JP2009142069A - 組電池の温度調整装置、組電池の温度調整方法 - Google Patents

組電池の温度調整装置、組電池の温度調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外部電源を必要とせず、装置全体としてエネルギーの利用効率の高い二次電池の温度調整装置を提供する。
【解決手段】単数、或いは複数の単位二次電池よりなる電池群を一対、直列的に接続してなる組電池の温度調整装置であって、各電池群に対して1対1の対応関係で設けられ、直列に接続された一対のNPNトランジスタと、前記電池群同士の中間接続点と前記NPNトランジスタの中間接続点を相互に接続するライン上に設けられるインダクタと、前記NPNトランジスタに対して並列的に設けられ、カソードを前記電池群の正極に接続し、アノードを前記電池群の負極に接続された逆方向ダイオードと、前記組電池を構成する単位二次電池の温度を検出するサーミスタと、単位二次電池の温度情報に基づいて前記NPNトランジスタを開閉制御して各電池群を選択的に充放電させることにより、前記組電池の電池温度を一定温度以上に調整するCPUを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、組電池の温度調整装置及び、組電池の温度調整方法に関する。
一般に、電池の内部抵抗は電池性能に影響を及ぼす。二次電池は低温状態になると、イオン伝達性及び電極活物質の反応が低下する現象が起こり、電池の内部抵抗が大きくなることが知られている。そのため、使用環境の相違に拘わらず、二次電池の電池温度を適正温度に維持する試みがなされている。この種の技術の一例として下記特許文献1には、サーミスタ2、放電回路3、充電回路4、外部電源5、処理部6、切替回路7を備えた充放電システムが開示されている。
係るシステムによれば、二次電池1の電池温度が低温と判定されることを条件に、以下のパルス充放電を行って、二次電池にジュール熱を生じさせることにより、二次電池を昇温させている。上記文献において、パルス充放電とは、外部電源5から二次電池1に充電電流を流して二次電池を充電させる充電動作と、二次電池1の充電電荷を放電回路3を通じて放電させる放電動作と、を短い間隔で間欠的に繰り返すものである。
特開2006−92901公報
上記のものは、二次電池の電池温度を上昇させるべくパルス充放電を行っているが、その際の、充電エネルギーは外部電源5より得ている。そのため、装置が大掛かりとなる。また放電は放電回路(放電抵抗)にて行っており、装置としてのエネルギーロスが多い。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、外部電源を必要とせず、また装置全体としてエネルギーの利用効率の高い二次電池の温度調整装置を提供することを目的とする。
本発明は、
(1)単数、或いは複数の単位二次電池よりなる電池群を一対、直列的に接続してなる組電池の各電池群に対して1対1の対応関係で設けられ、互いに直列的に接続された一対のスイッチング素子と、
(2)前記電池群同士の中間接続点と前記スイッチング素子同士の中間接続点を相互に接続するライン上に設けられるインダクタと、
(3)前記各スイッチング素子に対して並列的に設けられ、かつカソードを前記電池群の正極に接続し、アノードを前記電池群の負極に接続された一対の逆方向ダイオードと、
(4)前記スイッチング素子を開閉制御する制御手段と、を備えてなる温度調整装置を用いて、以下(a)〜(d)の各ステップを少なくとも含む加温動作を実行させ、前記組電池を加温させるところに特徴を有する。
(a)前記制御手段により、一方のスイッチング素子をオン状態、他方のスイッチング素子をオフ状態に制御して、オンした一方側のスイッチング素子に対応する電池群より放電電流を流し、インダクタに磁気エネルギーを蓄積させるステップ。
(b)オン状態にあった上記一方側のスイッチング素子をオフ状態に切り替えて、(a)のステップにてインダクタに蓄積した磁気エネルギーを、逆方向ダイオードを通じて放出させ他方側の電池群を充電させるステップ。
(c)前記制御手段により、一方のスイッチング素子をオフ状態、他方のスイッチング素子をオン状態に制御して、(b)のステップにて充電された電池群より放電電流を流し、インダクタに磁気エネルギーを蓄積させるステップ。
(d)オン状態にあった他方側のスイッチング素子をオフ状態に切り替えて、(c)のステップにてインダクタに蓄積した磁気エネルギーを、逆方向ダイオードを通じて放出させ(a)のステップにて放電した一方側の電池群を充電させるステップ。
