JP2009140363A - 情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】格納された情報を要求に応じて提供する情報処理装置において、各情報及び複数の情報の全体像把握を容易化すること。
【解決手段】格納されている記事情報を出力する電子掲示板サーバ1であって、記事情報の出力要求に応じて記事情報を取得する主制御部111と、格納されている情報に含まれる第1の情報と同第2の情報とを関連付ける記事関連抽出部113とを有し、記事関連抽出部113は、記事閲覧記録部112によって記録された閲覧記録情報に基づき、第1の情報と同第2の情報とが関連して取得されている場合に、第1の情報と第2の情報とを関連付けることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム及び記録媒体に関し、特に格納された情報を要求に応じて提供する情報処理装置における、各情報及び複数の情報の全体像把握に関する。
近年、BBS(Bulletin Board System)等の電子掲示板による情報共有が頻繁に行われている。電子掲示板を利用することにより、その利用者は任意の時間に情報を発信し若しくは情報を受信することが可能となる。従って、職務上のプロジェクトや組織において多人数の意思疎通が必要な場合や、遠隔地の利用者との意思疎通が必要な場合において、電子掲示板は特に有効な情報交換若しくは共有手段となる。
しかし、このような電子掲示板においては、膨大な情報が格納されることにより、情報が煩雑になる。その結果、重要な情報の判別や、情報の流れの把握等が困難となる。このような課題は、一のテーマについてある程度の情報が入力された段階での途中参加者等にとって特に問題となる。

煩雑になった情報の把握を容易化するため、情報をそのカテゴリごとに表示することや、時系列で表示すること等が一般的に行われている。しかし、様々な情報が入力される電子掲示板において、カテゴリの設定を適切に行うことは困難である。また、時系列の場合は必ずしも近い記事が内容的にも関連するとは限らない。
これらの問題について、電子掲示板情報の重要な情報をマークすることにより、重要な情報の把握を容易化する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の方法を用いることにより、容易に重要な情報を判別することができる。
また、電子掲示板において、情報の参照関係をツリー上に表す方法がある。このような電子掲示板において、大きくなった情報の木(ツリー)構造において、話題の切れ目を検出し、分割することを支援するものもある(例えば特許文献2参照)。特許文献2に記載の方法においては、一の親情報(参照される情報)が複数の子情報(ある情報を参照することにより生成されている情報)を有する場合において、それら子情報のうち、さらに子情報を有さない情報、即ち、他の情報から参照されていない情報は、議論の切れ目と判断し、情報抽出対象から除外する。
また、議論の筋道即ち情報の流れの把握を容易化する方法として、既に電子掲示板に入力されている情報を参照して他の情報を入力する場合に、元の情報に対する、意図を表す「賛成」「反対」などのキーワードを同時に入力する方法が提案されている(例えば特許文献3参照)。
特開2005−122226号公報 特開平9−106331号公報 特開平9−231040号公報
特許文献1に記載の方法においては、重要情報を容易に判別することが可能となるが、その判別手段となる情報は利用者が手動で行う必要がある。また、重要情報を判別することができるのみで、情報の流れを把握することは出来ない。また、特許文献2に記載の方法においては、一のツリー構造において主軸となる情報の流れを抽出することが可能となるが、同一のツリーにある記事が対象であり、他のツリー構造に属する情報間の関連付けを行うことはできない。即ち、元から設定されている参照関係のうちから、一の参照関係を抽出することしかできない。
また、特許文献3に記載の方法においては、「賛成」「反対」などのキーワードを利用者が入力する必要がある。また、話題の意図は必ずしも想定したキーワードとは限らず、また、キーワードの選択も情報入力者の任意であるため、情報の流れの把握に役立つキーワードが入力されるとは限らない。これらの課題は電子掲示板だけでなく、ウェブサイト上のコンテンツや、ウェブログ等においても同様に問題となり得る。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、格納された情報を要求に応じて提供する情報処理装置において、各情報及び複数の情報の全体像把握を容易化することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、格納されている情報を出力する情報処理装置であって、前記格納されている情報の出力要求を受信する出力要求受信部と、前記出力要求に応じて前記格納されている情報を取得する情報取得部と、前記格納されている情報に含まれる第1の情報と同第2の情報とを関連付ける情報関連付け部とを有し、前記情報関連付け部は、前記取得部による情報取得履歴を記録した情報取得履歴情報に基づき、前記第1の情報と同第2の情報とが関連して取得されている場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記関連付け部は、前記第1の情報と前記第2の情報とが、連続して取得されている場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の情報処理装置において、前記関連付け部は、前記第1の情報と前記第2の情報とが関連して取得された回数が所定回数以上の場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3いずれか1項に記載の情報処理装置において、前記情報取得履歴情報は、前記出力要求の発信元に関する情報と、前記出力要求の受信時間に関する情報とを含み、前記関連付け部は、前記第1の情報と前記第2の情報との出力要求の要求元が同一であり、前記第1の情報と前記第2の情報との前記出力タイミングの間隔が所定時間以内である場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の情報処理装置において、前記関連付け部は、前記第1の情報と前記第2の情報との関連付けにおいて、前記第1の情報と前記第2の情報との出力要求の受信時間の時系列順に関する情報を記録することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至3いずれか1項に記載の情報処理装置において、前記出力要求受信部は、ネットワークを介して前記出力要求を受信し、前記出力要求の発信元は前記ネットワークを介した前記出力要求の発信に際して前記情報処理装置との間にセッションを確立し、前記情報取得履歴情報は、前記出力要求の発信元が前記出力要求を発信する際の前記セッションに関する情報を有し、前記関連付け部は、前記セッションに関する情報に基づき、前記第1の情報と前記第2の情報との出力要求が同一若しくは関連するセッションにおいて受信されている場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6いずれか1項に記載の情報処理装置において、前記格納されている情報の一部または全部の一覧情報を出力する一覧情報出力部を更に有し、前記一覧情報出力部は、前記情報関連付け部によって関連付けられた情報の関連性に基づいて前記一覧情報を生成することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7いずれか1項に記載の情報処理装置において、前記出力要求に応じて前記格納されている情報を出力する情報出力部を更に有し、前記情報出力部は、前記第1の情報を出力する場合に、当該第1の情報に加えて当該第1の情報に関連付けられている第2の情報に関する情報を出力することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の情報処理装置において、前記情報出力部は、前記第1の情報に加えて当該第1の情報に関連付けられている前記第2の情報の出力要求を発信するための機能に関する情報を出力することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の情報処理装置において、前記情報出力部は、前記第1の情報に加えて当該第1の情報に関連付けられている前記第2の情報を出力することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10いずれか1項に記載の情報処理装置において、前記格納されている情報の重要度を決定する重要度決定部を有し、前記情報関連付け部は、前記第1の情報及び前記第2の情報のうち少なくとも一方の重要度に基づいて前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の情報処理装置において、前記重要度決定部は、前記情報取得履歴情報に基づき、夫々の情報の取得回数に基づいて前記重要度を決定することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の情報処理装置において、前記格納されている情報の重要度を決定する重要度決定情報を取得する重要度決定情報取得部を更に有し、前記重要度決定部は、前記格納されている情報が含む前記重要度決定情報の数に基づいて前記重要度を決定する事を特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項1乃至13いずれか1項に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、ネットワークを介して電子掲示板を提供する電子掲示板サーバであり、前記情報関連付け部は、前記情報取得履歴情報のうち、前記取得部によって既に取得されている情報の再取得に係る情報取得履歴に基づき、