JP2009140661A - 撚線導体 - Google Patents

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Abstract

【課題】19心の撚線から構成される複合撚線の撚線導体であって、その外形形状が略真円形状となる複合撚線の撚線導体を提供する。
【解決手段】1心の撚線からなる中心撚線11を設け、該中心撚線11の周囲を6心の撚線が覆い囲んで内層1Aを形成し、更に、その外周を12心の撚線が覆い囲んで外層1Bを形成する19心の撚線導体であって、前記撚線として、直径が異なる3種類の細径撚線2、中径撚線3、太径撚線4を用い、前記中心撚線11と内層1Aを構成する撚線は全て前記中径撚線13であり、外層1Bを構成する撚線として、前記中径撚線13よりも細い6心の前記細径撚線11と、前記中径撚線12よりも太い6心の前記太径撚線13を用いて、これらを周方向に交互に配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撚線導体に関するもので、詳しくは、電線等に使用されるもので、複数の素線導体を撚り合わせた(子撚りした)子撚導体を複数層に撚り合わせて(親撚して)形成された複合撚線の撚線導体に関するものである。
従来、電線等に使用される複合撚線の撚線導体を構成する各々の撚線として、一般的に、単線を素線導体として用い、この7心の素線導体を同心撚線配列で撚り合わせた(子撚りした)子撚導体が用いられている。この素線導体は、全て円形で、かつ、同一径で形成されているため、前記各撚線は、その断面の外形形状が略円形で、かつ、その最大外径は全て同一である。前記素線導体として銅線が主として用いられ、その銅線に、錫、ニッケル、銀をメッキしたものやアルミ線、各種合金線が使用される。
また、19心の子撚導体を、図4に示すように、同一方向に撚り合わせて(親撚りして)形成される複合撚線の撚線導体として、図5に示すような、複合撚線の撚線導体101が知られている。この撚線導体101は、中心の1心の撚線102を核として、その周囲を6心の撚線103が覆い囲んで内層を形成し、更に、その外周を12心の撚線104が覆い囲んで外層を形成する19心の同心撚り配列で配列されている。
上記従来技術の撚線102、103、104は、全て、断面の最外形形状が略円形で、かつ、その最大径が同一の子撚導体から形成されるため、撚線102、103、104で構成される19心の複合撚線の撚線導体101における外形形状は、図5に示すように、六角形状に近似した形状となり、丸形状に近似した形状とはならない。
また、複合撚線の撚線導体101は、一般的に、図5に示すように、外周部に絶縁材106を被覆した被覆線として、電線等に使用される。この被覆線の外形形状は、略真円形状であることが望まれている。一方、絶縁材106は、耐圧特性の点から複合撚線の撚線導体101の外周部に略均一に被覆されることが望ましい。したがって、複合撚線の撚線導体の外形形状は真円であることが望まれている。
また、石油を主成分とする絶縁材106の減量化は、資源の有効利用の観点からも大変重要であり、複合撚線の撚線導体の細径化や丸形化が要求されている。
しかし、前記のように複合撚線の撚線導体101の外形形状が六角形で、かつ、被覆線の外面形状を真円とすると、複合撚線の撚線導体101の外形形状が六角形の頂点部の近傍に位置する絶縁材106の厚みは薄く、六角形の辺部に至るほど厚くなり、絶縁材106の厚みが不均一となるという問題点が生じる。また、耐圧不良を防止するためには、前記六角形の頂点部に位置する絶縁材106の厚みを一定以上確保する必要がある。そのため、複合撚線の撚線導体101の中心からその頂点までの径よりも被覆線を細くすることができず、被覆線の細径化、軽量化には限界があるという問題点がある。
また、辺部に位置する絶縁材106の肉厚は、性能の観点からは過剰であるが、断面を真円とするためには必要であるため、絶縁材106の減量化にも限界が生じるという問題点がある。
また、複合撚線の撚線導体101の外形形状が六角形であると、被覆線を端末加工する時等において、被覆材106をストリップする際に複合撚線の撚線導体101を傷つける虞があるという問題点がある。
そこで、本発明は、外形形状が略真円形状となり、かつ、19心の撚線で構成される複合撚線の撚線導体を提供することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、1心の撚線からなる中心撚線を設け、該中心撚線の周囲を6心の撚線が覆い囲んで内層を形成し、更に、その外周を12心の撚線が覆い囲んで外層を形成する19心の撚線導体であって、