この発明の実施態様として以下の構成とすることが好ましい。
前記組電池を構成する単位二次電池の電池温度が第一設定温度以下となることを条件に前記加温動作を開始させ、前記単位二次電池の電池温度が第一設定温度より高い第二設定温度以上となることを条件に、前記加温動作を停止させる。このようにすれば、単位二次電池の電池温度が第一設定温度を下回ると、加温動作が人手によらず自動的に開始され、使い勝手がよい。また、電池の温度が第二設定温度を上回ると加温動作は自動的に停止されるから、必要な加温動作を行いつつも、組電池の電池エネルギーのロスを必要最小限に抑えることが可能となる。
本発明は、単数、或いは複数の単位二次電池よりなる電池群を一対、直列的に接続してなる組電池の温度調整装置であって、
(1)単数、或いは複数の単位二次電池よりなる電池群を一対、直列的に接続してなる組電池の温度調整装置であって、
(2)各電池群に対して1対1の対応関係で設けられ、互いに直列的に接続された一対のスイッチング素子と、
(3)前記電池群同士の中間接続点と前記スイッチング素子同士の中間接続点を相互に接続するライン上に設けられるインダクタと、
(4)前記各スイッチング素子に対して並列的に設けられ、かつカソードを前記電池群の正極に接続し、アノードを前記電池群の負極に接続された一対の逆方向ダイオードと、
(5)前記スイッチング素子を開閉制御して各電池群を選択的に充放電させることにより前記組電池の電池温度を一定温度以上に調整する加温動作を実行する制御手段と、を備えてなるところに特徴を有する。
この発明の実施態様として以下の構成とすることが好ましい。
前記組電池を構成する単位二次電池の電池温度を検出する温度センサを備えてなると共に、前記制御手段は前記温度センサの出力に基づいて前記単位二次電池の電池温度を検出し、検出した電池温度が第一設定温度以下となることを条件に前記加温動作を開始させ、検出した電池温度が第一設定温度より高い第二設定温度以上となることを条件に、前記加温動作を停止させる。このようにすれば、単位二次電池の電池温度が第一設定温度を下回ると、加温動作が人手によらず自動的に開始され、使い勝手がよい。また、電池の温度が第二設定温度を上回ると加温動作は自動的に停止されるから、必要な加温動作を行いつつも、組電池の電池エネルギーのロスを必要最小限に抑えることが可能となる。
前記組電池の負極と前記スイッチング素子を接続するラインを第一並列ラインと定義し、前記組電池の正極と前記スイッチング素子を接続するラインを第二並列ラインと定義し、前記電池群同士の中間接続点と前記スイッチング素子同士の中間接続点を相互に接続する前記ラインを中間並列ラインと定義すると共に、前記第二並列ラインが、前記組電池より電力の供給を受ける負荷への出力ラインとなるものにおいて、前記中間並列ライン上において、前記インダクタと直列的、かつ前記インダクタよりも前記組電池に近い位置に設置される第一スイッチと、前記第二並列ライン上において、前記スイッチング素子から見て前記組電池に近い側に位置に設置される第二スイッチと、前記第二並列ライン上において、前記スイッチング素子から見て前記負荷に近い側に設置される第三スイッチと、前記第一スイッチと前記インダクタとの接続点と前記組電池の正極とを相互に接続する接続ライン上に設けられる第四スイッチとを備え、かつ、前記第一スイッチと前記第二スイッチをいずれもオン状態に制御し、前記第三スイッチと前記第四スイッチをいずれもオフ状態に制御する第一の制御パターンと、前記第一スイッチと前記第二スイッチをいずれもオフ状態に制御し、前記第三スイッチと前記第四スイッチをいずれもオン状態に制御する第二の制御パターンと、とに前記各スイッチの開閉状態を切り替え制御可能とする。このようにしておけば、温度調整装置を電圧変換器として使用することが可能となり、使い勝手がよく、また組電池を電源として作動する電気機器に設けられるDC−DCコンバータを廃止できるので、電気機器の回路構成を簡単に出来るというメリットがある。