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項1乃至13いずれか1項に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、ネットワークを介してコンテンツを提供するコンテンツサーバであり、前記コンテンツは、その情報の種類に応じて複数の階層で構成されており、前記情報関連付け部は、前記情報取得履歴情報のうち、前記複数の階層において所定階層以下のコンテンツの情報取得履歴に基づき、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、格納されている情報を出力する情報処理方法であって、前記格納されている情報の出力要求を受信し、前記出力要求に応じて前記格納されている情報を取得し、前記情報の取得態様を記録した情報取得履歴情報に基づき、前記第1の情報と同第2の情報とが関連して取得されている場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、制御プログラムであって、請求項16に記載の情報処理方法を情報処理装置に実行させることを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明は、記録媒体であって、請求項17に記載の制御プログラムを情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする。
本発明によれば、格納された情報を要求に応じて提供する情報処理装置において、各情報及び複数の情報の全体像把握を容易化することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施形態に係る情報処理システムのシステム構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システムは、電子掲示板サーバ1、クライアント装置2〜6を有する。本実施形態においては、電子掲示板サーバ1がネットワークAに属し、クライアント装置2、3が共通のネットワークBに属し、クライアント装置4〜6が共通のネットワークCに属する。また、ネットワークA、ネットワークB及びネットワークCはインターネット回線等の通信回線網Dにより接続されている。ここで、ネットワークAは、例えば本実施形態に係る電子掲示板サービスを提供するサービス利用者のオフィスLAN(Local Area Network)であり、ネットワークB、Cは、クライアント装置を介して電子掲示板サービスを利用するユーザのLANである。
本実施形態に係る情報処理システムにおいては、電子掲示板サーバ1がウェブサービス等により電子掲示板を提供する。即ち、電子掲示板サーバ1は、電子掲示板機能により入力、格納された情報の入出力を処理する情報処理装置である。ユーザは、クライアント装置2〜6を操作することにより通信回線網Dを介して電子掲示板サーバ1にアクセスし、電子掲示板情報をダウンロードすることにより取得する。そして、クライアント装置2〜6の表示手段に表示された電子掲示板を利用し若しくはクライアント装置2〜6の入力手段を操作することによって記事情報を入力する。ユーザによってクライアント装置2〜6において電子掲示板に入力された記事情報は、通信回線網Dを介して電子掲示板サーバ1に入力され格納される。これにより、他のクライアント装置からでも、新たに格納された情報を参照することが可能となる。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る電子掲示板サーバ1について説明する。図2は、本実施形態に係る電子掲示板サーバ1の全体構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る電子掲示板サーバ1は、コントローラ100、記事データベース101、ディスプレイパネル102及びネットワークI/F103を有する。また、コントローラ100は、主制御部111、記事閲覧記録部112、記事関連抽出部113、入出力制御部114及び操作表示制御部115を有する。
記事データベース101は、本実施形態に係る電子掲示板サーバ1が提供する電子掲示板に入力された記事情報が格納されたデータベースである。図3を参照して、本実施形態に係る記事データベース101に格納されている情報の例を説明する。図3は、本実施形態に係る記事データベース101に格納されている情報の例を示す図である。図3に示すように、本実施形態に係る記事データベース101には、夫々の記事情報を一意に識別するID、記事のタイトル、記事が入力された日付、記事を入力したユーザである作成者、記事のカテゴリ、その記事が参照している記事である親記事、その記事を参照している子記事及び本文の情報が格納されている。
記事データベース101においては、IDは、夫々の記事が記事データベース101に格納された順に割り振られる。また、記事データベース101に示す作成者情報としては、ユーザのハンドルネーム、ログインID及びクライアント装置のネットワークアドレスが用いられる。このように記事情報を管理することにより、電子掲示板サーバ1が提供する電子掲示板においては、日付順、カテゴリ順、記事参照ツリー等で記事を表示することができる。
カテゴリは分類の一観点であるので、カテゴリ上は分かれていても別観点でみれば類似するもの、近いもの、連続してみた方が便利なものがある。例えば、“開発項目”のカテゴリでは“XX機能の検討”という記事を親とし、以下では“ZZという機能を使うとよい”というようにZZ機能に関する議論がなされている。その後、“ZZの問題点”という記事が投稿され、これに関連して会議が行なわれ、その議事録として“10/17議事録”という記事が投稿されている。すると、“XX機能の検討”、“ZZ機能を使うとよい”、“ZZの問題点”という記事と、“10/17議事録”という記事は、関連した内容であるにも関わらず、カテゴリが別になってしまう。従って、事情を知らない人、途中参加の人がみる場合には、両記事を関連づけてみることができない。またこれらは関係するということを、例えば人手で本文に書くなどの作業が必要となる。
また、図3の例では、“開発項目”のカテゴリにおいて、ZZ機能に関する議論のうち、“使い方がわからない”という投稿に対して“マニュアル置きました”という投稿がある。“マニュアル”のカテゴリにZZ機能に関するマニュアルが“ZZの機能”として投稿されている。この例では“使い方がわからない”に対して、実際にマニュアルが投稿されているが、カテゴリが別カテゴリであるため、別々の場所に記事がおかれ、そのように表示されてしまう。この例では、マニュアルを置くとともに、“マニュアル置きました”という投稿によって知らせ、投稿者によってはマニュアルへのリンクや場所の明記をすることもありうるが、そのまま別カテゴリにおいて終わってしまうこともある。
また、途中参加者からみれば、“使い方がわからない”といった投稿は途中の議論上ででてきた話であり、見る必要度は低く、“ZZの機能”として投稿されたマニュアルを確認すれば良い。しかしながら、そのような関連付けがなければ、途中参加者もすべての議論をおって把握する必要があり、把握に非常に時間がかかることとなった。このような課題に対して、カテゴリではなく、時系列で見るという手もあるが、図3に示すように、他の関係ない投稿もあるため、困難な作業となり得る。本実施形態においては、これら夫々の記事を閲覧する前段階の一覧ページや、一の記事を閲覧する際のページの余剰部などに、他の関連する記事や他の関連する記事を示唆する情報を表示することにより、記事の内容把握や記事の全体把握を助ける。
ディスプレイパネル102は、電子掲示板サーバ1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが電子掲示板サーバ1を直接操作し若しくは電子掲示板サーバ1に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。尚、電子掲示板サーバ1はネットワークを介して電子掲示板を提供することを主な機能とするため、ディスプレイパネル102を省略することも可能である。ネットワークI/F103は、電子掲示板サーバ1がネットワークAを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM(Read Only Memory)や不揮発性メモリ並びにHDD(Hard Disk Drive)や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU(Central Processing Unit)の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、電子掲示板サーバ1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部111は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。入出力制御部114は、ネットワークI/F103を介して入力される信号や命令を主制御部111に入力する。また、主制御部111は、入出力制御部114を制御し、ネットワークI/F103及びネットワークAを介して他の装置にアクセスする。操作表示制御部115は、ディスプレイパネル102に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル102を介して入力された情報を主制御部111に通知する。
記事閲覧記録部112は、記事データベース101に格納されている各記事情報が、クライアント装置2〜6を介してダウンロードされた日時等、即ち記事データベース101に格納されている記事情報の閲覧に関する情報(記事閲覧情報)を記録する。記事閲覧記録部によって記録される記事閲覧情報は、記事データベース101において、格納されている各記事に関連付けて記録される。その他、記事データベース101とは異なる他のデータベースに記録されても良い。