前記撚線として、直径が異なる3種類の細径撚線、中径撚線、太径撚線を用い、
前記中心撚線と内層を構成する撚線は全て前記中径撚線であり、
外層を構成する撚線として、前記中径撚線よりも細い6心の前記細径撚線と、前記中径撚線よりも太い6心の前記太径撚線を用いて、これらを周方向に交互に配置するとともに、前記内層を構成する6心の中径撚線における隣接する中径撚線の外面同士で形成される谷間部に前記太径撚線を配設したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記各撚線は、隣接する全ての撚線と接触することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記6心の細径撚線を、その中心が、前記中心撚線の中心と、内層を構成する6心の中径撚線の中心とを結んだ延長線上に位置するように配設し、
前記中心撚線の中心から前記細径撚線の最外縁端までの距離と、前記中心撚線の中心から前記太径撚線の最外縁端までの距離とが等しいことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2又は3記載の発明において、前記細径撚線及び中径撚線及び太径撚線は、7心又は19心の断面円形の素線導体を撚り合わせて形成した撚線であることを特徴とするものである。
本発明によれば、複合撚線の撚線導体の外形形状を略真円形状とし、かつ、各撚線を隣接する全ての撚線と接触させることができる。
また、前記従来技術の複合撚線の撚線導体101よりも最大外径を細くできる。
このように、複合撚線の撚線導体の外形が略真円形状で、かつ、上述のように、従来技術の複合撚線の撚線導体101よりも細径化できることにより、絶縁材の被覆の厚みを全周にわたって薄くでき、かつ、略均一化することができ、絶縁材を減量でき、コストを低減することができる。
また、複合撚線の撚線導体の外形形状を略真円形状とすることができることにより、被覆線を端末加工する時等において、被覆材をストリップする際に複合撚線の撚線導体を傷つける虞が低減し、歩留まりを向上することができる。
本発明を実施するための最良の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
図1乃至図3は、実施例1を示す。
図1は、本発明の複合撚線の撚線導体1の横断面図である。
前記複合撚線の撚線導体1は、細径撚線(撚線)2、中径撚線(撚線)3、太径撚線(撚線)4の3種類の撚線で構成されている。この3種類の撚線は、夫々子撚導体より形成され、該各子撚導体は、図1に示すように、複数の素線導体を撚り合わせて(子撚りして)形成されている。図2は、説明上から、前記各撚線2、3、4を、各々の素線導体を省略して表した略図である。
前記複合撚線の撚線導体1は、図1、図2に示すように、19心の子撚導体を、さらに撚り合わせて(親撚りして)形成されている。なお、子撚りと親撚りの撚り方向は、同一方向としてもよいし、逆方向としてもよい。
該複合撚線の撚線導体1は、中心に位置する1心の撚線(中心撚線)11を核として、その周囲を6心の撚線が覆い囲んで内層1Aを形成し、更に、その外周を12心の撚線が覆い囲んで外層1Bを形成する19心の同心撚り配列である。また、各撚線2、3、4は、隣接する他の全ての撚線2、3、4と軸方向のいずれかの部分において接触するように構成されている。
図2において、前記中心撚線11は、最大外径がdの撚線3である。以下これを、中径撚線3ともいう。前記内層1Aは、前記中心撚線11と同じ最大外径dの撚線、すなわち、中径撚線3の1種類の撚線のみで構成されている。
前記外層1Bは、中径撚線3より細い最大外径dの撚線2(以下、これを細径撚線2ともいう)と、中径撚線3より太い最大外径dの撚線4(以下、これを太径撚線4ともいう)の2種類の撚線で構成されている。該細径撚線2は、その中心が、中心撚線11の中心Aと内層1Aの中径撚線3の中心とを結んだ延長線上に位置するように配設され、太径撚線4は、細径撚線2の外面と細径撚線2の外面との間(つまり、内層1Aを構成する中径撚線3の外面と中径撚線3の外面とで形成される谷間部5)に配設されている。細径撚線2と太径撚線4は、図1、図2に示すように、周方向に交互に配設されている。
各撚線2、3、4は、隣接する全ての撚線2、3、4と軸方向のいずれかの部分において接触している。
また、複合撚線の撚線導体1の外形形状は、略真円形状、つまり、中心撚線11の中心Aから細径撚線2の最外縁端Bまでの距離L1と、中心撚線11の中心Aから太径撚線4の最外縁端Cまでの距離L3が略同一となるように形成されている。つまり、外層1Bを形成する全ての細径撚線2及び太径撚線4の最外縁端B、Cは、図1に示すように、中心撚線11の中心Aから細径撚線2の最外縁端Bまでの距離L1を半径とする略真円線の上に位置するように形成されている。