前記組電池の負極と前記スイッチング素子を接続するラインを第一並列ラインと定義し、前記組電池の正極と前記スイッチング素子を接続するラインを第二並列ラインと定義し、前記電池群同士の中間接続点と前記スイッチング素子同士の中間接続点を相互に接続する前記ラインを中間並列ラインと定義すると共に、前記第二並列ラインが、前記組電池を充電させる充電用電源の充電電流供給ラインとなるものにおいて、前記中間並列ライン上において、前記インダクタと直列的、かつ前記インダクタよりも前記組電池に近い位置に設置される第一スイッチと、前記第二並列ライン上において、前記スイッチング素子から見て前記組電池に近い側に位置に設置される第二スイッチと、前記第二並列ライン上において、前記スイッチング素子から見て前記充電用電源に近い側に設置される第三スイッチと、前記第一スイッチと前記インダクタとの接続点と前記組電池の正極とを相互に接続する接続ライン上に設けられる第四スイッチとを備え、かつ、前記第一スイッチと前記第二スイッチをいずれもオン状態に制御し、前記第三スイッチと前記第四スイッチをいずれもオフ状態に制御する第一の制御パターンと、前記第一スイッチと前記第二スイッチをいずれもオフ状態に制御し、前記第三スイッチと前記第四スイッチをいずれもオン状態に制御する第二の制御パターンと、に前記各スイッチの開閉状態を切り替え制御可能とする。このようにしておけば、温度調整装置を電圧変換器として使用することが可能となり、充電用電源を用いて組電池を充電することが可能となる。
本発明によれば、組電池の電池温度を上昇させる加温動作を外部電源を使用することなく実現出来る。また、組電池の加温は電池群を構成する単位二次電池を放電させることにより行われるが、その放電電流をインダクタに磁気エネルギーとして一旦蓄えさせ、これを他方側の電池群に放出し、当該他方側の電池群を充電させている。そのため、放電電流を放電回路(放電抵抗)により消費させる従前の装置(特許文献1に開示の装置)に比べてエネルギーの利用効率を高くでき、必要な加温動作を極少ない電力にて実行できる。
<実施形態1>
本実施形態は、単位二次電池(例えば、リチウムイオン電池)E11、E12、E21、E22を4個直列的に接続した組電池Eの温度調整装置Uを例示するものである。本温度調整装置Uは、図1に示すように充放電回路30と、サーミスタ40と、CPU50とから構成されている。尚、以下の説明において、下二段の単位二次電池E11、E12を第一電池群E1と呼び、上二段の単位二次電池E21、E22を第二電池群E2と呼ぶものとする。
充放電回路30は、各電池群E1、E2に対応して設けられ直列的に接続された2つのスイッチ回路31、32と、インダクタLとから構成されている。図1に示すように、スイッチ回路31はスイッチング素子としてNPNトランジスタTr1を備え、スイッチ回路32はスイッチング素子としてNPNトランジスタTr2を備えている。
NPNトランジスタTr1は、エミッタEが第一並列ラインM1を通じて組電池Eの負極に接続され、NPNトランジスタTr2は、コレクタCが第二並列ラインM2を通じて組電池Eの正極に接続されている。
そして、NPNトランジスタTr1のコレクタCとNPNトランジスタTr2のエミッタEとが相互に接続されており、更に係るNPNトランジスタTr1、Tr2同士の中間接続点P1と電池群E1、E2同士の中間接続点P2が、インダクタLを設けた中間並列ラインMoにより相互に接続されている。
また、NPNトランジスタTr1には逆方向ダイオードD1が並列的に接続され、NPNトランジスタTr2には逆方向ダイオードD2が並列的に接続されている。逆方向ダイオードD1、D2は電池群E1、E2の正極にカソードKを接続し、電池群E1、E2の負極にアノードAを接続している。
係る逆方向ダイオードD1、D2は各電池群E1、E2の正極側から各スイッチ回路31、32を経由して負極側に向かう順方向電流の通過を阻止し、負極側から各スイッチ回路31、32を経て正極側に向かう逆方向電流を通す機能を担っている。
また、NPNトランジスタTr1のベースBとCPU50との間、及びNPNトランジスタTr2のベースBとCPU50との間には、それぞれ信号ラインC1、信号ラインC2が個別に設けられている。
このような回路構成とすることで、CPU50は各信号ラインC1、C2を通じて各NPNトランジスタTr1、Tr2に制御信号SR1、SR2を個別に与えることが可能となり、両NPNトランジスタTr1、Tr2を選択的にスイッチングできる。
また、CPU50には温度情報の入力を受け付けるための入力ポートPIとGNDポートが設けられている。そして、サーミスタ40の一方側の端子がCPU50の入力ポートPIに接続され、サーミスタ40の他方側の端子がCPU50のGNDポートに接続されており、サーミスタ40の両端電圧VsがCPU50に取り込まれる構成となっている。
上記サーミスタ40は組電池Eの電池温度Teを検出するべく、組電池Eの設置箇所近傍に設置されると共に、図2に示すように電源Vccに対して直列抵抗Rを介して接続されている。