図4を参照して、本実施形態に係る記事閲覧記録部112によって記録される記事閲覧情報の例を説明する。図4は、本実施形態に係る記事閲覧情報を示す図である。図4に示すように、本実施形態に係る記事閲覧情報として、記事を閲覧したユーザ、記事が閲覧された日時、閲覧された記事のID、閲覧された記事のタイトル及び閲覧時において当該記事が未読であったか既読であったかの情報が格納されている。電子掲示板の閲覧状況の記録は、アクセスログ等を取得する既存技術で実現可能である。即ち、本実施形態に係る記事閲覧記録部112は、コントローラ100が記事データベース101から記事情報を取得した履歴の情報である情報取得履歴情報の記録部として機能する。
図4においては、記事を閲覧したユーザに基づいて各記事閲覧情報がソートされた状態となっている。ここで、本実施形態に係る記事閲覧情報のユーザ情報は、ユーザのハンドルネーム、ログインID及びクライアント装置のネットワークアドレス等、電子掲示板の記事の閲覧を要求したユーザ若しくはそのクライアント装置の端末を特定する情報等、電子掲示板の記事の要求元を特定する情報が用いられる。また、本実施形態に係る記事閲覧情報の日時は、ユーザがクライアント装置2〜6を介して該当する記事情報をダウンロードした日時、即ち、ユーザが記事の閲覧を開始した日時である。
記事関連抽出部113は、記事閲覧記録部112によって記録された記事閲覧情報に基づき、記事データベース101に格納されている記事情報の関連付けを行う。即ち、記事関連抽出部113は、情報関連付け部として機能する。本実施形態に係る記事関連抽出部113は、図4に示す記事閲覧情報に基づき、同じユーザが連続して閲覧したと思われる記事を判断し、その記事間に関連があるとして関連付けを行い、記事閲覧遷移情報を生成する。即ち、記事関連抽出部113は、記事データベース101に格納されている情報のうち、関連して取得されている複数の情報を関連付ける。
図5を参照して、本実施形態に係る記事閲覧遷移情報について説明する。図5に示すように、本実施形態に係る記事閲覧遷移情報は、遷移元の記事のID、遷移後の記事のID、その記事間で遷移が行われた回数(遷移カウント)及びその記事間における関連性の有無に関する情報を有する。即ち、本実施形態に係る記事閲覧遷移情報は、遷移元の閲覧タイミングと遷移先の閲覧タイミングとの時系列順に関する情報を記録している。記事関連抽出部113によって生成された記事閲覧遷移情報は、記事データベース101若しくは記事関連抽出部113が管理する他の記憶領域に格納される。記事関連抽出部113による記事閲覧遷移情報の生成処理については後に詳述する。
次に、本実施形態に係る情報処理システムにおいて、クライアント装置2〜6が電子掲示板サーバ1にアクセスして電子掲示板を利用する基本的な動作に付いて説明する。図6は、本実施形態に係る情報処理システムにおける電子掲示板の提供において、クライアント装置が電子掲示板の情報を閲覧する動作を示すシーケンス図である。図6においては、クライアント装置2が電子掲示板を利用する場合を例として説明するが、クライアント装置3〜6においても同様である。図6に示すように、ユーザがクライアント装置2を操作することにより、クライアント装置2が電子掲示板サーバ1に対して、電子掲示板の一覧ページを要求する(S601)。クライアント装置2が送信した要求信号は、電子掲示板サーバ1においてネットワークI/F103を介して入出力制御部114が受信する。入出力制御部114は、受信した一覧ページの要求信号を主制御部111に転送する(S602)。即ち、ここでは、入出力制御部114及び主制御部111が一覧ページの出力要求を受信する出力要求受信部として機能する。
一覧ページの要求信号を受信すると、主制御部111は、記事データベース101から一覧ページの情報を取得する(S603)。即ち、主制御部111が一覧ページの情報を取得する情報取得部として機能する。図7に電子掲示板の一覧ページの例を示す。図7に示すように、本実施形態に係る電子掲示板の一覧ページは、夫々の記事をカテゴリ別に分けて表示する。また、親記事、子記事の参照関係は、図7に示すように“<−”の記号とインデントによって示される。図3においても確認できる通り、本実施形態に係る電子掲示板においては、カテゴリとして「開発項目」、「マニュアル」、「議事録」が設定されている。尚、本実施形態においては、主制御部111が記事データベース101から一覧ページを取得するが、主制御部111が一覧ページを保持していても良い。この場合、記事データベース101が更新される度に主制御部111が保持する一覧ページも更新される。
主制御部111は、一覧ページの情報を取得すると、取得した一覧ページ情報を、クライアント装置2を宛先として入出力制御部114に送信する(S604)。入出力制御部114は、クライアント装置2に一覧ページを転送する(S605)。即ち、ここでは主制御部111及び入出力制御部114が一覧情報出力部として機能する。一覧ページを受信したクライアント装置2は、受信した一覧ページをディスプレイモニタ等の表示部に表示する(S606)。ユーザは、クライアント装置2を操作し、表示された記事の一覧から閲覧する記事を選択する。ユーザが記事を選択すると、クライアント装置2は、電子掲示板サーバ1に対して選択された記事の情報を要求する(S607)。クライアント装置2が送信した要求信号は、電子掲示板サーバ1においてネットワークI/F103を介して入出力制御部114が受信する。入出力制御部114は、受信した記事の要求信号を主制御部111に転送する(S608)。
記事情報の要求信号を受信すると、主制御部111は、記事データベース101から該当する記事情報を取得し(S609)、当該記事情報をクライアント装置2を宛先として入出力制御部114に送信する(S610)。入出力制御部114は、主制御部111から受信した記事情報をクライアント装置2に転送する(S611)。即ち、ここでは主制御部111及び入出力制御部114が情報出力部として機能する。記事情報を受信したクライアント装置2は、受信した記事をディスプレイモニタ等の表示部に表示する(S612)。また、主制御部111は、入出力制御部114に記事情報を送信した後、記事閲覧記録部112に、記事閲覧情報の記録を指示する(S613)。記事閲覧情報の記録指示を受信した記事閲覧記録部112は、記事データベース101に記事閲覧情報を記録する(S614)。ここで記録される記事閲覧情報は図4において説明した情報である。
S614において記録される情報のうち、記事が閲覧された日時の情報は、例えばS607においてクライアント装置2が記事の要求信号を送信し若しくは入出力制御部114が記事の要求信号を受信した日時、S608において入出力制御部114が要求を転送し若しくは主制御部111が要求の転送を受信した日時、S609において主制御部111が記事情報を取得した日時、S610において主制御部111が記事情報を送信し若しくは入出力制御部114が記事情報を受信した日時、S611において入出力入出力制御部114が記事情報を転送し若しくはクライアント装置2が記事情報を受信した日時、S612においてクライアント装置2が記事情報を表示した日時のいずれかが用いられる。
図8は、本実施形態に係る情報処理システムにおける電子掲示板の提供において、クライアント装置が電子掲示板情報を入力する動作を示すシーケンス図である。ユーザがクライアント装置2を操作することにより、クライアント装置2が電子掲示板サーバ1に対して、電子掲示板の記事入力ページを要求する(S801)。クライアント装置2が送信した要求信号は、電子掲示板サーバ1においてネットワークI/F103を介して入出力制御部114が受信する。入出力制御部114は、受信した記事入力ページの要求信号を主制御部111に転送する(S802)。
主制御部111は、記事入力ページの要求を受信すると、記事入力ページ情報を、クライアント装置2を宛先として入出力制御部114に送信する(S803)。入出力制御部114は、クライアント装置2に記事入力ページ情報を転送する(S804)。記事入力ページ情報を受信したクライアント装置2は、受信した記事入力ページ情報に基づき、記事入力ページをディスプレイモニタ等の表示部に表示する(S805)。ユーザは、クライアント装置2を操作し、表示された記事入力ページにおいて記事情報を入力する。クライアント装置2は、入力された記事情報を電子掲示板サーバ1に対して送信する(S806)。クライアント装置2が送信した記事情報は、電子掲示板サーバ1においてネットワークI/F103を介して入出力制御部114が受信する。入出力制御部114は、受信した記事情報を主制御部111に転送する(S807)。
新規に入力された記事情報を受信した主制御部111は、当該記事情報を記事データベース101に格納する(S808)。また、主制御部111は、新たな記事情報の格納に伴い、電子掲示板の一覧ページを更新して記事データベース101に格納する(S809)。更に、主制御部111は、更新した一覧ページを、クライアント装置2を宛先として入出力制御部114に送信する(S810)。入出力制御部114は、クライアント装置2に一覧ページ情報を転送する(S811)。一覧ページを受信したクライアント装置2は、受信した一覧ページをディスプレイモニタ等の表示部に表示する(S812)。
このような情報処理システムにおいて、電子掲示板サーバ1が提供する電子掲示板の各記事間における関連性の抽出が本実施形態の要旨となる。図7において説明したように、一般的な電子掲示板においては、記事のカテゴリ別に参照関係を加味して記事の一覧ページを表示することが行われる。この他、入力された記事を時系列に表示すること等も行われる。本実施形態においては、記事関連抽出部113が記事閲覧記録部112によって記録された情報に基づいて記事間の関連性を判断し、その判断結果に基づいて関連情報を生成する。これにより、記事のカテゴリや作成日時に限らず、ユーザによる実際の閲覧態様に即した記事の関連性に基づいて一覧ページを表示することが可能となる。また、夫々の記事を表示する際に、記事関連抽出部113が生成した関連情報に基づいて、表示対象の記事に関連する記事も表示することにより、表示中の記事の内容理解を助けることができる。
