S305)。
なお、上述したステップS101〜S111において、パニック傾向判定部12が、運転者はパニック傾向者ではないと判定し、S201〜211において、生理情報取得部18及び生理情報時間変化演算部20が、運転者の血圧等の生理状態が、精神的負担が持続していることを示していると判定したときは、心理状態予測装置は、ステップS301〜S305において、逆に運転者の苛立ちを沈静化させるため、スピーカからの運転者を沈静化させる音楽、音声、ディスプレイによる沈静化画面表示、換気系からの森林等の運転者を沈静化させる香りの放出、照明装置より青色系等の運転者を沈静化させる光の放射等の物理的刺激を選択して運転者に与えるようにしても良い。
以上、説明したように、パニック傾向者がパニック状態に陥り易くなるときは、精神的負担がかかっているときであっても、精神的負担が取り除かれたときの生理状態を示す傾向があるが、本実施形態によれば、精神負担度演算部16が、人に精神的負担がかかっていると判定したときであって、生理情報取得部18が、人にかかった精神的負担が取り除かれたときの生理状態を検出したときは、パニック状態予測部22は人がパニック状態に陥り易くなると予測することにより、人がパニック状態に陥り易くなることを未然に予測することができる。
また、本実施形態では、パニック状態予測部22が、人がパニック状態に陥り易くなると予測したとき、すなわち、人が、精神的負担が取り除かれたときの生理状態を示しているときに、負担刺激呈示制御部24が負担刺激呈示装置26によって、人にかかる精神的負担を高める刺激を人に付与するため、パニック傾向者が、精神的負担が取り除かれたときの生理状態からパニック状態に陥り易くなることを防止することができる。
人への刺激の付与の開始から一定時間が経過し、且つ生理情報取得部18が、人に精神的負担がかかっているときの生理状態を検出したときは、すでに、人が、精神的負担が取り除かれたときの生理状態からパニック状態に陥り易くなる可能性は低くなっており、それ以上の刺激の付与は人に煩わしさを与えることになる。そのため、この構成によれば、負担刺激呈示制御部24は、人への刺激の付与の開始から一定時間が経過し、且つ生理情報取得部18が、人に精神的負担がかかっているときの生理状態を検出したときは、人への刺激の付与を終了することにより、人に必要以上の刺激の付与により煩わしさを与えることを防止することができる。
一方、本実施形態では、パニック傾向判定部12が予め人がパニック傾向者であるか否かを判定しておき、精神負担度演算部16が、人に精神的負担がかかっていると判定し、且つ生理情報取得部18が、人にかかった精神的負担が取り除かれたときの生理状態を検出したときであって、パニック傾向判定部12が、人はパニック傾向者であると判定していたときは、パニック状態予測部22は、人がパニック状態に陥り易くなると予測することにより、人がパニック状態に陥り易くなることを予測する精度を向上させることができる。
パニック傾向者は、ナビゲーションシステム等を操作する際の文字等の入力操作において、入力操作を誤る率が大きい傾向があるが、本実施形態では、パニック傾向判定部12が、人が入力操作を誤る度合から人がパニック傾向者であるか否かを判定することにより、当該人に煩雑な作業を強いること無しに、当該人がパニック傾向者であるか否かを精度良く判定することができる。
さらに、本実施形態では、環境情報取得部14が取得した人の周囲の環境に関する環境情報に基づいて人に精神的負担がかかっているか否かを判定することにより、簡易な方法で、人に精神的負担がかかっているか否かを判定することが可能となる。
パニック傾向者がパニック状態に陥り易くなるときは、精神的負担がかかっているときであっても、血圧や脈拍が急激に低下する傾向があるが、本実施形態では、精神負担度演算部16が、人に精神的負担がかかっていると判定したときであって、生理情報時間変化演算部20が、人の血圧及び脈拍のいずれかが一定時間内に一定基準値を超えて低下していることを演算したときに、パニック状態予測部22が、人がパニック状態に陥り易くなると予測することにより、簡易な方法で精度良く人がパニック状態に陥り易くなることを予測することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。