そして、組電池Eの電池温度Teに変化が生じると、サーミスタ40の抵抗値が変化する結果、サーミスタ40と直列抵抗Rによる抵抗比(分圧比)に変化が生じ、サーミスタ40の両端電圧Vsの電圧レベルが変化する。以上のことから、組電池Eの電池温度TeをCPU50にて監視できる構成となっている。
また、図1に示す符号60はメモリである。本メモリ60には、後述する加温動作を開始させる開始条件となる第一設定温度T1(例えば、−5度)のデータと、加温動作を停止させる停止条件となる第二設定温度T2(例えば、0度)のデータが予め記憶されている。
上記の如く構成された温度調整装置Uは、例えば、上記組電池Eを電源とする携帯機器(不図示)の充電器(不図示)に内蔵されている。そして、携帯機器が充電器にセットされると、組電池Eを構成する各電池群E1、E2が上記並列ラインMo、M1、M2によって温度調整装置Uに電気的に接続され、以下に説明する加温制御がCPU50による開始される構成となっている。
加温制御が開始されると、CPU50は、まず、入力ポートPIに定期的にアクセスしてサーミスタ40の両端電圧Vsを読み取る処理を行い、読み取った両端電圧Vsを電池温度Teに換算する処理を行う。
そして、CPU50は得られた組電池Eの電池温度Teを、メモリ60に記憶された第一設定温度T1と比較し、組電池Eの電池温度Teが第一設定温度T1より高い状態にあるか、監視する。組電池Eの電池温度Teが第一設定温度T1を上回っていれば、CPU50は上記監視状態を続ける。
そして、組電池Eの電池温度Teが第一設定温度T1を下回ると、CPU50は、両NPNトランジスタTr1、Tr2をデューティ比25%、スイッチング周波数約25KHZで交互にスイッチングしつつ、以下(a)〜(d)の4ステップよりなる加温動作を実行する。
(a)第一ステップ
第一ステップが開始されると、CPU50は電池群E2に対応するNPNトランジスタTr2をオフ(非導通)状態に制御すると共に、電池群E1に対応するNPNトランジスタTr1には制御信号SR1を与えて、オン(導通)状態にさせる。
これにより、図3の(a)に示すように、電池群E1、インダクタL、NPNトランジスタTr1により第一閉回路が構成され、電池群E1より放電電流I1が流れ出す。流れ出した放電電流I1は第一閉回路内を流れる。
この放電電流I1により、電池群E1を構成する各単位電池E11、E12では、内部抵抗によりジュール熱が生じる。また、インダクタLには、流れた放電電流I1により磁気エネルギーが蓄えられる。
(b)第二ステップ
第一ステップに続く、第二ステップでは、CPU50により電池群E1に対応するNPNトランジスタTr1、電池群E2に対応するNPNトランジスタTr2の双方がオフ状態に制御される。
これにより、第一閉回路が開放状態となる結果、インダクタLに対する電流の供給が途絶える。すると、インダクタLは図3の(b)に示す極性で逆起電力を生じさせ、第一ステップにて蓄えた磁気エネルギーを放出電流I2として放出する。インダクタLからの放出電流I2は、逆方向ダイオードD1側へと流れ電池群E2を充電させる。
この放出電流I2により、電池群E2を構成する各単位電池E21、E22では、内部抵抗によりジュール熱が生じる。
(c)第三ステップ
第二ステップに続く第三ステップでは、CPU50は上記第一ステップとは反対に、電池群E1に対応するNPNトランジスタTr1をオフ状態に制御すると共に、電池群E2に対応するNPNトランジスタTr2には制御信号SR2を与えて、オン状態にさせる。
これにより、図3の(c)に示すように、電池群E2、NPNトランジスタTr2、インダクタLにより第二閉回路が構成され、電池群E2より放電電流I3が流れ出す。流れ出した放電電流I3は第二閉回路内を流れる。
この放電電流I3により、電池群E2を構成する各単位電池E21、E22では、内部抵抗によりジュール熱が生じる。また、インダクタLには、流れた放電電流I3により磁気エネルギーが蓄えられる。
(d)第四ステップ
第三ステップに続く第四ステップでは、第二ステップと同じく、CPU50により電池群E1に対応するNPNトランジスタTr1、電池群E2に対応するNPNトランジスタTr2の双方がオフ状態に制御される。
これにより、第二閉回路が開放状態となる結果、インダクタLに対する電流の供給が途絶える。すると、インダクタLは図3の(d)に示す極性で逆起電力を生じさせ、第三ステップにて蓄えた磁気エネルギーを放出電流I4として放出する。放出電流I4はインダクタL、電池群E1、逆方向ダイオードD1の順に流れ、第一ステップで放電した電池群E1を充電させる。