図9を参照して、記事関連抽出部113による関連情報の生成動作について説明する。図9は、記事関連抽出部113による関連情報の生成動作を示すフローチャートである。関連情報の生成に際して、記事関連抽出部113は、先ず図4に示す記事閲覧情報から一のユーザの閲覧記録を抽出する(S901)。このとき、すべての閲覧記録を抽出しても良いし、所定期間以内の閲覧記録を抽出しても良い。次に、記事関連抽出部113は、抽出した閲覧記録のうち、最もアクセス日時の古い情報を前情報として読み込む(S902)。そして、記事関連抽出部113は、読み込んだ前情報の次に古い閲覧記録があるか否か確認する(S903)。次に古い閲覧記録がある場合(S903/YES)、次に古い閲覧記録を後情報として読み込む(S904)。そして、記事関連抽出部113は、前情報のアクセス日時と後情報のアクセス日時を参照し、そのアクセス日時の間隔が所定時間以内か否か確認する(S905)。
前情報のアクセス日時と後情報のアクセス日時の間隔が所定時間以内である場合(S905/YES)、記事関連抽出部113は、前情報の記事から後情報の記事へ連続して記事を閲覧(以降、連続した記事の閲覧を記事の遷移とする)したと判断し、読み込み中の前情報の記事から後情報の記事への遷移カウントをインクリメントする(S906)。本実施形態において記事関連抽出部113は、前情報のアクセス日時と後情報のアクセス日時の間隔が3時間以内である場合に、両者が連続して閲覧されたと認識する。そして、現在後情報として読み込んでいる閲覧記録を、前情報として読み込み(S907)、S903からS907の処理を繰り返す。
S903において、読み込んでいる前情報の次に古い閲覧記録がない場合(S903/NO)、記事関連抽出部113は、図4に示す記事閲覧情報において閲覧者となっている全ユーザについての閲覧記録解析が完了した否か確認する(S908)。全ユーザの解析が完了していない場合、(S908/NO)、記事関連抽出部113は、対象ユーザを変更し(S910)、S901からの処理を繰り返す。他方、全ユーザの解析が完了した場合(S908/YES)、記事関連抽出部113は遷移カウントが所定数以上の遷移情報について、図5に示すように関連性を“有”とマークし(S909)、処理を終了する。本実施例においては、遷移カウント数が2以上の遷移情報について関連性を“有”とする。このような処理により、図5に示す記事閲覧遷移情報が生成される。
図5に示すように、本実施形態に係る電子掲示板においては、ID2の記事を閲覧した後ID7の記事を閲覧することが複数回行われている。また、ID7の記事を閲覧した後にID3の記事を閲覧することが複数回行われている。更に、ID3の記事を閲覧した後にID5の記事を閲覧することが複数回行われている。従って、記事閲覧遷移情報を参照した主制御部111は、ID2、7、3、5の記事がこの順番通りに閲覧される(遷移する)ことが多いと判断する。このような判断に基づき、主制御部111は、記事の遷移順に一覧ページを生成する。図10は、本実施形態に係る記事遷移順の一覧ページを示す図である。図10に示すように、記事遷移順の一覧ページにおいては、記事の遷移関係を“−>”の記号とインデントによって示している。このように、記事の遷移順に一覧ページを生成することにより、記事のカテゴリや参照関係若しくは入力日付によって制限されることなく一覧ページを生成することが可能となる。これにより、電子掲示板における情報の流れのユーザによる把握を助けることが可能となる。
このような遷移順の一覧ページと図7において説明したカテゴリ別、参照別の一覧ページとは、ユーザの指示によって適宜使い分けられる。例えば、図6のS601において、ユーザはクライアント装置2を操作し、カテゴリ・参照別の一覧ページか、閲覧遷移順の一覧ページかを選択する。クライアント装置2は、電子掲示板サーバ1への一覧ページの要求において、カテゴリ参照別の一覧ページか閲覧遷移順の一覧ページかを指定して、一覧ページを要求する。また、図6のS606においてカテゴリ・参照別の一覧ページが表示された後、ユーザがクライアント装置2を操作することにより、閲覧遷移順の一覧ページを再度要求しても良い。
また、記事関連抽出部113の記事閲覧遷移情報を参照することにより、図6のS612において各記事を表示する際の利便性を向上することも可能である。図11は、本実施形態に係る記事表示において、タイトルが“ZZの問題点”である記事(ID:3)を表示する際の例を示す図である。図11に示すように、タイトルが“ZZの問題点”である記事(ID:3)を表示する際、記事閲覧遷移情報を参照することにより、次に多く閲覧されている記事、当該記事から遷移することが多い記事を同時に表示することにより、記事として入力されている情報の理解を助けることができる。図5に示すように、IDが3の記事から遷移することが多いのはIDが5の記事である。従って、本実施形態においては、IDが3の記事を表示する際に、IDが5の記事(タイトル:“10/17議事録”)をその下に表示する。これにより、情報の流れの把握や情報の理解を助けることができる。
尚、図11に示すように、表示対象の記事を太枠で示し、それに関連する記事(図11においては、タイトルが“10/17議事録”の記事)を細枠で表示することにより、表示対象の記事と情報補完用である関連記事との判別を容易にすることが可能となる。以上説明したように、本実施形態に係る情報処理システム及び電子掲示板サーバにより、各記事の情報及び複数記事の情報の全体像把握を容易化することができる。
尚、上記の説明においては、記事関連抽出部113は、記事閲覧遷移情報の生成において、図4に示す記事閲覧情報のすべてを用いる例を説明した。この他、図4に示す未読/既読の情報を参照し、既読記事の閲覧のみ参照するようにしても良い。即ち、記事関連抽出部113は、主制御部111が既に記事データベース101から既に一度取得している記事情報の再取得に係る場合のみ、記事閲覧遷移情報の生成において用いるようにしても良い。未読記事の場合は、カテゴリの構造や日付順で記事の閲覧順が決まるため、電子掲示板のデータの構造に依存するが、既読記事について再度閲覧している場合は、記事の内容や流れからいって必要な記事の順に読むものと思われる。従って、記事関連抽出部113による記事閲覧遷移情報の生成において、既読記事のみを参照することにより、記事閲覧遷移情報の信頼性を向上することが可能となる。
また、上記の説明においては、図5に示す記事閲覧遷移情報の生成において、遷移元と遷移先とを夫々別個に記録する例を説明した。これにより、ユーザがどのような順番で記事を閲覧しているかを記録し、一覧ページの生成に反映することが可能となる。この他、遷移元か遷移先かを問わず、遷移関係のある記事について関連性をカウントするようにしても良い。これにより、例えばIDが3の記事からIDが5の記事へ遷移した遷移情報とIDが5の記事からIDが3の記事へ遷移した遷移情報とがある場合等、遷移元と遷移先とが入れ替わっている遷移情報がある場合において、夫々が異なる遷移情報として認識されるのではなく、同一の遷移情報としてそれらニつの記事がより強い関連性を有するものとして認識することが可能となる。
また、上記の説明においては、図11において説明したように、表示対象の記事に加えて、当該記事から遷移することの多い記事を関連記事として同時に表示する例を説明した。これにより、遷移の前例が多い記事として次に閲覧すべき記事を示すことができる。この他、図11のように記事の内容を示す態様の他、遷移先の記事へのリンク等、次に表示すべき記事を表示するための機能を明示するようにしても良い。これにより、例えばリンクとして表示する場合は、ユーザはそのリンクをクリックすることにより遷移先の記事を閲覧することができるため、上記と同等の効果を得ることができる。
また、上記の説明においては、図11に示すように、表示対象の記事に加えて、当該記事から遷移することの多い記事を関連記事として同時に表示する例を説明した。この他、図12に示すように、表示対象の記事が遷移先の記事となる遷移元の記事も同時に表示するようにしても良い。図5に示すように、タイトルが“ZZの問題点”であるIDが3の記事の前に閲覧されることが多い記事は、タイトルが“ZZの機能”であるIDが7の記事である。従って、図12に示すように、“ZZの問題点”が表示対象である場合は、その上に“ZZの機能”の記事を表示することにより、情報の流れの把握をより容易とすることが可能となる。この場合においても、遷移元の記事を細枠で示すことにより、表示対象の記事との判別を容易にすることが可能となる。
また、上記の説明においては、図9のS905において、記事関連抽出部113は、前情報のアクセス日時と後情報のアクセス日時の間隔が3時間以内である場合に両者が連続して閲覧されたと判断する例を説明した。この3時間という設定はユーザが任意に変更することが可能である。アクセス日時の間隔の閾値は、電子掲示板の閲覧状況の傾向に基づいて設定されることが好ましい。この他、例えば電子掲示板の閲覧に際してセッションの確立やログイン等の処理を設け、一のセッション若しくは一のログインにおいて閲覧された複数の記事を関連性のある記事としてマークしても良い。このような場合、図4において説明した記事閲覧情報に上記セッションに関する情報を含めると共に、記事関連抽出部113が閲覧記録のセッションが同一若しくは関連するセッションか否かを確認することによって、記事閲覧の遷移を判断することが可能となる。
また、上記の説明においては、図9において説明したように、電子掲示板サーバ1の記事関連抽出部113が、記事閲覧記録部112が記録した記事閲覧情報に基づいて図5に示す記事閲覧遷移情報を生成する例を説明した。また、上記の説明においては、記事関連抽出部113が生成した記事閲覧遷移情報に基づいて主制御部111が図10に示す一覧ページを生成し、若しくは一の記事を表示させる際に当該記事に関連する他の記事を同時に表示させる例を説明した。これらの機能は、上記説明したように電子掲示板サーバ1に実装することにより、クライアント装置2〜6には特に変更を加えることなく実現可能である。この他、例えば電子掲示板サーバ1からクライアント装置2〜6にダウンロードされるソフトウェア・プログラムの形式により、上記説明した機能をクライアント装置2〜6側に持たせることも可能である。