実施形態に係る心理状態予測装置の構成を示すブロック図である。 精神的な負担がかかったときの通常者及びパニック傾向者の生理状態の変化を示すグラフ図である。 精神的な負担がかかったときの通常者及びパニック傾向者の生理状態の変化と、本実施形態の心理状態制御の大まかな手順とを示す図である。 実施形態に係るパニック傾向判定の手順を示すフロー図である。 実施形態に係るパニック状態予測の手順を示すフロー図である。 種々の環境要因に対する精神負担度の参照データの設定例を示す表である。 精神的な負担がかかったときの血圧変化を示すグラフ図である。 実施形態に係るパニック防止介入の手順を示すフロー図である。 パニック予兆を検出した際にパニック防止介入がある場合とパニック防止介入がない場合とにおける生理状態の変化を示すグラフ図である。
符号の説明
10…心理状態予測装置、12…パニック傾向判定部、14…環境情報取得部、16…精神負担度演算部、18…生理情報取得部、20…生理情報時間変化演算部、22…パニック状態予測部、24…負担刺激呈示制御部、26…負担刺激呈示装置、A…パニック傾向判定ブロック、B…パニック状態予測ブロック、C…パニック防止介入ブロック。

Claims (7)

  1. 人の生理状態を検出する生理状態検出手段と、
    前記人に精神的負担がかかっているか否かを判定する精神的負担判定手段と、
    前記人がパニック状態に陥り易くなることを予測するパニック状態予測手段と、
    を備え、
    前記精神負担判定手段が、前記人に精神的負担がかかっていると判定したときであって、前記生理状態検出手段が、前記人にかかった精神的負担が取り除かれたときの生理状態を検出したときは、前記パニック状態予測手段は、前記人がパニック状態に陥り易くなると予測する、心理状態予測装置。
  2. 前記パニック状態予測手段が、前記人がパニック状態に陥り易くなると予測したときは、前記人にかかる精神的負担を高める刺激を前記人に付与する負担刺激付与手段をさらに備えた、請求項1に記載の心理状態予測装置。
  3. 前記負担刺激付与手段は、前記人への刺激の付与の開始から一定時間が経過し、且つ前記生理状態検出手段が、前記人に精神的負担がかかっているときの生理状態を検出したときは、前記人への刺激の付与を終了する、請求項2に記載の心理状態予測装置。
  4. 予め前記人がパニック傾向者であるか否かを判定するパニック傾向判定手段をさらに備え、
    前記精神負担判定手段が、前記人に精神的負担がかかっていると判定し、且つ前記生理状態検出手段が、前記人にかかった精神的負担が取り除かれたときの生理状態を検出したときであって、前記パニック傾向判定手段が、前記人はパニック傾向者であると判定していたときは、前記パニック状態予測手段は、前記人がパニック状態に陥り易くなると予測する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の心理状態予測装置。
  5. 前記パニック傾向判定手段は、前記人が入力操作を誤る度合から前記人がパニック傾向者であるか否かを判定する、請求項4に記載の心理状態予測装置。
  6. 前記人の周囲の環境に関する環境情報を取得する環境情報取得手段をさらに備え、
    前記精神的負担判定手段は、前記環境情報取得手段が取得した前記環境情報に基づいて前記人に精神的負担がかかっているか否かを判定する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の心理状態予測装置。
  7. 前記生理状態検出手段は、前記人の生理状態として血圧及び脈拍のいずれかを検出し、
    前記生理状態検出手段が検出した前記人の血圧及び脈拍のいずれかについて一定時間内の変化を演算する生理状態時間変化演算手段をさらに備え、
    前記精神負担判定手段が、前記人に精神的負担がかかっていると判定したときであって、前記生理状態時間変化演算手段が、前記人の血圧及び脈拍のいずれかが一定時間内に一定基準値を超えて低下していることを演算したときは、前記パニック状態予測手段は、前記生理状態検出手段が、前記人にかかった精神的負担が取り除かれたときの生理状態を検出したものとして、前記人がパニック状態に陥り易くなると予測する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の心理状態予測装置。
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