この放出電流I4により、電池群E1を構成する各単位電池E11、E12では、内部抵抗によりジュール熱が生じる。
CPU50は、両NPNトランジスタTr1、Tr2をデューティ比25%、スイッチング周波数約25KHZで交互にスイッチングしつつ、上記(a)〜(d)からなる4ステップを繰り返し行う。
これにより、両電池群E1、E2に対して充電電流、放出電流が繰り返し流される。すると、組電池Eは内部抵抗により生ずるジュール熱により加温され、電池温度Teが上昇してゆく。
そして、CPU50は上記加温動作を行う間も、入力ポートPIに定期的にアクセスしてサーミスタ40の両端電圧Vsを読み取る処理を行い、読み取った両端電圧Vsを電池温度Teに換算する処理を行う。
そして、加温動作中、CPU50は、得られた組電池Eの電池温度Teをメモリ60に記憶された第二設定温度T2と比較し、組電池Eの電池温度Teが第二設定温度T2を上回ることを条件に、上記加温動作を停止させる。
その後、CPU50は、組電池Eの電池温度Teを監視する状態に戻り、組電池Eの電池温度Teが第一設定温度T1を下回る状態になると、上記加温動作を、再び実行させる。
以上により、組電池Eの電池温度Teを第一設定温度T1以上の適正温度に保つことができる。従って、組電池Eの内部抵抗が適正な抵抗値に常に保たれることとなり、組電池Eは携帯機器を動作させるのに必要な電力を、携帯機器に対して、使用開始直後から安定的に供給可能となる。
尚、図3においては、図を簡略化するべく電池群E1、E2をそれぞれ1個の二次電池にて置き換え、更にサーミスタ40、CPU50を省略してあるが、回路構成は図1に示すものと同じである。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態の温度調整装置Uによれば、電池温度Teを上昇させる加温動作を外部電源を使用することなく実現出来る。よって、装置が大掛かりとならず、回路を構成する電子部品の構成点数も少なくて済む。
しかも、本温度調整装置Uによれば、電池群E1、E2から放電した放電電流I1、I3をインダクタLに磁気エネルギーとして蓄え、他方側の電池群E1、E2に還流させ、充電させている。このようにしてやれば、放電電流を放電回路(放電抵抗)により消費させる従前の装置(特許文献1に開示の装置)に比べてエネルギーの利用効率が高く、必要な加温動作を極少ない電力にて実行できる。
また、本実施形態のものは、充放電により組電池Eの電池温度Teを上昇させ、しかもそのエネルギー源は組電池Eそのものより得ているから、単位電池E11〜E22に対する過放電が懸念される。この点、本実施形態のものは、両NPNトランジスタTr1、Tr2を共に、スイッチング周波数約25KHZでスイッチング制御(開閉制御)している。
このような制御であれば、各NPNトランジスタTr1、Tr2の通電時間tが短くなるから、電池群E1、E2より流れ出る瞬間的な放電電流のピーク値をある程度大きく設定したとしても、放電される電気量を小さく抑えることが出来る。例えば、放電電流のピーク値を50A程度に設定した場合であっても、1回の放電により放電される電気量(図4中の面積S)は数十nAh程度になる。以上のことから、各単位電池E11〜E22が過放電、や過充電を意識しなくてよくなるので設計が容易となる。
また、本実施形態によれば、組電池Eの電池温度が第一設定温度を下回ると、加温動作が人手によらず自動的に開始され、使い勝手がよい。また、組電池Eの電池温度が第二設定温度を上回ると加温動作は自動的に停止されるから、必要な加温動作を行いつつも、組電池Eの電池エネルギーのロスを必要最小限に抑えることが可能となる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図5ないし図7によって説明する。
実施形態2は実施形態1にて説明した温度調整装置Uの回路構成に対してSW1〜SW4の4つのスイッチを追加して、温度調整装置Uを、電圧変換器として使用出来るようにしたものである。
具体的に説明すると、実施形態2の温度調整装置Uは、両NPNトランジスタTr1、Tr2との中間接続点P1と電池群E1、E2の中間接続点P2を接続する中間並列ラインMo上において、インダクタLと直列的、かつインダクタLよりも組電池E側に近い位置に第一スイッチSW1を設けている。