例えば、図6のS601〜S605において、電子掲示板サーバ1からクライアント装置2に一覧ページがダウンロードされる際、記事閲覧遷移情報、当該情報に基づいて図10に示す一覧ページを生成する機能を実現するソフトウェア・プログラム、並びに図11に示すように関連記事を表示する機能を実現するソフトウェア・プログラムが同時にダウンロードされるようにする。また、クライアント装置2は、ダウンロードにより取得した記事閲覧遷移情報に基づいて、図10に示す一覧ページを生成し、表示部に表示することができる。また、クライアント装置2は、図6のS607において、ユーザによって指定された記事を電子掲示板サーバ1に要求する際、記事閲覧遷移情報に基づいて関連性のある記事を抽出し、抽出された記事も同時に要求する。これにより、図11に示すように、表示対象の記事に加えて関連性のある記事を同時に表示することが可能となる。
また、クライアント装置2〜6は、電子掲示板サーバ1から記事閲覧遷移情報を取得する場合の他、自身で記事閲覧遷移情報を生成することも可能である。例えば、図6のS604、S605において、一覧ページが電子掲示板サーバ1からクライアント装置2に送信される際、図9において説明した記事関連抽出部113の機能を実現するソフトウェア・プログラム及び図4において説明した記事閲覧情報をも同時に送信する。これにより、クライアント装置2は、ダウンロードにより取得した記事関連抽出部113の機能により、同じくダウンロードによって取得した記事閲覧情報に基づいて記事閲覧遷移情報を生成することが可能となる。このような態様により、上記説明した電子掲示板サーバ1の機能を夫々のクライアント装置2〜6において実行することにより、電子掲示板サーバ1の処理量を軽減することが可能となる。
また、上記の説明においては、図9において説明したように、夫々のユーザ毎に閲覧記録を抽出し、夫々の閲覧日時が所定時間以内か否かで記事閲覧の遷移を判断する例を説明した。この他、すべての閲覧記録について、ユーザが同一か否か及び閲覧日時が所定時間以内か否かにより、記事閲覧の遷移を判断しても良い。
実施の形態2.
実施の形態1においては、電子掲示板の閲覧状況に基づいて記事の関連性を判断する例を説明した。本実施例においては、更に記事の重要性も判断する例を説明する。尚、実施の形態1と同様の符号を付す構成については実施の形態1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。図13は、本実施形態に係る電子掲示板サーバ1の全体構成を示すブロック図である。図13に示すように、本実施形態に係る電子掲示板サーバ1は、記事重要度抽出部116を有することが実施の形態1における例と異なる。
記事重要度抽出部116は、図4において説明した記事閲覧情報に基づいて記事の重要度を判別する。本実施形態に係る記事重要度抽出部116は、記事データベース101に格納されている記事の閲覧回数に基づいて記事の重要度を判別し、記事重要度情報を生成する。図14を参照して、本実施形態に係る記事重要度情報について説明する。図14に示すように、本実施形態に係る記事重要度情報は、閲覧された記事のID、その記事の閲覧回数及びその記事が重要記事であるか否かのフラグに関する情報を有する。記事重要度抽出部116によって生成された記事重要度情報は、記事データベース101若しくは記事重要度抽出部116が管理する他の記憶領域に格納される。
次に、図15を参照して、本実施形態に係る記事重要度抽出部116による記事重要度情報の生成動作について説明する。図15は、記事重要度抽出部116による記事重要度情報の生成動作を示すフローチャートである。記事重要度情報の生成に際して、記事重要度抽出部116は、先ず図4に示す記事閲覧情報から一の記事の閲覧記録を抽出する(S1501)。ここで、抽出する閲覧記録は全閲覧記録であっても良いし、過去所定期間内の閲覧記録であっても良い。抽出する閲覧記録を過去所定期間以内の記録に絞ることにより、現状の閲覧状況に即した重要度判定を行うことができる。次に、記事重要度抽出部116は、抽出した記事の閲覧記録の数をカウントし(S1502)、そのカウント数が所定数以上であれば(S1503/YES)、その記事を重要記事としてマークする(S1504)。即ち、図14に示す重要フラグの項目を“YES”とする。本実施形態においては、閲覧回数が5回以上の記事を重要記事とする。
S1501において抽出した記事の閲覧カウントが所定数に満たない場合(S1503/NO)、記事の重要度は特に処理されず、図14に示すように重要フラグは“NO”となる。一の記事の閲覧記録カウント(S1502)及び重要記事か否かの判定(S1503)が、記事閲覧情報として格納されている全記事について完了したら(S1505/YES)、処理を終了する。他方、またカウント及び重要度判定を行っていない記事があれば(S1505/NO)、判定対象記事を変更し(S1506)、S1501からの処理を繰り返す。このような処理により、図14に示す記事重要度情報が生成される。
次に、本実施形態に係る記事重要度情報の活用態様について説明する。本実施形態に係る記事重要度情報は、電子掲示板の内容理解を助けるために用いられる。図6のS606において、クライアント装置2に電子掲示板の一覧ページが表示された後、クライアント装置2はユーザの操作に従い、電子掲示板サーバ1に対して重要記事ページを要求する。クライアント装置2から重要記事ページの要求を受信した電子掲示板サーバ1では、主制御部111が記事重要度情報及び記事閲覧遷移情報に基づいて重要記事ページを生成する。図16を参照して、本実施形態に係る重要記事ページの生成動作について説明する。
電子掲示板サーバ1が重要記事ページの要求を受信すると、主制御部111は、記事重要度情報を参照し、重要記事としてマークされている記事の1つを読み込む(S1601)。本実施形態においては、IDが3の記事が重要記事として抽出される。次に、主制御部111は、記事閲覧遷移情報を参照し、S1601において読み込んだ重要記事のIDが記事閲覧遷移情報に含まれるか否か確認する(S1602)。本実施形態においては、IDが3の記事は、遷移元ID及び遷移先IDのいずれにも含まれている。このように、読み込んだ重要記事のIDが記事閲覧遷移情報に含まれている場合(S1602/YES)、関連する記事を抽出する(S1603)。本実施形態においては、ID5の記事及びID3の記事が関連記事として抽出される。他方、読み込んだ重要記事のIDが記事閲覧遷移情報に含まれていなければ(S1602/NO)、そのまま次のステップに進む。
その後、記事重要度情報において重要記事としてマークされている記事がまだあれば(S1604/NO)、対象の重要記事を変更し(S1605)、S1601からの処理を繰り返す。他方、全重要記事の解析が完了した場合(S1604/YES)、主制御部111は重要記事ページを生成し(S1606)、クライアント装置2に送信して処理を終了する。これにより、クライアント装置2の表示部に重要記事ページが表示される。
図17を参照して、本実施形態に係る重要記事ページについて説明する。図17に示すように、重要記事ページにおいては、重要記事としてマークされているタイトルが“ZZの問題点”の記事(ID:3)を表示すると共に、当該記事に関連するタイトルが“10/17議事録”の記事(ID:5)及び“ZZの機能”の記事(ID:7)も同時に表示する。これにより、電子掲示板において重要な記事及びその記事の理解を助ける記事を容易に表示させることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理システム及び電子掲示板サーバにより、電子掲示板において重要な記事及を容易に抽出すると共に、その情報の理解を容易化することが可能となる。尚、上記の説明においては、図14において説明したように、閲覧回数が所定回数以上の記事を重要記事としてマークする例を説明した。即ち、記事重要度情報には、夫々の記事が重要記事であるか否かのみを記録する例を説明した。この他、閲覧回数及び記事の重要度に段階を設け、その段階に沿って記事の重要度を設定しても良い。例えば、記事の重要度を“高”、“中”及び“低”の3段階に分別し、閲覧回数が0〜3回の場合は重要度を“低”、4〜6回の場合は重要度を“中”、7回以上の場合は重要度を“高”とする等の態様が考えられる。
また、上記の説明においては、図14に示すように重要記事としてマークされている記事が1つのみであり、図17に示すように、当該記事及び当該記事に関連する記事を重要記事ページとして表示する例を説明した。この他、重要記事としてマークされている記事が複数ある場合は、どの重要記事及びそれに関連する記事に基づいて重要記事ページを生成するかユーザが選択可能としても良いし、すべての重要記事及びそれに関連する記事により重要記事ページを生成しても良い。また、夫々の重要記事において、関連する記事の数をカウントし、関連する記事の数が多い重要記事を最重要記事として重要記事ページの生成対象としても良いし、図14において説明した記事重要度情報における閲覧回数が最も多い記事を最重要記事として重要記事ページの生成対象としても良い。
また、上記の説明においては、閲覧回数に基づいて重要記事を判定する例を説明した。この他、所定のキーワードに基づいて記事の本文や記事に含まれる情報を検索し、所定のキーワードの出現頻度に基づいて記事の重要度を判断しても良い。記事の重要度判断に用いるキーワードは、ユーザがクライアント装置を操作することにより入力しても良いし、電子掲示板サーバ1において予め定められているキーワードを用いても良い。このような場合、記事重要度抽出部が重要度決定情報取得部として機能する。
実施の形態3.