すなわち、各撚線2、3、4の外面は、その撚線2、3、4と隣接する全ての撚線2、3、4の外面と接触し、かつ、中心撚線11の中心Aから細径撚線2の最外縁端Bまでの距離L1と、中心撚線11の中心Aから太径撚線4の最外縁端Cまでの距離L3が同一となるように設定するものである。
前記細径撚線2は、図1に示すように、7心の素線導体を撚り合わした子撚導体より形成されている。該細径撚線2は、1心の細径線12を核として、その周囲を6心の細径線12が覆い囲むようにして構成されている。各細径線12は、隣接する他の全ての細径線12と接触するように構成されている。7心の細径線12は、全て略円形で、かつ、略同一径の素線導体より形成されているため、細径撚線2の断面形状は、図1に示すように、略真円形状となる。
前記中径撚線3は、図1に示すように、7心の素線導体を撚り合わした子撚導体より形成されている。該中径撚線3は、7心の中径線13で構成され、1心の中径線13を核として、その周囲を6心の中径線13が覆い囲んで構成されている。各中径線13は、隣接する他の全ての中径線13と接触するように構成されている。7心の中径線13は、全て略円形で、かつ、略同一径の素線導体より形成されているため、中径撚線3の断面形状は、図1に示すように、略真円形状となる。
前記太径撚線4は、図1に示すように、7心の素線導体を撚り合わした子撚導体より形成されている。該太径撚線4は、7心の太径線14で構成され、1心の太径線14を核として、その周囲を6心の太径線14が覆い囲んで構成されている。各太径線14は、隣接する他の全ての太径線14と接触するように構成されている。7心の太径線14は、全て略円形で、かつ、略同一径の素線導体より形成されているため、太径撚線4の断面形状は、図1に示すように、略真円形状となる。
前記細径線12、中径線13、太径線14の基となる素線導体としては、断面円形(丸形)の単線を用い、従来と同様に、銅線や該銅線に、錫、ニッケル、銀をメッキしたもの、或いはアルミ線、各種合金線が使用できる。
次に、前記撚線2、3、4の直径、すなわち、細径撚線2の最大外径d、中径撚線3の最大外径d、太径撚線4の最大外径dの関係について、図により説明する。
中心撚線11の中心Aから細径撚線2の最外縁端Bまでの距離L1は、
L1=d/2+d+d ・・・(1)となる。
従来技術のように外層の撚線が、図3の破線に示す中径撚線3である場合、中心撚線11(中径撚線3)の最外縁Dと外層の中径撚線3の最内縁Eとの距離L2は、
L2=2(cos30°−1/2)d・・・(2)
となる。
外層の中径撚線3を太径撚線4に変えると図3に示すように、太径撚線4の最内縁E’は中径撚線3の最内縁Eよりも外側に位置することになる。太径撚線4の最内縁E’と中径撚線3の最内縁Eとの差をαとする。なお、図3における太径撚線4の直径は、実際のものよりも大きくして、αが分るようにして図示してある。
中心撚線11の中心Aから太径撚線4の最外縁端Cまでの距離L3は、
L3=d/2+2(cos30°−1/2)d+α+d・・・(3)
となる。
複合撚線の撚線導体1の外形形状が、略真円形状、つまり、中心撚線11の中心Aから細径撚線2の最外縁端Bまでの距離と、中心撚線11の中心Aから太径撚線4の最外縁端Cまでの距離が同一となるのは、L1=L3であるので、式(1)、(3)より、
/2+d+d=d/2+(cos30°−1/2)d+α+d・・・(4)
となる。
細径撚線2の中心Fから直線ACへ垂線を下ろした位置Gとし直線FGの距離をL4とし、βを変数とすると、
L4=d/2+d/2−β ・・・(5)となり、中心撚線11の中心Aから細径撚線2の中心Fまでの距離L5とすると
sin30°=L4/L5
=(d/2+d/2−β)/(d/2+d+d/2)
より、
/2+d/2−β=(d/2+d+d/2)/2 ・・・(6)
となる。
実際の複合撚線の撚線導体1に使用する撚線2、3、4の直径は、5.0mm程度と細いことから、α、βは極微小で、加工精度よりも小さくなることから、α、βを零として近似でき、α、βを零として近似すると
式(4)、(6)より
=0.82137×d ・・・(7)
=1.08932×d ・・・(8)という関係式が得られ、このような関係が成り立つ細径撚線2、中径撚線3、太径撚線4を用いて複合撚線の撚線導体1を構成することにより、各撚線2、3、4は、隣接する全ての撚線2、3、4と軸方向のいずれかにおいて接触し、かつ、中心撚線11の中心Aから細径撚線2の最外縁端Bまでの距離と、中心撚線11の中心Aから太径撚線4の最外縁端Cまでの距離を同一とすることができる。