また、組電池Eの正極とNPNトランジスタTr2のコレクタCとを接続する第二並列ラインM2は負荷(携帯機器)RLに対する出力ラインとなっている。そして、同出力ラインM2には、NPNトランジスタTr2から見て組電池Eに近い側に第二スイッチSW2が設けられ、また、NPNトランジスタTr2から見て負荷RLに近い側に第三スイッチSW3が設けられている。
そして、第一スイッチSW1とインダクタLとの接続点P3と、組電池Eの正極とを相互に接続する接続ラインM3上に第四スイッチSW4が設けられている。
上記の如く配置された4つの各スイッチSW1〜SW4は、CPU(図5上は省略してあるが、実施形態1と同種のもの)50によって、以下に説明する第一、第二の二種の制御パターンで開閉制御される構成となっている。
まず、第一の制御パターンでは、第一スイッチSW1と第二スイッチSW2の両スイッチはオン状態に制御され、第三スイッチSW3と第四スイッチSW4の両スイッチはオフ状態に制御される。この場合、回路の結線状態は図5に示す(a)となるから、本温度調整装置Uを実施形態1の場合と同様に組電池Eを加温する目的で使用することが出来る。
次に第二の制御パターンでは、第一の制御パターンとは反対に、第一スイッチSW1と第二スイッチSW2の両スイッチはオフ状態に制御され、第三スイッチSW3と第四スイッチSW4の両スイッチはオン状態に制御される。この場合、回路の結線状態は図5に示す(b)となり、温度調整装置Uを電圧変換器(いわゆる昇圧型DC−DCコンバータ)として使用できる。
図6を参照して電圧変換器として使用する場合の回路動作を簡単に説明する。
図6の(a)に示すように、CPU50によりNPNトランジスタTr1をオン状態に制御すると、図6の(a)において一点鎖線で示す経路で、組電池Eから電流Iaが流れ、インダクタLの作用により、この電流Iaは増加してゆく。このとき、インダクタLにエネルギーが蓄えられる。
次に、CPU50により、NPNトランジスタTr1をオン状態からオフ状態に切り替えると、図6の(b)のように、インダクタL、ダイオードD2を通り負荷RLへ電流Ibが流れる。このとき、電流Ibは減少してゆく。
すると、インダクタLは電流の減少を打ち消すべく、図6の(b)に示す極性で逆起電力を生じさせる。これにより、温度調整装置Uの出力電圧Voは組電池Eの電池電圧VEよりもインダクタLの逆起電力の大きさ分だけ昇圧される。
この動作を繰り返すことにより出力電圧Voに、組電池Eの電池電圧VEより高い電圧を出力することが出来る。尚、負荷RLと並列にコンデンサ等のフィルタ回路を設けて出力電圧Voを平滑化し使用することが一般的である。
また、上記動作をするとき、NPNトランジスタTr2は常時オフ状態でなければならない。ただし、スイッチング素子の種類によってはダイオードD2に電流が流れる時のみオンさせる同期整流の動作を取ることも可能である。
このように本実施形態の温度調整装置Uであれば、組電池Eを加温する本来的な使用は無論のこと、スイッチSW1〜SW4の簡単な切り替えで、昇圧型DC−DCコンバータとして使用することも可能となる。従って、携帯機器側に設けられる昇圧型DC−DCコンバータを温度調整装置U側に取り込むことが可能となり、温度調整装置Uを含む携帯機器全体の回路構成を簡素化することが可能となる。
また、図7にて示すように、負荷RLに替えて二次電池を接続してやれば昇圧型充電器(組電池Eが出力ラインM2に接続された二次電池を充電する)として使用することが出来る。
また負荷RLに替えて充電用電源を接続してやれば、充電用電源から組電池Eにライン(本発明の「充電電流供給ライン」)M2を通じて充電電流の供給が可能となり、温度調整装置Uを降圧型充電器として使用することも可能である。尚、降圧型として使用する場合には、NPNトランジスタTr1を常時オフ状態としておき、NPNトランジスタTr2を選択的に開閉してやればよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1では、電池群E1、E2を構成する単位二次電池の個数を同数(2個)としたが、図8に示すように両電池群E1、E2にて単位二次電池の個数を異ならせてもよく、また図9に示すように両電池群E1、E2とも単位二次電池の個数を単数にしてもよい。
(2)実施形態1では、本発明のスイッチング素子の一例としてNPN型のトランジスタを例示したが、FET(電界効果トランジスタ)による代用も可能である。
(3)実施形態1では、本発明の温度センサの一例としてサーミスタを例示したが、熱電対による代用も可能である。