実施の形態1においては、電子掲示板の閲覧状況に基づいて記事の関連性を判断する例を説明した。また、実施の形態2においては、記事の重要性も判断する例を説明した。本実施形態においては、ユーザの手動による記事の関連性の設定を上記記事の関連性及び記事の重要性により支援する例を説明する。尚、実施の形態2と同様の符号を付す構成については実施の形態2と同一又は相当部を示し、説明を省略する。本実施形態に係る電子掲示板サーバ1は、実施の形態2の図13において説明した構成と同様の構成を有する。
本実施形態に係る情報処理システムは、図6のS606におけるクライアント装置2の表示部への電子掲示板の一覧ページ表示や、S612における記事ページの表示に特徴を有する。図18は、本実施形態に係るクライアント装置の表示部における一覧ページの表示態様を示す図である。本実施形態に係る主制御部111は、図8のS809等において一覧ページを更新する際、図5において説明した記事閲覧遷移情報及び図14において説明した記事重要度情報を参照し、重要記事の情報及びその関連記事の情報を加味して一覧ページを生成する。具体的には、図18に示すように、重要記事には“◎”で示す記号201を、関連記事には“○”で示す記号202、203を夫々付して示す。これにより、ユーザは電子掲示板における重要記事及びそれに関連する記事を容易に認識することが可能となる。
更に、本実施形態に係る電子掲示板の一覧ページは、ユーザが手動で記事間の関連性を設定する関連性入力部204、205を有する。ユーザはクライアント装置2においてマウスやキーボード等の入力デバイスを操作することにより、関連付けを行いたい記事のIDを関連性入力部204、205に入力する。これにより、関連付けを行うべき記事のIDがクライアント装置2から電子掲示板サーバ1に送信され、記事関連抽出部113によって記事閲覧遷移情報に記録される。
図18は、本実施形態に係るクライアント装置の表示部における記事ページの表示態様を示す図である。本実施形態に係る主制御部111は、例えば、図6のS610等において記事情報を送信する際、図5において説明した記事閲覧遷移情報及び図14において説明した記事重要度情報を参照し、重要記事の情報及びその関連記事の情報を加味して記事ページを生成する。具体的には、図19に示すように、表示対象の記事の内容と共に記事の一覧を表示し、重要記事には“◎”で示す記号301を、関連記事には“○”で示す記号302、303を夫々付して示す。これにより、ユーザは電子掲示板における重要記事及びそれに関連する記事を容易に認識することが可能となる。
更に、本実施形態に係る電子掲示板の記事ページは、ユーザが手動で記事間の関連性を設定する関連性入力部304を有する。ユーザはクライアント装置2においてマウスやキーボード等の入力デバイスを操作することにより、現在表示中の記事に関連付けたい記事のIDを関連性入力部304に入力する。これにより、関連付けを行うべき記事のIDがクライアント装置2から電子掲示板サーバ1に送信され、記事関連抽出部113によって記事閲覧遷移情報に記録される。このような処理により、図5に示す記事閲覧遷移情報の信頼性を向上し、主制御部111による図10に示すような本実施形態に係る一覧ページの生成若しくは、図11、図12に示すような記事ページの表示をより効果的に行うことが可能となる。
本実施形態に係る記事の関連付けの操作においては、記事重要度情報及び記事閲覧遷移情報に基づき、図18に示すように、重要記事及びそれに関連する記事を明示する。従って、ユーザはそれらの情報を参照して関連付けを設定することができるため、容易に関連付けの設定を行うことができる。即ち、電子掲示板サーバ1がユーザによる手動の関連付け設定操作を支援することが可能となる。
尚、図18、図19に示すような記事の一覧ページに加えて、図20に示すように、記事重要度情報に夫々の記事のタイトルを加えた情報を表示しても良い。また、図21に示すように、記事閲覧遷移情報に夫々の記事のタイトルを加えた情報を表示しても良い。これにより、さらにユーザによる関連性の入力判断を支援することが可能となる。
実施の形態4
実施の形態1乃至3においては、電子掲示板の提供に際して関連性の判断や重要度の判断を行う例を説明した。しかしながら、上記説明した機能は、電子掲示板に限らず、様々なウェブサービスに適用可能である。本実施形態においては、上記説明した夫々の機能をウェブページやウェブログに適用する例を説明する。尚、実施の形態1乃至3と同様の符号を付す構成については実施の形態1乃至3と同一又は相当部を示し、説明を省略する。図22は、本実施形態に係る情報処理システムのシステム構成を示す図である。図22に示すように、本実施形態に係る情報処理システムは、図1に示す情報処理システムの電子掲示板サーバ1に換えてコンテンツサーバ7を有する。
図23は、本実施形態に係るコンテンツサーバ7の全体構成を示すブロック図である。図23に示すように、本実施形態に係るコンテンツサーバ7は、図2に示す電子掲示板サーバ1の記事閲覧記録部112に換えてコンテンツ閲覧記録部117を有する。また記事関連抽出部113に換えてコンテンツ関連抽出部118を有する。更に、記事データベース101に換えてコンテンツデータベース104を有する。コンテンツデータベース104は、コンテンツサーバ7が提供するウェブコンテンツの情報が格納されたデータベースである。本実施形態に係るコンテンツは、ウェブサイトであり、図3において説明した電子掲示板の記事と同様にコンテンツデータベース104に格納されている。図24(a)、(b)を参照して、本実施形態に係るコンテンツであるウェブサイトについて説明する。図24(a)は、本実施形態に係るコンテンツの一覧ページ(トップページ)である。図24(a)に示すように、本実施形態に係るコンテンツのトップページは、夫々のコンテンツが階層に基づいて表示されている。また、図24(b)は、本実施形態に係るコンテンツの1つがクライアント装置2〜6の表示部に表示された状態を示す図である。
コンテンツ閲覧記録部117は、実施の形態1における記事閲覧記録部112と同様に、クライアント装置2〜6によるコンテンツの閲覧状況を記録する。図25を参照して、本実施形態に係るコンテンツ閲覧記録部117によって記録されるコンテンツ閲覧情報の例を説明する。図25は、本実施形態に係るコンテンツ閲覧情報を示す図である。図25に示すように、本実施形態に係るコンテンツ閲覧情報として、コンテンツを閲覧したユーザ、コンテンツが閲覧された日時(アクセス日時)、閲覧されたコンテンツのID及び閲覧されたコンテンツのタイトルの情報が格納されている。図25においては、コンテンツを閲覧したユーザに基づいて各コンテンツ閲覧情報がソートされた状態となっている。また、本実施形態に係るコンテンツ閲覧記録部117は、コンテンツ閲覧情報の記録において、ウェブブラウザにおいて直前に表示していたウェブページを表示する「戻る」機能によって閲覧された記録は除外される。これにより、ユーザが主体的にページを閲覧した記録のみを蓄積することが可能となる。
コンテンツ関連抽出部118は、実施の形態1における記事関連抽出部113と同様に、コンテンツ閲覧情報に基づいてコンテンツデータベース104に格納されたコンテンツの関連付けを行い、関連情報としてコンテンツ閲覧遷移情報を生成する。図26を参照して、本実施形態に係るコンテンツ閲覧遷移情報について説明する。図26に示すように、本実施形態に係るコンテンツ閲覧遷移情報は、遷移元のコンテンツのID、遷移後のコンテンツのID、そのコンテンツ間で遷移が行われた回数(遷移カウント)及びそのコンテンツ間における関連性の有無に関する情報を有する。コンテンツ関連抽出部118によって生成されたコンテンツ閲覧遷移情報は、コンテンツデータベース104若しくはコンテンツ関連抽出部118が管理する他の記憶領域に格納される。コンテンツ関連抽出部118によるコンテンツ閲覧遷移情報の生成処理については後に詳述する。
本実施形態に係るウェブサイトの提供態様は、実施の形態1の図6において説明した態様と略同様であり、クライアント装置2〜6の影響に応じてコンテンツサーバ7が一覧ページや各コンテンツページを送信する。このような情報処理システムにおいて、コンテンツサーバ7が提供するコンテンツ間の関連性の抽出が本実施形態の要旨となる。図24(a)において説明したように、一般的なウェブサイトにおいては、コンテンツ提供者が設定したリンクの階層に従って内容が表示される。本実施形態においては、コンテンツ関連抽出部118がコンテンツ閲覧記録部117によって記録された情報に基づいてコンテンツ間の関連性を判断し、その判断結果に基づいて関連情報を生成する。これにより、実際のウェブサイトの閲覧状況に即したコンテンツの関連性を見出すことが可能となる。
図27を参照して、コンテンツ関連抽出部118による関連情報の生成動作について説明する。図27は、コンテンツ関連抽出部118による関連情報の生成動作を示すフローチャートである。関連情報の生成に際して、コンテンツ関連抽出部118は、先ず図25に示すコンテンツ閲覧情報から一のユーザの閲覧記録を抽出する(S2701)。このとき、抽出される閲覧記録は、図24(a)に示すサイトの階層構造において、最下層に配置されるコンテンツの閲覧記録のみである。また、S2701において、すべての閲覧記録を抽出しても良いし、所定期間以内の閲覧記録を抽出しても良い。次に、コンテンツ関連抽出部118は、抽出した閲覧記録のうち、最もアクセス日時の古い情報を前情報として読み込む(S2702)。そして、コンテンツ関連抽出部118は、読み込んだ前情報の次に古い閲覧記録があるか否か確認する(S2703)。次に古い閲覧記録がある場合(S2703/YES)、次に古い閲覧記録を後情報として読み込む(S2704)。そして、コンテンツ関連抽出部118は、前情報のアクセス日時と後情報のアクセス日時を参照し、そのアクセス日時の間隔が所定時間以内か否か確認する(S2705)。