なお、撚線2、3、4は、前記のように、夫々7心の同一の素線導体より形成されているため、直径が(夫々の最大外径÷3)となる素線導体を用いることで、夫々の撚線2、3、4を形成することが出来る。
また、本願の複合撚線の撚線導体1の外径D1は、D1=2×L1であるので、式(1)より
D1=2×(d/2+d+d) ・・・(9)となり、この式(9)に式(7)を導入すると
D1=4.6427×d ・・・(10)となる。
一方、前記従来技術において、各撚線の直径をdと仮定した場合の複合撚線の撚線導体101の最大外径D2は、図5からも明らかなように、
D2=5×d ・・・(11)である。
従って、D1<D2となり、本願発明の複合撚線の撚線導体1は、従来技術の複合撚線の撚線導体101よりも、最大外径を小さくすることができることが分かる。
本願発明の複合撚線の撚線導体1は、上記の構造を有しているために、次のような作用、効果を奏する。
複合撚線の撚線導体1の外形形状を略真円形状とし、かつ、撚線2、3、4が隣接する全ての撚線2、3、4と軸方向の何れかの部分において接触させることができる。
複合撚線の撚線導体1の外形が略真円形状で、かつ、上述のように、従来技術の複合撚線の撚線導体101よりも細径化できることにより、絶縁材の被覆の厚みを薄くでき、かつ、略均一化することができ、絶縁材を減量でき、コストを低減することができる。
また、複合撚線の撚線導体の外形形状を略真円形状とすることができることにより、被覆線を端末加工する時等において、被覆材をストリップする際に複合撚線の撚線導体を傷つける虞が低減し、歩留まりを向上することができる。
撚線2、3、4が隣接する全ての撚線2、3、4と軸方向の何れかの部分において接触しているため、被覆材の撚線2、3、4内への落ち込みを少なく抑えることができる。
前記実施例1においては、細径撚線2、中径撚線3、太径撚線4を、夫々7心の素線導体を撚り合わした子撚導体より形成したが、夫々19心の素線導体を撚り合わした子撚導体より形成してもよい。
この3種類の子撚導体は、夫々3種類の素線導体より形成する。この3種類の素線導体の配列及びその直径の関係は、前記実施例1における複合撚線の撚線導体における3種類の子撚導体の配列及びその最大外径の関係と同等に設定する。この構成においても、19心の素線導体より形成される細径撚線、中径撚線、太径撚線の外形形状は、略真円形状となる。
その他の部材及び構成は、前記実施例1と同様に形成されているので、その説明を省略する。
また、本実施例2においても前記実施例1と同様の作用、効果を奏する。
本発明の複合撚線の撚線導体を示す横断面図。 本発明の複合撚線の撚線導体を説明するための略断面図で、各撚線の素線導体は省略されている。 本発明の複合撚線の撚線導体を説明するための略断面図。 従来技術の複合撚線の撚線導体の斜視図。 従来技術の複合撚線の撚線導体を絶縁材で被覆した被覆線の横断面図。
符号の説明
1 複合撚線の撚線導体
2 細径撚線(撚線)
3 中径撚線(撚線)
4 太径撚線(撚線)
5 谷間部
11 中心撚線
1A 内層
1B 外層

Claims (4)

  1. 1心の撚線からなる中心撚線を設け、該中心撚線の周囲を6心の撚線が覆い囲んで内層を形成し、更に、その外周を12心の撚線が覆い囲んで外層を形成する19心の撚線導体であって、
    前記撚線として、直径が異なる3種類の細径撚線、中径撚線、太径撚線を用い、
    前記中心撚線と内層を構成する撚線は全て前記中径撚線であり、
    外層を構成する撚線として、前記中径撚線よりも細い6心の前記細径撚線と、前記中径撚線よりも太い6心の前記太径撚線を用いて、これらを周方向に交互に配置するとともに、前記内層を構成する6心の中径撚線における隣接する中径撚線の外面同士で形成される谷間部に前記太径撚線を配設したことを特徴とする撚線導体。
  2. 前記各撚線は、隣接する全ての撚線と接触することを特徴とする請求項1記載の撚線導体。
  3. 前記6心の細径撚線を、その中心が、前記中心撚線の中心と、内層を構成する6心の中径撚線の中心とを結んだ延長線上に位置するように配設し、
    前記中心撚線の中心から前記細径撚線の最外縁端までの距離と、前記中心撚線の中心から前記太径撚線の最外縁端までの距離とが等しいことを特徴とする請求項1又は2記載の撚線導体。
  4. 前記細径撚線及び中径撚線及び太径撚線は、7心又は19心の断面円形の素線導体を撚り合わせて形成した撚線であることを特徴とする請求項1又は2又は3記載の撚線導体。
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