(4)実施形態1、実施形態2では、本発明に係る温度調整装置Uを充電器側に設けた例を挙げたが、温度調整装置Uの設置場所は、充電器側に限定されるものではなく、携帯機器に内蔵することも可能である。このようにしておけば、外部電源不要のメリット、すなわち組電池Eそのものを電源とした上で、過充電/過放電を生じさせることなく組電池Eの加温動作を実行できる。
(5)実施形態1では、本発明に係る温度調整装置Uとして、組電池Eの電池温度に基づいて加温動作が自動的に実行される構成のものを例示したが、実施形態にて説明した加温動作がなんらかの形で実行されるものであれば本発明の適用範囲に含まれ、例えば、人の判断により加温動作を実行させる構成とすることも可能である。このような場合、図10にて示すように、開始スイッチ100を設け、人手によるスイッチ操作によりCPU50に加温動作を開始させる構成としてやればよい。また、加温動作の停止は人手による停止操作によるものの他、タイマ110により加温動作時間を計時して一定時間加温動作が行われたら自動停止させる構成とすることが可能である。
実施形態1に適用された温度調整装置Uの回路構成を示す図 サーミスタの結線を示す図 温度調整装置Uの加温動作を示す図 両NPNトランジスタTr1、Tr2の開閉タイミングを示すタイミングチャート図 実施形態2に適用された温度調整装置Uの回路構成を示す図 電圧変換原理を示す図 組電池の出力ラインに負荷に替えて二次電池/充電用の電源を接続した回路図 電池群の構成パターンを変えた使用例を示す図 同じく、電池群の構成パターンを変えた使用例を示す図 温度センサを廃止した場合の、温度調整装置の構成を示すブロック図
符号の説明
30…充放電回路
31…スイッチ回路
32…スイッチ回路
40…サーミスタ(本発明の「温度センサ」に相当)
50…CPU(本発明の「制御手段」に相当)
60…メモリ
D1…逆方向ダイオード
D2…逆方向ダイオード
E…組電池
E1…第一電池群
E2…第二電池群
PI…入力ポート(本発明の「入力部」に相当)
L…インダクタ
U…温度調整装置
Tr1…NPNトランジスタ(本発明の「スイッチング素子」に相当)
Tr2…NPNトランジスタ(本発明の「スイッチング素子」に相当)

Claims (6)

  1. 単数、或いは複数の単位二次電池よりなる電池群を一対、直列的に接続してなる組電池の各電池群に対して1対1の対応関係で設けられ、互いに直列的に接続された一対のスイッチング素子と、
    前記電池群同士の中間接続点と前記スイッチング素子同士の中間接続点を相互に接続するライン上に設けられるインダクタと、
    前記各スイッチング素子に対して並列的に設けられ、かつカソードを前記電池群の正極に接続し、アノードを前記電池群の負極に接続された一対の逆方向ダイオードと、
    前記スイッチング素子を開閉制御する制御手段と、を備えてなる温度調整装置を用いて、以下(a)〜(d)の各ステップを少なくとも含む加温動作を実行させ、前記組電池を加温させることを特徴とする温度調整方法。
    (a)前記制御手段により、一方のスイッチング素子をオン状態、他方のスイッチング素子をオフ状態に制御して、オンした一方側のスイッチング素子に対応する電池群より放電電流を流し、インダクタに磁気エネルギーを蓄積させるステップ。
    (b)オン状態にあった上記一方側のスイッチング素子をオフ状態に切り替えて、(a)のステップにてインダクタに蓄積した磁気エネルギーを、逆方向ダイオードを通じて放出させ他方側の電池群を充電させるステップ。
    (c)前記制御手段により、一方のスイッチング素子をオフ状態、他方のスイッチング素子をオン状態に制御して、(b)のステップにて充電された電池群より放電電流を流し、インダクタに磁気エネルギーを蓄積させるステップ。
    (d)オン状態にあった他方側のスイッチング素子をオフ状態に切り替えて、(c)のステップにてインダクタに蓄積した磁気エネルギーを、逆方向ダイオードを通じて放出させ(a)のステップにて放電した一方側の電池群を充電させるステップ。
  2. 前記組電池を構成する単位二次電池の電池温度が第一設定温度以下となることを条件に前記加温動作を開始させ、
    前記単位二次電池の電池温度が第一設定温度より高い第二設定温度以上となることを条件に、前記加温動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載の温度調整方法。
  3. 単数、或いは複数の単位二次電池よりなる電池群を一対、直列的に接続してなる組電池の温度調整装置であって、