前情報のアクセス日時と後情報のアクセス日時の間隔が所定時間以内である場合(S2705/YES)、コンテンツ関連抽出部118は、前情報のコンテンツから後情報のコンテンツへの遷移を認定し、読み込み中の前情報のコンテンツから後情報のコンテンツへの遷移カウントをインクリメントする(S2706)。本実施形態においてコンテンツ関連抽出部118は、前情報のアクセス日時と後情報のアクセス日時の間隔が3時間以内である場合に、両者が連続して閲覧されたと認識する。そして、現在後情報として読み込んでいる閲覧記録を、前情報として読み込み(S2707)、S2703からS2707の処理を繰り返す。
S2703において、読み込んでいる前情報の次に古い閲覧記録がない場合(S2703/NO)、コンテンツ関連抽出部118は、図25に示すコンテンツ閲覧情報において閲覧者となっている全ユーザについての閲覧記録解析が完了した否か確認する(S2708)。全ユーザの解析が完了していない場合、(S2708/NO)、コンテンツ関連抽出部118は、対象ユーザを変更し(S2710)、S2701からの処理を繰り返す。他方、全ユーザの解析が完了した場合(S2708/YES)、コンテンツ関連抽出部118は遷移カウントが所定数以上の遷移情報について、図26に示すように関連性を“有”とマークし(S2709)、処理を終了する。本実施例においては、遷移カウント数が2以上の遷移情報について関連性を“有”とする。このような処理により、図26に示すコンテンツ閲覧遷移情報が生成される。
本実施形態においては、上記説明したように、図24(a)に示すサイトの階層構造において、最下層に配置されるコンテンツ間の遷移を判定する。これは、一般的なウェブサイトにおいて、情報が格納されたコンテンツ(情報ページ)はサイト構成の最下層に配置され、上層のコンテンツはそれらコンテンツのインデックスページであること等による。この他、夫々のコンテンツにインデックスページか情報ページかを示すフラグを設け、このフラグに基づいてS2701における抽出対象とするか否かを判断しても良い。また、最下層のコンテンツのみならず、複数階層からならウェブサイトの階層構造において、所定の階層以下のコンテンツを参照するようにしても良い。
このような処理により、ウェブサイトの階層構造に限らずコンテンツ間の関連性を見出すことが可能となる。図28は、本実施形態に係るコンテンツ閲覧遷移情報に基づき、ウェブサイトのトップページにコンテンツ間の関連性を明示する例を示す図である。コンテンツサーバ7がクライアント装置2〜6の要求に応じてトップページを送信する際、主制御部111はコンテンツ関連抽出部118が生成したコンテンツ閲覧遷移情報に基づき、図28に示すように矢印401を表示して関連する二のコンテンツを明示するようにトップページを修正する。これにより、ユーザは、ウェブサイトがクライアント装置の表示部に表示された際に、関連するコンテンツを容易に認識することが可能となる。
図29は、本実施形態に係るコンテンツページにおいて表示対象のコンテンツに関連するコンテンツへのリンクを追加する例を示す図である。図29に示すように、ウェブサイトに含まれるコンテンツの1つを表示する際に、当該コンテンツに関連するコンテンツへのリンク等、次に表示すべき記事を表示するための関連項目表示部402を設ける。これにより、例えばリンクとして表示する場合は、ユーザは、表示中のコンテンツに関連するコンテンツが存在することを容易に認識することが可能であると共に、そのリンクをクリックすることにより関連するコンテンツを容易に閲覧することができる。
また、図30は、本実施形態に係るコンテンツページにおいて表示対象のコンテンツに関連するコンテンツを同時に表示する例を示す図である。図30に示すように、ウェブサイトに含まれるコンテンツの1つを表示する際に、当該コンテンツに関連するコンテンツの情報を関連項目403として表示する。これにより、表示中のコンテンツの内容理解を助けることができる。また、当該コンテンツの後に閲覧すべきコンテンツを明示することができるため、ウェブサイトの内容の全体の理解を助けることができる。尚、関連するコンテンツの全情報を表示する場合の他、コンテンツの情報の抄録を表示するようにしても良い。
以上、説明したように、実施の形態1〜3の情報処理システムは、電子掲示板の提供の他、ウェブサイトやウェブログの提供においても適用することが可能であり、同等の効果を得ることが可能となる。尚、上記の説明においては、一サイト内のコンテンツの関連付けについて説明したが、複数サイトが組み合わさった上位レベルのサイトの場合にも適用することが可能であり、上記と同等の効果を得ることが可能である。
また、上記の説明においては、図26に示すコンテンツ閲覧遷移情報の生成において、遷移元と遷移先とを夫々別個に記録する例を説明したが、実施の形態1と同様に、遷移元か遷移先かを問わず、遷移関係のあるコンテンツについて関連性をカウントするようにしても良い。また、上記の説明においては、図27のS2705において、コンテンツ関連抽出部118は、前情報のアクセス日時と後情報のアクセス日時の間隔が3時間以内である場合に両者が連続して閲覧されたと判断する例を説明したが、実施の形態1と同様に、この3時間という設定はユーザが任意に変更することが可能である。また、実施の形態1と同様に、例えばウェブサイトの閲覧に際してセッションの確立やログイン等の処理を設け、一のセッション若しくは一のログインにおいて閲覧された複数のコンテンツを関連性のある記事としてマークしても良い。
また、上記説明したコンテンツサーバ7の主制御部111、コンテンツ閲覧記録部117及びコンテンツ関連抽出部118によって機能が実現される態様の他、実施の形態1と同様に、コンテンツサーバ7からクライアント装置2〜6にダウンロードされるソフトウェア・プログラムより、上記説明した機能をクライアント装置2〜6において実現することも可能である。
また、上記の説明においては、図9において説明したように、夫々のユーザ毎に最下層コンテンツの閲覧記録を抽出し、夫々の閲覧日時が所定時間以内か否かで記事閲覧の遷移を判断する例を説明した。この他、すべての閲覧記録について、ユーザが同一か否か、対象コンテンツが最下層か否か及び閲覧日時が所定時間以内か否かを判断することにより、記事閲覧の遷移を判断しても良い。
本発明の実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電子掲示板サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る記事データベース101に格納されている情報の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る記事閲覧情報に含まれる情報の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る記事閲覧遷移情報に含まれる情報の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係る電子掲示板の一覧ページを示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係る記事閲覧遷移情報の生成動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る記事閲覧遷移情報に基づいて表示された一覧ページを示す図である。 本発明の実施の形態に係る記事閲覧遷移情報に基づいて表示された記事ページを示す図である。 本発明の実施の形態に係る記事閲覧遷移情報に基づいて表示された記事ページを示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る電子掲示板サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施の形態に係る記事重要度情報に含まれる情報の例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る記事重要度情報の生成動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る記事重要度情報に基づく関連記事の抽出動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る記事重要度情報に基づいて表示された重要記事ページを示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る記事重要度情報に基づいて表示された一覧ページを示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る記事重要度情報に基づいて表示された記事ページを示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る記事重要度情報に含まれる情報の例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る記事閲覧遷移情報に含まれる情報の例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るコンテンツサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施の形態に係るコンテンツの内容の例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るコンテンツ閲覧情報に含まれる情報の例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るコンテンツ閲覧遷移情報に含まれる情報の例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るコンテンツ閲覧遷移情報の生成動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係るコンテンツ閲覧遷移情報に基づいて表示されたトップページを示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るコンテンツ閲覧遷移情報に基づいて表示されたコンテンツページを示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るコンテンツ閲覧遷移情報に基づいて表示されたコンテンツページを示す図である。
符号の説明
1 電子掲示板サーバ
2、3、4、5、6 クライアント装置
7 コンテンツサーバ
100 コントローラ
101 記事データベース
102 ディスプレイパネル
103 ネットワークI/F
104 コンテンツデータベース
111 主制御部
112 記事閲覧記録部
113 記事関連抽出部
114 入出力制御部
115 操作表示制御部
116 記事重要度抽出部
117 コンテンツ閲覧記録部
118 コンテンツ関連抽出部
201、202、203 記号
204 関連性入力部
301、302、303 記号
304 関連性入力部
401 矢印
402 関連項目表示部
403 関連項目

Claims (18)

  1. 格納されている情報を出力する情報処理装置であって、
    前記格納されている情報の出力要求を受信する出力要求受信部と、
    前記出力要求に応じて前記格納されている情報を取得する情報取得部と、
    前記格納されている情報に含まれる第1の情報と同第2の情報とを関連付ける情報関連付け部とを有し、
    前記情報関連付け部は、前記取得部による情報取得履歴を記録した情報取得履歴情報に基づき、前記第1の情報と同第2の情報とが関連して取得されている場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする、情報処理装置。
  2. 前記関連付け部は、前記第1の情報と前記第2の情報とが、連続して取得されている場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記関連付け部は、前記第1の情報と前記第2の情報とが関連して取得された回数が所定回数以上の場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報取得履歴情報は、前記出力要求の発信元に関する情報と、前記取得した情報の出力タイミングに関する情報とを含み、
    前記関連付け部は、前記第1の情報と前記第2の情報との出力要求の要求元が同一であり、前記第1の情報と前記第2の情報との前記出力タイミングの間隔が所定時間以内である場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする、請求項1乃至3いずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記関連付け部は、前記第1の情報と前記第2の情報との関連付けにおいて、前記第1の情報と前記第2の情報との出力要求の受信時間の時系列順に関する情報を記録することを特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記出力要求受信部は、ネットワークを介して前記出力要求を受信し
    前記出力要求の発信元は前記ネットワークを介した前記出力要求の発信に際して前記情報処理装置との間にセッションを確立し、
    前記情報取得履歴情報は、前記出力要求の発信元が前記出力要求を発信する際の前記セッションに関する情報を有し、
    前記関連付け部は、前記セッションに関する情報に基づき、前記第1の情報と前記第2の情報との出力要求が同一若しくは関連するセッションにおいて受信されている場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする、請求項1乃至3いずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記格納されている情報の一部または全部の一覧情報を出力する一覧情報出力部を更に有し、
    前記一覧情報出力部は、前記情報関連付け部によって関連付けられた情報の関連性に基づいて前記一覧情報を生成することを特徴とする、請求項1乃至6いずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記出力要求に応じて前記格納されている情報を出力する情報出力部を更に有し、
    前記情報出力部は、前記第1の情報を出力する場合に、当該第1の情報に加えて当該第1の情報に関連付けられている第2の情報に関する情報を出力することを特徴とする、請求項1乃至7いずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報出力部は、前記第1の情報に加えて当該第1の情報に関連付けられている前記第2の情報の出力要求を発信するための機能に関する情報を出力することを特徴とする、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報出力部は、前記第1の情報に加えて当該第1の情報に関連付けられている前記第2の情報を出力することを特徴とする、請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 前記格納されている情報の重要度を決定する重要度決定部を有し、
    前記情報関連付け部は、前記第1の情報及び前記第2の情報のうち少なくとも一方の重要度に基づいて前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする、請求項1乃至10いずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記重要度決定部は、前記情報取得履歴情報に基づき、夫々の情報の取得回数に基づいて前記重要度を決定することを特徴とする、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記格納されている情報の重要度を決定する重要度決定情報を取得する重要度決定情報取得部を更に有し、
    前記重要度決定部は、前記格納されている情報が含む前記重要度決定情報の数に基づいて前記重要度を決定する事を特徴とする、請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 前記情報処理装置は、ネットワークを介して電子掲示板を提供する電子掲示板サーバであり、
    前記情報関連付け部は、前記情報取得履歴情報のうち、前記取得部によって既に取得されている情報の再取得に係る情報取得履歴に基づき、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする、請求項1乃至13いずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記情報処理装置は、ネットワークを介してコンテンツを提供するコンテンツサーバであり、
    前記コンテンツは、その情報の種類に応じて複数の階層で構成されており、
    前記情報関連付け部は、前記情報取得履歴情報のうち、前記複数の階層において所定階層以下のコンテンツの情報取得履歴に基づき、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする、請求項1乃至13いずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 格納されている情報を出力する情報処理方法であって、
    前記格納されている情報の出力要求を受信し、
    前記出力要求に応じて前記格納されている情報を取得し、
    前記情報の取得履歴を記録した情報取得記履歴情報に基づき、前記第1の情報と同第2の情報とが関連して取得されている場合に、前記第1の情報と前記第2の情報とを関連付けることを特徴とする、情報処理方法。
  17. 請求項16に記載の情報処理方法を情報処理装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
  18. 請求項17に記載の制御プログラムを情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013037423A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Video Research:Kk 情報生成サーバ及び情報生成方法
JP2015148990A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 Necフィールディング株式会社 管理システム、端末装置、情報管理方法、及び情報管理プログラム
JP2017068410A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

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