    各電池群に対して1対1の対応関係で設けられ、互いに直列的に接続された一対のスイッチング素子と、
    前記電池群同士の中間接続点と前記スイッチング素子同士の中間接続点を相互に接続するライン上に設けられるインダクタと、
    前記各スイッチング素子に対して並列的に設けられ、かつカソードを前記電池群の正極に接続し、アノードを前記電池群の負極に接続された一対の逆方向ダイオードと、
    前記スイッチング素子を開閉制御して各電池群を選択的に充放電させることにより前記組電池の電池温度を一定温度以上に調整する加温動作を実行する制御手段と、を備えてなることを特徴とする組電池の温度調整装置。
  4. 前記組電池を構成する単位二次電池の電池温度を検出する温度センサを備えてなると共に、
    前記制御手段は前記温度センサの出力に基づいて前記単位二次電池の電池温度を検出し、
    検出した電池温度が第一設定温度以下となることを条件に前記加温動作を開始させ、
    検出した電池温度が第一設定温度より高い第二設定温度以上となることを条件に、前記加温動作を停止させることを特徴とする請求項3に記載の組電池の温度調整装置。
  5. 前記組電池の負極と前記スイッチング素子を接続するラインを第一並列ラインと定義し、前記組電池の正極と前記スイッチング素子を接続するラインを第二並列ラインと定義し、前記電池群同士の中間接続点と前記スイッチング素子同士の中間接続点を相互に接続する前記ラインを中間並列ラインと定義すると共に、
    前記第二並列ラインが、前記組電池より電力の供給を受ける負荷への出力ラインとなるものにおいて、
    前記中間並列ライン上において、前記インダクタと直列的、かつ前記インダクタよりも前記組電池に近い位置に設置される第一スイッチと、
    前記第二並列ライン上において、前記スイッチング素子から見て前記組電池に近い側に位置に設置される第二スイッチと、
    前記第二並列ライン上において、前記スイッチング素子から見て前記負荷に近い側に設置される第三スイッチと、
    前記第一スイッチと前記インダクタとの接続点と前記組電池の正極とを相互に接続する接続ライン上に設けられる第四スイッチとを備え、かつ、
    前記第一スイッチと前記第二スイッチをいずれもオン状態に制御し、前記第三スイッチと前記第四スイッチをいずれもオフ状態に制御する第一の制御パターンと、
    前記第一スイッチと前記第二スイッチをいずれもオフ状態に制御し、前記第三スイッチと前記第四スイッチをいずれもオン状態に制御する第二の制御パターンと、に前記各スイッチの開閉状態を切り替え制御可能としたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の組電池の温度調整装置。
  6. 前記組電池の負極と前記スイッチング素子を接続するラインを第一並列ラインと定義し、前記組電池の正極と前記スイッチング素子を接続するラインを第二並列ラインと定義し、前記電池群同士の中間接続点と前記スイッチング素子同士の中間接続点を相互に接続する前記ラインを中間並列ラインと定義すると共に、
    前記第二並列ラインが、前記組電池を充電させる充電用電源の充電電流供給ラインとなるものにおいて、
    前記中間並列ライン上において、前記インダクタと直列的、かつ前記インダクタよりも前記組電池に近い位置に設置される第一スイッチと、
    前記第二並列ライン上において、前記スイッチング素子から見て前記組電池に近い側に位置に設置される第二スイッチと、
    前記第二並列ライン上において、前記スイッチング素子から見て前記充電用電源に近い側に設置される第三スイッチと、
    前記第一スイッチと前記インダクタとの接続点と前記組電池の正極とを相互に接続する接続ライン上に設けられる第四スイッチとを備え、かつ、
    前記第一スイッチと前記第二スイッチをいずれもオン状態に制御し、前記第三スイッチと前記第四スイッチをいずれもオフ状態に制御する第一の制御パターンと、
    前記第一スイッチと前記第二スイッチをいずれもオフ状態に制御し、前記第三スイッチと前記第四スイッチをいずれもオン状態に制御する第二の制御パターンと、に前記各スイッチの開閉状態を切り替え制御可能としたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の組電池の温度調整装置。
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